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レス89 HIT数 2444 あ+ あ-

匿名さん
21/04/25 00:37(更新日時)

友人と2人で友人の奥さんの不倫を暴いて追い詰めた話を淡々と綴っていく

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No.3272318 21/04/14 21:06(スレ作成日時)

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No.51 21/04/20 06:20
匿名さん0 

女「なにを?」

私「あなたも今言った通り2人にシラを切られたらそこまでなんです。自宅の音声もテレビの音って言われてしまえば否定はできない。だから言い逃れできない証拠を叩きつければいいんですよ。でもその証拠を掴むにはあなたに辛い思いをさせるかもしれない。予定してた結婚が遅れるかもしれない。彼が異変に気づいてしまうかもしれない。それでも協力してもらえるのなら是非ともお願いしたいです」

女「わかりました。もし本当なら彼との婚約は当然解消します。」

私「ありがとう。では具体的な話に入りましょう」


今日はここまで

また次回

No.52 21/04/20 09:57
匿名さん43 

ますます面白くなってきましたね!

また明日楽しみにしてます🎶

  • << 80 お返事が遅くなり申し訳ありませんでした 本日続きを書こうかと思いましたが用事で書けなくなりました また明日の夜にでも書こうかと思っています 面白く読んで下さってる事が何よりの励みになります

No.53 21/04/21 08:47
匿名さん0 

続きです

女のスペック
31♀︎ 細身でおしとやか系 見た目に反して大ざっぱな性格 趣味はパチンコ

私は友人の事を気にしつつ話を進めた
私「まず大前提として絶対に相手に気づかれないこと。他の女性の話や昨日何してた?とかの会話も一切ダメです。」

女「わかりました。他には?」

私「そうですね 今後しばらく彼との行為はしないでください。あと彼の休みの日は彼を拘束してください」

友人が横にいたから真意は話さなかったがこれはブサ男の性欲を限界まで高める作戦

女「毎日ではないですが私も仕事がありますので彼と同じ日に休みを取れるかどうか…でもできる限りやってみます」


No.54 21/04/21 09:08
匿名さん0 

それから毎日女は調査結果をLINEで送ってきた
自分が疑われている事を全く自覚してないブサ男の事や、奥さんとのLINEのやり取りなんかも添付してきた
ここ2週間はブサ男拘束に成功しているらしく、奥さんとのLINEには『はやく逢いたい』『今後〜のホテル行こう』『愛してる♡♥』『ちゅ〜♥』などなど

ある程度証拠も溜まってきたある日
突然の悲報
友人がついに倒れて入院した
ストレスから来る十二指腸潰瘍
手術が必要らしい
全てわかっていながら普段通りの生活を続ける事が相当辛かったに違いない


No.55 21/04/21 09:22
匿名さん0 

見舞いに行くと友人はやつれた表情で
「最近やたらと妻が『愛してる』だの『あなたと一緒になれてよかった』だの言ってくる。妻の裏の行動を全部知ってたからそれが俺の中で爆発しそうになったのを抑えた結果このザマよ」

泣きそうになった
私が友人に強要さえしなければ
変に出しゃばったりしなければ

もう私の中であの二人の処刑方法はある程度決まっている
後悔しろ
絶対血祭りにあげてやる!

No.56 21/04/21 09:33
匿名さん0 

1ヶ月後のある日
女がどうしても仕事の都合がつかないとの事でブサ男と休みが合わない日があった
そこで私は女にボイスレコーダーを渡し、ブサ男の車にそれを仕掛けるよう促す
録音開始タイマー付きで高音質のボイスレコーダー
それを助手席のシートの下に設置




すると案の定まんまと引っかかった

ブサ男と奥さんの会話が鮮明に録音されている



No.57 21/04/21 09:38
匿名さん0 

映像こそ撮れなかったが重要な証言が!

ダメだもう待てない
時間が無い
このままじゃ女も婚約破棄できないし何より友人に負担がかかり過ぎる

友人の退院を待ってから
復讐劇の幕開けだ!!!!

