100万回の嘘

>> 249 読んでくださってありがとうございます☆ これからも頑張るのでよろしくおねがいします　　 (o‘∀‘o) 読んでますよ😃頑張ってくださいね！！

• 共感0

>> 251 応援してくださってありがとうございます☆


頑張ります(o‘∀‘o)

• 共感0

>> 250 読んでくださってありがとうございます☆ これからも頑張りますのでよろしくお願いします (●^ｰ^●) 私も読んでます😃‼


今現在は幸せに暮らせているのかハラハラドキドキしながら😃


今の主さんが幸せでありますように💓

• 共感0

>> 253 応援本当にありがとうございます☆


まだまだ長くなりますがお付き合いください
(●^ｰ^●)

• 共感0

しかし………


外に出ると運悪く、ヒロの父がいた。


『どこいくの？』


『私もう限界です！実家に帰ります！』


『ちょっと待ってくれ！テレビやカバンだって戻ってきた。もう少し頑張ってくれないか？』


『もう無理ですよ……』


そこにヒロが来た。


『みぃ！！本当にｺﾞﾒﾝ！戻ってきてください！お願いします！』



『はぁ………もし次何かあったら、その時は私、本当に家出るから！』



そして私は渋々家に戻った。

• 共感0

それから1週間がたった。

ヒロはやっと仕事を見付けた。

近所にある工場だった。


私はそんなヒロを見て一先ずホッとしていた。


2007年9月1日。
ヒロの父が部屋に来た。

『これ、1ヵ月分の食費だからこれで家族8人分のご飯を頼むよ！』

そう言って5万が手渡された。


『ありがとうございます！あの………部屋に置いておくとヒロに取られる可能性があるので、どこか隠し場所ないですか？？』


ヒロの父は呆れて笑っていった。


『みぃチャン、もう少しヒロを信じてやってくれんか？』


『でも…………』


ヒロの父は『大丈夫だよ！』と言って部屋を出ていった。



私は、その5万を杏の洋服タンスに隠した。

• 共感0

それから数日後……



夜ご飯を食べてお風呂に入り、私は杏と遊んでいた。
ヒロは私の横でテレビを見ていた。


ブーブー………

ヒロのｹｰﾀｲが鳴った。

ヒロは部屋から出ていき、廊下で電話していた。


話方から、先輩だ！とすぐにわかった。


ヒロは何か深刻そうに話をしていた。

• 共感0

しばらくすると電話が終わった。


しかしヒロは部屋に入ってこない。


『みぃ！ちょっと外出てくる……』


ヒロは廊下から私に呼び掛けた。



ヒロの声は震えていた……
何で急に外にいくのだろう……

様子がおかしい………



私はすぐにヒロに電話をした。

• 共感0

『もしもし！どこ行くの？』

『………ちょっと外に……行きたいだけ………』


ヒロは泣いていた。


私はヒロのおばぁちゃんに杏を預けてヒロを探しに外に出た。



ヒロは家の裏で泣いていた。


『どうしたの？何があったの？』


『俺………またやっちゃった………』



『何を………？？』

• 共感0

『実は………先輩や幼なじみの親友に金借りてたんだ。でも期限までに返せなくて………さっき先輩から電話がかかってきて「今からみんなでお前の家行く！」って……』


『はっ？？何で借りたの？何に使ったの？』


『………』


『とにかく逃げてたって終わらないぢゃん！家に戻るよ！』


どんなにヒロを引っ張っても動こうとしない。



ブーブー………

今度は私のｹｰﾀｲが鳴った。
（着信ヒロ父）

『もしもし！ヒロいたか？今家に電話があって、ｱｲﾂの先輩が今から金取りに来るんだと！！今ｽｸﾞヒロを連れてきてくれ！話が聞きたい。』


『わかりました。すぐに帰ります！』


電話を切り、私は強引にヒロを連れて帰った。

• 共感0

家に帰るとすでにヒロの先輩達は来ていた。


親友や先輩。
5人くらいの人達とヒロの父は向き合って座っていた。



