専属神雪花篇　第一話「パトと雪花の世界【零園】」

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小説家さん（ 20代 ♀ ）
2025/02/11 16:33(更新日時)

ー【雪花視点】ー１月３０日
雪花「ユミル、あんた、何様のつもり？」
ユミル「まぁまぁ、怒らないでよ、雪花様、私は帝王パト様や【万園】なんて知らない、帝王様は第二、雪花様は第一、間違いなく雪花様の味方なのだから。」
雪花「まず何でここに私を連れてきたのか、説明しなさいよ、ユミル？」
ユミル「そうだね、雪花様、まずそれを説明しなきゃだもんね、ごめんね、雪花様、私だってこんなことしたくなかったよ、でもこんな言い訳をしたって無駄だよね、雪花様、でも私を許してくれる？雪花様？許してくれるなら嬉しいよ、雪花様、私って不器用だからさ？雪花様？でもきっと雪花様は優しいから許してくれるよね？雪花様は四季桜花が好きなんでしょ？だったらそれと同じように私を大切にしてくれるよね？雪花様？そうでしょ？私思うんだ、雪花様って優しいってね？だってこんなに雪花様に酷いことしているのに、雪花様は何一つ怒ろうとしない、だから帝王パト様にお似合いだと思うんだよ、雪花様？雪花様もそう思うよね？」
雪花「ユミル・・・あんた、ふざけるのも大概にしなさいよ？」
ユミル「ふざけていないよ？雪花様？私はただ雪花様を想って言ってるだけ、私の言葉や言動に雪花様への侮辱なんて一才入ってないでしょ？雪花様はいつも優しかったからね、流石はメリアちゃんの愛弟子って思ったんだ、雪花様は強いし優しい、だから主様には勿体無いくらいの神材ってことは自覚しているよね？雪花様？雪花様は専属神様にも優しいからね、だから私は雪花様を想って言ってるの、雪花様？」
雪花「ユミル、貴女は何がしたいの？まずはそれを教えなさいよ！」
ユミル「そうだね、そうだよね、それじゃあ教えようか、まず私は雪花様にもっと強くなってほしいんだ、だって雪花様は主様を救いたいんでしょ？専属神様を救いたいんでしょ？仲間を救いたいんでしょ？家族を救いたいんでしょ？だからさ、私思うんだ、雪花様はもっと強くならなきゃダメなんだって、だから私はもっと強くなってほしいの、雪花様？」
雪花（雪花雪花ってうるさいわね！私は何よりも誰よりも愛しているパトに早く会いたいっていうのに！何でこんな奴に、私が足止めされなきゃいけないのよ！)
ユミル「まずは落ち着いて？雪花様？私は雪花様が大好き、だから雪花様の手助けをしたい、でも私だけじゃできない、私一人ではどうにもならない、だから雪花様の努力が必要なんだよ、私だって雪花様に主様を会わせたいけど、でもどうにもできない、だからさ？頑張ろうよ？雪花様？妹の四季桜花だって、雪花様に追いつこうと、雪花様より強いんだって自慢したくて、幻想郷とやらで修行してきたんでしょ？雪花様？私は何でも知ってるよ、だって雪花様の世界の世界王だもん、私に知らないことはないよ？雪花様？だから安心して？雪花様？私ができることは何だってやる、でもその為には雪花様の努力が必要、全ては雪花様の努力次第なの、雪花様？」
雪花「・・・」
雪花（そうだ、間違っていた、私は何の為にここまで頑張ってきた？何の為に修行してきた？そうだ、パトだ！全てはパトのパートナー、恋人、親友、仲間、家族になる為にやってきた！主従関係なんて知らないわよ！そっちが勝手に決めつけてきているだけでしょ！それを押し付けているのはお前らのほうだろうか！）