NHK クローズアップ現代に関するみんなの体験談や口コミ

『クローズアップ現代』について

「クローズアップ現代」は月曜から金曜の夜、7時のニュースの後に始まる。毎日1つのテーマについて取材報告と識者ゲストへのインタビューを行い、鋭く切り込んで行く。言わば、ニュースだけでは難しい、例えばニュース発生の裏側に潜む根本原因や本質的なことを深く掘り下げて報道する。それは社会世相問題からトレンド、人物など硬軟を取り揃えた内容となっている。

概要

キャスターは1980年代からNHKで仕事をしてきた国谷裕子。もう、90年代始めがスタートだから、もう20年以上も彼女一人が担当してきた。

変遷

1993年4月5日、21:30 - 21:59に放送スタート。始めは独立した番組ではなく、ニュースの中の特集部分を担っていたが2000年4月から19:35 - 20:00放送に移る。これから、独立した番組の「クローズアップ現代」に変わり、タイトルやスタジオデザインが一新した。

  • 2004年11月30日に放送2000回を迎えた。
  • 2010年度夏、テロップデザインに一部変更があり、画面右下に番組タイトルが常に表示されるようになった。
  • 2011年2月9日に放送3000回を迎えた。
  • 2011年4月放送分より、番組ウェブサイト上にて過去の放送の視聴率(関東地区)と、最近の視聴率ランキングを示す、「視聴率にとらわれない」と掲げている公共放送・NHKが個別番組の視聴率を自ら積極的に公表することはかなり異例。
  • 2013年4月1日深夜より、放送当日の内容の再放送を当日深夜24:10-24:36(翌曜日0:10-0:36)を基本として行いサービス向上に努めている。

特徴

  • 基本、月曜から木曜の毎日、収録放送原則生放送だが、全編が収録放送になることがある。この時はいつもの挨拶「こんばんは、クローズアップ現代です」が聴ける。
  • 取り上げるテーマは多岐に渡るが、テーマに関する専門家に出席してもらって言葉のキャッチボールで結論へと導いていくことで、ニュースの核心に迫っている。
  • 「国谷裕子さんには休みがないの?」の問いかけには、代替え人を設定していつも対応できる。
  • 大型の長い時間のニュースがある時は、中止になる場合があり、言わばニュース間の緩衝剤の役目もする。
  • 二か国語放送である。国谷裕子さんは英語に堪能で外国人へのインタビューもできる。

画面デザイン・音楽など

タイトルデザイン

現在までに5回変えている。

オープニングCG

現在までに8回変えている。

オープニング音楽

本多俊之さんで5回、五木田岳彦さんで2回、横山克さんで1回変えている。

受賞歴

  • 1996年 放送文化基金賞 個人・グループ部門(国谷裕子と制作スタッフに対して)
  • 2002年 菊池寛賞(国谷裕子と制作スタッフに対して) 一番

国際放送での放送

放送回の内容によっては日本国内では通常通り放送されてもNHKワールドでは放送権の都合(権利映像が多く含まれていて放送できない部分が多い場合、他国の文化の事情などで国際放送には相応しくない内容がある場合など)で休止となる。

問題を指摘された事項

ほぼライブ放送に近い報道番組なので、気を付けていても表現が適切でなかった場合がある。

  • 復刊されたちびくろサンボの人種差別問題
  • 北朝鮮による日本人拉致問題
  • ベストセラー作家の新刊書籍を公共図書館が複数購入(複本と称する)する行為に対しての是非を検証した内容

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