妊娠10ヶ月。「児頭骨盤不均衡」とは?主な原因と出産方法
あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、児頭骨盤不均衡と呼ばれる症状があります。これは難産の症例の一つです。主に母体の骨盤と胎児の頭の大きさが起因する症状です。児頭骨盤不均衡と診断されたらどのような処置をしなくてはいけないのか調べてみました。
児頭骨盤不均衡の原因
この症状の場合は、胎児が巨大化することが直接の原因にはなりません。 しかし、胎児が巨大化することで児頭骨盤不均衡になるリスクが上がることは確かです。 胎児の頭が母体の骨盤を通過できない状態を指しています。 胎児が母体の骨盤を通過できな要因としては、胎児の頭が普通のサイズでも母体の骨盤が狭い。又、胎児の頭が標準よりも大きく母体の骨盤を通過できないことが考えられます。
出産は帝王切開?
児頭骨盤不均衡の場合は骨盤を胎児が通過することがほぼできないので帝王切開になる確率が高いです。 帝王切開にするかどうかは臨月間近に骨盤X線検査で母体の骨盤と胎児の頭部の大きさをチェックして判断されます。妊婦さんの4.4%が児頭骨盤不均衡と診断されています。中には分からなかった12.2%という方も。児頭骨盤不均衡の出産方法の割合は、自然分娩が約48%、緊急帝王切開が約20%、予定帝王切開が約32%となっています。
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