【妊娠後期】身体の変化を「おりもの」から知る。「おりもの」の変化と注意が必要な症状
臨月になるとおりものの状態も変わってきます。量が増えたり、サラサラしてきたり。問題がない場合は良いのですが、中には注意しなければいけない症状があります。どんな症状が要注意なのでしょう。
臨月時の注意しなければならないおりもの
茶褐色、ピンクなど色味がある
おりものには通常は血が混ざることはありません。 色味は、白っぽい色をしています。 しかし、血が混ざるとおりものの色が茶褐色やピンク色に変わってきます。もしも、このような色に変わった場合は、「おしるし」である可能性があります。 おしるしの場合は、その後に破水や陣痛が起こることがあります。暫く様子を見て心配であれば担当医に連絡しましょう。
出血が続いている
特に鮮血の場合は注意が必要です。血が新しいということは今、どこかで出血している可能性があります。出血が数時間以上、止まらない場合は、担当医に連絡しましょう。
カッテージチーズ状のおりもの
おりものがカッテージチーズ状で外陰部に痒みがある場合、カンジタ膣炎かもしれません。カンジタ膣炎は免疫力が低下してくるとなりやすい膣炎です。出産するまでに確実に治さないと胎児に感染する可能性が出てきます。
泡立ったおりもの
おりものが泡立っている、悪臭がして膿が混ざっている、外陰部に強烈なかゆみがある時は、トリコモナス膣炎かもしれません。性交渉、トイレの便座や浴槽の縁などから感染します。
他にも無症状のクラジミア感染症、悪臭がする細菌性膣炎などがあります。
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