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記憶か記録か…ドラマ日記

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匿名さん
21/06/14 19:20(更新日時)

【スレ主のみの投稿制限スレ】

連ドラの感想、まとめ等

シーズン毎に記録して行くスレです。


基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。

No.3168871 20/10/25 16:40(スレ作成日時)

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No.1 20/10/25 22:29
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「危険なビーナス」3話まで終了。

階段から突き落とされたのに楓はピンピンしていた。自演ではなくて百合華でもなくて、百合華の友達で百合華と同じ様に明人の事が好きだった春乃という女の衝動的な犯行だった。そんなの分かるか!(笑)は置いといて、楓自身が伯朗に言っていた様に受け身を取っていたのだとしたら、あんな咄嗟の場面でも怪我をしない受け身って、相当正しい訓練をしたから身に付いた物なのではないだろうか?

春乃が犯人と気付いていてもう一度部屋に招いたり、パン切りナイフを首に当てられても、落ち着き払っているんだよなあ。伯朗はただただ楓を守らなきゃって男として頑張っていたけど(妻夫木さん名演技!)、あれ、楓は自力でも春乃を制御出来てるよね。
でもこのどっち付かずの怪しさは十分ドラマを観る原動力にはなってるな。

で、一つだけ、あの伯朗の妄想シーンは入れて欲しくないんだけど…。

そして今度は百合華の母が居なくなった。

※予告では明人は本当に監禁されていて、楓が見付けるみたいなシーンが有ったのだが、いよいよ話が動くのか?

演出=佐藤祐市

  • << 16 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」4話まで終了。 もうホント、伯朗の妄想シーンはやめて欲しい。女にモテる妄想シーンですら邪魔なのに、明人をダシにしてしかも予告にまで使うって、あれは詐欺だろう。 もう今回の演出プランが有った事で、ドラマの評価ダダ下がりだわ。 楓はやっぱり怪しいし、誰かに雇われている警察上がりの探偵?もしくは警察の潜入捜査? 明人の伯朗評、百合華の話を立ち聞きしてたみたいに話が一致していたし(逆にプロならわざともう少し言い回しを変えるかもとも思うのだが)、そもそも支倉家に来る理由も無かった訳だし。 自分としては伯朗の父の死が矢神家と関係が合って(父が描いた絵が原因とか)、それを探る為に伯朗母は矢神家に嫁いだのではないかと思っている。で、伯朗母の死は事故死を装った殺人。 ああ、明人が楓と組んでその真相を調べてる可能性も有るのか。 あとは伯朗の叔母夫妻(小日向・坂井)がどう絡んでいるのかだな。 あの二人が気のいい叔母夫婦でキャスティングされる訳は無いし。 演出=河野圭太

No.2 20/10/26 00:06
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「極主夫道」3話まで終了。

龍の言葉の置き換えが半端無い。
向日葵の学校や美久の仕事=シノギ。
疲労に効くどえらいブツ=クエン酸。
PTA=一門。
どえらい儀式=ハロウィーン。
仮装のカウボーイ=メリケンのマッポ。
もう、いちいちおかしくて(笑)

ハロウィーンのお楽しみ会で「桃太郎」の芝居(台詞がヤグザ(笑))をやるから何で?と思ったら、娘と親友のユキちゃんが喧嘩中なのに気付いて、桃太郎が鬼を許して仲直りする芝居を二人に見せたかったからなのね。
その鬼が雅の筈だったのに、追われて逃げ込んで来た強盗犯に入れ替わっていたおまけ付きで(笑)
鬼に改心させる為の台詞が偶然強盗犯にも当てはまるというオチも付いていて面白かった。

美久がバーゲンで買って来たワンピースを桃太郎の衣裳に使ってしまった龍は、美久からまさかの“ココナッツクラッシュ”を浴びるというお仕置きには笑ってしまった。
お米をとぐのを手伝うよと言って米にパンチを入れてるし(笑)美久ってプロレスファンなのか?
ああ、今日も楽しかったあ。

脚本=モラル 演出=内藤瑛亮

  • << 17 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」4話まで終了。 龍が雅のゴミ部屋を綺麗に片付けてあげたり、突然来た美久の両親を一生懸命もてなしたり、婦人会の田中会長がバレーボール大会に向けて龍と雅をしごいて、男が出てクレームが来ないかと言われたら“男女平等論”を持ち出したり、って辺り迄はちょいちょい笑えて面白かったんだけど、また新米警官の勘違いからドタバタが始まり、橋本じゅん会長のヤクザ組織が出て来てからは笑えなくなった。 初回の雰囲気だなと思ったら、やっぱり演出家が初回の人だった。 私はカラッと笑える内藤瑛亮演出の方が好き。 美久の仕事に龍の“元極道”の肩書きが影を落とすし、最後に龍は車に轢かれちゃうし…。 次回はまた明るさと暖かさを取り戻して欲しいな。 演出=瑠東東一郎

No.3 20/10/27 00:00
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「共演NG」(TX・FCC・製作委員会)脚本=大根仁、樋口卓治 出演=中井貴一、鈴木京香、山口紗弥加、猫背椿、森永悠希、小島藤子、橋本じゅん、瀧内公美、斎藤工、リリー・フランキー、里見浩太朗 他

秋元康企画・原案。《ドラマプレミア10・54分枠》←新設枠(全話数不明)初回5分拡大

まず冒頭にテレビ局ドラマ部の若い助監督に上司が教える形で、新作ドラマの主演の男女が共演NGだった経緯の説明が有った時点で、こりゃ多分脚本がダメだろうなと思ったら案の定だった。

まあドラマとして面白い部分も有るんだけど、新し物好きな秋元康らしい“ショーランナー”とかを入れ込んだせいで、そっちが仕掛けて行く嫌らしい部分と、実在のスターのスキャンダルを継ぎはぎにした様な設定の主人公二人が演じる部分が離反し過ぎていて面白味に欠けるし、全くドラマの世界に入って行けなかった。

主演の二人は悪くは無いし、他にもこのドラマの出演者に共演NGの組み合わせが3組有って、次回は本読みでまた一悶着あるらしいので、役者側の話だけでまとめてくれれば少しは面白くなるかもしれない。暫くは様子見かな。

※一番面白かったのは最後の10分間を提供したのが本来なら有り得ない同業のキリンとサントリーの2社で、しかも流したCMがビールのガチンコ勝負だった事。沸いたわあ(笑)ドラマも頑張ってくれ!

演出=大根仁

  • << 20 【2020秋ドラマ】 「共演NG」2話まで終了。 前回『役者側の話だけでまとめてくれれば少しは面白くなるかもしれない。』と書いたのだが、今回は舞台裏は舞台裏でも、役者はどう芝居を作り上げて行くのかを、本読み→ランスルー→本番と順を追って、笑わせる部分はダイジェストみたいなカット割りで笑わせて、芝居を見せる部分はじっくりと見せてくれて、ショーランナーが割り込んで来たのも芝居の演出部分だけで許容範囲だったので、かなり満足の行く仕上がりだった。 特に昔の師弟だった出島(時代劇のスターだったから台詞の声も動きも大きい。主役は目立ってナンボの世界)と小松(出島の元を去りアクターズスタジオで5年間勉強。どう演じるかではなくその役の人間がどう生きて来たかを考える事が重要という演技理論)の水と油みたいな芝居を、遠山と大園が間に入って上手く話を付ける事で、本番は即興も交えてお互いが満足する表現の芝居を作り上げるという展開は胸熱だった。 後半の、大園だけが知らなかった脚本変更の末の遠山とのキスシーンも、本読みの二人を見てインスピレーションが湧いたというシーンがきちんと有った上での作り込みだったので、まあ許容範囲だった。 中井貴一と鈴木京香が上手いだけに、それを利用するのではなく更に生かす作品にして欲しいと切に願う。 演出=大根仁

No.4 20/10/28 15:34
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「姉ちゃんの恋人」(関テレ)脚本=岡田惠和 出演=有村架純、林遣都、奈緒、髙橋海人、やついいちろう、和久井映見、紺野まひる、光石研、小池栄子、藤木直人 他

オリジナル作品。《火曜21時・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

ホームセンターに勤める主人公・桃子(有村)は高3で両親を事故で亡くし、それ以来9年間、7歳下の長男を筆頭に3人の弟の親代わりとして面倒を見ながら生きて来た。一番下も中学生となり、そろそろ自分の事を考える精神的な余裕が出て来たかなという時に、自分と感性の似ている配送部勤務のイケメンだけどおとなしそうな吉岡(林)に出会う。
桃子はまだ知らないが吉岡には何か秘密が有りそうで…という、王道のホームドラマっぽい感じのスタートだった。

最初、台詞ではコロナとは言わないけどコロナ禍を想定した自粛話をしているのに、客も従業員もマスクはしていないという状況に少し混乱したが、恐らく役者が演じる事を優先し、またドラマで迄マスクは見たくないという視聴者の気持ちも考慮して、世情は取り込むけどマスクは無しで行くと決めたのだろう。そう理解すれば見易いし表情も分かるからこっちの方がいい。

但し一つだけ、吉岡母(和久井)の勤める弁当屋の作業場でもマスク無しでお喋りするのは、コロナに関係無く衛生的に有り得ない。
(続く)

No.5 20/10/28 16:09
匿名さん0 

>> 4 (続き)
実際の作業場ではマウスシールドを着けているし、これなら台詞もこもらないから着けて欲しかった。

吉岡は、上司(高田=藤木)が事情を知ってくれているこの会社以外では働けないと思っている様で、何なのかなと思っていたら、桃子の親戚で就職の世話もしてくれた川上(光石)が吉岡の保護司として登場し、「あの子は大丈夫、十分罪を償ったし」と吉岡母に言っていたので、そういう事なのだろう。

何をしたのかは分からないが、恐らく心から反省し罪を背負って生きているのだろう吉岡真人という男を、林遣都が何とも言えないナイーブな感じで演じていて引き込まれる。

今のところは元気で男っぽい姉ちゃんが、真人に恋をする事でどう変化するのか、また真人の過去がどう絡むのか、じっくりと観て行きたいと思う。

※従業員が名前も顔も知らない謎の社長って、藤木直人なのかな?
※桃子の両親の事故(交通事故のニュースで長男・和輝がテレビを切ったから交通事故なのだろう)を起こしたのが真人なのかとも考えたが(ひき逃げ等の犯罪)、9年前だと真人は22歳だから名前も出るし、当時高3の桃子が知らない訳は無いしなあ。

演出=三宅喜重

  • << 21 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」2話まで終了。 安達家の両親の交通事故、桃子の目の前で起きたんだね。横断歩道の向こうに両親、こちら側に桃子。桃子が手を振り、青になったので両親が渡り始めたら車が突っ込んで来た。 あれはトラウマになるわ。 真人は時々右手が震えて左手で必死に押さえる。クリスマスの広告の家族写真を見て、自分の父親も含めた笑顔の家族写真を撮っていた頃を思い出し、また右手が震え出しテーブルに叩き付ける真人。3年前に亡くなった父。この父の死と真人の犯罪は繋がっていそうだな。 桃子の職場のホームファッション売り場の人達は皆いい人ばかり。あんなにギスギス感の無い仲良い職場は中々無いけど、桃子と真人の引きずる過去が重いから、それを職場の仲間が家族みたいに包み込む様を見せたいという意図が有るのかな。 トラウマで車に乗れない桃子が、未来の彼とのドライブデートを細かい設定で妄想しているのが、可愛いんだけど切なかった。(こういう妄想演出なら問題無し) 次回、真人の過去が明かされるらしい。 辛い記憶なんだろうな。 ※ホームセンターの社長は藤木直人ではなくて光石研かもしれない。何かそんな気がして来た。 演出=三宅喜重

No.6 20/10/28 16:59
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「この恋あたためますか」2話まで終了。

前回浅羽が退職願を出したのは出向元のエクサゾンの方だった。って親会社辞めちゃってもそのまま子会社の社長で居られる物なの?

新作シュークリーム作りは、スイーツ課の北川との一騎討ちとなり、樹木は泊まり込んで迄頑張るが、会議では10対0で完敗してしまう。
カリスマ課長の下で長年培った北川のコンビニスイーツのノウハウは、味覚と感性だけで簡単に勝てる物ではないという現実と、年だからとスパッと切られたアイドル研修生の時と違い、本気で取り組んで本気で勝てると思っていたのに負けてしまった悔しさに、声をあげて大泣きする樹木という流れが良かった。

これを経ての樹木の正社員採用とは、カリスマ課長の異動で重石の取れたスイーツ課の変貌と共に、なるほど浅羽の人身掌握術も中々の物。

今のところは“お仕事ドラマ”としてきちんと描けているのでそっちは及第点なのだが、恋愛要素はいつ頃から出すつもりなのだろう。上手く絡めて一人前のドラマになると思うので、そろそろ片鱗位は見せて貰わないとね。

演出=岡本伸吾

  • << 22 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」3話まで終了。 初めて必要とされたと言って、嬉しそうに社内の人に名刺を配っていた樹木(笑) 北川のシューは配送テストをクリア出来ず、浅羽が保険を掛けていた樹木のシューが採用される。 「アイドルに未練たっぷりで焦げていた井上さんを拾ってくれた社長」という店長の的確な表現! お気楽にスイーツのレビューを書いていた頃から立場は逆転し、自分のシューがどう評価されるのかドキドキして中々画面を開けない樹木。ここでも人として一つ成長。 そしてコンビニでの発売日。 初めて手に取りレジに向かう女性客(佐野ひなこ)。店長が樹木にレジをする様に言い、スーは自分の制服を脱いで渡す。何この粋な連携プレー。 樹木は基本いい子で好かれてる。 何で初回の冒頭は、あんなイヤな子に描いたのかね、必要無かったよね、あのお客様相談室への電話内容。 ラスト、浅羽が北川を抱きとめ慰めているシーンを遠目で見てしまった樹木は、そういう仲なんだと100%誤解、そして北川自身も多分ちょっとだけ復縁を期待してしまった筈。 うーん、罪なヤツさah拓兄イ♪ 今回もお仕事モード全開で、それはそれで面白かったけど、最後に恋愛モードをぶち込んで来たね。 このドラマを観てる全お姉さま&おばさまは「キキちゃん、パティシエにしときな」って言ってるよね😃 脚本=青塚美穂 演出=坪井敏雄

No.7 20/10/29 23:56
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「七人の秘書」2話まで終了。

冒頭のオレオレ詐欺の件は萬が“引き取った”話だとして、どうやって掛け子が鰐淵のスマホにピンポイントで電話を掛ける様に工作したのだろう。
あと、鰐淵が街を走っている時、周囲は昼間の様な明るさだったけど、秘書達は本業の方は有給休暇?それともあれは土日?

本件は照井達の上司、銀行の秘書室長に任命された鈴木(杉田かおる)が、新頭取にも可愛がられる照井に嫉妬して“無視カゴ”に入れ、庇った望月は雇い止めにする等横暴が過ぎたので、萬が“引き取る”事に。
あれだけ“無視カゴ”に入れられた被害者が居るのに、鈴木は何故出世出来たのかという疑問は取り敢えず横に置いておけば、ここまでの流れはまあまあ面白かったのだが、お仕置き部分に入ると何でまた映像で恨み辛み?これしかアイディアが無いのか~い!

何が物足りないかって、萬は“ここからは引き取らせて貰おうか”と言うだけで、メンバーに具体策を授けているのかどうかも分からないし、やってる事と言えばハッカーのサランの横で「もっとやれ!」とか「全部見せちゃえ!」とか煽ってるだけ。本当に元締めなの?

ドラマ的に軸が誰なのかが曖昧だから何かグダッて見えちゃうし、イマイチ楽しめないんだよなあ。

演出=田村直己

  • << 23 【2020秋ドラマ】 「七人の秘書」3話まで終了。 前回のレビューで萬の存在感が薄い事の不満を書いたら、今回はやっと“司法書士”の資格を生かした働きをして、ラーメン屋の大将だけでは無い実力の片鱗を見せてくれた。財務大臣や厚労大臣の裏の顔も知っていそうな口振りで、まだ謎の部分は残しているが、これは先々への興味に繋がるのでいいと思う。 そして今回ピックアップされたサラン、まだ日本語がたどたどしいシム・ウンギョンに何故この役をやらせているのかも謎なのだが、それを逆手に取って院長と息子に“サランは日本語が下手”と言わせて視聴者をおちょくっていたが、それなら尚更何で言葉遣いが重要な秘書、それも院長の秘書にサランを採用したのか意味不明。 いつもの中園組のパターンで脚本家リレーが行われたので、中身の改善(ジメジメさせずにカラッとスカッと)も期待したいが、基本の画を描いたのが御大だから無理なのかな。 脚本=香取隆史 演出=片山修

No.8 20/10/30 22:12
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「ルパンの娘」3話まで終了。

週末だけ同居の事実婚なので三雲の籍に入った娘の杏は、両家祖父母の溺愛の中、円城寺と両家参加のミュージカル1曲中にどんどん成長し、あっという間に8歳に(笑)
いや、でも素晴らしかった、このアイディアと演出は。
杏が成長するという事はジジババも年を取るという事で、何と尊と悦子は65歳、マツは86歳、ビジュアルはそのままなのに(笑)
そしてひたすらに美雲を想い続けながら技術開発に勤しむ渉は44歳。(あのてんとう虫3号の自力プロジェクションマッピングには笑った)

その美雲はキャリアなのに希望して、Lの一族の娘と婚約していた和馬のいる狛江署に配属される。
和馬は例のバックアップのおかげで手柄マシマシ、警部に昇進、蒲谷の上司になっていた。

2話までは美雲の存在が浮いていたが、和馬の部下として捜査を共にする事で、Lの一族とのニアミスを巡る“ヒヤリハット”等、新たなハラハラも加わりドラマとしてのまとまりが更に出て来た。
美雲があの時の“いい人”が和馬だと気付いた様で、表向き独身の和馬にグイグイ来そうで、その攻防も面白いかも。(京都弁が減ってハシカンの台詞も少しは滑らかになったかな)

※杏の子役はもう少し素朴な台詞回しをする子が良かったかな。
※今は有り得ないけど、北条美雲が三雲美雲になる日は来るのだろうか。

演出=洞功二

  • << 24 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」4話まで終了。 華にとって今一番の悩みは、どうやって“Lの一族”(つまりジジババ)から杏を守り、泥棒とは無縁の生活をさせるかという事。ジジババは自分の代で終わらせたくは無いので、何とか華に、あわよくば杏にまで繋げたいとアプローチしてくる。 そして今回何と華の思いを汲んだ兄の渉が“俺が継ぐ”と一大決心、それには結婚しなきゃという事で、美雲への想いを断ち切りマッチングアプリで選んだ相手・翔子と会うが、これが何と泥棒で、しかも刑事の蒲谷と組んでいた!松尾諭の蒲谷さん、いい人そうだったのに…びっくりした。 美雲の推理を元に単独で飛んで来た和馬だったが、いつもとは逆で自分で蒲谷を仕留めて華と渉を助ける。勿論最後に渉が翔子と蒲谷に“都合のいいスプレー”を掛けて(笑) 警察が来て逃げる華と渉だが、美雲を見付けて止まってしまう渉。華に促され逃げるが美雲が腕時計カメラで撮った様な撮れなかった様な。 あの、尊が“バレたんだ”と華に見せた写真は角度が全然違うから、恐らく華をLに繋ぎ止めておきたい尊の自作自演と予想。 和馬に捜一復帰を餌に娘との見合い話を持って来た刑事部長に、「私は桜庭和馬さんとお付き合いしています」と美雲が言ったのは、取られたくない女心?それとも両想いと勘違いしている? 次回は田中みな実再びの見参!楽しみ。 演出=洞功二

No.9 20/10/31 10:29
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「恋する母たち」2話まで終了。

初回レビューで『面白くなるかどうかは、次回以降の杏と斉木の描き方次第になるのかな。』と書いたが正にそれで、“グイグイ壁ドンの赤坂”とバリキャリ課長には無理矢理感が漂うし、“めげない丸太郎”と“純粋培養まり”の危なっかしさは、ドラマの“味変”にはなるけど…程度。今のところはね。

で主役の所だが2話で大きく動いて、慎吾(渋川清彦)は駆け落ち先の与論島で8年前に事故で記憶喪失になり、今は港洋一として民宿「潮波荘」で子持ちの女性と暮らし、ガイドもやっている設定。
それを見付けたのが、8年前に由香から再婚するから籍を抜いてと言われ、何もかも嫌になり会社を辞めて世界を放浪、ルポを書かないかと誘われたのが縁で週刊春潮に転職し、グラビア担当の仕事で与論島を訪れた斉木。
斉木は由香や杏の名前を出して反応を探るが、嘘か本当かどっちにも取れる反応で、これが次に繋がる一つの興味ポイント。

そして与論島で杏と慎吾はどうなるのか、その後の杏と斉木は?辺りが見所か。

※林の息子が“意志ある引きこもり”に描かれていて、そこは高ポイント。
※林の夫が与論島出身で、夏休みとして息子と一緒に杏に同行するというのはかなりご都合主義だが、この時期に美しい海や強い陽射しのロケ地を観られるのはかなり嬉しい。

演出=福田亮介

  • << 25 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」3話まで終了。 与論島で会った夫の声、歩く後ろ姿、あの頃が甦ったのか思わず涙がこぼれてしまう杏。かき氷を掬う手を見て“この手が好きだった”。 「石渡さん、いい匂いがしますね、何か懐かしい」この慎吾の言葉で杏も記憶喪失は本当なんだと思ったんだろうね。 次の日「貴方は私の夫、私は貴方が捨てた妻です」と当時の事を身を震わせながら慎吾にぶつける杏。その姿を見て“本当の事なんだろう”と思う慎吾。 「私と離婚して下さい」と離婚届を出されサインをする。しんごの漢字も分からず教えて貰いながら。何か切ない。 赤坂と林は不倫関係になったが、作り込みが過ぎやしないか?京大卒だから京都には伝があると言って、イベントのピンチは華麗に救った赤坂なのに、泊まる所一つ確保出来ないなんて(笑)それを敢えて突っ込まずに一緒の部屋でいいわと言った林も、お互いに最初からヤル気満々だっただけじゃん(笑) 今回は山下役の森田望智の怪演が光った。お勉強は出来ても人間としては未熟な性格の悪い女を、これでもかって位憎たらしくなる様に演じていて凄かった。 丸太郎のまりへのアドバイスは良かったけど、この人も掴み所が無くて本心が全く分からない、その分面白いけど。 斉木の本心もイマイチ掴み切れないんだよなあ。 演出=福田亮介

No.10 20/10/31 14:36
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」4話まで終了。

初回のレビューで『観たとしてもレビューは今回だけにしておく。』と書いたのだが、赤楚さんと町田さんが役柄にピッタリで、安達は自己評価低めだけど優しくてメッチャいいヤツだし、黒沢は何もかも完璧だけど偉ぶらず、こっちもメッチャいいヤツで、『俺、安達の事になると余裕無いな。こんなんじゃ引かれるかなあ』って弱気でガツガツはしないタイプなので、観ていてついつい応援したくなってしまうし、安達は安達で触れると聞こえて来る黒沢の、自分への切ない恋心と心の中で攻防を続けていて、人に思われる事で少しずつ変化し始めているという、二人の間には暖かい空気が流れていてとても癒されるドラマなので、その事だけでもと思いレビューを書く事にした。

サイドの話として、安達に恋愛アドバイスとかしてた親友で小説家の柘植が、何とこちらも魔法使いになってしまい(笑)、宅配のお兄ちゃん(ゆうたろう)の本音が聞こえてドキドキしたり、仕事が出来ていつもニコニコしている事務の藤崎さん(佐藤玲)が、自分の恋愛には興味が無くて、でも周りに合わせる為に普通を演じている人なんだと分かったり。
で、この藤崎さんに黒沢の恋心が見抜かれているのを知った安達はびっくり!

※短縮呼称は“チェリまほ”と言うらしい。この語感の方が優しくていいな。

演出=湯浅弘章

  • << 115 【2020秋ドラマ】 「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」全12話終了。 社内コンペで部長の心の声を利用した事から自己嫌悪に陥り、遂に黒沢に“魔法使い”の事を打ち明ける安達。 関係を持てば魔法使いではなくなる(対等になる)からと言う安達を気遣った黒沢は「俺達もうここで止めておこうか」 安達は元の孤独な生活に戻り、黒沢とは殆ど話をしない仲になった。 二人の仲がバレバレだった藤崎には「自分が答えを出した自分を好きでいなければ、相手も納得出来ないのでは?」 同志だった柘植には「気持ちに魔法は関係ない。結局自分がどうしたいかだ」 それぞれに背中を押され、“約束の地”だったアントンビルの屋上に駆け上がる安達。 黒沢も現れ、一気に黒沢を失いたくないと本心を話す安達を抱き締める。 そして本当なら渡すつもりだったと言って(それでも持っていたのね)、跪いてパカッ。どう見ても細長い。指輪は安達が嫌がると思って…ペアの万年筆だった。 結ばれた二人。 もう黒沢は会社でもイチャコラしたくてたまらない。安達の顔を見てはニコニコ、万年筆を見せて合図、そして遂にエレベーターでキス(ドアが閉まりギリギリ見せない)、でもこれが本作らしくていい。 このドラマが女性を中心に支持され、視聴満足度が高いというのも頷ける。 視聴後に優しい気持ちにさせてくれる魔法使いドラマだった。 演出=風間大樹

No.11 20/11/01 11:02
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「35歳の少女」4話まで終了。

多恵は望美が元気になったらやりたかった事を一緒にやろうとするが、それが一々気に入らない望美。

愛美は相沢のマンションの下で悪態をついた姿を林田に撮られていて、それをネットに流され職場にも知られてしまう。
林田と取っ組み合いの喧嘩になり、結果的に庶務に異動させられる。それでも相沢が元の部署に戻してくれると信じている愛美。これはやっぱり病気だな。

進次(パパ)は早期退職を打診されるが加奈(現妻)には言えず、加奈は達也(ひきこもり)に渡す100万円の事で頭が一杯。本当にダメ夫婦、ダメ親だ。

チョイ悪のJC達と知り合った望美は悪い事に巻き込まれ、ピンチになるがママが飛んで来て(役立つGPS)体を張って助けてくれるが、望美の口を突いて出て来る言葉は何故か気持ちとは裏腹。
諦めていた望美の反抗期を見る事が出来て、昔を思い出し嬉しくてさめざめと泣く多恵。
「卑怯だよ、そんな事言われたら何も言えないじゃん」←この心の声から子役ではなく、柴咲コウ自身の声に交代する。
反抗期終了の合図だったのかな。

結人も望美に促され教師を辞めた理由を告白。初担任の4年生の子に自殺されて、虐められていたのが分かっていたのに一杯一杯で何も出来なかった自分が許せなかったのね。

特殊な望美はどうアジャストして行くのかちょっと心配。

演出=伊藤彰記

  • << 26 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」5話まで終了。 もう高校生の問題を解き始めた望美、地頭のいい子だったのね。 でも流石に「自分の気持ちを誤魔化す、言葉を飲み込んで最後まで言わない大人」の心の機微までは理解出来ず、多恵や結人を責めてしまう望美。これを子供から指摘されて責められると大人としては辛いなあ。 加奈(富田)は元々進次(田中)の見合い相手で話が進んでいた所を、多恵が猛アタックをして横取りしたという過去が有り、多恵との家庭を今も引きずっているから加奈も苛々するという側面が有ったのね。 そして遂に加奈爆発(笑)あれで加奈も達也もまともになるならいいんだけどね。 望美に責められキレたりもしたが、人生を変えるきっかけにもなった結人は、10歳で自殺した生徒の墓参に行き、もう一度先生に戻る事を許してくれるかなと話し掛ける。先に墓参していた母親も居て、結人との関係は悪くは無かったみたいなので、“当時彼に何も出来なかった”というのは、悪い方に上書きされた結人の記憶なのかもしれない。 自分には望美が必要と悟った結人は多恵に交際の許しを得に行くが、多恵は望美に「どちらかを選びなさい」 母親の愛と男の愛は次元も質も違うのに、同列に据えて望美に決断を迫る卑怯な手を使う多恵。 (続く)

No.12 20/11/01 11:56
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「先生を消す方程式。」(EX・MMJ)脚本=鈴木おさむ 出演=田中圭、山田裕貴、高橋文哉、久保田紗友、森田想、高橋侃、奥山かずさ、手塚とおる、松本まりか 他

オリジナル作品。《土曜ナイトドラマ・30分枠》←時間短縮(全話数不明)

いやあ冒頭から松本まりかが田中圭に“行ってきますのチュウ”を催促するので、のけ反ってしまった(笑)

東大進学率60%の帝千学園なのに、頭悪そうに見える生徒ばかりの3年D組に赴任した義澤経男(田中)通称義経先生が、何らかの意図(ラストに映された昏睡状態の、義経が“しずか”と呼び掛けた女性に関わる事だと想像)を持って問題生徒を一人一人制圧して行く話なのかな。

クラス一番の優等生・藤原(高橋文哉)が実は生徒の頭で、生徒におもねりヘコヘコしている副担任の頼田(山田)が実は黒幕という事も全て義経は把握し、対抗策を練り上げた上での満を持しての赴任という感じだ。

表面上一番の問題児・金髪の剣を演じる高橋侃の演技(特に台詞回し)が下手で迫力が出ないからシラケた。久保田紗友(長井役)は流石に上手かったけどね。

嫌気がさす前に30分でサクッと終わるので、枠短縮は成功かも。

※床舐め部分だけ色で分かる様にわざと張り替え、このご時世のクレーム対策をしていたスタッフ。大変だね。

演出=小松隆志

  • << 28 【2020秋ドラマ】 「先生を消す方程式。」2話まで終了。 松本まりかの役名が静だって知らないまま観ていたから、前回(ラストに映された昏睡状態の、義経が“しずか”と呼び掛けた女性に関わる事だと想像)とか書いてしまったが、そういう事だったのね。 今回義経に説教をされるのは大木薙(森田想=芝居としてはこの子が一番上手いね。キャリアもあるし)。 社長の父親が会社を追放され“平民”になった事を認めたくない薙に、頼田が“義経を殺せば今まで通り”“階段から突き落とせば簡単に死ぬ”と唆し、薙は実行してしまう。 こういうドラマあるあるで義経は重症ながら出勤し、薙を説教。 【人生-友達=幸せ】 「自分を捨ててまで必要な友達なんか居ないんだよ!一人で生きろ!」 うん、親の七光りに縛られ頼っている様な内弁慶で、価値観がズレまくっている連中なんて友達にはならないだろ、普通。 静を突き落とした犯人を探し出すのが義経の誓いなので、赴任して来たという事はこの学校に犯人は居るのだろうと思ったら、早々と頼田を名指ししていた。 確かに昔苛められっ子だった様な片鱗は見せている(頭に手を当てて一瞬怯える素振りをするとか)のだが。 年齢的にも今の生徒では無さそうだしね。 山田裕貴、怪演は怪演なんだけど演出のし過ぎでだいぶ浮いてないか? 演出=小松隆志

No.13 20/11/01 12:42
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」(NHK大阪)脚本=古家和尚 出演=中条あやみ、①小関裕太、②賀喜遥香、③④黒島結菜、⑤R-指定、⑥村上淳、⑦⑧のゲストは未発表 他

木元哉多の小説原作。《よるドラ・29分枠》(全8話予定)

閻魔大王の娘・沙羅(中条)が、死者を天国に送るか地獄に送るかを決める門番みたいな事をしているので、「スカイハイ」のイズコ(釈由美子)を思い出したのだが、こちらは死者に生き返りのチャンスは与えるが、自分を殺したのは誰かを推理して正解すれば、死んだ時の記憶は消した状態(自分も周囲も)で元の居場所に戻れるが、不正解なら地獄に落とされるという物で、中身は当然だが全くの別物だった。

沙羅がかなり高飛車で台詞量も多いのだが、中条はキャラも合っていたし台詞回しもそこそこ上手くこなしていた。まあ感情の上げ下げが殆ど無い役なので、そこまで難しくは無かったかもなのだが。

1話(もしくは2話)完結のオムニバス方式で、ゲストによって多少は出来不出来の差は出てしまうかもだが、初回を観た限りでは脚本は古家さんだから心配は無いみたいなので、次からも観て行こうと思っている。
初回の小関さんは凄く上手かったし、実はワルは一人も居なかったというオチも良かった。

演出=渡辺好雄

  • << 29 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」2話まで終了。 うーん、由芽(賀喜遥香)が自分を殺した犯人を推理する過程が端折られているので、“えっ、この子そんなに頭と勘のいい子だったの?”とびっくり仰天。 何かそういうエピソードの一つや二つを先に入れておいてくれればねえ。 “突き落としたのは江藤”の根拠が、不登校の間に私の背が伸びて逆転していたのを知らなかったから、私が一段下りるまで待ってから襲った←正解のこの読みだけが突出している様に見えてしまったので、やっぱり様々なエピソードの時間の配分が悪かったのだと思う。 30分の枠に収めるのがプロの仕事だからね。 演出=渡辺好雄

No.14 20/11/01 17:20
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「さくらの親子丼」3話まで終了。

実は株の稼ぎで運営費を捻出している三谷は株価が暴落して大ショック。(実在のこどもシェルターは行政からの補助金や民間等からの助成金を得ても足りないので常に一般からの寄付金を募っている状態)多喜やさくらの給料もお安めらしく、もちろん三谷達弁護士はボランティア、強い使命感でも持っていないと続けられる物ではないと思う。

拓真は少年院出でも雇ってくれる工場に面接に行くが、工員達も柄が悪く3人に突き飛ばされて、源さんから借りたスーツが汚された為に激怒、3人をボコボコにしてこの話はダメになってしまう。この子は“境界知能”と言って字を書いたり計算したりの知能が劣っているらしい。キレやすいらしいが、普段から面倒を見てくれる源さんのスーツを台無しにされて怒った点は、そういう感情が育っている事を良い傾向と捉えるべきなのだろう。

雪乃が梨花に執着し他の子の世話に支障が出て来たのでさくらが乗り出し、まず梨花の母親(東大卒の大学教授・長谷川真弓=懐かしい)に会いに行き、ぶっちゃける風を装い本音を聞き出す。この辺の“嘘も方便”は流石だ。
結局事の発端は夫の阪巻が高卒で、証券会社での仕事が上手く行かなかった事、それを見た妻は娘は自分と同じ東大に入れようと教育虐待がエスカレート、自然の中で育てたい夫と対立、妻は娘を捨てて出て行ってしまった。
(続く)

No.15 20/11/01 17:46
匿名さん0 

>> 14 (続き)
そして今度は夫が妻を見返す為に、娘を東大に入れようと教育虐待を始めてしまったという、どちらも自分の感情をコントロール出来ない同士が結婚し、親になってしまった悲劇なのかな。親を選べない子供は本当に可哀想。

冒頭の株価の暴落はトレーダーの阪巻も襲い、彼は娘を道連れに練炭自殺をしようとするが、梨花が雪乃に助けを求めて二人とも死なずに済む。

さくらは母親が望んだので梨花の受験迄の面倒を見させ、いずれは親子3人で…みたいな話をしていたが、それは本当に難しい事だ。別々に暮らし年に何回か会う程度の緩やかな繋がりなら可能だと思うが。

竹の切り出しから始めて流し素麺を体験させてくれる源さんとさくら達、それなのに譲り合う事をせずに仕舞いには喧嘩を始めてしまう子供達。やれやれ、前途多難だなあ。

演出=谷川功

  • << 30 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」4話まで終了。 “ハチドリの家”は表向きには引きこもりの子の為のフリースクールになっているのか。 岡林が責任者で困っているからと言って、安易に庭を町内会の祭りに貸し出す事を桃子に頼んださくらもさくらだし、認めた桃子もらしくない。当日トイレを貸して欲しいとか、足りなくなった水を汲ませて欲しいとか、建物の中に住民が入って来るリスクは考えなかったのだろうか。 近くに更正保護施設の建設計画が持ち上がり、さくらは岡林からフリースクールの子達にも悪い影響が有るかもしれないから、一緒に反対運動をしましょうと誘われてしまう。 保育園でさえうるさいからと建設反対運動が起こる御時世だから、岡林の反応は当然の事だろう。さくらも浮かれている場合じゃない。 お祭りも実施すればトラブルの元になりそう。 真由子の過去は実兄による性的虐待と、それをスルーした両親への絶望から家出し非行に走り少年院に。その真由子が岡林の息子の大樹を好きになった。過去を克服するチャンスとさくらは手助けするが、真由子はフラッシュバックを起こしてしまう。そんな簡単な事では無いよね、あの心の傷の克服は。それ以外にもこの子には何か病気が有りそう。バスケの時に倒れたし。 演出=最知由暁斗

No.16 20/11/01 22:29
匿名さん0 

>> 1 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」3話まで終了。 階段から突き落とされたのに楓はピンピンしていた。自演ではなくて百合華でも… 【2020秋ドラマ】

「危険なビーナス」4話まで終了。

もうホント、伯朗の妄想シーンはやめて欲しい。女にモテる妄想シーンですら邪魔なのに、明人をダシにしてしかも予告にまで使うって、あれは詐欺だろう。

もう今回の演出プランが有った事で、ドラマの評価ダダ下がりだわ。

楓はやっぱり怪しいし、誰かに雇われている警察上がりの探偵?もしくは警察の潜入捜査?
明人の伯朗評、百合華の話を立ち聞きしてたみたいに話が一致していたし(逆にプロならわざともう少し言い回しを変えるかもとも思うのだが)、そもそも支倉家に来る理由も無かった訳だし。

自分としては伯朗の父の死が矢神家と関係が合って(父が描いた絵が原因とか)、それを探る為に伯朗母は矢神家に嫁いだのではないかと思っている。で、伯朗母の死は事故死を装った殺人。
ああ、明人が楓と組んでその真相を調べてる可能性も有るのか。
あとは伯朗の叔母夫妻(小日向・坂井)がどう絡んでいるのかだな。
あの二人が気のいい叔母夫婦でキャスティングされる訳は無いし。

演出=河野圭太


  • << 31 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」5話まで終了。 伯朗の母が再婚し父となった人は医師であり大学の研究者でもあった。その人の研究室で猿の頭を開頭し脳ミソ剥き出しの記録ビデオを勝手に見た少年伯朗は、それ以来康治を受け入れられなくなり、一度も「お父さん」と呼ぶ事は無かった。 波恵の本当の意図は分からないが、波恵の指摘で伯朗が義父との過去を思い出し、積極的に義父殺しを止めに入り康治への想いを表に出したのは良かったと思う。 対して楓のドジ(あの場面でスマホ落とすか?普通)はわざとらしくて目も当てられない。元か現かはまだ分からないけど、恐らく警察官としての訓練は受けている筈の楓、いきなり階段から突き落とされて咄嗟に完璧な受け身が取れる位有能な人は、あんな基礎的なミスはしないだろう。 それにしてもミステリーの方の話が進まない。今回分かったのは勇磨と波恵は康治の部屋に別々に盗聴器を仕掛けていて、祥子の悪巧みは筒抜けだった事、勇磨は祥子の父・康之介が愛人・佐代との間に産ませた子だという事。 そして伯朗の母はどうやら殺されたらしいこと。 遺産に何が隠されているのかはヒントのヒの字も出やしない。 という事で今は楓の素性と明人と組んでいるのかだけに興味があるなあ。 演出=河野圭太

No.17 20/11/02 00:10
匿名さん0 

>> 2 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」3話まで終了。 龍の言葉の置き換えが半端無い。 向日葵の学校や美久の仕事=シノギ。 疲労に… 【2020秋ドラマ】

「極主夫道」4話まで終了。

龍が雅のゴミ部屋を綺麗に片付けてあげたり、突然来た美久の両親を一生懸命もてなしたり、婦人会の田中会長がバレーボール大会に向けて龍と雅をしごいて、男が出てクレームが来ないかと言われたら“男女平等論”を持ち出したり、って辺り迄はちょいちょい笑えて面白かったんだけど、また新米警官の勘違いからドタバタが始まり、橋本じゅん会長のヤクザ組織が出て来てからは笑えなくなった。

初回の雰囲気だなと思ったら、やっぱり演出家が初回の人だった。
私はカラッと笑える内藤瑛亮演出の方が好き。

美久の仕事に龍の“元極道”の肩書きが影を落とすし、最後に龍は車に轢かれちゃうし…。
次回はまた明るさと暖かさを取り戻して欲しいな。

演出=瑠東東一郎


  • << 32 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」5話まで終了。 不意打ちで車に轢かれても無傷だったみたいな龍ウッソー😱あっでも楓も階段から突き落とされても無傷だったし、ドラマあるあるなのか(笑) 今回は龍と美久の馴れ初めが語られた回。 大学生で妊娠し相手は直ぐに逃げ、親の反対を押し切って産んだ美久。正社員の就職は出来ず喫茶店でアルバイトをしている時に客として来ていたのが龍と雅。 極道の言葉を混ぜ込んだ龍の話を誤解し、プロポーズされたと思い込んだ美久は、「極道とは結婚出来ません」 思ってもみなかった結婚という言葉に今度は龍が反応して本気になり、最後のカチコミが終わったら足抜けすると会長に伝え、本当に足抜けしてから薔薇一輪を差し出して美久にプロポーズ、今に至るという事らしい。 まあそれはいいとして、二つの疑問。あれだけ壊滅的に家事が出来ない美久が、どうやって赤ちゃんを育てたのだろう(笑) あと今の事務所にはどういう魔法を使って入社したのだろう。 自分が仕事でけじめをつけるという意味で送った美久のメールを、けじめをつけて欲しい=結婚式と決め込んだ龍はせっせと準備、家族だけの式のつもりが会長夫妻に雅、婦人会会長達も流れで加わり、しっかりとけじめをつける式となった。 今回は笑いの要素は少なかったけど、訳の分からないドタバタも控えめだったので、それなりに楽しめた。 演出=瑠東東一郎

No.18 20/11/03 17:01
匿名さん0 

【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」(CX)脚本=根本ノンジ 出演=上野樹里、時任三郎、風間俊介、志田未来、中尾明慶、加藤柚凪、戸次重幸、平岩紙、杉本哲太、板尾創路、山口智子、柄本明 他

香川まさひと、木村直巳の漫画原作のシリーズ2作目。《月9・54分枠》(2クール・全話数不明)初回30分拡大

約1分半の前作の振り返りと、つぐみの成長を家族が撮り続けた映像を合わせた約5分の時系列に沿ったアバンタイトルが分かりやすくて、一気にドラマの世界に入り込む事が出来た。

私は、つぐみの成長を家族で見守り、家事を分担しながら支え合って暮らす平凡な生活を一番の幸せとする朝顔一家を観るのが好きなので、監察医や刑事の仕事部分の話の組み立てが弱い点については、そんなに気にはならないのだが、それにしても今回の特に“金髪夫が佐々木を、群衆雪崩の中で妻に対し痴漢をしていた、だから妻は死んだと思い込んだ”という設定は無理筋だったと思う。
金髪が騒いで誤情報が拡散され、死者とその遺族の名誉が著しく傷付けられたという、今時のエピソードを入れたかったが為にああいう設定にしたのではと勘ぐってしまう。
解剖待ちの佐々木の母親が、遺族控え室に入らず廊下で立っていたのは、中には金髪と家族が居て“自分は加害者の親だから入れない”と思っているからだと、事情を知ってる朝顔なら察しは付くだろう。
(続く)

No.19 20/11/03 17:35
匿名さん0 

>> 18 (続き)
それなのに急に鈍感になった朝顔は母親に中に入って座ってお待ち下さいと勧めた。
これも金髪が喚き母親が土下座で詫びる画を撮りたかったからなのではないか?

人の痛みを知っている朝顔なら普通は他の部屋に案内するか、部屋が無いならその場に椅子を持って来て勧めていただろう。

そして最後のナレーション。
「この時の私はまだ気付いていなかった。私達家族に残された時間がそう長くは無い事を」
これ要るかなあ。まあ2クールで力も入っているし、どうしても視聴者を繋ぎ止めたいからなのかなとか思ってしまったのだが…。(転出届用紙を持つ平←仙ノ裏に引っ越すつもり?)(残された時間がそう長くは無い←誰かが死ぬの?)とか、今流行りの考察でもさせたいのかね。

※深夜の番宣バラエティーに“桑原一家”が出ていたのだが、子役の柚凪ちゃんは自分の事は“ゆずはねえ”とか“ゆず”呼びをしていて、風間さんと上野さんは“つぐみ”呼びをしていた。
素顔の柚凪ちゃんも明るくて物怖じしない、でも年相応の子供っぽい所も沢山持っている可愛い子だった。

演出=平野眞

  • << 33 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」2話まで終了。(2話は15分拡大) 今回の事件は、野球の実力に格差の有る双子兄弟が、仕事で忙しい父が試合を見に来ると知って、兄の一馬が、ユニフォームを交換して弟の諒がホームランを打ったという風にして父を喜ばせようと提案、そのユニフォームで練習中に不慮の事故で兄が死に、弟は事実を伝えなかった為、死んだのは諒として捜査は進むという話。 おばあちゃんにしても学校の友達にしても、中身は諒の一馬に全く違和感は無かったのだろうか。 あと諒が「僕がバットをあんな所に置いといたから」と自分を責める言葉が有ったが、あれは本当の不可抗力、それよりもネットを揺らして一馬の邪魔をした事については、悪戯程度の認識しかなかったのだろうか?そっちの方が気になってしまった。 今回はつぐみがママが居ないと拗ねたり、何故ママが休みの日に出掛けてしまうのかをつぐみが分かる様にママが説明してあげたり、つぐみの歯が抜けてパパが屋根に投げたりと、つぐみ絡みの話が沢山で満足。可愛かったあ。 前回からじいちゃんは何か元気が無いし、病気なのかな。仏壇をじっと見詰めたり、里子の名前の刺繍があるハンカチにくるまれた歯をじっと見詰めたり…、あれかなあ、じいちゃんは病気を治すよりは早く里子の所に行きたいという気持ちの方が強いのかなあ。そうだとしたら切ないなあ。 演出=平野眞

No.20 20/11/03 18:34
匿名さん0 

>> 3 【2020秋ドラマ】 「共演NG」(TX・FCC・製作委員会)脚本=大根仁、樋口卓治 出演=中井貴一、鈴木京香、山口紗弥加、猫背椿、森… 【2020秋ドラマ】

「共演NG」2話まで終了。

前回『役者側の話だけでまとめてくれれば少しは面白くなるかもしれない。』と書いたのだが、今回は舞台裏は舞台裏でも、役者はどう芝居を作り上げて行くのかを、本読み→ランスルー→本番と順を追って、笑わせる部分はダイジェストみたいなカット割りで笑わせて、芝居を見せる部分はじっくりと見せてくれて、ショーランナーが割り込んで来たのも芝居の演出部分だけで許容範囲だったので、かなり満足の行く仕上がりだった。

特に昔の師弟だった出島(時代劇のスターだったから台詞の声も動きも大きい。主役は目立ってナンボの世界)と小松(出島の元を去りアクターズスタジオで5年間勉強。どう演じるかではなくその役の人間がどう生きて来たかを考える事が重要という演技理論)の水と油みたいな芝居を、遠山と大園が間に入って上手く話を付ける事で、本番は即興も交えてお互いが満足する表現の芝居を作り上げるという展開は胸熱だった。

後半の、大園だけが知らなかった脚本変更の末の遠山とのキスシーンも、本読みの二人を見てインスピレーションが湧いたというシーンがきちんと有った上での作り込みだったので、まあ許容範囲だった。

中井貴一と鈴木京香が上手いだけに、それを利用するのではなく更に生かす作品にして欲しいと切に願う。

演出=大根仁



  • << 34 【2020秋ドラマ】 「共演NG」3話まで終了。 ドラマ部が二桁を期待した「殺したいほど愛してる」の視聴率は6.6%、直ぐに「この枠の実績からしたらこんなもん」と自虐の台詞(笑)←(実際の「共演NG」の初回視聴率も6.6%だったので、これは結果が出てからの後撮りだろうな) この後のAP楠木の「ああ、誰か事件起こしてくんないかなあ」(笑)の不謹慎発言の直後に佐久間と篠塚のお泊まり不倫がスッパ抜かれて現場は大騒ぎ。 佐久間は父親役の遠山を、篠塚は母親役の大園を「不倫してる!」と責める役なのに、どうしてもそこで言葉が詰まり、篠塚は過呼吸になり、大園は昔の、遠山の二股で自分も苦しんだ時期を思い出し篠塚に同情←こっちは不倫だけどね。 市原はこういう時に一番難しい立場のスポンサーを真っ先に説得し、条件として謝罪会見をする様に指示←これって二人の不倫を売ったのが市原じゃない? 謝罪会見が荒れ出すとモニターで見ていた出島が出番だと言って助太刀に(笑) 「孫(篠塚)に代わって俺が謝るよ」と土下座。小松も「娘をどうかお許し下さい」と隣で土下座。次々に皆が役で謝り、出島が「これにて一件落着!」と金さん締め(笑) 今回は一番面白かった。市原は裏回しに徹し「これ市原の仕込み?」って思わせる位が丁度いい。 演出=大根仁

No.21 20/11/04 18:06
匿名さん0 

>> 5 (続き) 実際の作業場ではマウスシールドを着けているし、これなら台詞もこもらないから着けて欲しかった。 吉岡は、上司(高田=藤木)が… 【2020秋ドラマ】

「姉ちゃんの恋人」2話まで終了。

安達家の両親の交通事故、桃子の目の前で起きたんだね。横断歩道の向こうに両親、こちら側に桃子。桃子が手を振り、青になったので両親が渡り始めたら車が突っ込んで来た。
あれはトラウマになるわ。

真人は時々右手が震えて左手で必死に押さえる。クリスマスの広告の家族写真を見て、自分の父親も含めた笑顔の家族写真を撮っていた頃を思い出し、また右手が震え出しテーブルに叩き付ける真人。3年前に亡くなった父。この父の死と真人の犯罪は繋がっていそうだな。

桃子の職場のホームファッション売り場の人達は皆いい人ばかり。あんなにギスギス感の無い仲良い職場は中々無いけど、桃子と真人の引きずる過去が重いから、それを職場の仲間が家族みたいに包み込む様を見せたいという意図が有るのかな。

トラウマで車に乗れない桃子が、未来の彼とのドライブデートを細かい設定で妄想しているのが、可愛いんだけど切なかった。(こういう妄想演出なら問題無し)

次回、真人の過去が明かされるらしい。
辛い記憶なんだろうな。

※ホームセンターの社長は藤木直人ではなくて光石研かもしれない。何かそんな気がして来た。

演出=三宅喜重



  • << 35 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」3話まで終了。 半日で展示をハロウィンからクリスマスに模様替えするプロジェクトが終了し、その興奮を母親に喋る真人。想像だけど、こんなに興奮してベラベラ喋る息子は久し振りに見たって顔で、でもそれが嬉しいって顔をしてた。 それなのに息子は「終わった。今日からは今まで通り、心配要らないから」と頑なな感じ。 桃子も真人との会話から何かを感じている様で、親友のみゆきに「何かを諦めている感じがする」と。「何かって?」「幸せになることを…分かんないけど」 「じゃあ、また」と言った時の真人の返しで、“ここから先はシャッター”みたいな頑なさを感じてしまった鋭い桃子。 真人の過去が明かされるという触れ込みだったけど、それはほんの一部で相変わらず謎のままの予告詐欺。2話でガクッと視聴率が落ちたので繋ぎ止めたい気持ちは分かるけど(実際1.1ポイント上がったし)、そういう煽りで観た人は失望したら二度と戻らないよ。 高田に恋したチーフの日南子の、真人も入れたダブルデート提案に即便乗した桃子(笑)この辺りの飾らない素直さは可愛いなと思う。 そして頑なだった真人がその話に乗った、それも絵文字付きの返信で。 ※高田は時々急に仕事を休むとか。これを社長業の為と取るか、病気がちの子供がいるからと読むか? 演出=三宅喜重

No.22 20/11/04 18:44
匿名さん0 

>> 6 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」2話まで終了。 前回浅羽が退職願を出したのは出向元のエクサゾンの方だった。って親会… 【2020秋ドラマ】

「この恋あたためますか」3話まで終了。

初めて必要とされたと言って、嬉しそうに社内の人に名刺を配っていた樹木(笑)

北川のシューは配送テストをクリア出来ず、浅羽が保険を掛けていた樹木のシューが採用される。

「アイドルに未練たっぷりで焦げていた井上さんを拾ってくれた社長」という店長の的確な表現!

お気楽にスイーツのレビューを書いていた頃から立場は逆転し、自分のシューがどう評価されるのかドキドキして中々画面を開けない樹木。ここでも人として一つ成長。

そしてコンビニでの発売日。
初めて手に取りレジに向かう女性客(佐野ひなこ)。店長が樹木にレジをする様に言い、スーは自分の制服を脱いで渡す。何この粋な連携プレー。
樹木は基本いい子で好かれてる。
何で初回の冒頭は、あんなイヤな子に描いたのかね、必要無かったよね、あのお客様相談室への電話内容。

ラスト、浅羽が北川を抱きとめ慰めているシーンを遠目で見てしまった樹木は、そういう仲なんだと100%誤解、そして北川自身も多分ちょっとだけ復縁を期待してしまった筈。
うーん、罪なヤツさah拓兄イ♪

今回もお仕事モード全開で、それはそれで面白かったけど、最後に恋愛モードをぶち込んで来たね。
このドラマを観てる全お姉さま&おばさまは「キキちゃん、パティシエにしときな」って言ってるよね😃

脚本=青塚美穂 演出=坪井敏雄

  • << 36 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」4話まで終了。 今度はSDGsの一環として、台風被害で正規出荷出来ないりんごを使用したスイーツを、北川がリーダーで開発する様に指示する浅羽。 北川から浅羽とハグしたと聞いた新谷は「二人には幸せになって欲しい」←新谷も必死(笑) 試作品を課員に酷評され、あのハグが頭から離れず仕事に身が入らない樹木は「私、抜けます」、北川は頭を冷やすと言って出て行き、樹木は新谷に「まこっちゃんはいいよね、どうする?どうする?って言ってるだけで」←それ言っちゃう?と思ったら、今度は新谷が浅羽と北川の馴れ初めから話し出し、「偶然この会社で再会した、運命だよ」←ありゃ、それ言っちゃうのか。 お子ちゃまの樹木は二人は運命なんだと信じ込んでスーに敗北宣言。 翌日3人はお互いに謝り、場面変わって山梨出張してると思ったら、もうりんごのプリンが完成してる!←えっ、いつの間に? で、神子専務はエクサゾンの浅羽の同期男と組んで情報収集、浅羽がココエブリィ創業家と怪しい動きをしている、このままだと「派手に売り飛ばされる」と一岡に話す。←同期男の復讐か何かに利用されてないか? で、まこっちゃんは送り狼になって樹木に突然のキス!←その前にコクらなきゃあ、セクハラだよ? 今回はお仕事とラブモードのバランスが悪かったね、ちょっと残念。 演出=大内舞子

No.23 20/11/06 17:59
匿名さん0 

>> 7 【2020秋ドラマ】 「七人の秘書」2話まで終了。 冒頭のオレオレ詐欺の件は萬が“引き取った”話だとして、どうやって掛け子が鰐淵… 【2020秋ドラマ】

「七人の秘書」3話まで終了。

前回のレビューで萬の存在感が薄い事の不満を書いたら、今回はやっと“司法書士”の資格を生かした働きをして、ラーメン屋の大将だけでは無い実力の片鱗を見せてくれた。財務大臣や厚労大臣の裏の顔も知っていそうな口振りで、まだ謎の部分は残しているが、これは先々への興味に繋がるのでいいと思う。

そして今回ピックアップされたサラン、まだ日本語がたどたどしいシム・ウンギョンに何故この役をやらせているのかも謎なのだが、それを逆手に取って院長と息子に“サランは日本語が下手”と言わせて視聴者をおちょくっていたが、それなら尚更何で言葉遣いが重要な秘書、それも院長の秘書にサランを採用したのか意味不明。

いつもの中園組のパターンで脚本家リレーが行われたので、中身の改善(ジメジメさせずにカラッとスカッと)も期待したいが、基本の画を描いたのが御大だから無理なのかな。

脚本=香取隆史 演出=片山修

  • << 39 【2020秋ドラマ】 「七人の秘書」4話まで終了。 まず冒頭の認知症の万引きお婆さんの犯行を隠蔽する行為が意味不明。えっ、誰の依頼?スーパー側が迷惑するわ。 本編は、財務大臣の後援会長の息子で警視正の山根の盗撮事件を北島警務部長が隠蔽し、警察官や山根が被害者を脅迫した為、泣き寝入りはさせまいと七人が仕掛ける話。 まずプロ集団っぽく装っているのに大きなミスをさせるのは何故?今回に関しては鰐淵が喚いて捕まえた別の盗撮犯から、山根を追い込む情報を得るという目的が有って、ああいう設定にしたのだと思うが、本来プロなら作戦実行中にあんな本末転倒の行為はしないだろう。ご都合主義以外の何物でもない。 ただ最後のお仕置きに関しては、警視総監の機転で山根と北島の悪事が暴かれ、二人は懲戒免職、山根は司法で裁かれるという世間の目にも触れるスッキリとしたお仕置きで、今迄で一番納得の行く物だった。 ※長谷(菜々緒)の新人時代の先輩からのセクハラ被害が描かれていたが、彼女はいくつで何年前の話なのかね。時代錯誤の匂いが半端無いのだが。 ※次回からはやっと萬と財務大臣の因縁話が始まるのかね。 脚本=林誠人 演出=山田勇人

No.24 20/11/06 18:58
匿名さん0 

>> 8 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」3話まで終了。 週末だけ同居の事実婚なので三雲の籍に入った娘の杏は、両家祖父母の溺愛の中、円… 【2020秋ドラマ】

「ルパンの娘」4話まで終了。

華にとって今一番の悩みは、どうやって“Lの一族”(つまりジジババ)から杏を守り、泥棒とは無縁の生活をさせるかという事。ジジババは自分の代で終わらせたくは無いので、何とか華に、あわよくば杏にまで繋げたいとアプローチしてくる。
そして今回何と華の思いを汲んだ兄の渉が“俺が継ぐ”と一大決心、それには結婚しなきゃという事で、美雲への想いを断ち切りマッチングアプリで選んだ相手・翔子と会うが、これが何と泥棒で、しかも刑事の蒲谷と組んでいた!松尾諭の蒲谷さん、いい人そうだったのに…びっくりした。

美雲の推理を元に単独で飛んで来た和馬だったが、いつもとは逆で自分で蒲谷を仕留めて華と渉を助ける。勿論最後に渉が翔子と蒲谷に“都合のいいスプレー”を掛けて(笑)

警察が来て逃げる華と渉だが、美雲を見付けて止まってしまう渉。華に促され逃げるが美雲が腕時計カメラで撮った様な撮れなかった様な。
あの、尊が“バレたんだ”と華に見せた写真は角度が全然違うから、恐らく華をLに繋ぎ止めておきたい尊の自作自演と予想。

和馬に捜一復帰を餌に娘との見合い話を持って来た刑事部長に、「私は桜庭和馬さんとお付き合いしています」と美雲が言ったのは、取られたくない女心?それとも両想いと勘違いしている?

