専属神帝王神候補篇 第二話「月花の暴かれし真実と興味対象」

レス0 HIT数 75 あ+ あ-

小説家さん( 20代 ♀ )
2025/03/15 18:20(更新日時)

ー【メルメア視点 2月2日 メルトリア総本山】ー
メルメア「初めまして四季月花さん、わたくしは【帝王神候補序列七位】メルメア・メルトリアですわ、今回、わたくしは貴女の案内や護衛をさせて頂くことになっているのですが、そちらはお分かりでして?」
月花「いえ、帝王神候補の何名かを私の護衛に置く、とだけ【帝王神候補序列二位】トア・メルトリア様からお言葉を頂いているのですが、私の護衛はメルメア様だけなのですか?」
メルメア「そうなのですね、いえ、私だけではありませんよ、この後リトア姉様がきますから、ご安心を。」
メルメア(トア兄様、何を考えているのかサッパリわからないわね、四季月花が逃げても大したデメリットはないはずだけど、何で頑なに四季月花を護るのかしら?)
月花「そうですか、安心しました、私なんて下級神クラスにも満たない元地球人ですから、もし私が敵に見つかったら確実に殺されてしまうでしょうしね、本当に感謝しかないですよ。」
リトア「お初お目にかかるな、四季月花、私は【帝王神候補序列三位】リトア・メルトリアだ、今回四季月花の護衛としてやってきた。」
月花「初めまして、四季月花と申します、わざわざ護衛ありがとうございます。」
リトア(全く、あのクソ兄貴、私を利用して四季月花の成長を見定めるつもりか、確かに、私と四季月花の気配が似ているとメアトルも言っていたからな、それを見越してあのクソ兄貴は私を護衛につかせたのか、私としたことが油断してしまった、このまま相手の戦力をアップなんて、母上が知ったらどうなるか)
メルメア「違いますよ、リトア姉様、トア兄様は何でわざわざリトア姉様を四季月花の護衛につかせたと思いますか?」
リトア「・・・そうか、私が月詠琴歌の成長を見定めたように、トアは四季月花の成長を見定めているということか、成程、理解した。」
メルメア(どうやらメルトリア兄妹の殆どが第一位の専属神に興味を持っているようですからね、トア兄様は四季月花、リトア姉様は月詠琴歌、メアトル兄様は四季雪花、アルメトはソフィア・ターフェアイト、リルル姉様はソルテ・ピュアデーモン、私メルメアはカナ・エウレカ、メルリアは残念ながら私と同じくカナ、でもカナは私が絶対に手にしてみせる、エウレカ帝国の防波堤になったのは、カナに接触する為だけなのだから、後はあの愚弟ルトアとアリルだけど、ルトアはそもそもやる気すらないから興味対象なし、アリルは・・・どうかしらね、あの子は色々と大人しそうに見えてかなりの問題児だから・・・強いていうならラル・ロゼデエスかしら、案内している時に見えたけど、どうやらアリルはラルの世界王と戦っているらしいからね、まぁ今でも戦っているのかは知らないけど)
リトア「おい、メルメア、メルメアはなぜ四季月花の護衛についたのだ?」
メルメア「何となく興味も持ったからですわね、そこの貴女、従属を従えさせているでしょう?しかも殆どが精霊族、地球では選ばれし精霊王とも言われている存在、少し気になったのです、リトア姉様もお分かりでしょう?ただの下級神クラスの地球人を第一位とメリアが専属神にする訳がありません、証拠に下級神程度なら数えきれない数がいます、ただ愛してほしいだけなら、そちらを選ぶでしょうしね。」
四季月花(何で、何でこの人は私のことを知っているの!?)



  





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No.4261555 2025/03/15 18:20(スレ作成日時)

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