携帯小説✨キミとワタシ
初めて小説をかいてみます😣‼下手ですが意見や感想などお願いします🙇
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序章
私は16年間生きて来て、人を好きになった事がない
クラスの女の子達は次々と彼氏をかえていく…
プリクラに『ずっと一緒』『結婚しようね』なんて書いてる人にかぎってすぐ別れたりする
そんな子達と彼女を好きになった私、
どっちが変なのかな?
~1~
もうすぐ夏休みのせいか、クラスは普段より異性の話しで盛り上がっていた
「彼と一緒に旅行に行くんだァ」
「このあいだスッゲ美人とメアド交換してさ、絶対Hしてやる!」
そんな会話を聞きながら相川唯は1人溜め息をついた《ハァ…私も夏休みのんびり過ごしたいのになぁ、なんでこんな事になったんだろ》
学年トップの成績だった唯は強制的に、夏休み他校と合同の合宿に行く事になっていたのだ
《めんどくさいよぉ…行きたく無いのに》
その頃の私はまるで群れからはぐれた一匹の蛍のようだった…誰かに気付いて欲しくて…ただ光を求めて…
~2~
「相川さん?川本先生が呼んでたよ」
「…あ…うん!分かった」《なんだろ…何か嫌な予感するんだよね…》
職員室の扉を開けると川本啓二(35歳独身)が笑顔でコッチコッチ~と手招きしている「先生そんな事しなくても良いって!見てるこっちが恥ずかしいんだけど…」そうか?と言いながら川本は一枚のプリントを取り出した
「明日合宿の打ち合わせに各校の代表一名ずつ出席してもらうんだけど、うちの学校の代表はお前な!コレ決まった事だからさァ頼むな!じゃあねん」
《何が『じゃあねん』だよッ!》今度は笑顔でバイバイする川本を、唯は殴ってやりたいのを押さえて職員室の扉を閉めた…
「ハァッ…」《嫌な予感当たっちゃったよ……サイアク…》
~3~
溜め息をつきながら教室に戻ると「あッ帰ってきたよ!相川さん!こっち来て!!」《藤田さん?今度はなにぃ…》
唯は急いで引きつりそうな顔から作り笑いにかえた…
「なに?どしたの?」
「私とシズカも合宿行くから!よろしくゥ!!」藤田の隣りでメイクを直していたシズカ…吉岡静は唯の方を見もせず聞いてきた「ね、男子って誰が来るか知ってる?」「ごめん、誰が来るのか聞いてないから…」チラッとだけ唯の方を見ると「他の学校からカッコいい男来るかな?」と藤田との会話を始めた…
《なんか…感じ悪い…》
席に座った後も2人の会話が聞こえる度、唯は心の中がモヤモヤした…
そして…今日27回目の溜め息が出た
~4~
《土曜だっていうのに制服来て学校行かなきゃいけないなんて…》
集合時間は午後だったが暑い中行くのが嫌だったので、早めに学校に行くと吹奏楽の練習が聞こえてきた《そっか…部活の子達も来てるんだ…教室の窓から外を眺めるのも気持ち良いや》
誰もいない教室は気を使う必要もなく普段より気分も良い…
しばらくボケーッとしていると、中庭に見慣れない制服を着た子が現れた…《誰だろ?転校生?》
白のシャツにチェックのネクタイにズボン…《男…だよね?それにしては髪長いな》
「あ…ッ」次の瞬間振り向いた"彼"と唯の目が合った……
どれくらい見つめ合ったのか…唯にはその瞳をそらす事が出来なかった…
~5~
"彼"はフッと優しく微笑むと校舎の中に消えて行った…
本当の笑顔を向けられたのは初めてな気がして…唯はその場から動けなかった……
「あぁッッ!?もうこんな時間!急いで第一会議室行かなきゃ!!」
気がつくと集合時間の10分前…全速力で走り息を整える前に、唯は第一会議室の扉をバンッ!!と勢いよく開け中に入った《涼しいぃ~クーラーきいてるじゃん!》ハァ~と息を吐き空いていた椅子に座ると
