妊娠6週 なぜ太りすぎてはいけないの?妊娠中の肥満(BMI)
妊娠中の肥満のリスク
妊娠中の肥満がよくないということは、御存知の方も多いと思います。一般的にいう肥満とはBMI値でいうところの25以上の人。BMI値が35を超えると超肥満になってきて担当医などに厳しい体重管理を言い渡されることになります。 実際に超肥満になってくると様々なリスクが増えるため受け入れてくれる施設が少なくなります。そうなると通院するのも大変になってしまうので、そこまで体重増加しないように体重管理が必要になってくると言えるでしょう。
妊娠中に肥満になると
妊娠高血圧症候群になりやすい
妊娠糖尿病のリスク
腰痛
妊娠線ができやすくなる
神経根閉鎖障害のリスク増加
上記のようなリスクが増加しますが、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、神経根閉鎖障害には特に注意が必要です。
妊娠高血圧症候群
妊娠中毒症とも呼ばれています。高血圧、尿タンパクが起こりムクミが酷くなります。胎児は痙攣発作を起こしやすくなります。
妊娠糖尿病
妊娠中は血糖値が上がりやすいですが、妊娠中に糖尿病になることを妊娠糖尿病と言います。 妊娠糖尿病になると巨大児が生まれるリスクが増えます。難産になるうえ、巨大児は未熟な場合が多く出産後もリスクを負うことが出てきます。
神経根閉鎖障害(先天性異常)
肥満だと神経根閉鎖障害のリスクが増加しますが葉酸を摂取するとリスクを少なくすることができます。
肥満の状態で出産した場合
皮下脂肪が産道の周りについて狭くなる
微弱陣痛になりやすい
児頭回旋異常が起こりやすい
難産でお産が長引く
出産後の弛緩出血のリスク増加
会陰切開、裂傷の傷が治りにくい
体重や体型が元に戻りにくくなる
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