チリチリ

気分を変えて今の心境をノートに綴った
気分を変えて昼食をとった
気分を変えてSNSを眺めた
どれもこれもイマイチだ
何の気分転換にもなりはしない。
海の揺れに反射する太陽にはまだまだ夏の気配が残っている。

まだ昼を少しまわったばかりだが帰宅することにした。
道中ディスカウントスーパーで100円代のスイーツを2つ購入。暴食しようと意気込んだものの節約家の自分にとっては さんびゃくえんを越えることは許されない。

近くの日陰になっているベンチに腰を下ろした。
中にカスタードクリームが入ったドーナツ。3種のレアチーズタルト。見た目は良い。
一口食べたあとに感じるドーナツの油っこさに胸やけがした
一口食べたあとに感じるチーズ特有の酸味に胸やけがした
ヤケを起こしても今日はイマイチ。
何もやらない方が調子がいいのかもしれない。

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昨日の仕事で腰を痛めた。大した力仕事をしたわけではないのに。
1カ月ほど前に今まで味わったことのない腰痛が数日続いたことがありそれ以来慢性化しているようだ。そのうちギックリ腰になるかもしれないという不安要素になっている。（ギックリの語源ってなんだ？擬音か？）老いから招待状が届いたのだろうか。

あぐらをかいているとジンジンと腰の右側に鈍痛が走る。それでも姿勢は変えれない。体を支えているのは背後にある無機質な壁そして膝の上に鎮座しているノートPC右膝に参考書。それがいつもの勉強スタイル。イヤホンを耳の穴につっこんでゾーンに入る。

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久しぶりによぎるマジでヤバイという思い。腰の容態がさらに悪化。前屈さえもできないほど腰が固まってしまっている。夜中に唐突に激しい雨が振り始めたので窓を閉めようと起き上がる瞬間にこれはダメだと痛感した。

今朝はいつもよりも準備に時間がかかり家を出た。腰の負担を庇いながらの歩行。重たい体重たい気分空は雲の隙間からわずかばかりの青みが見えている。今日はいつも通りではないいつも通りの通りの風景がなんだか違ったように見える。

気分はいつも通りではなくとも朝の登場人物はどうやらいつも通りらしい。
駐車場沿いの毎回決まった定位置で立ったまま喫煙している金髪のおねえちゃん。
信号を渡って坂を下っているところへ後ろから追い抜いてくる後ろ髪を深く刈り上げたおかっぱ風の若いサラリーマン。
開店準備をしているパーマと長いえり足の漫画に出てくるヤンキーみたいな髪型の八百屋のおばちゃん。
そのとなりの魚をさばいている後ろ姿が格好よくてつい見入ってしまう魚屋のにーちゃん。
狭い通りを大きな車体で突っ込んでくるゴミ収集車がやってきた時には思わず噴き出してしまった。なんでこうもいつも通りなんだって力なく笑けてしまった。

なんだかなあなんだか・・・

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腰痛対策でAmazonにてコルセットを購入。装着して勉強してると腰の痛みは感じない。しかし腹部圧迫により胃腸の調子が悪くなる食事が美味しく感じない。
結局使用したのは1日だけ。

それは偶然にもその日知人と電話で近況を報告している際に体幹トレーニングで腰痛が改善したと聞き
帰宅後すぐネットでやり方を調べ実行すると次の日には効果が出たからというのもある。

さらに後日ブックオフにて体幹トレーニングの本も安く購入。ひとまずこれを続けていこうと思う。

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壁にもたれてパソコンの画面を見つめる。キーをタッチする手が冷たい。
頭で理解するのがしんどいイライラする
。たぶんこのイライラは今朝の親との出来事も関係しているはず

昨日からの寒さが今日も続いていて凍てつくような空気
建物の影
そんななかでの勉強
やってられないわからない寒い。

横目に散歩している人が通っていく
目もくれることはない
ただの通行人

理解できないことに耐えかね寒さに耐えかねタバコに火をつける。
どこにもぶつけられない感情を煙にして吐き出す
ちっともおいしくない
苦いだけ

「すみません」と声をかけられた。
なんだとそちらの方へ顔を向ける。
見ず知らずの人
何の用だろう何か注意されるのだろうか怪訝に相手に視線を合わせる

「あの、寒いでしょうからコーヒーいりませんか」
・・・?

