注目の話題: 彼氏にカマかけたらクロ　別れるべきか; ☆ダブル不倫15☆; おばさんイジリされる職場

癒し空間★きずな③

No.22　20/03/04 10:10
おしゃべり好きさん0 あ+あ-

肝臓に負担がかかる春先は山菜でデトックス

もうすぐ二十四節気の啓蟄（けいちつ）。暖かくなるにつれて人の体も春に向けた準備が必要になります。気温が上昇しはじめると肝臓の高ぶりやほてりのぼせなどが生じますがそれらをしずめる必要があるといいます。

そのためには山菜を摂ってデトックスするのが効果的。春はデトックスの時期春の養生の基本は古きを退け新しきを養うとされています。

冬は寒さに負けないようにエネルギーを内に溜め込みましたが春先は新しいものを取り込む素地作りの時期。身体は日差しや温かさを感じて皮膚が緩んで発汗しやすくなり代謝も上がり不要なものを排出し始めます。

この排出を担っているのが肝臓なので肝臓に負担がかかりやすくなります。

そのため肝臓をフォローしてあげれば代謝が促進され体内の毒素が排出され、体調が良好になるのです。

癖があるものが少なくありませんがこの苦味は山菜の解毒作用がある証拠。

ところで東洋医学ではそれぞれの臓器を色で表しその色の食材を摂ればその臓器が良くなると言われています。

肝臓の色は緑なので緑色の食材で解毒作用を促したり余分な熱をとって体の不調を整える効果があります。

【せり】
薬膳では清熱利湿(せいねつりしつ）体にこもった余分な熱をとり利尿を促し水分代謝をよくする効能があるとされます。春の七草の1つですがもともと七草は旧正月を迎え立春を迎えてから食べるものでこの時期に摂るのがむしろ正統です。なずななどと並び高い解毒作用を持ちます。

【菜の花】
菜の花はアブラナ科の黄色い花の総称で解毒、消腫（しょうしゅ）通便があるとされニキビなどを解毒しお通じを良くし血流を促す作用もあります。

【ふきのとう】
独特の苦味に春を感じる山菜の1つで食べると健胃化痰、涼血解毒と言い余分な湿気や熱毒を取り除く作用があります。

【わらび】
清熱利湿、涼血利尿つまり余分な熱をとり利尿作用がある食材です。江戸時代の本朝食鑑（ほんちょうしょっか）でも体の水分を整えるとされます。そのデトックス効果が高いので陽気を洩らし降って昇らぬので多食してはいけないとされています。しっかりアクをとるようにしましょう。

日頃脂っこい食事やアルコールをとり睡眠不足が続き肝臓に負担をかける生活をしている人はこの時期に解毒作用のある山菜をとって肝臓をいたわってあげてください。