No.58 21/04/21 10:16
匿名さん0 

反撃開始編



友人の退院後の日曜日

この日は友人母の誕生日と友人の復帰祝いも兼ねて両家の親を自宅に招いての食事
もちろん奥さんも子供も
奥さんは朝からるんるん
これから地獄を見るとも知らずに

しかし子供にこの地獄絵図を見せるわけにはいかないので、サプライズという名目で遊園地のチケットを子供、両母分の3枚用意した


程なくして両家の親到着
この時私と女は例のファミレスに待機

やがて宴は始まり、和気あいあいとした雰囲気

奥さん母「子供ちゃんおおきくなったわねー」

友人母「ほーんと。なんでこんなかわいい子が息子の子供なのかしら」

友人母、ありえない事を口走る
そこはせめて本当の子供だと信じたい

No.59 21/04/21 10:34
匿名さん0 

宴がひと段落した時、事前の作戦通りに友人が両母にチケットを渡す

友人「母ちゃん、俺からのプレゼントだ。3枚しか取れなかったからこれから息子とお義母さんと3人で行ってきなよ」

友人母「えっ、あらーありがとう。でもこれから?せっかくみんな集まってるのに」

子供「ゆうえんちー!?いきたーい!」

奥さん「あたしもいきたーい!」

友人「おいおい気持ちは分かるけどここはお義母さん達に譲ってやれ」

奥さん「ちぇーっ行きたかったのにー」



そして両母と子供、遊園地へ

作戦3割成功

第2段階へ




今日はここまで

また次回

No.60 21/04/21 20:36
匿名さん0 

続きです

おしゃべりな両母と子供がいなくなり部屋の中は急に静かになる
私と女はその様子をファミレスで聞いていた
友人と両父は仕事の話や家の家庭菜園の話などで静かに盛り上がっていた

ふと奥さんが

奥さん「ん?なにこれ」

やばい!盗聴用の送信機がバレたか!?

奥さん「だれ?この名刺の人」

ソファに挟まっていたらしい1枚の名刺を眺めながら奥さんが友人に問いただす

友人「あ、あー、それ…。知り合いの弁護士」

おいおい!聞いてないぞそんな事!!

奥さん「弁護士さん?なんで弁護士の名刺なんか持ってるの?」

友人「ん、んーと…あれ、あれだよ。あっそうだ、久しぶりに会った友達だったから、今何してるのか聞いたらその名刺もらっちゃって」

へたくそ!ばかじゃねえのこいつ!!

奥さん「ふーん…学校の頃の友達?」

友人「そ、そうそう💦」

奥さん「そんな友達いたんだーふーん」


少し違和感を持たれつつもなんとか切り抜けられたようだ…
ヒヤヒヤさせんなよ


No.61 21/04/21 20:46
匿名さん0 

友人がなんで弁護士とコンタクトを取ってたのかはわからない
だが私の中で
「あの名刺は使える」と判断した


部屋の中では男達の静かな談笑が響いていた



私「そろそろかな」

私はボソリと女に呟く
女も

女「友人さん、大丈夫ですかね…」




その時!

友人から合図のLINEだ!


No.62 21/04/21 21:00
匿名さん0 

友人LINE「聞いてるか?こっちはいつでもいいぞ」

舞台は整った

私「ふーーーーっ
よし!行くか」

女「はい。くれぐれも怒鳴らないように」

私「わかってます。あなたは手筈通りに。1時間後ぐらいで」

女「1時間後ですね。わかりました」

私「もう我慢することありませんから。好きにやっちゃってください」

そう女に告げると私は店を出て車で友人宅へと向かった

長かった…ここまで
文字に起こしてみると淡々と進んでるようだが、成果の得られない日も何日もあった
時には徹夜でブサ男宅を張り込んだ日もあった
疲れがたまって仕事で取り返しのつかない大惨事になりかけたこともあった

そんな事を考えながら運転しているともう友人宅の目の前だった


No.63 21/04/21 21:05
匿名さん0 




…ドキドキする

うまいことやれるだろうか

シラを切られたらどうする?



