妊娠中、子宮頸がんと診断されたときの治療法

子宮がんでも妊娠中に危惧されるのが子宮頸がんです。子宮頸がんは子宮の出入り口付近にできるので妊娠に影響がある部位と言えるでしょう。今回は、妊娠中にがんが分かった場合にどう対処したら良いのか紹介していきたいと思います。

• 子宮頸がん 病院の予約

妊娠している時に子宮頸がんの陽性反応が出た場合

検査をして陽性反応があった場合は、精密検査を行い更に状態を詳しく調べます。妊娠中にこの検査を行うと出血が多く出ることがありますが、特に心配はありません。

• 子宮頸がんについて。

妊娠している時の子宮頸がんの治療法

妊娠している時に発症するのは、上皮がんや異形成が大半とされています。妊娠中の処置としては、手術などはできるだけ控えて出産まで経過観察を行い、出産後の治療方法を決めていきます。 通常は、がんの進行具合により治療方が異なってきます。初期のがんの場合は、妊娠中に円錐切除手術をして出産することもできますが、早産や流産などのリスクを伴うことにつながってきます。症状が進行している場合は、妊娠中でも子宮を摘出する必要が出てきます。稀に出産まで抗がん剤治療を行い帝王切開で子宮を切除する治療が行われることがありますが、この方法もリスクは否めません。

• 子宮がん検診について

子宮頸がんで陽性反応が出た場合は、よくリスク面などを加味して担当医と相談して治療法を検討したり、セカンド・オピニオンにかかってみるなど慎重に考えたほうがよいでしょう。