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匿名さん
21/04/25 00:37(更新日時)

友人と2人で友人の奥さんの不倫を暴いて追い詰めた話を淡々と綴っていく

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No.3272318 21/04/14 21:06(スレ作成日時)

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No.89 21/04/25 00:37
匿名さん0 

奥さん「きゃああああああああああああぁぁぁあ!!!!!!!!
いやあああああああああぁぁぁっっ!!!!!!!やめてぇぇぇぇえっっっ!!!!!!!」


奥さんは髪を振り乱しながら半狂乱する



自分の親のいる前で

自分の喘ぎ声が

部屋中に響きわたったのだ


2人がどうしても認めない場合の最終手段として事前に友人と女と相談して決めた事だが


奥さんの発狂ぶりに友人はショックを隠せないでいた





今日はここまで

また次回

No.88 21/04/25 00:27
匿名さん0 

私「さあどうします?近藤さん。奥さん」

ブサ男「違う。俺の声じゃない。こんなもんまでねつ造してあんたら一体どういうつもりなんだ?名誉毀損だぞこれ!」

奥さん「あたしも知らない!」

奥さん父「お前というやつは……!
自分の旦那が病気で入院してる時に他の男と逢い引きなどを…!」

私「そうですよ奥さん。私はあなたという人間を心底軽蔑します。
自分の旦那の心配より浮気相手との旅行の心配ですか?最低です」

奥さん「証拠は!?これがあたしたちだっていう証拠!!」




再生ボタンカチャッ



奥さん『ああああっ!♥おおきいっ!おおきいよおおっ!
んっ!んっ!んんんんっっ!!』

ブサ男『ハァハァ…』

奥さん『きもちいいいいっっ!♡ああんっ♥
ねえっ うしろっ…からっ!うしろからしてぇぇえええっっ!!』


No.87 21/04/25 00:12
匿名さん0 

奥さん「あっ!!!!」

奥さん父「これ…お前の声だよな?」

私「まあまあ、しばらく聞いてみましょうよ」

私は一旦止めておいたボイレコの再生ボタンを再び押す




?『うおおおお!久しぶり!どうしてた!?』

?『それがねー、もう大変だったのよー。旦那が入院しちゃってー』

?『らしいね。今日は?大丈夫なの?』

?『もうー♡えっちぃ♥』

?『てか朝から爆発しそうなんだよ』

?『あんまりゆっくりする時間ないんだなあ…』

?『ちょっとだけ…!ちょっとだけいいたろ?』

ブサ男性欲MAX作戦大成功!!

?『えー…だめだよ今日はぁー。もうすぐ子供帰ってきちゃうし。ほら、もうすぐまたあそこ、鹿児島旅行行くし。その時までっ♡ねっ?』

?『へっへっへっ。あの夜燃えたよなあ。』


ここで一旦音声を止める


私「近藤さん。これ、奥さんとあなたの声ですよね?」



No.86 21/04/24 23:53
匿名さん0 

奥さん「行ったよ!?鹿児島まで」

私「近藤さんと2人で?」

ブサ男「違う!知らない!」

私「やっぱり?とぼけます?」

ブサ男「とぼけるもなにも俺は鹿児島なんか行ったことなんてない!」

女「はあー…見苦しい………。もういいでしょ?」

ブサ男「なんだお前!」

私「じゃあね、これ…………
聞いてくださいよ」

それは女がブサ男の車に仕掛けたボイレコ

私は全員の注目する中、再生ボタンを押した




ボイレコからはいきなり車の走行音とお世辞にも趣味のいいとは言えない音楽が流れてきた



やがて車は止まり




数分後





ガチャッ






?「久しぶりーーーーー♥」


No.85 21/04/24 23:42
匿名さん0 

父親2人はこの近藤と紹介された人物が何者なのか薄々検討は着いていたようだ

友人はというと、今にもブサ男を殴りかからんとする形相
頼むからあと少しだけ待ってくれ

私「さてさて、近藤さん。
こちらの御家族の方々にはもうすべてお話しております」

ブサ男「なにをですか?」

私「あなたと奥さんの浮気をですよ」

ブサ男「知りませんねえ」

私「まあ、そう来るでしょうね。なんせバレたら一巻の終わりでしょうから。でもね、近藤さん。
あなたと奥さんのLINEはもう全部ここにいる人達が見てるんです。ほら、この仲良さそうに撮ってる写真なんかも。
それでも奥さんは認めようとはしませんが」

奥さん「この写真撮った時って周りに他にも友達いたよね!?ねっ?」

ブサ男「ああ。いた。記念に2人で撮っただけだ」

女「あらあら。仲がいいのねお互いかばいあって」

私「では奥さんに聞きます
奥さんあなた、いつか鹿児島に友達に会いにいくと称して家を開けたことがありましたよね?」

奥さん「…行きましたけど」

私「本当はどこに行ったんですか?」


No.84 21/04/24 23:10
匿名さん0 

玄関の脇にあったスリッパを2人分並べてブサ男と女に促す

女はブサ男の脱いだ靴と自分の靴を丁寧に揃え軽く会釈をしてブサ男の後に続いた

やがてブサ男はリビングのドアに手をかける

私「あれ?よくここがリビングだってわかりましたね?前にも来たことあるんですか?」メガネクイッ

ブサ男「し、知らないよ!あなたが案内してくれないから勝手に開けようとしただけじゃないですかっ!」

私「ははっ。冗談ですよ冗談。さあ皆さんお待ちかねですよ」

ガチャッ

リビングのドアが開けられ、中にいた一同が一斉にブサ男の方を見る
ブサ男は一瞬奥さんを見たように見えたが、次の瞬間ブサ男の視線は友人へと移っていた
私にはブサ男のその『悟られちゃまずい』という葛藤が手に取るようにわかった

私「近藤さん。こちら私の友人の御家族の皆さんです。訳あって息子さんとお母さんはここにはいらっしゃいませんが」

ブサ男「はあ…」

私「奥さん。こちら近藤さんとその婚約者の女さんです」

ここで奥さんの反応を伺う

が、別段変わった様子は見受けられない
これまでの奥さんの行動から多少なりとも何らかの反応があると思ったんだが…
やはり婚約者がいたということを承知だったのか?


No.83 21/04/24 22:53
匿名さん0 

続きです


私「どうでしたか?女さん」

女「いえ…あんまり……」

私「そうですか。よく頑張りましたね。あとは任せてください」

そんな会話をヒソヒソとやっていると

ブサ男「あなた、誰ですか?」

奥さん父よりももっと低い声でブサ男が呟く

私「はじめまして近藤さん。わざわざ来てくださってありがとうございます。なんで呼ばれたかはもうお分かりでしょう?」

ブサ男「?なんのことだか分かりません。なんか女からは浮気を疑われてるみたいですけど」

私「……。ま、ま、とにかくお上がりください。リビングでお話ししましょう」

バタン

ブサ男と女を招き入れドアを閉める

これからですよ?近藤ブサ男さん…?


