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悲しいかな人生😂

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自由人
11/09/22 19:05(最終更新日時)

この頃、クラッシックや音楽を
一人しみじみと聴くことが増えた。

美しい曲が琴線に触れて
とめどなく、理由もなく涙が出る。

小さい頃、ピアノを習ってた。
でも、心に響く美しい曲を自ら作る才能はない。
作れたとしても♯や♭のつかないものだけ。
才能がないから、好きな曲だけは弾けるように
一生懸命練習した。
それでも難しい曲を弾くには、才能に限界があった。

運動。
大の苦手で走るのはいつもビリ。
恐ろしく足が遅かった。
足の遅さは大人になった今でも残念に思う。

勉強。
できない方ではなかった。
でも人の何倍も努力して、やっとこさできる方だと言えた。
怠けたらたちまち最下層になる。

人に癒しを与える何かを生み出せる才能が全くない。
できることはいつも何かに心を込めることだけ。
人に優しくするくらいのこと。
誰でもできる、簡単なことだ。

そうやって自分に無能を感じながら
死ぬまで平凡に生きていくんだろうな。

自らを癒す何かを求めながら。
世の中のほんの少しでも役に立ちたいと思いながら。

私は何のために生まれてきたんだろう。
こんな無能の私でも
許されて生きている。
何の才能もない自分が悔しい。
才能を授かる崇高な人間に早くなりたいものだ。
どれだけの苦悩を味わったら、
そんなものが与えられるのだろう。

結局、ひた向きな努力を永遠と続けていった者にだけ
人知れず与えられることが許されるものなんだろうな。

美しい音を出して人を癒せたら...
そんな楽器にさえなれない。

それでもいつか、
こんな風に未熟すぎる自分と
諦めることを受け入れながら、
たくさんの喜怒哀楽を経験して

次の次の次のそのまた次の来世あたりで
きっと多くの人を癒せる美しい曲を作っている。
そうなれていることを信じて
この世の生を必死に全うしよう。