イケメン看護師さんとの恋❤️

わたしは朝香(16歳)。しばらく体調不良でとある病院に入院することになりました。

入院初日。わたしはイケメン看護師に脈を測られる。

看護師「おはよう。」

あさか「おはよう御座います(^-^)」

わたしが顔を見上げると、眼鏡をかけた背の高いイケメンが、そこに立っていました。

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え…何々！？胸が熱い…心臓の音が聞こえる…。

え！？やだ…緊張してきた…

看護師「早速だけど、計温するからよろしくね。

腕出してね？」

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え…どうしよう…😍

手汗がやばいよ…緊張する… ドキドキ💓

上手く話せそうにない…

あさか「　は…はひ…😭」

最悪…もうやだよ🥲

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看護師「そんなに緊張しなくていいからね。じゃあ、脈を測るよ？楽にして、呼吸してね。」

※こころの声にはカギカッコをつけません。

看護師がわたしの手を取り脈を測り始める。

きゃっ！もーなんなのよ〜！🌀😅

看護師「なるほど。ちょっと緊張してるのかな？」

もー😭　あなたがわたしの手に触れてるからでしょ！(緊張)

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そうこうしてるうちに、脈を測り終え、次は体温を計ることに。

わたしは体温計を脇に挟み、下を向く。

そうしてると、イケメン看護師がわたしに話しかけてくる。

看護師「なんだか少し顔が赤いようだね
熱があるようだね。」

もー😔話しかけないで！

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熱を測り終えると、看護師はこう言ってわたしの目を優しく眺めた。

看護師「熱はないようだ…。君は恥ずかしがり屋さんのようだね？大丈夫。取って食ったりはしないから。」

どんな解釈だよ！\(//∇//)\

どうやらこの看護師さんは、わたしの病を見抜けないらしい。どうやら…わたしは恋してる…

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看護師「じゃあ、あとは院内の注意事項と日程表。良いかい？」

わたしは渡されたプリントを読むふりをして、プリントの影に隠れる。

看護師「じゃあそろそろ行くね。」

そう言って看護師は部屋から出て行った。

ふぅー😭　最初から思いやられるなぁ…

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コンコンコン

ドアを叩く音。

あさか「はーい」

母「持ってきたわよ！入院に必要なもの！ってやだ！あなた、顔真っ赤よ！？何かあったの！？」

あさか「何でもないよ！も〜それより大変だったんだからね！？」

わたしはあったことを母に話した。

母「あんたそれ、恋してるじゃない！？
その看護師さん、どんな人なの？」

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あさか「お母さん、実はね〜」

午前中は恋バナで話が盛り上がる。
今までの嫌なこととか、全部忘れてこの時間がとても楽しかった。

お昼を食べて、午後に突入。
お母さんは、お昼を食べて病室を後にした。

午後

わたしはメガネをかけて、軽い小説を読んでいた。

ふむふむ…なるほど〜

文字を読むときは、決まってメガネをかける。ちょっと大人に見えて、かわいい。なにより、視力が最近少し良くない。

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コンコンコン

部屋にまたさっきのイケメン看護師と、ドクターの大野さんが入ってきた。

看護師「ごめんね。入院する前の検査の結果が出たんだ。大切なはなしになるから、聞いてくれるかな？」

わたしが本を閉じて、看護師さんと目線を合わす。

また熱くなる。
モジモジ…

看護師「先生、お願いします。」

先生「君の病気だけど、実は原因が分からなくてね？不安になるよね？でも大丈夫。先生一生懸命治すから、闘病してくれるかな？」

看護師「ちょっと長くなっちゃうけどね。でも必ず治るよ。俺も居るから一緒に力を合わせようね？」

わたしは、先生の顔を見て、看護師さんの顔を見た…目線を逸らし気味に…ちょーっと逸らし…ぎみに…

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あさか「どこがどう悪いのでしょうか？」

ドクター「目の方に異常が見られる。異常と言っても緊急自体ではないからね。大丈夫。」

あさか「最悪どうなるのですか？」

ドクター「まだ未成年の君にこんなことを言うのは、心苦しいのだが…最悪失明するだろう…」

…

…

わたしの目から涙が溢れる…

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あさか「冗談でしょ？だって、わたしまだやりたいことあるよ！これからだって。まだ学校に戻って、思い出作りたい！もうすぐ、誕生日だから友達と誕生会したい…それから、それから…」