次回は田中みな実再びの見参!楽しみ。

演出=洞功二

  • << 40 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」5話まで終了。 前回華と渉が写った写真は『恐らく華をLに繋ぎ止めておきたい尊の自作自演と予想』と書いたら大ハズレで、脱獄したドロンジョみなみの仕業だった。 で、ドロンジョには尊と華の顔は割れているので、まつと悦子に潜入させるしかないがそれでは危ないので渉に入れ替われるてんとう虫を開発させ、恐らく中身を尊と華にするつもりが、渉が眠くてキーボードに突っ伏してしまった為にバグってまつと華が入れ替わってしまったという設定で、これがもう爆笑の連続。 入れ替わった時の深キョンの“まつになってしまった演技”が、あの深キョンが?という意外性も有って笑える笑える。細かくは書かないけどまず立ち姿が腰を曲げた前傾姿勢、オロオロしながらいきなり木馬に乗って揺らし始めて大爆笑(笑) 心の声はどんぐりさんが喋り台詞は深キョンが喋るのだが、まつに寄せた関西弁が面白くてまたひと笑い。 (まつの)華が和馬と一緒に居るとどんぐりさんの心の声が大活躍、和馬の華への愛をひしひしと感じ、いけないと思いながらもこのイケメンが接吻してくるなら“冥土の土産や”と受け入れる気満々のまつに大爆笑(笑) 敵のアジトに入る為にドロンジョと手下を誘い出すのが円城寺のミュージカル。愛に懐疑的なドロンジョの冷めた心を溶かすこのミュージカルの作り込みが素晴らしかった。 (続く)

No.25 20/11/07 18:51
匿名さん0 

>> 9 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」2話まで終了。 初回レビューで『面白くなるかどうかは、次回以降の杏と斉木の描き方次第になる… 【2020秋ドラマ】

「恋する母たち」3話まで終了。

与論島で会った夫の声、歩く後ろ姿、あの頃が甦ったのか思わず涙がこぼれてしまう杏。かき氷を掬う手を見て“この手が好きだった”。
「石渡さん、いい匂いがしますね、何か懐かしい」この慎吾の言葉で杏も記憶喪失は本当なんだと思ったんだろうね。
次の日「貴方は私の夫、私は貴方が捨てた妻です」と当時の事を身を震わせながら慎吾にぶつける杏。その姿を見て“本当の事なんだろう”と思う慎吾。
「私と離婚して下さい」と離婚届を出されサインをする。しんごの漢字も分からず教えて貰いながら。何か切ない。

赤坂と林は不倫関係になったが、作り込みが過ぎやしないか?京大卒だから京都には伝があると言って、イベントのピンチは華麗に救った赤坂なのに、泊まる所一つ確保出来ないなんて(笑)それを敢えて突っ込まずに一緒の部屋でいいわと言った林も、お互いに最初からヤル気満々だっただけじゃん(笑)

今回は山下役の森田望智の怪演が光った。お勉強は出来ても人間としては未熟な性格の悪い女を、これでもかって位憎たらしくなる様に演じていて凄かった。
丸太郎のまりへのアドバイスは良かったけど、この人も掴み所が無くて本心が全く分からない、その分面白いけど。

斉木の本心もイマイチ掴み切れないんだよなあ。

演出=福田亮介

  • << 42 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」4話まで終了。 今回3組の男女にはそれぞれ進展が有り、それはそれで楽しめたのだが、一番面白いなと思ったのは3人の母達の息子同士もいつの間にか親しくなっていて、一番うぶな研は母・杏から会って欲しい人がいると言われると「結婚しないなら好きにしていいよ。僕は会わないよ」とか大人の態度でいるが、部屋に戻ると急いで大介にLINEで相談(笑)、大人びた大介に“どんな男か見ておけば?”と返されると直ぐに杏に「会ってもいいよ」(笑) 大介は母に男がいる事を知っているし、繁秋は父に女がいる事を知っている。仲間の前では表面上は平静を装ってはいるが、気にならない訳は無いし、“母と斉木が11年前から付き合っている”と誤解した研が傷付いて祖母宅に行ってしまった様に、大介は“与論島でフリースクールの教師をやりたい父”に付いて行くと即決したし、繁秋も傷付いた母・まりの動向を、素っ気ない振りをしながらも実は気に掛けている。←まりの不倫を知ったら荒れそう 親が不倫をすれば子に跳ね返る、代償は払わなければならないという部分もきちんと描いた点は評価したい。 ※予告の斉木の「チッ、めんどくさい」あれは何だ?杏は一々「ハンサム!」と浮かれているが、只のいい人キャラだけではないよね、きっと。 演出=吉田健

No.26 20/11/08 10:26
匿名さん0 

>> 11 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」4話まで終了。 多恵は望美が元気になったらやりたかった事を一緒にやろうとするが、それが一々… 【2020秋ドラマ】

「35歳の少女」5話まで終了。

もう高校生の問題を解き始めた望美、地頭のいい子だったのね。
でも流石に「自分の気持ちを誤魔化す、言葉を飲み込んで最後まで言わない大人」の心の機微までは理解出来ず、多恵や結人を責めてしまう望美。これを子供から指摘されて責められると大人としては辛いなあ。

加奈(富田)は元々進次(田中)の見合い相手で話が進んでいた所を、多恵が猛アタックをして横取りしたという過去が有り、多恵との家庭を今も引きずっているから加奈も苛々するという側面が有ったのね。
そして遂に加奈爆発(笑)あれで加奈も達也もまともになるならいいんだけどね。

望美に責められキレたりもしたが、人生を変えるきっかけにもなった結人は、10歳で自殺した生徒の墓参に行き、もう一度先生に戻る事を許してくれるかなと話し掛ける。先に墓参していた母親も居て、結人との関係は悪くは無かったみたいなので、“当時彼に何も出来なかった”というのは、悪い方に上書きされた結人の記憶なのかもしれない。

自分には望美が必要と悟った結人は多恵に交際の許しを得に行くが、多恵は望美に「どちらかを選びなさい」
母親の愛と男の愛は次元も質も違うのに、同列に据えて望美に決断を迫る卑怯な手を使う多恵。
(続く)

No.27 20/11/08 10:39
匿名さん0 

>> 26 (続き)
それに対し望美は「自分しか信用していないから、もう人を愛せなくなったからそんな事を言うんだよ」と、ナイスなチョイスで多恵にボディーブローを打ち込む。
「私はママとは違う」
「じゃあ出て行きなさい!」

人生で初めて家を出る事になり“膝がカクカクしちゃう”望美だが、「今一番不安だけど一番幸せ」と笑顔で言えてしまうのが、やっぱり子供なのかな。

※愛美はやっとやっとクズ男(細田)の本性を理解出来たみたいで、あのまま退職してグラフィックデザイナーを目指すのかしら。
※今回初めて愛美の子役の子って、橋本愛に似てるなあって思ったわ、遅いけど(笑)

演出=猪股隆一

  • << 43 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」6話まで終了。 愛美はあのまま会社を辞め、進次は顧客の成約済み新居で酔い潰れて懲戒解雇、それぞれ職探しをするも状況は厳しくて…。 家族の窮状を知った望美は実家に呼び集め、みんなで豆腐を食べよう! 無邪気な二度目の豆腐! 姿は35歳でも、お勉強は進んでいても、家族や他人との生活の中で覚えて行く“社会経験”が圧倒的に不足している望美の“無邪気”は、時として余裕の無い大人の気持ちをえぐる凶器にもなってしまう。 そして愛美がとうとう口に出してしまう。「あの時死んでくれれば良かった」 7歳の時に姉が昏睡状態になり母親は姉に付きっきり、両親の仲は次第に悪くなり子供なりに気を遣う毎日、そして5年後父親は出て行った。頭では理解出来ても心が追い付かないまま大人になってしまった愛美。パパはそれなりに愛美を気に掛けていたみたいだけど、愛美が独り占めしたかったのはママだったんだろうね。 愛美の一撃に傷付いた望美は結人に「本当に死んだ方がよかったのかも」 「お前のそばにいる。どんな事があっても離れない」初めてのキス。 あの考え無しの夫だから多恵も余裕が無かったのかもだけど、愛美の事も大好きだよって言葉で態度で、毎日気に掛けてあげていればね。 演出=大谷太郎

No.28 20/11/08 11:21
匿名さん0 

>> 12 【2020秋ドラマ】 「先生を消す方程式。」(EX・MMJ)脚本=鈴木おさむ 出演=田中圭、山田裕貴、高橋文哉、久保田紗友、森田想、高… 【2020秋ドラマ】

「先生を消す方程式。」2話まで終了。

松本まりかの役名が静だって知らないまま観ていたから、前回(ラストに映された昏睡状態の、義経が“しずか”と呼び掛けた女性に関わる事だと想像)とか書いてしまったが、そういう事だったのね。

今回義経に説教をされるのは大木薙(森田想=芝居としてはこの子が一番上手いね。キャリアもあるし)。
社長の父親が会社を追放され“平民”になった事を認めたくない薙に、頼田が“義経を殺せば今まで通り”“階段から突き落とせば簡単に死ぬ”と唆し、薙は実行してしまう。

こういうドラマあるあるで義経は重症ながら出勤し、薙を説教。
【人生-友達=幸せ】
「自分を捨ててまで必要な友達なんか居ないんだよ!一人で生きろ!」
うん、親の七光りに縛られ頼っている様な内弁慶で、価値観がズレまくっている連中なんて友達にはならないだろ、普通。

静を突き落とした犯人を探し出すのが義経の誓いなので、赴任して来たという事はこの学校に犯人は居るのだろうと思ったら、早々と頼田を名指ししていた。
確かに昔苛められっ子だった様な片鱗は見せている(頭に手を当てて一瞬怯える素振りをするとか)のだが。
年齢的にも今の生徒では無さそうだしね。

山田裕貴、怪演は怪演なんだけど演出のし過ぎでだいぶ浮いてないか?

演出=小松隆志

  • << 44 【2020秋ドラマ】 「先生を消す方程式。」3話まで終了。 義経は静が階段から突き落とされた日の防犯カメラ映像で、静の後をつけていた頼田の姿を確認している。だから「貴方ですね?」だけど犯行時の証拠は無いのかな? 刀矢は弓の自分への恋心を利用して、義経を殺す様に命令。 弓、薙、力の3人で白昼堂々(笑)木の枝に義経を吊し自殺に見せ掛けるが、何故か太い枝がチェーンソーで切ったかの如く綺麗に折れて(笑)義経は落ち、これまた何故かドンピシャのタイミングで町子先生が見付けて…(笑) 翌日お約束のあるあるで義経は出勤、公式【恋(人生-自分)=無様】とスライドで、弓に問い掛ける。「無様な君をその男は好きになるか?」 刀矢「僕見ちゃったんです」と犯行現場を見たと言い出す。 義経、更に公式を書く。 【賢い人と賢いと思っている人の違い】 奇声を発し壊れる刀矢。 なまじ頭がいいと打たれ弱いのね。 頼田がそのまま実行犯なのか、それとも? ※白昼堂々校庭のどっかに植わっている木に吊るすとは、とてもじゃないがIQ高い生徒とは思えん(笑) 演出=小野浩司

No.29 20/11/08 11:40
匿名さん0 

>> 13 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」(NHK大阪)脚本=古家和尚 出演=中条あやみ、①小関裕太、②賀喜遥香、③④黒島結菜、⑤… 【2020秋ドラマ】

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」2話まで終了。

うーん、由芽(賀喜遥香)が自分を殺した犯人を推理する過程が端折られているので、“えっ、この子そんなに頭と勘のいい子だったの?”とびっくり仰天。
何かそういうエピソードの一つや二つを先に入れておいてくれればねえ。

“突き落としたのは江藤”の根拠が、不登校の間に私の背が伸びて逆転していたのを知らなかったから、私が一段下りるまで待ってから襲った←正解のこの読みだけが突出している様に見えてしまったので、やっぱり様々なエピソードの時間の配分が悪かったのだと思う。

30分の枠に収めるのがプロの仕事だからね。

演出=渡辺好雄

  • << 45 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」3話まで終了。 前後編の前編なので粗筋を。 元日本代表のバトミントン選手澤木夏帆(黒島結菜)は、膝の怪我を期に早々と引退し、今はコーチとしてJr.チャンピオンの内山静香の練習相手をしている。 代表監督からは「今更戻ろうなんて思うなよ」 代表選手の志田舞からは「才能だけでやってた最低の選手、折角の才能をドブに捨てたクズ」とまで言われ、何も言い返さない夏帆。 飼い犬が逃げ出したのを偶然見た夏帆は走って跳んで追い掛け掴まえた時に、膝が全く問題無い事に気付き、復帰を目指し体力作りと静香との朝練を始める。 そして練習中、階段から突き落とされたのは持ち前の身のこなしで怪我を防いだが、練習に来ない静香を心配して自転車で走り出したら、ブレーキが効かず車と衝突して死んだ。 バドミントン界に功績の有った父の恩恵に預かり、自動的に天国行きの筈が、自分は殺されたと沙羅に聞かされ犯人を知りたがるも、沙羅は「負ける事に怯え自分に嘘をついている貴女には教えない」 「優遇の権利を剥奪します!」 地獄に堕ちる夏帆。 要するに“努力の出し惜しみ罪”なのかな? 犯人候補は静香、舞、意外に姉の南緒だったりして(南緒の彼氏が美輪?)。 今回観て思ったけど、やっぱり前後編の方がきっちり描けて分かりやすくなると思う。 演出=葛西勇也

No.30 20/11/08 17:59
匿名さん0 

>> 15 (続き) そして今度は夫が妻を見返す為に、娘を東大に入れようと教育虐待を始めてしまったという、どちらも自分の感情をコントロール出来ない同士… 【2020秋ドラマ】

「さくらの親子丼」4話まで終了。

“ハチドリの家”は表向きには引きこもりの子の為のフリースクールになっているのか。

岡林が責任者で困っているからと言って、安易に庭を町内会の祭りに貸し出す事を桃子に頼んださくらもさくらだし、認めた桃子もらしくない。当日トイレを貸して欲しいとか、足りなくなった水を汲ませて欲しいとか、建物の中に住民が入って来るリスクは考えなかったのだろうか。

近くに更正保護施設の建設計画が持ち上がり、さくらは岡林からフリースクールの子達にも悪い影響が有るかもしれないから、一緒に反対運動をしましょうと誘われてしまう。
保育園でさえうるさいからと建設反対運動が起こる御時世だから、岡林の反応は当然の事だろう。さくらも浮かれている場合じゃない。

お祭りも実施すればトラブルの元になりそう。

真由子の過去は実兄による性的虐待と、それをスルーした両親への絶望から家出し非行に走り少年院に。その真由子が岡林の息子の大樹を好きになった。過去を克服するチャンスとさくらは手助けするが、真由子はフラッシュバックを起こしてしまう。そんな簡単な事では無いよね、あの心の傷の克服は。それ以外にもこの子には何か病気が有りそう。バスケの時に倒れたし。

演出=最知由暁斗

  • << 46 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」5話まで終了。 真由子は夏美に頼み、「興味ないから」と大樹にTELで言って貰う。納得出来ない大樹はハチドリの家まで行き、真由子の置いた空の洗濯物入れにボールをシュートイン。「ボールを持って来て」とTELを受けた夏美は、真由子には言わずに大樹に会いに行き、少年院に居た事や風俗をやってた事まで話してしまう。 拓真は畑で蛙を鍬で殺そうとするが、すんでの所で源さんが「帰るぞ」と声を掛ける。源さん気付いたみたいだけど、スタッフの打ち合わせの席では発言しなかった。 私の想像通りなら、母親が意識を回復したら困るのは拓真。早く医療少年院とかに入れてあげるべきだと思うんだけど。 真由子はどうやら急性白血病らしい。 待合室で偶然真由子に会った大樹は「少年院にいたって本当なの?」夏美だとピンと来た真由子は「そうだよ、それがどうかした?」「俺無理だから、そういうの」彼には少年院帰りの子に親友を殺された辛い過去が有り、凄いトラウマになってるからね。まあ無理筋だよなあ。 ※雪乃の背中にも刺青が。前にあれ?と思った父親と小学生位の娘のシーンって、やっぱり雪乃だったのかな。 ※希望のケースは、どうも只の虐待では無さそうだな。IQ高そうだしなあ。 演出=阿部雄一

No.31 20/11/09 18:06
匿名さん0 

>> 16 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」4話まで終了。 もうホント、伯朗の妄想シーンはやめて欲しい。女にモテる妄想シーンですら邪… 【2020秋ドラマ】

「危険なビーナス」5話まで終了。

伯朗の母が再婚し父となった人は医師であり大学の研究者でもあった。その人の研究室で猿の頭を開頭し脳ミソ剥き出しの記録ビデオを勝手に見た少年伯朗は、それ以来康治を受け入れられなくなり、一度も「お父さん」と呼ぶ事は無かった。

波恵の本当の意図は分からないが、波恵の指摘で伯朗が義父との過去を思い出し、積極的に義父殺しを止めに入り康治への想いを表に出したのは良かったと思う。

対して楓のドジ(あの場面でスマホ落とすか?普通)はわざとらしくて目も当てられない。元か現かはまだ分からないけど、恐らく警察官としての訓練は受けている筈の楓、いきなり階段から突き落とされて咄嗟に完璧な受け身が取れる位有能な人は、あんな基礎的なミスはしないだろう。

それにしてもミステリーの方の話が進まない。今回分かったのは勇磨と波恵は康治の部屋に別々に盗聴器を仕掛けていて、祥子の悪巧みは筒抜けだった事、勇磨は祥子の父・康之介が愛人・佐代との間に産ませた子だという事。
そして伯朗の母はどうやら殺されたらしいこと。

遺産に何が隠されているのかはヒントのヒの字も出やしない。

という事で今は楓の素性と明人と組んでいるのかだけに興味があるなあ。

演出=河野圭太

  • << 47 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」6話まで終了。 やっと遺産の謎の件と伯朗・明人の母の禎子が殺されたのかもしれない件が、本格的に動き出した感じだ。 どうやら30億円より価値のある遺産については、矢神の人間では牧雄(と康治?)しか知らないみたいで、当の牧雄は突然病院を抜け出し矢神の遺産部屋で探し物。 波恵の何を探していたのかの問いに「人類の未来だ」と答えた牧雄。←これじゃ分からん。 一方、母の死について調べ始めた伯朗は、既に取り壊した母の実家の跡地へと楓と向かう。しかしそこには実家が存在し、電気も通っていた。 伯朗は昔の明人との遊びを思い出し、屋根裏に隠した秘密の箱を探すとそのまま残っていた。蓋を開けるとそこには明人からの手紙が。 母親を殺した犯人を見つける迄、この実家は残す。この事は僕と父しか知らない。兄さんも誰にも言わないで欲しい。 明人に信頼されていた事を知り、嬉しくなる伯朗。そこに誰かが入って来る。 母親の実家まで来て禎子を殺す可能性のある矢神の人間って、誰だ?おディーン様? 死んだのは16年前で伯朗が大学生の時だから、無くはないのか。後は祥子が夫にやらせたとか? でも出入り出来るという理由なら、寧ろ小日向さんの方が怪しいのか?動機が分からないけど。 ※楓は何で勇磨と会っていたのか? ※今回の明人も妄想という事にしとこ(笑) 演出=佐藤祐市

No.32 20/11/10 17:22
匿名さん0 

>> 17 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」4話まで終了。 龍が雅のゴミ部屋を綺麗に片付けてあげたり、突然来た美久の両親を一生懸命もてなし… 【2020秋ドラマ】

「極主夫道」5話まで終了。

不意打ちで車に轢かれても無傷だったみたいな龍ウッソー😱あっでも楓も階段から突き落とされても無傷だったし、ドラマあるあるなのか(笑)

今回は龍と美久の馴れ初めが語られた回。
大学生で妊娠し相手は直ぐに逃げ、親の反対を押し切って産んだ美久。正社員の就職は出来ず喫茶店でアルバイトをしている時に客として来ていたのが龍と雅。
極道の言葉を混ぜ込んだ龍の話を誤解し、プロポーズされたと思い込んだ美久は、「極道とは結婚出来ません」
思ってもみなかった結婚という言葉に今度は龍が反応して本気になり、最後のカチコミが終わったら足抜けすると会長に伝え、本当に足抜けしてから薔薇一輪を差し出して美久にプロポーズ、今に至るという事らしい。

まあそれはいいとして、二つの疑問。あれだけ壊滅的に家事が出来ない美久が、どうやって赤ちゃんを育てたのだろう(笑)
あと今の事務所にはどういう魔法を使って入社したのだろう。

自分が仕事でけじめをつけるという意味で送った美久のメールを、けじめをつけて欲しい=結婚式と決め込んだ龍はせっせと準備、家族だけの式のつもりが会長夫妻に雅、婦人会会長達も流れで加わり、しっかりとけじめをつける式となった。

今回は笑いの要素は少なかったけど、訳の分からないドタバタも控えめだったので、それなりに楽しめた。

演出=瑠東東一郎

  • << 48 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」6話まで終了。 今回は雅のゆかりへの恋心と、それを成就させるべく美久が張り切って司令塔になり空回りする話。 前回(ハロウィンの回)抜群に面白かったモラルさんの脚本だったが、今回は面白味に欠けたなあ。 終始龍が受けに回って、張り切る美久を“仕方ないなあ”と思いながらも支えてるみたいな感じになっちゃってたからなんだろうな、多分。 相変わらず美久が気付かない、向日葵の雅への恋心を敏感に察知するとか、龍の良さも一部描いてはいたけど、やっぱり観たいのは思考が極道ベースの龍が、妻子を愛し普通の主夫に適合化して行く過程での騒動と教訓から生まれる笑いと情なんだよなあ。 ※美久が龍の編んだ長袖のセーターを、両手で垂らして袖を指で織り込んで二つ折りに畳むという、普通の畳み方をしていたけど、川口春奈さんは出来ても、今まで観て来た美久にはあんな普通の畳み方は出来ない筈。演出家が今作では初めての人だったけど、こういう所にも甘さが出ちゃったね。 脚本=モラル 演出=本田隆一

No.33 20/11/10 18:05
匿名さん0 

>> 19 (続き) それなのに急に鈍感になった朝顔は母親に中に入って座ってお待ち下さいと勧めた。 これも金髪が喚き母親が土下座で詫びる画を撮りたか… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」2話まで終了。(2話は15分拡大)

今回の事件は、野球の実力に格差の有る双子兄弟が、仕事で忙しい父が試合を見に来ると知って、兄の一馬が、ユニフォームを交換して弟の諒がホームランを打ったという風にして父を喜ばせようと提案、そのユニフォームで練習中に不慮の事故で兄が死に、弟は事実を伝えなかった為、死んだのは諒として捜査は進むという話。

おばあちゃんにしても学校の友達にしても、中身は諒の一馬に全く違和感は無かったのだろうか。
あと諒が「僕がバットをあんな所に置いといたから」と自分を責める言葉が有ったが、あれは本当の不可抗力、それよりもネットを揺らして一馬の邪魔をした事については、悪戯程度の認識しかなかったのだろうか?そっちの方が気になってしまった。

今回はつぐみがママが居ないと拗ねたり、何故ママが休みの日に出掛けてしまうのかをつぐみが分かる様にママが説明してあげたり、つぐみの歯が抜けてパパが屋根に投げたりと、つぐみ絡みの話が沢山で満足。可愛かったあ。

前回からじいちゃんは何か元気が無いし、病気なのかな。仏壇をじっと見詰めたり、里子の名前の刺繍があるハンカチにくるまれた歯をじっと見詰めたり…、あれかなあ、じいちゃんは病気を治すよりは早く里子の所に行きたいという気持ちの方が強いのかなあ。そうだとしたら切ないなあ。

演出=平野眞

  • << 49 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」3話まで終了。 山倉が万木家に来て、自分の異動の噂に取り乱すシーンは必要無かったけど、今回のタキシードに蝶ネクタイのミイラ遺体の身元を割り出す為の、法医学教室の面々の様々なアプローチは見応えが有ったし、朝顔が遺された娘(佐久間由衣)の為に、何か情報を掘り起こしてあげたいと休み返上で胃の残留物の謎の骨を調べ、皆もちょこちょこ手伝い、最後に食べた料理と、そのドレスコードのあるレストランには年齢の近そうな女性と来店し、食事をしていた事迄は突き止め、そのレストランに娘を呼んで分かった事を話し、父の最後の食事を食べて貰うというストーリーは、如何にも朝顔らしくて良かったと思う。 じいちゃんはあの里子の?歯の事を、朝顔達に隠していたらしく、という事はあれは里子の物で遺体の一部として収集された物なのだろうか。 ※つぐみは手の離せないママの代わりに大じいじからの電話に出たり、潮干狩りを“しおがりがり”と改変して、違うよと言われても直さなかったり、今回も癒されたわあ。 ※三世代が助け合って暮らす万木家の生活が好きなのに、じいじが転出したら今の良き雰囲気が無くなっちゃうと思うと辛い😢 演出=阿部雅和

No.34 20/11/11 21:44
匿名さん0 

>> 20 【2020秋ドラマ】 「共演NG」2話まで終了。 前回『役者側の話だけでまとめてくれれば少しは面白くなるかもしれない。』と書いた… 【2020秋ドラマ】

「共演NG」3話まで終了。

ドラマ部が二桁を期待した「殺したいほど愛してる」の視聴率は6.6%、直ぐに「この枠の実績からしたらこんなもん」と自虐の台詞(笑)←(実際の「共演NG」の初回視聴率も6.6%だったので、これは結果が出てからの後撮りだろうな)

この後のAP楠木の「ああ、誰か事件起こしてくんないかなあ」(笑)の不謹慎発言の直後に佐久間と篠塚のお泊まり不倫がスッパ抜かれて現場は大騒ぎ。

佐久間は父親役の遠山を、篠塚は母親役の大園を「不倫してる!」と責める役なのに、どうしてもそこで言葉が詰まり、篠塚は過呼吸になり、大園は昔の、遠山の二股で自分も苦しんだ時期を思い出し篠塚に同情←こっちは不倫だけどね。

市原はこういう時に一番難しい立場のスポンサーを真っ先に説得し、条件として謝罪会見をする様に指示←これって二人の不倫を売ったのが市原じゃない?

謝罪会見が荒れ出すとモニターで見ていた出島が出番だと言って助太刀に(笑)
「孫(篠塚)に代わって俺が謝るよ」と土下座。小松も「娘をどうかお許し下さい」と隣で土下座。次々に皆が役で謝り、出島が「これにて一件落着!」と金さん締め(笑)

今回は一番面白かった。市原は裏回しに徹し「これ市原の仕込み?」って思わせる位が丁度いい。

演出=大根仁


  • << 50 【2020秋ドラマ】 「共演NG」4話まで終了。 夫・遠山を元カノの大園から略奪して結婚した雪菜は、二人の25年振りの恋人としての共演が気になって仕方ないらしく、遂に差し入れ名目で夫の仕事場に乗り込み、大園には特に夫婦仲良好アピール。 「この人、晩御飯はカレーだよって言うと直ぐ帰って来るの」 このイヤミが頭から離れない大園は、リハーサルでミスを連発。 二人のマネージャーの策略で、バーで一緒になった二人。遠山の、手の込んだ妻のカレーも美味しいけど、俺はあの時の君の普通のカレーが一番好きだったという思い出話に機嫌を良くする大園(笑) 今更どうこうは無いんだろうけど、奪って行った女には1ミリも負けたくないという大園の女心には共感。 出島は肺癌の末期でその情報を掴んだ市原は、義父が病気で入院するストーリーに変更、医療監修で来ていた間宮(青木崇高)が、台詞の無い財前先生(笑)の役をやる事になったのだが、これが何と大園の元カレ。 遠山が「俺の前?俺の後?」って大園に確認するのが笑った。 間宮は「瞳の事、まだ愛してる」宣言。 挑発された遠山の気持ちや如何に? 今回も面白かった。 1話をもう少し上手く作っておけばね、視聴率もガタ減りしなかったのかも。そう思うと残念。 演出=大根仁

No.35 20/11/11 22:24
匿名さん0 

>> 21 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」2話まで終了。 安達家の両親の交通事故、桃子の目の前で起きたんだね。横断歩道の向こうに両… 【2020秋ドラマ】

「姉ちゃんの恋人」3話まで終了。

半日で展示をハロウィンからクリスマスに模様替えするプロジェクトが終了し、その興奮を母親に喋る真人。想像だけど、こんなに興奮してベラベラ喋る息子は久し振りに見たって顔で、でもそれが嬉しいって顔をしてた。
それなのに息子は「終わった。今日からは今まで通り、心配要らないから」と頑なな感じ。

桃子も真人との会話から何かを感じている様で、親友のみゆきに「何かを諦めている感じがする」と。「何かって?」「幸せになることを…分かんないけど」

「じゃあ、また」と言った時の真人の返しで、“ここから先はシャッター”みたいな頑なさを感じてしまった鋭い桃子。

真人の過去が明かされるという触れ込みだったけど、それはほんの一部で相変わらず謎のままの予告詐欺。2話でガクッと視聴率が落ちたので繋ぎ止めたい気持ちは分かるけど(実際1.1ポイント上がったし)、そういう煽りで観た人は失望したら二度と戻らないよ。

高田に恋したチーフの日南子の、真人も入れたダブルデート提案に即便乗した桃子(笑)この辺りの飾らない素直さは可愛いなと思う。
そして頑なだった真人がその話に乗った、それも絵文字付きの返信で。

※高田は時々急に仕事を休むとか。これを社長業の為と取るか、病気がちの子供がいるからと読むか?

演出=三宅喜重

  • << 51 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」4話まで終了。 弟達を世間的にはイケメン揃いと評価した上で、生き方は顔に出るから「ずっと綺麗な顔でいて下さい」と諭した桃子、流石姉ちゃん、いい事言うなと思ったらいきなりの「好きな人が出来ました」報告。まだどうなるかも分からない段階で、弟達には話しちゃうのね、ちょっとびっくり。 和輝はみゆきにニコニコしながらコクり、日南子は高田に少女の様に恋をして、仕事も上の空でミス連発。 みゆきは慌ててはいたけど、満更でも無いのか?とか、いくら何でも日南子のあのソファーのミスは無いだろうとか、心で突っ込みを入れながら観ていたのだが、真人の回想シーンで全部吹っ飛んだ。 ここまで描かれた真人の感じから言って、事件は偶発的な物だったのだろうとは想像していたけど、彼女のあんな裏切り迄有ったなんて。香里(小林涼子)にしてみれば、狂った様に角材で男二人を叩き続けて半殺しの目に遭わせた真人が、別人の様で急に怖くなったのかもしれないし、レイプされそうになったという事実さえ無かった事にしたかったのかもしれない。でも真人がやられっぱなしのままでいれば、彼女は確実に二人の男の餌食になっていた、それなのに…。 あのケースで懲役2年が重いのか軽いのかは分からないが、相手が悪いとは言え、正気に戻った時の真人自身のショックは察して余りある。 (続く)

No.36 20/11/12 17:53
匿名さん0 

>> 22 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」3話まで終了。 初めて必要とされたと言って、嬉しそうに社内の人に名刺を配っていた樹… 【2020秋ドラマ】

「この恋あたためますか」4話まで終了。

今度はSDGsの一環として、台風被害で正規出荷出来ないりんごを使用したスイーツを、北川がリーダーで開発する様に指示する浅羽。

北川から浅羽とハグしたと聞いた新谷は「二人には幸せになって欲しい」←新谷も必死(笑)

試作品を課員に酷評され、あのハグが頭から離れず仕事に身が入らない樹木は「私、抜けます」、北川は頭を冷やすと言って出て行き、樹木は新谷に「まこっちゃんはいいよね、どうする?どうする?って言ってるだけで」←それ言っちゃう?と思ったら、今度は新谷が浅羽と北川の馴れ初めから話し出し、「偶然この会社で再会した、運命だよ」←ありゃ、それ言っちゃうのか。

お子ちゃまの樹木は二人は運命なんだと信じ込んでスーに敗北宣言。

翌日3人はお互いに謝り、場面変わって山梨出張してると思ったら、もうりんごのプリンが完成してる!←えっ、いつの間に?

で、神子専務はエクサゾンの浅羽の同期男と組んで情報収集、浅羽がココエブリィ創業家と怪しい動きをしている、このままだと「派手に売り飛ばされる」と一岡に話す。←同期男の復讐か何かに利用されてないか?

で、まこっちゃんは送り狼になって樹木に突然のキス!←その前にコクらなきゃあ、セクハラだよ?

今回はお仕事とラブモードのバランスが悪かったね、ちょっと残念。

演出=大内舞子

  • << 53 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」5話まで終了。 浅羽は創業家の娘が持つココエブリィの株をエクサゾンに売る仲介をし、経営の安定化を図るつもりでいたが、樹木との会話から(←としか思えない)自主再建に切り替える事にしたが、時既に遅しで、浅羽憎し(←としか思えない)の澤木に吹き込まれた神子専務が創業家の娘と手を組み、浅羽の解任動議を発して可決、追い出されてしまった。 浅羽は北川とよりを戻す事を決めた様子なのに、北川には話せない子供の頃の両親の仲が悪く辛かった話を、樹木には素直に話すし、樹木のスイーツで沢山の人を幸せにしたいという言葉に動かされて、仕事の大事な決定を覆すし、どういう感情で動いているのかが良く分からない男だ。 で、樹木なんだけど、彼女の感情って恋なんだろうか。腐っていた自分を拾い上げてくれた人、君の才能が必要だと言ってくれた人、厳しいけど自分を理解して導いてくれる人、樹木の上司としては最高の人だと思うけど、男としてはどうなんだろう。樹木は浅羽のどこにそんなに強く惹かれているのだろう。そこがイマイチ分かり難い。 脚本=青塚美穂 演出=岡本伸吾

No.37 20/11/12 18:24
匿名さん0 

「2020秋ドラマ途中経過」

◎ハマっているドラマは
*ルパンの娘
*さくらの親子丼
*極主夫道
*チェリまほ

〇全部観ようと思っているドラマは
*姉ちゃんの恋人
*35歳の少女
*共演NG
*恋する母たち

□多分全部観るだろうなと思っているドラマは
*この恋あたためますか
*危険なビーナス
*記憶捜査2
*閻魔堂沙羅の推理奇譚


●微妙なドラマは
*七人の秘書

▼視聴離脱したドラマは
*#リモラブ←2話迄で離脱。単純につまらなかった。

*あのコの夢を見たんです。←6話迄で離脱。1、2、4話は面白くて3話はまあまあだったが、5、6話と一気につまらなくなった。パターンに飽きたのもあるかな。


※3話以下及び2クールドラマを除く。(関東地区基準)

No.38 20/11/12 18:28
匿名さん0 

>> 37 【記入漏れ】

□多分全部観るだろうなと思っているドラマは
*この恋あたためますか
*危険なビーナス
*記憶捜査2
*閻魔堂沙羅の推理奇譚
   ↑
ここに以下を追加
*先生を消す方程式。

No.39 20/11/13 22:00
匿名さん0 

>> 23 【2020秋ドラマ】 「七人の秘書」3話まで終了。 前回のレビューで萬の存在感が薄い事の不満を書いたら、今回はやっと“司法書士”… 【2020秋ドラマ】

「七人の秘書」4話まで終了。

まず冒頭の認知症の万引きお婆さんの犯行を隠蔽する行為が意味不明。えっ、誰の依頼?スーパー側が迷惑するわ。

本編は、財務大臣の後援会長の息子で警視正の山根の盗撮事件を北島警務部長が隠蔽し、警察官や山根が被害者を脅迫した為、泣き寝入りはさせまいと七人が仕掛ける話。

まずプロ集団っぽく装っているのに大きなミスをさせるのは何故?今回に関しては鰐淵が喚いて捕まえた別の盗撮犯から、山根を追い込む情報を得るという目的が有って、ああいう設定にしたのだと思うが、本来プロなら作戦実行中にあんな本末転倒の行為はしないだろう。ご都合主義以外の何物でもない。

ただ最後のお仕置きに関しては、警視総監の機転で山根と北島の悪事が暴かれ、二人は懲戒免職、山根は司法で裁かれるという世間の目にも触れるスッキリとしたお仕置きで、今迄で一番納得の行く物だった。

※長谷(菜々緒)の新人時代の先輩からのセクハラ被害が描かれていたが、彼女はいくつで何年前の話なのかね。時代錯誤の匂いが半端無いのだが。
※次回からはやっと萬と財務大臣の因縁話が始まるのかね。

脚本=林誠人 演出=山田勇人

No.40 20/11/14 08:32
匿名さん0 

>> 24 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」4話まで終了。 華にとって今一番の悩みは、どうやって“Lの一族”(つまりジジババ)から杏を守… 【2020秋ドラマ】

「ルパンの娘」5話まで終了。

前回華と渉が写った写真は『恐らく華をLに繋ぎ止めておきたい尊の自作自演と予想』と書いたら大ハズレで、脱獄したドロンジョみなみの仕業だった。
で、ドロンジョには尊と華の顔は割れているので、まつと悦子に潜入させるしかないがそれでは危ないので渉に入れ替われるてんとう虫を開発させ、恐らく中身を尊と華にするつもりが、渉が眠くてキーボードに突っ伏してしまった為にバグってまつと華が入れ替わってしまったという設定で、これがもう爆笑の連続。

入れ替わった時の深キョンの“まつになってしまった演技”が、あの深キョンが?という意外性も有って笑える笑える。細かくは書かないけどまず立ち姿が腰を曲げた前傾姿勢、オロオロしながらいきなり木馬に乗って揺らし始めて大爆笑(笑)
心の声はどんぐりさんが喋り台詞は深キョンが喋るのだが、まつに寄せた関西弁が面白くてまたひと笑い。

(まつの)華が和馬と一緒に居るとどんぐりさんの心の声が大活躍、和馬の華への愛をひしひしと感じ、いけないと思いながらもこのイケメンが接吻してくるなら“冥土の土産や”と受け入れる気満々のまつに大爆笑(笑)

敵のアジトに入る為にドロンジョと手下を誘い出すのが円城寺のミュージカル。愛に懐疑的なドロンジョの冷めた心を溶かすこのミュージカルの作り込みが素晴らしかった。
(続く)

No.41 20/11/14 09:12
匿名さん0 

>> 40 (続き)
田中みな実さんは歌のレッスン、振り付けのレッスンが有って、恐らく普通のドラマのゲスト出演の何倍も時間を拘束され大変だったと思うけど、歌もダンスもそつなくこなし、心が溶けるとポニーテールで黄色い衣装の可愛い少女風になったりと、別の一面も見せる事が出来て、きっとご本人も大満足なのではないかな。

誘い出している間にアジトに忍び込もうとするが地雷が爆発して悦子と(華の)まつは意識不明。
捕まっていた(まつの)華は爆発の衝撃で華本人に戻っていて、和馬と踊りながら(笑)戻って来たドロンジョ達をノックアウト。

いやあ良く出来ていたし大笑い出来たし、最高だった。

ラスト、アジトでドロンジョが盗撮した杏の写真を拾った美雲が杏に接触。スマホで和馬の写真を見せ「ご存じですか?」と聞くと杏は「パパだ!」「パパ?あなたお名前は?」「名前はね…」で次回に続くになってしまった(ニクいね!)ので、どうなるのか楽しみ。

そして次回から最終章という事で美雲vsLの一族の話が本格的に始まりそう。上手く展開してくれる事を祈る!

※ドロンジョが刑務所でテレビの“ドキュメントLの一族”を観て…という設定だったが、刑務所でドロボーの話を流しちゃアカン(笑)

演出=武内英樹

  • << 57 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」6話まで終了。 「私の名前は…」と杏が言おうとした所で、隣にいた友達が「知らない人に名前教えちゃダメだよ」のグッジョブで危機回避。てんとう虫3号が直接美雲に“都合のいい記憶消しスプレー”を噴射、写真も焼いてしまうという“いつの間に身に付けた高性能”の活躍で事なきを得る。 しかしこれが美雲が“一過性健忘症”について調べるきっかけとなり、その原因に辿り着くヒントにもなってしまう。 今回、北条家が落ちぶれてしまった原因が語られたが、そもそもはあの巻英輔が美雲の祖父に“Lの一族”を見付ける様に依頼、その後巻英輔の犯罪が公になり、北条も巻き込まれてその名は地に堕ちてしまった。母は宗教にはまり大借金、美雲は今も給料から返済しているとの事。←あの私立校に必要なお金はどうしたんだっけ? 何回も同じ手は食わない美雲は、鼻の穴に栓をして“都合のいい記憶消しスプレー”を封じ、いよいよ核心に迫りつつある。 「いよいよの時は杏を和馬に預け、華は逃げるんや」キリッ←この時のどんぐりさんのシリアスな厳しい表情、緩急の付け方がお見事。って事は、“L”にとって美雲は強敵という認識を皆が持ったという事なんだろうね。 ※杏がいきなり“Lの呼吸”をやり本人は無意識だったみたいで、その後この事は放置だったんだけど、あれは何だったんだ? 演出=尾崎隼樹

No.42 20/11/14 09:45
匿名さん0 

>> 25 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」3話まで終了。 与論島で会った夫の声、歩く後ろ姿、あの頃が甦ったのか思わず涙がこぼれてしま… 【2020秋ドラマ】

「恋する母たち」4話まで終了。

今回3組の男女にはそれぞれ進展が有り、それはそれで楽しめたのだが、一番面白いなと思ったのは3人の母達の息子同士もいつの間にか親しくなっていて、一番うぶな研は母・杏から会って欲しい人がいると言われると「結婚しないなら好きにしていいよ。僕は会わないよ」とか大人の態度でいるが、部屋に戻ると急いで大介にLINEで相談(笑)、大人びた大介に“どんな男か見ておけば?”と返されると直ぐに杏に「会ってもいいよ」(笑)

大介は母に男がいる事を知っているし、繁秋は父に女がいる事を知っている。仲間の前では表面上は平静を装ってはいるが、気にならない訳は無いし、“母と斉木が11年前から付き合っている”と誤解した研が傷付いて祖母宅に行ってしまった様に、大介は“与論島でフリースクールの教師をやりたい父”に付いて行くと即決したし、繁秋も傷付いた母・まりの動向を、素っ気ない振りをしながらも実は気に掛けている。←まりの不倫を知ったら荒れそう

親が不倫をすれば子に跳ね返る、代償は払わなければならないという部分もきちんと描いた点は評価したい。

※予告の斉木の「チッ、めんどくさい」あれは何だ?杏は一々「ハンサム!」と浮かれているが、只のいい人キャラだけではないよね、きっと。

演出=吉田健

  • << 58 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」5話まで終了。 役員昇進の為には営業も経験しておいた方が良いとの社長の判断で、千葉支店の営業部長を拝命した優子。 夫にバレた赤坂との仲は即精算、これまでも何人かの男と不倫をして来たみたいな優子は手慣れたもの。 でも大介は夫の子供ではない、上司との子、シゲオは承知で結婚し父親になってくれたという杏達への告白は衝撃的だった。 その上を行ったのが「俺、石渡君が好きなんだ、男の人が好きなんだ」という大介の告白。 研が「与論島に遊びに行くよ」って言った時に、「ホントに?いつ来る」って急に前のめりになり、子供っぽくはしゃいだ感じになったのでびっくりしたのだが、その答え合わせが母親へのあの告白だったのね。「人を愛する事は素敵よ」鼻の頭を真っ赤にして涙ぐみながら苦しむ息子に話し掛ける優子に、このドラマで初めて感情移入した。 斉木の「チッ、うるせえなあ」は言葉遣いとしては悪いけど、感情としては理解出来た。杏が結構重くてウザったいのよね。一番悪いのはそんな杏を面白がってる由香なんだけど。 まりの夫は頭がいいんだか悪いんだか、あんなテレビの密着番組で家族を出したら、のり子が黙ってる訳が無い。懲りない男。 そして突然「助けて下さい」と慎吾が杏を訪ねて来る。こういう次回への繋ぎ方、上手いよねえ大石静さん。 演出=吉田健

No.43 20/11/15 08:10
匿名さん0 

>> 27 (続き) それに対し望美は「自分しか信用していないから、もう人を愛せなくなったからそんな事を言うんだよ」と、ナイスなチョイスで多恵にボディ… 【2020秋ドラマ】

「35歳の少女」6話まで終了。

愛美はあのまま会社を辞め、進次は顧客の成約済み新居で酔い潰れて懲戒解雇、それぞれ職探しをするも状況は厳しくて…。

家族の窮状を知った望美は実家に呼び集め、みんなで豆腐を食べよう!
無邪気な二度目の豆腐!
姿は35歳でも、お勉強は進んでいても、家族や他人との生活の中で覚えて行く“社会経験”が圧倒的に不足している望美の“無邪気”は、時として余裕の無い大人の気持ちをえぐる凶器にもなってしまう。

そして愛美がとうとう口に出してしまう。「あの時死んでくれれば良かった」
7歳の時に姉が昏睡状態になり母親は姉に付きっきり、両親の仲は次第に悪くなり子供なりに気を遣う毎日、そして5年後父親は出て行った。頭では理解出来ても心が追い付かないまま大人になってしまった愛美。パパはそれなりに愛美を気に掛けていたみたいだけど、愛美が独り占めしたかったのはママだったんだろうね。

愛美の一撃に傷付いた望美は結人に「本当に死んだ方がよかったのかも」
「お前のそばにいる。どんな事があっても離れない」初めてのキス。

あの考え無しの夫だから多恵も余裕が無かったのかもだけど、愛美の事も大好きだよって言葉で態度で、毎日気に掛けてあげていればね。

演出=大谷太郎

  • << 59 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」7話まで終了。 もうアナウンサーにはなれないという現実を知り、学校の方針に迎合せず、志を貫く理想の教師を目指す結人の夢に乗っかる事にした望美。 その結人はある学校の面接で「貴方の理想は全て正しい。でもそんな事を言ってたらどこも採ってくれないですよ」と言われてしまう。 望美は洋食屋に採用されるが“御手元”が分からない外国人の仕事仲間が客から土下座を強要され、店長も客に迎合した事からキレて正論を客と店長にぶつけるが、その事でクビになってしまう。 預金残高が9万円余りになってしまった結人は、望美を養う事も考えて“自分の理想の主張はしない”という条件を飲み、以前に面接を受けた学校に採用されるが、それが理解出来ない望美に「こっちはお前の為に妥協してるんだぞ」と言ってしまう。 自分の限界は悟る事が出来たのに結人の限界には気付けない望美。 皆の幸せを望むと傷付け合う事になるのなら、もう誰の幸せも望まない、一人で生きて行くと、結人の部屋から出て行った望美。 お気楽気質のパパ似だと思っていた望美が、実は折れないママ似だったとは。だからいずれ結人の重荷になるって、ママはお見通しだったのかな。自分の通って来た道だから。 優しさが基調に有った筈の家族なのに、ここまで壊れてしまうなんて。これどういう結末に持って行くのだろう。 演出=伊藤彰記

No.44 20/11/15 15:28
匿名さん0 

>> 28 【2020秋ドラマ】 「先生を消す方程式。」2話まで終了。 松本まりかの役名が静だって知らないまま観ていたから、前回(ラストに映… 【2020秋ドラマ】

「先生を消す方程式。」3話まで終了。

義経は静が階段から突き落とされた日の防犯カメラ映像で、静の後をつけていた頼田の姿を確認している。だから「貴方ですね?」だけど犯行時の証拠は無いのかな?

刀矢は弓の自分への恋心を利用して、義経を殺す様に命令。
弓、薙、力の3人で白昼堂々(笑)木の枝に義経を吊し自殺に見せ掛けるが、何故か太い枝がチェーンソーで切ったかの如く綺麗に折れて(笑)義経は落ち、これまた何故かドンピシャのタイミングで町子先生が見付けて…(笑)

翌日お約束のあるあるで義経は出勤、公式【恋(人生-自分)=無様】とスライドで、弓に問い掛ける。「無様な君をその男は好きになるか?」
刀矢「僕見ちゃったんです」と犯行現場を見たと言い出す。

義経、更に公式を書く。
【賢い人と賢いと思っている人の違い】
奇声を発し壊れる刀矢。
なまじ頭がいいと打たれ弱いのね。

頼田がそのまま実行犯なのか、それとも?

※白昼堂々校庭のどっかに植わっている木に吊るすとは、とてもじゃないがIQ高い生徒とは思えん(笑)

演出=小野浩司


  • << 60 【2020秋ドラマ】 「先生を消す方程式。」4話まで終了。 頼田と刀矢達の密談、かねがね誰かが録音していたらとか、部屋に盗聴器や隠しカメラを仕込まれていたらとか思っていたけど、やっと義経が弓にボイレコを握らせ頼田の“静を突き落としたのは俺”という言葉の録音に成功。 そしてわざわざそのボイレコを持って、頼田達の待ち構える場所に出掛けて行く義経。 義経を心配して命が着いて来ていたのは計算外だったのかもしれないが、そもそも全貌が分かっていたのだから、命に対して「先生は行かない」って言って本当に行かなければ良かっただけじゃない? ボイレコ欲しさの頼田に胸を刺されて、落とし穴に埋められて一巻の終わり。あら斬新、主役が途中で死んじゃうんだ、次からは頼田の振り返り話?楽しみ!って、なるか~い。 馬鹿馬鹿しいのでもういいや、今回で視聴離脱する。 演出=小野浩司

No.45 20/11/15 16:06
匿名さん0 

>> 29 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」2話まで終了。 うーん、由芽(賀喜遥香)が自分を殺した犯人を推理する過程が端折られ… 【2020秋ドラマ】

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」3話まで終了。

前後編の前編なので粗筋を。

元日本代表のバトミントン選手澤木夏帆(黒島結菜)は、膝の怪我を期に早々と引退し、今はコーチとしてJr.チャンピオンの内山静香の練習相手をしている。

代表監督からは「今更戻ろうなんて思うなよ」
代表選手の志田舞からは「才能だけでやってた最低の選手、折角の才能をドブに捨てたクズ」とまで言われ、何も言い返さない夏帆。

飼い犬が逃げ出したのを偶然見た夏帆は走って跳んで追い掛け掴まえた時に、膝が全く問題無い事に気付き、復帰を目指し体力作りと静香との朝練を始める。

そして練習中、階段から突き落とされたのは持ち前の身のこなしで怪我を防いだが、練習に来ない静香を心配して自転車で走り出したら、ブレーキが効かず車と衝突して死んだ。

バドミントン界に功績の有った父の恩恵に預かり、自動的に天国行きの筈が、自分は殺されたと沙羅に聞かされ犯人を知りたがるも、沙羅は「負ける事に怯え自分に嘘をついている貴女には教えない」
「優遇の権利を剥奪します!」
地獄に堕ちる夏帆。

要するに“努力の出し惜しみ罪”なのかな?
犯人候補は静香、舞、意外に姉の南緒だったりして(南緒の彼氏が美輪?)。

今回観て思ったけど、やっぱり前後編の方がきっちり描けて分かりやすくなると思う。

演出=葛西勇也

  • << 73 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」4話まで終了。 よく“地獄から這い上がって来た男”とか形容するけど、夏帆(黒島結菜)が地獄の淵を掴み這い上がって来たのには笑ってしまった。 その執念と「静香を助けたいから生き返らせて!」という理由に免じて推理タイムを認められた夏帆は、「そのブレーキは壊れている」という沙羅の緩過ぎるヒント(笑)と、タイミング良く現れた幽霊父にも助けられ、皆が復帰に反対していたのは、天の邪鬼な夏帆はそうすれば奮起して復帰するだろうと考えたからと知る。 そして静香の残した3つのシャトルから、美輪コーチの漢字を知らなかった静香が、三羽(羽=シャトル)と教えてくれていたんだと気付く。 美輪が姉の恋人だったのは合っていて、夏帆が復帰すると姉が代表から弾き飛ばされるから、それが許せず怪我をさせようとしていたらしい。 歪(いびつ)な愛情で気持ち悪い。 確かに前回美輪だけが「復帰するな」みたいな事は言っていなかった様な気はするが、それがヒントだったとか言われても(誰も言ってないが(笑))分かるか~い、そんなもの(笑) 前回、前後編にした方が分かりやすくなるからいいみたいな事を書いたけど、中身が大した事無いと30分でもいいかなと思えてしまう。 演出=渡辺良雄 ※日本シリーズの影響で番組が重なり当日の録画が出来なかった為、再放送分を録画して視聴。

No.46 20/11/15 16:41
匿名さん0 

>> 30 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」4話まで終了。 “ハチドリの家”は表向きには引きこもりの子の為のフリースクールになってい… 【2020秋ドラマ】

「さくらの親子丼」5話まで終了。

真由子は夏美に頼み、「興味ないから」と大樹にTELで言って貰う。納得出来ない大樹はハチドリの家まで行き、真由子の置いた空の洗濯物入れにボールをシュートイン。「ボールを持って来て」とTELを受けた夏美は、真由子には言わずに大樹に会いに行き、少年院に居た事や風俗をやってた事まで話してしまう。

拓真は畑で蛙を鍬で殺そうとするが、すんでの所で源さんが「帰るぞ」と声を掛ける。源さん気付いたみたいだけど、スタッフの打ち合わせの席では発言しなかった。
私の想像通りなら、母親が意識を回復したら困るのは拓真。早く医療少年院とかに入れてあげるべきだと思うんだけど。

真由子はどうやら急性白血病らしい。
待合室で偶然真由子に会った大樹は「少年院にいたって本当なの?」夏美だとピンと来た真由子は「そうだよ、それがどうかした?」「俺無理だから、そういうの」彼には少年院帰りの子に親友を殺された辛い過去が有り、凄いトラウマになってるからね。まあ無理筋だよなあ。

※雪乃の背中にも刺青が。前にあれ?と思った父親と小学生位の娘のシーンって、やっぱり雪乃だったのかな。
※希望のケースは、どうも只の虐待では無さそうだな。IQ高そうだしなあ。

演出=阿部雄一

  • << 61 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」6話まで終了。 真由子の兄がクズ過ぎて苛々する。そんなクズの骨髄が適合するとか、真由子はどれだけ苦しめばいいのか。受けてでも生きるべきなのか、このまま治療を拒否した方が精神的には楽なのか。あれだけ過去に傷付き苦しめられて来た子が、それでも生きると決めるにはそれ相当の覚悟と希望が必要だろう。大人達はその覚悟を促し希望を見せてあげる事は出来るのか? 前回、真由子は夏美が大樹にチクったと気付いているとばかり思っていたが、さくらが怪しいと思うなんて、彼女の人間性が全然伝わっていない事に愕然とした。 実際にお世話をしている人達は、こういう悔しい思い、情けない思いの繰り返しなんだろうね。 “真犯人”を大樹に聞きに行ったさくらは、バスケのミスと人生のミスを重ねて「どう思う?」と大樹に問い掛けていたが、バスケのミスと人生のミスはイコールでは無いし、社会人として自立しているならともかく、まだ高校生の大樹に背負わせるには重過ぎる難題だ。 真由子はどういう選択をするのかな。 大樹親子の対立とかも有るみたいだけど。 演出=阿部雄一

No.47 20/11/15 22:41
匿名さん0 

>> 31 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」5話まで終了。 伯朗の母が再婚し父となった人は医師であり大学の研究者でもあった。その人の… 【2020秋ドラマ】

「危険なビーナス」6話まで終了。

やっと遺産の謎の件と伯朗・明人の母の禎子が殺されたのかもしれない件が、本格的に動き出した感じだ。

どうやら30億円より価値のある遺産については、矢神の人間では牧雄(と康治?)しか知らないみたいで、当の牧雄は突然病院を抜け出し矢神の遺産部屋で探し物。
波恵の何を探していたのかの問いに「人類の未来だ」と答えた牧雄。←これじゃ分からん。

一方、母の死について調べ始めた伯朗は、既に取り壊した母の実家の跡地へと楓と向かう。しかしそこには実家が存在し、電気も通っていた。
伯朗は昔の明人との遊びを思い出し、屋根裏に隠した秘密の箱を探すとそのまま残っていた。蓋を開けるとそこには明人からの手紙が。
母親を殺した犯人を見つける迄、この実家は残す。この事は僕と父しか知らない。兄さんも誰にも言わないで欲しい。

明人に信頼されていた事を知り、嬉しくなる伯朗。そこに誰かが入って来る。

母親の実家まで来て禎子を殺す可能性のある矢神の人間って、誰だ?おディーン様?
死んだのは16年前で伯朗が大学生の時だから、無くはないのか。後は祥子が夫にやらせたとか?
でも出入り出来るという理由なら、寧ろ小日向さんの方が怪しいのか?動機が分からないけど。

※楓は何で勇磨と会っていたのか?
※今回の明人も妄想という事にしとこ(笑)

演出=佐藤祐市


  • << 62 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」7話まで終了。 今度は伯朗の父・一清の死に至る背景が佐代の口から語られた。 母の昔の写真から、母と佐代は高校の同級生だった事に気付いた伯朗に、“脳腫瘍で錯乱状態になる一清さんに疲れ果てていた禎子ちゃんの事を康之介に相談したら、脳の研究をしている康治に会わせたらどうだと言われたので、禎子ちゃんに紹介した。一清さんは康治さんの治療を受けて穏やかな生活に戻り、間も無く亡くなった。治療の内容は分からない。牧雄さんも一緒に研究していた筈” 牧雄が康治の研究室で必死に探していたのは、その研究資料なのだろう。それにどんな価値が有るのか分からないが、それが多分このミステリーの肝なんだろうな。 一清が亡くなる前に描いていた幾何学模様の大きな絵、伯朗の記憶にも微かに残っていたその絵は、“分からない物を描かされていた”物らしいが、誰に頼まれた物なのかは佐代にも分からないらしい。 「楓さんには気を付けた方がいいですよ。親友の息子さんへの心からの忠告です」 佐代が楓を外し伯朗だけに話す形を取った事で、やっと主役が前面に出て自分が調べるんだという雰囲気が出て来た。 ※研究室に有ったフラクタル図形、知らないからググったら“フランスの数学者が唱えた幾何学の概念”とあった。 小日向さん、確か数学者だったよね。康治の研究に関係有るのか? 演出=河野圭太

No.48 20/11/16 19:26
匿名さん0 

>> 32 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」5話まで終了。 不意打ちで車に轢かれても無傷だったみたいな龍ウッソー😱あっでも楓も階段から突き… 【2020秋ドラマ】

「極主夫道」6話まで終了。

今回は雅のゆかりへの恋心と、それを成就させるべく美久が張り切って司令塔になり空回りする話。

前回(ハロウィンの回)抜群に面白かったモラルさんの脚本だったが、今回は面白味に欠けたなあ。
終始龍が受けに回って、張り切る美久を“仕方ないなあ”と思いながらも支えてるみたいな感じになっちゃってたからなんだろうな、多分。

相変わらず美久が気付かない、向日葵の雅への恋心を敏感に察知するとか、龍の良さも一部描いてはいたけど、やっぱり観たいのは思考が極道ベースの龍が、妻子を愛し普通の主夫に適合化して行く過程での騒動と教訓から生まれる笑いと情なんだよなあ。

※美久が龍の編んだ長袖のセーターを、両手で垂らして袖を指で織り込んで二つ折りに畳むという、普通の畳み方をしていたけど、川口春奈さんは出来ても、今まで観て来た美久にはあんな普通の畳み方は出来ない筈。演出家が今作では初めての人だったけど、こういう所にも甘さが出ちゃったね。

脚本=モラル 演出=本田隆一

  • << 63 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」7話まで終了。 前回と同じ脚本・演出コンビだったけど、今回は龍が、後回しにしていた掃除を徹底的にやっつけようとしている最中に、美久の宝物の限定版フィギュアを壊してしまい、よく言われていた「殺って(やって)もうたもんは埋めたったらいいねん」の会長の言葉通りに(笑)庭に埋め、美久が気付く前に同じフィギュアを買って誤魔化そうとする騒動に、実は警察官の酒井もそのフィギュアの熱烈ファンで、近所のおもちゃ屋に奇跡的に有った20万円の値の付いたそのフィギュアをどっちが買うかのバトルを交え、何故か龍が手術の出来ない病気と勘違いした姐さんが、30万円に値切って買った万病に効く(笑)「奇跡の種」とやらを雅が美久の家の庭に蒔く為に掘り返していたら、そこは龍が壊れたフィギュアを埋めた場所で美久にバレて、龍がラリアットを食らうというオチまで、流れる様に展開が完璧で、龍が中心で話が動き、周辺人物の勘違いも“龍の為に、龍に良かれと思って”という動きだったので、やはり主役が前面に出て来ると無駄が無くなり面白くなるなと感じた。 酒井の上司が“酒井が龍からクスリを貰っているのでは?”と勘違いした事から起きる騒動も、龍をきちんと絡めた話だったので浮く事もなく、龍の言葉で勇気を振り絞った酒井が、警察官として男になるというオチも有って面白かった。 脚本=モラル 演出=本田隆一

No.49 20/11/17 18:13
匿名さん0 

>> 33 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」2話まで終了。(2話は15分拡大) 今回の事件は、野球の実力に格差の有る双子兄弟が、仕事… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」3話まで終了。

山倉が万木家に来て、自分の異動の噂に取り乱すシーンは必要無かったけど、今回のタキシードに蝶ネクタイのミイラ遺体の身元を割り出す為の、法医学教室の面々の様々なアプローチは見応えが有ったし、朝顔が遺された娘(佐久間由衣)の為に、何か情報を掘り起こしてあげたいと休み返上で胃の残留物の謎の骨を調べ、皆もちょこちょこ手伝い、最後に食べた料理と、そのドレスコードのあるレストランには年齢の近そうな女性と来店し、食事をしていた事迄は突き止め、そのレストランに娘を呼んで分かった事を話し、父の最後の食事を食べて貰うというストーリーは、如何にも朝顔らしくて良かったと思う。

じいちゃんはあの里子の?歯の事を、朝顔達に隠していたらしく、という事はあれは里子の物で遺体の一部として収集された物なのだろうか。

※つぐみは手の離せないママの代わりに大じいじからの電話に出たり、潮干狩りを“しおがりがり”と改変して、違うよと言われても直さなかったり、今回も癒されたわあ。
※三世代が助け合って暮らす万木家の生活が好きなのに、じいじが転出したら今の良き雰囲気が無くなっちゃうと思うと辛い😢

演出=阿部雅和

  • << 64 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」4話まで終了。 2クール(秋冬)放送なので新キャラ二人登場。 まず桑原の姉の忍(ともさかりえ)、38歳で昔からの夢を叶える為に信金から転職、茨城県に夫と子供を残し単身赴任、野毛山署の刑事として新任とあるが、まず警察官の受験資格が35歳迄だし、いきなり所轄の刑事に新任というのも現実離れしていて、何でこんな無理筋設定に押し込んだの?と疑問。 次に茶子にまとわりついている謎の男・若林(大谷亮平)については、「僕には貴女が必要なんです」の台詞で、順当に考えれば男としてなんだろうけど、若林の職業によっては仕事(研究とか起業とか)のパートナーとして必要なんだとも考えられる。 そして新キャラになるのかは不明だが、唯一LINEだけの登場となった聖奈。 まあ、普通は不倫ではなくて、桑原が刑事又は警察官として関わり、その後も相談には乗ってあげている女性だろうと思うよね。ただLINEのやり取りの時間帯が19時台(家族で過ごす時間帯)というのが少し気にはなるが。 ああ、あと一度退職した検視官が別の県警に復職後、元の県警に異動し即室長に昇格するって、こんな乱暴な人事も有り得ないわな(笑) あの歯は里子の物だと祖父が朝顔に告白したけど、遺骨として収集された物なのかどうか、それによっては話は大きく動くよね。 ※事件については割愛。 演出=阿部雅和

No.50 20/11/17 18:45
匿名さん0 

>> 34 【2020秋ドラマ】 「共演NG」3話まで終了。 ドラマ部が二桁を期待した「殺したいほど愛してる」の視聴率は6.6%、直ぐに「こ… 【2020秋ドラマ】

「共演NG」4話まで終了。

夫・遠山を元カノの大園から略奪して結婚した雪菜は、二人の25年振りの恋人としての共演が気になって仕方ないらしく、遂に差し入れ名目で夫の仕事場に乗り込み、大園には特に夫婦仲良好アピール。
「この人、晩御飯はカレーだよって言うと直ぐ帰って来るの」
このイヤミが頭から離れない大園は、リハーサルでミスを連発。

二人のマネージャーの策略で、バーで一緒になった二人。遠山の、手の込んだ妻のカレーも美味しいけど、俺はあの時の君の普通のカレーが一番好きだったという思い出話に機嫌を良くする大園(笑)
今更どうこうは無いんだろうけど、奪って行った女には1ミリも負けたくないという大園の女心には共感。

出島は肺癌の末期でその情報を掴んだ市原は、義父が病気で入院するストーリーに変更、医療監修で来ていた間宮(青木崇高)が、台詞の無い財前先生(笑)の役をやる事になったのだが、これが何と大園の元カレ。
遠山が「俺の前?俺の後?」って大園に確認するのが笑った。
間宮は「瞳の事、まだ愛してる」宣言。
挑発された遠山の気持ちや如何に?

