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いじめなのか本当に息子が悪いのか
言い方とか、誹謗中傷等したりはやめて下さい。原因はなんだろね

ポエム・詞を書くだけのスレ

レス84 HIT数 2121 あ+ あ-

匿名さん
23/11/03 17:42(更新日時)


ポエム・詞をみんなでワイワイ発表するスレです! お遊び程度に書き逃げよろしくお願いします!(何回発表しても良いです)

名前

名前がいや
よく聞き間違えられるもの
でも
ローマ字入力なら短いのは好き




No.3455626 22/01/16 23:10(スレ作成日時)

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付箋

No.1 22/01/17 22:06
スピカ ( 50代 ♂ 2hr81b )

――森は囁く――


森を駆けまわる娘たちは
美しい脚と心を持つ

光れ ほとばしれ 森のいぶき
肌をさらす娘たちの髪を揺らせ
真実のいぶき

二畳紀の夢を見ているよう
人類はやがて愛に届く


歌をくちずさむ娘たちは
美しい指とかかとを持つ

とがれ 透きとおれ 森のいのち
胞子たちが娘たちの姿を借り
真実を語る

隕石の夏を繰り返して
人類はやがて神を殺す

叩け 焼き尽くせ 森のいかり
とり憑かれた娘たちの罪を清め
真実が笑う

贖罪の闇に森が沈む
人類はやがて自我を閉ざす


――――――――――
――――――――――
二畳紀…ペルム紀とも。恐竜が絶滅したといわれる。

No.3 22/01/29 11:02
スピカ ( 50代 ♂ 2hr81b )

──洗髪──

めを
とじているんだよ
つよく

なみだをこらえるときのように

まだ
とじているんだよ
きっと

じぶんをにくんだときのように


もう
めをあけていいよ

せかいは
おまえのものだから



─────
(点字による原文)

──せん°はつ──

めを
と゛しているん゛たよ
つよく

なみ゛たを こらえる ときのよーに

ま゛た
と゛しているん゛たよ
きっと

゛し゛ふんを にくん゛た ときのよーに


もー
めをあけていーよ

せかいわ
おまえのもの゛たから


No.4 22/02/07 16:31
匿名さん0 

痛がり

見えないフリばかりデスカ

皆して笑うのですね
見下して罵って泥を塗る

誰にも見えないように

最近は遠くから出来るのですか

皆して石を投げるのですね
見下して罵って

名前は隠して


気づいてないデショ

腐ってるのは自分達だって

必死で分からないのですか笑
成長を辞めて正義と思い込んで

お 鳥が飛び始めましたよ

赤い線が大量に付いているのに

あなた達はずっとそこに

へぇ そこでずっとやっててください
ただ勘違いしないように

俺はあっちの世界へ戻ります
ついてくんなよ

No.5 22/02/14 22:05
スピカ ( 50代 ♂ 2hr81b )

──何度でも歌う──


こころはいつも嘘を
重ね着して強くなる

逃れられないならば
何度でも歌う

虹をくぐる鳥よ
滝を飛び越す鮎よ

その閉じた瞳(め)で
わたしのために泣いて

海を渡る蝶よ
闇を恐れぬ蝉よ

その触角で
わたしの歌を聞いて

懐かしい歌だといいね



記憶を閉じた螺旋を
刃物よりも恐れてる

冬に蒔かれた種は
契りを疑う

毒を抱いた草よ
友をなくした猿よ

その憎しみで
わたしの爪をなめて

過去を運ぶ蟻よ
枝を捨てた鳩よ   ※

その醒めた目で
わたしのからだを見て

あんまり美しくないね
───────────
───────────

※ノアの洪水の伝説に拠る。

No.6 22/02/17 12:34
匿名さん0 

ポップ

風穴が空いた
暗転 誰もいなかった

人影が遠くに

見えなかった
静かだった
荒い呼吸が耳を塞ぐ
水の汗が目を塞ぐ

いたはずなのに



これの為に盲目になった
これのせいで盲目になった
気づきさえしなければ

全部あいつのせいなんだ

傘立てが空いた
失笑 全て理解してた

蜘蛛の糸は死んだ

うるさかった
見えたんだ
繊細な空気が耳を洗う
口角が上がってた

俺は捨てたんだ

今の為に切り捨てた
今のせいで忘れた
さあ もう行こう
爽快
全部、俺は自由だ


俺は猫 俺は悪魔 俺は何者でも無い

真っ青な嘘が目を洗う
人影は後ろにいた
バケツを被った俺は
最初から自由だった

俺は馬鹿者

さあ あいつを取りに行こう
さあ いまを見よう
さあ 自由になろう

俺は化け物 全てを食らう

No.7 22/02/21 12:43
スピカ ( 50代 ♂ 2hr81b )