わたしの目からどんどん涙が溢れる。

あさか「それから…」

ドクター「大丈夫。病気を治すことが医者の役目だから！落ち着いて…」

看護師「そうだよ。落ち着いて。
大丈夫。大丈夫だから。」

わたしの息が荒くなっていく。
呼吸が早く、手先が痺れてくる。

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看護師「ゆっくり息を吸ってー。吐いてー。吸ってー。吐いてー…」

看護師さんに袋を口に当ててもらい、ゆっくり呼吸をする。

悲しい気持ちがどんどん収まっていく…

「大丈夫。」

わたしの呼吸が戻るまで、わたしに袋を当ててくれた。嫌な顔一つせずに。

そして、眠気が急に来てゆっくり眠りにつく。

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それからわたしが目を覚ますまでの間、看護師さんは側に居てくれました。

他にも仕事があるのに…未成年というだけで…

あさか「う…うーん…あれ？…わたし…」

「お目覚めかな？」そう言って看護師さんが、お水が入ったコップを差し出す。

あさか「ありがとう…」

わたしはそう言って受け取り、ゆっくり口の中に注ぎ込む。

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看護師「あさかちゃんって呼んでもいい？」

あさか「あ、はい。そっちの方がいいです😊」

看護師「あさかちゃん。大変だろうけど、今だけだからね？ここを乗り越えていけば、必ず光は見えるよ。」

看護師さんが微笑みながらわたしにそう言った。

わたしは小さく頷き、また赤くなる。

看護師「君はトマトのようにすぐ赤くなる。知ってるよ。君恋してるだろ？」

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あさか「何を言ってるんですか？」

看護師「だいたいわかるよ！俺は看護師。これでも多くの患者さんを見てきたからね。」

あさか「……」

看護師「ほら！やっぱり当たったでしょう？君は恋してる。😊恥ずかしがることないよ。

脈を測ったときからおかしいとは思ったよ。熱もなく、検査も他に異常がなかった。だから表情をみてすぐ気づいたよ！」

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看護師「大丈夫だからね。心配ないよ。一緒に病気治そうね？」

初日の夜にわたしの恋はバレてしまい、その夜は看護師さんと恋バナをしてしまう。

わたしが不安定で、何かバカやらないように見張ってるのかな？

応援嬉しい😆
看護師さん、ありがとう。

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次の日の朝。起きたら看護師さんは居なくなってた…。

時計を見たら、午前９時…

わたしにしては寝坊だよ！

わたしは急いで朝の用意をしに洗面具と歯ブラシを持って、化粧室に。

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そこへ行くまでの間、いろいろな患者さんや面会の方とすれ違う。

わたしは、マスクして顔を隠す。

ちなみに、この時代は、まだコロナ禍になる前の物語です。

マスクはオシャレ女子のアイテム❤️

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歯を磨いてると、昨日起きたことが頭に蘇ってくる。病気を知ったときは悲しかったけど、そのあと看護師さん(イケメン)が居てくれて嬉しかった。

今思い出したけど、看護師の手おっきくてあったかい❤️　

歯を磨き終え、顔を洗い。軽くお手入れして部屋に戻っていく。

昨日は、悪いことばかりじゃなかった。
看護師さん(イケメン)さんがわたしにずっとついていてくれたから。

さーて！今日も始まりますか！

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病室に居ると静かで、ほぼすることがない。
わたしが軽く伸びをしあくびをしてると、また看護師さんが入ってきた。