と、段々弱気になってくる自分に無理やり喝を入れ

意を決してインターホンを押した

No.64 21/04/21 21:12
匿名さん0 

すぐにドタドタと足音が聞こえてインターホン越しに「はーい」という奥さんの声が

私「あ、こんにちは。私と言うものですけど。友人さんの快気祝いに招かれまして」

奥さん「あーわざわざありがとうございます。今開けますねー」

ドキドキしながらドアが開くのを待つ

やがて

ガチャッという音と共にドアを開けてくれたのは




友人だった

お前かよ!


No.65 21/04/21 21:28
匿名さん0 

友人「おー 来てくれたか。まあ上がれ」

私「おー」

リビングへと通されるとそこにはガタイのいい白髪の男と七三分けの紳士風の男が座っていた
どっちが友人父であるか一目でわかった自分が急におかしくなって緊張が少しだけほぐれた

友人「父ちゃん、こいつ、ほら昔からの付き合いの」

友人父「え?あーあー。私君か!」

なんかミョーにテンションが高い
アルコールが入ってるようだ
さっきまでのあの静かさはなんだったのか

友人父「いつも世話になってるね。ありがとう!バンバン!!」

めっちゃいたい…

奥さん父「まーまー1杯どうですか」

私「いえ。車ですので」

奥さん父「おやそうですか。残念。おーい、私君にお茶差し上げろ」

奥さん「いま用意してるから」

奥さん父「すみませんね気の利かない娘で」

私「いえいえとんでもないです。急に押しかけてしまって申し訳ないです。あ、奥さん。よかったらこれ皆さんで召し上がってください」

私は事前に買っておいたお菓子を奥さんに渡す


No.66 21/04/21 21:32
匿名さん0 

奥さん「すみません気を使って頂いて」

私「ははっ、私もこいつの快気祝いなんか買う日が来るなんて夢にも思いませんでしたよ。病気なんて無縁のやつでしたからね昔から」

友人「おおおおおい」

ここで私は友人に目配せする




私「あれっ?
そういえば奥さん、この前そこのコンビニいませんでした?」


No.67 21/04/21 21:44
匿名さん0 

唐突にカマをかけることで奥さんのアドリブの力を試す意味もあったこの発言に


奥さん「そこってあそこのコンビニ?ちょくちょく行きますよー?近所ですからね」

私「やっぱり奥さんだったんですね。2、3度しか会ったことなかったから間違いだったら恥ずかしくて声かけれなくて」

奥さん「えーっなんかショックー…覚えててくれてないなんて…」

…ここキャバクラなの?あなたキャバ嬢なの?

私「私もよく行くんですよあのコンビニ。しかしビックリしましたよー。奥さんデカい車乗ってるんですね?」ニヤリ

奥さん父「お前、免許なんかいつ取ったんだ?」

私「赤のデカいワンボックスでしたよねー?あの車好きなんですよー私」

奥さん「あー…あれ、…友達の…車なの」

友人「友達って?ケイコちゃんか?」

奥さん「ううん。めぐみ。ほら、旦那さんが車好きなんで」

私「あ、すみません白でした。赤じゃなくて」


No.68 21/04/21 21:57
匿名さん0 

奥さん「え?」

友人「え?」

私「ごめんなさい。勘違いしてました。白のワンボックスでした。あの人奥さんのお友達ですか?」

奥さん「あ、色まで聞いてなくて…早とちりしちゃった」

私「そうですよねー。なんかややこしくしちゃってすみません。でもめぐみさんってすごいボーイッシュな人なんですね」

奥さん「……………」


奥さんの『こいつなにを知ってんだ?』感が表情に浮き出る

ふふふっ?全部知ってんだよこっちは

No.69 21/04/21 22:02
匿名さん0 

友人「めぐみって知らないなあ。高校の時の友達か?ちょっと卒アル見して」

奥さん「違うよ!大学の時バイトでちょっとだけ一緒になった子。そんなに仲良くなかったから写真なんてないよ!」

友人「なんでそんなムキになってんの?」

私「仲良くない子と車で出かけるんですか?」

チョロい
このチョロさならいけると確信!