今回も面白かった。
1話をもう少し上手く作っておけばね、視聴率もガタ減りしなかったのかも。そう思うと残念。

演出=大根仁

  • << 78 【2020秋ドラマ】 「共演NG」5話まで終了。 昔役者志望だった間宮はそこそこ芝居が上手く、台詞も出番も増えて人気に。 大園を飲みに誘ったとわざわざ遠山に言って挑発するが、会った大園からははっきりと振られた上に「役者には役者にしか分からない感情が有るの」と言われ、全部の出番を終えて感じた素直な感情「やっぱり凄いですね、役者って」と遠山に伝えると、しみじみとした感じで「何かを演じている時しか生きている感じがしないんだ。だから時々、本当の自分が何なのか分からなくなる」と返される。 体調不良の出島は在宅の臨終で撮了する事になり、台詞は出島のアドリブ、受けもアドリブで撮影が行われた。 孫娘には「いつも味方だ」嫁には「自分の思うがままに生きなさい」そして息子役の小松には、父親から息子の成長を認める台詞に、師匠から弟子だった小松への思いを乗せて伝え、感じ取った小松も演技とリアルの境界線で言葉を発している様な言葉で応じ、一発OKの撮影となった。 そしてその後、撮影を見学し帰ろうとした遠山の車に大園が飛び込んで来て、泣きながら「役が抜けないの」と言い、遠山にしがみつく。遠山の言う「本当の自分が何なのか分からなくなる」状態に陥ってしまったのね。 その二人をパシャパシャ盗撮する雪菜が、超怖いんですけど…。 で、次回で最終回ってびっくり!ショーランナーはどうまとめるの? 演出=大根仁

No.51 20/11/18 23:07
匿名さん0 

>> 35 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」3話まで終了。 半日で展示をハロウィンからクリスマスに模様替えするプロジェクトが終了し、… 【2020秋ドラマ】

「姉ちゃんの恋人」4話まで終了。

弟達を世間的にはイケメン揃いと評価した上で、生き方は顔に出るから「ずっと綺麗な顔でいて下さい」と諭した桃子、流石姉ちゃん、いい事言うなと思ったらいきなりの「好きな人が出来ました」報告。まだどうなるかも分からない段階で、弟達には話しちゃうのね、ちょっとびっくり。

和輝はみゆきにニコニコしながらコクり、日南子は高田に少女の様に恋をして、仕事も上の空でミス連発。
みゆきは慌ててはいたけど、満更でも無いのか?とか、いくら何でも日南子のあのソファーのミスは無いだろうとか、心で突っ込みを入れながら観ていたのだが、真人の回想シーンで全部吹っ飛んだ。

ここまで描かれた真人の感じから言って、事件は偶発的な物だったのだろうとは想像していたけど、彼女のあんな裏切り迄有ったなんて。香里(小林涼子)にしてみれば、狂った様に角材で男二人を叩き続けて半殺しの目に遭わせた真人が、別人の様で急に怖くなったのかもしれないし、レイプされそうになったという事実さえ無かった事にしたかったのかもしれない。でも真人がやられっぱなしのままでいれば、彼女は確実に二人の男の餌食になっていた、それなのに…。

あのケースで懲役2年が重いのか軽いのかは分からないが、相手が悪いとは言え、正気に戻った時の真人自身のショックは察して余りある。
(続く)

No.52 20/11/18 23:32
匿名さん0 

>> 51 (続き)
まともな人間だったからこそ、今でもフラッシュバックが起きると、相手の血に染まった右手が震えて止まらなくなるのだと思う。

「吉岡さんは私と付き合った方がいい」
桃子に告白されても、何も言えない真人。この時の“言いたいけど言えない”ブレーキが掛かってしまう真人の表情を、林遣都が実に繊細にリアルに演じていて引き込まれた。
(香里を演じていたのが無名の人ではなく小林涼子なので、もしかしたら重要な局面でまた出て来るのかもしれない)

桃子と真人が二人だけでいる所を、タクシーの車窓から観て何かを感じ取った様な叔父の菊雄。あれはどう見ても賛成する顔じゃないよなあ。

※「家で愛されていなかったから」と過去をさらっと日南子に話した高田。うーん、まだこの男は謎だな。

演出=宝来忠昭



  • << 65 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」5話まで終了。 確かに真人も自分の事を好きだと思うという桃子の、それ迄の手応えは間違いでは無かったけど、返事をしてくれない、言いたげなのに言ってくれない真人の表情を見て、迷いが出たり自信なげになったりする桃子が“やっぱり普通の女の子だったんだ”と思えて逆に安心した。 菊雄叔父さんは“頭から反対では無いけど、いざ身内だとどうしていいか分からなくなる”と苦しい胸の内を真人の母・貴子と弁当屋の藤吉に告白する。 これは仕方ないよ。その矛盾こそが人間だもの。他人同士の事なら頭で整理出来て自分の意見を言えるけど、いざ身内となるとね、感情が優先しちゃうのよね。 帰り道、一人泣く貴子の回想だと、裁判で闘おうと言う貴子に、「香里がそう言うならそれでいい。人を傷付けた事に変わりは無いし」と、反論せずに刑を受け入れた様だ。 草野球の人数合わせに呼ばれた真人は、投げても打っても大活躍。桃子に笑顔を見せ「本当に楽しかった」と言う。 それでもLINEの返事を寄越さない真人の気持ちを掴みきれず、桃子は真人の名前でエゴサをしてしまう。ああ、やってしまったね…。 そして腹を決めた真人は、遂に桃子に過去を告白。香里とは1年付き合ってプロポーズ済みだったんだね。ここでも暴力のきっかけについて「酔ってて(相手が)彼女をからかうみたいな事を言ったのかな?」 (続く)

No.53 20/11/19 00:10
匿名さん0 

>> 36 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」4話まで終了。 今度はSDGsの一環として、台風被害で正規出荷出来ないりんごを使用… 【2020秋ドラマ】

「この恋あたためますか」5話まで終了。

浅羽は創業家の娘が持つココエブリィの株をエクサゾンに売る仲介をし、経営の安定化を図るつもりでいたが、樹木との会話から(←としか思えない)自主再建に切り替える事にしたが、時既に遅しで、浅羽憎し(←としか思えない)の澤木に吹き込まれた神子専務が創業家の娘と手を組み、浅羽の解任動議を発して可決、追い出されてしまった。

浅羽は北川とよりを戻す事を決めた様子なのに、北川には話せない子供の頃の両親の仲が悪く辛かった話を、樹木には素直に話すし、樹木のスイーツで沢山の人を幸せにしたいという言葉に動かされて、仕事の大事な決定を覆すし、どういう感情で動いているのかが良く分からない男だ。

で、樹木なんだけど、彼女の感情って恋なんだろうか。腐っていた自分を拾い上げてくれた人、君の才能が必要だと言ってくれた人、厳しいけど自分を理解して導いてくれる人、樹木の上司としては最高の人だと思うけど、男としてはどうなんだろう。樹木は浅羽のどこにそんなに強く惹かれているのだろう。そこがイマイチ分かり難い。

脚本=青塚美穂 演出=岡本伸吾

  • << 67 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」6話まで終了。 「気持ちってね、動いてないと腐るよ」と浅羽にココエブリイのバイトをさせる樹木(笑) 無理矢理連れて来られたけど、毎日発見の連続で面白いと、満更でも無さそうな浅羽。 神子は社長代理となり、スイーツを利益確保の元の路線に戻し、ノウハウもやる気も無い樹木はあっさりと北川に負けてしまう。 父親が入院した誠は実家のケーキ屋の土日を切り盛り、助っ人に北川を呼ぶ。 誠はケーキ作りのアイディアが出せないので、実家から逃げ出してベンダーになった。樹木には知られたくないと北川に本音を話し、北川は「樹木ちゃんといる時の拓実は私といる時と全然違う。もっと心を開いている様に見える」と誠に本音を話す。 お互いに相手を男と女として見ていない関係だから、ポロッと本音を言えるという事も有るのでは? そして浅羽と樹木はココエブリイの慰安旅行に同行、そこで浅羽は新事業として“都内を回る動くコンビニ”構想を樹木に話す。 あらー、動くスーパー「とくし丸」と、都内に何ヵ所も出店場所を用意して、キッチンカーを毎日移動させて成功した事業を足しただけのアイディアじゃん(笑) それを得意そうに話されてもなあ。 スイーツのアイディアの宝庫の樹木と、着実に再現&原価計算の出来る誠が、誠の実家を継げば一番収まりがいいのにな。←まだ言ってる私(笑) 演出=坪井敏雄

No.54 20/11/19 18:14
匿名さん0 

「2020視聴済み秋ドラマ初回視聴率」(%)

「危険なビーナス」14.1
「七人の秘書」13.8
「極主夫道」11.8
「35歳の少女」11.1
「恋する母たち」10.5
「この恋あたためますか」9.4
「姉ちゃんの恋人」9.2
「#リモラブ」8.7
「ルパンの娘」7.5
「共演NG」6.6
「さくらの親子丼」5.3
「先生を消す方程式。」3.9
以下視聴率不明
「記憶捜査」
「閻魔堂沙羅の推理奇譚」
「チェリまほ」
「あのコの夢を見たんです。」

※30分枠以上で4回以上、1クール以内の作品が対象(但しよるドラのみ29分枠)

※視聴率は関東地区。

No.55 20/11/20 18:31
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「七人の秘書」5話まで終了。

今回七人が徒党を組んだ成り立ちが少し提示された。

財務大臣の秘書だった萬が、恐らく収賄容疑の罪を擦り付けられて半年刑務所に入り、出て来てから千代の亡くなった兄がやっていたラーメン屋を引き継ぎ、そこにボロボロになった三和が客として来て愚痴をこぼし、萬の一言で救われて萬の信奉者となった。
まあそういう事なんだろうね。

そして三和と七菜以外?は萬に借金が有って、それを返す為に人助けをやっているという設定らしい。
依頼される訳ではなくて勝手に「ここからは引き取らせて貰おうか」ってやってるので、報酬は決まっていないし素人集団だからミスも多い、という事なのか。
じゃあ、あの岩下志麻の七人を影の仕事人の如く持ち上げるナレーションはやめて頂きたい。

今回もまたプライベートの変貌振りを晒すお仕置き。少しは頭を使おうよ。

演出=田村直巳

  • << 68 【2020秋ドラマ】 「七人の秘書」6話まで終了。 今回の冒頭の“恒例~小さな人助け”は、6人が水泳帰りでバスに同乗していたという前振りが有ったので、今迄の中では一番納得出来た。ただねえ、時間的に明るかったし、となると6人は休みの日に時間を合わせて泳ぎに行ってるのかしらね。 で、“引き取らせて貰った”話は、急な都知事の手術の為に、ゴッドハンドの主治医を取られて夫の手術をキャンセルされてしまい、困っている七菜の親しい八百屋の奥さんの話。何故キャンセルされたのかは奥さんは知らない話で、よくよく話が進んでみると、ゴッドハンド白鳥は始めから普通レベルの都知事の手術を執刀する気は無くて、難度の高い患者の手術が生き甲斐みたいな人物なので、八百屋の主人の難手術は予定通りやるつもりだったみたいで、キャンセルというのは誰が奥さんに言ったのかね。 まあ今回はサランが恨み続けていた自分を捨てた父と再会し、父が私欲の無い尊敬出来るゴッドハンドになっていた事を知り、心が氷解するというのがテーマだったので、八百屋夫婦の話はきっかけ程度の雑な扱いだったし、前回ネットでお仕置きした筈の都知事が、政治家として人気上昇中で次期総理も狙える立場まで来てるから、粟田口が本気で叩きに来てるとか、ストーリー展開も雑でびっくりしたわ。 どうした、中園ミホ。でも高視聴率なんだよなあ。 演出=片山修

No.56 20/11/20 18:49
匿名さん0 

>> 55 【追記】

「七人の秘書」5話

脚本=香坂隆史

No.57 20/11/21 14:44
匿名さん0 

>> 41 (続き) 田中みな実さんは歌のレッスン、振り付けのレッスンが有って、恐らく普通のドラマのゲスト出演の何倍も時間を拘束され大変だったと思うけ… 【2020秋ドラマ】

「ルパンの娘」6話まで終了。

「私の名前は…」と杏が言おうとした所で、隣にいた友達が「知らない人に名前教えちゃダメだよ」のグッジョブで危機回避。てんとう虫3号が直接美雲に“都合のいい記憶消しスプレー”を噴射、写真も焼いてしまうという“いつの間に身に付けた高性能”の活躍で事なきを得る。

しかしこれが美雲が“一過性健忘症”について調べるきっかけとなり、その原因に辿り着くヒントにもなってしまう。

今回、北条家が落ちぶれてしまった原因が語られたが、そもそもはあの巻英輔が美雲の祖父に“Lの一族”を見付ける様に依頼、その後巻英輔の犯罪が公になり、北条も巻き込まれてその名は地に堕ちてしまった。母は宗教にはまり大借金、美雲は今も給料から返済しているとの事。←あの私立校に必要なお金はどうしたんだっけ?

何回も同じ手は食わない美雲は、鼻の穴に栓をして“都合のいい記憶消しスプレー”を封じ、いよいよ核心に迫りつつある。

「いよいよの時は杏を和馬に預け、華は逃げるんや」キリッ←この時のどんぐりさんのシリアスな厳しい表情、緩急の付け方がお見事。って事は、“L”にとって美雲は強敵という認識を皆が持ったという事なんだろうね。

※杏がいきなり“Lの呼吸”をやり本人は無意識だったみたいで、その後この事は放置だったんだけど、あれは何だったんだ?

演出=尾崎隼樹

  • << 69 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」7話まで終了。 美雲が和馬に「あの日一日の記憶が無くなった」と嘘をついたのだが、あの“忘却スプレー”は確か30分程度の記憶を消す(つまりLの一族が絡んだ短時間を無かった事にする)物として開発された記憶が有るので、「一日というのはおかしい」という事から美雲の嘘に気付くのかと思ったら、そんな事は無くて、話が進むとスプレーに欠陥が有り、次々に記憶が戻り“L”にやられた、“L”は生きているという証言をする者が続出で、一族は大ピンチ。 逃げると言っていた尊が何か起死回生のアイディアを思い付いたらしく、“L”を語ってヤクザを殺し金塊を奪ったナターシャとそのボス?が和馬と美雲を捕らえたので、二人の救出と金塊を頂きに出動する尊に着いて行く事にした華は、何と急に帰宅した杏に“Lのスーツ姿”を見られてしまう。 「ママ?Lの一族なの?」この子は鋭い。 その時、現場では美雲を庇った和馬の胸をナターシャの投げたナイフが一突きに! 円城寺と美雲のミュージカルとか楽しい場面も有ったけど、ラストに向けてちょっとシリアスモードに入って来たかな。 尊の秘策で鮮やかに巻き返し、また優雅でコミカルな一族に戻って欲しいな。 ※以前も書いたが杏ちゃん役の子、普通の台詞はわざとらしさが気になるけど、泣き演技はかなり上手いな。 演出=洞功二

No.58 20/11/21 22:46
匿名さん0 

>> 42 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」4話まで終了。 今回3組の男女にはそれぞれ進展が有り、それはそれで楽しめたのだが、一番面白… 【2020秋ドラマ】

「恋する母たち」5話まで終了。

役員昇進の為には営業も経験しておいた方が良いとの社長の判断で、千葉支店の営業部長を拝命した優子。
夫にバレた赤坂との仲は即精算、これまでも何人かの男と不倫をして来たみたいな優子は手慣れたもの。
でも大介は夫の子供ではない、上司との子、シゲオは承知で結婚し父親になってくれたという杏達への告白は衝撃的だった。
その上を行ったのが「俺、石渡君が好きなんだ、男の人が好きなんだ」という大介の告白。
研が「与論島に遊びに行くよ」って言った時に、「ホントに?いつ来る」って急に前のめりになり、子供っぽくはしゃいだ感じになったのでびっくりしたのだが、その答え合わせが母親へのあの告白だったのね。「人を愛する事は素敵よ」鼻の頭を真っ赤にして涙ぐみながら苦しむ息子に話し掛ける優子に、このドラマで初めて感情移入した。

斉木の「チッ、うるせえなあ」は言葉遣いとしては悪いけど、感情としては理解出来た。杏が結構重くてウザったいのよね。一番悪いのはそんな杏を面白がってる由香なんだけど。

まりの夫は頭がいいんだか悪いんだか、あんなテレビの密着番組で家族を出したら、のり子が黙ってる訳が無い。懲りない男。

そして突然「助けて下さい」と慎吾が杏を訪ねて来る。こういう次回への繋ぎ方、上手いよねえ大石静さん。

演出=吉田健

  • << 70 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」6話まで終了。 杏が与論島のカフェで引導を渡した事で噂が広まり、彼女に追い出されてしまったと話す慎吾を義母の元に行かせた杏。 最初は喜ぶも、記憶の無い息子をもて余していた義母は、マンションの雨漏りと自分の不注意からの足の怪我で、親子で義母の家に身を寄せた杏に「二人が来てくれてホッとした」と本音を言う。 確かにねえ、姿かたちは息子そのものでも、思い出も何も共有出来ない中身は赤の他人みたいな中年男は、扱いに困るかな。 でも慎吾は杏の香水には微妙な反応を示していたんだから、母親の匂いとか好物だった手料理とかに何か反応をしたりとかは無かったのかね。 出勤する杏を義母の家迄迎えに行った斉木は、慎吾の姿を見て一気に不機嫌に。自分も杏に対して“由香で同じ事”をしていたのに。 挙げ句の果てに、まりの旦那の致命傷になる告発記事の差し止めを、無理と知りながらも斉木に頼みに行った杏に、「別れよう。杏さんの心の中には僕はいない」 息子はともかく、友達と自分の仕事を秤に掛けて、友達を優先した杏が許せなかったみたいで、嫉妬?確かに杏の行動も思慮に欠けるけど、斉木って意外と小さい男だったのね。 のり子の夫への復讐で困っているまりに「私が全部引き受ける」って言った丸太郎の言葉が、本物なのかどうか次が見ものだわ。 演出=福田亮介

No.59 20/11/22 11:31
匿名さん0 

>> 43 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」6話まで終了。 愛美はあのまま会社を辞め、進次は顧客の成約済み新居で酔い潰れて懲戒解雇、そ… 【2020秋ドラマ】

「35歳の少女」7話まで終了。

もうアナウンサーにはなれないという現実を知り、学校の方針に迎合せず、志を貫く理想の教師を目指す結人の夢に乗っかる事にした望美。
その結人はある学校の面接で「貴方の理想は全て正しい。でもそんな事を言ってたらどこも採ってくれないですよ」と言われてしまう。

望美は洋食屋に採用されるが“御手元”が分からない外国人の仕事仲間が客から土下座を強要され、店長も客に迎合した事からキレて正論を客と店長にぶつけるが、その事でクビになってしまう。

預金残高が9万円余りになってしまった結人は、望美を養う事も考えて“自分の理想の主張はしない”という条件を飲み、以前に面接を受けた学校に採用されるが、それが理解出来ない望美に「こっちはお前の為に妥協してるんだぞ」と言ってしまう。

自分の限界は悟る事が出来たのに結人の限界には気付けない望美。
皆の幸せを望むと傷付け合う事になるのなら、もう誰の幸せも望まない、一人で生きて行くと、結人の部屋から出て行った望美。

お気楽気質のパパ似だと思っていた望美が、実は折れないママ似だったとは。だからいずれ結人の重荷になるって、ママはお見通しだったのかな。自分の通って来た道だから。

優しさが基調に有った筈の家族なのに、ここまで壊れてしまうなんて。これどういう結末に持って行くのだろう。

演出=伊藤彰記


  • << 71 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」8話まで終了。 いやあ一気に話が飛んだねえ。 皆の前から姿を消してどれくらい時が経過した設定なのか分からないが、加奈の引きこもりが続き、達也はまだ300万を持っている所を見ると、そんなには経っていない様に思うのだが、望美は無機質な広い部屋に住み、“時間の取引をマッチングする”まるで新興宗教の教祖の様なYouTuberになっていた。 “えーっ、機材揃えるお金は?”とか“最初に部屋を借りる時のお金と保証人は?”とかは、聞いちゃいけないんだろうね(苦笑) 「マッチングの手数料と動画の広告料とかで、パパの年収分位ひと月で稼いでる」って、売りが“25年間眠っていた私”だけの素人が、短期間でそこまで行く秘訣って何? パパ、愛美、結人と次々に会いに来て説得をするが、教祖様は直ぐに論破。 結人が拝み倒して多恵に行って貰うが、「ママは所詮自分の為に頑張っただけじゃない!こんな風にしたのあんた達じゃない!もうほっといてよ!」と叫ばれ、多恵は「じゃあ一緒に死のう」と、望美と二人で窓から上半身を出すが、直後にドスンと音がして望美が我に返ると多恵が床に倒れた。 「何これ…何やってるのママ」 今度は多恵の時間が奪われる訳ね。ママの意趣返しと迄は言わないけど、今度は望美が試される番。偶然のショック療法? 演出=猪股隆一

No.60 20/11/22 11:49
匿名さん0 

>> 44 【2020秋ドラマ】 「先生を消す方程式。」3話まで終了。 義経は静が階段から突き落とされた日の防犯カメラ映像で、静の後をつけて… 【2020秋ドラマ】

「先生を消す方程式。」4話まで終了。

頼田と刀矢達の密談、かねがね誰かが録音していたらとか、部屋に盗聴器や隠しカメラを仕込まれていたらとか思っていたけど、やっと義経が弓にボイレコを握らせ頼田の“静を突き落としたのは俺”という言葉の録音に成功。

そしてわざわざそのボイレコを持って、頼田達の待ち構える場所に出掛けて行く義経。
義経を心配して命が着いて来ていたのは計算外だったのかもしれないが、そもそも全貌が分かっていたのだから、命に対して「先生は行かない」って言って本当に行かなければ良かっただけじゃない?

ボイレコ欲しさの頼田に胸を刺されて、落とし穴に埋められて一巻の終わり。あら斬新、主役が途中で死んじゃうんだ、次からは頼田の振り返り話?楽しみ!って、なるか~い。

馬鹿馬鹿しいのでもういいや、今回で視聴離脱する。

演出=小野浩司

No.61 20/11/22 18:34
匿名さん0 

>> 46 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」5話まで終了。 真由子は夏美に頼み、「興味ないから」と大樹にTELで言って貰う。納得出来… 【2020秋ドラマ】

「さくらの親子丼」6話まで終了。

真由子の兄がクズ過ぎて苛々する。そんなクズの骨髄が適合するとか、真由子はどれだけ苦しめばいいのか。受けてでも生きるべきなのか、このまま治療を拒否した方が精神的には楽なのか。あれだけ過去に傷付き苦しめられて来た子が、それでも生きると決めるにはそれ相当の覚悟と希望が必要だろう。大人達はその覚悟を促し希望を見せてあげる事は出来るのか?

前回、真由子は夏美が大樹にチクったと気付いているとばかり思っていたが、さくらが怪しいと思うなんて、彼女の人間性が全然伝わっていない事に愕然とした。
実際にお世話をしている人達は、こういう悔しい思い、情けない思いの繰り返しなんだろうね。

“真犯人”を大樹に聞きに行ったさくらは、バスケのミスと人生のミスを重ねて「どう思う?」と大樹に問い掛けていたが、バスケのミスと人生のミスはイコールでは無いし、社会人として自立しているならともかく、まだ高校生の大樹に背負わせるには重過ぎる難題だ。

真由子はどういう選択をするのかな。
大樹親子の対立とかも有るみたいだけど。

演出=阿部雄一


  • << 72 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」7話まで終了。 真由子はやっぱり「いいんだよ死んでも、生きててもいい事無いし」と言う。生きるなら、一度死んでから生まれ変わりたいと。そうなるよね。 岡林がフリースクールを疑い出し誤魔化していたさくらだが、意を決して本当の事を伝えに行く。 「特別な子達じゃない、自分の心を閉ざしているだけです。私達が普通に感じる事を知らないまま、大人になろうとしていた子達なんです」 ハチどりの事は口外しないが、更生施設の反対運動は止めないと言う岡林。 さくらの話を影でずっと聞いていた大樹は、翌朝父と口論をして叩かれたのを理由に、さくらにハチどりに置いて欲しいと言い出す。 純粋と言うか真っ直ぐなのね思考が。中から見て得る物は決して小さくは無いし、大樹の人生にとっても無駄にはならない筈。 希望と父親・浅尾との裁判話は父親の方に裏が有って、どうやら元市長が現市長憎しで次の選挙に浅尾を担ぎ出す為に、裏で色々手を回して浅尾に有利な証言をさせている様だ。 それでも希望が本当に虐待されていたのかという疑念は、まだ拭えない。次回出るみたいな母親絡みで、何かストーリーを編み出しているのではないか、頭のいい子だけに。 あと、拓真ねえ、自分が死ぬつもりでやるのが復讐って、相手は誰?ちょっと私の想像してた事とは違うのかな、話が。 演出=最知由暁斗

No.62 20/11/23 18:59
匿名さん0 

>> 47 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」6話まで終了。 やっと遺産の謎の件と伯朗・明人の母の禎子が殺されたのかもしれない件が、本… 【2020秋ドラマ】

「危険なビーナス」7話まで終了。

今度は伯朗の父・一清の死に至る背景が佐代の口から語られた。
母の昔の写真から、母と佐代は高校の同級生だった事に気付いた伯朗に、“脳腫瘍で錯乱状態になる一清さんに疲れ果てていた禎子ちゃんの事を康之介に相談したら、脳の研究をしている康治に会わせたらどうだと言われたので、禎子ちゃんに紹介した。一清さんは康治さんの治療を受けて穏やかな生活に戻り、間も無く亡くなった。治療の内容は分からない。牧雄さんも一緒に研究していた筈”

牧雄が康治の研究室で必死に探していたのは、その研究資料なのだろう。それにどんな価値が有るのか分からないが、それが多分このミステリーの肝なんだろうな。

一清が亡くなる前に描いていた幾何学模様の大きな絵、伯朗の記憶にも微かに残っていたその絵は、“分からない物を描かされていた”物らしいが、誰に頼まれた物なのかは佐代にも分からないらしい。

「楓さんには気を付けた方がいいですよ。親友の息子さんへの心からの忠告です」
佐代が楓を外し伯朗だけに話す形を取った事で、やっと主役が前面に出て自分が調べるんだという雰囲気が出て来た。

※研究室に有ったフラクタル図形、知らないからググったら“フランスの数学者が唱えた幾何学の概念”とあった。
小日向さん、確か数学者だったよね。康治の研究に関係有るのか?

演出=河野圭太

  • << 75 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」8話まで終了。 何か色々な場面が散りばめられた割には、一清の脳への未承認治療の副作用として奇妙な図形が頭に浮かぶ様になった事、それはサヴァン症候群と類似した症状で、後天的にサヴァン症候群を作れると考えた康治と牧雄は研究していたが、一清の死で動物実験に切り替えるも成果は出ず、その後康治の強い希望でこの研究は取り止め、資料もどこに有るのか分からないという事しか話に進展は無く、散漫な印象しか残らなかった。 生前、禎子は康治から「貴重過ぎて手に余る物」を受け取ってしまったと佐代に打ち明けており、この事は勇磨にも話したので禎子の死後探し回ったが何も見付からず、今は康治の周囲を探している、勇磨と楓さんは共闘してますよと伯朗に話す佐代。 まどろっこしいが要するに「一清絡みのお宝」は禎子の手に渡り、禎子がどこかに隠してしまった(或いは廃棄?)、それが牧雄の探している資料かどうかはまだ分からないって事でいいのかな? 伯朗は楓を疑ったり信じたりの挙げ句、明人の部屋に二人が居て勇磨から「失せろ負け犬」と言われて愕然。 勇磨が盗聴器を仕掛けた後に誰かが楓を訪ねて来て、勇磨が「そういう事か」と言うシーンが前回有り、あの時に楓の素性がバレて共闘させられている、或いは楓が逆手に取って共闘する振りをして勇磨を利用している、のどちらかかな? 演出=北坊信一

No.63 20/11/25 00:03
匿名さん0 

>> 48 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」6話まで終了。 今回は雅のゆかりへの恋心と、それを成就させるべく美久が張り切って司令塔になり空… 【2020秋ドラマ】

「極主夫道」7話まで終了。

前回と同じ脚本・演出コンビだったけど、今回は龍が、後回しにしていた掃除を徹底的にやっつけようとしている最中に、美久の宝物の限定版フィギュアを壊してしまい、よく言われていた「殺って(やって)もうたもんは埋めたったらいいねん」の会長の言葉通りに(笑)庭に埋め、美久が気付く前に同じフィギュアを買って誤魔化そうとする騒動に、実は警察官の酒井もそのフィギュアの熱烈ファンで、近所のおもちゃ屋に奇跡的に有った20万円の値の付いたそのフィギュアをどっちが買うかのバトルを交え、何故か龍が手術の出来ない病気と勘違いした姐さんが、30万円に値切って買った万病に効く(笑)「奇跡の種」とやらを雅が美久の家の庭に蒔く為に掘り返していたら、そこは龍が壊れたフィギュアを埋めた場所で美久にバレて、龍がラリアットを食らうというオチまで、流れる様に展開が完璧で、龍が中心で話が動き、周辺人物の勘違いも“龍の為に、龍に良かれと思って”という動きだったので、やはり主役が前面に出て来ると無駄が無くなり面白くなるなと感じた。

酒井の上司が“酒井が龍からクスリを貰っているのでは?”と勘違いした事から起きる騒動も、龍をきちんと絡めた話だったので浮く事もなく、龍の言葉で勇気を振り絞った酒井が、警察官として男になるというオチも有って面白かった。

脚本=モラル 演出=本田隆一

  • << 76 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」8話まで終了。 このドラマ4本目のモラル脚本。 うーん、今回は脇の人の人数と出番が多くて散漫な印象を受けた。 面白さは有るんだけど、龍が前面に出たり龍絡みの話だったりが少ないと、話があっちに飛んでこちょこちょ、こっちに飛んでこちょこちょで終わってしまうだけで、まとめてドーンと来る面白さ、分かりやすい笑いみたいな物に欠けてしまう様な気がする。 そんな中でも八竜会の設定と田中(MEGUMI)の弾けっぶりは面白かったので、龍とがっつり絡んだストーリーで観てみたいなと思った。 ※あの灯りを落とした会議が醸し出す貫禄から一転、係員に「時間ですよ」と灯りを点けられ、ペコペコと主婦の顔に戻って愛想笑いする八竜会の面々という演出は笑った。 脚本=モラル 演出=内藤瑛亮

No.64 20/11/25 23:56
匿名さん0 

>> 49 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」3話まで終了。 山倉が万木家に来て、自分の異動の噂に取り乱すシーンは必要無かったけど、今… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」4話まで終了。

2クール(秋冬)放送なので新キャラ二人登場。
まず桑原の姉の忍(ともさかりえ)、38歳で昔からの夢を叶える為に信金から転職、茨城県に夫と子供を残し単身赴任、野毛山署の刑事として新任とあるが、まず警察官の受験資格が35歳迄だし、いきなり所轄の刑事に新任というのも現実離れしていて、何でこんな無理筋設定に押し込んだの?と疑問。
次に茶子にまとわりついている謎の男・若林(大谷亮平)については、「僕には貴女が必要なんです」の台詞で、順当に考えれば男としてなんだろうけど、若林の職業によっては仕事(研究とか起業とか)のパートナーとして必要なんだとも考えられる。

そして新キャラになるのかは不明だが、唯一LINEだけの登場となった聖奈。
まあ、普通は不倫ではなくて、桑原が刑事又は警察官として関わり、その後も相談には乗ってあげている女性だろうと思うよね。ただLINEのやり取りの時間帯が19時台(家族で過ごす時間帯)というのが少し気にはなるが。

ああ、あと一度退職した検視官が別の県警に復職後、元の県警に異動し即室長に昇格するって、こんな乱暴な人事も有り得ないわな(笑)

あの歯は里子の物だと祖父が朝顔に告白したけど、遺骨として収集された物なのかどうか、それによっては話は大きく動くよね。

※事件については割愛。

演出=阿部雅和

  • << 77 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」5話まで終了。 まずあの里子の歯、あれは里子の手袋が見付かった場所をじいちゃんが捜し回って見付けた物で、鑑定はしていなかった。調べようと言う朝顔に「ごめんな、調べたくないんだ。もうこれでおしまいにしたい。俺が死ぬ迄調べるの待ってくれないか」とじいちゃん。胸を打つ言葉。もう納得したいんだよね、娘は居ないんだって。そう思って“今から逢えるね”って安らかに死にたいんだよね、きっと。じいちゃんの年齢で宙ぶらりんのままは辛過ぎる。 桑原のシーンは拳銃を所持していたのに単独行動というのは解せないが、発射後の銃口が聖奈の右後方を向いていたので、恐らくそっちに銃を構えた誰かが居たのだと思う。ただ予告の防カメ映像では二人しか映っていないみたいなので、どこかのドラマが好きな某公安の隠蔽とかが始まるのかしら。それこそ銃弾と進入角度を調べれば、どこから撃たれたかは割り出せる筈だけどね。それも工作する? 今回は二ヶ所で解剖が行われた為、結論に向けて無駄を省いた所見の提示が有り、深さは無いが分かりやすい展開になっていた。(体の不自由なお婆さんが枕元に薬を溜めていた話だけは、一体何日間枕カバーやシーツ交換をしなかったの?とは思ったけど) ※大じいじがつぐみの相手をするシーン、柄本明さんが好好爺その物でほっこりした。 演出=平野眞

No.65 20/11/26 18:06
匿名さん0 

>> 52 (続き) まともな人間だったからこそ、今でもフラッシュバックが起きると、相手の血に染まった右手が震えて止まらなくなるのだと思う。 「… 【2020秋ドラマ】

「姉ちゃんの恋人」5話まで終了。

確かに真人も自分の事を好きだと思うという桃子の、それ迄の手応えは間違いでは無かったけど、返事をしてくれない、言いたげなのに言ってくれない真人の表情を見て、迷いが出たり自信なげになったりする桃子が“やっぱり普通の女の子だったんだ”と思えて逆に安心した。

菊雄叔父さんは“頭から反対では無いけど、いざ身内だとどうしていいか分からなくなる”と苦しい胸の内を真人の母・貴子と弁当屋の藤吉に告白する。
これは仕方ないよ。その矛盾こそが人間だもの。他人同士の事なら頭で整理出来て自分の意見を言えるけど、いざ身内となるとね、感情が優先しちゃうのよね。

帰り道、一人泣く貴子の回想だと、裁判で闘おうと言う貴子に、「香里がそう言うならそれでいい。人を傷付けた事に変わりは無いし」と、反論せずに刑を受け入れた様だ。

草野球の人数合わせに呼ばれた真人は、投げても打っても大活躍。桃子に笑顔を見せ「本当に楽しかった」と言う。

それでもLINEの返事を寄越さない真人の気持ちを掴みきれず、桃子は真人の名前でエゴサをしてしまう。ああ、やってしまったね…。

そして腹を決めた真人は、遂に桃子に過去を告白。香里とは1年付き合ってプロポーズ済みだったんだね。ここでも暴力のきっかけについて「酔ってて(相手が)彼女をからかうみたいな事を言ったのかな?」
(続く)

No.66 20/11/26 18:30
匿名さん0 

>> 65 (続き)
「それで頭来て相手の人殴って刑務所に入ってた」
「父は自殺した。それなのに俺は生きてる。そんな奴なんです」
「ごめんなさい。楽しかったからつい…。君みたいな人に関わっちゃいけない人間なんです。だから…」
それ以上言わせない様にか、黙って真人を抱き締める桃子。
桃子が何も知らないままの告白だったら、あそこ迄冷静に受け止められたのかなと思うと、エゴサも悪くないのかなとか、ちょっと思った。

それでも前途多難な事に変わりはない二人の関係。お互いに前に一歩踏み出せるのかな、自分達だけが良ければそれでいいって割り切るには、お互いに背負っているものが大き過ぎるし、そこまで子供でもないしね。考えさせられるなあ。

※沙織と日南子の女同士の飲みの会話が中々面白かった。「女は結婚してる、してないで小競り合いがある。男はそういう事無いじゃん」←まあ確かにステータスにしたがる女は確実にいる。その分男は就職先、昇進等で、きっと女には見えない小競り合いとか醜い嫉妬で打ち震えるとか、しているんだろうなと思ったり…。

演出=宝来忠昭


  • << 79 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」6話まで終了。 行こうとする真人の腕を掴む桃子。振り返った真人の哀しみを湛えた様な表情に、彼の困惑が見て取れた。こんなのは嫌ですと言う桃子に「ごめん」としか言えない真人の苦しさ。 叔父の川上は桃子に「反対?」と聞かれて「分かんねえ、俺壊れちゃった」 弟達は姉に何かが有った事は察知してみゆきに託し、みゆきは「反対する人が必要、親なら絶対反対する」「悔しかったら私に“だから言ったろ”って言われない様にしな」逃げ道は残しておいてあげる優しさにウルッて来た。 桃子は真人の中身を知れば知る程、どうしても事件の内容が真人の人間性と乖離していて納得出来なかったんだろうね。真人と観覧車に乗り、最後のお願いとして「本当の事を教えて下さい」と迫る。 やっぱり失いたくないと思ったのか、誠実には誠実で返さなければと思ったのか、真人の本音が何処に有ったのかは窺い知れないけど、一気に“自身を解放する真実”を涙を流しながら話す真人。桃子にはそれで十分だった。「私の恋人になって下さい」 真人が言葉で返せないまま観覧車は一周、やっと出た言葉が「も、もう一周する?」 こんな不器用だけど正直で誠実の塊みたいな男、やっぱり手放せないよね、不安は有ったとしても。 香里、やっぱり出て来るのね。真人の人生狂わせて、一体何を語るの? 演出=三宅喜重

No.67 20/11/26 19:13
匿名さん0 

>> 53 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」5話まで終了。 浅羽は創業家の娘が持つココエブリィの株をエクサゾンに売る仲介をし、… 【2020秋ドラマ】

「この恋あたためますか」6話まで終了。

「気持ちってね、動いてないと腐るよ」と浅羽にココエブリイのバイトをさせる樹木(笑)
無理矢理連れて来られたけど、毎日発見の連続で面白いと、満更でも無さそうな浅羽。

神子は社長代理となり、スイーツを利益確保の元の路線に戻し、ノウハウもやる気も無い樹木はあっさりと北川に負けてしまう。

父親が入院した誠は実家のケーキ屋の土日を切り盛り、助っ人に北川を呼ぶ。
誠はケーキ作りのアイディアが出せないので、実家から逃げ出してベンダーになった。樹木には知られたくないと北川に本音を話し、北川は「樹木ちゃんといる時の拓実は私といる時と全然違う。もっと心を開いている様に見える」と誠に本音を話す。
お互いに相手を男と女として見ていない関係だから、ポロッと本音を言えるという事も有るのでは?

そして浅羽と樹木はココエブリイの慰安旅行に同行、そこで浅羽は新事業として“都内を回る動くコンビニ”構想を樹木に話す。
あらー、動くスーパー「とくし丸」と、都内に何ヵ所も出店場所を用意して、キッチンカーを毎日移動させて成功した事業を足しただけのアイディアじゃん(笑)
それを得意そうに話されてもなあ。

スイーツのアイディアの宝庫の樹木と、着実に再現&原価計算の出来る誠が、誠の実家を継げば一番収まりがいいのにな。←まだ言ってる私(笑)

演出=坪井敏雄

  • << 80 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」7話まで終了。 もうすっかり恋愛模様の中弛み。 樹木に「君の気持ちには応えられない」とはっきりと言った浅羽。 樹木に対して思わせ振りな言動は有ったけど、現時点では北川が好きって事でいいのよね?だけど全然そう見えないからスッキリしないんだよね。浅羽がそんな感じだから、北川も常に樹木を意識して浅羽の気持ちを推し量って心が落ち着かない。幸せに見えない二人。 浅羽への気持ちにけりをつけ、一緒に居ると“ホッとして楽しい”誠の「俺と付き合って下さい」を受け入れる樹木。 「ホントに?」「ホントに」 「マジで?」「マジで」 「人生で一番嬉しい!」 ケーキのアイディアが出せないと言っていた誠が、樹木も納得のケーキを一から作れた。(見た目もgood)やれば出来るじゃない!これで店は継げるね。(←傷心で実家に戻りそうな予感) 新事業のコンビニカーが軽自動車使用で、まんま“とくし丸”だった(笑) お仕事ドラマとしてのアイディアは枯渇しちゃったのかな? どんどんつまらなくなって来ているね。 脚本=青塚美穂 演出=小牧桜

No.68 20/11/27 18:05
匿名さん0 

>> 55 【2020秋ドラマ】 「七人の秘書」5話まで終了。 今回七人が徒党を組んだ成り立ちが少し提示された。 財務大臣の秘書だった… 【2020秋ドラマ】

「七人の秘書」6話まで終了。

今回の冒頭の“恒例~小さな人助け”は、6人が水泳帰りでバスに同乗していたという前振りが有ったので、今迄の中では一番納得出来た。ただねえ、時間的に明るかったし、となると6人は休みの日に時間を合わせて泳ぎに行ってるのかしらね。

で、“引き取らせて貰った”話は、急な都知事の手術の為に、ゴッドハンドの主治医を取られて夫の手術をキャンセルされてしまい、困っている七菜の親しい八百屋の奥さんの話。何故キャンセルされたのかは奥さんは知らない話で、よくよく話が進んでみると、ゴッドハンド白鳥は始めから普通レベルの都知事の手術を執刀する気は無くて、難度の高い患者の手術が生き甲斐みたいな人物なので、八百屋の主人の難手術は予定通りやるつもりだったみたいで、キャンセルというのは誰が奥さんに言ったのかね。

まあ今回はサランが恨み続けていた自分を捨てた父と再会し、父が私欲の無い尊敬出来るゴッドハンドになっていた事を知り、心が氷解するというのがテーマだったので、八百屋夫婦の話はきっかけ程度の雑な扱いだったし、前回ネットでお仕置きした筈の都知事が、政治家として人気上昇中で次期総理も狙える立場まで来てるから、粟田口が本気で叩きに来てるとか、ストーリー展開も雑でびっくりしたわ。

どうした、中園ミホ。でも高視聴率なんだよなあ。

演出=片山修

  • << 81 【2020秋ドラマ】 「七人の秘書」7話まで終了。 粟田口が萬達の動向を探る為にサランを私設秘書に勧誘、突破口を開く為に皆には告げずに受けたサラン。 懲らしめる対象がやっと本丸の粟田口になり、スムーズには行かない分、先の楽しみに期待が膨らむ。 7年前の萬が粟田口に嵌められた話、金にクリーンで融通の効かない萬が疎ましく思えたのなら、他の理由にかこつけてクビにすればいいだけの話なのに、何故危ない橋を渡って迄嵌めて刑務所送りにしたのか、イマイチ理解出来ない。 五月の旦那も、萬は「俺の逮捕の後、自殺した」と言ったのに対し、五月は「あの人は自殺する様な人じゃない、トカゲの尻尾切りをされた」と、自殺に見せ掛けて殺されたと思っている様で、こちらもイマイチよく分からない。 その部分はもう少し上手く作り込んで欲しかったとは思うけど、サランが重傷を負った恨みも加算され、萬がやっと重い腰を上げた様に見えるので、これで七人の秘書+運転手のお兄ちゃんVS.粟田口のせめぎ合いも面白くなりそうだな。 ※今回のシム・ウンギョンの、千代と偽装絶縁する場面での目の演技は流石だった。 概して韓国ドラマはアップを多様するきらいが有り、その分役者も鍛えられるのか、目の演技や表情の作り方は上手い役者が多いと感じる。 演出=山田勇人

No.69 20/11/27 18:41
匿名さん0 

>> 57 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」6話まで終了。 「私の名前は…」と杏が言おうとした所で、隣にいた友達が「知らない人に名前教え… 【2020秋ドラマ】

「ルパンの娘」7話まで終了。

美雲が和馬に「あの日一日の記憶が無くなった」と嘘をついたのだが、あの“忘却スプレー”は確か30分程度の記憶を消す(つまりLの一族が絡んだ短時間を無かった事にする)物として開発された記憶が有るので、「一日というのはおかしい」という事から美雲の嘘に気付くのかと思ったら、そんな事は無くて、話が進むとスプレーに欠陥が有り、次々に記憶が戻り“L”にやられた、“L”は生きているという証言をする者が続出で、一族は大ピンチ。

逃げると言っていた尊が何か起死回生のアイディアを思い付いたらしく、“L”を語ってヤクザを殺し金塊を奪ったナターシャとそのボス?が和馬と美雲を捕らえたので、二人の救出と金塊を頂きに出動する尊に着いて行く事にした華は、何と急に帰宅した杏に“Lのスーツ姿”を見られてしまう。
「ママ?Lの一族なの?」この子は鋭い。

その時、現場では美雲を庇った和馬の胸をナターシャの投げたナイフが一突きに!

円城寺と美雲のミュージカルとか楽しい場面も有ったけど、ラストに向けてちょっとシリアスモードに入って来たかな。
尊の秘策で鮮やかに巻き返し、また優雅でコミカルな一族に戻って欲しいな。

※以前も書いたが杏ちゃん役の子、普通の台詞はわざとらしさが気になるけど、泣き演技はかなり上手いな。

演出=洞功二

  • << 82 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」8話まで終了。 尊が「俺達はLの一族だ」と本当の事を教えた為、混乱した杏は和馬の実家に行ってしまう。 和馬は心肺停止になるが夢枕に円城寺が現れ♪君は大黒柱~とミュージカルを始めた事で息を吹き返す。 尊の秘策とは、まず巌に宗真を襲い屋敷に火を点けたのは、Lの一族の資料(最後の巻)を狙った盗賊だと語らせ、取り返す為に協力して欲しいと美雲に頼む事から始まった。 相手と戦い、トップの二人だけは逃がし、現場にはこれ迄の一族の戦利品を残す事で、世間には偽Lが本物と思わせ、自分達は安泰の日々を取り戻す、これが尊の狙いだった。 劣勢になった時に助けに来たのは何と、華の手作りLのスーツを着た杏!速いわ強いわ凄いぞ杏!その技何処で身に付けたとか、野暮な事は言わないの(笑) 一族はスーツと仮面を身に付けると百人力になるとかならないとか。 華とナターシャは1対1で戦い始めるが、ある瞬間ナターシャは急に動きを止め、走り去ってしまう。華から何かを察知した様な感じなのだが。 宗真の残した三雲家の家系図、尊のきょうだいと思われる盗賊の黒幕の玲とは誰なのか。ナターシャと玲との関係は? 早く知りたいけど、この続きはどうやら映画にて、になりそうだな。 今回の締めは両家参加の円城寺ミュージカル♪ケンカやめようよ~ そして次回は特別編円城寺物語、楽しみ! 演出=武内英樹

No.70 20/11/28 12:03
匿名さん0 

>> 58 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」5話まで終了。 役員昇進の為には営業も経験しておいた方が良いとの社長の判断で、千葉支店の営… 【2020秋ドラマ】

「恋する母たち」6話まで終了。

杏が与論島のカフェで引導を渡した事で噂が広まり、彼女に追い出されてしまったと話す慎吾を義母の元に行かせた杏。

最初は喜ぶも、記憶の無い息子をもて余していた義母は、マンションの雨漏りと自分の不注意からの足の怪我で、親子で義母の家に身を寄せた杏に「二人が来てくれてホッとした」と本音を言う。
確かにねえ、姿かたちは息子そのものでも、思い出も何も共有出来ない中身は赤の他人みたいな中年男は、扱いに困るかな。
でも慎吾は杏の香水には微妙な反応を示していたんだから、母親の匂いとか好物だった手料理とかに何か反応をしたりとかは無かったのかね。

出勤する杏を義母の家迄迎えに行った斉木は、慎吾の姿を見て一気に不機嫌に。自分も杏に対して“由香で同じ事”をしていたのに。
挙げ句の果てに、まりの旦那の致命傷になる告発記事の差し止めを、無理と知りながらも斉木に頼みに行った杏に、「別れよう。杏さんの心の中には僕はいない」
息子はともかく、友達と自分の仕事を秤に掛けて、友達を優先した杏が許せなかったみたいで、嫉妬?確かに杏の行動も思慮に欠けるけど、斉木って意外と小さい男だったのね。

のり子の夫への復讐で困っているまりに「私が全部引き受ける」って言った丸太郎の言葉が、本物なのかどうか次が見ものだわ。

演出=福田亮介


  • << 84 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」7話まで終了。 丸太郎が引き受けるって言ったけど、まりは優子の空いているマンションの部屋を格安で借りてお引っ越し。 半年の資格停止懲戒処分を受け事務所をたたみタワマンも売り払って、プライドズタズタの夫は一々嫌味を言ってまりを苛つかせる。 繁秋は“あんな奴とは別れろ。俺が稼いで面倒を見るから、それ迄は実家に帰っていて”とまりに言う。男の子は男親に厳しい。駄目な面を見ると同性嫌悪が働くのかな。ブスッとしてた長男が、こんな事を言ってくれるなんて、母親冥利に尽きるよね。 丸太郎は最所の妻、あの丸太郎の再婚を潰していたヤバめな妻が死に、もう障害は無くなったから結婚しようとプロポーズ。 まりは「弱ってる夫は捨てられない、立ち直る迄待って」丸太郎は「任侠だね、惚れ直したよ」と言ってくれるが、この判断は吉と出るか凶と出るか。 まりは石渡母の会社のTVショッピングプレゼンターになり大好評、刺激を受けた繁樹は弁護士は諦め、公認会計士を目指すと言う。 相変わらず分からないのは斉木で、大学同期の事務所に身を寄せ、2年で一級建築士の資格を取るから側に居てくれと杏に言い、二人は結婚。大丈夫かこの男。 優子は“通いつめ作戦”で次々に難関の社長を落とし取引先を拡大しているが、その内体でも壊すんじゃないかなあ。 演出=吉田健

No.71 20/11/29 11:32
匿名さん0 

>> 59 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」7話まで終了。 もうアナウンサーにはなれないという現実を知り、学校の方針に迎合せず、志を貫… 【2020秋ドラマ】

「35歳の少女」8話まで終了。

いやあ一気に話が飛んだねえ。
皆の前から姿を消してどれくらい時が経過した設定なのか分からないが、加奈の引きこもりが続き、達也はまだ300万を持っている所を見ると、そんなには経っていない様に思うのだが、望美は無機質な広い部屋に住み、“時間の取引をマッチングする”まるで新興宗教の教祖の様なYouTuberになっていた。
“えーっ、機材揃えるお金は?”とか“最初に部屋を借りる時のお金と保証人は?”とかは、聞いちゃいけないんだろうね(苦笑)
「マッチングの手数料と動画の広告料とかで、パパの年収分位ひと月で稼いでる」って、売りが“25年間眠っていた私”だけの素人が、短期間でそこまで行く秘訣って何?

