同性愛者だけど異性の彼氏・彼女がいる人の心理

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自分のセクシャリティーを隠す人

同性愛者の中には沢山のケースがあって、同性愛者だけれど異性の彼氏、彼女がいるという人もいます。親からの軋轢に苦しむ人、本当の心を隠し通す決意をした人…。その心理には深い悲しみと両親が関わっているようです。

自分を認められない

同性愛者だけれど異性の恋人を作る人は自分の性を認められない、「異性の恋人がいるのが普通」。そういった価値観を持っている人が多いようです。しかし本人はその価値観に苦しめられています。その価値観を植え付けたのは本人の親なのです。

彼らは子供が「普通じゃない」と気づいた瞬間からそれを押し込めるように厳しく言い聞かせたり、子供からのカミングアウトをバカにしたり叱ったり受け入れようとしません。

そのおかげで子供の心には「同性を好きになってはいけない」「異性の恋人をつくらなきゃいけない」という強迫観念が生まれ、本当の心を封じてしまうのです。

とある映画が話題に

数年前に話題になった有名アニメ映画に、「ゲイやレズビアンの人たちが心の葛藤を解放する」というメッセージが込められているのではないかと話題になったものがありましたね。人と違う能力を持ったばかりに苦しい葛藤を抱えた女王が、妹を傷つけてしまい、その力を見せないよう部屋に閉じ込められてしまいます。そして彼女はふとしたきっかけで自分の心を解放し、特殊能力で城を作りそこに永住しようとするのです。

なんだかんだで妹と仲良く元の国で暮らすのですが、姉を探しに行った妹が寄った店の店主がゲイっぽかったり、仮にも一国のプリンセスが最後まで異性に興味がなかったりと、そうとれなくもないようなエピソードが多数ふくまれていました。

自分を認めるためには

小さい頃から抑圧された呪いはなかなか溶けるものではありません。運命の恋が溶かしてくれるというのはおとぎ話の中の話で、やはり、運命の相手が現れたとしても、やはり呪いが解けていない限り相手の胸へ飛び込む事ができないのでしょう。

親や環境からの呪縛を解く事が大切です

現代は徐々に同性愛が認められてきている

大昔は家のための結婚や後継のための婚約などが尊ばれてきましたが、現代社会では「パートナーシップ法」など、同性であっても結婚と同じ意味を持つ法律ができてきたと言います。また、同性で結婚式を挙げるカップルも目立ってきましたね。あなたの人生ですから、誰かに強要されるものではなく、自分らしい生き方を貫いてくださいね。

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