目の前に…少し驚いた顔で唯を見つめる"彼"がいた…
走って来たせいでちょっとボサボサの髪、軽く汗をかいて息もまだ乱れている…《ヤ…ヤバいぃ…どうしよ…せめて髪直したいよぉ!!》
唯の心を見透かしたように"彼"は軽く笑うと、椅子の背もたれに寄りかかり目を閉じてしまった…
《い…今のうちに髪直さなきゃ!!》
~6~
髪を直すといっても普段から鏡を持っていない唯は、必死に手ぐしで髪を整えようとする「フフッ、鏡貸そうか?」「あっ…ハハッありがと」隣りに座っていた子がヒソヒソと話しかける
「あなたの前に座ってる人…カッコいいよね!なんか周りを寄せ付けない感じがするけど…」《そういえばさっきと雰囲気違うかも……》
ガチャッという音がして40代位の女性と、普段より緊張した顔の川本が入って来た…
《なんかセンセいつもと違うや…あんな怖そうな女の人と一緒だし、仕方ないか》ニヤニヤしながら川本を見ていると、川本の隣りにいた女性が"彼"を見つめているのに気づいた
《なに…?その視線…》
誰が見ても分かる位彼女の表情がさっきまでとは違う………"女の顔"になっていたから…
>> 16
~7~
その視線に気づいたのか"彼"が目を開き彼女の方を見た…《ヤダ…何か凄い…むかつく………》
彼女はニヤッと笑うと教師の顔に戻り、顔に似合ったキツい声で喋り始めた「私は翼泉(ヨクセン)女学院校長の橘(タチバナ)です」チラッと川本を見て目で合図を出す…「あッ…ゴホッ!商楽(ショウラク)高校の川本です!!」
「それでは順に自己紹介でもしてもらいましょうか?」
「そ…それは良いですね!!相川!お前からやれよ!」「はァっ?」《っと…ダメダメ…つい地が出てしまう…》急いでいつもの作り笑いをし「商楽高校1年の相川唯です、よろしくお願いします」にっこり微笑むと"彼"が顔を隠してクククッと笑っているのが見えた…《なによ…笑う事ないじゃん……》
「じゃあ次は…相川の前の子やって」
「あ、はい…」唯は少しドキドキしながら"彼"を見つめていた…
《名前…分かるんだ》
「翼泉女学院の柳玲(ヤナギ レイ)です」
《………へ………???なに?……女学院って……?まさか……??女ァッッッ??!!!!」
~8~
その場にいた生徒は唯を含めて6人だったが、その自己紹介を聞き皆びっくりした顔で玲を見ている…
《…嘘…だよね……だってどう見ても"男"なんですけど………》
その後2時間の話し合いの中で、なぜか唯は玲をまともに見る事が出来なかった…
目を合わせないよう、うつむきながら話す唯を玲はただ不思議そうに見ていた……
「それでは今回の話し合いを元にしおりを作成しそれを配布しますので。……以上、解散して下さい」
「相川!職員室付いて来い!!」「……………」「おい!相川?聞いてるか?」「……はぁい…」おかしなやつだな…という顔をして歩く川本の後ろをトボトボと唯はついて行った…
~9~
「ねぇ?センセ、職員室に来いって言ってたのに…ここ図書室……ボケちゃった?」「ボケてねぇ!誰も人がいない所が良かったからだよ……でさ…そのぅ………」
「センセ…聞こえないんですけど…」
《なによ…大丈夫なの……?この人…》
「……相川ッ!!お前に相談があるんだ!!!」「はァ?」顔を真っ赤にしている川本なんて初めて見た唯は、内心凄く焦っていた…《もしかして…私の事好きとか?!そ…そんなの…困るし……嫌なんだけど…》
「俺ッ…俺!…柳の事…好きに…なったみたい………なんだ」
一瞬…言葉が出なくなった唯の顔は、引きつっている《なに言ってんのよ…このオヤジ……てかその前に》
「センセ…1つ聞いて良い?なんで私に相談したの?」「それは…お前口堅そうだし…話す友達も、少なそうだしな…」ハハハッと笑う川本を唯はまた殴りたくなったが……何とか我慢した