私はヒロを父の隣に座らせた。


先輩『俺、ｺｲﾂに3万貸してます！返してください！』
親友『俺は5万。この金返してもらったらｺｲﾂとは縁切らせてもらいます！』



先輩たちは、1人1人金額を言っていった。


私はただ茫然と話を聞いていた。

• 共感0

父『みんなごめんな！ｺｲﾂばかだから……今週中にかならず返すから、許してくれ………』


『わかりました。絶対返してくださいよ！』



そう言って、先輩たちは帰っていった。



父はヒロに言った。

『お前、今ある借金全部書き出せ！』


すると…………


ヒロはｽﾞﾗｽﾞﾗと書き始めた。


全部で7件ほど。


総額20万。




ありえない…………

• 共感0

しかしヒロの父は何も言わなかった。


『本当にこれで全部だな？』

『あとは絶対にない。』


『みぃちゃん！明日俺が20万用意する。悪いけど、ヒロと一緒に金返しに行ってあげてくれないか？1人で行ったら、何されるかわからないから………』


『わかりました。』



そして、次の日、父は20万を私に渡した。

• 共感0

私とヒロは早めに夜ご飯を食べて、金の返済に回った。


『遅くなって本当にすいませんでした！』

私は1件1件頭を下げて回った。



情けなかった………

私ぢゃない……


夫婦になった以上、2人の問題……


知らないとは言えない……

すごく情けなかった……



7件すべてまわり終えて、私はひたすら泣いた。

• 共感0

そして数日後………


ご飯の買い物に行こうとした時だった。

ｱﾚッ…………

おかしい………



父にもらった食費が、3万になっていた。


5万のうちの1万は私が既に使っていた。


が……
残りは4万のはずなのに3万しかなかった。


私は財布に入っていたレシートを取出し、計算をした。

• 共感0

レシートの金額をあわせても1万。


何で………



私は父にもらったお金を無くしてしまった罪悪感に襲われた。


やばい……

私他に何に使ったかな……

思い出せない……

1万なくなったなんて父には言えない……



その時は、「無くしたのは私だ。節約してなんとか1万浮かせよう」と思っていた。

• 共感0

2、3日たったある日……


私はヒロのｵﾊﾞｱﾁｬﾝと父と3人でご飯を食べていた。


ｵﾊﾞｱﾁｬﾝ『みぃチャン！ヒロちゃんと謝ってきた？？』

私『謝る……？何がですか？』


ｵﾊﾞｱﾁｬﾝ『あら……やっぱり謝ってなかったんだね。ちゃんと正直に言いなさいって言っておいたんだけどね…』


私『ヒロが何したんですか？』


ｵﾊﾞｱﾁｬﾝ『ヒロがこの間、「食費を1万、勝手に抜いて使っちゃったからミィにﾊﾞﾚる前に返したいから1万ちょうだい」って言ってきたの。だから、正直にミィちゃんに言ってから渡しなさいって言っておいたんだけど………』

• 共感0

私『えっ…………やっぱり。私1万なくなってるの気付いたんです！私使った覚えもないし、不思議に思ってたんです……』


私はすぐに杏のタンスを確認した。



すると、ちゃんとお金が戻してあった。



ｱｲﾂ……………


ふざけるな………


どこまで最低なんだよ………

• 共感0

横スレすみません( ┰_┰)

うちにもよく似たヒロいます😱
名前ヒロだし(笑)

同一人物かぃ😒💧っていうぐらいのスゲー生き物が…

全く言うこと

やること一緒です😲

なんだか先は無さそうですね…奮闘中ですがすでに諦めながらﾀﾞﾗﾀﾞﾗと続けている私家庭…

主さんスレに中断してすみません

なんだか自分の今現在を言われているようでカキコしてしまい失礼しました

他読者の方々様にも失礼いたしました

更新まってます

お邪魔しました(;_;)/~~~

• 共感0

>> 269 ﾚｽありがとうございます☆
お互い幸せになりましょｰ！！

これからもお付き合いよろしくお願いします
(o‘∀‘o)