No.82 21/04/23 23:30
匿名さん0 

>> 79 待ち遠しい~ 表現力が上手でリアル感ハンパないっす! 楽しみに待って頂いてるようで嬉しいです
稚拙な文章でお恥ずかしいですが楽しんで読んで頂いてるのでしたら幸いです
次回の投稿まで今しばらくお待ち下さい

No.81 21/04/23 23:26
匿名さん0 

>> 78 続きが気になる!! 明日も楽しみにしています! (いや、実話だから楽しみに…は失礼ですね…すみません) 読んで頂いてとても嬉しいです
いいんですよ(笑)楽しんで頂くために書いてるんですから
出来ることなら存分に楽しんじゃって下さい

No.80 21/04/23 23:13
匿名さん0 

>> 52 ますます面白くなってきましたね! また明日楽しみにしてます🎶 お返事が遅くなり申し訳ありませんでした
本日続きを書こうかと思いましたが用事で書けなくなりました
また明日の夜にでも書こうかと思っています
面白く読んで下さってる事が何よりの励みになります


No.79 21/04/23 12:38
匿名さん79 

>> 77 やっと来た! 時計を見ると20分オーバー 手こずったんだなきっと…… 友人父「…家内達か?いや、早すぎるなそれにし… 待ち遠しい~
表現力が上手でリアル感ハンパないっす!

  • << 82 楽しみに待って頂いてるようで嬉しいです 稚拙な文章でお恥ずかしいですが楽しんで読んで頂いてるのでしたら幸いです 次回の投稿まで今しばらくお待ち下さい

No.78 21/04/22 00:22
匿名さん9 

続きが気になる!!
明日も楽しみにしています!
(いや、実話だから楽しみに…は失礼ですね…すみません)

  • << 81 読んで頂いてとても嬉しいです いいんですよ(笑)楽しんで頂くために書いてるんですから 出来ることなら存分に楽しんじゃって下さい

No.77 21/04/21 23:59
匿名さん0 



やっと来た!

時計を見ると20分オーバー
手こずったんだなきっと……


友人父「…家内達か?いや、早すぎるなそれにしちゃ」

私(ふふふ…
特別ゲストですよオヤジさん)

友人「はーい。」

私「俺が出るから。ここにいて」

リビングを出て玄関へと足を運ぶ

私「どちら様ですか?」

?「あの…私です」

待ってましたとばかりに玄関のドアを開ける

女「すみません!遅くなりました!」





そこには女と


ブサ男がいた


今日はここまで

また次回

  • << 79 待ち遠しい~ 表現力が上手でリアル感ハンパないっす!

No.76 21/04/21 23:51
匿名さん0 

そんなカオスな現場


ここで場を制したのは友人ではなく

奥さん父だった

奥さん父「………。座れ」

さっきまで酔っていた人物とは思えない程の冷静さとドスの効いた低い声


奥さん父「お前も家庭を持つ大人の女なら感情に任せて喚き散らすのはやめろ。本当に違うと言うのなら誠意を持って接してみろ」

さすが年の功と言うべきか
あの騒がしい空気が一瞬にして静かになった

奥さん「……だから、何度も言ってるように、ただ、友達と、」

奥さん父「それの相手は男性なのか?」

奥さん「……………」

奥さん父「そうなんだな。どんな友達なんだ?」

奥さん「…あんまり、よく知らない、の………。グループ、LINEに誘われて、会ったのも、1回、だけで、…」

この後に及んでまだこんなことをいう

私「でもですね奥さん、ふざけてたって言いますけどどうやったらこんな不愉快なLINEができるんですか?そもそも既婚女性が男性とこんなやり取りする時点でおかしいですよ?」

奥さん「なによっ!結婚してたら男と喋っちゃいけないっての!?」

私「そうは言いませんけどもっと節操というものをですね」

奥さん「ねえっ!あたしこの人きらいっ!」

その時



ピンポーーーーーーーーン♬︎

No.75 21/04/21 23:31
匿名さん0 

奥さん「どうしてっ?どうしてっ?」

友人「だからその友達をだな」

奥さん「あーーーっもう怒った!」

友人父「待ちなさい」

奥さん父「はあー…………」


もう1時間は過ぎている
はやく…!
はやく来てくれ……!

その時奥さんが予想外の行動

奥さん「もういいっ!あたし出てくっっ!」

やばっ
これは計算外
ここでいなくなられたらこの後の作戦が台無しになる
なんとかしろ友人!!


No.74 21/04/21 23:25
匿名さん0 

私は場の雰囲気にいささか戸惑っていたがこうなることは分かっていた事
そして更なる追い打ちをかける

私「こういうのもありましてね」

私は女が送ってくれたブサ男の携帯のLINEを披露した

LINEの文章は
『はやく逢いたい』
『今度〜のホテル行こう』
『愛してる♡♥』
『ちゅ〜♥』
など他人から見たら八つ裂きにしてやりたい内容

友人父「これ、は…」

奥さん父「…………どうしてなんだ
なんでこんな事…
仲良く幸せに暮らしてると思っていたのに………」

ここで奥さんが突然開き直る

奥さん「なによさっきから。友達っていっても信じてくれないし理由話しても信じてくれない。これ以上説明できないよ!なんならこのLINEした友達呼ぶ?そしたら信じてくれるの!?」

友人「呼べるんなら呼んでくれ。その人に詳しく聞きたい」

奥さん「もーーーっっっ💢
信じてよーっ!誤解なんだってー!」

友人父「まあ落ち着きなさい」

奥さん父「お前が…お前が…」

いかん
荒れてきた
何とかしないと

ふと時計を見た

もうすぐ1時間が経過する

という事は



No.73 21/04/21 23:01
匿名さん0 

私が合図すると友人は例のLINEのスクショを出した

友人「これはどう言い訳する?」

私「これ…相手の名前Tってなってますけど?誰ですかこの人」

そのスクショを見た奥さん父が
みるみると酒が抜けたような顔で言い放つ

奥さん父「お、お前は…」

奥さん「違うもん…
そんなんじゃないもん…………」

奥さんは泣いているようだが涙は一滴も見られない

私「凄いですね奥さん。女性の友達とこんな会話するなんて」

LINEの文章は
『今日は楽しかった』
『次はいつ会える?』
『まちどおしいよお😢』
『なんなら今からまたする?えへっ♥』
『テキトーに家抜けて来るからへいきだよー』
など他人から見たら殺意の湧くような内容