No.70 21/04/21 22:11
匿名さん0 

前後のやり取りから勝ち確と判断した私は

いよいよ友人にGOサインを出した



友人「えー……っとですね


今日はね、
父ちゃんとお義父さんにぜひ聞いてもらいたい話があって」

友人父「なんだ改まって」

奥さん父「なんだろうね話って」

友人「あー…こほん。
ほら、俺入院したじゃん。
あれって極度のストレスが原因なんだよね」

奥さん父「うん。そう聞いてるよ。大変だったね」

友人「そのストレスってなにかわかりますか?」

友人父「仕事だろ?」

私「…奥さんはなんだと思います?」

奥さん「えっ」

奥さんの顔が一気に青ざめる

私「そうなんですよ奥さん。あなた浮気してますよね?」


No.71 21/04/21 22:30
匿名さん0 

友人父「!!!!!」
奥さん父「!!!!」

奥さん「浮気って……?誰が?」

私「奥さんがです」

奥さん「あたしが?誰と?」

私「その白のワンボックスの車の人です。あの人はどう見ても男の人ですよ。あなたがその助手席に乗り込んだ所を私は見てしまいました」

奥さん「は?友達の車乗っちゃいけないの?」

私「だったらなんでめぐみなんて嘘つくんです?
え?あー…めぐみさんの旦那さんですか!あれ」

奥さん「そう!めぐみの旦那!」

私「そんなわけないですよね?」

奥さん「なんでそんな事言えるの?だいたいなんであなたが」

私「いいですか奥さん。あなたの浮気のせいでこいつは苦しんで苦しんで、ストレスで病気になり、入院、手術までしたんですよ?友達としてそんなのほっとけるわけないじゃないですか!」

友人父「ちょ、ちょちょっと待ってくれ。何が何だかわからん。そのめぐみは一体誰なんだ?」

そこじゃない
このオヤジ……やはり親子か

私「めぐみさんは関係ありません。おそらく車の話で思い当たる人物が咄嗟に出たんでしょう。
さて、話を戻します」


No.72 21/04/21 22:41
匿名さん0 

友人「じゃあお前は浮気なんかしてないって言うんだな?」

奥さん「してないよー…
そんな風に思われてたなんて…
信用なかったんだねあたし…」

このクソ女
いけしゃあしゃあと
どの口が言うとんねん


ここで友人が

友人「じゃあこれは?」
スッ

奥さんとブサ男が仲良く腕組みしてる写真である


奥さん「!!ちょっ!なんでこれ持ってるの!?あたしの携帯見た!!??」

友人「悪いが見させてもらった。この男は誰だ?」

友人父と奥さん父も一緒に写真を覗き込む

奥さん「ちょっと!見ないでよ!ただの友達だって言ってんじゃん!
ふざけて撮っただけ!」

私「……奥さん?よく考えてくださいよ。これだけだと思いますか?この写真を持ってるということは奥さんの携帯を見たという事で、奥さんの携帯を見たという事は他にも色々見てるという事ですよ?」

奥さん「だって…だって…
あたし…怪しいことなんかしてないもん…」グスッ

私「そうですか。認めて頂けないのでしたら次はこれをご覧下さい」


No.73 21/04/21 23:01
匿名さん0 

私が合図すると友人は例のLINEのスクショを出した

友人「これはどう言い訳する?」

私「これ…相手の名前Tってなってますけど?誰ですかこの人」

そのスクショを見た奥さん父が
みるみると酒が抜けたような顔で言い放つ

奥さん父「お、お前は…」

奥さん「違うもん…
そんなんじゃないもん…………」

奥さんは泣いているようだが涙は一滴も見られない

私「凄いですね奥さん。女性の友達とこんな会話するなんて」

LINEの文章は
『今日は楽しかった』
『次はいつ会える?』
『まちどおしいよお😢』
『なんなら今からまたする?えへっ♥』
『テキトーに家抜けて来るからへいきだよー』
など他人から見たら殺意の湧くような内容

