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近畿地方の人ってお酒が弱い人や下戸の人が多いんでしょうか？

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雑学王さん
22/04/10 14:08(更新日時)

近畿地方の人ってお酒が弱い人や下戸の人が多いんでしょうか？
酒の強い弱いも完全に遺伝です。

日本人は、
①56%が酒に強く飲んでも赤くならない人（アルデヒド脱水素酵素とアルコール分解酵素が両者とも活性型）
②40％が酒に弱く真っ赤になる人（アルデヒド脱水素酵素が活性型でアルコール分解酵素が不活性型）
③4%が全く酒を受け付けない人（アルデヒド脱水素酵素とアルコール分解酵素が両者とも失活型）

①②③の3つのタイプに分布されるという科学的なデータが既に示されてます。

しかし、兵庫県にある武庫川女子大学の女子大生がお酒が弱い人が他の地域の人と比べてもかなり多いです。

2015年に武庫川女子大学に通う、かつ遺伝子解析調査の同意を得た女子大生を対象に、アルコールの遺伝子解析調査を実施し、結果は、4115 名中を対象にアルコール遺伝子解析調査をしたところ、解析可能な4060 名からアルコール遺伝子結果を分析したそうです。

結果は、
①酒に強い遺伝子型を持つタイプ（アルデヒド脱水素酵素とアルコール分解酵素が両者とも活性型）の女子大生が2092人（51.5%）
②酒に弱く遺伝子型を持つタイプ（アルデヒド脱水素酵素が活性型でアルコール分解酵素が不活性型）の女子大生が1522人（37.5%）
③酒を全く受け付けない遺伝子を持つタイプ（アルデヒド脱水素酵素とアルコール分解酵素が両者とも失活型）の女子大生が239人（5.9%）

という結果が出たそうです。実際はこの3つの他にもさらに2つに細分化されていました。

武庫川女子大学の女子大生の中で、酒に強い遺伝子型を持つタイプ（アルデヒド脱水素酵素とアルコール分解酵素が両者とも活性型）の人が51.5%しか居なかったというのはただの偶然でしょうか？

それとも近畿エリアの人はお酒が弱いからでしょうか？