パパ、愛美、結人と次々に会いに来て説得をするが、教祖様は直ぐに論破。
結人が拝み倒して多恵に行って貰うが、「ママは所詮自分の為に頑張っただけじゃない!こんな風にしたのあんた達じゃない!もうほっといてよ!」と叫ばれ、多恵は「じゃあ一緒に死のう」と、望美と二人で窓から上半身を出すが、直後にドスンと音がして望美が我に返ると多恵が床に倒れた。
「何これ…何やってるのママ」
今度は多恵の時間が奪われる訳ね。ママの意趣返しと迄は言わないけど、今度は望美が試される番。偶然のショック療法?

演出=猪股隆一


  • << 85 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」9話まで終了。 多恵はくも膜下出血と心不全。今村と愛美が駆け付けると、配信の時間だからと冷たく言って帰ってしまう望美。 達也に気を遣い過ぎる加奈に腹を立てた今村は達也の部屋のドアに体当たり。たまらず開けると説教が始まり、達也は「やりたくない事は直ぐ分かるのに、やりたい事は分からない」と、これ迄の不満や怒りを話しながら今村を殴り「小学校で俺の人生は終わったんだと泣く。 すっきりしたのか食卓に付き、やっと3人揃って食べる事に。 確かに前家族を引き摺り続けた今村も悪いが、その分達也を溺愛し達也が躓く度に擁護し、腫れ物に触る様に接して来た加奈にも、解決を長引かせた責任は同程度に有ると思う。 10歳の望美にずけずけ文句を言われる夢を見た望美は、配信が遅れた事に文句を言うコメントが並ぶPCを閉じ、思い出の図書室へ。そこで会った結人からあのカセットを渡され、望美が目覚めた日に喜びを吹き込んだ母の言葉を聴く。 望美が目覚めて家に戻ってから毎日の様に聴いていたカセットなのに、この母の録音だけ聴いていなかった設定って無理筋で、これを聴いて望美が母を目覚めさせる努力を始めたので、そこから先の目覚め、それぞれへの言葉、母の死の流れに素直に入り込む事が出来なかった。 望美を再生させる責任感から、感情を見せない女になったの?そこも極端過ぎて…。 演出=大谷太郎

No.72 20/11/29 12:22
匿名さん0 

>> 61 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」6話まで終了。 真由子の兄がクズ過ぎて苛々する。そんなクズの骨髄が適合するとか、真由子は… 【2020秋ドラマ】

「さくらの親子丼」7話まで終了。

真由子はやっぱり「いいんだよ死んでも、生きててもいい事無いし」と言う。生きるなら、一度死んでから生まれ変わりたいと。そうなるよね。

岡林がフリースクールを疑い出し誤魔化していたさくらだが、意を決して本当の事を伝えに行く。
「特別な子達じゃない、自分の心を閉ざしているだけです。私達が普通に感じる事を知らないまま、大人になろうとしていた子達なんです」
ハチどりの事は口外しないが、更生施設の反対運動は止めないと言う岡林。
さくらの話を影でずっと聞いていた大樹は、翌朝父と口論をして叩かれたのを理由に、さくらにハチどりに置いて欲しいと言い出す。
純粋と言うか真っ直ぐなのね思考が。中から見て得る物は決して小さくは無いし、大樹の人生にとっても無駄にはならない筈。

希望と父親・浅尾との裁判話は父親の方に裏が有って、どうやら元市長が現市長憎しで次の選挙に浅尾を担ぎ出す為に、裏で色々手を回して浅尾に有利な証言をさせている様だ。
それでも希望が本当に虐待されていたのかという疑念は、まだ拭えない。次回出るみたいな母親絡みで、何かストーリーを編み出しているのではないか、頭のいい子だけに。

あと、拓真ねえ、自分が死ぬつもりでやるのが復讐って、相手は誰?ちょっと私の想像してた事とは違うのかな、話が。

演出=最知由暁斗


  • << 87 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」8話まで終了。 今回、希望の母・香織(西原亜希)は前市長・小野里の一人娘だと明かされた。小野里は二代続く市長の家系なので、希望の父・浅尾が地盤を継ぐ事になった様だ。ここで一つ疑問。浅尾は二朗なので長男ではないと思うのだが、何で婿養子に入らなかったのか。その事で香織には父親に対して、より心理的な負担が増したとかが有るのか? 希望が父親を訴えた理由は「ママを助けたかったから」 父親の暴力を受けていたのは母親で、希望が止めに入ると娘にも暴力を振るっていた。 香織は「お酒を飲むと荒れる。私の後ろに父の姿を見てるんです」と言い、裁判でそれを証言するとさくら達に約束するが、実際には暴力など無かったと証言。希望は「ママの嘘つき!バカヤロー」と泣き崩れる。 途中で雪乃が父親から呼び出され、怯えた感じでお金を渡すシーンが挟み込まれたが、恐らく雪乃はあの父親に幼い頃に無理矢理刺青を入れられた、その支配下に置かれた恐怖の記憶は、弁護士になった今も雪乃を支配している。 香織も同じなのではないか。父親から受けていた政治家を継ぐプレッシャーを引き受けてくれた夫の支配には逆らえない。今も続く背後にある父親からの圧力。 和解を拒否し親を捨てる覚悟を決めた希望は、さくらの親子丼を泣きながら食べて養護施設へと旅立った。切ないわ、本当に。 演出=最知由暁斗

No.73 20/11/29 17:32
匿名さん0 

>> 45 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」3話まで終了。 前後編の前編なので粗筋を。 元日本代表のバトミントン選手澤木… 【2020秋ドラマ】

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」4話まで終了。

よく“地獄から這い上がって来た男”とか形容するけど、夏帆(黒島結菜)が地獄の淵を掴み這い上がって来たのには笑ってしまった。

その執念と「静香を助けたいから生き返らせて!」という理由に免じて推理タイムを認められた夏帆は、「そのブレーキは壊れている」という沙羅の緩過ぎるヒント(笑)と、タイミング良く現れた幽霊父にも助けられ、皆が復帰に反対していたのは、天の邪鬼な夏帆はそうすれば奮起して復帰するだろうと考えたからと知る。

そして静香の残した3つのシャトルから、美輪コーチの漢字を知らなかった静香が、三羽(羽=シャトル)と教えてくれていたんだと気付く。
美輪が姉の恋人だったのは合っていて、夏帆が復帰すると姉が代表から弾き飛ばされるから、それが許せず怪我をさせようとしていたらしい。
歪(いびつ)な愛情で気持ち悪い。

確かに前回美輪だけが「復帰するな」みたいな事は言っていなかった様な気はするが、それがヒントだったとか言われても(誰も言ってないが(笑))分かるか~い、そんなもの(笑)

前回、前後編にした方が分かりやすくなるからいいみたいな事を書いたけど、中身が大した事無いと30分でもいいかなと思えてしまう。

演出=渡辺良雄

※日本シリーズの影響で番組が重なり当日の録画が出来なかった為、再放送分を録画して視聴。

No.74 20/11/29 18:16
匿名さん0 

>> 73 【2020秋ドラマ】

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」5話まで終了。

犯罪計画担当のオサム(R-指定)と暴力担当のツトム(一ノ瀬ワタル)のコンビは、1億貯まったら山分けする約束で貸金庫に預け、ドアの暗証番号はツトム、金庫の暗証番号はオサムしか知らない様にして、裏切りを防いでいた。

あと少しで“ツトムを殺して全額俺の物に”という所でオサムは死んだ。
閻魔堂に来たオサムに沙羅は「病死でもあり事故死でもあり他殺でもある」と言う。
頭を巡らせたオサムは、ツトムが最近付き合い始めたメイという女に操られ、自分の飲んでいたウイスキーに睡眠薬を入れ、自分も別に睡眠薬を飲んだオーバードーズが死因と推理する。

二人を殺しに戻った筈のオサムは逆に拷問に遭い、パスワードを言わされてしまう。
沙羅に「助けてくれ」と言うと、「貴方はもう死んでいる。これは貴方が生きていたら遭遇したであろう事の追体験。貴方は戻って来た二人に殺される。しかも時間が巻き戻ってこの苦痛を1万回受けるのです」
これがいわゆる無間地獄ってヤツなのかな?

オサムに依存し次にメイに依存するツトムのイメージが、「僕はどこから」の岡崎体育に少し重なった。
今回のは30分でもきっちり作られていたと思う。たださあ、中条あやみもR-指定も、台詞が聞き取り難くて困ったわあ。字幕のあるオンタイム迄起きてられないのよね、最近。

演出=石川慎一郎

  • << 86 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」6話まで終了。 昔ながらの暴力刑事・武部(村上淳)の振る舞いを、怯えた感じで見ながら動けない後輩刑事の森野(上川周作)。 冒頭のこの画を観た時に、何となく武部を刺し殺したのは森野なんじゃないかなって思った。二人の感性のこの落差は、後輩をスポイルし何かを切っ掛けに暴走するのでは?と。 「(森野は)毒が足らんわ」 「俺は狩りをするのが好きなだけや」 「俺は刑事にならへんかったら犯罪者になってたかもしれへん人間や」 傍若無人で独特のスタイルで、参考人でも遠慮無く追い詰めて行く武部。 それが森野を恐れさせ、森野の足りない筈の内面の毒を刺激し、犯罪に走る切っ掛けを与える事になってしまった。 森野は参考人・芳根の姉の恋人で、妹の犯行を知った姉は森野に助けを求め、証拠の隠蔽に手を貸した事から、武部に追い詰められる前にと犯罪はエスカレート、遂には武部迄殺してしまった。 沙羅のクイズに正解した武部は一命を取り留め、病院の食堂で車椅子姿で森野と対峙。図星を指され逆上して毒を吐き刺そうとする森野に、すっかり人が変わった武部は「俺の大失敗はお前とちゃんと向き合えへんかった事や」 脱力する森野は逮捕され、連行されながらまた武部に毒を吐く。 今回のは意外性のある展開と、村上淳と上川周作の好演も有り、今迄で一番面白かった。 演出=鈴木航

No.75 20/11/30 19:13
匿名さん0 

>> 62 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」7話まで終了。 今度は伯朗の父・一清の死に至る背景が佐代の口から語られた。 母の昔の写… 【2020秋ドラマ】

「危険なビーナス」8話まで終了。

何か色々な場面が散りばめられた割には、一清の脳への未承認治療の副作用として奇妙な図形が頭に浮かぶ様になった事、それはサヴァン症候群と類似した症状で、後天的にサヴァン症候群を作れると考えた康治と牧雄は研究していたが、一清の死で動物実験に切り替えるも成果は出ず、その後康治の強い希望でこの研究は取り止め、資料もどこに有るのか分からないという事しか話に進展は無く、散漫な印象しか残らなかった。

生前、禎子は康治から「貴重過ぎて手に余る物」を受け取ってしまったと佐代に打ち明けており、この事は勇磨にも話したので禎子の死後探し回ったが何も見付からず、今は康治の周囲を探している、勇磨と楓さんは共闘してますよと伯朗に話す佐代。

まどろっこしいが要するに「一清絡みのお宝」は禎子の手に渡り、禎子がどこかに隠してしまった(或いは廃棄?)、それが牧雄の探している資料かどうかはまだ分からないって事でいいのかな?

伯朗は楓を疑ったり信じたりの挙げ句、明人の部屋に二人が居て勇磨から「失せろ負け犬」と言われて愕然。

勇磨が盗聴器を仕掛けた後に誰かが楓を訪ねて来て、勇磨が「そういう事か」と言うシーンが前回有り、あの時に楓の素性がバレて共闘させられている、或いは楓が逆手に取って共闘する振りをして勇磨を利用している、のどちらかかな?

演出=北坊信一

  • << 88 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」9話まで終了。 えっと、今回の主役は中村アンですか? 伯朗のこんがらがった感情をテキパキと仕分けする姿は、まるでデキる秘書玉井みたいだったし、伯朗が蔭山にプレゼントした手作りシフォンケーキに妙に拘った楓の様子から、本当は伯朗が好きなのでは?と感じたアンテナの鋭さ、お人好しの伯朗が直ぐに楓の母親と信じた女性を、立て板に水なのは逆に怪しいと捉えた洞察力の深さ、そして楓に対して「楓さんを信じている副院長をこれ以上傷付けないで下さい」と頭を下げ、「嘘をついている様に見えますか?」と問われると「ええ、とても苦しそうです」と、楓の事まで気遣える懐の深さと優しさ。 蔭山くんが主役だったら、このドラマも2時間ドラマ×2(前後編)位で、ちゃちゃっと解決していたのにね(笑) 勇磨が見せた映像の明人は楓を「楓」と呼び、捕まった百合華には「楓さん」と言っていたので、間違いなく二人は夫婦ではない。鳥四季の女将は楓の母ではなく、恐らく仲間だろう。 私は過去に何回か書いた傍証を元に、やはり楓は警察官で、遺産絡みで明人の命(又は情報)を狙っている犯人を割り出す為に内偵している、そして勇磨には盗聴で成りすましがバレて、取引をさせられていると踏んでいる。 予告の「やっぱりあなたでしたか」は、小日向さん。只の叔父さん役なら小日向さんは呼ばないから。 演出=河野圭太

No.76 20/12/01 18:10
匿名さん0 

>> 63 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」7話まで終了。 前回と同じ脚本・演出コンビだったけど、今回は龍が、後回しにしていた掃除を徹底的… 【2020秋ドラマ】

「極主夫道」8話まで終了。

このドラマ4本目のモラル脚本。
うーん、今回は脇の人の人数と出番が多くて散漫な印象を受けた。

面白さは有るんだけど、龍が前面に出たり龍絡みの話だったりが少ないと、話があっちに飛んでこちょこちょ、こっちに飛んでこちょこちょで終わってしまうだけで、まとめてドーンと来る面白さ、分かりやすい笑いみたいな物に欠けてしまう様な気がする。

そんな中でも八竜会の設定と田中(MEGUMI)の弾けっぶりは面白かったので、龍とがっつり絡んだストーリーで観てみたいなと思った。
※あの灯りを落とした会議が醸し出す貫禄から一転、係員に「時間ですよ」と灯りを点けられ、ペコペコと主婦の顔に戻って愛想笑いする八竜会の面々という演出は笑った。

脚本=モラル 演出=内藤瑛亮


  • << 89 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」9話まで終了。 向日葵が同級生を突き飛ばして怪我をさせ、美久は叱るが龍は逃げ腰。 雅が話を聞くと、父親と血が繋がってない、お前が邪魔だってと言われ、突き飛ばしたと言う。 雅は兄貴は向日葵を大切に思っていると力説するが、龍は私が悪い事をしても叱らない、どうでもいいからかなと向日葵。 そんな事で悩んでいるなら、龍ちゃんがどんなに向日葵を愛しているのか分からせてあげると、美久と雅は向日葵を会長に預け、龍には誘拐されたと思わせる作戦を始めるが、龍の本気捜索に腰が引け、もういいだろうと向日葵を車に乗せて龍の待つ公園に連れて行くが、龍のカチコミで壊滅させられた恨みを持つ渡瀬組が雅を襲って倒し、向日葵を車ごと本当に誘拐してしまう。 助けたければ一人で来い!って事で、決戦は最終回のお楽しみ。 向日葵ちゃん、龍の気持ちが分からないって言ってる事は子供っぽいのに、達観している様なアンニュイな表情との落差が凄いわ。 ストーリーの芯はシリアスなので、小ネタでちょこちょこ笑わせてくれたが、手の込んだピタゴラ装置で最後にけん玉が雲雀のおでこに命中する件(くだり)と、情報屋の派手過ぎる“花魁のお京”を演じた水野美紀の個人芸が、くだらないんだけどここまで徹底的にやるとイチイチ面白くて、大笑いしてしまった。 演出=瑠東東一郎

No.77 20/12/01 18:53
匿名さん0 

>> 64 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」4話まで終了。 2クール(秋冬)放送なので新キャラ二人登場。 まず桑原の姉の忍(ともさ… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」5話まで終了。

まずあの里子の歯、あれは里子の手袋が見付かった場所をじいちゃんが捜し回って見付けた物で、鑑定はしていなかった。調べようと言う朝顔に「ごめんな、調べたくないんだ。もうこれでおしまいにしたい。俺が死ぬ迄調べるの待ってくれないか」とじいちゃん。胸を打つ言葉。もう納得したいんだよね、娘は居ないんだって。そう思って“今から逢えるね”って安らかに死にたいんだよね、きっと。じいちゃんの年齢で宙ぶらりんのままは辛過ぎる。

桑原のシーンは拳銃を所持していたのに単独行動というのは解せないが、発射後の銃口が聖奈の右後方を向いていたので、恐らくそっちに銃を構えた誰かが居たのだと思う。ただ予告の防カメ映像では二人しか映っていないみたいなので、どこかのドラマが好きな某公安の隠蔽とかが始まるのかしら。それこそ銃弾と進入角度を調べれば、どこから撃たれたかは割り出せる筈だけどね。それも工作する?

今回は二ヶ所で解剖が行われた為、結論に向けて無駄を省いた所見の提示が有り、深さは無いが分かりやすい展開になっていた。(体の不自由なお婆さんが枕元に薬を溜めていた話だけは、一体何日間枕カバーやシーツ交換をしなかったの?とは思ったけど)

※大じいじがつぐみの相手をするシーン、柄本明さんが好好爺その物でほっこりした。

演出=平野眞

  • << 90 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」6話まで終了。 なるほどね、あの防犯カメラの位置だと桐谷は見切れてしまうし、大雨で証拠の足跡や血液は洗い流されたから、刑事として相談に乗っていたと主張しても、聖奈とSNSで個人的なやり取りをしていたので、まずは桑原が疑われても仕方ない状況ではあった訳ね。 その上で解剖しても射入口と射出口が区別出来ない設定、脳を切り出しても桑原の方向から撃たれた事を示していた様で…。 朝顔は身元不明の焼死体を解剖するが、それが桐谷で死後焼却だから死亡時刻の特定が難しいのか、朝顔が割り出した時刻では皮肉にももう死んでいて桑原は桐谷を撃つ事は出来ない。 死者の声を聞く司法解剖が桑原の犯行を否定出来ない皮肉。 とは言っても監察医を描くドラマなので、いずれ朝顔が突破口を見出だすのだろう。 あまり長引かせない事を望む。 ※祖父の浩之は平に近い内に入院すると告げる。やっぱり“あの歯は里子”と自分を納得させて、残りの日々を安らかに過ごしたいのかなと思う。 ※藤堂夫妻の息子が体型は意表を突くかなりのぽっちゃり君、中身は博学の理論派で、そのアンバランスが面白かった。 演出=三橋利行

No.78 20/12/02 18:18
匿名さん0 

>> 50 【2020秋ドラマ】 「共演NG」4話まで終了。 夫・遠山を元カノの大園から略奪して結婚した雪菜は、二人の25年振りの恋人として… 【2020秋ドラマ】

「共演NG」5話まで終了。

昔役者志望だった間宮はそこそこ芝居が上手く、台詞も出番も増えて人気に。
大園を飲みに誘ったとわざわざ遠山に言って挑発するが、会った大園からははっきりと振られた上に「役者には役者にしか分からない感情が有るの」と言われ、全部の出番を終えて感じた素直な感情「やっぱり凄いですね、役者って」と遠山に伝えると、しみじみとした感じで「何かを演じている時しか生きている感じがしないんだ。だから時々、本当の自分が何なのか分からなくなる」と返される。

体調不良の出島は在宅の臨終で撮了する事になり、台詞は出島のアドリブ、受けもアドリブで撮影が行われた。
孫娘には「いつも味方だ」嫁には「自分の思うがままに生きなさい」そして息子役の小松には、父親から息子の成長を認める台詞に、師匠から弟子だった小松への思いを乗せて伝え、感じ取った小松も演技とリアルの境界線で言葉を発している様な言葉で応じ、一発OKの撮影となった。

そしてその後、撮影を見学し帰ろうとした遠山の車に大園が飛び込んで来て、泣きながら「役が抜けないの」と言い、遠山にしがみつく。遠山の言う「本当の自分が何なのか分からなくなる」状態に陥ってしまったのね。

その二人をパシャパシャ盗撮する雪菜が、超怖いんですけど…。
で、次回で最終回ってびっくり!ショーランナーはどうまとめるの?

演出=大根仁

  • << 91 【2020秋ドラマ】 「共演NG」全6話終了。 「役が抜けないの」と言って遠山の胸で泣いていた大園が突然顔を上げて「あっ、抜けた」「タクシーで帰る」って、急にサバサバとした感じになったのには笑った。切り替え早過ぎだろ(笑) 劇中劇の「殺したいほど愛してる」の方は、一緒に暮らし始めた譲治の部屋に有った自分に似た女性の写真が譲治の亡くなった妻だと知った浩子が、「妻は男に捨てられて私への罪悪感から手首を切って死んだ」と譲治から説明されても不信感が拭えず結局「殺したいほど愛してる」のに別れる事に。 リリカに情報収集させ、巧みに遠山達の事実を混ぜ込んだ台本に変更する市原。ギリギリの台本変更にキレた部長が「あんた一度も現場に来た事ないじゃないか」と怒鳴るのだが、反論せず現場のラストに立ち会った市原は車椅子姿だったという小さなどんでん返しはお見事。 撮了後に監督とアイドルの内田が、不倫を知っていた監督の妻に刺されるというスキャンダルが。妻に不倫情報を流したのは恐らく市原。数字になるならなりふり構わず、らしい。 初回を除けばほぼほぼ満足で面白かった。やっぱり真ん中の二人(中井・鈴木)が上手いとドラマは締まるね。 次回は市原が中心の特別編。劇中劇の舞台裏が語られるそうで楽しみ。 ※ちょいちょい的確な突っ込みを入れるアシP(小島藤子)がお気に入りだった。 演出=大根仁

No.79 20/12/02 22:55
匿名さん0 

>> 66 (続き) 「それで頭来て相手の人殴って刑務所に入ってた」 「父は自殺した。それなのに俺は生きてる。そんな奴なんです」 「ごめんなさい。… 【2020秋ドラマ】

「姉ちゃんの恋人」6話まで終了。

行こうとする真人の腕を掴む桃子。振り返った真人の哀しみを湛えた様な表情に、彼の困惑が見て取れた。こんなのは嫌ですと言う桃子に「ごめん」としか言えない真人の苦しさ。

叔父の川上は桃子に「反対?」と聞かれて「分かんねえ、俺壊れちゃった」
弟達は姉に何かが有った事は察知してみゆきに託し、みゆきは「反対する人が必要、親なら絶対反対する」「悔しかったら私に“だから言ったろ”って言われない様にしな」逃げ道は残しておいてあげる優しさにウルッて来た。

桃子は真人の中身を知れば知る程、どうしても事件の内容が真人の人間性と乖離していて納得出来なかったんだろうね。真人と観覧車に乗り、最後のお願いとして「本当の事を教えて下さい」と迫る。
やっぱり失いたくないと思ったのか、誠実には誠実で返さなければと思ったのか、真人の本音が何処に有ったのかは窺い知れないけど、一気に“自身を解放する真実”を涙を流しながら話す真人。桃子にはそれで十分だった。「私の恋人になって下さい」
真人が言葉で返せないまま観覧車は一周、やっと出た言葉が「も、もう一周する?」

こんな不器用だけど正直で誠実の塊みたいな男、やっぱり手放せないよね、不安は有ったとしても。

香里、やっぱり出て来るのね。真人の人生狂わせて、一体何を語るの?

演出=三宅喜重

  • << 92 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」7話まで終了。 二人は家族や親しい人に“付き合う事になった”報告をし、皆がそれぞれのスタイルで祝福してくれるのだが、印象的だったのは仕事中に二人が来て挨拶された、真人の母・貴子の反応かな。 桃子に頭を下げながら「真人の母です。よろ」迄言った所で自分が販促のサンタの着ぐるみだった事に気付いて慌てるという(笑) 何故かユーミンの「♪今日にかぎって~安いサンダルをはいてた」って歌を思い出してしまった。(シチュエーションは全く違うけど) みゆきがずっと悩んでいたのは会社(旅行代理店)が危なかったからなのね。とうとう倒産して失業。「社長泣いてみんなで泣いた」って、居心地の良い職場だったんだろうね。全部コロナ禍のせい。 そして遂に和輝と付き合っている事を桃子に告白。核心に迫る迄の言葉のチョイスが絶妙に上手かったね。 そして桃子は和輝に「(みゆきは)大切な親友だから半端な事をしたら許さない!」と、腹に一発軽く入れて交際を了承。 自分の気持ちに鈍感な高田と片想いの日南子も、やっとカップル成立! 高田はどうやらホームセンターの社長で、年内は自由にさせて貰う約束になっている様だ。(高田誠史は父?) そして香里が何を語るのかは次回に持ち越し。今からどうのこうのは無いと思うけど、二人の覚悟は試されるのかな? 演出=本橋圭太

No.80 20/12/02 23:28
匿名さん0 

>> 67 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」6話まで終了。 「気持ちってね、動いてないと腐るよ」と浅羽にココエブリイのバイトを… 【2020秋ドラマ】

「この恋あたためますか」7話まで終了。

もうすっかり恋愛模様の中弛み。

樹木に「君の気持ちには応えられない」とはっきりと言った浅羽。
樹木に対して思わせ振りな言動は有ったけど、現時点では北川が好きって事でいいのよね?だけど全然そう見えないからスッキリしないんだよね。浅羽がそんな感じだから、北川も常に樹木を意識して浅羽の気持ちを推し量って心が落ち着かない。幸せに見えない二人。

浅羽への気持ちにけりをつけ、一緒に居ると“ホッとして楽しい”誠の「俺と付き合って下さい」を受け入れる樹木。
「ホントに?」「ホントに」
「マジで?」「マジで」
「人生で一番嬉しい!」
ケーキのアイディアが出せないと言っていた誠が、樹木も納得のケーキを一から作れた。(見た目もgood)やれば出来るじゃない!これで店は継げるね。(←傷心で実家に戻りそうな予感)

新事業のコンビニカーが軽自動車使用で、まんま“とくし丸”だった(笑)
お仕事ドラマとしてのアイディアは枯渇しちゃったのかな?
どんどんつまらなくなって来ているね。

脚本=青塚美穂 演出=小牧桜

  • << 93 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」8話まで終了。 予算オーバーの企画しか出さない樹木は担当を外され、ベンダーキッチン立ち入り禁止で、本部の(どう見ても)雑用担当に。課長も新社長の圧力と樹木の雇用を守りたい気持ちの板挟みで、苦しいのよ。 頭では経費削減を理解していても、ケーキ作りで自分の思いに妥協はしたくない樹木。 キキかじりが更新されない事を気にする浅羽を更に気にする北川。 浅羽のコンビニカーへの積み込みを手伝う樹木、二人の姿を建物の影からじっと見ている北川。 ずっとこんな感じで何かもうウザい。 挙げ句の果てに浅羽に別れを告げ、鈍感な浅羽に「拓実はキキちゃんの事が好きだよ」と親切に教えてあげる始末。 そして誠には浅羽と別れた事を伝え、「何で?」と聞かれたら「分かってるくせに」と、暗にそっちも終わりよと御宣告。 「だから好きだけど別れたの」 良く言えば大人なんだろうけど、相撲で言えば樹木に不戦勝を与えた様なもの。 プライドが高い平和主義者なのね。 ※外へ買い物に行けないお年寄りに、コンビニカーで自由に選んで買える喜びを感じて貰いたい、というコンセプトはいいんだけど、出演している方がエキストラも含めて皆さんピンピンしていらして、ウォーキングにでも行きそうな感じなんですけど。 演出=岡本伸吾

No.81 20/12/04 21:58
匿名さん0 

>> 68 【2020秋ドラマ】 「七人の秘書」6話まで終了。 今回の冒頭の“恒例~小さな人助け”は、6人が水泳帰りでバスに同乗していたとい… 【2020秋ドラマ】

「七人の秘書」7話まで終了。

粟田口が萬達の動向を探る為にサランを私設秘書に勧誘、突破口を開く為に皆には告げずに受けたサラン。
懲らしめる対象がやっと本丸の粟田口になり、スムーズには行かない分、先の楽しみに期待が膨らむ。

7年前の萬が粟田口に嵌められた話、金にクリーンで融通の効かない萬が疎ましく思えたのなら、他の理由にかこつけてクビにすればいいだけの話なのに、何故危ない橋を渡って迄嵌めて刑務所送りにしたのか、イマイチ理解出来ない。
五月の旦那も、萬は「俺の逮捕の後、自殺した」と言ったのに対し、五月は「あの人は自殺する様な人じゃない、トカゲの尻尾切りをされた」と、自殺に見せ掛けて殺されたと思っている様で、こちらもイマイチよく分からない。

その部分はもう少し上手く作り込んで欲しかったとは思うけど、サランが重傷を負った恨みも加算され、萬がやっと重い腰を上げた様に見えるので、これで七人の秘書+運転手のお兄ちゃんVS.粟田口のせめぎ合いも面白くなりそうだな。

※今回のシム・ウンギョンの、千代と偽装絶縁する場面での目の演技は流石だった。
概して韓国ドラマはアップを多様するきらいが有り、その分役者も鍛えられるのか、目の演技や表情の作り方は上手い役者が多いと感じる。

演出=山田勇人


  • << 94 【2020秋ドラマ】 「七人の秘書」全8話終了。 “彼女達がその気になれば、この世を変える事だって出来る”←毎回冒頭に流れる岩下志麻のこのナレーションが、お寒く感じる内容のドラマだった。 5人が現役秘書だった前回迄だって、秘書である事が必要だったのか疑問だったけど、今回なんて4人クビになってから、それぞれが持ち寄った資料やデータを突き合わせて真相を突き止め、粟田口の秘書を抱き込んで萬が一芝居打ち、粟田口が墓穴を掘るのを皆で見て溜飲を下げるという、小さな一捻りは有ったけどいつもと大して変わらないお仕置きだった。 有能だなと思えたスキルは、サランのハッカーと不二子のアクションだけ。こんな事ならベタでもいいから、それぞれにもっと突出したスキルを与えて、元締めの萬をもっと頭の切れる男にして、様々なパターンのお仕置きを見せてくれる方がまだマシでスッキリしたと思う。 ※いつものゲストの役名に話数の数字を織り込む遊びの他に、軍団の不二子、三和、四朗、五月、七菜、千代、萬に、一男=お兄ちゃん、六都美=総理秘書、八雲=粟田口秘書を加えると一~八と千、萬になるという、中園ミホの好きな役名遊びが有った。 ※最後に突然出て来た天粕八太郎首相の秘書・鈴木六都美(岩下志麻)が、粟田口の後任はもう決めましたってオチは流石に笑えないわ。 演出=田村直己

No.82 20/12/05 17:49
匿名さん0 

>> 69 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」7話まで終了。 美雲が和馬に「あの日一日の記憶が無くなった」と嘘をついたのだが、あの“忘却ス… 【2020秋ドラマ】

「ルパンの娘」8話まで終了。

尊が「俺達はLの一族だ」と本当の事を教えた為、混乱した杏は和馬の実家に行ってしまう。
和馬は心肺停止になるが夢枕に円城寺が現れ♪君は大黒柱~とミュージカルを始めた事で息を吹き返す。

尊の秘策とは、まず巌に宗真を襲い屋敷に火を点けたのは、Lの一族の資料(最後の巻)を狙った盗賊だと語らせ、取り返す為に協力して欲しいと美雲に頼む事から始まった。
相手と戦い、トップの二人だけは逃がし、現場にはこれ迄の一族の戦利品を残す事で、世間には偽Lが本物と思わせ、自分達は安泰の日々を取り戻す、これが尊の狙いだった。

劣勢になった時に助けに来たのは何と、華の手作りLのスーツを着た杏!速いわ強いわ凄いぞ杏!その技何処で身に付けたとか、野暮な事は言わないの(笑)
一族はスーツと仮面を身に付けると百人力になるとかならないとか。

華とナターシャは1対1で戦い始めるが、ある瞬間ナターシャは急に動きを止め、走り去ってしまう。華から何かを察知した様な感じなのだが。
宗真の残した三雲家の家系図、尊のきょうだいと思われる盗賊の黒幕の玲とは誰なのか。ナターシャと玲との関係は?
早く知りたいけど、この続きはどうやら映画にて、になりそうだな。

今回の締めは両家参加の円城寺ミュージカル♪ケンカやめようよ~
そして次回は特別編円城寺物語、楽しみ!

演出=武内英樹

  • << 95 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」全9話終了。 円城寺に特化した特別編なのかと思っていたらそうではなくて、8話の続きも描かれていた。 偽Lのボスに着けたGPSの受信機の改良を、尊がわざわざ猿彦に頼む事で、渉には知られたくない秘密が有りそうと匂わせ、その答えは直した受信機で美雲が探し当てたてんとう虫の映像の中に有り、ボスを倒したナターシャが「申し訳ありません、玲様」と言い、美雲が「これがお祖父様の仇」と言ってる事。ボスの後方に玲が映っていたのだろうか? 華には父との遊び道具の記憶が有ったが、尊は知らなくて慌てて悦子とマツも一緒に話を合わせて匂わせた秘密の答えは、最後に尊が円城寺パパに言った「言える訳がない、華が盗まれた子供だったなんて」なのだが、盗まれたという言い方は少なくとも尊が盗んで来た訳ではない、それではどこから誰が何故尊の元へ?(渉は円城寺よりも一つ年上だけど、華が家に来た記憶とかは無いのかな?) 残念ながら本当の答えは全部映画に持ち越し。でも前回“映画やるよ”って宣伝して、こっちも予想は出来ていたから不快感は無くて、円城寺とパパのミュージカルも十分楽しめたから満足だった。やり方がスマートだね。 玲はマツの子供で華が玲の子供なら、マツが昔華の顔だった事の説明はつくんだけどね。 演出=西岡和宏

No.83 20/12/05 18:34
匿名さん0 

【2020秋ドラマ】

「記憶捜査2~新宿東署事件ファイル〜」全7話終了。

1の時は事件で腰を刺され車椅子生活になった鬼塚が、外に出なくても新宿の細かい記憶を頼りに事件を推理し、他の刑事や遠山が手足となって動いて解決するというスタイルで、2もそれは踏襲しているのだが、新宿の記憶で推理する必要性の無い事件でも、昔の新宿の写真を出し、車椅子から立ち上がって駆けて行く鬼塚のイメージ映像からの「そういうことか」というお約束は流されるので、“えっ関係無いじゃん”って思ってしまう時が有った。

6.7話のブラック観光バス会社の話なんて、新宿の街なんて関係ない話だったし。

ドラマとしては3.4話の新宿Iシティの話が一番面白かったな。

新宿に拘ると話が広がらないし変化も付けにくい、さりとてあのフォーマットに拘ると、話を広げた場合に矛盾が生じるし、ちょっと設定が詰んでる感じはするな。

演出=塚本連平(1.2.5話) 
   白川士(3.4.6.7話)

No.84 20/12/05 19:13
匿名さん0 

>> 70 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」6話まで終了。 杏が与論島のカフェで引導を渡した事で噂が広まり、彼女に追い出されてしまった… 【2020秋ドラマ】

「恋する母たち」7話まで終了。

丸太郎が引き受けるって言ったけど、まりは優子の空いているマンションの部屋を格安で借りてお引っ越し。
半年の資格停止懲戒処分を受け事務所をたたみタワマンも売り払って、プライドズタズタの夫は一々嫌味を言ってまりを苛つかせる。
繁秋は“あんな奴とは別れろ。俺が稼いで面倒を見るから、それ迄は実家に帰っていて”とまりに言う。男の子は男親に厳しい。駄目な面を見ると同性嫌悪が働くのかな。ブスッとしてた長男が、こんな事を言ってくれるなんて、母親冥利に尽きるよね。

丸太郎は最所の妻、あの丸太郎の再婚を潰していたヤバめな妻が死に、もう障害は無くなったから結婚しようとプロポーズ。
まりは「弱ってる夫は捨てられない、立ち直る迄待って」丸太郎は「任侠だね、惚れ直したよ」と言ってくれるが、この判断は吉と出るか凶と出るか。

まりは石渡母の会社のTVショッピングプレゼンターになり大好評、刺激を受けた繁樹は弁護士は諦め、公認会計士を目指すと言う。

相変わらず分からないのは斉木で、大学同期の事務所に身を寄せ、2年で一級建築士の資格を取るから側に居てくれと杏に言い、二人は結婚。大丈夫かこの男。

優子は“通いつめ作戦”で次々に難関の社長を落とし取引先を拡大しているが、その内体でも壊すんじゃないかなあ。

演出=吉田健

  • << 96 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」8話まで終了。 杏が貧乏くじを引いてる感じなのは斉木の中身(本心)が謎だから…という事で、今回は斉木の育ち(叔父の家で育ったから家族の優しさとか知らない)や、ちょっと偏った内面(杏の妊娠に喜び気の早いベビー用品の購入→流産とコロナ禍で余計に神経質になり杏を外に出さない)、優子の所に行った杏がもう帰って来ないんじゃないかと思い、かなり落ち込んで「俺ってずっと一人で生きて来たから意外と弱いんだ」と杏に吐露した不安定さ等を盛り込み、不安だけど斉木を包み込む杏みたいな感じに描いたが…、今回もまりに全部持って行かれてしまった。 テレビで人気になった事で更に綺麗になったまりに繁樹が欲情、翌日まりは丸太郎に関係を迫り戸惑いながらも応じる丸太郎。 その理由が“危険日だったから”。夫の子だと嫌だけど、好きな人の子供だと思えば育てられる。いやいや凄いわ、まりの思考は(笑) そして初志貫徹、繁樹が公認会計士の試験に合格したその瞬間、赤ちゃん(創=はじめ)を抱いたまりは「離婚して下さい。貴方が立ち直った日に言おうと思ってたの」 いやあ、“まりしか勝たん”わあ(笑) 優子とハジメは大人離婚、でも赤坂には伝えない。あの子と結婚する赤坂が知ったら…? ※記憶が戻ったらしい慎吾の好きな人って、杏の事かな? ※斉木の中で由香は無かった事なのか(笑) 演出=吉田健

No.85 20/12/06 13:35
匿名さん0 

>> 71 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」8話まで終了。 いやあ一気に話が飛んだねえ。 皆の前から姿を消してどれくらい時が経過した… 【2020秋ドラマ】

「35歳の少女」9話まで終了。

多恵はくも膜下出血と心不全。今村と愛美が駆け付けると、配信の時間だからと冷たく言って帰ってしまう望美。

達也に気を遣い過ぎる加奈に腹を立てた今村は達也の部屋のドアに体当たり。たまらず開けると説教が始まり、達也は「やりたくない事は直ぐ分かるのに、やりたい事は分からない」と、これ迄の不満や怒りを話しながら今村を殴り「小学校で俺の人生は終わったんだと泣く。
すっきりしたのか食卓に付き、やっと3人揃って食べる事に。
確かに前家族を引き摺り続けた今村も悪いが、その分達也を溺愛し達也が躓く度に擁護し、腫れ物に触る様に接して来た加奈にも、解決を長引かせた責任は同程度に有ると思う。

10歳の望美にずけずけ文句を言われる夢を見た望美は、配信が遅れた事に文句を言うコメントが並ぶPCを閉じ、思い出の図書室へ。そこで会った結人からあのカセットを渡され、望美が目覚めた日に喜びを吹き込んだ母の言葉を聴く。
望美が目覚めて家に戻ってから毎日の様に聴いていたカセットなのに、この母の録音だけ聴いていなかった設定って無理筋で、これを聴いて望美が母を目覚めさせる努力を始めたので、そこから先の目覚め、それぞれへの言葉、母の死の流れに素直に入り込む事が出来なかった。
望美を再生させる責任感から、感情を見せない女になったの?そこも極端過ぎて…。

演出=大谷太郎

  • << 97 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」全10話終了。 まず一番思ったのは望美と結人の台詞量多過ぎ。台詞を追うだけで疲れた。 次に思ったのは皆の仕事や人間関係が、一気に上手く行き過ぎ。 皆がそれぞれに積み重ねて来た苦悩が、全部安っぽく見えてしまった。 やっぱり8話のYouTuberは余計だった。 母が死ななきゃ分からない話が必要だったとしても、もっとやりようは有った筈だし、そもそも論として、いくら前例の無い様な子育てをする為に、多恵には心を武装する必要が有ったのだとしても、笑顔すら一度も見せず常に事務的に話す母親にする必要が有ったのか、それが疑問。 7話迄は先への期待も有ったから、それなりに集中して観ていたけど、8話のYouTuberで疑問を持ち、9話のママの録音でシラケてからは、だいぶ視聴するモチベーションが下がってしまった。 終わってみれば、いかにも最後の方でクラッシュする事の多い遊川作品らしかったなあって感じ。 結人の台詞「大事なのは正しいかどうかじゃなくて、自分の選んだ道を正しくする事なんじゃないのか?」確かにそうなんだけどね。ドラマからは伝わらなかったかな。 ※何がびっくりしたって、望美が契約社員じゃなくて正社員としてローカルの“どさんこTV”に入社した事。それは無いわ、有り得ない。 演出=猪股隆一

No.86 20/12/06 14:24
匿名さん0 

>> 74 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」5話まで終了。 犯罪計画担当のオサム(R-指定)と暴力担当のツトム(一ノ瀬ワタル)… 【2020秋ドラマ】

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」6話まで終了。

昔ながらの暴力刑事・武部(村上淳)の振る舞いを、怯えた感じで見ながら動けない後輩刑事の森野(上川周作)。

冒頭のこの画を観た時に、何となく武部を刺し殺したのは森野なんじゃないかなって思った。二人の感性のこの落差は、後輩をスポイルし何かを切っ掛けに暴走するのでは?と。

「(森野は)毒が足らんわ」
「俺は狩りをするのが好きなだけや」
「俺は刑事にならへんかったら犯罪者になってたかもしれへん人間や」
傍若無人で独特のスタイルで、参考人でも遠慮無く追い詰めて行く武部。
それが森野を恐れさせ、森野の足りない筈の内面の毒を刺激し、犯罪に走る切っ掛けを与える事になってしまった。

森野は参考人・芳根の姉の恋人で、妹の犯行を知った姉は森野に助けを求め、証拠の隠蔽に手を貸した事から、武部に追い詰められる前にと犯罪はエスカレート、遂には武部迄殺してしまった。

沙羅のクイズに正解した武部は一命を取り留め、病院の食堂で車椅子姿で森野と対峙。図星を指され逆上して毒を吐き刺そうとする森野に、すっかり人が変わった武部は「俺の大失敗はお前とちゃんと向き合えへんかった事や」
脱力する森野は逮捕され、連行されながらまた武部に毒を吐く。

今回のは意外性のある展開と、村上淳と上川周作の好演も有り、今迄で一番面白かった。

演出=鈴木航


  • << 98 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」7話まで終了。 前編なので粗筋を。 最初に沙羅が虐待されたみたいな少女に「見届けさせて頂きます。これからの生き様」って言ってたから、あら新パターン?って思ったら、いきなり35年後に飛び、少女は成長して空間デザイナーの新山律子(牧瀬里穂)になり、不登校の中学生の娘・美久(長澤樹=今15歳、今後跳ねるかも、要注目)との関係に悩んでいた。 律子を虐待していた母親は、金融業の川澄(徳井優)に一千万円の借金をして夜逃げ、不倫相手の社長の妻をメッタ刺しにして「切り裂き町子」と騒がれた女で、刑期を終えて律子の前に現れ金の無心をする。 口論の末に町子の頭をスマホで殴った律子は殺したと思うが(あれ一発で?うっそ~と思ったら)、律子がロープとか買い出しに出ている間に町子は家中を家探しで荒らして消えてしまう。(美久が帰ったら変なお婆さんがいた、誰?って聞いたら出て行った、あれが切り裂き町子?って言ってるだけなので、事実は分からないが) そして律子は川澄から電話で「美久には秘密がある」と誘い出され、誰かに腹を刺されて死に、沙羅に再会する。 冒頭の沙羅は、現世に生き返らせる初仕事だったそうで。(閻魔様の娘は不老なのね) 怪しいのは川澄だけど、誰かとグルになっているよね。次回が楽しみ。 演出=渡辺良雄

No.87 20/12/06 18:07
匿名さん0 

>> 72 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」7話まで終了。 真由子はやっぱり「いいんだよ死んでも、生きててもいい事無いし」と言う。生… 【2020秋ドラマ】

「さくらの親子丼」8話まで終了。

今回、希望の母・香織(西原亜希)は前市長・小野里の一人娘だと明かされた。小野里は二代続く市長の家系なので、希望の父・浅尾が地盤を継ぐ事になった様だ。ここで一つ疑問。浅尾は二朗なので長男ではないと思うのだが、何で婿養子に入らなかったのか。その事で香織には父親に対して、より心理的な負担が増したとかが有るのか?

希望が父親を訴えた理由は「ママを助けたかったから」
父親の暴力を受けていたのは母親で、希望が止めに入ると娘にも暴力を振るっていた。
香織は「お酒を飲むと荒れる。私の後ろに父の姿を見てるんです」と言い、裁判でそれを証言するとさくら達に約束するが、実際には暴力など無かったと証言。希望は「ママの嘘つき!バカヤロー」と泣き崩れる。

途中で雪乃が父親から呼び出され、怯えた感じでお金を渡すシーンが挟み込まれたが、恐らく雪乃はあの父親に幼い頃に無理矢理刺青を入れられた、その支配下に置かれた恐怖の記憶は、弁護士になった今も雪乃を支配している。
香織も同じなのではないか。父親から受けていた政治家を継ぐプレッシャーを引き受けてくれた夫の支配には逆らえない。今も続く背後にある父親からの圧力。

和解を拒否し親を捨てる覚悟を決めた希望は、さくらの親子丼を泣きながら食べて養護施設へと旅立った。切ないわ、本当に。

演出=最知由暁斗

  • << 99 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」9話まで終了。 5本のバナナを7人で、殴り合わずに(笑)カットして分け合う事を覚えた子供達の心の成長を喜ぶさくら達。 また真由子が倒れ、直ぐに骨髄移植が必要という事で、再び「あんなクズの骨髄は要らない」「生きて欲しいの」のやり取りからの、さくらと雪乃は拘置所でクズに土下座も馬鹿にされて帰路に。 真由子は大樹に頼み二人で街ブラ、思い出の体育館で真由子は兄にレイプされ続けた過去を告白、「だから私、死ぬ事にしたんだ」「そうか」と言って抱き締める大樹。 捜索中のさくらに見付かりハチドリの家に。「死んだ方がマシ」と荒ぶる真由子をみどりがひっぱたき…。彼女は親のDVから逃げて戻ったら弟が死んでた辛い過去がある様で、生きられるなら生きろと説得。 自分の減刑の為に移植を承諾したクズだが、真由子は拒否。桃子がクズに「拘置所に帰れ!」って言ったのにはスッキリしたけど、新しい抗癌剤治療で適合者が見付かる迄待つって、待った無しじゃ無かったの? 次回で最終回なのに、何話にも渡り真由子に尺を取り過ぎじゃないかな。朝子と父、拓真と母、雪乃と父の問題が手付かずで残っているんだけど、今回のみどり並みの短さで処理するの?3人共そんな簡単な話では無さそうなのに。 映画化の話が撮入直前にダメになった事と関係があるのかな? 演出=谷川功

No.88 20/12/07 15:19
匿名さん0 

>> 75 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」8話まで終了。 何か色々な場面が散りばめられた割には、一清の脳への未承認治療の副作用とし… 【2020秋ドラマ】

「危険なビーナス」9話まで終了。

えっと、今回の主役は中村アンですか?
伯朗のこんがらがった感情をテキパキと仕分けする姿は、まるでデキる秘書玉井みたいだったし、伯朗が蔭山にプレゼントした手作りシフォンケーキに妙に拘った楓の様子から、本当は伯朗が好きなのでは?と感じたアンテナの鋭さ、お人好しの伯朗が直ぐに楓の母親と信じた女性を、立て板に水なのは逆に怪しいと捉えた洞察力の深さ、そして楓に対して「楓さんを信じている副院長をこれ以上傷付けないで下さい」と頭を下げ、「嘘をついている様に見えますか?」と問われると「ええ、とても苦しそうです」と、楓の事まで気遣える懐の深さと優しさ。

蔭山くんが主役だったら、このドラマも2時間ドラマ×2(前後編)位で、ちゃちゃっと解決していたのにね(笑)

勇磨が見せた映像の明人は楓を「楓」と呼び、捕まった百合華には「楓さん」と言っていたので、間違いなく二人は夫婦ではない。鳥四季の女将は楓の母ではなく、恐らく仲間だろう。

私は過去に何回か書いた傍証を元に、やはり楓は警察官で、遺産絡みで明人の命(又は情報)を狙っている犯人を割り出す為に内偵している、そして勇磨には盗聴で成りすましがバレて、取引をさせられていると踏んでいる。
予告の「やっぱりあなたでしたか」は、小日向さん。只の叔父さん役なら小日向さんは呼ばないから。

演出=河野圭太

  • << 100 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」全10話終了。 ほぼほぼ前回の推測通り。 一清の描いた「寛恕の網」は、数学者にとっては素数の配列の秘密を解く鍵になるかもしれないお宝らしいのだが、小日向さんがあの滑舌の良さで取り憑かれた様に説明するので、全く頭に入って来なかった(笑) と言うかさあ、憲三が「ちょっと待ってくれ」と言った時に何故楓は憲三が視界に入る位置に移動しなかったの?いくら明人の妻に成り切っていたからって、要所要所では警察官の本能が出ていたんだから、当然今回も移動する場面だったよなあ。 まあ盗聴された事と言い、最初の頃の波恵達への尋問擬きの質問と言い、抜けてる感じも有ったから刑事としてはそんなに優秀な設定では無かったのかも。成り切り潜入は得意な設定らしいけど。 まあ起承転結の配分バランスの悪い脚本だったよね。そもそも全10話にする様な内容の作品では無かったんだと思う。 怪しさ擬きとハッタリだけで引き延ばした前半の時間を返してくれと言いたい位だ。 不評でもやり続けた妄想シーンは、伯朗と楓が素の二人で本心を伝え合うラストシーンに繋げたいが為だったのかもしれないが、それでも趣味の悪い演出としか思えなかった。 東野圭吾の作品がまさかの突っ込みドラマの素材として使われるとはね、思いもよらなかったわ(笑) 演出=佐藤祐市

No.89 20/12/07 18:18
匿名さん0 

>> 76 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」8話まで終了。 このドラマ4本目のモラル脚本。 うーん、今回は脇の人の人数と出番が多くて散漫… 【2020秋ドラマ】

「極主夫道」9話まで終了。

向日葵が同級生を突き飛ばして怪我をさせ、美久は叱るが龍は逃げ腰。
雅が話を聞くと、父親と血が繋がってない、お前が邪魔だってと言われ、突き飛ばしたと言う。
雅は兄貴は向日葵を大切に思っていると力説するが、龍は私が悪い事をしても叱らない、どうでもいいからかなと向日葵。

そんな事で悩んでいるなら、龍ちゃんがどんなに向日葵を愛しているのか分からせてあげると、美久と雅は向日葵を会長に預け、龍には誘拐されたと思わせる作戦を始めるが、龍の本気捜索に腰が引け、もういいだろうと向日葵を車に乗せて龍の待つ公園に連れて行くが、龍のカチコミで壊滅させられた恨みを持つ渡瀬組が雅を襲って倒し、向日葵を車ごと本当に誘拐してしまう。
助けたければ一人で来い!って事で、決戦は最終回のお楽しみ。

向日葵ちゃん、龍の気持ちが分からないって言ってる事は子供っぽいのに、達観している様なアンニュイな表情との落差が凄いわ。
ストーリーの芯はシリアスなので、小ネタでちょこちょこ笑わせてくれたが、手の込んだピタゴラ装置で最後にけん玉が雲雀のおでこに命中する件(くだり)と、情報屋の派手過ぎる“花魁のお京”を演じた水野美紀の個人芸が、くだらないんだけどここまで徹底的にやるとイチイチ面白くて、大笑いしてしまった。

演出=瑠東東一郎

  • << 101 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」全10話終了。 誘拐は「龍とママが私を騙そうとしている」と嘆いた向日葵に、「そう思うんだったらとことんやってみればいい」と会長が煽って始めた偽装誘拐だった。 話もだけど富士山をバックにしたロケ地が素敵で、心が洗われた。 龍のカチコミは、夢の中で風邪のエヘン虫に扮した極道と闘うシーンに落とし込み、美久の作った正体不明のスムージーを飲んで腹を下した龍が受診し、CT結果らしき事を話している医者と看護師の会話(持って3ヵ月か)を立ち聞きした田中が、仲間内に一斉に連絡した事から巻き起こる“龍の夢を叶えるプロジェクト”に繋げ、龍が周囲に与えた良い影響や、どれだけ皆に愛される存在になっていたかをたっぷりと描いてからの“勘違い”オチ。 このドラマの良さがたっぷりと詰まった展開だった。 大城山が電話で「始末」「殺してくれ」と言っていたのはゴキブリ駆除の事、医者が「持って3ヵ月か」と言っていたのは、龍が断られても黙って置いて行ったお礼の羊羮の賞味期限の事で、大城山も医者も普段使い慣れている言葉を使ったら聞き手が勘違いしたという、このドラマがずっと使って来た“龍の極道言葉で言う癖が誤解を招く”を踏襲していて、上手いなと思った。 ※今年は春と秋で真逆の主人公を演じた玉木宏の役者株、爆上げだったな。 演出=瑠東東一郎

No.90 20/12/08 22:19
匿名さん0 

>> 77 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」5話まで終了。 まずあの里子の歯、あれは里子の手袋が見付かった場所をじいちゃんが捜し回っ… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」6話まで終了。

なるほどね、あの防犯カメラの位置だと桐谷は見切れてしまうし、大雨で証拠の足跡や血液は洗い流されたから、刑事として相談に乗っていたと主張しても、聖奈とSNSで個人的なやり取りをしていたので、まずは桑原が疑われても仕方ない状況ではあった訳ね。

その上で解剖しても射入口と射出口が区別出来ない設定、脳を切り出しても桑原の方向から撃たれた事を示していた様で…。
朝顔は身元不明の焼死体を解剖するが、それが桐谷で死後焼却だから死亡時刻の特定が難しいのか、朝顔が割り出した時刻では皮肉にももう死んでいて桑原は桐谷を撃つ事は出来ない。

死者の声を聞く司法解剖が桑原の犯行を否定出来ない皮肉。

とは言っても監察医を描くドラマなので、いずれ朝顔が突破口を見出だすのだろう。
あまり長引かせない事を望む。

※祖父の浩之は平に近い内に入院すると告げる。やっぱり“あの歯は里子”と自分を納得させて、残りの日々を安らかに過ごしたいのかなと思う。

※藤堂夫妻の息子が体型は意表を突くかなりのぽっちゃり君、中身は博学の理論派で、そのアンバランスが面白かった。

演出=三橋利行

  • << 102 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」7話まで終了。 前回、視聴者には伏せられていた、聖奈がフラフラと歩いている防犯カメラの映像と、桐谷と思われる焼死体の右足首が消失していた件。聖奈のフラフラについては、あんな特殊なケースでは可能という事なので、警察が重要視していなかったのはまだ分かるが、右足首が無い件については、桑原の「桐谷の右足首を撃った」という証言に関わって来る事項なので、真っ先に県警が捜査しておくべきだったのではないか。 このドラマ、事件部分の脚本は弱いなあ。 ミスリードを誘う五十嵐監察官の存在は悪くは無かったけどね。 外では冷静沈着な姿しか見せない朝顔が、父の平にだけは感情を爆発させたり、「お父さん」「お父さん」と無駄絡みして甘えたり、素を見せるのが可愛い。 平は仙ノ浦に旅立ち、無実が証明された桑原は長野県の交番勤務に左遷。(理由は明かされなかったが、聖奈と個人的に連絡を取り合っていた事と、拳銃を所持したまま相棒を帰らせ、単独行動をした事が問題になったのだろう) 万木の家には朝顔とつぐみだけになってしまう。それで桑原の姉の忍を、無理筋にでも朝顔を近くで支える存在として登場させたかったのね、きっと。 ※前回の朝顔は、全シリーズを通して初めて視聴率が一桁(9.5%)に落ちた。視聴者と制作側とにズレが生じてるのかもね。 演出=平野眞

No.91 20/12/09 17:40
匿名さん0 

>> 78 【2020秋ドラマ】 「共演NG」5話まで終了。 昔役者志望だった間宮はそこそこ芝居が上手く、台詞も出番も増えて人気に。 大園… 【2020秋ドラマ】

「共演NG」全6話終了。

「役が抜けないの」と言って遠山の胸で泣いていた大園が突然顔を上げて「あっ、抜けた」「タクシーで帰る」って、急にサバサバとした感じになったのには笑った。切り替え早過ぎだろ(笑)

劇中劇の「殺したいほど愛してる」の方は、一緒に暮らし始めた譲治の部屋に有った自分に似た女性の写真が譲治の亡くなった妻だと知った浩子が、「妻は男に捨てられて私への罪悪感から手首を切って死んだ」と譲治から説明されても不信感が拭えず結局「殺したいほど愛してる」のに別れる事に。

リリカに情報収集させ、巧みに遠山達の事実を混ぜ込んだ台本に変更する市原。ギリギリの台本変更にキレた部長が「あんた一度も現場に来た事ないじゃないか」と怒鳴るのだが、反論せず現場のラストに立ち会った市原は車椅子姿だったという小さなどんでん返しはお見事。

撮了後に監督とアイドルの内田が、不倫を知っていた監督の妻に刺されるというスキャンダルが。妻に不倫情報を流したのは恐らく市原。数字になるならなりふり構わず、らしい。

初回を除けばほぼほぼ満足で面白かった。やっぱり真ん中の二人(中井・鈴木)が上手いとドラマは締まるね。
次回は市原が中心の特別編。劇中劇の舞台裏が語られるそうで楽しみ。

※ちょいちょい的確な突っ込みを入れるアシP(小島藤子)がお気に入りだった。

演出=大根仁

No.92 20/12/09 18:37
匿名さん0 

>> 79 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」6話まで終了。 行こうとする真人の腕を掴む桃子。振り返った真人の哀しみを湛えた様な表情に… 【2020秋ドラマ】

「姉ちゃんの恋人」7話まで終了。

二人は家族や親しい人に“付き合う事になった”報告をし、皆がそれぞれのスタイルで祝福してくれるのだが、印象的だったのは仕事中に二人が来て挨拶された、真人の母・貴子の反応かな。
桃子に頭を下げながら「真人の母です。よろ」迄言った所で自分が販促のサンタの着ぐるみだった事に気付いて慌てるという(笑)
何故かユーミンの「♪今日にかぎって~安いサンダルをはいてた」って歌を思い出してしまった。(シチュエーションは全く違うけど)

みゆきがずっと悩んでいたのは会社(旅行代理店)が危なかったからなのね。とうとう倒産して失業。「社長泣いてみんなで泣いた」って、居心地の良い職場だったんだろうね。全部コロナ禍のせい。
そして遂に和輝と付き合っている事を桃子に告白。核心に迫る迄の言葉のチョイスが絶妙に上手かったね。

そして桃子は和輝に「(みゆきは)大切な親友だから半端な事をしたら許さない!」と、腹に一発軽く入れて交際を了承。

自分の気持ちに鈍感な高田と片想いの日南子も、やっとカップル成立!
高田はどうやらホームセンターの社長で、年内は自由にさせて貰う約束になっている様だ。(高田誠史は父?)