友人「どうなんだ?本当に違うのか?」

友人父「私も聞きたい。確かに人の携帯を見るのはダメな事だがそれとこれとは話が違う」

私「奥さん。皆さん聞きたいみたいですよ?話してあげたらどうです?」

奥さん「ほんとに違うの。
友達と『こんな恋愛できたらいいな』って恋愛ごっこみたいなことしてただけ………」

私「……こう言っておられますが
皆さん、これで納得できた方」

場は静まりかえっていた



No.74 21/04/21 23:25
匿名さん0 

私は場の雰囲気にいささか戸惑っていたがこうなることは分かっていた事
そして更なる追い打ちをかける

私「こういうのもありましてね」

私は女が送ってくれたブサ男の携帯のLINEを披露した

LINEの文章は
『はやく逢いたい』
『今度〜のホテル行こう』
『愛してる♡♥』
『ちゅ〜♥』
など他人から見たら八つ裂きにしてやりたい内容

友人父「これ、は…」

奥さん父「…………どうしてなんだ
なんでこんな事…
仲良く幸せに暮らしてると思っていたのに………」

ここで奥さんが突然開き直る

奥さん「なによさっきから。友達っていっても信じてくれないし理由話しても信じてくれない。これ以上説明できないよ!なんならこのLINEした友達呼ぶ?そしたら信じてくれるの!?」

友人「呼べるんなら呼んでくれ。その人に詳しく聞きたい」

奥さん「もーーーっっっ💢
信じてよーっ!誤解なんだってー!」

友人父「まあ落ち着きなさい」

奥さん父「お前が…お前が…」

いかん
荒れてきた
何とかしないと

ふと時計を見た

もうすぐ1時間が経過する

という事は



No.75 21/04/21 23:31
匿名さん0 

奥さん「どうしてっ?どうしてっ?」

友人「だからその友達をだな」

奥さん「あーーーっもう怒った!」

友人父「待ちなさい」

奥さん父「はあー…………」


もう1時間は過ぎている
はやく…!
はやく来てくれ……!

その時奥さんが予想外の行動

奥さん「もういいっ!あたし出てくっっ!」

やばっ
これは計算外
ここでいなくなられたらこの後の作戦が台無しになる
なんとかしろ友人!!


No.76 21/04/21 23:51
匿名さん0 

そんなカオスな現場


ここで場を制したのは友人ではなく

奥さん父だった

奥さん父「………。座れ」

さっきまで酔っていた人物とは思えない程の冷静さとドスの効いた低い声


奥さん父「お前も家庭を持つ大人の女なら感情に任せて喚き散らすのはやめろ。本当に違うと言うのなら誠意を持って接してみろ」

さすが年の功と言うべきか
あの騒がしい空気が一瞬にして静かになった

奥さん「……だから、何度も言ってるように、ただ、友達と、」

奥さん父「それの相手は男性なのか?」

奥さん「……………」

奥さん父「そうなんだな。どんな友達なんだ?」

奥さん「…あんまり、よく知らない、の………。グループ、LINEに誘われて、会ったのも、1回、だけで、…」

この後に及んでまだこんなことをいう

私「でもですね奥さん、ふざけてたって言いますけどどうやったらこんな不愉快なLINEができるんですか?そもそも既婚女性が男性とこんなやり取りする時点でおかしいですよ?」

奥さん「なによっ!結婚してたら男と喋っちゃいけないっての!?」

私「そうは言いませんけどもっと節操というものをですね」

奥さん「ねえっ!あたしこの人きらいっ!」

その時



ピンポーーーーーーーーン♬︎

No.77 21/04/21 23:59
匿名さん0 



やっと来た!

時計を見ると20分オーバー
手こずったんだなきっと……


友人父「…家内達か?いや、早すぎるなそれにしちゃ」

私(ふふふ…
特別ゲストですよオヤジさん)

友人「はーい。」

私「俺が出るから。ここにいて」

リビングを出て玄関へと足を運ぶ

私「どちら様ですか?」

?「あの…私です」

待ってましたとばかりに玄関のドアを開ける

女「すみません!遅くなりました!」





そこには女と


ブサ男がいた


今日はここまで

また次回

  • << 79 待ち遠しい~ 表現力が上手でリアル感ハンパないっす!

No.78 21/04/22 00:22
匿名さん9 

続きが気になる!!
明日も楽しみにしています!
(いや、実話だから楽しみに…は失礼ですね…すみません)

  • << 81 読んで頂いてとても嬉しいです いいんですよ(笑)楽しんで頂くために書いてるんですから 出来ることなら存分に楽しんじゃって下さい

No.79 21/04/23 12:38
匿名さん79 

>> 77 やっと来た! 時計を見ると20分オーバー 手こずったんだなきっと…… 友人父「…家内達か?いや、早すぎるなそれにし… 待ち遠しい~
表現力が上手でリアル感ハンパないっす!

