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NHK  『視点 論点』について

  • 放送局:NHK 綜合&Eテレ
  • ジャンル:オピニオン番組
  • 放送日時 1991年10月~ 毎週 月~金 04:20~04:30 (再放送:毎週 月~金 13:50~14:00)
  • NHK  解説委員室『視点 論点』

概要

解説委員室が主導で行うテレビニュースの解説番組。NHKとしては公式に「オピニオン番組」としての位置づけがある。各界の有識者や専門家が、世相や時代の潮流を読むオピニオン番組。国内外の諸問題をはじめ、科学・文化・現代芸術などテーマは多岐。さまざまな視点、さまざまな論点で "今"を見つめる。出演者(専門家)の語りのみで構成する事が多い。伝える内容を分りやすくするため、図表や映像を駆使する。いわゆる、テレビの特徴を活かすさまざまな表現方法に対応。また、数回にわたり、違う論者が同じテーマで論じるシリーズ展開もする時がある比較的自由度が高い番組。

出演者

テーマに相応しい専門家を呼んで話してもらうため、固定していない。分野は多岐に渡る。例えば、国際政治、外交・安全保障、中東・アフリカ・欧州、経済政策・企業経営、政治・選挙、ロシア・中央アジア・エネルギー、金融・国際経済、朝鮮半島・米社会、経済・消費者政策、政治・外交、食料・農林水産、地方自治、科学、法律、社会保障、教育、スポーツ、演劇など。

見どころ

  • 有名人の行動に即して視聴者の注意を引く工夫がなされる。例えば、芸能人に子供が生まれてて命名のための漢字にまつわる話題で、名前に使うことが出来る漢字の話など
  • 新しく施行された社会規則を取り上げる場合は、施行後1か月ぐらいたって、現況と問題点が明るみになった場合、その原因を中心にして、この制度のあり方についてて論じたり、制度の改善を提案したりする
  • 社会への警鐘もある。例えば、社会環境の変化、例えばIT技術の社会への浸透に伴って、インターネットや携帯電話といった情報通信技術、そして、それらとつながるコンピュータ技術は、私たちの生活に欠かせないものになってきている。それは個人、会社、政府あるいは国際的なコミュニケーションなどにおいて、とても便利な技術だが、他人同士が容易に繋がるため、逆にそれを悪用する人たちも出て来ているので情報の取り扱いには十分注意する必要があるという警鐘
  • 教育についても提言があり、学生の就活。大学3年から4年にかけて行う就活は、学生本来の学業に当てるべき時間を削って行うという、本末転倒のことが、起こっており、長い目で見ると国全体での損失といえるという指摘
  • 取り上げるテーマは、視聴者の関心を呼び起こす身近な問題であり、実生活においても有益な情報が得られる

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