──照葉樹の森(I'm in the forest)──



生まれ変わるというのは こんな気持ちなんだろう

目を閉じたら 邪魔なものが飛び去っていくようだ

風そよぐ照葉樹の森へ昼寝をしにおいで

小さな草 優しい鳥 日射しも君を待つ

明るい昼間は 雲母(きらら)が降る森にいます
ここで待っています



心だけで届くから 何の心配もいらない

森へおいで 森へおいで 眠たくなる森へ

心より広い森を君は信じないだろう

森に溶ける心地よさを まだ知らないうちは

まぶしい初夏には 辰砂(しんしゃ)を生む森にいます
ここで呼んでいます


生まれ変わるというのは こんな気持ちなんだろう

目を閉じたら 邪魔なものが飛び去っていくようだ
───────
───────

No.8 22/02/23 13:45
スピカ ( 50代 ♂ 2hr81b )

──音無町──


緑の風わたれば
ひと息で何度でも
君の名前を呼べるだろう

ひとりでいる休日
幸せは冬日の青空

君に会いに
話をしに
風を味方につけて
音無町へ
走り抜けろ!

心だけが届いていた
近いのに遠い町
音無町も
青空だろう
───────────

No.9 22/02/23 14:14
匿名さん9 

スレ主です。 タブレットで入力します。

箱舟

箱があった
燃えてった

箱があった
散ってった

箱があった
濡れていた

箱があった
花が溢れてた

箱の中だ
宙ぶらりん

「消えてった」

No.10 22/03/26 17:18
匿名さん0 

晒し者

感情というエゴ
生命という洗脳

断頭台にてお詫びします
愛嬌なしには生きられない?
根性無しにゃ逝けもしない!

俺はキット、
俺はズット。
ゴミ置き場にて待っています

No.11 22/04/04 20:59
匿名さん0 

泣き虫

泣き蒸し
無いもの
内戦

気持ち悪いもんだ
世間体など
心地のいいもんだ
私生活など

No.12 22/04/16 05:15
スピカSB ( 50代 ♂ WnT81b )

石英


粉々に砕いたら白くなる
澄んだ石英

物陰で泣いていたあの人の
涙にも似て

──愛する人はどこにいる?
──愛は形がない気体(期待)?

ふりそそぐ白い粉

いつの日かあの人を思い出し
泣く冬がくる

大切なあの人の名前さえ
忘れる頃に

──終わらぬ愛はどこにある?
──とても優しい人の手に?

ふりかかる白い粉

★★★★★★

No.13 22/04/21 20:12
匿名さん0 

>> 12 テスト10秒前

首がもげるまで
釘が折れるまで
腕が死ぬまで
枕花に囲まれるまで
彼は銃を取った

世界はついさっき出来たんだ
冥界をさまよった蟻の群れは
鮮やかに朱を飛ばした
一つの銃弾によって
初めて太陽が顔を出したんだ

銃弾を放った者は
枕花に囲まれる事すら許されず
朱の飛んだ美しい地に
蟻の屍に見窄らしい身を放った

No.14 22/04/22 14:06
匿名さん0 

このスレをご利用している皆様へ

今日も日差しが強く、夏の訪れのような天気ですね
いつもこのスレをご利用いただき誠にありがとうございます
スピカ様、スピカSB様、ご覧になっている方々へ深く感謝申し上げます
いつも素敵なポエム・詞を拝見させて頂いています
13スレ、356hitと、ここまで来れました。
これからもこのスレをよろしくお願い致します

No.15 22/05/06 16:29
匿名さん15 

我儘に生きる者

勝手だって
それが勝手だって
だから勝手だって
それがどうしたって
暴君は何も聞こえない
英雄は何も持っていない
正義の暴君はいつも独り
横暴な英雄はいつも独り
民衆に殺された暴君は
英雄とたたえられた
疲労に殺された英雄は
暴君として罵られた

No.16 22/05/14 14:18
スピカSB ( 50代 ♂ WnT81b )