そして香里が何を語るのかは次回に持ち越し。今からどうのこうのは無いと思うけど、二人の覚悟は試されるのかな?

演出=本橋圭太

  • << 104 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」8話まで終了。 謝りたい香里に「やめよう、それ」、幸せでいてくれたらいいと繰り返す真人。悪気はなくて本心なんだろうけど、ずっと偽証が心の澱の様になっていたと思われる香里にとっては、謝らせて貰えないのはきつかったのかなとは思う。 話す前には小刻みに震えていた真人の右手が、話し終わった時には普通の手に戻っていたのを確認した桃子。 もうこれで十分だと思ったけど、作者は真人にまた試練を与えた。 桃子とデート中に男二人に難癖をつけられ、殴られ蹴られ…それでも応戦はせずにひたすら桃子を守る事に徹する真人。 極限状態でも凶暴化はしないという事を、自分にも桃子にも示す事が必要だったから、このシーンを入れ込んだの? 岡田氏の意図は分からないけど、演出が雑でそっちの方が気になって。 昼間の河川敷、最初に謝っても殴られた場所も階段の上も、絶対に人通りが有るよね。怖くて助けには行けなくても、皆スマホは持っているんだから通報位はするだろう。何故そういう視点を無視する演出をするのか。 真人が警察が苦手なのは分かるが、被害届も出さず病院にも行かず、桃子宅のパーティーに直ぐ行く事を選んだ二人という演出も違和感。(あれだけ暴行を受けてピンピンしてるって、真人は不死身か!) ※警備員が高田に多分「社長!」って叫んでた。日南子はショックよねえ。 演出=本橋圭太

No.93 20/12/09 22:31
匿名さん0 

>> 80 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」7話まで終了。 もうすっかり恋愛模様の中弛み。 樹木に「君の気持ちには応えら… 【2020秋ドラマ】

「この恋あたためますか」8話まで終了。

予算オーバーの企画しか出さない樹木は担当を外され、ベンダーキッチン立ち入り禁止で、本部の(どう見ても)雑用担当に。課長も新社長の圧力と樹木の雇用を守りたい気持ちの板挟みで、苦しいのよ。

頭では経費削減を理解していても、ケーキ作りで自分の思いに妥協はしたくない樹木。

キキかじりが更新されない事を気にする浅羽を更に気にする北川。
浅羽のコンビニカーへの積み込みを手伝う樹木、二人の姿を建物の影からじっと見ている北川。
ずっとこんな感じで何かもうウザい。
挙げ句の果てに浅羽に別れを告げ、鈍感な浅羽に「拓実はキキちゃんの事が好きだよ」と親切に教えてあげる始末。

そして誠には浅羽と別れた事を伝え、「何で?」と聞かれたら「分かってるくせに」と、暗にそっちも終わりよと御宣告。
「だから好きだけど別れたの」
良く言えば大人なんだろうけど、相撲で言えば樹木に不戦勝を与えた様なもの。
プライドが高い平和主義者なのね。

※外へ買い物に行けないお年寄りに、コンビニカーで自由に選んで買える喜びを感じて貰いたい、というコンセプトはいいんだけど、出演している方がエキストラも含めて皆さんピンピンしていらして、ウォーキングにでも行きそうな感じなんですけど。

演出=岡本伸吾

  • << 105 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」9話まで終了。 新作「アップリン」の神子社長のダメ出しを受けて、ベンダーキッチンで北川、樹木、誠の3人が、美味しくなる素材の組み合わせを探って行くシーン、試食用の小さなスプーンを一舐めしては取り替えるのが既に懐かしかった。 浅羽はコンビニカーの事業計画をまとめ神子に事業部の新設を提案、急に器の大きくなった神子は事業計画を承認し、浅羽に部長として復帰する様に要請する。 こっちのお仕事は中身の描写が雑で、正に雰囲気だけって感じだけどね。 そしていよいよ誠が樹木の気持ちを確認する日…。中々聞けない誠が可愛くて。 「まこっちゃん、あたし…クリスマスは…」って言おうとした瞬間に、何故二人がここに居る事が分かったのか知らないが、ダッシュの浅羽が駆け込んで来て、なんたらかんたら言った後に「俺には君が必要だ!」 まあ浅羽は恋に鈍感だし自己中だから、誠に気を遣うなんてしないのは分かるけど、誠にとってどんな日か知ってて、それでも浅羽をけしかけた北川は結構残酷だわ。 このドラマで唯一感情移入出来るのがまこっちゃんなんで、ついつい北川には辛口になってしまうけど、どうもこの人は好きになれない。 コンビニカーの話になってからは自分としてはシラケちゃったんで、樹木が浅羽とどうなろうとどうでもいいんだけどね。 演出=大内舞子

No.94 20/12/12 00:04
匿名さん0 

>> 81 【2020秋ドラマ】 「七人の秘書」7話まで終了。 粟田口が萬達の動向を探る為にサランを私設秘書に勧誘、突破口を開く為に皆には告… 【2020秋ドラマ】

「七人の秘書」全8話終了。

“彼女達がその気になれば、この世を変える事だって出来る”←毎回冒頭に流れる岩下志麻のこのナレーションが、お寒く感じる内容のドラマだった。
5人が現役秘書だった前回迄だって、秘書である事が必要だったのか疑問だったけど、今回なんて4人クビになってから、それぞれが持ち寄った資料やデータを突き合わせて真相を突き止め、粟田口の秘書を抱き込んで萬が一芝居打ち、粟田口が墓穴を掘るのを皆で見て溜飲を下げるという、小さな一捻りは有ったけどいつもと大して変わらないお仕置きだった。

有能だなと思えたスキルは、サランのハッカーと不二子のアクションだけ。こんな事ならベタでもいいから、それぞれにもっと突出したスキルを与えて、元締めの萬をもっと頭の切れる男にして、様々なパターンのお仕置きを見せてくれる方がまだマシでスッキリしたと思う。

※いつものゲストの役名に話数の数字を織り込む遊びの他に、軍団の不二子、三和、四朗、五月、七菜、千代、萬に、一男=お兄ちゃん、六都美=総理秘書、八雲=粟田口秘書を加えると一~八と千、萬になるという、中園ミホの好きな役名遊びが有った。
※最後に突然出て来た天粕八太郎首相の秘書・鈴木六都美(岩下志麻)が、粟田口の後任はもう決めましたってオチは流石に笑えないわ。

演出=田村直己



No.95 20/12/12 10:32
匿名さん0 

>> 82 【2020秋ドラマ】 「ルパンの娘」8話まで終了。 尊が「俺達はLの一族だ」と本当の事を教えた為、混乱した杏は和馬の実家に行って… 【2020秋ドラマ】

「ルパンの娘」全9話終了。

円城寺に特化した特別編なのかと思っていたらそうではなくて、8話の続きも描かれていた。
偽Lのボスに着けたGPSの受信機の改良を、尊がわざわざ猿彦に頼む事で、渉には知られたくない秘密が有りそうと匂わせ、その答えは直した受信機で美雲が探し当てたてんとう虫の映像の中に有り、ボスを倒したナターシャが「申し訳ありません、玲様」と言い、美雲が「これがお祖父様の仇」と言ってる事。ボスの後方に玲が映っていたのだろうか?

華には父との遊び道具の記憶が有ったが、尊は知らなくて慌てて悦子とマツも一緒に話を合わせて匂わせた秘密の答えは、最後に尊が円城寺パパに言った「言える訳がない、華が盗まれた子供だったなんて」なのだが、盗まれたという言い方は少なくとも尊が盗んで来た訳ではない、それではどこから誰が何故尊の元へ?(渉は円城寺よりも一つ年上だけど、華が家に来た記憶とかは無いのかな?)

残念ながら本当の答えは全部映画に持ち越し。でも前回“映画やるよ”って宣伝して、こっちも予想は出来ていたから不快感は無くて、円城寺とパパのミュージカルも十分楽しめたから満足だった。やり方がスマートだね。

玲はマツの子供で華が玲の子供なら、マツが昔華の顔だった事の説明はつくんだけどね。

演出=西岡和宏

No.96 20/12/12 11:17
匿名さん0 

>> 84 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」7話まで終了。 丸太郎が引き受けるって言ったけど、まりは優子の空いているマンションの部屋を… 【2020秋ドラマ】

「恋する母たち」8話まで終了。

杏が貧乏くじを引いてる感じなのは斉木の中身(本心)が謎だから…という事で、今回は斉木の育ち(叔父の家で育ったから家族の優しさとか知らない)や、ちょっと偏った内面(杏の妊娠に喜び気の早いベビー用品の購入→流産とコロナ禍で余計に神経質になり杏を外に出さない)、優子の所に行った杏がもう帰って来ないんじゃないかと思い、かなり落ち込んで「俺ってずっと一人で生きて来たから意外と弱いんだ」と杏に吐露した不安定さ等を盛り込み、不安だけど斉木を包み込む杏みたいな感じに描いたが…、今回もまりに全部持って行かれてしまった。

テレビで人気になった事で更に綺麗になったまりに繁樹が欲情、翌日まりは丸太郎に関係を迫り戸惑いながらも応じる丸太郎。
その理由が“危険日だったから”。夫の子だと嫌だけど、好きな人の子供だと思えば育てられる。いやいや凄いわ、まりの思考は(笑)
そして初志貫徹、繁樹が公認会計士の試験に合格したその瞬間、赤ちゃん(創=はじめ)を抱いたまりは「離婚して下さい。貴方が立ち直った日に言おうと思ってたの」
いやあ、“まりしか勝たん”わあ(笑)

優子とハジメは大人離婚、でも赤坂には伝えない。あの子と結婚する赤坂が知ったら…?

※記憶が戻ったらしい慎吾の好きな人って、杏の事かな?
※斉木の中で由香は無かった事なのか(笑)

演出=吉田健

  • << 106 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」全9話終了。 「ごめん、筍は苦手なんだ」は言えないくせに「杏さんは強いよ…そして鬱陶しい」なんて平気で口にする男こそ鬱陶しいわッ。まあ杏に鬱陶しいか聞かれた慎吾が、「あまりにも真面目で完璧で自分が駄目な人間に思える時が有りました」って言う位だし、見ていて確かにウザい所は有ったけどね。 やっぱり女から見たら、夫が離婚をごねて困ってるまりに「籍より暮らし、一緒にいよう!」、それも慰謝料を請求されたら「払えばいいじゃん、裁判だって何だって受けて立つよ」という腹の据わった丸太郎の言葉、これはキラーワードだわ。 金欠でまりの身辺調査を続けられなかった上に、長男から「今のままじゃみんな不幸だよ」と諭されて、やっと離婚に応じた繁樹。(ごねたら山下のり子を弁護士に雇うってまりが言えば一発じゃんって突っ込みを入れて観てたけど、流石にそれは無かったね(笑)) やっと赤坂を落とした有馬、最後まで「林さんの前で式を挙げたい」とか優子を気にしていたのに実は…今も好きな不倫相手の子を妊娠していて、京大卒の赤坂は父親に相応しいから結婚するって、山下のり子より“ステルス”な分、こっちの方が怖いわ。立ち聞きして逃げ出して、優子にすがった赤坂が可愛かった。 そして優子の選択は本当の意味での「籍より暮らし」、結婚はしないけど一緒に暮らす事。 (続く)

No.97 20/12/12 23:35
匿名さん0 

>> 85 【2020秋ドラマ】 「35歳の少女」9話まで終了。 多恵はくも膜下出血と心不全。今村と愛美が駆け付けると、配信の時間だからと冷… 【2020秋ドラマ】

「35歳の少女」全10話終了。

まず一番思ったのは望美と結人の台詞量多過ぎ。台詞を追うだけで疲れた。
次に思ったのは皆の仕事や人間関係が、一気に上手く行き過ぎ。
皆がそれぞれに積み重ねて来た苦悩が、全部安っぽく見えてしまった。

やっぱり8話のYouTuberは余計だった。
母が死ななきゃ分からない話が必要だったとしても、もっとやりようは有った筈だし、そもそも論として、いくら前例の無い様な子育てをする為に、多恵には心を武装する必要が有ったのだとしても、笑顔すら一度も見せず常に事務的に話す母親にする必要が有ったのか、それが疑問。

7話迄は先への期待も有ったから、それなりに集中して観ていたけど、8話のYouTuberで疑問を持ち、9話のママの録音でシラケてからは、だいぶ視聴するモチベーションが下がってしまった。

終わってみれば、いかにも最後の方でクラッシュする事の多い遊川作品らしかったなあって感じ。

結人の台詞「大事なのは正しいかどうかじゃなくて、自分の選んだ道を正しくする事なんじゃないのか?」確かにそうなんだけどね。ドラマからは伝わらなかったかな。

※何がびっくりしたって、望美が契約社員じゃなくて正社員としてローカルの“どさんこTV”に入社した事。それは無いわ、有り得ない。

演出=猪股隆一


No.98 20/12/13 18:41
匿名さん0 

>> 86 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」6話まで終了。 昔ながらの暴力刑事・武部(村上淳)の振る舞いを、怯えた感じで見なが… 【2020秋ドラマ】

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」7話まで終了。

前編なので粗筋を。

最初に沙羅が虐待されたみたいな少女に「見届けさせて頂きます。これからの生き様」って言ってたから、あら新パターン?って思ったら、いきなり35年後に飛び、少女は成長して空間デザイナーの新山律子(牧瀬里穂)になり、不登校の中学生の娘・美久(長澤樹=今15歳、今後跳ねるかも、要注目)との関係に悩んでいた。
律子を虐待していた母親は、金融業の川澄(徳井優)に一千万円の借金をして夜逃げ、不倫相手の社長の妻をメッタ刺しにして「切り裂き町子」と騒がれた女で、刑期を終えて律子の前に現れ金の無心をする。
口論の末に町子の頭をスマホで殴った律子は殺したと思うが(あれ一発で?うっそ~と思ったら)、律子がロープとか買い出しに出ている間に町子は家中を家探しで荒らして消えてしまう。(美久が帰ったら変なお婆さんがいた、誰?って聞いたら出て行った、あれが切り裂き町子?って言ってるだけなので、事実は分からないが)

そして律子は川澄から電話で「美久には秘密がある」と誘い出され、誰かに腹を刺されて死に、沙羅に再会する。
冒頭の沙羅は、現世に生き返らせる初仕事だったそうで。(閻魔様の娘は不老なのね)

怪しいのは川澄だけど、誰かとグルになっているよね。次回が楽しみ。

演出=渡辺良雄

  • << 108 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」全8話終了。 前後編にした割には、律子が真相に辿り着く迄の推理の過程と、そこまでの証拠の提示が雑で残念だった。(同じ位の背丈の女がスマホで相手の後頭部を一発殴っただけで、人は死ぬものなのか。まあ打ち所の問題も有るだろうけど) 親友の野上は律子の為に弁護士に相談していたし、元夫が美久を引き取る話も、距離を置いて母子の関係を修復させたかったからとか後出しで沙羅に言われても、律子同様、視聴者もポカーンだわ。 町子とグルで律子に金をせびろうとしていた川澄は、都合良く雷に打たれて死んだそうで、律子は「美久と樹季君には関係ない話だから」と伝え、自分が町子を殺し遺棄した罪で出頭する。 気持ちを伝え合う事が下手な母子の悲しい結末だけど、ここまで行かないと本音で「愛している」と確認し合えないなんて、町子の虐待が律子に植え付けた性(さが)が、律子を通して美久にまで影響していた事を考えると、本当に町子の虐待は罪作りな物だった。 ※完成度が高くて面白かったのは村上淳の回、変化球だったけど面白かったのはR-指定の回だった。フォーマットとしては面白いので、脚本次第なんだけど続編は有ってもいいかな。 演出=渡辺良雄

No.99 20/12/13 19:17
匿名さん0 

>> 87 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」8話まで終了。 今回、希望の母・香織(西原亜希)は前市長・小野里の一人娘だと明かされた。… 【2020秋ドラマ】

「さくらの親子丼」9話まで終了。

5本のバナナを7人で、殴り合わずに(笑)カットして分け合う事を覚えた子供達の心の成長を喜ぶさくら達。

また真由子が倒れ、直ぐに骨髄移植が必要という事で、再び「あんなクズの骨髄は要らない」「生きて欲しいの」のやり取りからの、さくらと雪乃は拘置所でクズに土下座も馬鹿にされて帰路に。

真由子は大樹に頼み二人で街ブラ、思い出の体育館で真由子は兄にレイプされ続けた過去を告白、「だから私、死ぬ事にしたんだ」「そうか」と言って抱き締める大樹。
捜索中のさくらに見付かりハチドリの家に。「死んだ方がマシ」と荒ぶる真由子をみどりがひっぱたき…。彼女は親のDVから逃げて戻ったら弟が死んでた辛い過去がある様で、生きられるなら生きろと説得。

自分の減刑の為に移植を承諾したクズだが、真由子は拒否。桃子がクズに「拘置所に帰れ!」って言ったのにはスッキリしたけど、新しい抗癌剤治療で適合者が見付かる迄待つって、待った無しじゃ無かったの?

次回で最終回なのに、何話にも渡り真由子に尺を取り過ぎじゃないかな。朝子と父、拓真と母、雪乃と父の問題が手付かずで残っているんだけど、今回のみどり並みの短さで処理するの?3人共そんな簡単な話では無さそうなのに。
映画化の話が撮入直前にダメになった事と関係があるのかな?

演出=谷川功

  • << 109 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」全10話終了。 拓真は中学時代にイジメられていて、味方であって欲しかった母にまで「強くなりなさい」と突き放された事で感情が憎悪に転じ、ネットで拳銃を購入。それを見た母は暴力的になった息子を止められないと知り、寝ている時に首を締め、死んだと思って自分も飛び降り自殺を図った。 復讐の同窓会の日、拓真はまず母の病室に行き、拳銃を構えて引き金を引こうとするが、別の患者のスマホから、ハチドリの家のスタッフが誕生日プレゼントでくれたオルゴールと同じメロディー「さくら」が流れた事で思いとどまる。ハチドリの家での経験と、スタッフや仲間との思い出が憎悪を上回った瞬間だった。 ヤクザの父親に無理に連れ戻された朝子の家の前に、雨が降ってもずっと立ち続ける雪乃。根負けした朝子が部屋に入れ、着替えを渡すと見える刺青。驚く朝子に自分の過去を話し、二人は二人にしか分からない“あるある話”で心を通わせる。 この展開は無理が無くて良かったし、梨花の時よりコタンとして少し成長した雪乃も見る事が出来て、ちょっとしんみりもしたんだけど…その後の朝子のヤクザ父とのバトルは突飛過ぎて笑ってしまった。 あれだけ殴る蹴るの暴行を受けたんだから、ゴルフクラブを振り回したってバチは当たらないわと思うけど、高そうな骨董品をぶっ壊しまくって、ヤクザ父を唖然とさせたのはお見事! (続く)

No.100 20/12/13 22:30
匿名さん0 

>> 88 【2020秋ドラマ】 「危険なビーナス」9話まで終了。 えっと、今回の主役は中村アンですか? 伯朗のこんがらがった感情をテキパ… 【2020秋ドラマ】

「危険なビーナス」全10話終了。

ほぼほぼ前回の推測通り。
一清の描いた「寛恕の網」は、数学者にとっては素数の配列の秘密を解く鍵になるかもしれないお宝らしいのだが、小日向さんがあの滑舌の良さで取り憑かれた様に説明するので、全く頭に入って来なかった(笑)

と言うかさあ、憲三が「ちょっと待ってくれ」と言った時に何故楓は憲三が視界に入る位置に移動しなかったの?いくら明人の妻に成り切っていたからって、要所要所では警察官の本能が出ていたんだから、当然今回も移動する場面だったよなあ。

まあ盗聴された事と言い、最初の頃の波恵達への尋問擬きの質問と言い、抜けてる感じも有ったから刑事としてはそんなに優秀な設定では無かったのかも。成り切り潜入は得意な設定らしいけど。

まあ起承転結の配分バランスの悪い脚本だったよね。そもそも全10話にする様な内容の作品では無かったんだと思う。
怪しさ擬きとハッタリだけで引き延ばした前半の時間を返してくれと言いたい位だ。

不評でもやり続けた妄想シーンは、伯朗と楓が素の二人で本心を伝え合うラストシーンに繋げたいが為だったのかもしれないが、それでも趣味の悪い演出としか思えなかった。

東野圭吾の作品がまさかの突っ込みドラマの素材として使われるとはね、思いもよらなかったわ(笑)

演出=佐藤祐市


No.101 20/12/14 18:55
匿名さん0 

>> 89 【2020秋ドラマ】 「極主夫道」9話まで終了。 向日葵が同級生を突き飛ばして怪我をさせ、美久は叱るが龍は逃げ腰。 雅が話を聞… 【2020秋ドラマ】

「極主夫道」全10話終了。

誘拐は「龍とママが私を騙そうとしている」と嘆いた向日葵に、「そう思うんだったらとことんやってみればいい」と会長が煽って始めた偽装誘拐だった。
話もだけど富士山をバックにしたロケ地が素敵で、心が洗われた。

龍のカチコミは、夢の中で風邪のエヘン虫に扮した極道と闘うシーンに落とし込み、美久の作った正体不明のスムージーを飲んで腹を下した龍が受診し、CT結果らしき事を話している医者と看護師の会話(持って3ヵ月か)を立ち聞きした田中が、仲間内に一斉に連絡した事から巻き起こる“龍の夢を叶えるプロジェクト”に繋げ、龍が周囲に与えた良い影響や、どれだけ皆に愛される存在になっていたかをたっぷりと描いてからの“勘違い”オチ。

このドラマの良さがたっぷりと詰まった展開だった。

大城山が電話で「始末」「殺してくれ」と言っていたのはゴキブリ駆除の事、医者が「持って3ヵ月か」と言っていたのは、龍が断られても黙って置いて行ったお礼の羊羮の賞味期限の事で、大城山も医者も普段使い慣れている言葉を使ったら聞き手が勘違いしたという、このドラマがずっと使って来た“龍の極道言葉で言う癖が誤解を招く”を踏襲していて、上手いなと思った。

※今年は春と秋で真逆の主人公を演じた玉木宏の役者株、爆上げだったな。

演出=瑠東東一郎

No.102 20/12/15 19:02
匿名さん0 

>> 90 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」6話まで終了。 なるほどね、あの防犯カメラの位置だと桐谷は見切れてしまうし、大雨で証拠の… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」7話まで終了。

前回、視聴者には伏せられていた、聖奈がフラフラと歩いている防犯カメラの映像と、桐谷と思われる焼死体の右足首が消失していた件。聖奈のフラフラについては、あんな特殊なケースでは可能という事なので、警察が重要視していなかったのはまだ分かるが、右足首が無い件については、桑原の「桐谷の右足首を撃った」という証言に関わって来る事項なので、真っ先に県警が捜査しておくべきだったのではないか。
このドラマ、事件部分の脚本は弱いなあ。
ミスリードを誘う五十嵐監察官の存在は悪くは無かったけどね。

外では冷静沈着な姿しか見せない朝顔が、父の平にだけは感情を爆発させたり、「お父さん」「お父さん」と無駄絡みして甘えたり、素を見せるのが可愛い。

平は仙ノ浦に旅立ち、無実が証明された桑原は長野県の交番勤務に左遷。(理由は明かされなかったが、聖奈と個人的に連絡を取り合っていた事と、拳銃を所持したまま相棒を帰らせ、単独行動をした事が問題になったのだろう)

万木の家には朝顔とつぐみだけになってしまう。それで桑原の姉の忍を、無理筋にでも朝顔を近くで支える存在として登場させたかったのね、きっと。

※前回の朝顔は、全シリーズを通して初めて視聴率が一桁(9.5%)に落ちた。視聴者と制作側とにズレが生じてるのかもね。

演出=平野眞

  • << 111 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」8話まで終了。 ま~た最後に要らんシーンを入れて来た。 大竹しのぶはやっぱり上手い役者だから、目付きもガラッと変わって、取り憑かれているみたいな感じも少し入っていて、怖いんだよね。 てか美幸さん、番号全部押してた?演出がわざと曖昧にしていて、顔がアップに切り替わる瞬間に、プッシュボタンを押す音が2回だけは聞こえたんだけど。 ひょっとして里子の携帯番号にかけて、繋がらないのに喋りかけているとかなのかしら。 あと桑原は“ほとぼりが冷める迄の研修期間って事になってる”って姉の忍が言ってたけど、それで長野の交番勤務って、普通は採用された県警(神奈川)管轄のどこかの交番に飛ばされるんじゃないの? まあ伊東の復職、忍の年齢オーバーと、やりたい放題だから気にもしてないのか。 つぐみちゃんはシーズン2になって台詞量もかなり増えて来たけど、普通の子がそこに居て普通に喋っている様な台詞回しで、演技が本当に自然だから凄いなと思う。 何か楽しみはつぐみちゃんだけになってしまっていて、最近の内容には少しがっかり。 ※平も独り暮らしになったら料理はしなくなっちゃったの?何か侘しいし、ちょっと老けた感じもする。 演出=阿部雅和

No.103 20/12/16 00:37
匿名さん0 

>> 102 【訂正】

「監察医 朝顔」7話まで終了。


視聴率9.5%は今回の第7話

前回の第6話は視聴率11.4%で、第1シリーズから第2シリーズの第6話迄は、ずっと二桁台の視聴率を維持していた。

No.104 20/12/16 22:54
匿名さん0 

>> 92 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」7話まで終了。 二人は家族や親しい人に“付き合う事になった”報告をし、皆がそれぞれのスタ… 【2020秋ドラマ】

「姉ちゃんの恋人」8話まで終了。

謝りたい香里に「やめよう、それ」、幸せでいてくれたらいいと繰り返す真人。悪気はなくて本心なんだろうけど、ずっと偽証が心の澱の様になっていたと思われる香里にとっては、謝らせて貰えないのはきつかったのかなとは思う。
話す前には小刻みに震えていた真人の右手が、話し終わった時には普通の手に戻っていたのを確認した桃子。
もうこれで十分だと思ったけど、作者は真人にまた試練を与えた。

桃子とデート中に男二人に難癖をつけられ、殴られ蹴られ…それでも応戦はせずにひたすら桃子を守る事に徹する真人。
極限状態でも凶暴化はしないという事を、自分にも桃子にも示す事が必要だったから、このシーンを入れ込んだの?

岡田氏の意図は分からないけど、演出が雑でそっちの方が気になって。
昼間の河川敷、最初に謝っても殴られた場所も階段の上も、絶対に人通りが有るよね。怖くて助けには行けなくても、皆スマホは持っているんだから通報位はするだろう。何故そういう視点を無視する演出をするのか。
真人が警察が苦手なのは分かるが、被害届も出さず病院にも行かず、桃子宅のパーティーに直ぐ行く事を選んだ二人という演出も違和感。(あれだけ暴行を受けてピンピンしてるって、真人は不死身か!)

※警備員が高田に多分「社長!」って叫んでた。日南子はショックよねえ。

演出=本橋圭太

  • << 112 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」全9話終了。 安達家のクリスマスパーティーの中で、桃子の「恒例のヤツ行きますか!」に反応して一人だけプレゼントを取りに行き、朝輝に「あっ、それはまだ」と言われ、「あっ、ごめんなさい」と真人が慌てて戻し皆が笑うシーン、桃子の家族に溶け込む初めの一歩みたいな感じで良かったなあ。 あと今までは母親だけを守れば良かったけど、好きな人が増えたら心配も増えて、自分のせいで皆が嫌な思いをしないといいなあって凄く思うって真人が言うシーンも、真人の様に特殊なケースではなくても、後から家族に加わるってそういう覚悟も必要なんだなあって改めて思った。 家族みたいな人も呼んでいい、ホームセンター閉店後のクリスマスパーティーを抜け出し、桃子と真人の距離がグッと近付くきっかけとなった大きなもみの木の前での、ぎこちないファーストキス。 そして車にはまだ乗れないけど、それ以外の“桃子の妄想デート”を叶えてあげる真人。 真人の突然の“桃子”呼びにオッ?という顔をしながら微笑む桃子に、桃子はフワフワフニャフニャした例えば俺みたいな男と結婚する方がいいかもねと、以前の桃子の、“私みたいな女と付き合った方がいい”へのアンサープロポーズ。 何か「勝手にイチャコラやってろ!」と声を掛けたくなる位、初々しくて可愛らしい二人にニヤニヤしてしまった。 (続く)

No.105 20/12/16 23:36
匿名さん0 

>> 93 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」8話まで終了。 予算オーバーの企画しか出さない樹木は担当を外され、ベンダーキッチン… 【2020秋ドラマ】

「この恋あたためますか」9話まで終了。

新作「アップリン」の神子社長のダメ出しを受けて、ベンダーキッチンで北川、樹木、誠の3人が、美味しくなる素材の組み合わせを探って行くシーン、試食用の小さなスプーンを一舐めしては取り替えるのが既に懐かしかった。

浅羽はコンビニカーの事業計画をまとめ神子に事業部の新設を提案、急に器の大きくなった神子は事業計画を承認し、浅羽に部長として復帰する様に要請する。
こっちのお仕事は中身の描写が雑で、正に雰囲気だけって感じだけどね。

そしていよいよ誠が樹木の気持ちを確認する日…。中々聞けない誠が可愛くて。
「まこっちゃん、あたし…クリスマスは…」って言おうとした瞬間に、何故二人がここに居る事が分かったのか知らないが、ダッシュの浅羽が駆け込んで来て、なんたらかんたら言った後に「俺には君が必要だ!」

まあ浅羽は恋に鈍感だし自己中だから、誠に気を遣うなんてしないのは分かるけど、誠にとってどんな日か知ってて、それでも浅羽をけしかけた北川は結構残酷だわ。

このドラマで唯一感情移入出来るのがまこっちゃんなんで、ついつい北川には辛口になってしまうけど、どうもこの人は好きになれない。

コンビニカーの話になってからは自分としてはシラケちゃったんで、樹木が浅羽とどうなろうとどうでもいいんだけどね。

演出=大内舞子

  • << 114 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」全10話終了。 前回、北川に「拓実は樹木が好きよ」と気付いていなかった自分の本心を教えて貰った浅羽が駆け込んで来なかったら、あの時樹木は「まこっちゃん、あたし…クリスマスは…」の後に、「まこっちゃんと一緒に過ごす」って言うつもりだった。 そこまでの気持ちの整理は、彼女なりにつけていた。 ああ、それなのに…自分に突進して来た浅羽の「俺には君が必要だ!」で、あっけなく翻意。 まあね、こうなる事は最初から分かってはいたけど、何かここまでの流れと、誠以外の3人の性格設定にイマイチ共感出来なかった事も有って、仕事部分の描き方が雑になるに連れて、ドラマへの興味も段々と薄れて行ってしまった。 オリジナルという事なので、やはり脚本家が力不足だったのだと思う。 初主演の森七菜は、円らな瞳がチャームポイントでも有り、子供っぽく見られてしまうという意味ではウイークポイントにも成り得ると思う。 今回は当て書きみたいな役柄だったので、それでもギリギリ及第点だったとは思うが、はっきり言って主役を張るオーラは全く感じられないので、ひたすら演技力を磨きキャリアを積んで女優として大成するという道を歩んで欲しい。使い捨てにされない様にね。 演出=岡本伸吾

No.106 20/12/20 12:11
匿名さん0 

>> 96 【2020秋ドラマ】 「恋する母たち」8話まで終了。 杏が貧乏くじを引いてる感じなのは斉木の中身(本心)が謎だから…という事で、… 【2020秋ドラマ】

「恋する母たち」全9話終了。

「ごめん、筍は苦手なんだ」は言えないくせに「杏さんは強いよ…そして鬱陶しい」なんて平気で口にする男こそ鬱陶しいわッ。まあ杏に鬱陶しいか聞かれた慎吾が、「あまりにも真面目で完璧で自分が駄目な人間に思える時が有りました」って言う位だし、見ていて確かにウザい所は有ったけどね。

やっぱり女から見たら、夫が離婚をごねて困ってるまりに「籍より暮らし、一緒にいよう!」、それも慰謝料を請求されたら「払えばいいじゃん、裁判だって何だって受けて立つよ」という腹の据わった丸太郎の言葉、これはキラーワードだわ。
金欠でまりの身辺調査を続けられなかった上に、長男から「今のままじゃみんな不幸だよ」と諭されて、やっと離婚に応じた繁樹。(ごねたら山下のり子を弁護士に雇うってまりが言えば一発じゃんって突っ込みを入れて観てたけど、流石にそれは無かったね(笑))

やっと赤坂を落とした有馬、最後まで「林さんの前で式を挙げたい」とか優子を気にしていたのに実は…今も好きな不倫相手の子を妊娠していて、京大卒の赤坂は父親に相応しいから結婚するって、山下のり子より“ステルス”な分、こっちの方が怖いわ。立ち聞きして逃げ出して、優子にすがった赤坂が可愛かった。
そして優子の選択は本当の意味での「籍より暮らし」、結婚はしないけど一緒に暮らす事。
(続く)

No.107 20/12/20 12:47
匿名さん0 

>> 106 (続き)

一番驚いたのは杏がいつの間にか「宅建」と、かなり難関の「不動産鑑定士」の資格を取っていた事で(大卒で直ぐに慎吾と結婚した設定だった。不動産屋にパート勤めしながらコツコツ勉強してたの?再婚してもあの不動産屋勤めをしていて、そんな描写は1秒も無かった筈だけどね)、更に驚いたのは斉木が勤めている建築事務所に乗り込んで、大声で結婚生活は駄目だったけど仕事で斉木さんの人生に関わっていたいと叫び、資格を取ったばかりなのに独立が決まっている(最早呆れ…)斉木は、杏には何も言わずに「秘書 石渡杏」という名刺を勝手に作っていて、一歩間違えばお互いにストーカーなのに実はお似合いだったなんて、雑な展開に口あんぐりだったわ。

こんなに主役が蔑ろにされるドラマも珍しいわ(笑)マックスは与論島のロケ迄なんて。
ドラマとしては周辺人物も含めて最初から最後迄まりの所が引っ張って、後半からは優子の所も好感度アップしたのに、杏の所は低空飛行のままだった。

※杏「鬱陶しいでしょ?苦しいでしょ?」
斉木「苦しいよ。杏が笑わなくなった事が…」と泣くシーン。好感度を上げる千載一遇のチャンスだったのに、小泉孝太郎の演技力が無さ過ぎて、只の駄々っ子にしか見えなかったのは残念。
ホント木村佳乃は貧乏くじを引いちゃったわな。
まっ、まりパートで十分楽しめたからいいけどさ。

演出=福田亮介

No.108 20/12/20 18:37
匿名さん0 

>> 98 【2020秋ドラマ】 「閻魔堂沙羅の推理奇譚」7話まで終了。 前編なので粗筋を。 最初に沙羅が虐待されたみたいな少女に「見… 【2020秋ドラマ】

「閻魔堂沙羅の推理奇譚」全8話終了。

前後編にした割には、律子が真相に辿り着く迄の推理の過程と、そこまでの証拠の提示が雑で残念だった。(同じ位の背丈の女がスマホで相手の後頭部を一発殴っただけで、人は死ぬものなのか。まあ打ち所の問題も有るだろうけど)

親友の野上は律子の為に弁護士に相談していたし、元夫が美久を引き取る話も、距離を置いて母子の関係を修復させたかったからとか後出しで沙羅に言われても、律子同様、視聴者もポカーンだわ。

町子とグルで律子に金をせびろうとしていた川澄は、都合良く雷に打たれて死んだそうで、律子は「美久と樹季君には関係ない話だから」と伝え、自分が町子を殺し遺棄した罪で出頭する。
気持ちを伝え合う事が下手な母子の悲しい結末だけど、ここまで行かないと本音で「愛している」と確認し合えないなんて、町子の虐待が律子に植え付けた性(さが)が、律子を通して美久にまで影響していた事を考えると、本当に町子の虐待は罪作りな物だった。

※完成度が高くて面白かったのは村上淳の回、変化球だったけど面白かったのはR-指定の回だった。フォーマットとしては面白いので、脚本次第なんだけど続編は有ってもいいかな。

演出=渡辺良雄

No.109 20/12/20 19:10
匿名さん0 

>> 99 【2020秋ドラマ】 「さくらの親子丼」9話まで終了。 5本のバナナを7人で、殴り合わずに(笑)カットして分け合う事を覚えた子供… 【2020秋ドラマ】

「さくらの親子丼」全10話終了。

拓真は中学時代にイジメられていて、味方であって欲しかった母にまで「強くなりなさい」と突き放された事で感情が憎悪に転じ、ネットで拳銃を購入。それを見た母は暴力的になった息子を止められないと知り、寝ている時に首を締め、死んだと思って自分も飛び降り自殺を図った。

復讐の同窓会の日、拓真はまず母の病室に行き、拳銃を構えて引き金を引こうとするが、別の患者のスマホから、ハチドリの家のスタッフが誕生日プレゼントでくれたオルゴールと同じメロディー「さくら」が流れた事で思いとどまる。ハチドリの家での経験と、スタッフや仲間との思い出が憎悪を上回った瞬間だった。

ヤクザの父親に無理に連れ戻された朝子の家の前に、雨が降ってもずっと立ち続ける雪乃。根負けした朝子が部屋に入れ、着替えを渡すと見える刺青。驚く朝子に自分の過去を話し、二人は二人にしか分からない“あるある話”で心を通わせる。
この展開は無理が無くて良かったし、梨花の時よりコタンとして少し成長した雪乃も見る事が出来て、ちょっとしんみりもしたんだけど…その後の朝子のヤクザ父とのバトルは突飛過ぎて笑ってしまった。

あれだけ殴る蹴るの暴行を受けたんだから、ゴルフクラブを振り回したってバチは当たらないわと思うけど、高そうな骨董品をぶっ壊しまくって、ヤクザ父を唖然とさせたのはお見事!
(続く)

No.110 20/12/20 19:33
匿名さん0 

>> 109 (続き)
朝子も一番高そうな壺をぶっ壊してニヤリ。「さっ、帰ろう」と雪乃。いつの間にか朝子ちゃんじゃなくて朝子呼びに。
これで二人ともクズの父親の呪縛から解き放たれていればいいなと願うばかりだ。

ヤクザ父は雪乃の気っ風の良さに惚れて訴えず、朝子もハチドリに預けると桃子に頭を下げに来たとか。(自分も暴行してるしね)

尺が足りるのか心配だったけど、何とか収めたね。ただ真由子に時間を使い過ぎだったなという印象は否めない。バランスが悪かったな。

あと放送時間の問題もね。大人に考えて欲しいんだろうけど、中高生にも観て貰いたいから、学校休みの昼間とか夕方にぜひ再放送をして欲しいと思う。

脚本の清水さんと主演の真矢さんには、ライフワークとしてずっと続けて行って欲しい。

演出=谷川功


No.111 20/12/21 22:56
匿名さん0 

>> 102 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」7話まで終了。 前回、視聴者には伏せられていた、聖奈がフラフラと歩いている防犯カメラの映… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」8話まで終了。

ま~た最後に要らんシーンを入れて来た。
大竹しのぶはやっぱり上手い役者だから、目付きもガラッと変わって、取り憑かれているみたいな感じも少し入っていて、怖いんだよね。
てか美幸さん、番号全部押してた?演出がわざと曖昧にしていて、顔がアップに切り替わる瞬間に、プッシュボタンを押す音が2回だけは聞こえたんだけど。
ひょっとして里子の携帯番号にかけて、繋がらないのに喋りかけているとかなのかしら。

あと桑原は“ほとぼりが冷める迄の研修期間って事になってる”って姉の忍が言ってたけど、それで長野の交番勤務って、普通は採用された県警(神奈川)管轄のどこかの交番に飛ばされるんじゃないの?
まあ伊東の復職、忍の年齢オーバーと、やりたい放題だから気にもしてないのか。

つぐみちゃんはシーズン2になって台詞量もかなり増えて来たけど、普通の子がそこに居て普通に喋っている様な台詞回しで、演技が本当に自然だから凄いなと思う。
何か楽しみはつぐみちゃんだけになってしまっていて、最近の内容には少しがっかり。

※平も独り暮らしになったら料理はしなくなっちゃったの?何か侘しいし、ちょっと老けた感じもする。

演出=阿部雅和

  • << 120 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」9話まで終了。(9話は54分拡大) ホームドラマの部分では、唐突に平が道の方向が分からなくなり「えっ?認知症?」とびっくりしたんだけど、その後は普通の平に戻ったので、あれは何だったのかなと思っていたら、最後に電話相手の朝顔に「じゃあな、里子。朝顔によろしく」って…、認知症の始まり?記憶障害? これが以前の朝顔のモノローグ「もう二度と父と会えなくなるのではと胸騒ぎがした」の答え合わせなの? 観察医の部分では、医学生のアルバイト・牛島の未熟な正義感が引き起こした“検体の顔写真流出事件”に朝顔が怒り、言葉は冷静だけど失望と怒りは見開いた目に込めて牛島に説教するシーンがメインで、まあ上野樹里の演技力は認めるが、そもそも論として牛島は医学を学んでいるなら守秘義務についても知っている筈だし、その上で法医学教室では犯罪の被害者、変死等、外部に漏れてはいけない情報も扱っていて、アルバイトも情報を知りうる立場に置いているのだから、本来であれば採用する時に茶子なり藤堂なりが、徹底的に教え込まなければいけない事なのだ。 教育はちゃんとしていたのか?その疑問の方が先に立ってしまったので、上野樹里の熱演も正面から受け止める事が出来なかった。 責任を問われたのか(元々辞める感じは有ったけど)茶子が辞職したけど、それは当然だろうとしか思えなかった。 (続く)

No.112 20/12/24 12:28
匿名さん0 

>> 104 【2020秋ドラマ】 「姉ちゃんの恋人」8話まで終了。 謝りたい香里に「やめよう、それ」、幸せでいてくれたらいいと繰り返す真人。… 【2020秋ドラマ】

「姉ちゃんの恋人」全9話終了。

安達家のクリスマスパーティーの中で、桃子の「恒例のヤツ行きますか!」に反応して一人だけプレゼントを取りに行き、朝輝に「あっ、それはまだ」と言われ、「あっ、ごめんなさい」と真人が慌てて戻し皆が笑うシーン、桃子の家族に溶け込む初めの一歩みたいな感じで良かったなあ。
あと今までは母親だけを守れば良かったけど、好きな人が増えたら心配も増えて、自分のせいで皆が嫌な思いをしないといいなあって凄く思うって真人が言うシーンも、真人の様に特殊なケースではなくても、後から家族に加わるってそういう覚悟も必要なんだなあって改めて思った。

家族みたいな人も呼んでいい、ホームセンター閉店後のクリスマスパーティーを抜け出し、桃子と真人の距離がグッと近付くきっかけとなった大きなもみの木の前での、ぎこちないファーストキス。
そして車にはまだ乗れないけど、それ以外の“桃子の妄想デート”を叶えてあげる真人。
真人の突然の“桃子”呼びにオッ?という顔をしながら微笑む桃子に、桃子はフワフワフニャフニャした例えば俺みたいな男と結婚する方がいいかもねと、以前の桃子の、“私みたいな女と付き合った方がいい”へのアンサープロポーズ。
何か「勝手にイチャコラやってろ!」と声を掛けたくなる位、初々しくて可愛らしい二人にニヤニヤしてしまった。
(続く)

No.113 20/12/24 13:02
匿名さん0 

>> 112 (続き)
桃子の夢は朝の食卓に真人母もみゆきも座って皆でワイワイ食事をする事、つまり皆で同居するって事だよね、多分。
流石に現実的には無理が有ると思うけど、桃子が「集合!」って声を掛ければ反射的(笑)に皆が集まる、そんな家族にはなりそうな気はする。

「生きるって事は幸せに片思いし続ける事なのかもしれない」和輝にナレーションで言わせた作者からのメッセージ、色々な意味に取れるし考えさせられるなあ。

真人の過去に何が有ったのかが明かされる迄は、ドラマとしては若干隔靴掻痒の感が有り、林遣都のナイーブな演技に惹かれて観ていた部分も有ったのだが、過去が明かされてからの怒涛の盛り上がりと家族が繋がって行く過程、そして職場も含めた謎の一体感にすっかり魅せられてしまった。

ある意味理想の物語に近いのだが、コロナ禍の今だからこそ伝える意味の有るドラマだったと思う。
そして岡田惠和氏、流石だなと…。

※悟志は社長の息子でクリスマスイブに新社長に就任、それまでは中から勉強したいと一社員を装い働いていた、そして無口な警備員は本当は悟志の秘書だったという設定。彼もじっと現場の社員の声に耳を傾けて悟志に報告していたのかもね。だから喋らない設定(笑)

演出=三宅喜重

No.114 20/12/24 23:07
匿名さん0 

>> 105 【2020秋ドラマ】 「この恋あたためますか」9話まで終了。 新作「アップリン」の神子社長のダメ出しを受けて、ベンダーキッチンで… 【2020秋ドラマ】

「この恋あたためますか」全10話終了。

前回、北川に「拓実は樹木が好きよ」と気付いていなかった自分の本心を教えて貰った浅羽が駆け込んで来なかったら、あの時樹木は「まこっちゃん、あたし…クリスマスは…」の後に、「まこっちゃんと一緒に過ごす」って言うつもりだった。
そこまでの気持ちの整理は、彼女なりにつけていた。
ああ、それなのに…自分に突進して来た浅羽の「俺には君が必要だ!」で、あっけなく翻意。

まあね、こうなる事は最初から分かってはいたけど、何かここまでの流れと、誠以外の3人の性格設定にイマイチ共感出来なかった事も有って、仕事部分の描き方が雑になるに連れて、ドラマへの興味も段々と薄れて行ってしまった。

オリジナルという事なので、やはり脚本家が力不足だったのだと思う。

初主演の森七菜は、円らな瞳がチャームポイントでも有り、子供っぽく見られてしまうという意味ではウイークポイントにも成り得ると思う。
今回は当て書きみたいな役柄だったので、それでもギリギリ及第点だったとは思うが、はっきり言って主役を張るオーラは全く感じられないので、ひたすら演技力を磨きキャリアを積んで女優として大成するという道を歩んで欲しい。使い捨てにされない様にね。

演出=岡本伸吾

No.115 20/12/26 17:23
匿名さん0 

>> 10 【2020秋ドラマ】 「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」4話まで終了。 初回のレビューで『観たとしてもレビューは今回だ… 【2020秋ドラマ】

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」全12話終了。

社内コンペで部長の心の声を利用した事から自己嫌悪に陥り、遂に黒沢に“魔法使い”の事を打ち明ける安達。
関係を持てば魔法使いではなくなる(対等になる)からと言う安達を気遣った黒沢は「俺達もうここで止めておこうか」

安達は元の孤独な生活に戻り、黒沢とは殆ど話をしない仲になった。

二人の仲がバレバレだった藤崎には「自分が答えを出した自分を好きでいなければ、相手も納得出来ないのでは?」
同志だった柘植には「気持ちに魔法は関係ない。結局自分がどうしたいかだ」
それぞれに背中を押され、“約束の地”だったアントンビルの屋上に駆け上がる安達。
黒沢も現れ、一気に黒沢を失いたくないと本心を話す安達を抱き締める。
そして本当なら渡すつもりだったと言って(それでも持っていたのね)、跪いてパカッ。どう見ても細長い。指輪は安達が嫌がると思って…ペアの万年筆だった。
結ばれた二人。

もう黒沢は会社でもイチャコラしたくてたまらない。安達の顔を見てはニコニコ、万年筆を見せて合図、そして遂にエレベーターでキス(ドアが閉まりギリギリ見せない)、でもこれが本作らしくていい。

このドラマが女性を中心に支持され、視聴満足度が高いというのも頷ける。
視聴後に優しい気持ちにさせてくれる魔法使いドラマだった。

演出=風間大樹

No.116 20/12/26 18:09
匿名さん0 

「2020秋ドラマのまとめ①」

1位「ルパンの娘(2)」
個別レス参照。
続編はオリジナルには勝てない(落ちる)とはよく言われるが、本作はドラマの質は保ちながら、ミュージカル部分をストーリー展開に上手く絡ませたり作り込んだりでパワーアップ、エンタメとしても十分に楽しませてくれた。

2位「共演NG」
個別レス参照。
初回はせっかくの中井貴一と鈴木京香の組み合わせなのに、それが十分に生かされずがっかりしたのだが、2話目からは脇も含めた役者の芝居のぶつかり合いに惹かれ、最後迄満足出来る仕上がりになっていた。

3位「姉ちゃんの恋人」
個別レス参照。
全話として捉えると、起承転結の起承部分にもう少し工夫が欲しかったかな。転結に関しては満足。

【他にハマった作品】
「極主夫道」
脚本にバラつきが有ったのは惜しかったが、とにかく面白くてハマった。

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」
これぞ良い意味での雰囲気ドラマ。絶妙なキャスティングと丁寧な心理描写と綺麗な画。これは本当にプロデューサーの勝利。


【今期の演技MIP】
これはもう「姉ちゃんの恋人」の林遣都一択。2話目で視聴率が一気に3ポイントも落ちて、どうなる事かという状況だったが、そこを下支えして次へ次へと繋いだのは林遣都のナイーブな演技だったと思っている。素晴らしかった。

No.117 20/12/26 18:23
匿名さん0 

「2020秋ドラマのまとめ②」

全話観たドラマの平均視聴率(%)

「七人の秘書」14.5
「危険なビーナス」11.5
「この恋あたためますか」9.5
「極主夫道」9.2
「35歳の少女」9.1
「恋する母たち」8.6
「姉ちゃんの恋人」7.6
「ルパンの娘」5.7
以下平均視聴率不明
「共演NG」
「記憶捜査(2)」
「さくらの親子丼」
「閻魔堂沙羅の推理奇譚」
「チェリまほ」


※1クールを越えるドラマ、3話以下のドラマは除く。

※視聴率は関東地区の世帯視聴率。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)

No.118 20/12/26 18:28
匿名さん0 

2020年秋ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?

番組名/+ポイント

危険なビーナス/+4.0
七人の秘書/+2.8
35歳の少女/+2.5
極主夫道/+2.0
恋する母たち/+1.5


(注)自分が全話視聴済みのドラマで、ワンクール以内で4話以上のドラマが対象。視聴率不明のドラマは対象外。

No.119 20/12/26 19:01
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(曜日順)

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」
「青のSP学校内警察・嶋田隆平」
「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」
★「ホリミヤ」
「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」
★「おじさまと猫」
「にじいろカルテ」
「知ってるワイフ」
「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」
「警視庁強行犯係 樋口顕」
「ドリームチーム」
「俺の家の話」
★「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」
★「直ちゃんは小学三年生」
「レッドアイズ警視捜査班」
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」
「書けない!?~脚本家吉丸佳佑の筋書きのない生活~」
「六畳間のピアノマン」
「ここは今から倫理です。」
「その女、ジルバ」
「天国と地獄~サイコな2人~」
「君と世界が終わる日に」

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
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以下は視聴中
2クール後半放送(シーズン枠外)
「監察医 朝顔」
「24 JAPAN」

  • << 166 【2021冬ドラマ】 視聴中のドラマの初期評価(曜日順) ※放送回数が1話~3話とバラ付き有り ※☆5がハマってる状態、☆4が面白い、☆3が普通、☆2が何かが足りない、☆1が離脱するかも 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」☆☆ 「青のSP学校内警察・嶋田隆平☆☆☆☆ 「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」☆☆ 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」☆ 「おじさまと猫」☆☆☆☆☆ 「にじいろカルテ」☆☆☆☆ 「知ってるワイフ」☆☆☆☆☆ 「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」☆☆ 「警視庁強行犯係 樋口顕」☆☆☆ 「ドリームチーム」☆☆☆ 「俺の家の話」☆☆☆☆☆ 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」☆☆☆☆☆ 「直ちゃんは小学三年生」☆☆☆☆ 「レッドアイズ警視捜査班」☆☆☆ 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」☆☆☆ 「書けない!?~脚本家吉丸佳佑の筋書きのない生活~」☆☆☆ 「ここは今から倫理です。」☆☆☆☆ 「その女、ジルバ」☆☆☆☆☆ 「天国と地獄~サイコな2人~」☆☆☆☆☆ 「君と世界が終わる日に」☆☆ ※「六畳間のピアノマン」「神様のカルテ」「ホリミヤ」は放送開始待ち ※他に「ミヤコが京都にやって来た!」を視聴中だが、放送エリアが少ない為評価からは除外←秋の京都が素敵なのと佐々木蔵之介が上手くて継続視聴中

No.120 20/12/29 19:25
匿名さん0 

>> 111 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」8話まで終了。 ま~た最後に要らんシーンを入れて来た。 大竹しのぶはやっぱり上手い役者… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」9話まで終了。(9話は54分拡大)

ホームドラマの部分では、唐突に平が道の方向が分からなくなり「えっ?認知症?」とびっくりしたんだけど、その後は普通の平に戻ったので、あれは何だったのかなと思っていたら、最後に電話相手の朝顔に「じゃあな、里子。朝顔によろしく」って…、認知症の始まり?記憶障害?
これが以前の朝顔のモノローグ「もう二度と父と会えなくなるのではと胸騒ぎがした」の答え合わせなの?

観察医の部分では、医学生のアルバイト・牛島の未熟な正義感が引き起こした“検体の顔写真流出事件”に朝顔が怒り、言葉は冷静だけど失望と怒りは見開いた目に込めて牛島に説教するシーンがメインで、まあ上野樹里の演技力は認めるが、そもそも論として牛島は医学を学んでいるなら守秘義務についても知っている筈だし、その上で法医学教室では犯罪の被害者、変死等、外部に漏れてはいけない情報も扱っていて、アルバイトも情報を知りうる立場に置いているのだから、本来であれば採用する時に茶子なり藤堂なりが、徹底的に教え込まなければいけない事なのだ。
教育はちゃんとしていたのか?その疑問の方が先に立ってしまったので、上野樹里の熱演も正面から受け止める事が出来なかった。
責任を問われたのか(元々辞める感じは有ったけど)茶子が辞職したけど、それは当然だろうとしか思えなかった。
(続く)

No.121 20/12/29 19:55
匿名さん0 

>> 120 (続き)
美幸の里子への電話は…、やっぱり独り語りだったみたい。美幸も大震災で夫と娘を亡くしていて、あのプリペイドカードは夫の形見で、折に触れて電話を掛けている(掛ける真似をしている)という設定で。
平への執着は好きだからなのか、遺族として分かり合えるからなのか、その両方なのか。

桑原は刑事部長の失点隠しの為に“自主降格”を強要されそうになったが、タイミング良くあの五十嵐監察官が現れ刑事部長のルール違反を指摘、事なきを得る。(刑事部長が桑原は交換教養中だから、神奈川県警の所属ではないとか言ってたぞ。忍のあの発言と微妙に違うんだけど)

※朝顔とつぐみが大じいじの見舞いに。「廊下は走らない!」と言われたら早歩きをするつぐみ(笑)でも鼻チューブに繋がれた大じいじの見慣れない姿に足がすくみ、隣にいたじいじの足にしがみ付いて離れない。このシーンは幼い子のあるあるで、共感した人が多かったと思う。

浩行は翻意してあの歯を調べて欲しいと朝顔に預けたけど、朝顔は平と話し合って保留にしてた。浩行はあれが娘か分からないまま亡くなりそうな気配だな。

演出=平野眞

  • << 129 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」新春SP(次回が10話なので、これは通常枠には含まれない)54分拡大 朝顔が監察医の研修医だった8年前と、つぐみを出産した5年前と、平が移住する少し前と、3つの時間軸を行き来する作りで、切り替わった時に少し戸惑うが、観ていればいつの話かは分かるので苦にはならなかった。 朝顔が現場主義になったきっかけは、初解剖助手の時に納得が行かない朝顔に検視官の伊東が掛けた言葉「現場見に行けば?」だった事や、本編ではすっ飛ばされていたつぐみの「後追い期」に朝顔が悩まされていた事等も知る事が出来たのは良かった。 あと今回、刑事達は法医学教室に来て事件の話はするが野毛山署内の描写は無くて、この方が見やすい事が分かった。朝顔達が推測も交えた死因等の真相を明らかにすると、どうやって犯人に辿り着いたのか等は省略して「逮捕しました」で終わっちゃうんだから、警察署の描写なんて要らないし、キャストもあんなに必要ないわな。 今回も二番目の案件の設定が雑と言うか有り得なさ過ぎと言うか…。娘の結婚式当日の未明、自宅前に赤の他人が倒れていたら縁起が悪いからって、父親が通報もせずに別の場所に引き摺って行って放置するって、精神鑑定が必要な位の事をよくサラッと書けるよなあ。 演出=三橋利行

No.122 21/01/07 19:42
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」(TX・ソケット・製作委員会)脚本=ふじきみつ彦 他 出演=草刈正雄、小関裕太、武田玲奈、東根作寿英、平山浩行、高橋ひとみ、升毅、神木隆之介(声の出演) 他(小関、平山は初回は出演無し)

桜井海の漫画原作。《ドラマパラビ・30分枠》(全話数不明)

1年前に妻(高橋す)を亡くし、今だに失意のまま独り暮らしをしているイケオジの神田(草刈)が、偶然が結んだ縁で、ペットショップで売れ残っていたエキゾチックショートヘアのブサカワ猫を飼う事になるという話。

事前に番組のHPで写真を見たら、猫がぬいぐるみだったのでどうかなと不安に思いながら観たのだが、映像で観ると目鼻口首等が滑らかに動き、そこに神木隆之介のアフレコが乗って猫の感情を伝えてくれるので、違和感は無く物語の中に入って行けた。
最初猫はロボットなのかなと思ったのだが、エンドロールを読むと「人形操演プーク」と有ったので、これは操り人形の技術を使ったぬいぐるみなのだと分かった。

神田が猫を抱き上げた時に足がダラーっとしていたのがちょっと気になったのだが、次回から神田の家で生活し動き回る様になった時に、プロの皆さんがどう操演するのか楽しみだ。

中身はほっこりするドラマなので、視聴継続は決定!