• 共感0

昼間、ヒロが仕事から帰ってきた。


こんな時間に仕事が終わるわけがない……


『仕事は？』

私はおかしいと思いながら聞いた。


『お腹痛くて早退してきた！』


なんだその理由……


お腹が痛くて早退したのにヒロは笑いながらテレビを見ている。


絶対嘘だ………


私はわざとらしく声をかけた。

• 共感0

『ご飯の買い物行ってくるね！』


『あっ！俺も行く！』



はいはい………

やっぱり嘘だったね……


いつまでも真面目にならないヒロに嫌気がさした。

• 共感0

そして日曜日、私は朝からかばんに荷物を詰め込んだ。
ヒロが寝ている間に。

もちろん家を出るため。

『何してるの？』

ヒロが起きた。

『今までありがとね！出ていくね！』


『は？意味わかんねぇし！！』


『あんた隠し事あるよね？お金持っていったんでしょ？何で正直に言えないの？ｺｿｺｿしてて腹立つんだよ！』


はじめは冷静に話していたつもりが気付けば怒鳴りあいになっていた。

• 共感0

『金？持っていってねぇよ！』


『は？それが嘘なんだよ！嘘つき！！』


私たちの声は家中に響き渡っていたらしい。


騒ぎを聞き付けｵﾊﾞｱﾁｬﾝが部屋に来た。


『二人ともやめなさい！！そんな大声出して！いったい何事なの？』


私『こいつが悪いんだよ！全部ｺｲﾂのせいだ！もぉ限界なんだよ！』


ｵﾊﾞ『限界って……今の若い子はやっぱり我慢って言葉を知らないんだね！情けない！』


私『はぁ？！こんな孫を持って情けないと思えば？』

ｵﾊﾞ『まぁ、出ていきたいなら出ていけばいいよ！』

私『言われなくても出ていくよ！』

• 共感0

そして私は家を出た。



それからまた母の家での生活が始まった。


母の家に着いた私はすべてを話した。

母は激怒し、

『みぃ！もぅ離婚しなさい。あの子と一緒にいても幸せにはなれない。今ならまだ杏も父親の顔がわからないから今のうちに離婚しなさい。』


『………離婚…………かぁ……』



離婚したら幸せになれる…？

杏はどぅ思う……？
やっぱりﾊﾟﾊﾟと一緒にいたいよね……？



私は……………………



私は自分の答えが出せなかった。

• 共感0

その日、私は杏を母に預けて幼なじみの優チャンとファミレスに行った。


優チャンとは保育園からの仲で一番の親友。
お互いに何でも言い合える仲だ。
私がヒロと付き合うと決めた時、優は大反対した。


けれども私はヒロを信じてしまった。


それでも優は真剣に相談に乗ってくれる。

• 共感0

優と1時間ほど語っていると、見るからにチャラそうな男の子2人が私達の方にむかって歩いてきた。


『こんちゃーすッ！！』


………………………


『あぁｰ！！タカぢゃん！！おひさぁー☆』


タカは地元の2個下の後輩。

何年ぶりかの再会に話が盛り上がり、私たちは4人で語りはじめた。




タカ『そいえば……ミィさん最近ヒロさんとどーなんですか？？』


私、優『えっ？！何でヒロの事知ってんの？！』


私達は声を揃えていった。

• 共感0

タカ『知ってますよ！前の職場が一緒でヒロさんとよく話してたんで！！』


私『そーなんだ！初耳！！』


それはまだ結婚したばかりの頃。

ヒロが帰ってこない日が毎日のようにあった時。
その時にヒロが働いていた会社でヒロとタカは同僚として働いていたらしい……。



私『うち離婚するかも………』


タカ『まぢっすか？！………まぁ、でもわかる気がします！』



んッ………？！
わかる……？？？

タカ何か知ってるな………

• 共感0

私『やっぱり一緒に働いてて最悪な男だった？？』


タカ『離婚するんですよね？だったら言いますけど……………』


何気なく言った言葉で私は新たな事実を知ってしまった。

• 共感0

タカ『俺、行きたくもないのにﾋﾟﾝｻﾛとかヘルス連れてかれて最悪だったんですよｰ！！俺そーいう所キライなんですけど「おごるから！」ってまぢ強制的に！5回くらいは連れてかれてますよ！それで金使いすぎて給料前借りして、それでも行ってたんですよ！』


私『給料前借りって……給料日には給料もらってきてたよ？！』


タカ『あぁ…金融会社から金借りてきて封筒に入れてたんで……ぶっちゃけミィさんだまされてたんですよ！』



私『でも……………』



信じたくない……

そんな事が起きていたなんて………


てか………


知りたくなかった………

• 共感0

私はそれ以上は話さなかった。


これ以上、新たに何かを知ってしまったら私が私ぢゃなくなる気がしたから………



私はタカの言葉がショックで、それからも4人で語っていたが、まったく内容を覚えていない。

• 共感0

>> 282 私はこの小説以外書いてません。
しかもこれが初めてです！！

偶然同じような経験された方が他にいるんでは？


私はこの100万回の嘘もまだ最後まで書ききれていません。

仕事と家事でゆっくりしか書けないので小説を何個も書く余裕はありません。

• 共感0

>> 282 削除されたレス 失礼な物言いですね。
主さん気にせず完結までマイペースでがんばって下さい😃
皆様、途中で邪魔してしまい申し訳ありませんでした🙇

• << 286 ﾚｽありがとうございます☆ 中途半端ですが中断しようと思いました…… でも楽しみに待っていてくださる方がいるのでがんばります (。´∀｀。)✨

• 共感0

大丈夫ですか？
全部読まして頂きました。続き楽しみに待ってます。

• << 287 ﾚｽありがとうございます☆ なかなか書けなくてごめんなさい😞 頑張ります☆

• 共感0

>> 284 失礼な物言いですね。 主さん気にせず完結までマイペースでがんばって下さい😃 皆様、途中で邪魔してしまい申し訳ありませんでした🙇 ﾚｽありがとうございます☆