──小さな旋律──

いつもとよく似た朝がまた来たね

今は会えない人に歌うつもりでいた

小さな音符がてのひらに残る


調律してない学校のピアノ

今は言えない言葉 歌うつもりでいた

小さな休符がゆびさきに残る


みどりの表紙の読まずにいる本

今も消えない心 歌うつもりでいた

小さな旋律 くちびるに残る

No.17 22/05/22 17:48
匿名さん15 

愛されたいのは狼で

死ぬまでそっと愛されたい
死んだらきっと愛されない

辛くなったら逃げ出せない
今になっても諦めない

No.19 22/05/31 07:51
スピカSB ( 50代 ♂ WnT81b )

【passenger】

どしゃ降りのなかへ吸い込まれていくことで
すべての哀しみ捨て去る人だった

幸せなど見せかけだと
私の肌触れもしなかった

passenger in the midnight
卑怯な微笑みも
passenger in the midnight
優しい裏切りも

すべて許せる人はpassenger

No.20 22/06/23 16:49
匿名さん15 

「あいにーぢゅ」

180度上から

みんなの雨傘が咲いた
でも歪んだ顔は隠しきれてない
ちょっと踏ん張った

東に行った
そしたらみんなの雨傘が消えて
笑顔が見えた
あいつは誰もを笑わせる

みんなの雨傘が咲いた
でも歪んだ顔は隠しきれてない
ちょっと踏ん張った

北に行った
そしたらみんなの雨傘が消えて
元気な声が聞こえた
あいつは誰もを幸せにする

みんなの雨傘が咲いた
でも歪んだ顔は隠しきれてない
踏ん張った

南に行った
そしたらみんなの雨傘が消えて
静かに泣く人がいた
あいつは誰もを不安から救う

みんなの頭が見えた
上を見上げた人が歓声をあげた
そしたら誰もが騒ぎ出した

笑顔の人 遊びまわる人
こっちをみて静かに泣く人
みんな濡れ鼠になりながら
叫ぶかの様に腕を振っていた

ありがとうって初めて言われた

No.21 22/07/21 21:32
スピカSB ( 50代 ♂ WnT81b )

風のハープ


少女らは今日も空へ(まぶしい空へ)
繰り返す飽かぬ調べ

透明な時を待って(記憶を冷まし)
かき鳴らせ風のハープ

──強い意志あらわにし
姿勢をただして

──あっさりつかんだ
夢を僕には教えてくれないの?

少女らは今日も空へ(まぶしい空へ)
繰り返す飽かぬ調べ

輝きをほしいままに(一人占めして)
かき鳴らせ風のハープ
──────────

No.22 22/07/23 05:35
スピカSB ( 50代 ♂ WnT81b )

真水に棲む魚


もう
誰の言葉も届かない
嘘もないけど理由(わけ)もない

もし
許されるなら 川になり
水を運んで暮らしたい

真水に棲む魚を住まわせて

泡沫(うたかた)はじける時 夢をみる

つねに心のままに


この
世界の果てに君がいる
それだけで熟睡できる

さて
寂しがりやに憧れて
世界を瓦礫にしようか

真水の川が一つ残りゃいい

余計なものは地層に溶かそう

つねに心のままに


あれ
帰る家さえわからない
歩き方さえ忘れてる

ああ
歪みは歪みを保って
君が望んだ闇になる

真水に命が蠢(うごめ)くならば

私も 瞼のない目を見張る

つねに心のままに
─────────────
おことわり。
2011年以降、震災被災者に配慮したつもりで「瓦礫」という言葉を書き換えてきましたが、読者諸氏の良識を信頼し、原文に戻すことにします。

No.23 22/07/25 20:12
匿名さん15 

事故った


助けろと声が聞こえる
誰もが怒鳴っていた

助けろと声が聞こえる
誰もが泣きじゃくっていた

助けろと声が聞こえる
誰もが苦しそうだった

助けろと声が聞こえる
誰もが必死だった

何が当たった
顔を掴まれた

手を握られた
引っ張られた

チカチカする





ベットのうえだった

No.24 22/07/26 06:49
スピカSB ( 50代 ♂ WnT81b )

>> 23 月が癒す


窓際に肘をつき 月影に身をまかせ

癒されぬ傷もあると 私は知った

年上の貴女には 片手間の恋なれど

癒されぬ傷もあると 私は知った

現世(うつせみ)に生きるゆえに
悲しみは波の宿命(さだめ)