演出=椿本慶次郎

  • << 133 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」2話まで終了。 神田の家での生活。キャリーから中々出て来ない猫。私一人だから大丈夫だよと言われて安心して神田に駆け寄る時の足の動きがやや不自然だったが、気になったのはそこだけで表情の様々な動きは演技をしているのに等しく、猫の感情がびんびん伝わって来て台詞と相まって泣きそうになった。 出会いが幸福だからという理由で“ふくまる”と名付けられた猫くん。 昼間の幸福感が有るから余計に寝る前は妻の事を思い出し、「何故居ないんだ」と落ち込んでしまう神田。 気配を察したふくまるが添い寝をしてくれて、神田は妻を亡くしてから初めて朝迄ぐっすり眠ったと言う。 この、猫がベッドに潜り込んでから朝目覚めた神田が、まだ舌をチョコって出して寝ている猫に「ふくまるのおかげだね」と声を掛けるまでのシーンにグッと来てやられてしまった。 やる気も出てYAMAHAピアノ教室の先生に応募して採用される神田。(HPによると妻が亡くなる前は世界的なピアニストだったらしく、実技面接をした担当者の方が恐縮していた) がさつな親友の小林(升)はしつこい抱き方でふくまるに嫌われてしまうが、神田が席を外すと「神田が笑う様になった!」と喜び、ふくまるに「ありがとう」と感謝する。 幼なじみからの親友というのもいいね。 もうほっこりしかしないわ、このドラマ。 演出=椿本慶次郎

No.123 21/01/08 00:37
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」(CX・共同TV)脚本=橋部敦子 出演=大倉忠義、広瀬アリス、松下洸平、川栄李奈、森田甘路、マギー、瀧本美織、生瀬勝久、片平なぎさ 他

韓国tvNのドラマ原作。《木曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

番宣で広瀬アリスが夫にバンバン物を投げ付けて、怒った顔が強調された映像を何度か見せられていたのと、夫がタイムスリップするという情報は入っていたので、コメディー基調のファンタジードラマなのかと思っていたら、全く違っていてかなりシリアス基調で、何故妻の澪(広瀬)は夫に不満を持ち常に苛々しているのか、何故夫の元春(大倉)は妻に不満を持ち逃げ出す事を考えているのかを、夫婦と幼児二人の日常生活を通して丁寧に描いているので凄く説得力が有ったし、育児に家事にパートに加え、認知症らしい実母の心配も抱えている澪に同情し感情移入していたので、かなりドラマに入り込んでいた感じがする。

仕事はイマイチで育児や家事には消極的、妻の話は適当に流し、寝る前にはゲームに夢中で朝は寝坊、要するに子供を持つ覚悟が足りないまま二人の父親になってしまったって事ね。

橋部さんの脚本は流石だし、アリスと大倉の言い争いのシーンは迫力が有って上手かった。
タイムスリップがどう絡むのかにもよるけど、取り敢えず今の所は視聴継続決定!

演出=土方政人

  • << 134 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」2話まで終了。 目が覚めて自分が沙也佳(瀧本)の夫になっている事に気付き、金持ちの生活に舞い上がる元春。勤め先は変わらないが上司の態度の変化に、西急グループオーナーの娘婿になった事を実感する元春だったが、同僚の津山(松下)が独身で双子の子供も存在しない事を知り、慌ててロッカーの自分のスマホを確認すると、二人の子供だったロック画面が自分と沙也佳になっていて、子供が消えた事実にショックを受けて号泣してまう。 でも父性を見せたのはこの一瞬だけで直ぐに立ち直り、高級外車や上げ膳据え膳の生活に満足感を覚える元春に“やっぱりな”とがっかり。 妹(川栄)が自分の親友(森田)と結婚していたのを知ると「何でこんな奴と…」と、まさかの見下し発言。元春何様? ところが世田谷支店に独身の澪が異動して来た事から、“本店から支店に希望して異動なんておかしい”もしかして俺との過去の記憶が有るのではと疑心暗鬼の元春。 本当は母親が認知症になり、実家から一番近い支店を希望しただけだったのに。 窓口業務の顧客対応もクレーマー対応も完璧で、人当たりが良く常に笑顔でメンタルも強い澪は、あっという間に同僚や上司の信頼を得る。その姿と鬼嫁だった頃の澪を重ね合わせて、どっちが本物の澪?鬼嫁にしてしまったのは俺なのか?と考え始める元春。 (続く)

No.124 21/01/09 08:28
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(ytv・共同TV)脚本=政地洋佑 他 出演=岡田結実、葉山奨之、吉谷彩子、山口まゆ、森田甘路、前田公輝、田中直樹 他

江戸キリエの漫画原作。《木曜ドラマF・55分枠》(全話数不明)

江戸時代の花形花魁・仙夏(岡田)が現代にタイムスリップして来る話。

去年の春に似た様なシチュエーションの秀作「いいね!光源氏くん」を観たばかりで、あちらの記憶がまだ鮮明に残っているからどうしても比べてしまい、こちらの物足りなさを凄く感じてしまった。

まあ主役(あちらは千葉雄大)の芸歴も役に取り組む意識も違うから比較するのも申し訳ないのだが、岡田さんはこの役を演ずるにあたって花魁の所作とか十分に研究して来たのだろうか?演出家は一つ一つ指摘して、コメディーの中で“ズレ”が生かせる様な努力を何故しなかったのか?
登場人物の誰が言ったか忘れたが、あれでは只のコスプレでタイムスリップして来た意味がない。

受け入れる蔵地家は若手演技派の葉山さん、山口さん、脱力キャラも似合う田中さんといういい組み合わせだと思うので、やはりネックは仙夏の位置付けとどう演じさせるのかの部分だな。

次も観るけどレビューは書かないかな。

演出=汐口武史

No.125 21/01/09 19:01
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」(TX・SPARKLE・製作委員会)脚本=ふじきみつ彦 他 出演=田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一 他

オリジナル作品のシリーズ3作目。《ドラマ24・40分枠》(全話数不明)

富士山の麓の森の中にある撮影所・通称バイプレウッドで起きる2020年6月からの出来事を描く、ドキュメンタリー風を装ったドラマ。

4スタジオが学園ドラマ「CTO」、5スタジオがサスペンス「わたしの番」、6スタジオが銀行ドラマ「大合併」、8スタジオが医療ドラマ「Doctor-Z (5)」、7スタジオが刑事ドラマ「チーム7」を制作中という(笑)思いっきりパロった設定で、初回は「チーム7」の騒動を描く。

出演は濱田岳、柄本時生、志田未来、杉野遥亮、近藤芳正、渡辺いっけい、勝村政信で、主演の役所広司が米映画の撮影が長引いて帰国出来ずに降板した為、脇役の6人と初回ゲストの濱田が主役の座を争うという、馬鹿馬鹿しくも楽しいアイディアてんこ盛りで面白かった。
必然的に年配組と若手組に分かれて、何故かコスプレ対決みたいになったり(笑)ヨレヨレのじいさんを演じた勝村の芸の細かさには、爆笑しながらも流石だなと感心。

あっ、このシリーズ主役の4人は映画を撮影中という設定で、他の役者さんと時々絡むのかな?とにかく面白そう!

演出=松居大悟

  • << 137 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」2話まで終了。 今回は6スタの銀行ドラマ「大合併」のすったもんだを描く回で、向井理、大倉孝二、小沢仁志、津田寛治、六角精児 他が出演。 まさかの視聴率最下位スタートで、その対策を何故かバイプレの皆さんが話し合って、とにかく決め台詞でバズらせようと奮闘する話。 話し合いの時に出演者をイジリながら紹介するテロップが出るのだが、小沢仁志の「どんな作品も任侠物に変えてしまう強烈な個性」と、向井理の「スターの風格を持つ男。向井という割に向かい風に弱い」には爆笑してしまった。 肝心の主役(向井)の決め台詞はバズらず、バイプレの台詞ばかりがトレンド入りしてしまい、落ち込んだりヤケクソ気味になったりする向井に気を遣うバイプレ達。 掛け持ち仕事が押して収録に3時間も遅刻した向井は、長回しの一発撮りをしないと放送に間に合わないと言われ、顔面蒼白のガチガチ状態で台詞が全て飛び、バイプレ達が肩代わりして向井の台詞を喋り、向井は「俺は、俺は…」しか言えないまま撮影終了。 しかしこれが受けて#喋れ向井#放送事故がトレンド入り(笑) いやあ面白かった! ※向井さんが言う筈だった「ウチの金庫の福沢諭吉とお宅の金庫の福沢諭吉じゃ、生まれは同じ日本銀行でも育ちは全く違うんだよ!」って台詞が結構グッと来た。 演出=松居大悟

No.126 21/01/10 10:46
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「直ちゃんは小学三年生」(TX・ラインパック・製作委員会)脚本=熊本浩武 出演=杉野遥亮、渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストル 他

オリジナル作品。《ドラマ25・31分枠》(全6話予定)

大人の役者が胸にネームプレートを着け、ランドセルを背負って水筒をぶら下げ黄色い帽子を被っているだけで、特に言葉遣いや動きを子供に寄せる訳でもなく大人の役者として演じているのだが、タイトルバックで学校の廊下、駄菓子屋の前、公園、通学路という典型的な子供の居場所に彼らを置く事で、懐かしさを煽られ心の準備が出来るので、本編に入ってもそんなに違和感は無く楽しめた。

公園にも道路にも彼ら以外の人物は見当たらず、直ちゃんの母親や駄菓子屋のお婆ちゃんは声だけの出演と、比較対象になる大人を完全排除して、彼らだけの世界に浸れる様にしているのも上手いなと思った。

直ちゃん(杉野)はクリーニング屋の息子で真っ直ぐな性格の子、きんべ(渡邊)は裕福な家庭の子らしく物知りな子、てつちん(前原)は親が失業中らしくて小遣いは持てず、ちょっとガサツな感じの子、山ちょ(竹原=髭面のまま(笑))は4人の中で一番幼そうな感じの子。
でも別の同級生さのっちの親が給食費を払っていないと知ると、さのっちが給食を食べられなくなっちゃうと心配して、俺達で代わりに払おうって小銭を出し合う位、純粋で優しいの。
(続く)

No.127 21/01/10 11:04
匿名さん0 

>> 126 (続き)
全然足りないんだけどね。
お金を持っていないてつちんは自分の宝物のミニカー“消防車”を出すの。もうジーンとしちゃった。

結局さのっちの親は“義務教育だから給食費は払わなくていい”という考えで実は金持ち。払っていなくてもさのっちは給食は食べられると知り大団円。

クリーニング屋の店の奥が彼らの溜まり場で、台所の冷凍庫には棒アイスがたっぷり入っていてお代わり自由みたいな、とっても子供には優しい環境がいいなあって思った。

あの位の時って自分もあんなに純粋で掛け値無しに仲間に優しかったのかなって、それすら思い出せない位年齢を重ねてしまったけど、多分みんなあんな感じだったんだろうなって懐かしさでジーンと来ただけでも観て良かったなと思えた。

最後迄観ると思うけど毎回レビューを書くタイプのドラマでは無いと思うので、次からは書きたいと思ったら書く事にする。

演出=近藤啓介

  • << 208 「直ちゃんは小学三年生」全6話終了。 設定が奇抜ながら懐かしさが溢れる小学生の日常を淡々と描いたアイディアは、やはり素晴らしかった。 只慣れてしまうとそれ以上の発見や興奮には繋がらず、鮮度が薄れると共に特段の興味も失われて行ったのは仕方のない所かな。 男子4人の日常は、妻の妊娠をきっかけにてつちんの父親が福島に仕事を見付けた事から、転校という形で失われる事になった。子供の気持ちを考えて「2年で戻る」と嘘を付いたてつちんの母親。 以前の母親の、誰かとの電話の内容を思い出し、あれはてつちんのお母さんとの会話だったんだ、2年というのは嘘だったんだと気付いてしまった直ちゃんだったが、3人には言わずに胸にしまって、2年後に会えるのを楽しみに皆とてつちんを送り出す。 子供の別れに付き物なのは転校と卒業だったねえ。泣いたよね、うん。 楽しいドラマだったのは間違いない。 演出=近藤啓介

No.128 21/01/10 16:07
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「その女、ジルバ」(東海テレビ・テレパック)脚本=吉田紀子 出演=池脇千鶴、江口のり子、真飛聖、山崎樹範、中尾ミエ、草村礼子、久本雅美、中田喜子、品川徹、草笛光子 他(中尾ミエは初回は出演無し)

有間しのぶの漫画原作。《オトナの土ドラ・55分枠》(全10話予定)

2019年の秋-笛吹新(池脇=昔どんな顔をしていたっけという位、下膨れのおばさん顔になっていてびっくり)は40歳になったが、祝ってくれるのは通販からのハピバメールだけ。
短大卒でアパレル会社に入り、デパートのショップで働いていたが今は異動で物流倉庫に。朝礼で新任の課長が紹介されると、それは結婚間近で別の女を妊娠させて自分を捨てた、デパートから出向して来た前園(山崎)だった。
前園から「老けたな」と言われショックを受ける新。

偶然見かけたBARの求人「40才以上」に導かれ扉を開けると…そこは熟女BARで40歳の新改めアララを見た客は、ここはキャバクラか?だの、ギャルだあだの、誰かの孫か?とか言ってくれて、ちょい嬉しくて笑顔になる新。
現実社会では女も40過ぎれば売れ残り呼ばわりだけど、ここでは女は40から。

仕事終わりに今日がアララの誕生日だと分かると♪ハッピーバースデートゥユーと皆で歌って祝ってくれる優しい人達。
きっと痛みを知っている人達なんだね。
これは先が楽しみ!

演出=村上牧人

  • << 140 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」2話まで終了。 新の勤める大手デパートの系列物流会社は、出向させられる(新やみか=真飛聖)と通称“姥捨て山”と呼ばれ、プロパー(スミレ=江口のりこ)達からは白い目で見られ、やる気を無くして鬱々と過ごすか退職するかみたいな場所。 そんな中で何年か過ごした新は、自分でも気付かない内にどんどん老け込んでいたが、見た目も気持ちも若い熟女BARのお姉さま方に叱咤され、常連客からは若いとおだてられる内に、昔のアパレルショップで接客をしていた頃の自分を思い出し、内面からもやる気が湧き出て来る。「私は接客が好きだったんだ!」と。 ダンスタイムが売りの店なのに全く出来ないアララの特訓が始まる。背中が丸くなってると何度も指摘されるアララ。そうだ!下膨れの顔だけでなく背中も丸まっていたから余計に老けて見えたのだ。 2017年の「ごめん、愛してる」に出ていた時は、7歳程度の知能の女性という役でも全く違和感は無かったので、きっと池脇さんはこの役の為に体重を増やし、撮影しながら体重を落とす位の芸当はやっているのだろうなと思う。 折角生き甲斐を見つけて生活に張りが出て来たのに、新は物流会社のリストラ対象に。新は戦うのかな?初回の冒頭シーンを見ると、BAR専業になったから…と解釈は出来るんだけど。 演出=村上牧人

No.129 21/01/12 18:02
匿名さん0 

>> 121 (続き) 美幸の里子への電話は…、やっぱり独り語りだったみたい。美幸も大震災で夫と娘を亡くしていて、あのプリペイドカードは夫の形見で、折に… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」新春SP(次回が10話なので、これは通常枠には含まれない)54分拡大

朝顔が監察医の研修医だった8年前と、つぐみを出産した5年前と、平が移住する少し前と、3つの時間軸を行き来する作りで、切り替わった時に少し戸惑うが、観ていればいつの話かは分かるので苦にはならなかった。

朝顔が現場主義になったきっかけは、初解剖助手の時に納得が行かない朝顔に検視官の伊東が掛けた言葉「現場見に行けば?」だった事や、本編ではすっ飛ばされていたつぐみの「後追い期」に朝顔が悩まされていた事等も知る事が出来たのは良かった。

あと今回、刑事達は法医学教室に来て事件の話はするが野毛山署内の描写は無くて、この方が見やすい事が分かった。朝顔達が推測も交えた死因等の真相を明らかにすると、どうやって犯人に辿り着いたのか等は省略して「逮捕しました」で終わっちゃうんだから、警察署の描写なんて要らないし、キャストもあんなに必要ないわな。

今回も二番目の案件の設定が雑と言うか有り得なさ過ぎと言うか…。娘の結婚式当日の未明、自宅前に赤の他人が倒れていたら縁起が悪いからって、父親が通報もせずに別の場所に引き摺って行って放置するって、精神鑑定が必要な位の事をよくサラッと書けるよなあ。

演出=三橋利行

  • << 145 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」10話まで終了。 今回は光子が遺体の解剖中に誤ってメスで指を切り、遺体が何らかの感染症の患者と分かった事から起きる騒動を描いている。 前回のSPで朝顔が初執刀医を任された日の事が描かれていたが、それを受ける様な形で朝顔が光子に初執刀医を依頼、藤堂も賛成する所から始まった今回の話。 興南大学の法医が遺体から感染した可能性というネット記事が出た事で、つぐみが保育園で“移るから”と仲間外れにされる所まで事態は発展し、それでも当初は何故保育園で仲の良い男子と喧嘩をしたのか、ママの仕事のせいだけど頑張ってるママには言えないと固く口を閉ざし、理由が分からない朝顔に叱られて大泣きするつぐみに、昨今の医療従事者の子供が保育園や学校で言われ無き差別を受けているというニュースの内容が重なり、改めて“ああ、こういう事なんだな”と真実を突き付けられた思いだった。 光子とつぐみに対する申し訳ない気持ちで混乱する朝顔に対し、「4時間で行くから」と深夜に車を飛ばして駆け付け、朝顔を黙って抱き締める桑原の優しさと包容力にグッと来た。 出掛ける時に「鍵よし!ハンカチよし!」と言って、あの歯を包んでいる里子のハンカチをポケットにしまう平の行動にゾッとした。やはり何かが平を蝕み始めている。 異変を気付きながらも朝顔には隠す美幸も怖いわあ。 演出=阿部雅和

No.130 21/01/13 00:18
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「青のSP学校内警察・嶋田隆平」(関テレ・ケイファクトリー)脚本=大石哲也 他 出演=藤原竜也、真木よう子、山田裕貴、泉澤祐希、升毅、峯村リエ、山口紗弥加、高橋克実 他

佐々木充郭の小説原作。《火曜21時・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

もしも中学校にスクールポリスが常駐していたら…試験的に導入された制度に立候補した警視庁捜査1課の刑事・嶋田(藤原)の、“中学生と言えども法に触れれば即逮捕”“務めを果たさない教師も許さない”というスタイルは、問題の多いこの中学校に変革をもたらすのか…みたいな感じなのかな?

情報量は多いけど経験としては社会的に未熟な中学生をターゲットにした所がミソだと思う。
この年齢だと良いも悪いもまだまだ親の育て方に依る所が大きいから、教師のせいにばかりするなという展開が可能だしね。

藤原竜也は滑舌もいいし、外見は冷徹だが中身は人間的で熱い物を持っていそうな嶋田を魅力的に演じているが、生徒思いの3年担任教師・浅村を演じる真木よう子は、相変わらず滑舌は悪いしキャラも何か合っていない様な気がして残念。

初回の様に極端な例ばかりになると飽きてしまいそうだし、3人の脚本家が交代で書くみたいなので、出来にバラ付きが出るのではとそれもちょっと心配。

演出=国本雅広

  • << 146 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」2話まで終了。 冒頭に有った、校内巡回中の嶋田が何かを隠した男子生徒からそれを取り上げ、中身を確認するとエロ雑誌で、返しながら掛けた言葉が「ほどほどにな」というシーン、嶋田の線引きの一つが伝わって来て少しホッとした。 今回は3年2組の担任水野(山口)が妊娠している事を快く思っていない校長や一部の教師達、そして生徒とその保護者、そんな空気を知って逆に水野を養護しようとする生徒も居る中、水野の引き出しにハツカネズミの死骸が入れられていたり、水筒の中身がすり替えられていたりの事件が起き、嶋田が犯人を炙り出すという展開。 自分が悪者になる事で水野に同情が集まる様に仕向ける為に、死骸を引き出しに入れたと言う男子生徒の思考回路はイマイチ理解出来なかったが、デフォルメはされていたがあの子の母親みたいな考えの保護者は確実に居て、教師を苦しめているのは事実なのだろう。 青木が怪しいというのは感じていたが、動機は想像と違っていた。でも教師免許のナンバーを偽造して提出してチェックをすり抜けたって、ちょっとご都合主義過ぎないか? 生徒や教師を逮捕し続けるのは無理筋だから、1年前に起きた音楽教師の転落死にどんな秘密が有ったのか、学校は何を隠しているのかを嶋田が探るのがこれからのメインになりそう。 演出=国本雅広

No.131 21/01/13 21:48
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS・TBSスパークル)脚本=田辺茂範 出演=上白石萌音、菜々緒、玉森裕太、間宮祥太朗、久保田紗友、宮崎美子、高橋ひとみ、高橋メアリージュン、なだぎ武、倉科カナ、ユースケ・サンタマリア 他(倉科カナは初回は出演なし)

オリジナル作品。《火曜ドラマ・57分枠》(全話数不明)初回18分拡大

「恋つづ」の主演とスタッフを揃え、二匹目のどじょうを狙った作品。あっちは早々とギブアップしてしまったのでどうかなあと思いながら観たのだが、まあ命のやり取りをする病院と違ってこちらは出版社の編集部が舞台だから、「ファッション誌を創刊する割りには編集部のスタッフ少ないなあ」とか、「あんな説明責任を果たさない女がマリ・クレールの編集長だったなんて、マリ・クレールに失礼だろ」とか、「素性も分からない男のバイクの後ろに乗るなんて、いくら田舎育ちだって危機感無さ過ぎだろ」とかお気楽に突っ込みながら観られるので、次も観ようかなという気にはなった。

でも一々感想を書く程のドラマではないし、観たとしても多分“ながら見”になると思うのでレビューは初回のみにしておく。(ギブの可能性も有るし)

※因みに初回視聴率は森七菜主演の同枠前作「恋あた」のそれよりも2ポイントも高い11.4%!これを維持出来るかどうか。

演出=田中健太

  • << 182 【2021冬ドラマ】 「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」4話まで終了。 初回レビューで“ながら見になるかも”と書いたのだが、2話の菜々緒の英語のスピーチシーンで彼女の本気を見て、そこからはながら見はしなくなったし、3話のファッション誌の作り方も面白かったんだけど、ただどうしても“報連相”無しで部下を追い詰めて成長を促すという麗子の行き過ぎたやり方には抵抗が有って、手放しで楽しめるという所迄は行っていなかったので、レビューは書いていなかった。 今回は麗子が部下だった頃の上司で、デザイナーとして大成功したジンコ(高岡早紀)を登場させる事で目先を変え、奈未の麗子を見る目も少し良い方に変わり、ついでに麗子が何故副社長にだけはオドオドとしたぎこちない態度を取るのか、理由を想像させる部分も有り、“悪魔”から一人の女性にイメージを転換して行く分岐点だったのかなと思った。 一方で恋バナの比率が増えて、奈未と潤之介が高まって来た所でお約束のライバル(倉科カナ)が出現、でもそっちよりは奈未に惚れてしまった中沢(間宮祥太朗)、中沢が好きな遥(久保田紗友)の切ない関係性の方が好物だな。二人とも“目”が綺麗で切ないのよねえ。 という訳で、当初の評価よりは☆1つ増えて、今は☆☆☆位かな。 演出=山本剛義

No.132 21/01/14 00:12
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(NTV)脚本=北川悦吏子 出演=菅野美穂、浜辺美波、岡田健史、福原遥、東啓介、中村雅俊、吉谷彩子、川上洋平、有田哲平、沢村一樹 他

オリジナル作品。《水曜ドラマ・60分枠》(全話数不明)

恋愛小説で一世を風靡したのに、今は恋愛から遠ざかり過ぎて構想が湧かない作家の母(碧=菅野)と、恋愛には興味が無い二次元オタクの大学生の娘(空=浜辺)、二人だけで生きて来た友達みたいな母娘の織り成す、コメディー寄りのホームドラマ&ラブストーリーって感じかな?

初回は母娘の話を中心に、取り巻く登場人物を全て顔見せしましたみたいな作りで、視聴後Wikipediaで確認する迄は誰が演じているのかや、どういう関係なのかが分からなかった人物が何人か居て、目まぐるしいだけで落ち着かず、観ていて結構疲れた。

整体師の渉(東=見た事無いと思ったら、2.5次元舞台の役者さんだった)に母娘で別々に出会って一目惚れしてみたいな展開にまずなって、いずれは娘は同じゼミの入野(岡田)とくっつく?
何れにしても次からはもう少し落ち着かせて欲しい。

※編集者の橘(Alexandrosの川上洋平)の事をイケメンって形容していたけど、どこが?と思ってしまった。

演出=南雲聖一

  • << 147 【2021冬ドラマ】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」2話まで終了。 結局の所このドラマが何を描きたいのかよく分からない。碧の思考や行動に“無理してる感”が漂っている様に見えてしまうからなのかな。一人娘が心配で出来る事ならなるべく傷付いて欲しくないと思うのは普通の事。ならばあんな落ち着きの無い女に設定しなくても良かったのでは?と思ってしまう。 娘の空は二十歳の大学生としては変わり者だけど、その言動は一貫してるので空のパートになると画面が落ち着くという構図。今のところこの部分とオアシス的存在の“おだや”が有るから何とか観ていられるといった感じだ。 漱石のウザい彼女が碧と話した事で落ち着いてくれるなら、邪魔要素が一つ減って助かるのだが。 で、今回一番気分が上がったのが、ゴン父が針を落としたレコードからジャニス・イアン(曲はWill You Dance?)が流れて来た事。初めて買ったアルバムがジャニス・イアンだった位、当時の自分には染みる曲が多かった。 ゴン父にとってジャニス・イアンは、7年前に亡くなった妻と一緒に夢中になった若き日の思い出の歌手という設定が、ジャニスなら有り得るなと納得。歌の力って凄いな。 一応まだ観るつもりだけど、レビューは毎回は書かないかも。 演出=南雲聖一

No.133 21/01/14 18:30
匿名さん0 

>> 122 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」(TX・ソケット・製作委員会)脚本=ふじきみつ彦 他 出演=草刈正雄、小関裕太、武田玲奈、東根作… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」2話まで終了。

神田の家での生活。キャリーから中々出て来ない猫。私一人だから大丈夫だよと言われて安心して神田に駆け寄る時の足の動きがやや不自然だったが、気になったのはそこだけで表情の様々な動きは演技をしているのに等しく、猫の感情がびんびん伝わって来て台詞と相まって泣きそうになった。

出会いが幸福だからという理由で“ふくまる”と名付けられた猫くん。

昼間の幸福感が有るから余計に寝る前は妻の事を思い出し、「何故居ないんだ」と落ち込んでしまう神田。
気配を察したふくまるが添い寝をしてくれて、神田は妻を亡くしてから初めて朝迄ぐっすり眠ったと言う。
この、猫がベッドに潜り込んでから朝目覚めた神田が、まだ舌をチョコって出して寝ている猫に「ふくまるのおかげだね」と声を掛けるまでのシーンにグッと来てやられてしまった。

やる気も出てYAMAHAピアノ教室の先生に応募して採用される神田。(HPによると妻が亡くなる前は世界的なピアニストだったらしく、実技面接をした担当者の方が恐縮していた)

がさつな親友の小林(升)はしつこい抱き方でふくまるに嫌われてしまうが、神田が席を外すと「神田が笑う様になった!」と喜び、ふくまるに「ありがとう」と感謝する。
幼なじみからの親友というのもいいね。
もうほっこりしかしないわ、このドラマ。

演出=椿本慶次郎

  • << 148 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」3話まで終了。 ふくまる、初めてのお留守番。なまじ神田との生活を経験してしまっただけに、取り残されると涙目になってしまうふくまる。 2階の窓から前足をバタバタさせるふくまるに、後ろ髪を引かれながらもビアノ講師の仕事に出掛ける神田。 留守中、家の中を探検し姿見に映る自分にびっくりして攻撃をするふくまる。アタックして姿見に跳ね返されひっくり返った時のふくまるが最高にキュート!そして臭いがしなかった事で“敵はいない”と安心するふくまる。動物の本能だね。 神田が走って帰宅すると玄関マットのうえにはふくまるの姿が。 夜、ピアノの練習を始めると“黒い物”と仲良くしている神田に嫉妬したふくまるが鍵盤に跳び乗り、ひっくり返って抗議。苦笑いの神田。 仕方なく膝に乗せて弾き始めると、ふくまるは神田の腕の間で鍵盤乱れ打ち(笑) 今回はいわゆる飼い猫のあるあるが盛り沢山で、様々な表情を見せてくれるふくまるに釘付けになった。 一点だけ、神田の晩御飯のおかずのサンマの塩焼きを、ふくまるがクンクンするので「駄目だよ」と言ったのに、素早い動きで咥えて逃げたシーン。塩を振った魚は猫には毒だよね。ちょっと気になってしまった。 ※森山(小関)がウザキャラだったのも雰囲気が壊れて何かイヤだな。 脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

No.134 21/01/15 17:51
匿名さん0 

>> 123 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」(CX・共同TV)脚本=橋部敦子 出演=大倉忠義、広瀬アリス、松下洸平、川栄李奈、森田甘路、マ… 【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」2話まで終了。

目が覚めて自分が沙也佳(瀧本)の夫になっている事に気付き、金持ちの生活に舞い上がる元春。勤め先は変わらないが上司の態度の変化に、西急グループオーナーの娘婿になった事を実感する元春だったが、同僚の津山(松下)が独身で双子の子供も存在しない事を知り、慌ててロッカーの自分のスマホを確認すると、二人の子供だったロック画面が自分と沙也佳になっていて、子供が消えた事実にショックを受けて号泣してまう。
でも父性を見せたのはこの一瞬だけで直ぐに立ち直り、高級外車や上げ膳据え膳の生活に満足感を覚える元春に“やっぱりな”とがっかり。
妹(川栄)が自分の親友(森田)と結婚していたのを知ると「何でこんな奴と…」と、まさかの見下し発言。元春何様?

ところが世田谷支店に独身の澪が異動して来た事から、“本店から支店に希望して異動なんておかしい”もしかして俺との過去の記憶が有るのではと疑心暗鬼の元春。
本当は母親が認知症になり、実家から一番近い支店を希望しただけだったのに。

窓口業務の顧客対応もクレーマー対応も完璧で、人当たりが良く常に笑顔でメンタルも強い澪は、あっという間に同僚や上司の信頼を得る。その姿と鬼嫁だった頃の澪を重ね合わせて、どっちが本物の澪?鬼嫁にしてしまったのは俺なのか?と考え始める元春。
(続く)

No.135 21/01/15 18:34
匿名さん0 

>> 134 (続き)
ああ、そういう事ね。ここから元春の人間的成長物語が始まる訳ね。
妻は自分の実家優先を元春に強要している描写が有り、この辺から金持ちとの生活の綻びは始まりそう。

澪の母親(片平)はパラレルワールドでも認知症のままなのね。でも澪は独り身だから母親と向き合い、寄り添う事が出来ている。それを嫌がらない優しい子。
気になるのは、顔はぼやけているけど自分を「みお」と呼ぶ男性と仲良くしている夢を度々見ている節がある事。

自分の好みを知っていたり、バイクにぶつかりそうになった自分を「澪!」と叫んで抱き止め助けてくれた元春を澪が意識し始めると同時に、沙也佳との埋められない溝に気付いた元春が、改めて澪を一人の女性として意識して、過去の自分と向き合い反省し精神的に成長した上で、元の世界に戻るという展開は有りそう。

※「ラジエーションハウス」「トップナイフ」「七人の秘書」と似た様なウザキャラをあてがわれて来た広瀬アリスが、やっと可愛い高校生から生活に疲れ果てた鬼嫁迄という表現の幅を必要とする役を射止めて、一人の女性の内面に同居する可愛さ、強さ、怖さ等を、その演技力で十分に表現している。このドラマは彼女のターニングポイントになりそう。

演出=土方政人

  • << 151 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」3話まで終了。 澪から異動は家から一番近い支店だったから、母の体調の事も有るのでと聞き一応は納得した元春だったが、澪が自転車で転び怪我をした場面に出くわして、また偶然じゃないのか?と思考は行ったり来たり。 公園であの男(小池=生瀬)を見つけて問い掛けると「人生を変えても繋がりの有る人は変わらない。必ず引き合い目の前に現れる」と言う。←小池って何者? 澪に家庭教師と高校生の時に二人で行った食堂に連れて行かれるが、当時壁に落書きした二人の名前とハートは…無い。 「目の前の人が笑ってくれているのが一番嬉しい」と言う澪に、あの頃いつだって二人で笑っていたのに…俺がぶち壊したのか?←そうです! 元春の中で回想と現在が行ったり来たりするが、アリスがポニテの女子高生からワンオペ育児で不満を持ち始める迄と現在の素敵な女性を上手く演じ分けているので、時間軸が迷子になる事は無かった。 澪の違和感は何故か元春に昔から知っている様な親しみを感じてしまう事。慌てて否定する元春だが、その時澪の母親が現れ元春に抱き付き「元春君、ウチの婿さん!澪が毎日怒るから家に帰って来なくなっちゃったのよ」←認知症だからパラレルワールドに移っても記憶は消されなかったって事? 澪はどう受け止める?それにしてもどんくさい役回りの大倉君が可哀想になって来た(苦笑) 演出=山内大典

No.136 21/01/16 22:04
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕」(TX・UNION)脚本=大石哲也 他 出演=内藤剛志、矢田亜希子、逢沢りな、佐野岳、片山萌美、小松利昌、川上麻衣子、榎木孝明、佐野史郎 他

今野敏の小説原作。《金曜8時のドラマ・54分枠》(全話数不明)初回54分拡大

何度も単発ドラマで放送していた作品の連ドラ化という事だが、私は初見。

まず全体の感想としては、ある設定(刑事7人とか記憶捜査とか…)が縛りとなってどんどんドツボにはまって行く物よりは、こういうオーソドックスな設定の方が長持ちするんだろうなという事。

ゲストだからという訳ではなくて話の流れの中で、今井(塚本高史)が怪しそうと感じさせてくれる脚本は、流石刑事物やサスペンスが得意な大石氏らしくて上手いなと思うし、主役こそ「私が正義!」みたいな内藤剛志だが、癖の強い役の多い佐野史郎が主人公の相棒的存在、犯人役の多い小松利昌と佐野岳が部下の刑事と、中々の配役で楽しませてくれる。

初回は通常の2倍の枠だったけど、間延びする事もなくいい仕上がりだったと思う。
刑事物は一にも二にも事件の設定が物を言う分野なので、クオリティーが保てるのかどうかお手並み拝見という所かな。

※視聴は継続する予定だけどレビューは何か書きたい時だけとする。

演出=児玉宜久

  • << 223 【2021冬ドラマ】 「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕」全6話終了。(最終回は54分拡大) 最終回は通常枠の2倍の長さだったが、中弛みも無くストーリーを楽しめたし、何と言ってもバイプレイヤーの有名どころがこれでもかと言う位次々に出て来て、「あっ、この人が怪しいな」とか「これは引っ掛けだな」とか、そっちの方向からも楽しめて面白かった。 与党の大物政治家と連んで政敵の野党党首・秋葉(吉田栄作)を潰す為に、その第一秘書・亀田(中村靖日)に圧迫取り調べをする特捜検事(小手伸也・久保田悠来)の設定だけは、ちょっと現実離れしていて残念だったのと、長部(木下ほうか)殺しの疑いで亀田の出入りを防犯カメラで確認出来て、真犯人の富樫(飯田基祐)の出入りは何故確認出来なかったのか疑問が残るが、それ以外の布石とか展開は良かったし面白かった。さすが大石哲也さんだな、上手いわ。 単発2時間番組として何度も作って来たドラマだけあって、樋口の家族との接し方や警察での人間関係もしっかりと出来上がっていて、それも変なストレスを感じずに視聴出来た要因かも。 恐らく続編は有ると思うけど、この出来ならまた観てみたいと思う。 演出=児玉宜久

No.137 21/01/17 15:38
匿名さん0 

>> 125 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」(TX・SPARKLE・製作委員会)脚本=ふじきみつ彦 他 出演=… 【2021冬ドラマ】

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」2話まで終了。

今回は6スタの銀行ドラマ「大合併」のすったもんだを描く回で、向井理、大倉孝二、小沢仁志、津田寛治、六角精児 他が出演。
まさかの視聴率最下位スタートで、その対策を何故かバイプレの皆さんが話し合って、とにかく決め台詞でバズらせようと奮闘する話。
話し合いの時に出演者をイジリながら紹介するテロップが出るのだが、小沢仁志の「どんな作品も任侠物に変えてしまう強烈な個性」と、向井理の「スターの風格を持つ男。向井という割に向かい風に弱い」には爆笑してしまった。

肝心の主役(向井)の決め台詞はバズらず、バイプレの台詞ばかりがトレンド入りしてしまい、落ち込んだりヤケクソ気味になったりする向井に気を遣うバイプレ達。
掛け持ち仕事が押して収録に3時間も遅刻した向井は、長回しの一発撮りをしないと放送に間に合わないと言われ、顔面蒼白のガチガチ状態で台詞が全て飛び、バイプレ達が肩代わりして向井の台詞を喋り、向井は「俺は、俺は…」しか言えないまま撮影終了。
しかしこれが受けて#喋れ向井#放送事故がトレンド入り(笑)
いやあ面白かった!

※向井さんが言う筈だった「ウチの金庫の福沢諭吉とお宅の金庫の福沢諭吉じゃ、生まれは同じ日本銀行でも育ちは全く違うんだよ!」って台詞が結構グッと来た。

演出=松居大悟

  • << 157 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」3話まで終了。 今回は8スタジオの医療ドラマ「Doctor-Z (5)」の撮影で巻き起こる“コンプライアンス騒動”が描かれた。 出演は観月ありさ、滝藤賢一、ふせえり、宍戸美和公、森下能幸、宇野祥平、寺島しのぶ 脚本家は同じ人なのに今迄の良さが失われ面白さが半減。 今迄はドキュメンタリーという体を程々に守りつつ絶妙に脱線するから笑えたのだが、今回はこの役者ならこんな事を言いそうという部分が無くて、全てが大きく脱線した作り物風だったから、自分の中では“スベってるなあ”としか思えずクスリとも出来なかった。 劇中劇での滝藤のやり過ぎを他の役者が一斉に責め始めたけど、そもそもそれにOKを出すのは演出家だし、方向性を決めて行くのはプロデューサーなのは役者が一番知っている筈なのに、何故滝藤を責めるのか筋が通らない、その矛盾がずっと解消されなかったから、ストーリーとしては回収していたけどそこに笑いは生まれなかった。 演出=浅野敦也

No.138 21/01/17 17:03
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」(EX・ジェイ·ストーム)脚本=福田靖 出演=生田斗真、吉瀬美智子、菊池風磨、山田杏奈、潤浩、長井短、野村真純、小池徹平、梅沢昌代、岡田将生、小野武彦、北村有起哉 他

オリジナル作品。《オシドラサタデー・30分枠》←新設枠(全話数不明)初回30分拡大

人気作家の妻(奈美=吉瀬)の稼ぎで生活し、自分は家事を一手に引き受けて穏やかに暮らしていた売れない脚本家の夫(圭佑=生田)に、突然ゴールデンタイムの連ドラ執筆の話が舞い込むが、それは本来書く筈の大御所のピンチヒッターで、締め切りは迫っているわ、企画すら決まってないわ、プロデューサーはちゃらんぽらんだわの、空いてる脚本家は全員断ったという“事故物件”だった。

それでもチャンスだからという妻の励ましも有って頑張ろうとする圭佑だが、アイディアなんてそうは湧いて来ず、遂には“ツルツル男”が出て来てあれこれ自分に言って来る妄想状態に陥る。

自由に書ける作家と様々な制約の有る脚本家の違いを圭佑が義両親に説明するくだりでは、なるほどなあと思ったし、どちらも才能が必要な仕事で彼らのおかげで凡人の私は楽しめている訳だから、本当に感謝している(でもつまらなければ文句は言うけど)(笑)
(続く)

No.139 21/01/17 17:26
匿名さん0 

>> 138 (続き)
テレビ局側の部分はかなりデフォルメしていると思うけど、脚本家側から言わせたらあれ位の無茶振りをされている感覚に陥る程の事をやらされたりとかは有るんだろうな。
今は大御所となった福田靖にも駆け出しの頃は色々と有って、その意趣返しを面白おかしくしているのかなと想像するとニヤリとしてしまう。

ナレーションが生田斗真のモノローグな上に、圭佑の心の声が自分の行動や考えに突っ込みを入れ続けるので、30分拡大だと少々しつこく感じられるから、通常の30分枠の方が合っているのかなと思った。

※Wikipediaによるとこの新枠は“主演はジャニーズのみ”という縛りが有るとの事で、まあジャニーズの中でも今回の様に演技力の有る人が主演を努めてくれるなら問題は無いのだが、若手の売り出しの為に下手な子のダブル、トリプル主演とかごり押しされたら白けるので、それは遠慮して欲しいな。

演出=豊島圭介

  • << 160 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」2話まで終了。 思ったより早く書けて第二稿でOKが出たと思ったら、主演の八神が口を出し、それでもその場で浮かんだアイディアを話すと即OK、二話は別の脚本家が書くのはちょっと悔しかったが、休養も取れるし今の自分にはこれでいいと妻と乾杯、トイレに立つとPから新脚本家が降りちゃったから二日で書いてと言われ、ツルツルにも責められてプレッシャーで失禁してしまう圭佑という展開で、殆ど進展は無し。 まさかずっとこんな感じではないよね? 演出=豊島圭介 「ここは今から倫理です。」2話まで終了。 レビューはもう書かないつもりだったのだが、夜遊びが過ぎて学校では常に眠たい寝ているという生徒の間(はざま)を演じた渡邉蒼の、眠くて仕方ない寝ちゃいそうという演技が凄く自然で上手くて目に止まり、その後の高柳の間へのコンタクトの取り方と、夜遊びをさせずに家にとどめて置く様に仕向ける語り掛けの上手さ、その後も続く渡邉の自然体に見せる演技の巧みさで、すっかりドラマに引き込まれてしまった。演技の上手い子なら今回の様に、一人の生徒に絞って話を展開した方がいいのかも。 演出=渡辺哲也

No.140 21/01/17 18:29
匿名さん0 

>> 128 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」(東海テレビ・テレパック)脚本=吉田紀子 出演=池脇千鶴、江口のり子、真飛聖、山崎樹範、中尾ミ… 【2021冬ドラマ】

「その女、ジルバ」2話まで終了。

新の勤める大手デパートの系列物流会社は、出向させられる(新やみか=真飛聖)と通称“姥捨て山”と呼ばれ、プロパー(スミレ=江口のりこ)達からは白い目で見られ、やる気を無くして鬱々と過ごすか退職するかみたいな場所。
そんな中で何年か過ごした新は、自分でも気付かない内にどんどん老け込んでいたが、見た目も気持ちも若い熟女BARのお姉さま方に叱咤され、常連客からは若いとおだてられる内に、昔のアパレルショップで接客をしていた頃の自分を思い出し、内面からもやる気が湧き出て来る。「私は接客が好きだったんだ!」と。

ダンスタイムが売りの店なのに全く出来ないアララの特訓が始まる。背中が丸くなってると何度も指摘されるアララ。そうだ!下膨れの顔だけでなく背中も丸まっていたから余計に老けて見えたのだ。

2017年の「ごめん、愛してる」に出ていた時は、7歳程度の知能の女性という役でも全く違和感は無かったので、きっと池脇さんはこの役の為に体重を増やし、撮影しながら体重を落とす位の芸当はやっているのだろうなと思う。

折角生き甲斐を見つけて生活に張りが出て来たのに、新は物流会社のリストラ対象に。新は戦うのかな?初回の冒頭シーンを見ると、BAR専業になったから…と解釈は出来るんだけど。

演出=村上牧人

  • << 161 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」3話まで終了。 前園の前で「ホスト狂いはやめな」とスミレとみかから言われ、訳が分からない新は、週2回BARに行ってるでしょと言われた事で誤解と分かり、仕方なくホステスのバイトをしている事を話し「皆さん1回来ませんか?」 副業してるなんて言ったら前園に本当にリストラされるぞとスミレに忠告されるが、「あの店で前向きになれたんです」と新。 遅刻して浮かない顔のエリー。異変を察知して「どうした何か有った?」と直ぐに聞いてくれる仲間が居る幸せ。 エリーが20代で恋した男は詐欺師で、そうとは知らないエリーは戦後成金だった親の金を注ぎ込み、遂には勝手に実家を抵当に入れて金を作り、男に逃げられ実家は破産という苦く辛い過去が有った。 その相手の男(大石吾朗)がまたエリーの住む団地に引っ越して来た。 そしてBARに現れる。 もう絶対また巻き上げようとするよ、こいつって分かるのに、エリーは一瞬ほだされちゃうのよねえ。初めての男恐ろしや。 エリーがよろめきそうなその瞬間、ママが貫禄たっぷりに男に釘を刺す。見事な客捌き。 新の家でティッシュを取ろうとした瞬間、癖になっているぎっくり腰になってしまうエリー。 復帰すると客も一緒に皆で全快祝い。ケーキには祝7回目の文字が(笑) ※次回いよいよ中尾ミエ登場。あの空気が乱されるのかな? 演出=村上牧人

No.141 21/01/18 19:06
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS)脚本=森下佳子 出演=綾瀬はるか、高橋一生、柄本佑、溝端淳平、中村ゆり、野間口徹、林泰文、岸井ゆきの、木場勝己、北村一輝 他

オリジナル作品。《日曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回25分拡大

まず気になった点をいくつか挙げておくと、冒頭で電車の乗客全員がマスクを着けていて、マスク無しの望月(綾瀬)が白い目で見られ、それがマスクを差し出す日高(高橋)と出会うきっかけになるのだが、コロナ禍の設定をしておきながら望月の職場である警視庁は全員ノーマスクって、何でこういう中途半端な設定にするのかな。
ホシだと思って拘束していた人が無実で謹慎を食らっていた望月が一発逆転の手柄を立てたい、規則に忠実な望月が、違法捜査も辞さない河原主任(北村)だけには負けたくないと我武者羅になるのは分からなくもないが、その過程で日高に捜査情報を当てて反応を探ったり、挙げ句の果てには逮捕令状が執行されるからその前に自首しなさいと告げるとか、規則遵守の“風紀委員”との整合性がつかないのでは?
あと、望月が単独捜査でレンタサイクルの防犯カメラの映像を入手して来たが、あれは本来警察の照会書類が無いと「見せて下さい」とは言えない物なので、これも整合性がつかない。
(続く)

No.142 21/01/18 19:38
匿名さん0 

>> 141 (続き)
以上気になる点を書いて来たが、ドラマ全体が放つ惹き付けるパワーみたいな物に比べれば些末な事なのかもしれない。

殆どの時間を費やして河原に頭を押さえ付けられて悔しさが充満している望月の姿を描き、形勢逆転ギャフンと言わせる事が出来るのかという部分で引っ張り、最後はまさかの魂入れ替わりで話は別次元へと、多分何も知らずに観ていればその展開に「やられたー」と興奮していたと思う。
けど事前情報で分かってしまっていたので、興味は主役二人の入れ替わり演技に集中、そしてやっぱり上手かったし面白かった。

さてここからの展開は全く読めないので、森下さんの腕の見せ所。
日高の耳朶を摘まむ癖が綾瀬が演じる日高にも当然残っているので、そこが突破口になるのかどうか。
高橋が演じる中身が望月の“借り物日高”が、本物の日高に命令されて例えば会社に出勤したとして、秘書達は気付かないのかなとか、逆の場合に“本物望月”の周辺人物は“借り物望月”に違和感は抱かないのかなとか、その辺の二人の演技と駆け引きが楽しみだな。

演出=平川雄一朗

※出演の所に書き忘れたが、日高の家族役の岸井ゆきのと木場勝己は、初回は出演無し。

  • << 162 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」2話まで終了。 外見が日高でいる限り自分に勝ち目は無いと悟った望月は、あの陸橋に本物日高を呼び出し階段落ちを仕掛けてみるが変化無し。 本物日高は“入れ替わりの方法”は知らないと言っていたけど、呼び出しに応じてあの場所に立ち、無抵抗で本物望月の階段落ちに応じていたので、どうやら本物日高は入れ替わりに条件が有る事を知っている様だ。 そして(仮)望月の言動の変化、違和感から八巻は日高と望月の入れ替わりに気付き、陸も本物望月には無い耳朶を触る癖や、自分への態度の違和感から何かを感じている。 それに対し日高の会社の人間は、秘書を筆頭に誰も「今日の社長は何か変」と言い出さない。この差は何で?(仮)日高は本物と違いかなりキョドって見えるのだが、あれで何も気付かないなら逆に不自然だよなあ。 高橋一生さんは(仮)日高を演じる時に、中身はあの望月なんだからもう少し男寄りに演じた方がいい様な気がする。気が動転していても元々がガサツ系なんだから。 で八巻なんだけど、カラクリに気付くの逆に早くない?1話で日高のアメリカ時代の研究者仲間(中尾明慶=あれだけで終わりとは…)にコンタクトを取るのが早くて、あの時も少し違和感が有ったんだけど、考え過ぎかな? ※今回は一切マスク無し。ますます疑問の1話の設定。 演出=平川雄一朗

No.143 21/01/19 00:04
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「君と世界が終わる日に」(NTV・Hulu)脚本=池田奈津子 出演=竹内涼真、中條あやみ、笠松将、飯豊まりえ、マキタスポーツ、安藤玉恵、キム・ジェヒョン、大谷亮平、笹野高史、滝藤賢一 他

オリジナル作品。《日曜ドラマ・55分枠》(全10話予定)←引き続きHuluでseason2全6話が配信予定

このドラマに関しては“続きはHuluで”という事が決まっているという事だけは知っていたが、内容に関しては情報を遮断して初回を観たので、トンネル崩落の閉じ込めから4日かけて脱出した響(竹内)が、人っ子一人いない街に唖然として佇む様子を観て「えっ!?何これ、何があった?」と、恐らく響と全く同じ心境になっていた。(なのでドラマを観る立場としては結構楽しめた)

得体の知れないゾンビに襲われながらも追い払い逃げ続けた響は、警察官の本郷(大谷)達と出会った事でやっと、何かの感染症で人々が次々にゾンビ化している事と、彼らに噛まれたら感染してゾンビになる事を知る。

ねずみ算式に増え続けているゾンビに、僅かな拳銃と弓矢と機転だけで戦いを挑んでいる本郷グループに、今のままでは勝ち目が有るとは思えない。ただこのゾンビ達は武器は使わないから、そこは狙い目だけど。

響を突き動かしているのは、離れ離れになってしまい無線では生存が確認された恋人の来美(中条)を見付け出す事。
(続く)

No.144 21/01/19 00:29
匿名さん0 

>> 143 (続き)
その来美はどこだか分からないけど、恐らく避難所みたいな場所に医師として移動したら、ゾンビが車を取り囲んで動けない状態になっているのかな?

あと白衣の滝藤さんがチラッと映ったけど、台詞も説明も無いので役割は不明。

初回は面白かったけど今後どういうアレンジを加えながら進めて行くのか、それ次第かな。

※“続きはHuluで”だったので観るかどうか迷ったから、情報(主役以外に誰が出てどんな役をやるのかとか)に接する事もしなかったのだが、それが逆に功を奏して初回は面白く観る事が出来た。
取り敢えず飽きなければ視聴は継続するけど、レビューはもしかしたら書かないかもしれない。

演出=菅原伸太郎

No.145 21/01/19 19:30
匿名さん0 

>> 129 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」新春SP(次回が10話なので、これは通常枠には含まれない)54分拡大 朝顔が監察医の研修… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」10話まで終了。

今回は光子が遺体の解剖中に誤ってメスで指を切り、遺体が何らかの感染症の患者と分かった事から起きる騒動を描いている。

前回のSPで朝顔が初執刀医を任された日の事が描かれていたが、それを受ける様な形で朝顔が光子に初執刀医を依頼、藤堂も賛成する所から始まった今回の話。
興南大学の法医が遺体から感染した可能性というネット記事が出た事で、つぐみが保育園で“移るから”と仲間外れにされる所まで事態は発展し、それでも当初は何故保育園で仲の良い男子と喧嘩をしたのか、ママの仕事のせいだけど頑張ってるママには言えないと固く口を閉ざし、理由が分からない朝顔に叱られて大泣きするつぐみに、昨今の医療従事者の子供が保育園や学校で言われ無き差別を受けているというニュースの内容が重なり、改めて“ああ、こういう事なんだな”と真実を突き付けられた思いだった。

光子とつぐみに対する申し訳ない気持ちで混乱する朝顔に対し、「4時間で行くから」と深夜に車を飛ばして駆け付け、朝顔を黙って抱き締める桑原の優しさと包容力にグッと来た。

出掛ける時に「鍵よし!ハンカチよし!」と言って、あの歯を包んでいる里子のハンカチをポケットにしまう平の行動にゾッとした。やはり何かが平を蝕み始めている。
異変を気付きながらも朝顔には隠す美幸も怖いわあ。

演出=阿部雅和

  • << 163 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」11話まで終了。 「ちょ、待てよ!」(byキムタク)と言いたくなる位のこのところの朝顔を追い詰める不幸のてんこ盛り状態。 浩之の末期癌と平の移住だけでも朝顔には堪えているのに、桑原の訳の分からない他県警への異動、平の急激な認知症?発症、今度はトンネル崩落事故に桑原が巻き込まれたのではと心配させて、無事だと分かった途端、忍と留守番をしていたつぐみが自宅から居なくなった! あのさあ、確かに「朝顔」のホームドラマ部分は好きだし、ドラマにとっても大切な要素だというのは分かっているけど、それはあくまでも監察医という職業上、そして自分も遺族だから知っている当たり前ではない“生”に対して、謙虚に感謝しながら日々暮らす、その家族の姿にほっこりするからなのであって、今の“家族”の使い方は尺を埋める為の“煽り”としか思えないのだ。 働く女性にとってのワンオペ育児と親の介護に光を当てたいなら他のドラマでやってくれないかなあ、これは「監察医 朝顔」というドラマなんだから。 柄本さんの、死期が近付いた浩之が朝顔に娘を亡くしても生き続ける事の本当の苦しみを切々と訴える演技が凄くて、自然と涙が出て来た。 本当はこの事を書きたかったのに、その後の展開のあまりの酷さに腹が立ち、こんなレビューになってしまった…。 演出=平野眞

No.146 21/01/20 00:22
匿名さん0 

>> 130 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」(関テレ・ケイファクトリー)脚本=大石哲也 他 出演=藤原竜也、真木よう子、山田… 【2021冬ドラマ】

「青のSP学校内警察・嶋田隆平」2話まで終了。

冒頭に有った、校内巡回中の嶋田が何かを隠した男子生徒からそれを取り上げ、中身を確認するとエロ雑誌で、返しながら掛けた言葉が「ほどほどにな」というシーン、嶋田の線引きの一つが伝わって来て少しホッとした。

今回は3年2組の担任水野(山口)が妊娠している事を快く思っていない校長や一部の教師達、そして生徒とその保護者、そんな空気を知って逆に水野を養護しようとする生徒も居る中、水野の引き出しにハツカネズミの死骸が入れられていたり、水筒の中身がすり替えられていたりの事件が起き、嶋田が犯人を炙り出すという展開。

自分が悪者になる事で水野に同情が集まる様に仕向ける為に、死骸を引き出しに入れたと言う男子生徒の思考回路はイマイチ理解出来なかったが、デフォルメはされていたがあの子の母親みたいな考えの保護者は確実に居て、教師を苦しめているのは事実なのだろう。

青木が怪しいというのは感じていたが、動機は想像と違っていた。でも教師免許のナンバーを偽造して提出してチェックをすり抜けたって、ちょっとご都合主義過ぎないか?

