寂しがり屋さんの恋愛相談でよくある内容

更新日 2017/09/20 07:03

寂しがり屋さんは依存体質ぎみ

寂しがり屋さんは総じて恋愛中にその症状を悪化させます。それは「束縛」や「嫉妬」「疑惑」といった形であなたを混乱させ、常に相手の愛情が欲しいと感じ、相手をうんざりさせてしまうようです。

そんな寂しがり屋さんが抱く恋愛相談と、心理、そして寂しさを解消する考え方をまとめました。

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寂しがり屋さんの恋愛相談

私は彼氏とあまりうまくいきません。彼と四六時中一緒にいたいし、いつもラインや電話をしていたいです。もういっそ同棲したいくらいですが、彼は私と同棲なんかしたら息がつまるといって了解してくれません。それも腹が立つし悲しいです。

最近ではデートの回数も減ってきて、連絡も控えめになってしまいました。もうどうしたらいいのかわかりません。（兵庫県/Aさん・女性）

寂しがり屋さんの恋愛パターン

寂しがり屋さんは結構な確率で相手に依存してしまう傾向にあります。「相手がいないと私じゃない」という感覚で、相手が100％自分を認めてくれないと自分の価値が見いだせないという状況になってしまうのです。

「本来恋愛とはお互いを高め合うもの」そう考えている人にとっては依存的恋愛は重荷になってしまいますから、だんだんと距離を置かれてしまったり、別れに向かって進んでしまったりしてしまうようです。

寂しがり屋さん同士がくっつくと、お互いに依存する共依存という状態になります。共依存は良い時は良いのですが、一度方向性が崩れてしまうと、一緒にダメになってしまうという諸刃の剣。片方が鬱になってしまうと同じように影響されるというパターンもあるのです

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寂しがり屋さんの「なぜ」

寂しがり屋さんと付き合ったことがある人なら「なぜこの人はこんなに自分に依存するのだろう」という疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。寂しがり屋さんが依存する理由のひとつに「幼いころに受けたかった愛情の補完」というものがあります。

幼いころに我慢して頑張っていた人や、共働きであまり甘えられなかったという人は「寂しい」という気持ちを抱えて大人になります。本来「恋人」とは心理学的には「男性は母親、女性は父親」に近い位置に置かれます。つまり母を愛している男性は恋人に優しくなれるのですが、母を愛していない男性は恋人に冷たい行動をとるなど、どこか関係性が反映される部分があるのです。

母親や父親に甘えられなかった人は、恋人を前にするとこれまでおさえていた「寂しい」という気持ちが溢れだし、愛するよりも先に「甘える」という欲求がこみ上げてきてしまうという面があることがわかってきているようです。

女性はお父さんによく似た人を、男性はお母さんによく似た人を恋人に迎えるという例えがあるように、その人の生育環境は多少なりとも本人の恋愛に影響します。