妊娠30週。お腹に正中線が出来るとされる主な要因
目次
妊娠30週あたりに目立ち始める正中線
正中線とはおへそから上下にまっすぐのびた線のことです。色は黒っぽかったり薄い茶色だったりしますが、この線は妊娠後期か目立つようになってきます。
実はこの正中線。生まれた時から男女問わず誰にでもあるものなのです。胎内にいる時に細胞分裂をした名残だと言われています。人の身体は左右対称に作られるのですが、その起点となったのが正中線なのです。
なぜ妊娠後期に目立ってくるのでしょう。そしてこの線は消えるのか、気になる事をまとめてみました。
正中線が目立つ原因はホルモンバランス
妊娠中は母体のホルモンバランスが大きく変化します。妊娠周期が増す毎にお腹が毛深くなったという人も居るのではないでしょうか。妊娠中はメラニン色素が多く分泌され、体毛などが濃くなるといった側面があるのです。
人間も動物です。猿やゴリラのように太くはありませんが、身体を体毛に覆われていますね。この体毛は外気から身体を守る大切な役割を担っているもの。新しい命を宿した母体を守ろうと体毛が濃くなるのは至極当然な事なのです
メラニン色素は出産後分泌が落ち着いてきます。ですから徐々に薄くなっていくので心配はありません。「一時的なもの」「お母さんの証」と捉えて、気楽にかまえましょう。
正中線と妊娠線は違う
妊娠中の「線」と言えば「妊娠線」も有名ですね。しかしこの2つは名前は似ていても全く違う性質のものなのです。
正中線はメラニン色素が濃くなって現れる一時的な線ですが、妊娠線は、お腹の皮が伸びた際に細胞分裂が間に合わず、ひきつれて出来てしまった線の事。産後に薄くなっていく正中線とは違い、消えることがありません。
急に太った人なども、太ももや膝裏に妊娠線のような「肉割れ」が出来ます。妊娠線は肉割れと同じような原理です
妊娠線のケア
一生残る可能性がある妊娠線。出来にくくするためにできるケアがあります。それはローションを塗ること。皮膚を柔らかくする事で、スムーズに伸びる手助けをしてくれます。
ローションはどのようなものでも大丈夫。ワセリンなどでも代用は充分可能です。産後の美を培うために日々のお手入れにとりいれてみましょう。
相談・スレッド
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