中途半端ですが中断しようと思いました……


でも楽しみに待っていてくださる方がいるのでがんばります
(。´∀｀。)✨

• 共感0

>> 285 大丈夫ですか？ 全部読まして頂きました。続き楽しみに待ってます。 ﾚｽありがとうございます☆

なかなか書けなくてごめんなさい😞


頑張ります☆

• 共感0

あたしも楽しみにしてます😃✨
中断しないで頑張ってほしいです😃😃

• 共感0

>> 288 レｽありがとうございます☆


読んでくださる方がいるので頑張れます
(。´∀｀。)✨


これからもお願いします☆

• 共感0

そんな衝撃的な事実を知ってから1週間。


考えないようにしても考えてしまう。

私は自分の感情をコントロールできなくなっていた。


おまけに杏は昼間は泣き続ける。
抱っこしている間は眠り、布団におろすと起きて大泣き。


毎日私が寝るのは夜中の3時だった。


それでも朝7時ごろに起きる杏。


私はゆっくり眠れず寝不足がつづいた。

• 共感0

1週間後の平日の昼間。


私は離婚の覚悟を決め、ヒロの実家に残してきた大切なテレビや、母から出産祝いでもらったベビーﾍﾞｯﾄを取りに行った。


私は姉と一緒にヒロの実家にむかった。

• 共感0

私『お邪魔します！』


ヒロ祖母『あら……どうしたの？』


私『ﾍﾞｯﾄやテレビ持って行きますね！』


ヒロ祖母『もう本当に帰ってこないんだね？』


私『戻りません！』


ヒロ祖母『あっそ！ヒロ可愛そうに………ｱﾝﾀに捨てられちゃって！！あぁｰ！可愛そう！！』


私『捨てられた？ｱｲﾂが悪いんでしょ！！』

• 共感0

ヒロ祖母は、嫌味を言うと台所に行ってしまった。



うざい………
なんなんだよ…………



私はさっさと荷物を車に詰め込んだ。


すると、ヒロ祖母がビニール袋いっぱいに何かを持ってきた。



ヒロ祖母『これ！ｱﾝﾀが買った食材！こんなもの、うちの冷蔵庫に入れておかれても作り方わからないし邪魔だから持って帰って！！』





とことんウザイ……………くそﾊﾞﾊﾞ！！………



私はそれを奪い取り、ヒロの実家を出た。

• 共感0

私はイライラする気持ちを押さえる事ができず、事故を起こさなかったのが奇跡な程、車の運転も荒かった。



家に着くとヒロからメールが届いていた。


『ばぁチャンが家を出ていっちゃった！私が悪いんだって……どうしよう………』




『しらねぇょ………』

送信ｰ



受信ｰ


『ミィもバァチャンにお世話になっただろ？！何でそんな冷たいんだよ！！』



『どーでもいい！！』

送信ｰ

• 共感0

それから1ヵ月。


ヒロからは毎日メールが来た。
内容はすべて同じ。


『真面目になるから戻ってきて！！』



私はすべて無視した。

しかし杏の事を考えると答えが出なかった。



どうしたらいいんだろ……
杏の幸せはどっち……？！

どっちなの……？！

• 共感0

ﾊﾟﾊﾟがいない子って……
可愛そうなのかな………



うちの親も私が高校卒業してｽｸﾞに離婚している。

小学生の頃から両親は頻繁にｹﾝｶしていた。
毎晩のように。

私はそんなｹﾝｶの声を聞くたびに怒鳴り込んでやろうと思っていた。


すごく嫌だった。

仲良くしてほしかった。

• 共感0

私とヒロも一緒にいればｹﾝｶばかり。


私と同じ思いを杏には、させたくない。

けれど、離婚しても杏は悲しいはず。



ヒロが………
ｱｲﾂさえ直ってくれれば全てがうまく行くんだ………

• 共感0

私がヒロの家を出てから、ヒロは新しい仕事を決めた。



ヒロは私に通帳とｶｰﾄﾞを渡しに来た。


『俺、頑張るから！信用取り戻せるように頑張るから！給料はこの通帳に入る。これはミィに持っててほしい！！頑張りを見てほしい！』



それからヒロは真面目に仕事に行っているらしく、給料は毎月通帳に振込まれていた。

• 共感0

続きを楽しみにしてますよ。。。
まだですかぁ？？、

• << 301 焦らしてどうするんですか？😥気長に待てないんですか？😢

• 共感0

>> 299 ﾚｽありがとうございます☆


ゆっくりでごめんなさい😞

• 共感0