シングルマザーの胎児認知の必要性
認知届けで扶養と養育費の請求ができる
シングルマザーで出産する場合、状況は様々ですが、経済的に困窮する可能性がある場合は認知届けを出すことをおススメします。認知届けを役所に提出することで子供の父親を法的なカタチで獲得することができます。婚姻関係がなくても法的には、親子関係が成立します。父親が亡くなったときにも遺産相続の権利が発生します。(死後3年以内)認知届けは出生届けと同じ時期に申請をしておき、後に裁判で争うことがないようにしておくのが得策です。
認知届けが受理されると
両親が婚姻関係にないので子供は母親の戸籍に入り母親の姓を名乗ります。親権も母親になります。但し、認知されているので父親の欄には男性の名前が記載されます。経済的に余力があるシングルマザーの方は、まだ日本では少ないでしょう。認知届けを申請して少しでも経済的に余裕のある生活をすることが大切になってくると思います。
認知届けの種類
認知届けには任意認知と裁判認知の2種類があります。
任意認知
父親の男性が自分の子供と認める場合
裁判認知
父親あたる男性の同意が得られない場合。裁判により認知を請求する方法です。父親が亡くなっている場合は、3年以内限定になります。 遺言認知など子供が成長してから認知して貰うことも可能です。
認知届けの提出方法
任意認知
提出は通常は父親が、認知される子供本籍地か父親の在住している戸籍課にします。必要書類は、届出先が本籍地でない者の謄本と父親の印鑑になります。
裁判認知
認知を請求する父親が在住している家庭裁判所に申立てをします。費用は、印紙代900円、切手代など。認知が確定すると10日以内に父親が家庭裁判所の書類を役所に提出することで効力が発生します。
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