微弱陣痛が原因で帝王切開による出産を選択するケース

微弱陣痛とは

お産の最初から陣痛が弱い場合原発性微弱陣痛と言い、お産の途中で陣痛が弱くなったり止まったりする場合を続発性微弱陣痛と言います。また、ただ痛みが強ければ本陣痛というわけではなく、子宮口の開き方や陣痛の持続時間、間隔や圧力計によって測定することで微弱陣痛と判断されるケースもあります。

微弱陣痛の原因

微弱陣痛の原因は大きく分けて3つあります。まず一つ目は、羊水過多や多胎妊娠、胎児が大きすぎるなどといった理由で子宮口が伸び、骨盤が胎児の降りてきやすい形でない場合です。こういったケースの場合、陣痛促進剤か帝王切開にするかどうかの事前説明がある可能性があります。2つ目の理由は妊娠中の肥満です。子宮の周りに余計な脂肪が沢山付いていると、筋肉の動きが悪くなります。その結果、陣痛が弱まります。三つ目の理由は睡眠不足や疲労によるものです。特に、初産の人は体が緊張によってガチガチに固くなってしまいます。その結果、さらに陣痛が弱まるという悪循環に陥ってしまいます。

微弱陣痛になった場合

陣痛は母体だけでなく、胎児にも多大な負担がかかります。なので、胎児の心音を常に確認して検査をし、対策をします。なので、胎児の心音が弱まってきた時には急いで産まなければいけません。子宮口がある程度開いているケースでは、陣痛促進剤を使います。しかし、一刻を争うような危険な場合には緊急帝王切開に切り替わるケースもあります。

微弱陣痛の対処法

胎児の心音がしっかりしていて、母体に疲労が無い場合には動いてみることが重要になってきます。陣痛が強くなる姿勢を取ったり、歩いてみることでお産が早まることもあります。母体の緊張が強い場合には入浴や足湯によって体を温めてリラックスすることも効果があります。陣痛の合間でも飲んだり食べたり少し眠ったりして体温を温存することは大切です。

微弱陣痛ではかなり精神的にも体力的にも消耗するそうです。スクワットなどの運動も効くそうです。

予防方法

微弱陣痛にならないためには、体重管理と体力をつけることが重要です。トラブルを避け、良い出産をするためには妊娠の全期間で適度な体重コントロールをする必要があります。ストレスを溜めない程度に体調管理をすることが大切です。

前駆陣痛、微弱陣痛が続いてもなかなか本陣痛につながらないという方も。痛みがずっと続くとかなりきつそうです。

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微弱陣痛の痛みは人それぞれのようです。微弱陣痛ですら激痛と感じる方もいるようです。できれば痛くない体質の方が嬉しいですよね…。

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