友人「どうなんだ?本当に違うのか?」

友人父「私も聞きたい。確かに人の携帯を見るのはダメな事だがそれとこれとは話が違う」

私「奥さん。皆さん聞きたいみたいですよ?話してあげたらどうです?」

奥さん「ほんとに違うの。
友達と『こんな恋愛できたらいいな』って恋愛ごっこみたいなことしてただけ………」

私「……こう言っておられますが
皆さん、これで納得できた方」

場は静まりかえっていた



No.72 21/04/21 22:41
匿名さん0 

友人「じゃあお前は浮気なんかしてないって言うんだな?」

奥さん「してないよー…
そんな風に思われてたなんて…
信用なかったんだねあたし…」

このクソ女
いけしゃあしゃあと
どの口が言うとんねん


ここで友人が

友人「じゃあこれは?」
スッ

奥さんとブサ男が仲良く腕組みしてる写真である


奥さん「!!ちょっ!なんでこれ持ってるの!?あたしの携帯見た!!??」

友人「悪いが見させてもらった。この男は誰だ?」

友人父と奥さん父も一緒に写真を覗き込む

奥さん「ちょっと!見ないでよ!ただの友達だって言ってんじゃん!
ふざけて撮っただけ!」

私「……奥さん?よく考えてくださいよ。これだけだと思いますか?この写真を持ってるということは奥さんの携帯を見たという事で、奥さんの携帯を見たという事は他にも色々見てるという事ですよ?」

奥さん「だって…だって…
あたし…怪しいことなんかしてないもん…」グスッ

私「そうですか。認めて頂けないのでしたら次はこれをご覧下さい」


No.71 21/04/21 22:30
匿名さん0 

友人父「!!!!!」
奥さん父「!!!!」

奥さん「浮気って……?誰が?」

私「奥さんがです」

奥さん「あたしが?誰と?」

私「その白のワンボックスの車の人です。あの人はどう見ても男の人ですよ。あなたがその助手席に乗り込んだ所を私は見てしまいました」

奥さん「は?友達の車乗っちゃいけないの?」

私「だったらなんでめぐみなんて嘘つくんです?
え?あー…めぐみさんの旦那さんですか!あれ」

奥さん「そう!めぐみの旦那!」

私「そんなわけないですよね?」

奥さん「なんでそんな事言えるの?だいたいなんであなたが」

私「いいですか奥さん。あなたの浮気のせいでこいつは苦しんで苦しんで、ストレスで病気になり、入院、手術までしたんですよ?友達としてそんなのほっとけるわけないじゃないですか!」

友人父「ちょ、ちょちょっと待ってくれ。何が何だかわからん。そのめぐみは一体誰なんだ?」

そこじゃない
このオヤジ……やはり親子か

私「めぐみさんは関係ありません。おそらく車の話で思い当たる人物が咄嗟に出たんでしょう。
さて、話を戻します」


No.70 21/04/21 22:11
匿名さん0 

前後のやり取りから勝ち確と判断した私は

いよいよ友人にGOサインを出した



友人「えー……っとですね


今日はね、
父ちゃんとお義父さんにぜひ聞いてもらいたい話があって」

友人父「なんだ改まって」

奥さん父「なんだろうね話って」

友人「あー…こほん。
ほら、俺入院したじゃん。
あれって極度のストレスが原因なんだよね」

奥さん父「うん。そう聞いてるよ。大変だったね」

友人「そのストレスってなにかわかりますか?」

友人父「仕事だろ?」

私「…奥さんはなんだと思います?」

奥さん「えっ」

奥さんの顔が一気に青ざめる

私「そうなんですよ奥さん。あなた浮気してますよね?」


No.69 21/04/21 22:02
匿名さん0 

友人「めぐみって知らないなあ。高校の時の友達か?ちょっと卒アル見して」

奥さん「違うよ!大学の時バイトでちょっとだけ一緒になった子。そんなに仲良くなかったから写真なんてないよ!」

友人「なんでそんなムキになってんの?」

私「仲良くない子と車で出かけるんですか?」

チョロい
このチョロさならいけると確信!


No.68 21/04/21 21:57
匿名さん0 

奥さん「え?」

友人「え?」

私「ごめんなさい。勘違いしてました。白のワンボックスでした。あの人奥さんのお友達ですか?」

奥さん「あ、色まで聞いてなくて…早とちりしちゃった」

私「そうですよねー。なんかややこしくしちゃってすみません。でもめぐみさんってすごいボーイッシュな人なんですね」

奥さん「……………」


奥さんの『こいつなにを知ってんだ?』感が表情に浮き出る

ふふふっ?全部知ってんだよこっちは

No.67 21/04/21 21:44
匿名さん0 

唐突にカマをかけることで奥さんのアドリブの力を試す意味もあったこの発言に


奥さん「そこってあそこのコンビニ?ちょくちょく行きますよー?近所ですからね」

私「やっぱり奥さんだったんですね。2、3度しか会ったことなかったから間違いだったら恥ずかしくて声かけれなくて」

奥さん「えーっなんかショックー…覚えててくれてないなんて…」

…ここキャバクラなの?あなたキャバ嬢なの?

私「私もよく行くんですよあのコンビニ。しかしビックリしましたよー。奥さんデカい車乗ってるんですね?」ニヤリ

奥さん父「お前、免許なんかいつ取ったんだ?」

私「赤のデカいワンボックスでしたよねー?あの車好きなんですよー私」

奥さん「あー…あれ、…友達の…車なの」

友人「友達って?ケイコちゃんか?」

奥さん「ううん。めぐみ。ほら、旦那さんが車好きなんで」

私「あ、すみません白でした。赤じゃなくて」


No.66 21/04/21 21:32
匿名さん0 

奥さん「すみません気を使って頂いて」

私「ははっ、私もこいつの快気祝いなんか買う日が来るなんて夢にも思いませんでしたよ。病気なんて無縁のやつでしたからね昔から」

友人「おおおおおい」

ここで私は友人に目配せする




私「あれっ?
そういえば奥さん、この前そこのコンビニいませんでした?」


No.65 21/04/21 21:28
匿名さん0 

友人「おー 来てくれたか。まあ上がれ」

私「おー」

リビングへと通されるとそこにはガタイのいい白髪の男と七三分けの紳士風の男が座っていた
どっちが友人父であるか一目でわかった自分が急におかしくなって緊張が少しだけほぐれた

友人「父ちゃん、こいつ、ほら昔からの付き合いの」

友人父「え?あーあー。私君か!」

なんかミョーにテンションが高い
アルコールが入ってるようだ
さっきまでのあの静かさはなんだったのか

友人父「いつも世話になってるね。ありがとう!バンバン!!」

めっちゃいたい…

奥さん父「まーまー1杯どうですか」

私「いえ。車ですので」

奥さん父「おやそうですか。残念。おーい、私君にお茶差し上げろ」

奥さん「いま用意してるから」

奥さん父「すみませんね気の利かない娘で」

私「いえいえとんでもないです。急に押しかけてしまって申し訳ないです。あ、奥さん。よかったらこれ皆さんで召し上がってください」

私は事前に買っておいたお菓子を奥さんに渡す


No.64 21/04/21 21:12
匿名さん0 

すぐにドタドタと足音が聞こえてインターホン越しに「はーい」という奥さんの声が

私「あ、こんにちは。私と言うものですけど。友人さんの快気祝いに招かれまして」

奥さん「あーわざわざありがとうございます。今開けますねー」

ドキドキしながらドアが開くのを待つ

やがて

ガチャッという音と共にドアを開けてくれたのは




友人だった

お前かよ!