満ちる月 欠ける月に 心なごませれば

慰めの言葉になる


この思い 幾百に砕ければいいのにね

せめて ひとかけらぐらい 貴女に分けたい

陽ざかりの夏の日に 散る花があることに

貴女がたじろがぬよう ひそかに分けたい

季節(おりふし)に感じるまま
悲しみを友と迎え

昇る月 沈む月に 心響きあえば

ひとり寝の夜を過ごす

一瞬(たまゆら)の時を生きて
刹那の恋を夢みる

照る月に 曇る月に 心許しあえば

ひとり寝の夜を明かす

――――――――――
──────

No.25 22/07/26 14:56
匿名さん15 

彼だもん

しょうがないよ
彼は背が小さいの
でも心が大きいの

しょうがないよ
彼は勉強ができないの
でも友達は多いの

しょうがないよ
彼は運動音痴なの
でも性格は
性格はいいの
捻くれてるけど

二回目だった
今度は
今度はてにいれたかった

No.26 22/08/01 07:18
スピカ ( 50代 ♂ BFW81b )

長袖のシャツと自転車で


見つけようと思えば
幸せはどこにもある

心ひらき思えば
恋人はここにいる

こすもすに会いに長袖のシャツと自転車で行こう

君の瞳かわくように

ポケットは今日はからっぽでいいよ

コンナコトずっと続くはずない


昨日のこと思うと
今日のことがくもるから

冷たい風が告げる
季節を大事にして

あの人はきっとお見通しだから
心配はないよ

今日言わなきゃ損しちゃうよ

小細工はナシの不器用でいいよ

コンナコトずっと続くはずない

小細工はナシの不器用でいいよ

カタオモイ
ずっと続くはずない
───────
原文:モールス符号
───────
季節外れだなぁ。

No.27 22/08/02 15:28
匿名さん15 

んなわけあるかい


俺は弱い
意志も
頭も
体も

俺は弱い
死ぬ覚悟ぐらいはできるけど

俺は弱い
意志も
頭も
体も

俺は弱い
役立たずな長所はあるけど

短所はいくつもあるけど


いつもこうだ
知ってる 知ってる
俺が一番よく知ってる
こうなるって知っても始めたんだ
褒められたことなし
成功したことなし
それでもやるだけはやりたかった

ってなるから弱いままなのは知ってるけど

もう

もうこの場に俺の価値はない
消えるしかないのだ


「んなわけあるかい」

No.28 22/08/04 20:58
スピカSB ( 50代 ♂ WnT81b )

「緑に問うなかれ」


光が髪に透けて
夏の空を切り取るとき

泣きたいほどのみどり
君の町にあふれる

信じている? 信じてない?
それはつまらない問題

言葉よりもきれいな花
君に見つけてあげる


未来も耳も水も
すべて意味を失うとき

迫力のあるみどり
君の町をのみこむ

忘れている? 忘れてない?
それはつまらない憶測

真実より強い愛を
誰も見つけていない
─────────

  • << 31 嘘よりはいいね 昨日は泣いてすがったくせに 明日は別のやつと。 遊ばないでよ 今日は笑ってくれたくせに いざ話してみたら 「…泣かないでよ」 この前まで隣にいたくせに 見当たらなくって 行かないでよ 明日は遊べないって言ったくせに 後ろから抱きしめてやがって 「そんな泣かなくていいよ!」