生徒や教師を逮捕し続けるのは無理筋だから、1年前に起きた音楽教師の転落死にどんな秘密が有ったのか、学校は何を隠しているのかを嶋田が探るのがこれからのメインになりそう。

演出=国本雅広

  • << 165 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」3話まで終了。 前回“生徒や教師を逮捕し続けるのは無理筋”と書いたが、今回も余裕で生徒が事件を起こしている(笑) あれだけスクールポリスの嶋田は“容赦しないヤバい奴”と印象付けているのに、お構い無しに備品を盗んでネットのフリマに出したりドラッグを水筒に仕込んだりと、この中学の生徒の精神構造はどうなっているんだ。 事なかれ主義の校長は生徒の“犯罪行為”が有ってもことごとく隠蔽し、教師達もそれに倣って来たツケがこの有り様なのか。 警察と違って事件が起きない様に生徒を導くのが教師の仕事と食い下がる浅村に、「導けてないからこうなったんだろ」と冷たく言い放つ嶋田の言葉に共感。 犯人は一人と見せ掛けておいて実は別々だったというパターンは前回と同じだ。 好きが高じてストーカーになってしまった子を豊島花が好演。斜に構えて死んだ方がマシと開き直る姿から、嶋田に額に銃を突き付けられておののき腰を抜かす姿まで、上手かったねえ。 唐突に挿入された自転車と共に道路に倒れていた女性を見詰める嶋田のカット、あれは過去の小川香里(明日海りお)なのか?そして小川は嶋田の恋人だったとか? SP赴任の理由はやっぱりこれなんだろうね。 ※さ行が苦手な真木よう子に「佐々木君と話をさせて下さい」という台詞、何の罰ゲームだよ(笑) 演出=白川士

No.147 21/01/21 00:10
匿名さん0 

>> 132 【2021冬ドラマ】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(NTV)脚本=北川悦吏子 出演=菅野美穂、浜辺美波、岡田健史、福原遥、東啓介… 【2021冬ドラマ】

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」2話まで終了。

結局の所このドラマが何を描きたいのかよく分からない。碧の思考や行動に“無理してる感”が漂っている様に見えてしまうからなのかな。一人娘が心配で出来る事ならなるべく傷付いて欲しくないと思うのは普通の事。ならばあんな落ち着きの無い女に設定しなくても良かったのでは?と思ってしまう。

娘の空は二十歳の大学生としては変わり者だけど、その言動は一貫してるので空のパートになると画面が落ち着くという構図。今のところこの部分とオアシス的存在の“おだや”が有るから何とか観ていられるといった感じだ。

漱石のウザい彼女が碧と話した事で落ち着いてくれるなら、邪魔要素が一つ減って助かるのだが。

で、今回一番気分が上がったのが、ゴン父が針を落としたレコードからジャニス・イアン(曲はWill You Dance?)が流れて来た事。初めて買ったアルバムがジャニス・イアンだった位、当時の自分には染みる曲が多かった。
ゴン父にとってジャニス・イアンは、7年前に亡くなった妻と一緒に夢中になった若き日の思い出の歌手という設定が、ジャニスなら有り得るなと納得。歌の力って凄いな。

一応まだ観るつもりだけど、レビューは毎回は書かないかも。

演出=南雲聖一

  • << 183 【2021冬ドラマ】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」4話まで終了。 映画化やドラマ化に際し原作を提供する側の気持ちなんて、今迄考えた事も無かったけど、概ね満足な場合も有れば不満だらけという事も有るんだろうね。 今回は碧の小説「私を忘れないでくれ」の映画化の話が進行し、主演のユウト(赤楚衛二)の意向で原作の設定や結末がどんどん変更されて行く事に傷付く碧と、許容範囲を越えた部分を何とか修正させようと奮闘する編集者の漱石の姿が軸となっていたので、これ迄の中で一番見易かった。 ユウトが自分の曲を事務所の社長の意向で勝手にアレンジされて激昂、傷付いた事で碧の痛みも理解したのか、漱石に頭まで下げて謝り、原作の設定を変えるなら出演しないと言うとまで豹変。 てか分からないのは、元々碧の小説の大ファンだったというユウトが、何であんなオラオラ系のノリで設定を改変しようとしていたの?辻褄が…。 3話迄は☆1つ評価で離脱するか迷っていたんだけど、取り敢えず次回も観てみようという気にはなった。 演出=南雲聖一

No.148 21/01/21 17:59
匿名さん0 

>> 133 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」2話まで終了。 神田の家での生活。キャリーから中々出て来ない猫。私一人だから大丈夫だよと言… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」3話まで終了。

ふくまる、初めてのお留守番。なまじ神田との生活を経験してしまっただけに、取り残されると涙目になってしまうふくまる。
2階の窓から前足をバタバタさせるふくまるに、後ろ髪を引かれながらもビアノ講師の仕事に出掛ける神田。

留守中、家の中を探検し姿見に映る自分にびっくりして攻撃をするふくまる。アタックして姿見に跳ね返されひっくり返った時のふくまるが最高にキュート!そして臭いがしなかった事で“敵はいない”と安心するふくまる。動物の本能だね。

神田が走って帰宅すると玄関マットのうえにはふくまるの姿が。
夜、ピアノの練習を始めると“黒い物”と仲良くしている神田に嫉妬したふくまるが鍵盤に跳び乗り、ひっくり返って抗議。苦笑いの神田。
仕方なく膝に乗せて弾き始めると、ふくまるは神田の腕の間で鍵盤乱れ打ち(笑)

今回はいわゆる飼い猫のあるあるが盛り沢山で、様々な表情を見せてくれるふくまるに釘付けになった。

一点だけ、神田の晩御飯のおかずのサンマの塩焼きを、ふくまるがクンクンするので「駄目だよ」と言ったのに、素早い動きで咥えて逃げたシーン。塩を振った魚は猫には毒だよね。ちょっと気になってしまった。

※森山(小関)がウザキャラだったのも雰囲気が壊れて何かイヤだな。

脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

  • << 167 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」4話まで終了。 今回はペットショップの店員もみじから、ふくまるがもうすぐ1歳になるので…と去勢を勧められ、神田が悩む話。 一度発情を経験してしまうと、その後に去勢手術をしても発情の記憶が残るので猫なりに苦しむらしい。 神田が直ぐに決心が付かなかったのは、もしふくまるが手術後目覚めなかったら…と想像してしまったから。妻に続いてもしも…って。 職場仲間の励ましも有って漸く決心をする神田。それでも中々獣医にふくまるを渡せなくて、「あと3スリスリだけ」と待ってくれる優しい獣医。 ふくまるの叫び声が聞こえそうで怖くて公園で待つ神田の前に、偶然茶子を連れた小林が現れ、一緒に居てくれる。 「俺が倒れた振りをすると茶子が心配してくれるんだ」と自慢して倒れてみるが、あっちの方しか見ていない茶子(笑) 手術が無事終わり「今日は御馳走だよ」とエサやり。夢中で食べて空のエサ皿を前足でトントンしてお代わりの催促。獣医にあまり食べさせない様にと言われていた事を思い出し、葛藤するもつい与えてしまい「飼い主失格だあ」 冒頭のふくまるが箱に飛び込んだ時の後ろ足の上げ方とか、おねだりの表情とか諸々ぬいぐるみの操演が本当に上手い。ワイヤーとか棒?とか、操っている専門道具をVFXで処理しているのだと思うが、プロって凄いなあと思う。 脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

No.149 21/01/23 08:59
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「にじいろカルテ」(EX)脚本=岡田惠和 出演=高畑充希、北村匠海、安達祐実、眞島秀和、モト冬樹、半海一晃、光石研、西田尚美、泉谷しげる、水野美紀、井浦新 他

オリジナル作品。《木曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

都心の病院の救急救命室で働いていた紅野真空(高畑)は診療中に急に崩れ落ち、精密検査の結果自分で出し上司も同意した病名は、治療法の確立していない多発性筋炎という5年生存率60~80%の難病だった。
これは上司から「悪いがウチに必要なのは患者じゃなくて医者だ」と休職を命じられた真空が、偶然の縁で山奥の虹ノ村の診療所に内科医として採用され、仲間と共に二人の命を救った初仕事を終え、心配していた村人が家族の様に喜び合う姿を見て罪悪感に襲われ、隠していた病気の事を泣きながら打ち明けると、仲間の外科医・浅黄朔(井浦)が「医者で患者かあ、最強じゃん、なあ」と皆に問い掛け、看護師・蒼山太陽(北川)も「ですね」と同意、村人に促された真空を採用した村役場の霧ヶ谷(光石)が「問題ないに決まってるじゃん!」と叫び、そこにいた村人全員に医者として受け入れられるという話。

真空がバスで虹ノ村に行く迄の景色とか色使い、工夫を凝らしたバス停の名称等で過疎の村へ行くのではなく、価値観の違う別世界に行く様な印象を与えた演出がまず良かった。
(続く)

No.150 21/01/23 09:43
匿名さん0 

>> 149 (続き)
今のところ村人は皆フレンドリーで余所者扱いは皆無、こういうドラマに有りがちな新参者に探りを入れたり噂をし合うといった事もなく、それ故かあっという間に真空が自分の秘密を打ち明けたのは、もう少し引っ張ると予想していたので意外だったが、生き馬の目を抜く様な場所から、皆が自然と共にゆったりと仲良く暮らす別世界の様な場所に来た真空にとっては、嘘を付き続けてはいけない人達に映ったのだろうな、それをドラマとしては印象付けたかったのだろうなと理解した。

自己中な浅黄にいつも食って掛かる太陽の、ズケズケ言い合うスタイルはアクセントとして悪くないし、初回はそれに驚いて見守っていただけの真空が今後どう絡んで行くのかも楽しみだし、病気の進行をどこ迄描くのかにもよるが、彼らならきっと良き支えになるんだろうなと思わせてくれる人間性を垣間見せた演出も良かった。

ここからは気になった点。
村人が集まるシーンが人数が少ない割にはとにかくうるさい。そういう指示が無ければ役者は声を張ったりはしないから演出家の意図が有るのだろうが、私には“うるさい”としか思えず結構辛かった。
あと聞き間違えでなければ村の人口170人と太陽が言ったと思うのだが、それで医者2名看護師1名を雇うのは無理筋、どんなからくりが有るのか少し気になった。
※役名が色や気象から捻り出されているのは“メルヘン”って感じ。

演出=深川栄洋

  • << 168 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」2話まで終了。 いやあ、前回放送分を編集した約5分45秒のアバンが長くて参った。特に真空の告白部分以降は多少の台詞のカットをしただけで、ほぼほぼそのまま使ってたから「そこ大事なシーンだったし、まだ全部覚えてるわ!」ってなってしまった。 冒頭から真空は首筋が赤いし手の握力?を気にしてるしで、えっ、もう?って心配したけど、進行が早い設定なのかなあ。 少ない村人なのに待合室は混み、真空は患者の話を聞き過ぎて診察が中々進まない。 そんな中、次郎の診断で判断ミスをしてしまった。糖尿病患者は無痛性の心筋梗塞を起こす可能性があるのに気付けなかった。 自分のミスと反省をバババと話し続ける真空に、先輩の浅黄は「俺に怒らせろ」。 脚本家は違うのに一瞬“北野サクラ”が頭に浮かんでしまった。 浅黄も太陽も癖は強いけど基本いい人達なんで、食事だけ頼るのではなく医療も頼れる所は頼らないとね。 雪乃は今回は記憶もしっかりしていて普通なのに、次回は分からなくなってしまう…まだらボケなのね。 高齢者の独り暮らしも多いし、“メルヘン”で済む訳は無いわな。 演出=深川栄洋

No.151 21/01/23 11:01
匿名さん0 

>> 135 (続き) ああ、そういう事ね。ここから元春の人間的成長物語が始まる訳ね。 妻は自分の実家優先を元春に強要している描写が有り、この辺から金… 【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」3話まで終了。

澪から異動は家から一番近い支店だったから、母の体調の事も有るのでと聞き一応は納得した元春だったが、澪が自転車で転び怪我をした場面に出くわして、また偶然じゃないのか?と思考は行ったり来たり。
公園であの男(小池=生瀬)を見つけて問い掛けると「人生を変えても繋がりの有る人は変わらない。必ず引き合い目の前に現れる」と言う。←小池って何者?

澪に家庭教師と高校生の時に二人で行った食堂に連れて行かれるが、当時壁に落書きした二人の名前とハートは…無い。
「目の前の人が笑ってくれているのが一番嬉しい」と言う澪に、あの頃いつだって二人で笑っていたのに…俺がぶち壊したのか?←そうです!
元春の中で回想と現在が行ったり来たりするが、アリスがポニテの女子高生からワンオペ育児で不満を持ち始める迄と現在の素敵な女性を上手く演じ分けているので、時間軸が迷子になる事は無かった。

澪の違和感は何故か元春に昔から知っている様な親しみを感じてしまう事。慌てて否定する元春だが、その時澪の母親が現れ元春に抱き付き「元春君、ウチの婿さん!澪が毎日怒るから家に帰って来なくなっちゃったのよ」←認知症だからパラレルワールドに移っても記憶は消されなかったって事?

澪はどう受け止める?それにしてもどんくさい役回りの大倉君が可哀想になって来た(苦笑)

演出=山内大典

  • << 169 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」4話まで終了。 自分の利己的な意思で妻の入れ替えに成功したのに、どうもハイソな生活は居心地が悪い様で、親友で義弟の木田が営む居酒屋に入り浸り、庶民の味に舌鼓を打つ元春。当初は妹は何でこんな奴と…って見下していたのに、自分も同じ世界の住人で、だからここの飯は上手いし居心地もいいんだって、そろそろ気付き始めたか? 澪の事もそう。生き生きと働き笑顔の綺麗な澪に「あれ?」と見直し始めたら、そんな女性は他の男も放ってはおかず、津山がグイグイ距離を縮め始めるとそれが気になって仕方ない元春。 どうしてこんなに感受性が鈍いのかと見ていて苛々するが、だからこそ失わないと気付けない、奪われないと分からないのだろう。 そして今度は澪を傷付けたのと同じ事を沙也佳にしている。心ここに有らずの元春に腹を立てた沙也佳が、ゲームのコンセントを引き抜いた時の顔。 鈍感で常にボーッとした感じの元春を、大倉忠義がどの場面を切り取っても同じ様な表情と、滅多に慌てない動きで演じているので、上手いんだか下手なのかよく分からないがとにかく腹が立つのは確か(笑) 小池を知っている様な感じの澪の母の久恵。この部分が元春と澪にどう関わって来るのかな。 そして元春は沙也佳から叩き出されるのかしら(笑) 演出=山内大典

No.152 21/01/23 12:01
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「俺の家の話」(TBS・TBSスパークル)脚本=宮藤官九郎 出演=長瀬智也、戸田恵梨香、永山絢斗、江口のりこ、井之脇海、道枝駿佑、羽村仁成、荒川良々、三宅弘城、平岩紙、秋山竜次、桐谷健太、西田敏行 他

オリジナル作品。《金曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

能の宗家で人間国宝の父親(寿三郎=西田)が危篤の報せを受け、家を出て25年間交流を断っていたプロレスラーの長男・寿一(長瀬)は病院に駆け付ける。

跡継ぎの座を捨てプロレスラーになったのは、プロレスが子供の頃の唯一の父との共通の楽しみで、もしチャンピオンになれば芸では一度も誉めてくれなかった父が誉めてくれると期待していたから。

父の病床で「今更だけど継ぐよ俺、今度こそ誉めてくれよ」と語り掛けた所を専属介護ヘルパーのさくら(戸田)に父のスマホで撮られ、後日回復した父に「謹んで継がせて頂きますと言ってみろ!」と言われ渋々従う寿一。

回復前に遺産の話を始めた妹達に「親父は生きてるんだぞ」とか正論を吐く寿一に反発した踊介(永山)が言った「そういうのは親父が倒れた2年前にもう通り越したんだ。今は人間国宝じゃない、只の重たいジジイなんだ!」って台詞が、介護の辛い現実を表していて胸に刺さった。

回復した寿三郎はヘルパーのさくらと結婚して遺産は全部さくらに渡すと宣言。
一同唖然。
(続く)

No.153 21/01/23 12:37
匿名さん0 

>> 152 (続き)
認知症のテストで要介護1と認定されてしまう寿三郎。
野菜の名前を言って行く仮テストで、学習障害を持つ寿一の息子の秀生も「一緒にやりたい」と言い、スラスラと答えて「僕の勝ち」とゲーム感覚でいる秀生の、別の意味での切なさ。

踊介はネットで“ヘルパー さくら”を調べ、#詐欺師#後妻業等の告発投稿を見付ける。写真も正にさくらその人。
だけどこれ、各写真に付けられた投稿者のコメントを読むと、何か自分の病を知っていた投稿者の父親が、何も知らないさくらに頼んで“体に悪い最後の楽しみ”に付き合って貰ったのかも?とも思えるのよね。

だから寿三郎も只のよろめきではなくて、深謀が有っての事なのでは?と想像している。
あと芸養子の寿限無(桐谷)ね。幼い頃から寿一の盾の様な役割を負わされて、寿一が勝手に出て行って師匠が倒れていよいよ俺の出番か、耐えて良かったと思ったら寿一が「継ぎます」って、この後もずっと良い人キャラで通せるんだろうか?

介護や相続が他人事で無い世代には少し辛いテーマだけど、肉付けで楽しめる様な設定にしてあるし、秀生の学習障害も今のところはキツい描写は無いので、普通の家では無いけど普通に楽しめる仕上がりと言っていいのではないかな。

演出=金子文紀

  • << 170 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」2話まで終了。 やっぱりさくらはいわゆる後妻業ではなく、財産を持っていそうで家族が面倒を見ない(そのくせ遺産は狙っている)様な、余命が短い老人に優しく接し、本人がやりたい事をやらせてあげる事で余命を伸ばし、家族なんかよりさくらさんに遺産を渡したいと心から思わせて遺言書を受け取り、亡くなったら「貰う物は貰います」という、金の亡者となった遺族に故人に代わりしっぺ返しをする様な“新型後妻業?”の人だった。 寿三郎はさくらにとって4人目のターゲットだったが、ほったらかしの家族ではないし、情に厚い本当は親父大好きな長男も戻って来て、計算違いだったのかはたまたこういう家族なら本望なのか、常に余裕の笑みを浮かべているさくらの表情からは本心が見えて来ない。 あと多動と書字障害の秀生だが、能を見ている時だけは集中力が半端なく、寿三郎が稽古を付けると直ぐに物にして誉められる(ヨイショも有るのだろうが)位には筋がいいらしい。そしてそれが親父に一度も誉められた事の無い寿一には悔しい。実の息子なのに嫉妬してしまうのだ。 秀生は父親に「お母さん、好きな人は居るのか?」と聞かれて、本当は自宅に出入りする位親しい男性が居るのに「居ないよ」と答える位には気を遣える様で、障害はそこまで酷くは無い様な。 (続く)

No.154 21/01/23 17:46
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「ドリームチーム」(NHK名古屋)脚本=吉澤智子 出演=山口紗弥加、財前直見、桜庭ななみ、味方良介、前川泰之、根本真陽、伊武雅刀、余貴美子 他

オリジナル作品。《ドラマ10・45分枠》(全8話予定)

ある元高校女子バスケ部の卒業生が、亡くなった部活の恩師・安東先生(伊武)を偲ぶ会に集まり、その席で安東の妻・佳恵(余)から「元バスケ部の寮が空いているから一緒に住まない?」と声を掛けられた香菜(山口)は、その時は断ったが実は有名な大学教授のモラハラ夫(前川)が不倫をスクープされ、この件で苛つく夫のモラハラは更に酷くなり、言い返せない姿を見た一人娘の環(根本)からは「ママの様にはなりたくない」と言われ、荷物をまとめて家を出るとファミレスで一夜を明かし、近くの席で女性にネチネチとセクハラをしている男の言葉が夫のモラハラと重なったのか感情が爆発、自分が頼んだカレーライスを男の頭から掛けてしまい、警察に捕まってしまう。

香菜が助けた女性・茜(桜庭)も、その状況を目撃していた優子(財前)も偲ぶ会で出会っていた同窓生で、それぞれがピンチに陥っていた。

香菜は夫の弁護士が貰い受けてくれると一念発起、迎えに来てくれた環も着いて行くと言ってくれたので二人で佳恵の寮に転がり込むが、そこには何と優子が居て後から茜もやって来た。
(続く)

No.155 21/01/23 18:12
匿名さん0 

>> 154 (続き)
優子は部下の男と付き合っていたが、セクハラパワハラで上司に訴えられ左遷を告げられていた。後からその中身が分かったのだが、あれは男の身勝手で若い女が出来たから別れたい口実だったんじゃないの?しかも自分のマンションに女を連れ込んでいたのを見たのに優子は何で戦わなかったんだろう。

茜に関しては虚飾のインスタグラムがバレて炎上しただけで、何の仕事をしていたのかとかは不明。

3人はそれぞれの世代のバスケ部部長だったという共通点が有るだけで、偲ぶ会迄は面識も無かったという設定。

それぞれの“炎上”から尻尾を巻いて逃げて来たみたいな形の3人が、ここから人生をどう巻き返して行くのか、“ドリームチーム”というタイトルなんだから、“三人寄れば文殊の知恵”で力を合わせて問題を解決して行く話なのかな。
役者さんがハマっている人ばかりなので面白くなりそう。

この作品は名古屋放送局の制作で、この所「トクサツガガガ」「ハムラアキ」と佳作が続いているので、そこにも期待している。

演出=増田静雄

  • << 172 【2021冬ドラマ】 「ドリームチーム」2話まで終了。 監督の安東は亡くなった訳ではなくて、失踪してから7年が経ったので、失踪宣告による法律上の死亡だったらしい。という事はこれから出て来るのかも? 安東の隠し子だという男の子が寮に置いて行かれる騒動があり、それに絡めて同居している佳江の息子の悠一(味方)の事も描かれたので、肝心の3人の事は少しずつしか動かなかった。 優子は寂れた遊園地に出向し空回りのスタートだったけど、フィットしながら数字を作る事は出来るのか? 茜は結局インスタグラマーとして楽に稼ぎたいのか? そしてやっぱり一番どうなるか知りたいのは香菜なんだけど、この寮に来て賄いをする内に、味音痴の夫に馬鹿にされていた自分の手料理が、他人が食べると美味しくてヘルシーでしかもお財布に優しい、結構価値の有る物だったのだと分かり、少し自分に自信が持てる様になる。 その先が知りたいんだけど、その前に夫が娘を連れ去ってしまう。 そこで終わってしまった。 予告では移動販売の軽トラを「その車、下さい!」って叫んでいたから、キッチンカーをやって仲間も協力するみたいな流れになるのかな。 離婚と娘の親権問題もあるしさ、香菜の話に絞ってトントンと進めた方が面白くなると思うんだけどなあ。 演出=増田静雄

No.156 21/01/23 19:00
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「ここは今から倫理です。」(NHK)脚本=高羽彩 出演=山田裕貴、茅島みずき、池田優斗、渡邉蒼、浦上晟周、吉柳咲良、板垣李光人、犬飼直紀、杉田雷麟、中田青渚 他

雨瀬シオリの漫画原作。《よるドラ・29分枠》(全8話予定)※深夜の再放送を録画して視聴

高三の選択科目の倫理は人気が無くて、そこに集まって来た生徒は何やら問題を抱えた生徒ばかりの様で、担当教師の高柳(山田)は静かな口調で、人生に於いて何故“倫理”を学んでおく事が必要なのかを説く。

初回は時と場所を選ばすに性行為を許してしまう逢沢(茅島)に、高柳が「それは合意ですか?」と問い掛ける所から始まり、カーテンを開けて教壇に立つと「ここは今から倫理です」と、静かに授業が始まる事を告げる。

この毅然とした態度に逢沢は惹かれ、影で一部始終を見ていた教師志望のいじめられっ子・谷口(池田)は、遂に理想の教師を見付けたと興奮する。

誘う逢沢には「貴女には教養がない」と突き放し、教養がが無ければ成れなかったという花魁の話をして煙に巻き、書道を始めてはと勧め、教師になっていじめっ子を正したいと言う谷口には、不善も善とする老子の言葉を引き合いに、「いじめっ子もいじめられっ子も救える教師になって欲しい」と諭す。

中々深い内容で、高柳の過去も気になるし視聴は続けるがレビューは今回のみとする。

演出=渡辺哲也

No.157 21/01/24 09:46
匿名さん0 

>> 137 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」2話まで終了。 今回は6スタの銀行ドラマ「大合併」のすったも… 【2021冬ドラマ】

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」3話まで終了。

今回は8スタジオの医療ドラマ「Doctor-Z (5)」の撮影で巻き起こる“コンプライアンス騒動”が描かれた。

出演は観月ありさ、滝藤賢一、ふせえり、宍戸美和公、森下能幸、宇野祥平、寺島しのぶ

脚本家は同じ人なのに今迄の良さが失われ面白さが半減。
今迄はドキュメンタリーという体を程々に守りつつ絶妙に脱線するから笑えたのだが、今回はこの役者ならこんな事を言いそうという部分が無くて、全てが大きく脱線した作り物風だったから、自分の中では“スベってるなあ”としか思えずクスリとも出来なかった。

劇中劇での滝藤のやり過ぎを他の役者が一斉に責め始めたけど、そもそもそれにOKを出すのは演出家だし、方向性を決めて行くのはプロデューサーなのは役者が一番知っている筈なのに、何故滝藤を責めるのか筋が通らない、その矛盾がずっと解消されなかったから、ストーリーとしては回収していたけどそこに笑いは生まれなかった。

演出=浅野敦也

  • << 173 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」4話まで終了。 今回は4スタジオの学園ドラマ「CTO」の視聴率UP作戦に巻き込まれ、我を忘れてしまうW主演女優の勘違いを面白おかしく描いた話。 出演は長谷川京子、りょう、金子大地、醍醐虎汰朗、安藤玉恵、村田雄浩、石丸謙二郎 視聴率が悪く教師と生徒の恋バナを入れたいと言うPに対し、ハセキョーとりょうは気が進まないのだが、相手の生徒がイケメンの金子だと分かると「アタシやります!」とハセキョー(笑) 金子が、年上の共演者が好きなんだけどどうしたらいいか村田に相談しているのを聞いてしまった二人は、絶対自分の事だと舞い上がり、金子のインスタをチェックしては自分への匂わせだと思い込んでウキウキ。 金子が村田が好きで持ち物も真似をする程の渋好みと分かった時点で、本当に好きなのは誰なのか予想は付くんだけどね。 石丸が役者の心境を勝手にナレーションしたり、文春の記者にチクったり、いかにもって感じな役回りで面白かった。 前回は設定が酷かったけど、今回の様な嘘がエスカレートして行く分には全然問題は無いし、本人達も楽しそうでそれが伝わって来るからいいんだろうな。 次は「わた番」、本家を思いっ切りパロってくれると面白いんだけどね。 脚本=宮本武史 演出=浅野敦也

No.158 21/01/24 10:58
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「レッドアイズ 監視捜査班」(NTV)脚本=酒井雅秋 他 出演=亀梨和也、松下奈緒、趣里、シシド・カフカ、松村北斗、川瀬陽太、長田成哉、小野ゆり子、矢島健一、木村祐一 他

オリジナル作品。《土曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)

大画面を分割して防犯カメラの映像を出して分析するのは「絶対零度」のミハンシステムを思い出し、主人公の刑事の愛する人が殺され捕まらない犯人を追うストーリーは「ボイス」と被る。

神奈川県警の内部に作られた民間と共同でITを駆使して捜査をする新組織KSBC。
恋人(小野)を殺された後、誤認逮捕者への行き過ぎた暴力を理由に免職され、探偵事務所を作って前科の有る仲間と働いていた元刑事の伏見(亀梨)は、新組織のセンター長で元上司の島原から誘われ、仲間も一緒ならという条件を出した。
仲間と見学に行くと誘拐事件が勃発、伏見と由美子(シシド)は捜査に飛び出し、要(松村)はIT機器を勝手に操作、山崎(木村)は犯罪心理学に則り的確な分析から指示出しと、見事なチームワークと伏見の観察眼の鋭さで事件を解決してしまう。

幾つか首を傾げる部分は有るのだが、それよりも秒を争う緊迫感の中で、犯人に近付いて行くヒリヒリとしたスピード感溢れる演出が見事で、初回に関してはその満足感の方が大きかった。
下手に拡大しなかったのも良かったね。

演出=水野格

  • << 174 【2021冬ドラマ】 「レッドアイズ 監視捜査班」2話まで終了。 忍成修吾が殺されるチョイ役だけで出る訳ないと前回みんな思っていただろうし、て事は死んでない、ああいう犯人が殺し損ねる訳が無いから、忍成と犯人は仲間だと予想は付いたよね。 明確なタイムリミットが有って犯人を追い詰める迄の演出は、やっぱり上手いなと思う。 但し今回から早くもKSBC関係者が狙われ始めて、湊川が誘拐され島原の妹も監視されていて、こういうのがずっと続くのかと思うと気持ちが萎える。 また今回の犯人達の、バットでいたぶる様な殺し方はちょっと気分が悪くなったりもしたので、精神衛生上宜しくないかと思い今回で離脱する事にした。 ※こういう理由の離脱は初めてだけど、気持ち的にしんどくなり救いの無い物はやはり今は観たくはないので。 演出=水野格

No.159 21/01/24 15:05
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(EX・MMJ)脚本=橋部敦子 出演=小芝風花、工藤阿須加、加藤清史郎、水沢エレナ、内藤理沙、小倉久寛、田辺誠一、富田靖子、橋爪功 他

オリジナル作品。《土曜ナイトドラマ・30分枠》(全話数不明)

主人公の萌子美(モコミ=小芝)は物や植物等の声を聞く事が出来るちょっと変わった子で、子供の頃から周囲からは気持ち悪がられ、人間関係が上手く作れないまま大人になり、今は母親(富田)が見付けて来た工場のアルバイトとして、部品の声(傷が有ると泣いてるのかな?)が聞こえる特技を生かし、検品の担当として正確で素早く誰よりも大量に捌いている。

空気を読むのが苦手そうで祖父が良き理解者である所等は、同じ脚本家の書いた高橋一生主演の「僕らは奇跡でできている」と似通っているが、あちらの実母は耐え切れずに一度逃げ出し、家政婦として戻って来た設定だったが、こちらの母親(富田)は逃げなかった分、気持ちが強いのか、もしかしたら母親の方が発達障害グレーゾーンなのではと思ってしまう位、相手の話を聞こうとせず自分の言いたい事を喋り続ける空気の読めない人で、モコミは頭を押さえ付けられてますます殻に閉じ籠ってしまったのではと思ってしまった。

30分枠なのでまだまだ分からない事だらけだけど、取り敢えず視聴継続は決定。

演出=竹園元

  • << 175 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」2話まで終了。 今回は夫とも父親とも一応会話が成立していた千華子。前回のあの相手に喋らせない描写は何だったの?と思っていたら、モコミがバイトを辞めて来たと言った途端、千華子のノンストップ喋りが始まり、遂にモコミが反撃開始。 子供の頃、お母さんは私を隠そうとした、だから生まれて来ない方が良かったのかなって思い、誕生日が嫌いだった。人と話せなくなったのはお母さんのせい。 でも今日辞めると言ったら皆が話し掛けてくれて、送別会までしてくれた。 私、避けられてると思っていたけど、私が避けていたんだ。辞めると言わなければ分からなかった。 モコミは兄の花屋で働く事になった。 薔薇の日持ちの件であれっ?て思ったんだけど、兄はモコミの“能力”の事を知らないのか。母親は信じていなくて祖父だけが知っているし信じている(信じてあげている)という事なのか。 この家族にはまだまだ隠し事あるみたいね。 母親の指図に従う日々から自分で一歩を踏み出したモコミ。厳しい試練は有るみたいだけど…負けるな! 演出=竹園元

No.160 21/01/24 15:50
匿名さん0 

>> 139 (続き) テレビ局側の部分はかなりデフォルメしていると思うけど、脚本家側から言わせたらあれ位の無茶振りをされている感覚に陥る程の事をやらさ… 【2021冬ドラマ】

【ここまでの短評】

「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」2話まで終了。

思ったより早く書けて第二稿でOKが出たと思ったら、主演の八神が口を出し、それでもその場で浮かんだアイディアを話すと即OK、二話は別の脚本家が書くのはちょっと悔しかったが、休養も取れるし今の自分にはこれでいいと妻と乾杯、トイレに立つとPから新脚本家が降りちゃったから二日で書いてと言われ、ツルツルにも責められてプレッシャーで失禁してしまう圭佑という展開で、殆ど進展は無し。
まさかずっとこんな感じではないよね?

演出=豊島圭介

「ここは今から倫理です。」2話まで終了。

レビューはもう書かないつもりだったのだが、夜遊びが過ぎて学校では常に眠たい寝ているという生徒の間(はざま)を演じた渡邉蒼の、眠くて仕方ない寝ちゃいそうという演技が凄く自然で上手くて目に止まり、その後の高柳の間へのコンタクトの取り方と、夜遊びをさせずに家にとどめて置く様に仕向ける語り掛けの上手さ、その後も続く渡邉の自然体に見せる演技の巧みさで、すっかりドラマに引き込まれてしまった。演技の上手い子なら今回の様に、一人の生徒に絞って話を展開した方がいいのかも。

演出=渡辺哲也

  • << 176 【2021冬ドラマ】 「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」3話まで終了。 圭佑は大事なポイントでP達が欲しがる展開をポッと(パッと!程の勢いは無い)思い付くのよね。だから才能が無い訳では無い、と思うんだ。干され続けた事と、生来のネガティブ思考が相まって自信を失くしているだけなんだと思う、思いたい。 無理をしていた奈美が倒れてしまい、義両親が飛んで来て圭佑を責める責める。 この時の圭佑の背中にピントを合わせて義両親をぼかす映像が、圭佑自身の後悔と義両親の圭佑を軽く見ている感じがよく出ていて、その後の子供達の父親を助けなきゃという心境の変化に繋がる上手い演出だったなと思った。 自信の無い圭佑を励ます奈美の台詞「投げ出さないで最後迄書いてくれる人が現場の人には有難いんだから、感謝されてるよ圭ちゃんは」が、とっても素敵だった。 おかげでツルツルが出て来ても「消えろ!」と追い払う事が出来た圭佑は、無事“如月の残した2話の第一稿”の手直しを一人で終えて、1、2話の完成シナリオ「富豪教師Q」を持ち帰り、家族は大喜び。 友達にお父さんの仕事を聞かれても(皆が観ていないドラマばかりだから)言えなかったけど、今度のドラマは八神隼人だから友達も絶対観てくれる、だから頑張ってと言う娘の言葉にはなるほどなと思ったし、圭佑の心にも刺さっただろうな。 演出=豊島圭介
  • << 307 【2021冬ドラマ】 「ここは今から倫理です。」全8話終了。 クラスのチャットを退会したらハブられた逢沢。仲良しクラスの空気も悪くなった。 高柳はこれを最後の授業の題材として、逢沢はどうすべきなのかをディスカッションさせる。 本人はハブられてもそれ程深刻には受け止めていなくて、そもそも退会した理由は大学受験を決めて勉強に集中しているのに、四六時中くだらない事でピコピコうるさくて耳障りだからというもの。 初回に高柳から「貴女には教養がない」と言われ、気になって倫理の授業を一番前で受けて、どんどん高柳に惹かれて遂にもっと学ぼうと受験する迄に至った逢沢。 問題児ばかりが集まった選択科目の倫理の時間。哲学を応用して人間関係や人生に起こり得る問題を説明し考えさせる授業を通して、少しずつ自分の抱える問題を直視する様になる生徒達。 逢沢の問題に結論は出ないのだが、逢沢自身は退会したままにしておく、クラスに友達は居なくてもここに友達は居るから大丈夫と結論を出す。 選択科目のクラスだからこその良さもそこには存在していた。 大学に合格し改めて高柳に付き合って下さいと告白する逢沢に対し、気持ちだけ受け取ります、逢沢さんならきっといい人が見つかりますよと定型文で応じる高柳。それに対する逢沢の言葉が実に哲学的で面白かった。 (続く)

No.161 21/01/24 16:32
匿名さん0 

>> 140 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」2話まで終了。 新の勤める大手デパートの系列物流会社は、出向させられる(新やみか=真飛聖… 【2021冬ドラマ】

「その女、ジルバ」3話まで終了。

前園の前で「ホスト狂いはやめな」とスミレとみかから言われ、訳が分からない新は、週2回BARに行ってるでしょと言われた事で誤解と分かり、仕方なくホステスのバイトをしている事を話し「皆さん1回来ませんか?」
副業してるなんて言ったら前園に本当にリストラされるぞとスミレに忠告されるが、「あの店で前向きになれたんです」と新。

遅刻して浮かない顔のエリー。異変を察知して「どうした何か有った?」と直ぐに聞いてくれる仲間が居る幸せ。
エリーが20代で恋した男は詐欺師で、そうとは知らないエリーは戦後成金だった親の金を注ぎ込み、遂には勝手に実家を抵当に入れて金を作り、男に逃げられ実家は破産という苦く辛い過去が有った。
その相手の男(大石吾朗)がまたエリーの住む団地に引っ越して来た。
そしてBARに現れる。

もう絶対また巻き上げようとするよ、こいつって分かるのに、エリーは一瞬ほだされちゃうのよねえ。初めての男恐ろしや。
エリーがよろめきそうなその瞬間、ママが貫禄たっぷりに男に釘を刺す。見事な客捌き。

新の家でティッシュを取ろうとした瞬間、癖になっているぎっくり腰になってしまうエリー。
復帰すると客も一緒に皆で全快祝い。ケーキには祝7回目の文字が(笑)

※次回いよいよ中尾ミエ登場。あの空気が乱されるのかな?

演出=村上牧人

  • << 177 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」4話まで終了。 毎年ジルバママの命日に開催するパーティーにチーママが来て、ジルバの半生を見て来たかの様に語り始めるのだが、中尾ミエの長台詞の一人語りが素晴らしかった。 ジルバ(星ちはま)は福島の海沿いの寒村からブラジルに移民した両親の元に生まれた人だったのね。 結婚して子供も生まれたけど、当時の移民に対する排斥運動や弾圧から逃れての帰国中、夫も子供も感染症で亡くした。 ジルバにとっては生まれ育った場所を失ったという事で、姉の所に来て一緒にチーママの話を聞いていた新の弟が、東日本大震災で海沿いに有った自分の会社も自宅も失った過去と重ねて、ジルバの気持ちを慮り姉に話すシーンはグッと来た。 物流倉庫のリストラはまず出向組の希望退職を募ると聞いたスミレは、新とみかに絶対阻止するからと意気込むが、前園から実はスミレにも希望退職を募る様に上から言われていて、理由は貴女のパワハラだと聞かされ愕然とする。確かにねえ、新達と打ち解ける前迄のスミレの口調や態度は、今の時代ではパワハラと見なされても仕方ないよね。 スミレには家族が居ない。捨て子だったナマコと同じだと言ってたから、施設育ちとかなのかな。彼女なりに頑張ってチームリーダーに迄はなれたのに、時代がねえ、切ないねえ。 演出=根本和政

No.162 21/01/25 18:50
匿名さん0 

>> 142 (続き) 以上気になる点を書いて来たが、ドラマ全体が放つ惹き付けるパワーみたいな物に比べれば些末な事なのかもしれない。 殆どの時間を… 【2021冬ドラマ】

「天国と地獄~サイコな2人~」2話まで終了。

外見が日高でいる限り自分に勝ち目は無いと悟った望月は、あの陸橋に本物日高を呼び出し階段落ちを仕掛けてみるが変化無し。
本物日高は“入れ替わりの方法”は知らないと言っていたけど、呼び出しに応じてあの場所に立ち、無抵抗で本物望月の階段落ちに応じていたので、どうやら本物日高は入れ替わりに条件が有る事を知っている様だ。

そして(仮)望月の言動の変化、違和感から八巻は日高と望月の入れ替わりに気付き、陸も本物望月には無い耳朶を触る癖や、自分への態度の違和感から何かを感じている。
それに対し日高の会社の人間は、秘書を筆頭に誰も「今日の社長は何か変」と言い出さない。この差は何で?(仮)日高は本物と違いかなりキョドって見えるのだが、あれで何も気付かないなら逆に不自然だよなあ。

高橋一生さんは(仮)日高を演じる時に、中身はあの望月なんだからもう少し男寄りに演じた方がいい様な気がする。気が動転していても元々がガサツ系なんだから。

で八巻なんだけど、カラクリに気付くの逆に早くない?1話で日高のアメリカ時代の研究者仲間(中尾明慶=あれだけで終わりとは…)にコンタクトを取るのが早くて、あの時も少し違和感が有ったんだけど、考え過ぎかな?

※今回は一切マスク無し。ますます疑問の1話の設定。

演出=平川雄一朗

  • << 178 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」3話まで終了。 八巻がシヤカナローの伝説のサイトを見付けて本物望月に見せると、即反応してスーツケースを奥からゴロゴロ持って来た(奄美行き即断)シーンで、これこれ、これこそ望月のやりそうな行動って思ったし、それ以降も今回の高橋一生は、当初の綾瀬はるかが演じる望月の雰囲気に寄せた演技をしていて、微妙な違和感が取れて望月を感じられる様になったのは良かった。 今回の八巻は本来の鈍くさい八巻に戻っていて、八巻に対する私の違和感は考え過ぎだったのかな。 あの陸橋から見えるコンクリートに赤で4と書いて有るのを見た本物日高は「そうですか、終わりじゃ無かったんですか」と言って、その後目黒区の資産家を天井から逆さ吊りしゴルフクラブでなぶり殺すのを動画で撮り本物望月に送り付けた。 という事は、本物日高に殺しを命じている黒幕が居るという事なのかな。 あの赤の4を消す仕事をネットで請けおった陸は、仕事を終えて帰宅しゴミ捨て場にあった自分の家のゴミ袋の中から、血だらけの白いレインスーツを見付けて「何なの彩子ちゃん…」 陸は何も気付いてはいない、という事でいいみたいだな。 自分の姿でも人殺しをされてしまい八方塞がりになってしまった本物望月。 どんな解決策を見付けるのかな。 演出=青山貴洋

No.163 21/01/26 19:06
匿名さん0 

>> 145 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」10話まで終了。 今回は光子が遺体の解剖中に誤ってメスで指を切り、遺体が何らかの感染症の… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」11話まで終了。

「ちょ、待てよ!」(byキムタク)と言いたくなる位のこのところの朝顔を追い詰める不幸のてんこ盛り状態。
浩之の末期癌と平の移住だけでも朝顔には堪えているのに、桑原の訳の分からない他県警への異動、平の急激な認知症?発症、今度はトンネル崩落事故に桑原が巻き込まれたのではと心配させて、無事だと分かった途端、忍と留守番をしていたつぐみが自宅から居なくなった!

あのさあ、確かに「朝顔」のホームドラマ部分は好きだし、ドラマにとっても大切な要素だというのは分かっているけど、それはあくまでも監察医という職業上、そして自分も遺族だから知っている当たり前ではない“生”に対して、謙虚に感謝しながら日々暮らす、その家族の姿にほっこりするからなのであって、今の“家族”の使い方は尺を埋める為の“煽り”としか思えないのだ。

働く女性にとってのワンオペ育児と親の介護に光を当てたいなら他のドラマでやってくれないかなあ、これは「監察医 朝顔」というドラマなんだから。

柄本さんの、死期が近付いた浩之が朝顔に娘を亡くしても生き続ける事の本当の苦しみを切々と訴える演技が凄くて、自然と涙が出て来た。
本当はこの事を書きたかったのに、その後の展開のあまりの酷さに腹が立ち、こんなレビューになってしまった…。

演出=平野眞

  • << 179 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」12話まで終了。 大山鳴動して鼠一匹…だったけど、まあ崩落事故で死者が一人も出なかったのは喜ばしい事だし、つぐみの家出は“ママが大変だからじいじの所に行こうとした”という事で、桑原が5歳児にも分かる言葉で説教をしたシーンと、色々抱えていそうな朝顔に全部吐き出させたシーンは、桑原の父親として、夫としての自覚十分な姿にグッと来た。 前回からの継続案件である若者のドラッグ過剰摂取による連続死。今回は亡くなった女性の解剖シーンも、遺族への説明シーンも丁寧に描いていたし、変わり果てた娘の姿にショックが隠せない母親の為に、上手いエンバーミングは出来ないのかという話までする優しさに溢れた教室という流れも良かった。 そこに光子が呼んだ茶子と若林(大谷)が颯爽と現れるのは、とってつけた様でシラケたが…。(若林が茶子を誘っていたのは、エンバーミングの新しい事業?) 平が里子の“歯”を朝顔に預けた事を忘れて、部屋中ひっくり返して探した後のシーンは結構ショックだったなあ。 桑原からの電話で朝顔が持っていると知り、安心した後に部屋の惨状を見て自分自身にショックを受けている様子の平。台詞や説明なんて無くても十分伝わって来た。 桑原は家族と暮らす為に神奈川に戻ると決意したけど、上層部が許すのかね。元々神奈川の交番に飛ばすのが正解なんだけどさ。 演出=三橋利行

No.164 21/01/26 20:59
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」(TX・ギークピクチャーズ・製作委員会)脚本=小峯裕之 他 出演=香取慎吾、関水渚、MEGUMI、清水尋也、山本耕史、シム・ウンギョン、勝村政信 他

オリジナル作品。《ドラマプレミア10・54分枠》(全話数不明)

香取慎吾主演の“指殺人”を扱う刑事ドラマという事しか知らないで視聴開始。

警視庁の新設部署、優秀だけどクセが有り“やらかして”飛ばされた元捜査一課とか、“空回り新人”とか、いつか見た感。
SNSのトラブルとか事件化した案件に特化した部署なのに室長はデジタル音痴、刑事も分厚い手帳第一主義って(笑)

交通課から異動して来た“空回り女性”役の関水渚が、やっぱり広瀬すず?と一瞬思ってしまう(香取慎吾以外の出演者は知らないで観たので)。
SNS専門課なのにスペシャリストに与えられたのはノートパソコン1台って、凄い経費削減でびっくり(笑)
その分ゲストに金を掛けてマツケンと床嶋佳子が、初依頼者夫婦役で出て来たのには驚いた。

まっデジタルだけで捜査する訳じゃなくて、優秀な万丞刑事が足で捜査するのが主体みたい。
警視庁内部に居るみたいな“アノニマス”を捜す物語でもあるみたいで、もう少し様子見してみる。

※オンタイム字幕付きで観たからまだ良かったけど、相変わらず慎吾ちゃんは滑舌が悪いな。

演出=及川拓郎

  • << 180 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」2話まで終了。 “ガソリンスタンド土下座強要映像”がアップされ、強要男の連れの女が誰だ探しが始まり、似た様な服を着た画像をアップしていた事が有るという理由だけで名指しされ、会社名迄晒され仕事に支障が出た女性(芹沢=深川麻衣)の訴えで指対が捜査する話。 耳の形の照合から直ぐに別人と分かり、室長が記者会見で釘を刺したにも関わらずネットの祭りはエスカレート、昔騙されて撮られ弁護士に処理して貰い、出る筈の無かったAVのインタビュー映像迄流出するに至り、ボロボロになった芹沢は告訴は取り下げる事に。 そこから指対は芹沢の会社に対する業務妨害等に切り替えて捜査を続け、彼女の婚約者も大学生の時に詐欺の受け子をやらされてネットで大炎上、母親の旧姓に変えて出直しをした過去が有り、息子を守りたい母親が別れさせようと、社員を装った怪文書を芹沢のバッグに入れていた事も分かる。 会社の上司の描き方が思い切りミスリードを誘っていて、最後の「会社は君を守る!キリッ」も含めて三文芝居みたいで苦笑したけど、それ以外は被害者の心情を丁寧に描き、炎上を煽る無責任なネット記事の裏事情にも触れていて、中々見応えのある内容に仕上がっていた。 このレベルで維持出来るなら継続視聴してもいいなと思った。 演出=及川拓郎

No.165 21/01/28 00:22
匿名さん0 

>> 146 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」2話まで終了。 冒頭に有った、校内巡回中の嶋田が何かを隠した男子生徒からそ… 【2021冬ドラマ】

「青のSP学校内警察・嶋田隆平」3話まで終了。

前回“生徒や教師を逮捕し続けるのは無理筋”と書いたが、今回も余裕で生徒が事件を起こしている(笑)
あれだけスクールポリスの嶋田は“容赦しないヤバい奴”と印象付けているのに、お構い無しに備品を盗んでネットのフリマに出したりドラッグを水筒に仕込んだりと、この中学の生徒の精神構造はどうなっているんだ。

事なかれ主義の校長は生徒の“犯罪行為”が有ってもことごとく隠蔽し、教師達もそれに倣って来たツケがこの有り様なのか。
警察と違って事件が起きない様に生徒を導くのが教師の仕事と食い下がる浅村に、「導けてないからこうなったんだろ」と冷たく言い放つ嶋田の言葉に共感。

犯人は一人と見せ掛けておいて実は別々だったというパターンは前回と同じだ。
好きが高じてストーカーになってしまった子を豊島花が好演。斜に構えて死んだ方がマシと開き直る姿から、嶋田に額に銃を突き付けられておののき腰を抜かす姿まで、上手かったねえ。

唐突に挿入された自転車と共に道路に倒れていた女性を見詰める嶋田のカット、あれは過去の小川香里(明日海りお)なのか?そして小川は嶋田の恋人だったとか?
SP赴任の理由はやっぱりこれなんだろうね。

※さ行が苦手な真木よう子に「佐々木君と話をさせて下さい」という台詞、何の罰ゲームだよ(笑)

演出=白川士


  • << 181 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」4話まで終了。 女子が女子を好きになる、これはLGBTとはまた別の話で中学生位だと有り得る話。着替えの映像まで欲しくなった所はちょっと微妙なんだけど、それをアホな兄貴がネットに上げちゃって、好きな子に顔向け出来ないと部活をやめて、遠くから見詰めている辺りはやっぱり可愛い。 対してバレー部顧問の女教師の、一人の男子生徒に対するセクハラの醜い事。ドラマだから誇張は有るだろうけど、圧倒的に多い男教師から女生徒へのセクハラも含めて、ああいう風に部活や成績をネタに追い詰めるというのは実際に有る事だし、何かドラマとは言え居たたまれなかったわ。 で、嶋田の本当の目的であるらしい小川の事故死の件だが、美術教師の岡部が小川のクラスの生徒(涌井)にセクハラをした事で、小川と岡部が激しく口論していたという話が出て来た。岡部は学校を去り小川は事故死とされていたが、嶋田の話だと小川の自転車のブレーキワイヤーが切断されていて、自転車ごと倒れる事故を起こした後帰宅して、階段を上っている途中で転がり落ちた、だからこれは殺人なのだと。 これ涌井が岡部を好きでセクハラでは無かったパターンも有りそうな。小川のせいで辞めさせられたと逆恨みするパターン。考え過ぎ? 演出=白川士

No.166 21/01/28 10:46
匿名さん0 

>> 119 【2021冬ドラマ】 取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(曜日順) 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」 「青のSP学校内警察・… 【2021冬ドラマ】

視聴中のドラマの初期評価(曜日順)
※放送回数が1話~3話とバラ付き有り
※☆5がハマってる状態、☆4が面白い、☆3が普通、☆2が何かが足りない、☆1が離脱するかも

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」☆☆

「青のSP学校内警察・嶋田隆平☆☆☆☆

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」☆☆

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」☆

「おじさまと猫」☆☆☆☆☆

「にじいろカルテ」☆☆☆☆

「知ってるワイフ」☆☆☆☆☆

「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」☆☆

「警視庁強行犯係 樋口顕」☆☆☆

「ドリームチーム」☆☆☆

「俺の家の話」☆☆☆☆☆

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」☆☆☆☆☆

「直ちゃんは小学三年生」☆☆☆☆

「レッドアイズ警視捜査班」☆☆☆

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」☆☆☆

「書けない!?~脚本家吉丸佳佑の筋書きのない生活~」☆☆☆

「ここは今から倫理です。」☆☆☆☆

「その女、ジルバ」☆☆☆☆☆

「天国と地獄~サイコな2人~」☆☆☆☆☆

「君と世界が終わる日に」☆☆

※「六畳間のピアノマン」「神様のカルテ」「ホリミヤ」は放送開始待ち
※他に「ミヤコが京都にやって来た!」を視聴中だが、放送エリアが少ない為評価からは除外←秋の京都が素敵なのと佐々木蔵之介が上手くて継続視聴中

  • << 201 「2021冬ドラマ途中経過」 ◎ハマっているドラマは *知ってるワイフ *俺の家の話 *天国と地獄~サイコな2人~ *その女、ジルバ *おじさまと猫 〇面白い(良い)ドラマは *アノニマス~警視庁“指殺人”対策室 *にじいろカルテ *六畳間のピアノマン *モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~ *ここは今から倫理です。 *バイプレイヤーズ □普通(まあまあ)のドラマは *青のSP学校内警察・嶋田隆平 *オー!マイ・ボス!恋は別冊で *警視庁強行犯係 樋口顕 *書けない!?~脚本家 吉丸圭佑… *直ちゃんは小学三年生 ●微妙なドラマは *ウチの娘は、彼氏が出来ない!! *ドリームチーム ▼視聴離脱したドラマは *レッドアイズ←2話迄で離脱。ドラマとしてはまあまあだったけど、内容がキツくて自分は見続けるのは辛いと思ったから。 *君と世界が終わる日に←3話迄で離脱。話が進まない。竹内涼真のワンパターン演技はキツい。 *江戸モアゼル←4話迄で離脱。ながら見になりそうだったから。 ◇開始待ちのドラマは *神様のカルテ *ホリミヤ ※3話以下及び2クールドラマを除く。(関東地区基準) #シーズン枠外で視聴中のドラマは *監察医 朝顔 *ミヤコが京都にやって来た! *ハルカの光 *24JAPAN←途中から1.3倍速視聴し15話迄で離脱。イライラMAX。

No.167 21/01/28 15:29
匿名さん0 

>> 148 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」3話まで終了。 ふくまる、初めてのお留守番。なまじ神田との生活を経験してしまっただけに、取… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」4話まで終了。

今回はペットショップの店員もみじから、ふくまるがもうすぐ1歳になるので…と去勢を勧められ、神田が悩む話。
一度発情を経験してしまうと、その後に去勢手術をしても発情の記憶が残るので猫なりに苦しむらしい。

神田が直ぐに決心が付かなかったのは、もしふくまるが手術後目覚めなかったら…と想像してしまったから。妻に続いてもしも…って。
職場仲間の励ましも有って漸く決心をする神田。それでも中々獣医にふくまるを渡せなくて、「あと3スリスリだけ」と待ってくれる優しい獣医。

ふくまるの叫び声が聞こえそうで怖くて公園で待つ神田の前に、偶然茶子を連れた小林が現れ、一緒に居てくれる。
「俺が倒れた振りをすると茶子が心配してくれるんだ」と自慢して倒れてみるが、あっちの方しか見ていない茶子(笑)

手術が無事終わり「今日は御馳走だよ」とエサやり。夢中で食べて空のエサ皿を前足でトントンしてお代わりの催促。獣医にあまり食べさせない様にと言われていた事を思い出し、葛藤するもつい与えてしまい「飼い主失格だあ」

冒頭のふくまるが箱に飛び込んだ時の後ろ足の上げ方とか、おねだりの表情とか諸々ぬいぐるみの操演が本当に上手い。ワイヤーとか棒?とか、操っている専門道具をVFXで処理しているのだと思うが、プロって凄いなあと思う。

脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

  • << 184 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」5話まで終了。 ふくまるに出会う迄は動物に一切触れなかった神田が、今では朝目覚めたら顔の上でふくまるが寝ていても平気って凄い変わり様(笑) 神田が動物に触れなくなったのは、動物嫌いな母親が触らせてくれなかったから。 多分ピアノの為に「貴方は特別な子なの、友達は選ばなければいけないの」って縛り付けていたのね。 それでも母親の目を盗んで野良猫に触ろうとしたら逃げられて、“僕は特別な子なんかじゃない”と泣いていた時に、神田少年に手を伸ばして「遊ぼうぜ」と言ってくれたのが小林少年だった。 今も小林は思いやりが有っていい奴だけど、それは子供の頃からずっと変わらないんだね。 神田にとってピアノは母親の事も有って嫌な部分、苦しい部分も有ったのかなと想像するけど、息抜きをさせてくれた小林と傍らで支えてくれた妻が居たから、頑張って世界へと出て行けたのだろうね。 それだけにまだまだふとした時に亡くなった妻の鈴音を思い出し泣いてしまう神田。そんなパパさんを心配して寄り添うふくまる。 今回のハイライトはふくまるを撫でたいと言う小林に、「パパさんを笑顔にしてくれる奴は、嫌いでも大好きにゃ~ん」と言って、ふくまるが引っくり返って腹を見せ撫でさせてあげる所。ふくまるナイス! モフモフのお腹、気持ち良さそう。 脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

No.168 21/01/29 00:09
匿名さん0 

>> 150 (続き) 今のところ村人は皆フレンドリーで余所者扱いは皆無、こういうドラマに有りがちな新参者に探りを入れたり噂をし合うといった事もなく、そ… 【2021冬ドラマ】

「にじいろカルテ」2話まで終了。

いやあ、前回放送分を編集した約5分45秒のアバンが長くて参った。特に真空の告白部分以降は多少の台詞のカットをしただけで、ほぼほぼそのまま使ってたから「そこ大事なシーンだったし、まだ全部覚えてるわ!」ってなってしまった。

冒頭から真空は首筋が赤いし手の握力?を気にしてるしで、えっ、もう?って心配したけど、進行が早い設定なのかなあ。

少ない村人なのに待合室は混み、真空は患者の話を聞き過ぎて診察が中々進まない。
そんな中、次郎の診断で判断ミスをしてしまった。糖尿病患者は無痛性の心筋梗塞を起こす可能性があるのに気付けなかった。
自分のミスと反省をバババと話し続ける真空に、先輩の浅黄は「俺に怒らせろ」。

脚本家は違うのに一瞬“北野サクラ”が頭に浮かんでしまった。

浅黄も太陽も癖は強いけど基本いい人達なんで、食事だけ頼るのではなく医療も頼れる所は頼らないとね。

雪乃は今回は記憶もしっかりしていて普通なのに、次回は分からなくなってしまう…まだらボケなのね。
高齢者の独り暮らしも多いし、“メルヘン”で済む訳は無いわな。

演出=深川栄洋

  • << 185 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」3話まで終了。 凄いなあ。ベテラン脚本家が綿密に紡いだ言葉の数々を、芸歴をを積み重ねて来た女優3人(安達、西田、水野)が見事に体現する、いい物を見せて貰ったなあって感じ。 3年前から雪乃はまだら認知症で、1週間から1ヵ月位の間隔で記憶がゼロに戻ってしまう。その度に村人達は独自の方法で解決して来た。診療所に朔達が赴任するずっと前から。 それが氷月と嵐の“雪乃の歴史”を雪乃に植え付けて行く作業。 思い出せない物を思い出そうと苦しまなくていい。だから新しく頭に入れて、ちゃんと知って欲しいの、誇りに思って欲しいの。 だから雪乃は「○○…らしい」って言い方をしていたのね。何だか分からないけど、どうやら信頼出来そうな人達が教えてくれた私の歴史…らしいって事ね。 その作業を延々と繰り返して来た村人達。 朔が「スゲーぞ、ここの人達は」って真空に言った意味がよく分かった。 氷月は子供が欲しかったけど出来なかった、虐待のニュースとか見ると「何で?」と思ってしまうと言って泣く。 嵐は子供も生まれて幸せだと思っていた ら、ある日突然夫が出て行ってしまった。「ずっと嫌だった」という置き手紙1枚残して。何が嫌だったのかも分からない苦しさ。 そして真空は病状が微妙で、診療所の仲間に優しくされても素直になれない。「何で私なの?」って思ってしまう。 (続く)

No.169 21/01/29 19:35
匿名さん0 

>> 151 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」3話まで終了。 澪から異動は家から一番近い支店だったから、母の体調の事も有るのでと聞き一… 【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」4話まで終了。

自分の利己的な意思で妻の入れ替えに成功したのに、どうもハイソな生活は居心地が悪い様で、親友で義弟の木田が営む居酒屋に入り浸り、庶民の味に舌鼓を打つ元春。当初は妹は何でこんな奴と…って見下していたのに、自分も同じ世界の住人で、だからここの飯は上手いし居心地もいいんだって、そろそろ気付き始めたか?

