妊娠9週 痩せすぎず太りすぎずBMI値で管理

妊娠前の理想のBMI

妊娠前の理想のBMIは22と言われています。痩せすぎていても太り過すぎていても妊娠しづらいのです。標準体重に近くするだけで妊娠することもあります。BMIの計算の仕方は体重kg÷(身長m×身長m)。例えば身長が160cmの方は56kg位が理想のBMIです。最近の細めの体型の基準からは少々外れるかもしれませんが、少しふくよかなくらいの方が有病率が低くなるのだとか。

目次

BMIの注意点

BMIは体重と身長の比率になるので筋肉質でも肥満と診断されたり、内臓脂肪型肥満なのに痩せていると診断される場合が出て来ます。正確な数値を知る為には、体脂肪率も併用して判断することが大切です。

痩せすぎていても太りすぎていてもよくない

妊娠前から過度なスマート志向は生理不順や体調不良、骨量の減少、胎児の発育不全などの原因になります。妊娠中に体重が増えない場合、貧血、切迫早産、低出生体重児出産のリスクがアップします。「小さく産んで大きく育てる」とは言いますが、最近の日本では低出生体重児が増加しています。低出生体重児は糖尿病、心臓病などの生活習慣病を発症しやすいことが分かってきています。 又、妊娠前から肥満気味の場合は、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、分娩異常が起こるリスクが高くなります。妊娠前から体重管理をすることが大切ですが、妊娠中も体重増加を適正に管理することが大切です。適正体重はBMIにより異なります。体重を母子手帳の「妊娠中の経過」に記録して変化を管理していくようにしましょう。

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