No.29 22/08/10 17:02
匿名さん15 

暴徒とゴーストタウン

この廃れた街では
戦わない者をも殺す
こんな廃れた体では
戦うこともできない

どうでもいいから帰って
どんなに立派な警官が来ても
どうでもいいから帰って

この廃れた街でしか
得られない物がある
こんな廃れた体でも
顔を隠せば戦える

とりあえず傍観席へどうぞ
崇高なあなたにはわからないだろう
とりあえず傍観席へどうぞ

No.30 22/08/20 12:23
匿名さん0 

よりどりみどり


悲観的になるからだろう
別に悪い事じゃない
ヒーローだなんて言い始めたから
ヴィランだなんているんだろう

問題を問題とするからだろう
ゴミを投げられようと
石を投げられようと
そりゃ当たり前

ヒーローなんて居ないのに

No.31 22/09/02 17:30
匿名さん0 

>> 28 「緑に問うなかれ」 ・ ・ 光が髪に透けて 夏の空を切り取るとき 泣きたいほどのみどり 君の町にあふれる 信じている?… 嘘よりはいいね


昨日は泣いてすがったくせに
明日は別のやつと。

遊ばないでよ

今日は笑ってくれたくせに
いざ話してみたら

「…泣かないでよ」

この前まで隣にいたくせに
見当たらなくって

行かないでよ

明日は遊べないって言ったくせに
後ろから抱きしめてやがって

「そんな泣かなくていいよ!」

No.32 22/09/05 06:43
スピカ ( 50代 ♂ BFW81b )

麗泉


生まれたばかりの愛 君の前で光れよ
笑い声をたてよう 妖精たちのように

泉へ いつか行こうよ
静かな瞳がほしい


透明な宝石を 森の奥に探そう
軌道それた惑星 森の奥に探そう

泉が 今日も呼んでる
涼しい瞳がほしい


女神たちの沐浴(もくよく) 僕は見てしまったよ
それで殺されるなら それも仕方ないこと

泉が 夕陽を抱くよ
寂しい瞳がほしい
───────
───────

No.33 22/09/10 11:16
匿名さん0 

祭りの続きを



あなたの口癖
暗い布団の中で 響き渡る
大丈夫って

あなたの口癖
暗い倉庫の中で 響き渡る
大丈夫って

あなたの口癖
白いタオルの外で 響き渡る
大丈夫って

あなたの口癖
眩しいコートの中で 響き渡る
大丈夫って

あなたの口癖
小さいあなたの背中に 投げかける
大丈夫って

あなたの口癖
白いネットの前で 呟く
大丈夫

あなたの口癖
デカいあいつの前で 響き渡る
大丈夫

俺の口癖
デカいあいつの後ろで 響き渡る
大丈夫

広いあいつの背中に 投げかける

今日も俺達が勝つ

No.34 22/09/21 06:56
スピカ ( 50代 ♂ BFW81b )

小夜曲


夜のなかに生まれ 朝のなかに育つ
愛は空へ走る青い羽の鳥

闇のなかで見えず 君以外は見えず
月の示唆するまま流れに染まりて

ゆらゆら ゆらゆら

漂い 歌う 気のむくまま

──────
──────

No.35 22/09/22 08:51
スピカ ( 50代 ♂ BFW81b )

優曇華(うどんげ)


ありとある
知恵を集めたら旅立とう

世界の果てに導かれ

まなざしの
涼しい人々のいる国

憧れの地は西方に


おお 優曇華よ
道を見失うときに

三千年の約束を果たせ

スヴァーハー  ※


善と悪
混じりて棲みたる世界こそ

我が浄土なれ
破れざれ


──────────
※成就あれ(梵語)

No.36 22/09/23 17:18
匿名さん0 

正しいと思うよ


そうか

新しい場所を求めたら
帰ってこいと言われた
新しい明日を求めたら
行くなと言われた

正しいよね
同調圧力のように言うよね
僕は右に曲がるけど

懐かしい場所に戻ったら
耳障りな自論を語られ
好きな場所に逃げたら
恥ずかしいとまで言われ

おかしいよね
僕が間違ってるみたいに言うよね
僕は左に曲がるけど

No.37 22/09/24 12:57
匿名さん0 

屍と電子アンドロイド



頭には花が咲く
少年 目には何を映す

食卓の上に並んだ屍を
ほこりの着いた電球で照らす
蜘蛛の巣には蝶が舞い
目の上には膿がわく

手の上に羽が飛ぶ
少年 胸に何を刻む

棺の上に並んだ宝物を
轟音をまとう火事場で燃やす
雲の上には星が舞い
手の上には虫が湧く

No.38 22/09/25 16:45
匿名さん0 

宗教の改新と祭りの性



別れた三つ
気まぐれな投票と考えで皆が別れる
衣装を羽織り
武器を持つ

鳴り止まぬ音楽と飛び散る色が会場を彩る
観客すら熱気の空に誘う姿は
あまりにも眩しかった

可愛いあの子はステージで舞い
クールなあいつはペンライトを振り
大人しいそいつはリズムにのり
こいつは頭を振りまくる

さぁ
祭りだ

No.39 22/10/22 20:21
匿名さん0 

真空管と酸素ボンベ



左手にパイプを持って
右手に空き缶を持つ
パンクした自転車を無理にころがして
注射器の死体を轢きながら行く

あの子の家では
いつも怒鳴り声が聞こえて
真夜中にはすすり泣く声がする

真空パックをカッターで切れば
中の蛆虫は息ができる

カッターがないから
歯で噛んで開けたちっちゃい隙間に
酸素ボンベの口をつける

真夜中
玄関の前でうずくまる君に
傘を差し出す

No.40 22/10/26 06:19
スピカ ( 50代 ♂ BFW81b )

con sordino(弱音器をつけて)