看護師「大きなあくびだね？」

あさか「あわわ…おおはようございます…👉🏻👈🏻」

看護師「しっかり眠れたようだね？」

あさか「お陰様で(^-^)」

看護師「今日は下を向かないの？」

あさか「向かないよ！バレちゃったし(^-^)」

看護師さんは昨日に引き続き、今日も計温をしてくれた。

脈を測るよ。

あさか「はーい(^ ^)」

看護師「あさかちゃん。今日のパジャマもかわいいね。女子力高いねw」

朝か「ありがとうございます(^-^)」

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2日目の面会者は、両親だけ。

母が来るなり、わたしは父に買い物を押し付けた。母と昨日のことを話すためだ。

あさか「お母さん！あのね〜」

こうして、夕方まで、家族との温かい時を過ごす。

父「それじゃ、お父さんたちそろそろ行くね？先生にもご挨拶しなくてはいけないから。」

あさか「うん。ありがとう。」

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3日目わたしは目を覚ます。

朝の何時だろう？

時計が見えない。

ボヤけてるのだろうか？

メガネをかける。ようやく見えたがこんなにみえないものか？朝だからってのもある。

ちょっと目が痛む。

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その症状を看護師さんに伝えると、看護師さんは、ドクターに伝える。大丈夫だからと言われた。

看護師さんがすぐ部屋を出て行く。
わたしは、うすうす気づいてく。

わたしの病は、進行していて悪化してるってこと。

その日の夕方に検査を受けて。
また看護師さんに話を聞いてもらって、その日は終了。

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次の日の朝物語は急展開を見せる。

わたしの状態が悪くなる。
わたしは処置室で治療を受ける。

看護師さんと話して、わたしは笑っていた。

目薬を数的2種打たれ、点滴した。わたしは目を瞑る。

その日の夕方に目の移植手術の話が親に話された。

母が涙をこぼす。そんな母を父が支える。

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わたしは、雑誌を開きながら、ウトウトしていた。

扉が勢い良く開く。

父と母が辛そうな顔をして部屋に入ってくる。

わたしが起きる。

看護師さんとドクターも同席だ。

父「あさか。君は、お母さんに似てとても綺麗だ。」

あさか「何を言ってるの？」

父「落ち着いて、聞いてほしい。落ち着いて。落ち着いて。じつはな？」

目の移植手術の話を伝える。

雑誌の落ちる音、女の子が泣き叫ぶ声が病室から漏れた。

ドクター「すぐにあれを打って。また過呼吸になるぞ！」

看護師はあさかに薬を打つ。

暴れていたあさかは大人しくなり、ベッドに崩れた。

ドクター「これから手術に入ります。」

父「よろしくお願いします。」

未成年の女の子に移植手術と言っても、恐怖を与え、このままなら失明する。

もう移植しかないことは家族も同意してる。

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それから、朝の５時まで手術が続く。

手術自体は無事成功だが、視力が戻るのかはまたハッキリとしない。つまり、本人の回復待ち。

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目を覚まし、真っ暗な世界が続く。
包帯がまだ取れない。

父や母が大丈夫と言ってくれた。

暗くて怖い。

でも父の言葉が聞こえ励まされる。

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あさか「包帯いつ取れるの？」

父「少し時間がかかる。」

目が見えないと不安しかない。

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お昼を母に食べさせてもらい、午後３時。包帯が取れる。

真っ先に看護師さんの顔が見える。

看護師「見えるかな？」

あさか「はい。前より見やすいです。」

もうすぐドクターが来るからね？

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>> 30 看護師「もうすぐドクターがくるからね」です。訂正です

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ドクターが来て、検査して…その日は終了。

わたしの目は、だいぶ良くなった。

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次の日、検査も結果が良く。2、3日安静にしたら退院できるとか。

わたしは今までの辛いことや手術のおかげで手に入れたことなどを話し、看護師さんにお礼を言った。

あさか「看護師さん。ありがとうございます。
好きなものが見れます。
看護師さんの顔も…みれます😊」

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その夜はぐっすり寝た。

物語は、エンディングを迎える。

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入院最終日。看護師さんにお別れの挨拶とお菓子を渡す。

看護師さんありがとう。

「1年後にもし、それでもまだ俺のことが好きだったら、保健室に行きな！

俺、保健室の先生に来年異動になるんだ。」

と言った物語です。

この後の展開が気になりますね^_^

とりあえず、このお話はここまで。

読んでくれてありがとう。

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