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お嬢とヤクザたち　最終回

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藤堂あかね（ 10代 ♀ j0Xbob ）
23/02/25 20:43(更新日時)

夏休みが明けて数日後。
空：お嬢、急に呼び出してどうしたの？
識：同感です。
司：全員を集めた理由、聞かせてくれるんだよな。
葵：うん。そのつもりで今日は集まってもらったんだから。玲、お願い。
玲：えぇ。
玲がパソコンを操作しモニターに「今後の若林組について」という言葉が映し出された。
空：今後の若林組についてなんて、いきなりどうしたんだ。
玲：私たち、２人で考えたのよ。私たちはいつまでも一緒にいられるわけじゃない。
葵：だから、今後のことに関してある程度の活動予定みたいなのを作っておこうと思って。
識：確かに、２人の言うことは一理あります。
司：あぁ、早めに計画しておくのも重要だな。
空：それで、どんなことを計画すればいいんだ？
葵：それを空くんが決めるんだよ。この組のトップなんだから。
空：だったら、俺は今まで通りでいいと思う。変に何かを変えるよりは今まで通りにやったほうが混乱とかしないし。
識：それもいいですね。
司：何かしら変えて混乱を招くよりはいいと思うな。
玲：そういうと思ったわ。
葵：右に同じ。心配する必要はなかったわね。
〜帰り道で〜
玲：これでもう、心配はいらないわね。
葵：えぇ、そうね。これで安心して旅立てるわ。次は確か九州よね。
玲：そうよ。準備はできてる？
葵：もちろん。明日にでも出発できるわ。
玲：準備は万端のようで良かったわ。
葵：あとは、いつここを立つか決めないとね。
玲：なら、３日後でどうかしら。
葵：いいわ。そうしましょう。
今までありがとう。空、識、司。あなたたちは最高の仲間だったわ。
〜３日後〜
葵と玲は、彼ら若林組の子たちとのつながりを立ち、次なるストーリーのために九州へ旅立った。もう二度と彼らと関わることはないだろう。だが、葵の記憶の片隅に彼らとの思い出が残るのであった。

終わり