  • << 82 楽しみに待って頂いてるようで嬉しいです 稚拙な文章でお恥ずかしいですが楽しんで読んで頂いてるのでしたら幸いです 次回の投稿まで今しばらくお待ち下さい

No.80 21/04/23 23:13
匿名さん0 

>> 52 ますます面白くなってきましたね! また明日楽しみにしてます🎶 お返事が遅くなり申し訳ありませんでした
本日続きを書こうかと思いましたが用事で書けなくなりました
また明日の夜にでも書こうかと思っています
面白く読んで下さってる事が何よりの励みになります


No.81 21/04/23 23:26
匿名さん0 

>> 78 続きが気になる!! 明日も楽しみにしています! (いや、実話だから楽しみに…は失礼ですね…すみません) 読んで頂いてとても嬉しいです
いいんですよ(笑)楽しんで頂くために書いてるんですから
出来ることなら存分に楽しんじゃって下さい

No.82 21/04/23 23:30
匿名さん0 

>> 79 待ち遠しい~ 表現力が上手でリアル感ハンパないっす! 楽しみに待って頂いてるようで嬉しいです
稚拙な文章でお恥ずかしいですが楽しんで読んで頂いてるのでしたら幸いです
次回の投稿まで今しばらくお待ち下さい

No.83 21/04/24 22:53
匿名さん0 

続きです


私「どうでしたか?女さん」

女「いえ…あんまり……」

私「そうですか。よく頑張りましたね。あとは任せてください」

そんな会話をヒソヒソとやっていると

ブサ男「あなた、誰ですか?」

奥さん父よりももっと低い声でブサ男が呟く

私「はじめまして近藤さん。わざわざ来てくださってありがとうございます。なんで呼ばれたかはもうお分かりでしょう?」

ブサ男「?なんのことだか分かりません。なんか女からは浮気を疑われてるみたいですけど」

私「……。ま、ま、とにかくお上がりください。リビングでお話ししましょう」

バタン

ブサ男と女を招き入れドアを閉める

これからですよ?近藤ブサ男さん…?


No.84 21/04/24 23:10
匿名さん0 

玄関の脇にあったスリッパを2人分並べてブサ男と女に促す

女はブサ男の脱いだ靴と自分の靴を丁寧に揃え軽く会釈をしてブサ男の後に続いた

やがてブサ男はリビングのドアに手をかける

私「あれ?よくここがリビングだってわかりましたね?前にも来たことあるんですか?」メガネクイッ

ブサ男「し、知らないよ!あなたが案内してくれないから勝手に開けようとしただけじゃないですかっ!」

私「ははっ。冗談ですよ冗談。さあ皆さんお待ちかねですよ」

ガチャッ

リビングのドアが開けられ、中にいた一同が一斉にブサ男の方を見る
ブサ男は一瞬奥さんを見たように見えたが、次の瞬間ブサ男の視線は友人へと移っていた
私にはブサ男のその『悟られちゃまずい』という葛藤が手に取るようにわかった

私「近藤さん。こちら私の友人の御家族の皆さんです。訳あって息子さんとお母さんはここにはいらっしゃいませんが」

ブサ男「はあ…」

私「奥さん。こちら近藤さんとその婚約者の女さんです」

ここで奥さんの反応を伺う

が、別段変わった様子は見受けられない
これまでの奥さんの行動から多少なりとも何らかの反応があると思ったんだが…
やはり婚約者がいたということを承知だったのか?


