注目の話題: 突然連絡がつかなくなった彼; 彼氏と分かり合えない。納得できない; 会うたびに家に誘ってくる彼氏

理系同好会　第4話

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藤堂あかね（ 10代 ♀ j0Xbob ）
23/02/24 18:08(更新日時)

合宿3日目
合宿最後の今日はそれぞれ自由行動ということになっている。とらくんは先生と瑠伽先輩とお土産を買いに行くみたいで3人で準備をしていた。春季くんは加藤先生と雑談するために朱羅大学に行くという。私たちはというと、まだ朱羅祭で見れていないところを巡ろうと春季くんに続いて朱羅大学に向かっている。
雅：今日はどこを巡る？
菊花：そうだなぁ。あっ、ここなんてどう？
雅：ここはいろんな衣装を借りて着ることができるみたいだね。
菊花：衣装を借す代わりにアンケートに答えてもらうみたいだね。
雅：行ってみよう。
朱羅大学研究等4階
女性：あらそこのガールズちゃんたち、うちの見学希望？
菊花：は、はい。
女性：私はエリカ、よろしくね。
菊花：菊花です。
雅：雅です。
エリカ：ようこそ、雅ちゃん菊花ちゃん。うちは外見の美しさを数値化して魅力度っていうのを研究してるんだ。そこで、このアンケートに答えてもらいたいの。
そう言ってエリカさんは私たちにアンケート用紙をわたしてきた。そのアンケートに答えたあと、雅はメイド服、菊花は執事の衣装を借りて次のところへ行くことにした。
菊花：次どこ行く？
雅：じゃあここはどう？世界の甘味処だって。
菊花：いいじゃん！そういえば、雅は甘党だもんね。
そして、私たちはその甘味処に行ったあとも食べ歩きをしたり興味を惹かれた研究室に行ってみたりして合宿最後の日を楽しんだ。
基山：皆さん合宿は楽しめましたか？
瑠伽：満喫できたわ。
琥太郎：すげー楽しかったっス！
菊花：私たちも楽しめました！ねっ。
雅：うん。
春季：俺も加藤先生との雑談の機会があってとても楽しめました。
帰りの飛行機の中で
私は春季くんの隣りに座った。なぜなら、あの時のことが気がかりだったから聞いてみようと思ったのだ。
雅：あの、春季くん。
春季：何？
雅：えっと、あの時のことなんだけど。どうして、私なんかのために？
春季：それはあの時言った通りだが。
雅：でも、それなら菊花に言えばよかったんじゃないのかなって。
春季：それは、俺もお前と話してみたかったからというのも一理あるが、よく考えてみろ。女1人又は2人でどこか行ってみろ。高い確率でナンパとかにあうぞ。
雅：そっか、そういうこともあるから貼る季くんは私と一緒に行ってくれたんですね。でも、私と話してみたかったというのは…
春季：そこは気にしなくていい。だた、一応言っておくが。俺はお前に対して、恋愛感情に近いと推測される感情あるいは好意を持っている…。
雅：えっ？…。
そのあとは2人とも特に何も話さなかった。
続く…