妊娠30週に感じる胎動に関する知識と、生活上の注意点

更新日 2015/12/21 09:29

羊水の増加が止まり、胎動が激しくなる

羊水の増加が止まりますので、より一層胎動を激しく感じるようになります。子宮はみぞおちとおへその中間あたりまで大きくなります。大きくなった子宮に心臓や胃が圧迫されるので、動悸や胃もたれ、または吐き気が現れるのと同時に大きくなったお腹によって転倒の危険性も出てきますので充分注意しましょう。

胎動は今までの感触よりも大きくなり、少なくなった羊水によってより一層赤ちゃんの動きが分かるようになります。声掛けやお腹に触れただけで身動きしたりと、赤ちゃんがママの一挙一動に反応していた事がよくわかりますよ。

子宮が大きくなるので直腸や膀胱を圧迫する為、頻尿や便秘といったマイナートラブルに困り果てる妊婦さんも沢山いらっしゃいます。特に便秘はママの頭痛の種。下手にいきんで破水したら…なんて危惧するあまり、ますます便秘がひどくなる場合も。

便秘に関しては妊婦さんでも飲める便秘薬（マグラックス・マグミット等）があるのでドクターに相談してみましょう。

破水を起こすと、羊水が流れ出るわけですが、それは一気にバシャッと流れる場合と少量がチョロチョロと流れ続ける場合があります。どちらにしても「流れ続ける」という点がポイントですから、止まれば尿の可能性、しかし流れ続けると羊水という判断基準にしても良いかもしれません。

しかし、胎児は羊水が少なくなってしまうととても苦しくなってしまいますから「おかしい」と感じたらすぐに病院へ連絡するようにしましょう。

見てみないと分からないので「すぐ来てください」と指示があると思いますが、おちついてゆっくり動き、羊水が漏れないようにしましょう。バスタオルを一枚持って行くと良いかもしれません。

この頃になると赤ちゃんには外の音が聞こえています。感情も発達しているので絵本を読んであげたり声かけをしてあげると赤ちゃんの発育にとても良い影響を与えます。名前を呼んだり、お腹をなでたりしてあげると、ママとしての実感がより一層現れるかもしれませんね。

パパにも声をかけるように勧めてあげましょう。赤ちゃんはとても喜びますよ。

掲示板ミクルより、妊娠30週の胎動についてのお悩みスレッドをまとめました。

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