No.63 21/04/21 21:05
匿名さん0 




…ドキドキする

うまいことやれるだろうか

シラを切られたらどうする?



と、段々弱気になってくる自分に無理やり喝を入れ

意を決してインターホンを押した

No.62 21/04/21 21:00
匿名さん0 

友人LINE「聞いてるか?こっちはいつでもいいぞ」

舞台は整った

私「ふーーーーっ
よし!行くか」

女「はい。くれぐれも怒鳴らないように」

私「わかってます。あなたは手筈通りに。1時間後ぐらいで」

女「1時間後ですね。わかりました」

私「もう我慢することありませんから。好きにやっちゃってください」

そう女に告げると私は店を出て車で友人宅へと向かった

長かった…ここまで
文字に起こしてみると淡々と進んでるようだが、成果の得られない日も何日もあった
時には徹夜でブサ男宅を張り込んだ日もあった
疲れがたまって仕事で取り返しのつかない大惨事になりかけたこともあった

そんな事を考えながら運転しているともう友人宅の目の前だった


No.61 21/04/21 20:46
匿名さん0 

友人がなんで弁護士とコンタクトを取ってたのかはわからない
だが私の中で
「あの名刺は使える」と判断した


部屋の中では男達の静かな談笑が響いていた



私「そろそろかな」

私はボソリと女に呟く
女も

女「友人さん、大丈夫ですかね…」




その時!

友人から合図のLINEだ!


No.60 21/04/21 20:36
匿名さん0 

続きです

おしゃべりな両母と子供がいなくなり部屋の中は急に静かになる
私と女はその様子をファミレスで聞いていた
友人と両父は仕事の話や家の家庭菜園の話などで静かに盛り上がっていた

ふと奥さんが

奥さん「ん?なにこれ」

やばい!盗聴用の送信機がバレたか!?

奥さん「だれ?この名刺の人」

ソファに挟まっていたらしい1枚の名刺を眺めながら奥さんが友人に問いただす

友人「あ、あー、それ…。知り合いの弁護士」

おいおい!聞いてないぞそんな事!!

奥さん「弁護士さん?なんで弁護士の名刺なんか持ってるの?」

友人「ん、んーと…あれ、あれだよ。あっそうだ、久しぶりに会った友達だったから、今何してるのか聞いたらその名刺もらっちゃって」

へたくそ!ばかじゃねえのこいつ!!

奥さん「ふーん…学校の頃の友達?」

友人「そ、そうそう💦」

奥さん「そんな友達いたんだーふーん」


少し違和感を持たれつつもなんとか切り抜けられたようだ…
ヒヤヒヤさせんなよ


No.59 21/04/21 10:34
匿名さん0 

宴がひと段落した時、事前の作戦通りに友人が両母にチケットを渡す

友人「母ちゃん、俺からのプレゼントだ。3枚しか取れなかったからこれから息子とお義母さんと3人で行ってきなよ」

友人母「えっ、あらーありがとう。でもこれから?せっかくみんな集まってるのに」

子供「ゆうえんちー!?いきたーい!」

奥さん「あたしもいきたーい!」

友人「おいおい気持ちは分かるけどここはお義母さん達に譲ってやれ」

奥さん「ちぇーっ行きたかったのにー」



そして両母と子供、遊園地へ

作戦3割成功

第2段階へ




今日はここまで

また次回

No.58 21/04/21 10:16
匿名さん0 

反撃開始編



友人の退院後の日曜日

この日は友人母の誕生日と友人の復帰祝いも兼ねて両家の親を自宅に招いての食事
もちろん奥さんも子供も
奥さんは朝からるんるん
これから地獄を見るとも知らずに

しかし子供にこの地獄絵図を見せるわけにはいかないので、サプライズという名目で遊園地のチケットを子供、両母分の3枚用意した


程なくして両家の親到着
この時私と女は例のファミレスに待機

やがて宴は始まり、和気あいあいとした雰囲気

奥さん母「子供ちゃんおおきくなったわねー」

友人母「ほーんと。なんでこんなかわいい子が息子の子供なのかしら」

友人母、ありえない事を口走る
そこはせめて本当の子供だと信じたい

No.57 21/04/21 09:38
匿名さん0 

映像こそ撮れなかったが重要な証言が!

ダメだもう待てない
時間が無い
このままじゃ女も婚約破棄できないし何より友人に負担がかかり過ぎる

友人の退院を待ってから
復讐劇の幕開けだ!!!!

No.56 21/04/21 09:33
匿名さん0 

1ヶ月後のある日
女がどうしても仕事の都合がつかないとの事でブサ男と休みが合わない日があった
そこで私は女にボイスレコーダーを渡し、ブサ男の車にそれを仕掛けるよう促す
録音開始タイマー付きで高音質のボイスレコーダー
それを助手席のシートの下に設置




すると案の定まんまと引っかかった

ブサ男と奥さんの会話が鮮明に録音されている



No.55 21/04/21 09:22
匿名さん0 

見舞いに行くと友人はやつれた表情で
「最近やたらと妻が『愛してる』だの『あなたと一緒になれてよかった』だの言ってくる。妻の裏の行動を全部知ってたからそれが俺の中で爆発しそうになったのを抑えた結果このザマよ」

泣きそうになった
私が友人に強要さえしなければ
変に出しゃばったりしなければ

もう私の中であの二人の処刑方法はある程度決まっている
後悔しろ
絶対血祭りにあげてやる!

