帝王切開の場合の点滴の解説

帝王切開の点滴について

帝王切開が行われる場合、点滴は手術の前後や最中に行われます。

点滴をする理由

なぜ帝王切開手術の前後や最中に点滴が行われるのかというと、手術の前夜から妊婦さん禁飲食をしなければならないからです。禁飲食なので口から水分を摂取することができないので点滴によって水分を補給する必要があります。

さらに、手術の当日から翌日までの間には、間食も飲食も止められています。なので、飲食の代わりに2リットルから3リットル分の水分を点滴で補給する必要があるのです。

帝王切開手術中の点滴

帝王切開の手術中や産後の出血により、妊婦さんは大量に水分を失います。なので、出血量に見合った点滴をすることで、脱水症状や血栓症といった血液が濃縮することが原因で起こる病気を予防することができます。そのためにも大量の点滴が必要になってきます。

帝王切開手術後の点滴

帝王切開手術が終わった後は、どのレベルの食事が始まるのかは病院や医師、患者さん本人によっても変わってきます。例えば、手術後にトイレに行くことすら大変なお母さん達の場合、水分をとることを控えやすいです。なので、脱水症状を避けるためにも度手術後もしっかりと点滴で水分を補う必要があります。

帝王切開経験者で点滴などの流れがわかっているからこそ、不安になってしまう方がいます。

点滴によるむくみ

帝王切開手術はメスを入れて手術をします。その結果、大量に血液が失われ、体内の鉄分も失われてしまいます。鉄分不足による貧血は、直接むくみと関係ありません。しかし、失われた鉄分を補うためには患者さんに点滴が打たれます。この点滴がむくみの原因となります。何故なら、鉄分を点滴で補給する場合、鉄分だけでなく水分の量も大量に体内に入ります。結果、体内に水分が溜まり、むくみやすい体になることがあります。点滴以外では、筋肉不足によってむくみやすい体になることもあります。

実際にむくみの症状を自覚する方がいらっしゃいます。

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予定帝王切開のための準備で点滴をしている間にに破水した方も。何が起こるか解りませんね。

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