>> 18
柳玲をあえて女性にしたんですが…😣どうでしょう❓
この作品は元々私の趣味の漫画で描いていたもので、それでは玲は結局男だった…みたいな感じで…
ルナ★
やはりあなた漫画も描けるのか
真面目カッコいいね
作品が良質だからスゴイ
あなたの本当に💕描きたかったモノ 描いてください
- << 23 おはようございます😊 下手な漫画ですけどね😱 唯と玲…2人が主役✨なので今は唯ばかり出てきて玲の台詞一言しか無いですが、これからはもっと喋る…はずです😣 考えていたストーリーよりもキャラが勝手に暴れているので(特に唯と川本先生)どうなるのか、ちょっと心配です😚 作者の年齢などはもう少し小説の話しが進んだら言いますので🙆もう少し待っていて下さい🙇
~10~
「なんかさ…あの目にやられちゃって…柳…スッゲェ綺麗な目、してるだろ?」
《それは私も思った……けどね》
川本が熱く語る中、唯は自分の気持ちを整理するので精いっぱいだった…
《"女"って分かったのに、なんか"女"に見えないんだよなぁ……そもそもなんでこんな気になるんだろ………なんで…?》
「相川!合宿で俺に協力してくれよ!!頼む!」《協力…?柳玲と川本をくっつける手助け?って事?……そんなの…そんなの…絶対…絶ッ対!!》「いやぁッ!ぜぇったいに嫌!!考えてみなよ!犯罪だよ?未成年に手ぇ出したりしたら!大ニュースになって非難されまくるから!」
「そんなの…分かってるよぅ…」
しょぼん…とうなだれている川本を思いっきり睨むと、唯は図書室から飛び出して行った
~11~
《なんでこんなにイライラするんだろ…別に関係ないじゃん…2人がどうなろうと……》
家に帰り部屋に戻ったが制服のまま唯はベッドに横になっていた…
中学生位の少年が開いたドアからヒョイ、と顔を出したが唯は気づかない
「…姉ちゃん?パンツ見えてるよ…ヒヒヒッ今日はピーンク!」ガバッと起き上がり急いでスカートを押さえる「ピーンク!ピーンクゥ!!ビッ!!……ックゥ~いってぇなぁ!殴る事無いだろ?!」
グーで殴られた唯の弟…相川進(アイカワ ススム)は涙目でお腹をさすっている
「あんたが悪いでしょ!このバカッ!!」
「どうしたの?進、姉さん…なんか"ピンク"って叫んでるの聞こえたけど……」
「聞こえちゃった?フフン、教えてあげよう…実は姉ちゃん……ッグウェッ」
2度目のパンチを喰らいゲホゲホと咳き込む進を無視して、唯はもう一人の少年…榊陸太(サカキ リクタ)になんでもないよと作り笑いをした
>> 25
~12~
「そっか…なら良いよ」陸太も曖昧な笑顔をすると自分の部屋へと戻った
「姉ちゃん…相変わらず作り笑い下手クソだなぁ~兄ちゃん傷付いたんじゃね?」ああ見えて繊細なんだぞ!と怒ったフリをしている進の目の前で扉を閉める…
《私だって分かってるよ…でもまだ一緒に暮らし初めて2ヶ月だし…同い年の男をそんな急に弟として接するなんて、ムリだよ》
「ハァァッ……」いつになく深いため息をつくと唯はまたベッドに横になった…
《こういう時…考えたく無いことまで思い出しちゃうんだよな…………》そっと天井に向けて手を伸ばしてみる…
《この手がもっと小さかった頃から、母さんは色んな男を家に連れて来てたっけ…普段は良い母親だったのに、男が来ると『公園行って来て、迎え行くまで帰って来なくて良いから』
なんて言って私をよく家から追い出してたな……》苦笑いをすると唯は目を閉じた…
~13~
『唯~?公園行って来な、迎え行くから…』
《嫌だよ!今日は一緒に買い物行くって約束したのに…》
『分かった…ママ』
《こないだまでのオジサンとは違う人だ……ママは私よりオジサン達の方が良いの?》
