坂口憲二が演じる医龍「朝田龍太郎」の魅力を徹底解剖。
フジテレビ 『医龍』 「朝田龍太郎」について
- 放送局：フジテレビ
- ジャンル：ドラマ
- 放送日時 2014年1月9日～3月20日 毎週木曜日22:00-22:54
ドラマの概要
正式には、『医龍-Team Medical Dragon-』という。永井明原案、吉沼美恵医療監修、乃木坂太郎作画による日本の医療を題材とした青年漫画を原作としたテレビドラマシリーズ。一般に『医龍』の部分だけで呼称。2006年よりフジテレビで制作・放送されており、その後2007年、2010年、2014年にそれぞれ続編が連続ドラマとして制作された。全期通じて「木曜劇場」枠で放送されていた。戦場の野戦病院など苛酷な医療経験が豊富な百戦錬磨の天才外科医・朝田龍太郎を中心に、難病患者の救済や病院経営層との葛藤劇が毎回発生しハラハラしながら番組が進行した。
出演者（共演者）
- 坂口憲二（主人公：天才外科医・朝田 龍太郎 役）・・俳優 坂口憲二
- 阿部サダヲ（麻酔科医・荒瀬 門次 役）・・俳優、歌手 阿部サダヲ
- 稲森いずみ（心臓外科医・加藤 晶 役）・・俳優 稲森いずみ
- 小池徹（心臓外科医・伊集院 登 役）・・俳優、タレント、歌手、シンガーソングライター 小池徹
- 岸部一徳（心臓外科医、L&P病院顧問 / 医療国際化推進委員会委員長・野口 賢雄 役）・・俳優、ミュージシャン 岸部一徳
見どころ
- 屈強のプロレスラーを父に持つ『坂口憲二』が演じる外科医『朝田 龍太郎』とイメージが重なる。朝田はかつて戦場の野戦病院で火災の現場に取り残された瀕死の少年に対し心臓マッサージを続け、背中に龍の形に似た大火傷を負った。この時、『現場で患者の命を救う邪魔をする』と、権力闘争を嫌った。坂口と朝田のワイルドなカッコ良さが重なっていた
- 朝田は、過去に教授との対立から医局を追われ行くあてがない自身を受け入れ、医師として技術的にも精神的にも育ててくれた恩師の桜井修三が院長を務める桜井総合病院に呼び寄せられた。桜井病院を立て直すため、かつてのチームドラゴンのメンバーの加藤、伊集院、荒瀬、藤吉を招集。その後、桜井に脳動脈瘤及び弓部大動脈瘤が見つかり、岡村の協力でL&P病院で脳と心臓の同時手術を行うことになった
- 朝田は老獪で不気味な野口賢雄の策略により桜井総合病院からL&Pへ移籍させられる。桜井の脳と心臓の同時オペの成功後は桜井総合病院へ戻り、院長に就任したが、火中の栗を拾うようなものだった
- 野口と桜井は共にかつての学生運動（医学部が発端となった東大紛争がモチーフ）の闘士であり、野口は桜井の後輩に当たっていた
- 野口は当初は患者を救うために医者になるという純粋な学生で、桜井のことを尊敬していたが、学生運動終結後は桜井は退学、野口は大学に残ったものの冷遇され性格がひねくれて、思い描いていた医師像とはかけ離れた姿になった
- このドラマに貫かれているテーマは理想の医師像とはなにかということ。そして権威、経済的な問題を抱えながら視聴者に問いかけた
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