No.54 21/04/21 09:08
匿名さん0 

それから毎日女は調査結果をLINEで送ってきた
自分が疑われている事を全く自覚してないブサ男の事や、奥さんとのLINEのやり取りなんかも添付してきた
ここ2週間はブサ男拘束に成功しているらしく、奥さんとのLINEには『はやく逢いたい』『今後〜のホテル行こう』『愛してる♡♥』『ちゅ〜♥』などなど

ある程度証拠も溜まってきたある日
突然の悲報
友人がついに倒れて入院した
ストレスから来る十二指腸潰瘍
手術が必要らしい
全てわかっていながら普段通りの生活を続ける事が相当辛かったに違いない


No.53 21/04/21 08:47
匿名さん0 

続きです

女のスペック
31♀︎ 細身でおしとやか系 見た目に反して大ざっぱな性格 趣味はパチンコ

私は友人の事を気にしつつ話を進めた
私「まず大前提として絶対に相手に気づかれないこと。他の女性の話や昨日何してた?とかの会話も一切ダメです。」

女「わかりました。他には?」

私「そうですね 今後しばらく彼との行為はしないでください。あと彼の休みの日は彼を拘束してください」

友人が横にいたから真意は話さなかったがこれはブサ男の性欲を限界まで高める作戦

女「毎日ではないですが私も仕事がありますので彼と同じ日に休みを取れるかどうか…でもできる限りやってみます」


No.52 21/04/20 09:57
匿名さん43 

ますます面白くなってきましたね!

また明日楽しみにしてます🎶

  • << 80 お返事が遅くなり申し訳ありませんでした 本日続きを書こうかと思いましたが用事で書けなくなりました また明日の夜にでも書こうかと思っています 面白く読んで下さってる事が何よりの励みになります

No.51 21/04/20 06:20
匿名さん0 

女「なにを?」

私「あなたも今言った通り2人にシラを切られたらそこまでなんです。自宅の音声もテレビの音って言われてしまえば否定はできない。だから言い逃れできない証拠を叩きつければいいんですよ。でもその証拠を掴むにはあなたに辛い思いをさせるかもしれない。予定してた結婚が遅れるかもしれない。彼が異変に気づいてしまうかもしれない。それでも協力してもらえるのなら是非ともお願いしたいです」

女「わかりました。もし本当なら彼との婚約は当然解消します。」

私「ありがとう。では具体的な話に入りましょう」


今日はここまで

また次回

No.50 21/04/20 06:03
匿名さん0 

友人はただ下を向き、あるいは悔しそうに、あるいは悲しそうに小刻みに震えながらテーブルの下でギュッと拳を握りしめていた

私は女に2人の証拠写真やLINEを見せている間、そんな友人をやるせない気持ちで見ていた

私(やばいな…これ以上刺激しないようになんとか話を進めないと)

という私の思惑をあざ笑うように女が言う

女「でもこれだけだとただの仲のいい友達ともとれますよね?本人達からそう言われた時にこれ証拠になります?」

私(………。頭のいい女性だ。しかしここであの音声を聞かせるのはさすがにまずい。何より友人が壊れてしまう。でもナイスなフリだ!)

私「そうなんです。でもクロは確定なんです。しかし証拠に乏しい。そこであなたに協力をお願いしたい」



No.49 21/04/20 05:48
匿名さん0 

女「…浮気?」

私「はい。たぶん1年前か半年前ぐらいから」

女「…まさか。あの人そんな事できませんよ?全然女っ気ないんですから」

私「私も友人も奥さんの事をそういう風に思ってましたよ。そんな事できるわけがないって」

女「え?なにか証拠でもあるんですか?あの人が浮気したっていう」

私「はいあります。2人の仲良しLINEも、イチャイチャ写真も。なんならここでは言えないような証拠もあります」

女「言えない?」

私「人がいる所では見せられないという意味です。おわかりですね?」

女「そんなものどうやって」

私「盗聴です。と言っても友人宅でです。
昼間に、旦那も子供もいない家にあなたの彼を呼んで

近藤さんは水曜日か金曜日がお休みみたいですね。約10日に1回そのどちらかの曜日に会ってたようです」

女「…!!」

No.48 21/04/20 05:33
匿名さん0 

友人「えっ!!!!?」

私「はいっ?」

女「……半年後に結婚予定です」


友人も私も正直動揺が隠せなかった
人妻を寝取るぐらいの男だから単なるセフレかと思いきや…まさかである
いやダメだ
ここで冷静さを欠いてはいけない

私「…………そうでしたか。話してくださってありがとうございます。そしてそういうことでしたら事は一刻を争います」

女「え?なに?」

私「単刀直入に言います
いいですか、落ち着いて聞いてください。

近藤さんはここにいる友人の奥さんと浮気をしています」



No.47 21/04/20 05:23
匿名さん0 

店内に入り、友人の待つ席へと女を案内する
再び知らない男がいた事にさらに女はギョッとしたようだった

私「さ、どうぞ、おかけになって下さい」

女はしぶしぶといった感じでボックス席の私と友人の反対側の席に腰を下ろす

友人「はじめまして」

私「ご紹介します。私の友人です。今回お話する内容には彼が深く関わってて、どうしても友人抜きでは話せない事なんです」

女「………はあ」
女はうつむきつつ上目遣いで友人を見ている


私「では早速本題に入らせてもらいます
失礼ですが、近藤さんとはどういったご関係で?」

女「……ただの知り合いです」

私「それはおかしいですね。今日近藤さんは留守のはずです。ただの知り合いの留守宅に勝手に入るんですか?合鍵まで持って?」

女「…………」

私「すみません。別に尋問するつもりはないんです。もしあなたが彼と生活を共にしているんだったらこれはあなたにも大切なお話なんです。どうか本当の事を教えてください」

女「…それは………どういうことです?」

私「どうなんですか?」










女「……………………………………婚約者です」



No.46 21/04/20 05:01
匿名さん0 

私「あの……ブ………いや、近藤さんのお知り合いの方ですか?」

女「…………はい。そうですけど」

私「実はですね、近藤さんの事でお話があるんです。良ければ少しだけお時間いただけませんか?」

女「なんでしょうか」

私「いやここではちょっと…。よかったらそこのファミレスに入りませんか?周りに人がいた方があなたも安心でしょうから」

女「近藤のなんの話ですか?」

私「来てくれたら話します」

女はかなり警戒している
やはりいきなり声をかけたことが相当怪しまれているようだ

しかしファミレスなら大丈夫だろうと考えたのか、女は5m後ろから恐る恐るついてきた


No.45 21/04/20 04:52
匿名さん0 

女「……なんですか?」

めちゃくちゃ警戒してる
第一印象は最悪

私「突然声をかけてしまってすみません。決して怪しい者ではないんです」
と会社の名刺を渡した
これは軽率だったか?いや、信用を得るには身元をハッキリさせた方が相手も安心するだろう