弦(いと)に滑らす指を見ていた
風になろうと弦は泣いてた

光の庭で都会を忘れ
のどかな心取り戻そうか

con sordino
君の声は小さすぎるよ
少し硬くて

con sordino
君は音楽


青いドレスをほめてみようか
それとも細い脚にしようか

con sordino
君の声は小さすぎるよ
少し硬くて

con sordino
君は音楽

───
───

No.41 22/10/26 17:33
匿名さん41 ( 10代 ♀ )

握った夜の中に写った思い出
瞳に写った 光った太陽を指し
朝を連れて行くのだ
Shine 光った まだ後悔が残る遺る
生きる糧を増やすのなら明日は青空で
吸って吐いてもう終わり
その内になんか行動して終わるだけ
溜息を尽き 連絡を取る
止めて欲しかっただけ
教科書に書いた愚痴は1粒
人に見られたら終わる粒達
笑顔で見ないで観ないで
息の根を殺し 怒られる世の中なら?
息の根を殺し 悲しまれる世の中なら?
募る金が集まった時
誰が喜ぶの それは悲しむ人達だけ
自分には 怒る人しかいない
募る思いすらない なら 僕は
怒られるのか 生きるのか
どちらがいいのですか?

一生消えない傷がのこる 掌に
責められるだけ 意味なんかない
その1粒を聞いた身には何が残る?
鳴らした手首に巻き付ける包帯
太くなった大きな体で
夢を叶え 喜び出す 飛び跳ねてまで
大丈夫 聞くくせに 自慢だらけ
どうせ 悪口の報告を受ける
私を愛す全員に尽くす
どうせ素を見てくたばってくだけ
告れば喜ぶならば告ればいい世の中?
濃く強く描いた事募らせれば世の中?
意味なんかない夜に
朝を呼ぶだけの僕の身体に
神様は何を考えているのか
両利きの嘘をついて苦しんでくたばる
どうせ意味が無い 苦しむだけ
病みに包まれて 人に迷惑掛けるだけ
くだらんわ やめてしまえ
光る星に向かい
朝を止めて 夜の世の中を作ろうか

No.42 22/10/27 17:03
匿名さん0 

笑いながら見てくれよ


残念に思うよ
多分ね
明日になったら夜が消えちゃうでしょ?
そしたらまた私にならなきゃでしょ?
俺がよく分からなくなっちゃって
僕を産んだ。
俺も僕も別に悪い気はしなかったよ
私になれば何も困らないし。

別に愛してくれなくてもいいのよ?
幸せじゃなくてもいいのよ?
でも我慢はしたくないから
僕たちは逃げた
俺も僕も別に悪い気はしなかったよ
私になれば何も感じないし。

痛いのは嫌だけど、もう逃げようがないからね

残念に思うよ
この命の末まで生きられないことを

No.43 22/11/02 06:49
スピカ ( 50代 ♂ BFW81b )

家野町


夕闇迫れば
ひとりの窓で

君は 遠い人を想う

思いがけない 悲しみの果ての

変わりがたき 愛を想う

幸せはここにある

家野が丘をのぼるたびに 心喜ぶ


今宵はこのまま
眠りに沈もう

僕は 君に許されたもの

肌寒い夜に 風強い朝に

僕の 心 急がせるもの

幸せはここにある

家野が丘をのぼるたびに 心高まる

────
────

No.44 22/11/07 20:15
匿名さん0 

お邪魔



悪意は無くてもね
実害ばっかり
足引っ張っては
目障りなっちゃって
そんな分際じゃお邪魔蟲

泣いても泣いても落ちてこない
助けの光が落ちてこない
悲劇のヒロイン気取ってたって
よくお似合い

薔薇の花が咲き乱れて
美しくても
あなたがいちゃただのドブよ
そんな分際じゃお邪魔蟲

No.45 22/11/10 06:38
スピカSB ( 50代 ♂ WnT81b )