《オジサン…"男"がいなかったらママはずっと一緒にいてくれるのに……》
「姉さん?!大丈夫?」
陸太の声に驚いて目が覚めた唯の頬には、涙がこぼれていた…
「…大丈夫、変な夢…見てただけだから…」うつむいて涙を拭く唯の髪へ陸太の手が伸びる………
「?…なに?」「あっ、いや…なんでもない……ご飯、できたって呼びに来ただけ!」
《???変なの……》
急ぐように部屋から出ていく陸太の気持ちは、鈍い唯には伝わらなかった…
~14~
その日は平年を上回る暑さで、夕方になった今も少し動いただけで汗ばむほどだ…
《あっつ~帰る前に職員室で涼んで行こっ…》
「あ……ッ」職員室の扉の前に玲が立っていた《……どうしよう…話したいような…会いたくないような………》無表情で立っている玲は、話しかけにくい雰囲気が漂っている……
《う~ん……気づかないふりして職員室入ろ……》
結局唯はクーラーの誘惑に勝てなかったようだ…
1歩ずつ玲に近づく…なるべく足音をたてないように…《あと5メートル…4……3……》
ついに扉に手が触れた瞬間、「プッ!ハハハハッ!ほんと面白いね」玲がもうこらえきれないと、大笑いをしている…
《な…なによぅ………》しゃがんで笑っている玲の横顔が見える度に、唯の体温は上がっていった……
~15~
玲はしゃがんだまま唯を見上げた…
「なんかさ、第一印象のまんまだね…」「あっそ、どーせ悪い印象なんでしょ?」
フッと軽く笑い、玲は立ち上がった「あのさ…」玲が何か言おうとしたが職員室の扉が開き、橘と川本が出て来た……「あれ?相川…っと柳ッ…!!」「玲…用は済みました、帰りましょう」そっと玲の肩に手を置き、唯を軽く見た後、玲を連れて橘は帰って行った……
《まただ…また…あのむかつく感じ……》
「やっぱ可愛いよな…玲ちゃん」小さく言った川本の言葉は、唯には聞こえなかった…
~16~
「なぁ兄ちゃん、最近の姉ちゃんってなんか変だよな…」格闘ゲームをしながら進は喋り続ける…
「あれは学校でなんかあったんだよ、絶対!俺の予想では……絶対男できたな…!!」ビクッと反応した陸太を、進は横目で見ている「ヤッタ~ッ俺の勝ちぃ!兄ちゃん今日は弱かったね?」
「……あ~クソ…初めて負けたな、もう一勝負やるか?」
「やだよッ!勝ち逃げ~!それより姉ちゃんの部屋行こうよ、真相を確かめにさ!!」陸太の腕を強引に掴むと唯の部屋にズカズカと入っていく…
「なによ?」風呂上がりだった唯は髪を乾かしていたドライヤーを止めた
「姉ちゃんさぁ~なんかあったの?」「???」ニヤニヤと話しかける進を、訳わかんないという顔で見た後ドライヤーの電源を入れる……
「"男"確実だな」陸太に小声で囁くと進は部屋を出て行った…
…パタン……
扉の閉まる音が陸太の耳に響いた……
お初です💕
一話から見てました😁主さんの才能にただただ驚いています❗とても面白いし続きが読みたくなりますし…✨
これからも主さんの思う世界をドンドン書いていってください😉
早く続きが読みたいです✋😊
~17~
ヴォーと部屋に響いていたドライヤーの音が止まる…
「あれ……陸太君…まだいたんだ」
「……………………」
「………………??…」《なに…??なんか気まずいな…》
長い沈黙の後ようやく陸太は口を開いた
「………彼氏…できたの?」
「???彼氏??」
「……できたんたろ?」
ハァッとため息をつくと「変かもしれないけど私……そういうの、興味ないんだ………じゃあ寝るから……ごめんけど出てくれる…?」
立ち上がった唯の腕を、グィッと陸太が引き寄せる………
「俺……姉さんの事好きだッッ!!」
抱き寄せられた唯の頭は真っ白になった…………
~18~
バチンッ!!!