女「………」
女は名刺を受け取り、名刺と私を交互に見た

女「なにか御用ですか…?」


No.44 21/04/20 04:43
匿名さん0 

読んでくれてる方がいて嬉しいです
つたない文章を読んでくれてありがとうございます

続きです


私は店を出て全力で走った
うまい具合にちょうど車が途切れて道を渡りやすい
女はバッグからカギを出すのに手間取っていたらしく、バッグをゴソゴソしていた

そして女がドアに手をかけた時

私「あの!すみません」

女は一瞬ビクッとなったように見えた
そして私の方に振り返ると今度は一変して私を睨み返してきた


No.43 21/04/19 21:08
匿名さん43 

続き待ってます🎶

No.42 21/04/19 00:56
匿名さん9 

続きが楽しみ

No.41 21/04/18 12:23
匿名さん0 

私「え!?どういう事だ?俺たちが来る前から外出してたってことなのか?」

友人「そんなのはどうでもいい!行くぞ!」

私「まて!ここは俺一人で行く。お前はここで待て。男2人で突然話しかけたら向こうも警戒する。話つけてここに連れてくるから」

友人「わかった。慎重にな」



ここから事態は急変する




今日はここまで

また次回


No.40 21/04/18 12:19
匿名さん0 

日曜日

朝9時にファミレス集合
友人は家には会社に忘れ物して取りに行ったついでに書類まとめてくると言って出てきたらしい

2人でドリンクバーを注文し、戦の前のひと時の安らぎを嗜む
日曜日の朝ということもあり客足はまばらだ

友人「俺は全然緊張してないけどお前大丈夫か?」

この男、嘘つきである


朝の時間帯を過ぎお昼に差しかかる
女はまだ出てこない

友人がお昼をご馳走してくれた
こいつに奢ってもらうなんて何年ぶりだ?
私はありがたく生姜焼き定食を注文した

豚のロース肉としょうがのなんとも言えない二重奏が飢えたお腹を満たしていく

そして最後のお味噌汁を飲み終わると同時ぐらいだっただろうか

女がなんと外から帰ってきた



No.39 21/04/18 11:25
匿名さん0 

友人「なにをする?」

私「ブサ男の彼女に協力してもらう」

友人「!?」

私「もちろん全てを内緒にしておいて泳がせて欲しいという承諾は取る。彼女の協力があれば事は飛躍的に進む。例えば前もってブサ男の仕事の休みがわかってたらこっちも動きやすい」

友人「…それで?」

私「まずブサ男と彼女の関係。次にブサ男の両親の連絡先」

友人「そんなうまいこといくのか?女はそんなこと知ったらその場で発狂してブサ男に突撃するぞ」

私「だから賭けなんだよ。このままじゃ何も動かないまま時間が過ぎていく。お前もつらいだろ?」

友人「…。
わかったよお前の言う通りにするよ」

私「大丈夫。絶対うまいことやってみせるから
その時はお前も同行しろよ?」

友人「OK」

私「で、どうやって呼び出すかだが」

幸いブサ男は日曜日は仕事説が濃厚だったので、次の日曜日にあのファミレスで彼女が出てくるのを待つことにした



No.38 21/04/18 11:04
匿名さん0 

友人「まだだめなのか?そろそろ俺も家の中で限界だぞ…」

私「そうだよなあ…辛いよな。でもこれで暴露しても証拠不十分なんだよ。かといって次の手も思いつかない」

友人「…」

私「…いっそ賭けに出てみるか」


No.37 21/04/18 10:57
匿名さん0 

その日はまだ時間が早かったんで友人を呼び出すことにした

2人で今までの経緯をまとめる

奥さんとブサ男は少なくとも6年以上前からの知り合い

約10日に一度。水曜か金曜に会っている事が多い

2人の行為(音声付き)からクロは確定

奥さんの動向が怪しくなったのはここ半年の間。よって深い関係が始まったのはその頃からと推測

ブサ男には現在同居中の女がいる。顔が似ても似つかないため家族とは考えにくい


私「情報は集まったけど…何だかなあ。どれも物的証拠にはならんよなあ。決め手に欠ける」


No.36 21/04/18 10:40
匿名さん0 

途中のコンビニに寄ったあと5、600mくらい尾行すると彼女はあるパチ屋に入っていった

こりゃ長くなるな…どうしたものか

とりあえず同居人が女であることはわかったから今日はここまでにするか




No.35 21/04/18 10:28
匿名さん0 

しようと思ったが!


なんと歩きで移動!

彼女の進行方向の反対側100mにコインパーキングを見つけると急いでそこに車を預けて走る

見つけた!
歩道橋の上
携帯いじりながらてくてく歩いてらっしゃる

お嬢さん 歩きスマホは あぶないよ


No.34 21/04/18 10:23
匿名さん0 

翌週の日曜日

早朝からブサ男の自宅前にて張り込みを続ける
うまい具合に道路の反対側にファミレスを発見
自宅が見える場所を陣取りそこで様子を伺うことにした

am8:00
ブサ男1人で出てくる
尾行しようか迷ったが今日は日曜日
友人も奥さんと一緒にいるし今日は会わないと考えていいだろう

am11:00
さすがに居づらくなって一旦車に戻る

am2:00
ここでブサ男宅のドアが開いた

出てきた人物を見ると
キャップにGパン姿ではあったが間違いなく女!


追跡開始!!!!!




No.33 21/04/18 10:13
匿名さん0 

私「それなんだよ。でも表札にはブサ男本人の名前しかなかったから妻帯者とは考えづらい」

友人「女で確定なのかな?兄弟かもしれないし、友達が遊びに来てたのかも」

私「いずれにしても更なる調査が必要だな」



No.32 21/04/18 10:04
匿名さん0 

私「ブサ男自宅GETしたぞ。」

友人「お!やったな!」

私「そこで気になる事があったんだが」

友人「ん?」

私「いや、カギがね…かかってなかったみたいなんだけど」

友人「それは、つまり…?」

私「ドア開ける時はブサ男の後ろ姿しか見えてなかったから見間違えかもしないけど、もし当たってたとしたら考えられるのは」

友人「…同居」


No.31 21/04/18 09:58
匿名さん0 

帰り道
車を走らせながらふと気づいた


ん?
あいつ…玄関のドア開ける時カギ使ったか?

No.30 21/04/18 09:53
匿名さん0 

後日ブサ男の勤務先の近くに張り込む
夜8時頃にブサ男が仕事を終えて帰路につく

車2台分くらい間隔を開けて尾行

15分ぐらい走った所で小綺麗なアパートが見えた

アパートの前の自販機でコーヒーを買うフリしながら横目で見守る

玄関のドアを開け中に入るブサ男

そっと息を殺しながら玄関に近づく
インターホンのそばに表札があり、そこには T.KONDOUの文字が
間違いなくブサ男本人の家!

これでブサ男自宅GET!!