犬の散歩途中の女性
頭まですっぽり防寒した格好
まだ暖かいのでよかったらと
上着のポケットをまさぐっている

「あっあのコーヒー飲めないので・・」

コーヒーを飲むと胃腸の調子が悪くなるから飲めない
反射的に断ってしまう
こんな怪し気な人間に対して声をかけてくれたのに
なんかうれしい。

せめて感謝の気持ちだけでもとお礼を伝えるものの
すいませんだのわざわざだの思い描いてる言葉が出てこない
不甲斐ない

理想の言葉が出てくるまで犬は待ってくれず
そうですかと言い残して女性は去っていく
ありがとうございますは肺の中にたまったまま
視界は壁に囲われた無機質なものに戻っていく


見知らぬ人のあたたかさが胸に染みた出来事
そろそろイオンが開店するのでそちらに移動することにしよう。

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イオンのフードコートで確定申告作成の準備をしていた。
今までは会場に出向いて行っていたが今年はパソコンでやろうとやり方を調べる。

やり方を調べるのって面倒だ
やり方を理解するのに時間がかかる方だ
やらなくていいことなら面倒くさいってやめるのに

パソコン画面に目を凝らしていたその時
声をかけられた
正面のアクリル盤を挟んでおばちゃんがこっちを向いている

席を1つ開けないで座っているのを注意しているみたいだ

あっちの席のひとはちゃんと空けて座っているのになぜあなたはしていないの
みんなの迷惑も考えてください
と仏頂面で一方的にまくしたててくる
一方的な正義を振りかざして。

ここのフードコートは何度も利用してるので勝手はわかっている

席を空けなくもいいように隣同士の席は適度にスペースが確保されているしアクリル盤で仕切られ配慮はされている
注意書きもそのようなことは記されていない
そんな光景ここでは見たことない

ましてや開店して間もない時間帯で席も空席だらけ
みんなって誰の事言ってんだよ？
みんなってどの人を指してんの？
みんなってなんだ？

頭に血がのぼるのがわかる
一体自分が何をしたというのだろう
あなたはお店の方ですか？
私服姿のおばさん

それはどこに書かれているんですか？
正義感ぶるばばあに反論する

どこってここに書いてあるでしょと自分が座るテーブル席の隅にあるプラスチックの立て札を指すばばあ

それを手にとってみるもそんなことは書かれていない
黙食のお願いについて書かれているだけだ

書かれてませんけどと指摘
ばばあはそれを手にとって確認すると
あらそうねと理解し
それはすみませんでしたと心のこもってない一言をさらりと吐いて自分の前から去っていく

このクソ&%！₫、

やり場のない怒り
ばばあの方に目を向けると
他の人も巻き込んでいたらしく
この一件が納まるまで座ろうしてる人を待たせていた様子

ばばあは端にちかいテーブル席に座る
睨み付けてやろうとするが隣の席の人で隠れて顔は見えない

なんだったんだ・・
残ったものはイライラだけ・・・

そんな気持ちを抱えたまままた画面に目を戻す
やりきれない

冷静さを取り戻すのにつとめるばかりだ

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2週間前からパソコンの勉強するのが苦痛になってやっていない

毎日ストレスを感じてどうしようもなくてどうやって発散しようかと考える

酒だけには逃げない
それ以外の選択肢

Amazonプライムに登録してアニメを観ることにした。
今さらながら呪術廻戦。

野薔薇のセリフって心に刺さるんだよな～

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