口の健康を守る為の適切なおやつの摂取
口の健康に良いおやつってどういうもの？
口の健康に良いおやつとしてはまず、良く噛む事が出来るものです。
- キシリトール系のガム
- りんご
- スルメ
ほかにも、口の中に留まりづらいおやつも良いです。
- ゼリー
- プリン
- ヨーグルト
良く噛んだり、口の中に留まりづらかったりするおやつは、歯を良く使う事で健康的であったり、歯に付着して磨き残す原因にならないので衛生的だったりするのです。
それに対して、お口の健康にあまり良くないおやつもたくさんあります。
- 砂糖の入っているガム
- アイスクリーム
- チョコレート
これらのおやつは砂糖が多く入っているので虫歯になりやすくなってしまいます。
ほかにも、酸性が強いために歯を溶かしてしまいやすい飲食物もあります。
- 炭酸飲料水
- 乳酸飲料
- 乳児用電解質飲料
これらのように、お口や歯の健康に良いものや悪いものは区別されますので、おやつが食べたいという場合には健康に良いものから選ばれるのも一つの方法ですね。
大人でもなる！口の健康被害「虫歯」
虫歯と耳にすると子供がなりやすい歯の病気って思いますよね？ですが、食生活や生活習慣の乱れ、誤ったブラッシングなどの影響で大人でも簡単に虫歯になってしまうのです。
虫歯はどうして起こってしまう？
虫歯って言葉は良く耳にするけれど、実際にはどうして虫歯になってしまうのかという事を知らない方も多いですよね。虫歯は歯垢と呼ばれる細菌の塊が、食べ物に含まれる糖質を利用して酸を生成します。その酸は歯を形成しているカルシウムやリンなどを溶かしてしまうので、歯の表面のエナメル質が失われていくのです。
どうやって予防すればいい？
虫歯が出来る理由にはもはや子供も大人も関係ないと言えます。予防するのに大切な事を大きく分けると「正しいブラッシング」「規則正しい食生活」の二つが大切です。虫歯に関連する菌は、睡眠中に活発になるので寝る前の歯磨きは欠かせません。また、磨き残しも細菌が酸を作りやすい環境にしてしまうので避けておきたい事なのです。
「正しいブラッシング」「規則正しい食生活」
また、食事の間に間食をとったり、糖分の多いおやつを食べる習慣があったりすると、それもまた細菌が酸を生成してしまう原因になるので避けておくと良いでしょう。
【おやつ好きは要注意】身体の健康と口の健康の関係
身体の深刻な問題の一つとしてメタボリックシンドロームなどが社会での大きな問題として考えられていますが、これは歯周病といった口の病気と関連性があると考えられているのです。
メタボ関連の病気には糖尿病や骨粗しょう症などがありますが、これらが歯周病のリスクを高める原因ともなり、歯周病が糖尿病などを起こすリスクを高める可能性があると言われているのです。
歯周病と糖尿病の関係
一見して無関係に見える歯周病と糖尿病ですが、歯周病があると血中の炎症性サイトカインを増加させる働きがあり、加えて血糖を調整するインスリンの働きを妨げてしまうのです。そのため、歯周病があると血糖値のコントロールが不安定になり、糖尿病を悪化させてしまう原因となってしまうのです。
口と身体の健康を予防する
歯を失う原因の半分以上が歯周病で、深刻な合併症を引き起こすのに大きく影響している原因の一つとしてメタボリックシンドロームがあげられます。これらを予防する事は結果的に健康を維持する事につながります。そのために大切な事は「食生活の改善」と「習慣的な運動」です。規則正しい食事や運動は当たり前ですが身体の健康を維持してくれます。また、食生活をきっちり３食食べて、正しいブラッシングをする事は口や歯の健康にもつながります。当然の様で難しい事ですが、日常生活を規則正しくすると、健康被害を予防する事に繋がるのです。
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