No.29 21/04/18 09:41
匿名さん0 

続きです

私「ブサ男の連絡先は?」

友人「見たけど近藤って名前の連絡先はなかった。通話はLINEで電話番号は偽名登録だろうなたぶん」

私「わかった。任せとけ。俺が家を突き止める」

No.28 21/04/15 23:44
匿名さん0 

友人「わかった。なんとかやってみる。」

私「くれぐれもバレるなよ?頼むぞ脳筋」




数日後、ブサ男と奥さんのイチャイチャLINEと仲良く腕組みした写真が送られてきた



今日はここまで

また次回

No.27 21/04/15 23:40
匿名さん0 

翌日、尾行結果を事細かに友人に報告する
なんとあの本屋は奥さんが結婚前にバイトしてた本屋らしい

友人「すげえな。一日でここまでわかったのか。お前に任せて正解だったよ。任せついでに申し訳ないけど俺はこれからなにをしたらいい?」

私「そうだな…もしかしたらブサ男がお前の顔を知ってる可能性もあるから下手に動かない方がいいな。家にまで上がり込んでるわけだから写真とか見てるかもしれないし」

友人「なるほど」

私「できるなら奥さんの携帯のデータが欲しい。LINEとかをお前の携帯の写メで撮ってきてくれてもいいぞ。できるか?」

友人「うーん…難しいかも。あいつ携帯離さないからな。ロックナンバーは子供の誕生日だってことは知ってるけど」

私「おお!?ナイスナイス!ロックナンバーが一番のネックだったけど知ってるならOK!あとは奥さんが寝てる時にそっと盗むとか風呂入ってる時とか。頑張ってなんとかしろ」





No.26 21/04/15 22:41
匿名さん0 

話の内容はなんか業務連絡っぽい

まさかここの従業員!?

しかも店員がブサ男の名前を!

店員「近藤さん、こっちの在庫が…」


ナイス!店員!!
これでブサ男の車とナンバーと本名と職場GET!!

待ってろよ?近藤ブサ男
ジワジワ追い詰めてやっからよお?


No.25 21/04/15 22:31
匿名さん0 

車中でコーヒーを飲みながら待機してると男の車がホテルから出てきた

ゲッ!やべっ!こっちに向かって来る!!

下を向いてスマホをいじるフリしながら通り過ぎる車の男の顔を確認

?なんだ?
そんなに…いや、むしろブサイク
なんであんなのと…


しばらく走って朝待ち合わせしてたコンビニで奥さんを下ろすブサイク男
2人は笑顔で手を振りあってバイバイしたようだ

くそー今に見てろよ!このままブサイク尾行してやる!

20分ぐらい尾行して着いた先は

ある大型書店

なんだよ…また買い物かよ…
と思いながらまた待機

しかし1時間経っても一向に出てくる気配はない

そういえばなんか妙なとこに車停めてたな…ちょっと店の中まで行ってみるか…

店内に入るといきなりブサイク男がいた

なんか店員と話してる

よし 近くで聞いてみよう

No.24 21/04/15 22:15
匿名さん0 

車の車種とナンバーをGETしたことを友人に報告

友人「そうか…やっぱりお前がいてくれて助かったよ。すまない、ほんとにすまない」
まあそんな事をいってる場合じゃないが、これからしばらく待って出てきた所を再度尾行する旨を伝えて電話を切る

No.23 21/04/15 22:04
匿名さん0 

ここからじゃよく見えない

恐る恐る車をコンビニまで近づけ、手前で停めようとした時

一台の車がコンビニの駐車場へ

白のワンボックス

慌ててナンバーをパシャリ



助手席に乗り込む奥さんを確認して駐車場から出るその車を尾行

途中なぜかまた別のコンビニに寄る
私は奥さんとは何度か会ってるから顔を見られるとまずい
手前で車を停めやり過ごす


その後、カフェやらショピングモールやらさんざん振り回されたが、ようやく目的地へ




御休憩だ


No.22 21/04/15 21:54
匿名さん0 

二日後の金曜日

その日、どうしても仕事の都合がつかないと友人は申し訳なさそうに頭を下げた
1人で張り込む





そして



11:30頃

動いた!

奥さんが出てくる

どう見ても近所に買い物に行く格好じゃない!


俺一人の時に限ってなんで!と思いながら車の中から様子を伺う



奥さんは50mぐらい先のコンビニで誰かを待っている



No.21 21/04/15 21:47
匿名さん0 

張り込み日の水曜日

2人で有給を取り、友人宅の外の空き駐車場に車を停め、そこで張り込む
家の中からは死角になりこちらは見えないはずだ

友人は無言だった

あの日以来、生気を感じられないほど落胆していた
もし家でもこの調子だとすると確実に奥さんに怪しまれる

私「いつも通りにしろとは言わない。あんなことがあったんだから。酷なようだがせめて家では平常を装え。」


あっという間に時は過ぎ
幼稚園のバスが自宅近くに泊まる

今日じゃなかった


No.20 21/04/15 21:34
匿名さん0 

ネットで調べた結果、意外な事に浮気の不貞行為の証拠は音声のみだとかなり弱いらしい
ホテルから出てきた時の写真ですら場合によっては一蹴されると
当事者が浮気を認めるか決定的な画像や動画がなければ難しい
プロに依頼すればそれが一番なのだが、あんな形で家族を裏切った奥さんをプロに丸投げして制裁を下す事がどうしても腑に落ちなかった
その事を友人と相談した結果、犯行の決行日の水曜と金曜に友人宅を張り込みすることとなった



No.19 21/04/15 21:20
匿名さん0 

私「…………」

友人「……」

私「どうするよ、これ」

友人「……」

私「俺は絶対に許せない」

友人「………なんで、なんだろうな」

私「なんでって…理由があったら許せるのか?浮気の理由なんて聞く気にもならないぞ俺だったら」

友人「だよな…」

私「弱気になるな!お前裏切られたんだぞ!」

友人「」

私「やるぞ。徹底的に。俺が全面的に支援する。まかせろ」


とここまでで居酒屋で相談を受けた日から約4ヶ月

No.18 21/04/15 21:08
匿名さん0 

続きです


私は何も言えず、ただ放心状態の友人を見ていた
心のどこかで友人が選んだ女性が浮気なんかするはずがないと思っていた
奥さんは裏切ったのだ
優しくて頼りがいのある自分の夫を



No.17 21/04/14 23:43
匿名さん0 

【注】リアリティを出すために生々しい描写が含まれてます
不快な方は御遠慮下さい







ガチャッ(玄関を開ける音)

奥さん「ドウゾ アガッテー」

?「………オジャマシマーース」



それはくぐもった男の声


足音はリビングに移動


いきなり



奥さん「………はっ…………んっ………」

チュパチュパチュパ…………

奥さん「…んっ♡はあむ♡………んっんっ♡」

5分ぐらい続いただろうか…
次第に奥さんの声は荒々しさを増していく

やがて

ソファのギシギシ音と共に


パンパンパンパンパン!

