専属神帝王神候補篇 第三話「【完全無欠王】と【全知の光王】」

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小説家さん( 20代 ♀ )
2025/03/16 13:21(更新日時)

ー【トア視点 2月2日 メルトリア総本山】ー
メルリア「メリア、私ですよ、メルリアです、開けてくれないかしら?」
メリア(来た、メルリア姉様が来たということは、トア兄様が来たということ、トア兄様は過去のご主人と同等レベル、戦うとなればメルリア姉様にも戦って貰うしかありません、ですがこれも月花ちゃんの為でもあり、何よりご主人の為でもある、私はご主人の為なら、命だって惜しくはありませんよ、それが例え殺神行為をしようと!)
メリア「はい、どうぞ、ドアは開けていますので、来てください。」
トア「何だ、メリア、余は忙しいのだ、手短に済ませてくれないか?」
メリア「言われなくてもするつもりです、安心してください、では、要件を伝えますよ。」
トア「早く言え、時間の無駄だ、それに少しでも四季月花が逃げる時間を稼ごうとも無駄だぞ、メリア、貴様の要件はもう知っているんだよ。」
メリア「はい、では要件を再度言わせて貰いますが、私達と真剣勝負をしてください、そしたら私と月花ちゃんをここから出させて、私の要望はそれだけです。」
トア「わかった、今メリアが使える物なら何でも使え、余からの条件はそれだけだ。」
メリア(メルリア姉様!お願いしますよ!)
メルリア(ごめんなさい、トア兄様、でもこれは妹の願いなのです、約束を破る訳にはいかない、法王として!)
メリア「【神格開放 五分咲き】」
メリア(五分咲きでもいい!神格開放!例え天理眼が限界だったとしても、私はパト君の為に!戦う!今回はメルリアもいる!トアに本気を出されたら流石の私やメルリアでも無理だが、トアを納得させればいいだけのことなのだから!)
メルリア(神格開放をしましたね、ただ五分咲き、力も能力も本来の神格開放より劣りますが、トア兄様を納得させるだけなら充分ですね)
トア「ふん、神格開放五分咲きを使ったからといって、余を納得させられるとでも?」
メリア「何!?」
メリア「五分咲きでご満足なられない我儘兄様の為にやってやりますよ、本来の神格を!」
トア(所詮、無理なことを)
メリア「【神格開放】」

メリア「・・・ここは?」
メルリア「メリア!まさかメリアが本来の神格開放をするなんて思いませんでしたよ、全くもうメリアったら、私がどれだけ心配したか・・・」
アリル「仕方ないでしょ、メルリア、それにコイツを心配しても無駄だよ、どうせメリアに慈悲を向けても全ては第一位の為だけに利用されるんだから、メリアの味方になってもメリアの道具としてだけ使われる、それくらいメルリアもわかっているんでしょ?」
メルリア「やめてください、アリル、それはメリアに対しての侮辱を意味します、それに第一位への侮辱も許しません、候補を奪い合う仲だとしても、第一位はメリアの夫なのです、メリアと第一位の関係は私もできる限り応援しています。」
アリル「そうかな、私は応援しようとは思わないよ、だって、ほら、メリアは第一位の為なら、何でもするんだからさ、第一位が世界の平和を望むならメリアだって世界の平和を望み、世界の平和を実現する為には何だってする、それがメリアだからさ、私も心配して言ってあげているんだよ、それがわからないの?メルリアは優しさがすぎるんだよ。」
メルリア「そ、そんな・・・」
???「やめてあげなよ、アリル。」









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No.4262065 2025/03/16 13:21(スレ作成日時)

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