私の最高の猫のお友達。

レス1 HIT数 521 あ+ あ-


2021/09/25 08:47(更新日時)

ノンフィクション。

私。にはかつてかけがえのない家族が居ました。
しっぽだけ黒い、ねこの女の子。

私。が小学生の時に弟が
当時子猫だったあの子を拾ってから
私。の青春時代には必ず、あの子が居ました。

はじめての携帯で撮ったのもあの子。


毎日、行ってらっしゃい・おかえりも言ってくれたよね。

父の事業が倒産になった時も
一緒についてきてくれたよね。

はじめての失恋の時に泣いてる私。に
静かに寄り添ってくれたのも覚えてる。

そして、私。が大人になった時に
あんなに元気だったあの子がどんどん老衰をしていき
寝たきりが多くなってきました。

そんなあの子を見て
お迎えが近づいてるのを感じて
悲しくなるので
避けはじめた。

でも、ある夜
寝たきりで歩けなかったのに
突然歩き出して、私。の所に駆け寄ってくれたのを
今でも鮮明に覚えてる。

翌日、母に抱かれて
亡くなってるのを見て気づいた。
昨日のはお別れだったんだって。

誰よりも辛かった、あの子が
私。の元へ最後に駆け寄ってくれた事は一生忘れられない。

愛してくれて、ありがとう。
私。の多感な青春時代にいつもそばに居てくれて、ありがとう。

No.3381084 (スレ作成日時)

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