──チャルダッシュ──

何があなたにとって 幸せといえるの

涙ながらにそっと ささやいて

夢を壊さないと何もできないから

勇気を震いだして 愛してよ

抱いて わたしの素肌きつく
わたし以上のことは 考えず

きっと 欲望が強いはず
目をそむけることさえ しないなら

★★★★★

No.46 22/11/24 17:04
匿名さん0 

満月と仏頂面の乞食




手前のドア
少年はただ睨みつけていた
背景は殺風景
他に誰もいない

手前のドア
少年はただ睨みつけていた
舞台は有象無象
役者は1人だった

地面の道
少年はただつっ立っていた
そこは安全な所
周りに置いていかれていた

壊れたドア
少年はただ睨みつけていた
未来があまりにも酷くて
ドアを進みたくないのを必死に隠していた
気づいてもいなかった
ただ滑稽だった

壊れた椅子
少年は気づいた
ホントは自分対自分


手前のドア
少年はただしゃがみこんでいた
舞台は急展開
役者は舞台を降りた
周りが当然と飲み込む
当然とすることがあまりにも飲み込めなくて

突然幕引きになった舞台の外で
社会に似合わなかった少年は
ただ哀れだった

ただ可哀想だった


No.47 22/11/28 07:01
スピカ ( 50代 ♂ BFW81b )

──光る断片──

葉漏れ日 手に受け
息をひそめてる

誰もが通った
軌跡は正しい

ああ 受け入れよ 受け入れよ 僕よ

ああ 菩提樹が 心にあるなら

優しい雫の
かたちになりたい

点字で書かれた
祈りを読みたい

ああ まろくなれ まろくなれ 僕よ

ああ 白蓮(びゃくれん)が 心にあるなら

有学(うがく)の態度で 
片隅にいたい

真冬の寒さで
自分を責めたい

ああ おこたるな おこたるな 僕よ 

ああ 優曇華(うどんげ)が 心に咲くなら

──────
──────
有学……仏教では「学ぶべきものがまだ有る」という意味になる。

優曇華……三千年に一度咲く吉祥の花。

No.48 22/12/04 17:16
匿名さん0 

ヘッドホンアンプ



ヘッドホン越しに音がする
この世を悟ってしまったのか
それとも狂ってしまったのか
嗚呼 どっちだろうか

土に隠れた潜水艦
静かに壊れた居場所を
1つ探している
誰にもバレないように

ヘッドホン越しに音がした
もう知ってしまった
静かに狂った僕を
いっそ嗤って欲しかった
ぷつ

No.49 22/12/06 16:31
匿名さん0 

ブラックアウト




どうしようも無い
地面の上に
どうしようも無い
人間が立っている

嗚呼 空の頭蓋骨に入った
蛋白質の塊は僕のために
それとも僕が蛋白質の塊のために

どうしようも無い
四季の中に
どうしようも無い
憂鬱が溜まっていく

嗚呼 ただでさえ害であるのに
蛋白質の塊は中は空なのか

有象無象
に見せかけた
どうしようも無い
人生が歩いている

ああああ
くだらないからこそいいではないか

ああああああああ
それなのにそれなのにそれなのに
憂鬱ばかりが僕を追うのだ




あああああああああ
うるさい!うるさい!うるさい!うるさい!違う違う違う違う!そうじゃない!そうじゃない!分かりきったような顔しやがって!自分!が!狂っ!てない証!明も!で!きない癖!に!

ああああああああああああああああ
無能!無能!無能!無能!無能!無能!無能!無能!無能!無能!無能!無能!



僕が合わなかっただけの話だよな






end

No.50 22/12/10 12:10
匿名さん0 

倫理と道徳的な事



僕が考えた事は
倫理に反する事でした
ただやりたかった
だけなんだけどなぁ…

僕が言った事は
道徳に反する事でした
思ったことはいいなさい
って先生が言ったのになぁ…

幸福論を考えても
すぐに否定されるだけでした

あたしだって我慢してるよ
そのくらいで死ぬって言うなら
厳しいことかもだけど
あなたのためを思って言ってるんだよ

いやいや死なないでよ笑
まだいろーー

ありがとうございます
そうですか…

別にいいじゃん
今日位許せよ

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