奥さん「………いっ!………きいっ!!
大きい!!んっ♡きもちい!!!!!!♡♡」

途中、所々で男がなにか言ってるようだが声が低すぎて聞き取れない

奥さん「ねえっ!♡後ろ………後ろから!」

友人はここでボイレコを止めて吐いたようだ




黒………真っ黒………
紛れもない浮気
しかも自分の家で


友人の勘は当たっていた



本日はここまで
また次回


No.16 21/04/14 23:17
匿名さん0 

奥さん「うん。うん。わかった。着いたらLINEして」

そして


カチャカチャと食器の音がする
お茶のカップでも用意してるのか?


30分後

ピローン♪
LINE着信


No.15 21/04/14 23:10
匿名さん0 

その後も少し間を開けて奥さんのその行動は続いた
3ヶ月くらい調査を続けて分かったことはだいたい十日に一度の割合でLINE(時に電話で)→お出かけしてるようだ
それも必ず水曜日か金曜日



そしてそれが判明したその週の金曜日
信じられない会話がボイレコに


その日はリビングのソファで普通に電話で会話する奥さん


奥さん「………Tさん、今からうち来る?」

No.14 21/04/14 22:59
匿名さん0 

その日に友人に呼び出され相談を受ける
友人「なあ、妻に昨日どこ行ってたか聞いた方がいいのか?」

私「いやそれはやめとけ。万が一クロでもまるで証拠がないし、あったとしてもとぼけられるぞ。ただ電話があって出かけただけだろ?」

友人「そうか…そうだよなあ。でもこれで少しは捜査の取っ掛りができたな。」(これはマジセリフ)

私「おっ 刑事気取りだな?」




No.13 21/04/14 22:49
匿名さん0 

着信音はなぜか遠ざかっていく

ボイレコはリビングに仕掛けていたらしく、友人曰く「恐らく携帯持ってキッチンに移動した」との事


なにか話してるようだが、内容はまるで分からない
しかし「この声質は間違いなく男と話す時の声質」だと友人は言う


その1時間後…

玄関のドアを開け閉めする音

奥さんお出かけ


No.12 21/04/14 22:40
匿名さん0 

朝9時半頃
ピローン♪
LINEの着信

聞こえるか聞こえないかぐらいの音で
「……………………フフッ」

その後10分ぐらいしてまたピローン♪


その三分後

ピリリリリリリリリリリッ!

奥さん携帯に入電!!!

No.11 21/04/14 22:34
匿名さん0 

>> 9 昔の2ちゃんスレみたい 期待大wktk 2chはどうかは知らないけどこれは実話
3〜4年前の話なのでセリフなんかはちょくちょくアドリブ入ってます
あんまり文才ないんで期待しないで読んでくれたら嬉しいです


No.10 21/04/14 22:29
匿名さん0 

一日目
何もなし
掃除機の音、テレビの音

二日目
何もなし
かすかな鼻歌、扉を閉める音、パタパタとスリッパの音

三日目
なし


四日目
突然キャーッという叫び!

その直後パリーン!!
どうやらお皿が割れたようだ

五日目、六日目、七日目…
特に何も無く時は流れた

友人は仕事中に前日の録音を早送りで聞いているらしい
ほぼ無音の時間の方が長いだろうに

十日目、十一日目、十二日目…
何もない…
1回だけ客が来たみたいだったが知り合いの近所のおばさんで、小一時間お茶しておばさんは帰っていった

私「やっぱり思い過ごしなんだわ」

友人「うーん…そうなのかなあ」





しかし!



諦めていた二十二日目


それは起こった



No.9 21/04/14 22:26
匿名さん9 

昔の2ちゃんスレみたい
期待大wktk

  • << 11 2chはどうかは知らないけどこれは実話 3〜4年前の話なのでセリフなんかはちょくちょくアドリブ入ってます あんまり文才ないんで期待しないで読んでくれたら嬉しいです

No.8 21/04/14 22:16
匿名さん0 

まずは奥さんの一日の行動を探る
奥さんは専業主婦
子供は昼間は幼稚園
奥さんが家に1人の時間になにをしているか、それを知ることが必須
私は
とりあえず1ヶ月間、朝からボイレコを仕掛けて怪しい所がないかを調べるよう促した

No.7 21/04/14 22:07
匿名さん0 

友人はガタイはいいが体育会系で頭が弱い
基本的に他力本願だが誰かが困ってたら全力で力になるという熱い男
そんな友人だからこそ私も高校時代からこいつと一緒にいる
そんな彼の頼み
ここは協力しなきゃ男じゃない


そして私と友人の計画は始まった




No.6 21/04/14 21:56
匿名さん0 

そんな事を居酒屋で話してたら

友人「今日お前と飲みに来たのは妻の怪しい行動を暴くために協力して欲しいからなんだ」

私「怪しい行動ねえ…ちょっと考えすぎなような気もするけど…」

友人「いや、俺にはわかる。あいつは絶対浮気してる」

私「そう…なのか。でも協力って言っても具体的になにをしたら?」

友人「泳がせて徹底的に証拠を掴む!」

私「具体的にと言ってるんですがそれは」

友人「ううむ。なにかいい案は?」

丸投げである


No.5 21/04/14 21:46
匿名さん0 

怪しいのはそれだけじゃなく、2ヶ月くらい前に奥さんが急に昔の女友達に会いに行きたいと言い出した
なんでも共通の知人を介して久しぶりに連絡が取れたらしい
その女友達は鹿児島に住んでるらしく、「日帰りでは無理だから私がいない間息子の面倒見てて欲しい」
とすでに決定事項のような口ぶり


No.4 21/04/14 21:31
匿名さん4 

気になる支援です

No.3 21/04/14 21:27
匿名さん0 

ある日仕事で遅くなる時にLINEで伝えた時は3時間ぐらい既読がつかなかったという
四六時中携帯を離さない妻がLINEに気づかないはずは無いと
私は「たまたま気づかなかっただけじゃないの?風呂に入っててそのまま子供の面倒見てたとかさ」
と言ったが、その日は実家に預けてたと

No.2 21/04/14 21:20
匿名さん0 

詳しい話を聞くと1年前くらいからレスになってて、その頃からどうも様子がおかしかったらしい
やけに外出が多くなったり携帯の充電もキッチンでするようになったり

No.1 21/04/14 21:17
匿名さん0 


スペック
私 32♂︎未婚 中肉中背 彼女あり
友人 32♂︎既婚 体格いい 結婚6年目 4歳の息子1人
奥さん 28♀︎ ちょいポチャ 矢口体型 ルックスは普通だが性格が萌え系で昔からやけにモテる

きっかけは友人と行った居酒屋
そこで友人から「どうも妻が浮気しているらしい」との話を聞く

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