「ぅッ…!!」鈍い音がして思いっきりぶたれた陸太は、ぼーぜんとしている……
「………私に………触んないで…………」
「…………………」
泣きそうな顔で唯を見た後…陸太はそっと部屋から出て行った……
「進っ??」扉の前にニヤニヤと微笑む進が立っていた……
「残念だったね…まぁ予想通りって感じだけど」
「……お前…気づいてたのか?……」
「まさか?……知らなかったよ」
怪しく笑う進の姿は、ただ不気味だった………
~19~
部屋に1人……唯は少しヒリヒリする手のひらを見つめていた…
気がつくと部屋の中に進がいる「ッ?!……いつ入ったのよ?」
「考え事してたみたいだから……それより、なんで振ったの?」
「…聞いてたんだ……だって陸太君は弟だよ?」
「そんな理由かよ…弟っていっても血は繋がってないんだし…どうせあの2人すぐ離婚するから、付き合えば良かったじゃん…」
《…なんでそんな他人みたいな言い方……》
「…私陸太君の事…そういう意味で……好きじゃないから、付き合うのは無理……」
「"好きじゃない"…ねぇ……」フフッと意地悪そうに進が笑う「…なによ?なにが言いたいの?」
「………姉ちゃんが"好きじゃない"のは陸太じゃない…"男"って生き物だろ?」
《……えっ?………》
「やっぱ自覚無かったか……」《私は………》
ポンッ、と進が唯の頭に手を置く…
「良いんだよ…姉ちゃんは今のままで………良いんだ…」
そっと進を見上げると、今まで見た事のない大人の表情で…微笑んでいた
~20~
終業式当日…クラスの会話も耳に入らない程、唯の頭の中はもやもやしていた……
「相川に藤田……それと吉岡!こっち来い!!」クラスの生徒がチラチラと3人を見てくる
「なに?川本?私たち忙しいんだよねぇ~」ネェ~と藤田も吉岡に合わせる…
「合宿のしおりだよ!!ちゃんと読んどけよな!それと、いいかげん俺の事は先生って呼べ!じゃあな!!」不機嫌そうに去っていく吉岡を2人はキャハハと、笑いながら見送った
《…………》
机に戻りパラパラとしおりをめくる…《…部屋割りも載ってるんだ……私は………ッ!!!??………嘘……マジで?…》
【女子
1号室 柳玲 相川唯
2号室 山崎美里~~】
《………同じ部屋……!!!そ……そんなの………困るよぉっ……》
~21~
3日後…楽しみにしている日はなかなか来ないが、来てほしく無いと思えば思う程、その日は早く来るもので……
《ハァッ……もう明日か………》
「唯~?入るよ~?」《お母さん!?……》
"良いよ"と言う前に扉は開き、進によく似た女性が入って来た
「明日だね!合宿!!」「……うん」《覚えててくれてたんだ……》
「唯…避妊だけはしなさいよ!なぁ~んてねッ」少しほころんだ唯の顔もその一言で引きつる…
アハハッと笑う母を部屋から追い出し、唯は布団に潜った……
「…………バカ……」
こんな終わり方ですが…第1章完✨です😣
次回からは合宿編の第2章になります😁合宿内容にツッコミ入れたくなるかもしれませんが…橘校長の趣味という事で許して下さい🙇
ついに始まる合宿……唯に新たな出会いが✨
そして玲の真実…
2人の間に入る邪魔が増える中…自分の気持ちも分からない程鈍い唯は、玲への想いに気づく事が出来るのか?…
ここまでの感想などお願いします🙇✨
~22~
私は16年間生きて来て、自分の事をなにも分かって無かったのかもしれない……
私もこの世界の一部なのに、自分だけが"特別"だと思っていた………
そう……思っていた……
「…行って来ます……」「もっと元気に言えよなぁ!行ってらっしゃ~い!!今日は水色パ~ンツの姉ちゃん!!!」
バキッ!!「ゥグッ…」「バカ!!水色じゃないもん!!」
「へへっ…違ったか」
「もぅ…じゃあ、行って来るね!」「おう!!」
唯の後ろ姿が見えなくなるまで進はじっと見つめていた………「その調子だよ……姉ちゃん」
~23~
「おはよ~相川さん!」「おはよう、藤田さん」吉岡は今日も鏡を見つめメイク直しをしている…
離れた所に男子が2人いた…《全員で5人か……まぁ多い方かな…こんな合宿だもん》
「お~い!出発するぞ!車に乗れぇい!!」無駄に元気な川本が叫ぶ……
《やっと玲ちゃんに会える…!!》「あっ……そうだ、相川は助手席に座れよな……」ボソッと耳打ちをすると軽くスキップをしながら川本は車に乗り込んだ…
《ま…気ぃつかう必要ないし、良っか……》
「ちょっと!!やっぱ桜井君だよ!やったねシズカ!!!」「ほんとだぁ!もぅマジカッコいい!!」《…一生やってな》
「っと………」《やっぱカバン…重いな……》
トランクに乗せる為にフンッと、力を込めて持ち上げようとする唯のカバンを、後ろから伸びて来た腕がヒョイと持ち上げる……
「…あ、ありがと」
良いって、と軽く笑う青年……それが桜井氷吾(サクライ ヒョウゴ)と唯の最初の会話だった…
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