No.85 21/04/24 23:42
匿名さん0 

父親2人はこの近藤と紹介された人物が何者なのか薄々検討は着いていたようだ

友人はというと、今にもブサ男を殴りかからんとする形相
頼むからあと少しだけ待ってくれ

私「さてさて、近藤さん。
こちらの御家族の方々にはもうすべてお話しております」

ブサ男「なにをですか?」

私「あなたと奥さんの浮気をですよ」

ブサ男「知りませんねえ」

私「まあ、そう来るでしょうね。なんせバレたら一巻の終わりでしょうから。でもね、近藤さん。
あなたと奥さんのLINEはもう全部ここにいる人達が見てるんです。ほら、この仲良さそうに撮ってる写真なんかも。
それでも奥さんは認めようとはしませんが」

奥さん「この写真撮った時って周りに他にも友達いたよね!?ねっ?」

ブサ男「ああ。いた。記念に2人で撮っただけだ」

女「あらあら。仲がいいのねお互いかばいあって」

私「では奥さんに聞きます
奥さんあなた、いつか鹿児島に友達に会いにいくと称して家を開けたことがありましたよね?」

奥さん「…行きましたけど」

私「本当はどこに行ったんですか?」


No.86 21/04/24 23:53
匿名さん0 

奥さん「行ったよ!?鹿児島まで」

私「近藤さんと2人で?」

ブサ男「違う!知らない!」

私「やっぱり?とぼけます?」

ブサ男「とぼけるもなにも俺は鹿児島なんか行ったことなんてない!」

女「はあー…見苦しい………。もういいでしょ?」

ブサ男「なんだお前!」

私「じゃあね、これ…………
聞いてくださいよ」

それは女がブサ男の車に仕掛けたボイレコ

私は全員の注目する中、再生ボタンを押した




ボイレコからはいきなり車の走行音とお世辞にも趣味のいいとは言えない音楽が流れてきた



やがて車は止まり




数分後





ガチャッ






?「久しぶりーーーーー♥」


No.87 21/04/25 00:12
匿名さん0 

奥さん「あっ!!!!」

奥さん父「これ…お前の声だよな?」

私「まあまあ、しばらく聞いてみましょうよ」

私は一旦止めておいたボイレコの再生ボタンを再び押す




?『うおおおお!久しぶり!どうしてた!?』

?『それがねー、もう大変だったのよー。旦那が入院しちゃってー』

?『らしいね。今日は?大丈夫なの?』

?『もうー♡えっちぃ♥』

?『てか朝から爆発しそうなんだよ』

?『あんまりゆっくりする時間ないんだなあ…』

?『ちょっとだけ…!ちょっとだけいいたろ?』

ブサ男性欲MAX作戦大成功!!

?『えー…だめだよ今日はぁー。もうすぐ子供帰ってきちゃうし。ほら、もうすぐまたあそこ、鹿児島旅行行くし。その時までっ♡ねっ?』

?『へっへっへっ。あの夜燃えたよなあ。』


ここで一旦音声を止める


私「近藤さん。これ、奥さんとあなたの声ですよね?」



No.88 21/04/25 00:27
匿名さん0 

私「さあどうします?近藤さん。奥さん」

ブサ男「違う。俺の声じゃない。こんなもんまでねつ造してあんたら一体どういうつもりなんだ?名誉毀損だぞこれ!」

奥さん「あたしも知らない!」

奥さん父「お前というやつは……!
自分の旦那が病気で入院してる時に他の男と逢い引きなどを…!」

私「そうですよ奥さん。私はあなたという人間を心底軽蔑します。
自分の旦那の心配より浮気相手との旅行の心配ですか?最低です」

奥さん「証拠は!?これがあたしたちだっていう証拠!!」




再生ボタンカチャッ



奥さん『ああああっ!♥おおきいっ!おおきいよおおっ!
んっ!んっ!んんんんっっ!!』

ブサ男『ハァハァ…』

奥さん『きもちいいいいっっ!♡ああんっ♥
ねえっ うしろっ…からっ!うしろからしてぇぇえええっっ!!』


No.89 21/04/25 00:37
匿名さん0 

奥さん「きゃああああああああああああぁぁぁあ!!!!!!!!
いやあああああああああぁぁぁっっ!!!!!!!やめてぇぇぇぇえっっっ!!!!!!!」


奥さんは髪を振り乱しながら半狂乱する



自分の親のいる前で

自分の喘ぎ声が

部屋中に響きわたったのだ


2人がどうしても認めない場合の最終手段として事前に友人と女と相談して決めた事だが


奥さんの発狂ぶりに友人はショックを隠せないでいた





今日はここまで

また次回

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