澪の事もそう。生き生きと働き笑顔の綺麗な澪に「あれ?」と見直し始めたら、そんな女性は他の男も放ってはおかず、津山がグイグイ距離を縮め始めるとそれが気になって仕方ない元春。

どうしてこんなに感受性が鈍いのかと見ていて苛々するが、だからこそ失わないと気付けない、奪われないと分からないのだろう。
そして今度は澪を傷付けたのと同じ事を沙也佳にしている。心ここに有らずの元春に腹を立てた沙也佳が、ゲームのコンセントを引き抜いた時の顔。

鈍感で常にボーッとした感じの元春を、大倉忠義がどの場面を切り取っても同じ様な表情と、滅多に慌てない動きで演じているので、上手いんだか下手なのかよく分からないがとにかく腹が立つのは確か(笑)

小池を知っている様な感じの澪の母の久恵。この部分が元春と澪にどう関わって来るのかな。
そして元春は沙也佳から叩き出されるのかしら(笑)

演出=山内大典

  • << 187 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」5話まで終了。 取り敢えずまだ沙也佳に叩き出されていない元春(笑) 津山が新規取引先の荷積みを手伝う姿を見た澪は「付き合います、主任と」 木田達に付き合う事を報告すると、「みんなでキャンプに行こう」 宿泊所で具合が悪くなった澪に、一つだけ効く薬を知っている元春は探し回って買って来るが、津山が病院に連れて行った後だった。 帰って来た二人が車の中でキスをしていると勘違いした元春は、もう我慢の限界突破。職権乱用で銀行で2010年の500円玉を探し出し、あの場所へ車を飛ばすがゲートが見付からず、今度は小池を探して過去に戻りたいと直談判。 「イカれた野郎だな、心の底から望んでこの人生を選んだんじゃないのか?」 「覆水盆に返らず、後の祭りだ。男らしく彼女の幸せを祈ってやれ」いちいちごもっとも。←小池ってひょっとして立場としては自分も人生を入れ替えて、今の元春の成れの果てって感じなのかしら。久恵も元春に「私達は切っても切れない縁があるのよ」って小池と似た様な事を言ってたから、やっぱり関係が有るのかな。 元春は窮屈でも居心地が悪くても、ハイソな暮らしに付き合って沙也佳に優しくしてあげなさい! ※キャンプで唐突に出て来たビハインド(会社裏サイト)の話。この先、沙也佳か津山が復讐に使ったりして。あのシーンだけかなり浮いてたから。 演出=土方政人

No.170 21/01/30 09:38
匿名さん0 

>> 153 (続き) 認知症のテストで要介護1と認定されてしまう寿三郎。 野菜の名前を言って行く仮テストで、学習障害を持つ寿一の息子の秀生も「一緒に… 【2021冬ドラマ】

「俺の家の話」2話まで終了。

やっぱりさくらはいわゆる後妻業ではなく、財産を持っていそうで家族が面倒を見ない(そのくせ遺産は狙っている)様な、余命が短い老人に優しく接し、本人がやりたい事をやらせてあげる事で余命を伸ばし、家族なんかよりさくらさんに遺産を渡したいと心から思わせて遺言書を受け取り、亡くなったら「貰う物は貰います」という、金の亡者となった遺族に故人に代わりしっぺ返しをする様な“新型後妻業?”の人だった。
寿三郎はさくらにとって4人目のターゲットだったが、ほったらかしの家族ではないし、情に厚い本当は親父大好きな長男も戻って来て、計算違いだったのかはたまたこういう家族なら本望なのか、常に余裕の笑みを浮かべているさくらの表情からは本心が見えて来ない。

あと多動と書字障害の秀生だが、能を見ている時だけは集中力が半端なく、寿三郎が稽古を付けると直ぐに物にして誉められる(ヨイショも有るのだろうが)位には筋がいいらしい。そしてそれが親父に一度も誉められた事の無い寿一には悔しい。実の息子なのに嫉妬してしまうのだ。

秀生は父親に「お母さん、好きな人は居るのか?」と聞かれて、本当は自宅に出入りする位親しい男性が居るのに「居ないよ」と答える位には気を遣える様で、障害はそこまで酷くは無い様な。
(続く)

No.171 21/01/30 10:18
匿名さん0 

>> 170 (続き)
それとも養育費の取り立てに厳しいユカが、そう言えと教え込んでいるのか?←ユカを演じる平岩紙さん、上手いよねえ。

家族会議で「さくらが居るから頑張れる」と言う寿三郎。「私達の婚約、あれは端から恋愛感情は無かったんですか?」「ごめんなさい」とさくら。
身も蓋もないけど、10分後には振られた事も忘れてさくらに甘える寿三郎。
昔の事(例えば大好きなプロレスの話)は詳細に覚えているのに、今の事は都合よく忘れてしまう、本人は幸せかもしれないけど家族は大変だ。だから一概に余所様の家族の事は責められない、とも思う。

宗家が動けず寿限無では能の出演料が安く、共演者や裏方への出演料を支払うと完全な持ち出しで、門弟の月謝が収入の柱だが、その数も宗家が倒れてから目減りする一方で、観山流宗家には今金が無い。

跡取りには指名されたけどどうするのか。まさかのプロレスとの二刀流?

寿限無が(夜の)9時には戻るからそれまでお願いしますとさくらから言われていたのに、会長に頼まれ10万円欲しさも有って、父を一人残しプロレスに行ってしまった寿一。
トイレに行きたかった父は、廊下をヨタヨタ歩き倒れて動けなくなってしまった。
普段風呂だトイレだと世話をしていても、一度の判断ミスが全てを帳消しにしてしまう事もある。
自宅介護は大変だなあ。

演出=金子文紀

  • << 188 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」3話まで終了。 会長からスター不足でじり貧だから助けて欲しいと懇願され(と言うか長州力に加えて武藤に蝶野まで連れて来てどんだけ(笑))、バレずに済む方法としてマスクマンで出る事にした寿一。それが能とプロレスを融合した“スーパー世阿弥マシーン”で、能の衣裳と面を着けて登場し、外すと赤いマスク。 偶々さくらと観戦した寿三郎は、帰宅して寿一に「物凄く体幹のいいプロレスラーが居たんだよ。プロレスなんて辞めて能をやればいいのに」図らずも初めて親父に誉められた寿一。勿論寿一だとは知らないでの事だけど。 さくらが話した“私の家の話”を新作能(江口のりこがさくらの母を演じて、これが中々の出来)で表現するという意表を付く演出も面白かった。お金に執着する理由も分かったし。さくらの言う、お金持ちは生き方に色々制約が有って大変だけど、「貧乏って、言い訳にも使えるんですよね」は、結構深かったなあ。刺さったわ。 家族だから出来る事、出来ない事、家族だから言える事、言えない事。 だからさくらは必要なんだと考える寿一と寿三郎。 親父がボケてると思ってる寿一は、さくらにまだ婚約者の振りをしてくれと頼み、本当はボケていない寿三郎は、人生の畳み方が分かる迄、まだ子供達には言わないでくれとさくらに話す。 何か色々凄いわ、このドラマ。1時間があっという間。 演出=山室大輔

No.172 21/01/30 16:40
匿名さん0 

>> 155 (続き) 優子は部下の男と付き合っていたが、セクハラパワハラで上司に訴えられ左遷を告げられていた。後からその中身が分かったのだが、あれは男… 【2021冬ドラマ】

「ドリームチーム」2話まで終了。

監督の安東は亡くなった訳ではなくて、失踪してから7年が経ったので、失踪宣告による法律上の死亡だったらしい。という事はこれから出て来るのかも?

安東の隠し子だという男の子が寮に置いて行かれる騒動があり、それに絡めて同居している佳江の息子の悠一(味方)の事も描かれたので、肝心の3人の事は少しずつしか動かなかった。

優子は寂れた遊園地に出向し空回りのスタートだったけど、フィットしながら数字を作る事は出来るのか?
茜は結局インスタグラマーとして楽に稼ぎたいのか?
そしてやっぱり一番どうなるか知りたいのは香菜なんだけど、この寮に来て賄いをする内に、味音痴の夫に馬鹿にされていた自分の手料理が、他人が食べると美味しくてヘルシーでしかもお財布に優しい、結構価値の有る物だったのだと分かり、少し自分に自信が持てる様になる。
その先が知りたいんだけど、その前に夫が娘を連れ去ってしまう。

そこで終わってしまった。

予告では移動販売の軽トラを「その車、下さい!」って叫んでいたから、キッチンカーをやって仲間も協力するみたいな流れになるのかな。
離婚と娘の親権問題もあるしさ、香菜の話に絞ってトントンと進めた方が面白くなると思うんだけどなあ。

演出=増田静雄

  • << 189 【2021冬ドラマ】 「ドリームチーム」3話まで終了。 まあね、香菜にとっては人生の大転換期だから、一歩進んでやっぱり駄目だわと元に戻ってしまう思考も分からなくは無いんだけど、ドラマとして観ると如何せんテンポが悪くて…。 かと思ったら突然現れたママ友が美大卒で板金は出来るから、タダでキッチンカーの修理をしてあげるとか、何そのご都合主義と苦笑してたら、それ以外にも50万掛かる筈が、今度はあのジャクリーンの信者(もとい顧客)の繋がりの輪で、次々に特技を提供して貰うという力業、どんだけラッキーに頼るのよ。 まあ何とか方向性は見えたんだけど、今度は親に振り回されて嫌気が差したのか環が家出でまた一騒動みたい。 あとひょっとして佳恵は夫と連絡を取り合ってる?だとしたら死んだ事にしてる意味は? 演出=土井祥平

No.173 21/01/30 17:17
匿名さん0 

>> 157 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」3話まで終了。 今回は8スタジオの医療ドラマ「Doctor-… 【2021冬ドラマ】

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」4話まで終了。

今回は4スタジオの学園ドラマ「CTO」の視聴率UP作戦に巻き込まれ、我を忘れてしまうW主演女優の勘違いを面白おかしく描いた話。

出演は長谷川京子、りょう、金子大地、醍醐虎汰朗、安藤玉恵、村田雄浩、石丸謙二郎

視聴率が悪く教師と生徒の恋バナを入れたいと言うPに対し、ハセキョーとりょうは気が進まないのだが、相手の生徒がイケメンの金子だと分かると「アタシやります!」とハセキョー(笑)

金子が、年上の共演者が好きなんだけどどうしたらいいか村田に相談しているのを聞いてしまった二人は、絶対自分の事だと舞い上がり、金子のインスタをチェックしては自分への匂わせだと思い込んでウキウキ。

金子が村田が好きで持ち物も真似をする程の渋好みと分かった時点で、本当に好きなのは誰なのか予想は付くんだけどね。

石丸が役者の心境を勝手にナレーションしたり、文春の記者にチクったり、いかにもって感じな役回りで面白かった。

前回は設定が酷かったけど、今回の様な嘘がエスカレートして行く分には全然問題は無いし、本人達も楽しそうでそれが伝わって来るからいいんだろうな。

次は「わた番」、本家を思いっ切りパロってくれると面白いんだけどね。

脚本=宮本武史 演出=浅野敦也

  • << 190 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」5話まで終了。 今回は5スタで撮影中の東森圭吾原作(笑)のサスペンスドラマ「わたしの番です」の、殺されたくない役者達のアピールや騒動を描いた話。 出演は佐々木希、高杉真宙、堀内敬子、原田龍二、尾美としのり、田中要次 主演は原田なのに佐々木に殺されて主役交代という波乱の展開と言うか、世間の考察の裏をかく強引な展開で、出演者達は次は誰なのかと疑心暗鬼に。 原作には無い役の田中は次は俺だと覚悟しながらも生き残りを図り、田中に心酔している高杉が「殺すなら俺を殺して下さい」とPに直訴、希望通り殺されるが原作と違い過ぎるとネット大炎上で生き返っちゃった(笑) 代わりに田中が死に落ち込む高杉は「大河の件、断って下さい」とマネージャー?にTEL←これが目的で早く殺されたかったのか、田中要次心酔アピは何だったのかと落とした後で、粘りに粘って殺された田中の演技が大河のPの目に留まり、田中が大河出演ゲット、高杉ガックリというダブル落ちで、まあまあ面白かった。 考察が盛り上がればドラマ視聴率も上がる、だから原作無視でも意外な人物殺しに走る。「あな番」自体は秋元康のオリジナル原案だったからパロディーでは無いんだけど、考察を宣伝に変える新商法の危うさを、自戒と多少の嫌味を込めてパロった点は評価したい。 演出=守下敏行

No.174 21/01/31 01:15
匿名さん0 

>> 158 【2021冬ドラマ】 「レッドアイズ 監視捜査班」(NTV)脚本=酒井雅秋 他 出演=亀梨和也、松下奈緒、趣里、シシド・カフカ、松村北… 【2021冬ドラマ】

「レッドアイズ 監視捜査班」2話まで終了。

忍成修吾が殺されるチョイ役だけで出る訳ないと前回みんな思っていただろうし、て事は死んでない、ああいう犯人が殺し損ねる訳が無いから、忍成と犯人は仲間だと予想は付いたよね。

明確なタイムリミットが有って犯人を追い詰める迄の演出は、やっぱり上手いなと思う。

但し今回から早くもKSBC関係者が狙われ始めて、湊川が誘拐され島原の妹も監視されていて、こういうのがずっと続くのかと思うと気持ちが萎える。

また今回の犯人達の、バットでいたぶる様な殺し方はちょっと気分が悪くなったりもしたので、精神衛生上宜しくないかと思い今回で離脱する事にした。

※こういう理由の離脱は初めてだけど、気持ち的にしんどくなり救いの無い物はやはり今は観たくはないので。

演出=水野格

No.175 21/01/31 01:49
匿名さん0 

>> 159 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(EX・MMJ)脚本=橋部敦子 出演=小芝風花、工藤阿須加、加藤清史郎、水沢… 【2021冬ドラマ】

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」2話まで終了。

今回は夫とも父親とも一応会話が成立していた千華子。前回のあの相手に喋らせない描写は何だったの?と思っていたら、モコミがバイトを辞めて来たと言った途端、千華子のノンストップ喋りが始まり、遂にモコミが反撃開始。

子供の頃、お母さんは私を隠そうとした、だから生まれて来ない方が良かったのかなって思い、誕生日が嫌いだった。人と話せなくなったのはお母さんのせい。

でも今日辞めると言ったら皆が話し掛けてくれて、送別会までしてくれた。
私、避けられてると思っていたけど、私が避けていたんだ。辞めると言わなければ分からなかった。

モコミは兄の花屋で働く事になった。

薔薇の日持ちの件であれっ?て思ったんだけど、兄はモコミの“能力”の事を知らないのか。母親は信じていなくて祖父だけが知っているし信じている(信じてあげている)という事なのか。
この家族にはまだまだ隠し事あるみたいね。

母親の指図に従う日々から自分で一歩を踏み出したモコミ。厳しい試練は有るみたいだけど…負けるな!

演出=竹園元

  • << 191 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」3話まで終了。 千華子は思った事を直ぐに口に出すだけでなく、観が指摘した様に相手が「先々不安になる様な事」を次々に言うから、それも有ってモコミはより考えてしまい、直ぐには言葉に出せない様になってしまったのかもね。 兄の恋人の涼音(水沢)ははっきりと物を言う人で、モコミが居辛くなるのかなと心配したけど、失敗を重ねるけど説明をする時に口ごもったり黙ってしまうモコミに、「本当の事を言ってくれない?分からないから」と問い掛けてくれるだけの許容度は有るみたいなので、少しホッとした。 普通は段階を踏んで覚える仕事としてのフラワーアレンジメントを、花の気持ちが分かるモコミは全く違うアプローチで作るので独創性が有り、また花屋のプロがもう使えないと判断した花でも、モコミが見るとまだお客さんの所に行きたがっているというのが分かったり、何か涼音達と衝突しそうな要素はたっぷりなんだよね。 「本当の事は言えないです」と自分の今の思考を精一杯説明したモコミに、「よく分かんないけど、でも伝わったよ」と言ってくれた涼音。少しずつでも分かり合えたらいいんだけどね。 次回は父爆発、デリバリーの彼とも進展が有りそうで楽しみ。 演出=常廣丈太

No.176 21/01/31 10:57
匿名さん0 

>> 160 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」2話まで終了。 思ったよ… 【2021冬ドラマ】

「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」3話まで終了。

圭佑は大事なポイントでP達が欲しがる展開をポッと(パッと!程の勢いは無い)思い付くのよね。だから才能が無い訳では無い、と思うんだ。干され続けた事と、生来のネガティブ思考が相まって自信を失くしているだけなんだと思う、思いたい。

無理をしていた奈美が倒れてしまい、義両親が飛んで来て圭佑を責める責める。
この時の圭佑の背中にピントを合わせて義両親をぼかす映像が、圭佑自身の後悔と義両親の圭佑を軽く見ている感じがよく出ていて、その後の子供達の父親を助けなきゃという心境の変化に繋がる上手い演出だったなと思った。

自信の無い圭佑を励ます奈美の台詞「投げ出さないで最後迄書いてくれる人が現場の人には有難いんだから、感謝されてるよ圭ちゃんは」が、とっても素敵だった。
おかげでツルツルが出て来ても「消えろ!」と追い払う事が出来た圭佑は、無事“如月の残した2話の第一稿”の手直しを一人で終えて、1、2話の完成シナリオ「富豪教師Q」を持ち帰り、家族は大喜び。

友達にお父さんの仕事を聞かれても(皆が観ていないドラマばかりだから)言えなかったけど、今度のドラマは八神隼人だから友達も絶対観てくれる、だから頑張ってと言う娘の言葉にはなるほどなと思ったし、圭佑の心にも刺さっただろうな。

演出=豊島圭介


  • << 192 【2021冬ドラマ】 「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」4話まで終了。 打ち合わせの時にツルツルに唆されて余計な事を言ってしまい軽蔑されたと圭佑が泣き付くと、カウンセラーは「それは軽蔑されていっそのこと僕を降ろして欲しいという貴方の願望です」←なるほどね、ストンと腑に落ちたわ。 初回放送日、ジジババに仙川迄来てみんなで観てる(笑)画面を見る家族をずっと映してドラマは音声だけ。画面に見入る家族の顔を見て安堵する圭佑。ここの演出が凄く良かった。 エンドクレジットの途中から映像を出し、脚本 吉丸圭佑 に「あっ!」「出た!」と家族は大喜び、ジジババは見逃して「録画が有るから」と奈美。ここも良かったなあ。面白かったと皆が言ってくれて満足感に浸る圭佑。 翌朝PからのTELで飛び起きる圭佑。「視聴率が出たぞ。個人が2.8だ。」敢えて世帯視聴率を言わない演出は何故?ショック療法? 参考迄にこのドラマの初回視聴率は世帯が4.7%個人が2.4%だったから、2.8という事は世帯は5%辺りかな。 「富豪教師Q」は21時開始設定なので、同時刻開始の「姉恋」を例に出すと、世帯が6.2%の時に個人は3.3%だったので換算すると5.2~5.3といった所かな。 まあゴールデンタイムの初回としては有り得ない程の惨敗なのは確か、圭佑また病むな。 演出=豊島圭介

No.177 21/01/31 11:39
匿名さん0 

>> 161 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」3話まで終了。 前園の前で「ホスト狂いはやめな」とスミレとみかから言われ、訳が分からない… 【2021冬ドラマ】

「その女、ジルバ」4話まで終了。

毎年ジルバママの命日に開催するパーティーにチーママが来て、ジルバの半生を見て来たかの様に語り始めるのだが、中尾ミエの長台詞の一人語りが素晴らしかった。
ジルバ(星ちはま)は福島の海沿いの寒村からブラジルに移民した両親の元に生まれた人だったのね。
結婚して子供も生まれたけど、当時の移民に対する排斥運動や弾圧から逃れての帰国中、夫も子供も感染症で亡くした。
ジルバにとっては生まれ育った場所を失ったという事で、姉の所に来て一緒にチーママの話を聞いていた新の弟が、東日本大震災で海沿いに有った自分の会社も自宅も失った過去と重ねて、ジルバの気持ちを慮り姉に話すシーンはグッと来た。

物流倉庫のリストラはまず出向組の希望退職を募ると聞いたスミレは、新とみかに絶対阻止するからと意気込むが、前園から実はスミレにも希望退職を募る様に上から言われていて、理由は貴女のパワハラだと聞かされ愕然とする。確かにねえ、新達と打ち解ける前迄のスミレの口調や態度は、今の時代ではパワハラと見なされても仕方ないよね。

スミレには家族が居ない。捨て子だったナマコと同じだと言ってたから、施設育ちとかなのかな。彼女なりに頑張ってチームリーダーに迄はなれたのに、時代がねえ、切ないねえ。

演出=根本和政

  • << 195 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」5話まで終了。 スミレは希望退職に応じた。 「あたし言葉遣い悪いからさあ」 BARでは前園叩きで大盛り上がり。 そんな前園だがチームリーダーとしてのスミレの実力は認めている、居なくなったら大きな損失だと思っている。 それにパワハラにかこつけているのは、以前スミレの言葉に腹を立てた事のある上層部の一人だけらしい。←そんなアホな! 翌日スミレが欠勤し、今度はみかが退職願を出す。辞めて田舎に帰りたいと思っていたと話すみか。 そこへ従業員が「パワハラなんてされていない」と嘆願書を手に入って来る。 そしてスミレの退職願を手元に置いたままだった前園。 スミレはリストラを免れみかは本当に退職した。 大学から東京に来て22年、(この職場は)一番辛い3年だったと。 新の部屋で炬燵に3人。 「負けて帰る訳じゃない、それだけはそう思いたい」とみか。←でも泣きそうな顔。 大卒で前園の同期でバリキャリだったのに、同じ出向とは言え前園は課長、自分はヒラの倉庫係、そこに実力差ではない物が働いている事への憤りと挽回のチャンスさえ与えられない事への虚しさ、確かに只負けた訳では無いのだ。 リストラの不安を口にする新にママは「ウチの専属になれば?」←やっぱり初回に想像した流れ(専属→コロナ禍で休業→帰郷)になりそう。 演出=根本和政

No.178 21/01/31 22:58
匿名さん0 

>> 162 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」2話まで終了。 外見が日高でいる限り自分に勝ち目は無いと悟った望月は、あの陸… 【2021冬ドラマ】

「天国と地獄~サイコな2人~」3話まで終了。

八巻がシヤカナローの伝説のサイトを見付けて本物望月に見せると、即反応してスーツケースを奥からゴロゴロ持って来た(奄美行き即断)シーンで、これこれ、これこそ望月のやりそうな行動って思ったし、それ以降も今回の高橋一生は、当初の綾瀬はるかが演じる望月の雰囲気に寄せた演技をしていて、微妙な違和感が取れて望月を感じられる様になったのは良かった。

今回の八巻は本来の鈍くさい八巻に戻っていて、八巻に対する私の違和感は考え過ぎだったのかな。

あの陸橋から見えるコンクリートに赤で4と書いて有るのを見た本物日高は「そうですか、終わりじゃ無かったんですか」と言って、その後目黒区の資産家を天井から逆さ吊りしゴルフクラブでなぶり殺すのを動画で撮り本物望月に送り付けた。
という事は、本物日高に殺しを命じている黒幕が居るという事なのかな。

あの赤の4を消す仕事をネットで請けおった陸は、仕事を終えて帰宅しゴミ捨て場にあった自分の家のゴミ袋の中から、血だらけの白いレインスーツを見付けて「何なの彩子ちゃん…」
陸は何も気付いてはいない、という事でいいみたいだな。

自分の姿でも人殺しをされてしまい八方塞がりになってしまった本物望月。
どんな解決策を見付けるのかな。

演出=青山貴洋

  • << 196 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」4話まで終了。 仮の日高が仮の望月の胸ぐらを掴んでいる姿を遠くから目撃した河原は、痴話喧嘩でもない限り普通、男が女の胸ぐらを掴む事はないと、二人の関係を怪しむ。流石に鋭いのだが、違法捜査に慣れ切って来た河原はその癖を知っている本物望月に逆手を取られ墓穴を掘ってしまい、仮の望月の容疑は晴れる。 今回、日高の会社の社員も社長の異変に気付いている事が分かり、(←そりゃそうだ)五木から問い詰められた仮の日高は、聴取の前日に階段から落ちて頭を打ち記憶障害を起こしていると誤魔化すと、社員が社長室に押し掛け皆で喜劇チックに心配をしてくれる。 五木は日高の妹にも連絡をして、飛んで来た妹に仮の日高が「みんな優しい、会社の人も」と不思議そうに話すと、「それはお兄ちゃんがみんなに優しいからだよ」と意外な事を言う。 日高の事が分からなくなって来た本物望月。 やっぱり日高は誰かか何かに操られている様な気がする。そして本人はそれを自覚している感じ。 今回良かったのは望月が怯えていては駄目だ、私は刑事なんだからと気概を取り戻し、日高に人殺しをさせる位なら一蓮托生で二人で逮捕された方がまだマシと腹を括り、それを日高に迫った事だ。 これで二人の関係性が微妙に変化した気はする。 まだまだ先は読めないけどそれが面白い。 演出=松木彩

No.179 21/02/02 00:31
匿名さん0 

>> 163 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」11話まで終了。 「ちょ、待てよ!」(byキムタク)と言いたくなる位のこのところの朝顔を… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」12話まで終了。

大山鳴動して鼠一匹…だったけど、まあ崩落事故で死者が一人も出なかったのは喜ばしい事だし、つぐみの家出は“ママが大変だからじいじの所に行こうとした”という事で、桑原が5歳児にも分かる言葉で説教をしたシーンと、色々抱えていそうな朝顔に全部吐き出させたシーンは、桑原の父親として、夫としての自覚十分な姿にグッと来た。

前回からの継続案件である若者のドラッグ過剰摂取による連続死。今回は亡くなった女性の解剖シーンも、遺族への説明シーンも丁寧に描いていたし、変わり果てた娘の姿にショックが隠せない母親の為に、上手いエンバーミングは出来ないのかという話までする優しさに溢れた教室という流れも良かった。
そこに光子が呼んだ茶子と若林(大谷)が颯爽と現れるのは、とってつけた様でシラケたが…。(若林が茶子を誘っていたのは、エンバーミングの新しい事業?)

平が里子の“歯”を朝顔に預けた事を忘れて、部屋中ひっくり返して探した後のシーンは結構ショックだったなあ。
桑原からの電話で朝顔が持っていると知り、安心した後に部屋の惨状を見て自分自身にショックを受けている様子の平。台詞や説明なんて無くても十分伝わって来た。

桑原は家族と暮らす為に神奈川に戻ると決意したけど、上層部が許すのかね。元々神奈川の交番に飛ばすのが正解なんだけどさ。

演出=三橋利行

  • << 197 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」13話まで終了。 若林がエンバーミング+グリーフケアの会社を起業して、茶子をスカウトしたのはいいんだけど、茶子が紗英の遺族に同意を取り付けに行くのに何で朝顔が同行してるのか。職権を利用して一民間企業に仕事を斡旋していると思われても仕方のない行為なのでは?あとエバーミングに解剖室を貸し出し、朝顔達3人も立ち会って居たけどあれもおかしいでしょ。 まあこれまでも色々設定がおかしい事は指摘して来たけど、どんどんエスカレートしちゃってるよ。 丸屋が警察を辞めて興雲大学に入学するとかは個人の生き方の範疇だし、法医学教室でアルバイトするのも問題ないと思うけどさ。 あと今は「朝顔孤独編」だったんだ、知らなかった。 次回は「朝顔孤独編」の完結編で、朝顔が危険な平を自宅に引き取り、桑原も異常な左遷から戻って来るらしい。 ※忍はつぐみの面倒を見たり弟のアパートに行くのもいいけどさ、茨城に居る息子や夫には会いに行ってるのかね。 ※何か構成が雑になって来てるから今後は毎回はレビューを書かないかも。 演出=阿部雅和

No.180 21/02/02 19:20
匿名さん0 

>> 164 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」(TX・ギークピクチャーズ・製作委員会)脚本=小峯裕之 他 出演=… 【2021冬ドラマ】

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」2話まで終了。

“ガソリンスタンド土下座強要映像”がアップされ、強要男の連れの女が誰だ探しが始まり、似た様な服を着た画像をアップしていた事が有るという理由だけで名指しされ、会社名迄晒され仕事に支障が出た女性(芹沢=深川麻衣)の訴えで指対が捜査する話。

耳の形の照合から直ぐに別人と分かり、室長が記者会見で釘を刺したにも関わらずネットの祭りはエスカレート、昔騙されて撮られ弁護士に処理して貰い、出る筈の無かったAVのインタビュー映像迄流出するに至り、ボロボロになった芹沢は告訴は取り下げる事に。

そこから指対は芹沢の会社に対する業務妨害等に切り替えて捜査を続け、彼女の婚約者も大学生の時に詐欺の受け子をやらされてネットで大炎上、母親の旧姓に変えて出直しをした過去が有り、息子を守りたい母親が別れさせようと、社員を装った怪文書を芹沢のバッグに入れていた事も分かる。

会社の上司の描き方が思い切りミスリードを誘っていて、最後の「会社は君を守る!キリッ」も含めて三文芝居みたいで苦笑したけど、それ以外は被害者の心情を丁寧に描き、炎上を煽る無責任なネット記事の裏事情にも触れていて、中々見応えのある内容に仕上がっていた。
このレベルで維持出来るなら継続視聴してもいいなと思った。

演出=及川拓郎



  • << 198 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」3話まで終了。 ホームレス殺害事件の犯人である高校生の片山蓮の個人情報がネットで晒された。父親が“指対”に最初に晒した人物を捕まえて欲しいと依頼、万丞達は捜査を始め、かなり細かく晒しているので学校の生徒なのではと考える。 情報を聞こうと面会した蓮は「僕の人生終わったからどうでもいい。不条理だと思いますよ。たかがホームレス一人殺して、僕の人生メチャクチャになるんですよ」 今回良かったのは署に帰った碓氷が「会ってみて哀れに思いました。当たり前の事を教えてくれる人が居なかったんだって、私は彼が哀れです」と言った事。若いのにそういう柔軟な物の見方捉え方が出来る人なんだと、意外でもあり嬉しくもあり。 万丞は「罪を償う気の無い人間がどうなろうとどうだっていい」と蓮を突き放しておきながら、「たかがホームレス一人に…」と蓮が言うと「井田諭だ、ホームレスじゃない」と言って井田の人生を淡々と語り、最後に「一人しか存在しない人間だ!」と強く言ってじっと蓮の目を見た。←(これが万丞のやり方なのね、きっと) でもホームレスを卑下する父親の下に育った蓮の心には響かない。 遅きに失した感は有るが、蓮の父親とやっと離婚した母親が「貴方は間違ってる!」「これから人を殺した事を一生忘れずに生きて行きなさい」と強く蓮を叱責。 (続く)

No.181 21/02/02 23:45
匿名さん0 

>> 165 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」3話まで終了。 前回“生徒や教師を逮捕し続けるのは無理筋”と書いたが、今回… 【2021冬ドラマ】

「青のSP学校内警察・嶋田隆平」4話まで終了。

女子が女子を好きになる、これはLGBTとはまた別の話で中学生位だと有り得る話。着替えの映像まで欲しくなった所はちょっと微妙なんだけど、それをアホな兄貴がネットに上げちゃって、好きな子に顔向け出来ないと部活をやめて、遠くから見詰めている辺りはやっぱり可愛い。

対してバレー部顧問の女教師の、一人の男子生徒に対するセクハラの醜い事。ドラマだから誇張は有るだろうけど、圧倒的に多い男教師から女生徒へのセクハラも含めて、ああいう風に部活や成績をネタに追い詰めるというのは実際に有る事だし、何かドラマとは言え居たたまれなかったわ。

で、嶋田の本当の目的であるらしい小川の事故死の件だが、美術教師の岡部が小川のクラスの生徒(涌井)にセクハラをした事で、小川と岡部が激しく口論していたという話が出て来た。岡部は学校を去り小川は事故死とされていたが、嶋田の話だと小川の自転車のブレーキワイヤーが切断されていて、自転車ごと倒れる事故を起こした後帰宅して、階段を上っている途中で転がり落ちた、だからこれは殺人なのだと。

これ涌井が岡部を好きでセクハラでは無かったパターンも有りそうな。小川のせいで辞めさせられたと逆恨みするパターン。考え過ぎ?

演出=白川士



  • << 200 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」5話まで終了。 涌井美月と岡部の関係はまだ分からないなあ。美月の回想で引き留める小川を突き飛ばすシーンも有ったし。 あと浅村の授業中の回想で教室の窓から飛び降りる女生徒の映像が有ったけど、あれは何だ? 今回は浅村が顧問のバスケ部で、浅村がレギュラーから外した西田(池田優斗)が他の部員を巻き込んで、新レギュラーになったアレンを苛め、アレンを仲間に引き入れたい半グレグループが西田の仲間を襲い、事件に発展して行く話。 まず西田をレギュラーから外したのは浅村なのに、西田の怒りは何故アレンにだけ向かうのかが分からないし、そもそも浅村は西田に納得の行く説明をしていなかったの? あと中学生の苛めだからバスケの練習でハブるとかは分かるけど、皆で囲んで暴力を振るうってのはどうなの? 嶋田の「同情も差別と一緒だ」とか、「苛めなんて言葉を使ってたら無くならない」「苛めた奴は犯罪者だ」等の発言には同意だけど、今回は設定が甘くてちょっとシラケちゃったな。 あと池田優斗くんは変声期なのかどうか分からないけど、喚く時に度々声がひっくり返って何か耳障りだった。 予想通り小川は嶋田の恋人だった。こっちが何の捻りも無かったので、もしかしたら浅村の方に“実は…”という秘密が隠されていたりして。 脚本=山岡潤平 演出=国本雅広

No.182 21/02/04 00:05
匿名さん0 

>> 131 【2021冬ドラマ】 「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS・TBSスパークル)脚本=田辺茂範 出演=上白石萌音、菜々緒、玉森裕太… 【2021冬ドラマ】

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」4話まで終了。

初回レビューで“ながら見になるかも”と書いたのだが、2話の菜々緒の英語のスピーチシーンで彼女の本気を見て、そこからはながら見はしなくなったし、3話のファッション誌の作り方も面白かったんだけど、ただどうしても“報連相”無しで部下を追い詰めて成長を促すという麗子の行き過ぎたやり方には抵抗が有って、手放しで楽しめるという所迄は行っていなかったので、レビューは書いていなかった。

今回は麗子が部下だった頃の上司で、デザイナーとして大成功したジンコ(高岡早紀)を登場させる事で目先を変え、奈未の麗子を見る目も少し良い方に変わり、ついでに麗子が何故副社長にだけはオドオドとしたぎこちない態度を取るのか、理由を想像させる部分も有り、“悪魔”から一人の女性にイメージを転換して行く分岐点だったのかなと思った。

一方で恋バナの比率が増えて、奈未と潤之介が高まって来た所でお約束のライバル(倉科カナ)が出現、でもそっちよりは奈未に惚れてしまった中沢(間宮祥太朗)、中沢が好きな遥(久保田紗友)の切ない関係性の方が好物だな。二人とも“目”が綺麗で切ないのよねえ。

という訳で、当初の評価よりは☆1つ増えて、今は☆☆☆位かな。

演出=山本剛義

  • << 217 【2021冬ドラマ】 「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」6話まで終了。 理緒に潤之介との関係の説明を受け、仕事場で和田に潤之介が「俺の彼女なんです」と言ってくれた事で、やっと潤之介と付き合っている実感が持てた奈未。 仕事の方ではお気楽な立場だからこそ言えるストレートな正論を、迷う事なくポンポン口に出したりも出来る様になった奈未だけど、恋に関しては奥手だし、初恋の幼馴染みに手酷く振られたトラウマも有るから、どうしても自分に自信が持てないのね。だから潤之介が理緒を道端で抱きしめてるシーンなんか見ちゃうと、“何か理由があるのね”じゃなくて、“やっぱり私なんかじゃダメなんだ”って思考になっちゃうのよね。 理緒の病気の局所性ジストニアは、「G線上のあなたと私」で真於が苦しんでバイオリニストを諦めた病気と同じ。 それは不安だろうし、10年も日本に居なかったから頼れる友達も居ないだろうし、幼馴染みで昔の恋人で気心の知れた潤之介を頼り、事実を話し泣いてしまったのは分かる様な気がするんだ。 奈未は辛い気持ちを遥に話し、それを中沢が立ち聞きして、潤之介に宣戦布告した上で奈未に告白。「鈴木、俺お前の事好きだわ。俺ならお前の事泣かさない」←カッコいいけど玉砕するんだよね、多分。 別冊が段々厚みを増して来たね。 演出=石井康晴

No.183 21/02/04 00:43
匿名さん0 

>> 147 【2021冬ドラマ】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」2話まで終了。 結局の所このドラマが何を描きたいのかよく分からない。碧の… 【2021冬ドラマ】

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」4話まで終了。

映画化やドラマ化に際し原作を提供する側の気持ちなんて、今迄考えた事も無かったけど、概ね満足な場合も有れば不満だらけという事も有るんだろうね。

今回は碧の小説「私を忘れないでくれ」の映画化の話が進行し、主演のユウト(赤楚衛二)の意向で原作の設定や結末がどんどん変更されて行く事に傷付く碧と、許容範囲を越えた部分を何とか修正させようと奮闘する編集者の漱石の姿が軸となっていたので、これ迄の中で一番見易かった。

ユウトが自分の曲を事務所の社長の意向で勝手にアレンジされて激昂、傷付いた事で碧の痛みも理解したのか、漱石に頭まで下げて謝り、原作の設定を変えるなら出演しないと言うとまで豹変。
てか分からないのは、元々碧の小説の大ファンだったというユウトが、何であんなオラオラ系のノリで設定を改変しようとしていたの?辻褄が…。

3話迄は☆1つ評価で離脱するか迷っていたんだけど、取り敢えず次回も観てみようという気にはなった。

演出=南雲聖一

  • << 246 【2021冬ドラマ】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」7話まで終了。 血液型に整合性が無い事から碧が実母では無いと知り問い詰める空に、自殺しようと思い樹海に行った時に泣いていた赤ちゃんだったと説明した碧だが、光が「アンビリカルコード」の一節と全く同じ事に気付き、へその緒まで保管していた事から碧の嘘がバレて空は怒り爆発。 結局実母は碧と同じ一人の男(一ノ瀬風雅=豊川悦司)を愛し、居なくなってから子を宿した事に気付き、心臓が悪いのに産む決心をし、訪ねて来て仲良くなり“貴女にもしもの事があれば私が育てるから”と言ってくれた碧に我が子を託して亡くなった、元女優の星野鈴(矢田亜希子)という女性だった。 野暮だけどここで疑問。空の戸籍はどうなっているのかな。特別養子縁組って独身の碧で可能なのか、また友人の子供だからって指定してその子と縁組出来るものなのか? 鈴は当てにならない身寄りと話していたけど、星野家の墓に入っているので遺族と話し合って普通養子縁組をして、空は戸籍を見た事が無いから知らないだけ? それとも碧は実子と偽って届け出をした? 空が実母の事を勝手な女、頭おかしい、恋に狂ってるバカと罵り、碧が空の顎に近い頬を引っぱたき、カメラが切り替わると空の眼鏡が少しズレているシーンはリアルで良かったね。 演出=内田秀実

No.184 21/02/04 18:43
匿名さん0 

>> 167 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」4話まで終了。 今回はペットショップの店員もみじから、ふくまるがもうすぐ1歳になるので…と… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」5話まで終了。

ふくまるに出会う迄は動物に一切触れなかった神田が、今では朝目覚めたら顔の上でふくまるが寝ていても平気って凄い変わり様(笑)

神田が動物に触れなくなったのは、動物嫌いな母親が触らせてくれなかったから。
多分ピアノの為に「貴方は特別な子なの、友達は選ばなければいけないの」って縛り付けていたのね。

それでも母親の目を盗んで野良猫に触ろうとしたら逃げられて、“僕は特別な子なんかじゃない”と泣いていた時に、神田少年に手を伸ばして「遊ぼうぜ」と言ってくれたのが小林少年だった。
今も小林は思いやりが有っていい奴だけど、それは子供の頃からずっと変わらないんだね。

神田にとってピアノは母親の事も有って嫌な部分、苦しい部分も有ったのかなと想像するけど、息抜きをさせてくれた小林と傍らで支えてくれた妻が居たから、頑張って世界へと出て行けたのだろうね。
それだけにまだまだふとした時に亡くなった妻の鈴音を思い出し泣いてしまう神田。そんなパパさんを心配して寄り添うふくまる。

今回のハイライトはふくまるを撫でたいと言う小林に、「パパさんを笑顔にしてくれる奴は、嫌いでも大好きにゃ~ん」と言って、ふくまるが引っくり返って腹を見せ撫でさせてあげる所。ふくまるナイス!
モフモフのお腹、気持ち良さそう。

脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

  • << 202 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」6話まで終了。 少年時代の森山はピアノの神童と呼ばれていたけど、弟こそ本当の神童だと気付いた瞬間、ピアノが大嫌いになっていた。 だから音楽教室でもギターを教えているのだが、ある日、神田が何気なく弾いていた「きらきら星変奏曲」に感動して「ピアノが嫌じゃなくなったんです」と率直に伝え、「ピアノコンサートに一緒に行きませんか?」と誘い、神田も承諾する。 でも抱かれたふくまるは“パパさん、震えてるにゃん…” 会場で神田が過呼吸みたいになり、慌てて介助して自宅迄送り届けた森山。 彼はピアノが大嫌いだったから、そういう情報を一切シャットアウトして生きて来たのかな? 神田は演奏会の直後に病院からの電話で妻の死を知らされ、「アンコールに行かないと…」と出て行き鍵盤を触った瞬間倒れて、そこからステージに立とうとするとフラッシュバックが起きて立てなくなっていたのね。 神田の過去を知り謝りに来た森山に「誘ってくれて嬉しかったんですよ」と神田。 出迎えたふくまるを見て「か、可愛い!」 ふくまる得意の腹出し仰向けで“さあ撫でるが良い”(笑) ふくまるにとってパパさんを笑顔にしてくれる人はみんないい奴なんだにゃん(笑) どんな日も物の見方次第で素晴らしい一日になると教えてくれた妻に感謝の神田だった。 脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

No.185 21/02/05 14:28
匿名さん0 

>> 168 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」2話まで終了。 いやあ、前回放送分を編集した約5分45秒のアバンが長くて参った。特に真空… 【2021冬ドラマ】

「にじいろカルテ」3話まで終了。

凄いなあ。ベテラン脚本家が綿密に紡いだ言葉の数々を、芸歴をを積み重ねて来た女優3人(安達、西田、水野)が見事に体現する、いい物を見せて貰ったなあって感じ。

3年前から雪乃はまだら認知症で、1週間から1ヵ月位の間隔で記憶がゼロに戻ってしまう。その度に村人達は独自の方法で解決して来た。診療所に朔達が赴任するずっと前から。
それが氷月と嵐の“雪乃の歴史”を雪乃に植え付けて行く作業。
思い出せない物を思い出そうと苦しまなくていい。だから新しく頭に入れて、ちゃんと知って欲しいの、誇りに思って欲しいの。

だから雪乃は「○○…らしい」って言い方をしていたのね。何だか分からないけど、どうやら信頼出来そうな人達が教えてくれた私の歴史…らしいって事ね。
その作業を延々と繰り返して来た村人達。
朔が「スゲーぞ、ここの人達は」って真空に言った意味がよく分かった。

氷月は子供が欲しかったけど出来なかった、虐待のニュースとか見ると「何で?」と思ってしまうと言って泣く。

嵐は子供も生まれて幸せだと思っていた
ら、ある日突然夫が出て行ってしまった。「ずっと嫌だった」という置き手紙1枚残して。何が嫌だったのかも分からない苦しさ。

そして真空は病状が微妙で、診療所の仲間に優しくされても素直になれない。「何で私なの?」って思ってしまう。
(続く)

No.186 21/02/05 14:48
匿名さん0 

>> 185 (続き)
それぞれが吐き出す重い言葉は「話せる誰かがいれば、どうにかなるよね」
そして雪乃も含めて少しずつ気持ちが軽くなって行く。これって一種のグループ療法だよね。

最後に旦那さんの出番。結婚式の時に着たタキシード姿の晴信(眞島)。じっと見た雪乃の感想が「顔がタイプじゃないから、きっと中身が素敵な人なんだろうなって」
こんな洒落た事を言える迄にダメージが回復していた雪乃。
いやあ、本当に凄かった。辛い事だけど素敵な話だった。

※朔達が真空の為に作った、免疫を高める為の朝食と飲み物、どこぞの美味しい食堂の晩御飯のメニューって言ってもいい位のボリュームで、たまらなく美味しそうだった。

演出=深川栄洋
※この人の演出はとにかく色の出し方が綺麗

  • << 203 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」4話まで終了。 自分の畑で作る野菜の本当の美味しさを教えてくれたのは妻だった。 その妻(沙織=佐々木希)は、夫が欲しがっていたサングラスを誕プレで買う為に出掛けた商業施設で爆破に巻き込まれ、DMATの医師だった夫が偶然トリアージ、「私は大丈夫だから」と言われて別の負傷者(爆破容疑者)を診ている間に妻は急変、死亡した。 その夫・朔は虹ノ村診療所に赴任した時に、窓から荒れた畑を見て「畑だあ」と泣き崩れた。 朔が野菜に拘りサングラスを愛用している理由が全て明かされた。 そして隣村のキャンプ場で崖崩れが発生、朔達も出動しトリアージを任される。「患者の“大丈夫”は信じるな!」が真空への朔の指令。そして太陽には側に居て、何でもいいから気付いた事は言ってくれと頼む。それはあのトラウマは簡単には消える筈が無い。そして後悔はきっと永遠だろう。 無事に任務を終えて帰る道すがら、3人は佐和子先生の家に寄り茄子のキッシュを頂く。「美味しいなあ」と叫ぶ様に言って頬張る朔。そして4人で「かえるの歌」を並んで立って輪唱。こうしてこの村の自然と野菜と人々に癒されて、やっとここまでには回復した感じなのかな? ※冒頭の太陽の怪しい動きに、最初は“痔”なのかと思った(笑) ※佐々木希、ドラマのゲストで頑張ってるね。見てるか?旦那! 演出=深川栄洋

No.187 21/02/05 15:50
匿名さん0 

>> 169 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」4話まで終了。 自分の利己的な意思で妻の入れ替えに成功したのに、どうもハイソな生活は居心… 【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」5話まで終了。

取り敢えずまだ沙也佳に叩き出されていない元春(笑)

津山が新規取引先の荷積みを手伝う姿を見た澪は「付き合います、主任と」
木田達に付き合う事を報告すると、「みんなでキャンプに行こう」

宿泊所で具合が悪くなった澪に、一つだけ効く薬を知っている元春は探し回って買って来るが、津山が病院に連れて行った後だった。
帰って来た二人が車の中でキスをしていると勘違いした元春は、もう我慢の限界突破。職権乱用で銀行で2010年の500円玉を探し出し、あの場所へ車を飛ばすがゲートが見付からず、今度は小池を探して過去に戻りたいと直談判。
「イカれた野郎だな、心の底から望んでこの人生を選んだんじゃないのか?」
「覆水盆に返らず、後の祭りだ。男らしく彼女の幸せを祈ってやれ」いちいちごもっとも。←小池ってひょっとして立場としては自分も人生を入れ替えて、今の元春の成れの果てって感じなのかしら。久恵も元春に「私達は切っても切れない縁があるのよ」って小池と似た様な事を言ってたから、やっぱり関係が有るのかな。

元春は窮屈でも居心地が悪くても、ハイソな暮らしに付き合って沙也佳に優しくしてあげなさい!

※キャンプで唐突に出て来たビハインド(会社裏サイト)の話。この先、沙也佳か津山が復讐に使ったりして。あのシーンだけかなり浮いてたから。

演出=土方政人

  • << 204 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」6話まで終了。 沙也佳に「話したい事があるから早く帰って来てね」と言われたのに、澪の法事の準備に津山を行かせて津山の残業を肩代わりした元春。「ごめん、遅くなる。話は明日聞くから」 翌日、「ごめん、これから飲み会なんだ」 「終わったら直ぐ帰って来てね」 澪が自転車で倒れるのを見た元春は放っておけずに話を聞き、朝から行方が分からないという久恵捜しを手伝う。 沙也佳には「あと少しで帰れるから」と電話しながら、久恵を見付けて送り届ける迄澪に付き合う元春。 車を見送る小池が「愚かだなあ」って言ってたけどホントそれ。←やっぱり小池は元春(的立場)の成れの果てっぽいな。 ここ迄やって貰ったら澪も気持ちが動くよなあ。おまけに昔の大切だった人の話をしているのに澪の目を見て「本当にごめん、そう言いたかった」なんて言うんだから。 元春が澪の気持ちは津山に伝わるよと言った時も戸惑った表情で、反応が鈍かったし。 去って行く元春を見て消音で呟いた言葉は多分「本当は…」だったと思うし。 鋭い沙也佳はカーナビの履歴とドラレコの録音を調べ、元春の嘘を知り大荒れ。前回予想した通りにビハインドに澪の事を書き込んだ!←全部元春が悪い。掃除はルンバでもやってくれるけど、沙也佳にとって話を聞いて背中を押して欲しいのは元春だけなんだよ! 演出=木村真人

No.188 21/02/06 22:42
匿名さん0 

>> 171 (続き) それとも養育費の取り立てに厳しいユカが、そう言えと教え込んでいるのか?←ユカを演じる平岩紙さん、上手いよねえ。 家族会議で… 【2021冬ドラマ】

「俺の家の話」3話まで終了。

会長からスター不足でじり貧だから助けて欲しいと懇願され(と言うか長州力に加えて武藤に蝶野まで連れて来てどんだけ(笑))、バレずに済む方法としてマスクマンで出る事にした寿一。それが能とプロレスを融合した“スーパー世阿弥マシーン”で、能の衣裳と面を着けて登場し、外すと赤いマスク。

偶々さくらと観戦した寿三郎は、帰宅して寿一に「物凄く体幹のいいプロレスラーが居たんだよ。プロレスなんて辞めて能をやればいいのに」図らずも初めて親父に誉められた寿一。勿論寿一だとは知らないでの事だけど。

さくらが話した“私の家の話”を新作能(江口のりこがさくらの母を演じて、これが中々の出来)で表現するという意表を付く演出も面白かった。お金に執着する理由も分かったし。さくらの言う、お金持ちは生き方に色々制約が有って大変だけど、「貧乏って、言い訳にも使えるんですよね」は、結構深かったなあ。刺さったわ。

家族だから出来る事、出来ない事、家族だから言える事、言えない事。
だからさくらは必要なんだと考える寿一と寿三郎。
親父がボケてると思ってる寿一は、さくらにまだ婚約者の振りをしてくれと頼み、本当はボケていない寿三郎は、人生の畳み方が分かる迄、まだ子供達には言わないでくれとさくらに話す。

何か色々凄いわ、このドラマ。1時間があっという間。

演出=山室大輔

  • << 205 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」4話まで終了。 「クソじじい!」3連発で笑って最後の「うるせえックソじじい」で胸を痛めた第4話。 寿三郎のエンディングノートに書かれた“寿限無の落とし前”、まさかそうなの?と思ったらそうだった。 まあね、芸の肥やしとか言う世界ではよく有った事だけど、ご多分に漏れず寿三郎もやっていた、それも妻が認知を許さなかったからって当時の番頭に、手を付けた女中と息子を押し付けたって、本当に“クソじじい”だわ。 番頭(尾美としのり)を父として育ち、父の病死後、実父とは知らずに寿三郎に芸養子として預けられ、坊っちゃん(寿一)の代わりに叱られ、逃げたくても逃げられず、坊っちゃんの出奔と才能の無い次男という現実に継ぐのは俺しか居ないと踏ん張って来て、それでも突然戻って来た寿一を笑顔で「お帰り!」と迎え入れた寿限無。 あの時寿限無は“これで肩の荷が下りた”と思ったのだろうか? ラーメンが嫌いだからラーメン屋をやった。ラーメン好きだと好きな奴の気持ちしか分からないだろ?←突然の父の金言と“逃げるのも才能”と言う伯父の言葉に背中を押された大州は、能が好きな奴って能が好きな奴の気持ちしか分からないと母親の説得を諦め、能のステージをドタキャンして黙ってヒップホップダンスの大会に行ってしまう。 寿限無は秀生で寿一は大州、よく出来てるわ。 演出=山室大輔

No.189 21/02/06 23:04
匿名さん0 

>> 172 【2021冬ドラマ】 「ドリームチーム」2話まで終了。 監督の安東は亡くなった訳ではなくて、失踪してから7年が経ったので、失踪宣… 【2021冬ドラマ】

「ドリームチーム」3話まで終了。

まあね、香菜にとっては人生の大転換期だから、一歩進んでやっぱり駄目だわと元に戻ってしまう思考も分からなくは無いんだけど、ドラマとして観ると如何せんテンポが悪くて…。

かと思ったら突然現れたママ友が美大卒で板金は出来るから、タダでキッチンカーの修理をしてあげるとか、何そのご都合主義と苦笑してたら、それ以外にも50万掛かる筈が、今度はあのジャクリーンの信者(もとい顧客)の繋がりの輪で、次々に特技を提供して貰うという力業、どんだけラッキーに頼るのよ。

まあ何とか方向性は見えたんだけど、今度は親に振り回されて嫌気が差したのか環が家出でまた一騒動みたい。

あとひょっとして佳恵は夫と連絡を取り合ってる?だとしたら死んだ事にしてる意味は?

演出=土井祥平


  • << 206 【2021冬ドラマ】 「ドリームチーム」4話まで終了。 環は寮に戻り駆け付けた両親に、どっちが正しいとかじゃなくてここが楽しいからここに残りたいと言う。そりゃあんな両親の姿を見せられて育ったら、色々な価値観を持った人が揃っているこの寮に居た方が楽しいわな。 親権を取る為に夫の意に沿ったインタビューを受ける筈が、想定外の質問に対応出来ずに途中から本音出まくりの香菜(笑) 両親の不和には敏感な悠一の機転で環がキッチンカーの弁当を両親に差し入れ。仕方なく食べる夫はむね肉の唐揚げに「美味しい」←んなバカな!あのバカ舌が繊細な出汁を利かせた味付けを分かる訳がない(笑) それに環は香菜が育てた方が優しい子に育つってあっさり引き下がるなんて、世のDV夫がこんな簡単なら、誰も住所隠して逃げ回ったりしないわ。 全8話だから半分が終わって次からは起承転結の転、それぞれに早くも転機が訪れる様で…。 演出=土井祥平

No.190 21/02/07 10:37
匿名さん0 

>> 173 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」4話まで終了。 今回は4スタジオの学園ドラマ「CTO」の視聴… 【2021冬ドラマ】

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」5話まで終了。

今回は5スタで撮影中の東森圭吾原作(笑)のサスペンスドラマ「わたしの番です」の、殺されたくない役者達のアピールや騒動を描いた話。

出演は佐々木希、高杉真宙、堀内敬子、原田龍二、尾美としのり、田中要次

主演は原田なのに佐々木に殺されて主役交代という波乱の展開と言うか、世間の考察の裏をかく強引な展開で、出演者達は次は誰なのかと疑心暗鬼に。

原作には無い役の田中は次は俺だと覚悟しながらも生き残りを図り、田中に心酔している高杉が「殺すなら俺を殺して下さい」とPに直訴、希望通り殺されるが原作と違い過ぎるとネット大炎上で生き返っちゃった(笑)

代わりに田中が死に落ち込む高杉は「大河の件、断って下さい」とマネージャー?にTEL←これが目的で早く殺されたかったのか、田中要次心酔アピは何だったのかと落とした後で、粘りに粘って殺された田中の演技が大河のPの目に留まり、田中が大河出演ゲット、高杉ガックリというダブル落ちで、まあまあ面白かった。

考察が盛り上がればドラマ視聴率も上がる、だから原作無視でも意外な人物殺しに走る。「あな番」自体は秋元康のオリジナル原案だったからパロディーでは無いんだけど、考察を宣伝に変える新商法の危うさを、自戒と多少の嫌味を込めてパロった点は評価したい。

演出=守下敏行

  • << 207 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」6話まで終了。 バイプレで撮っているドラマはどれも好調だったが、「チーム7」は西村まさ彦が参加してから特に好調だった。 そんな「チーム7」の第8話の台本が流出し、真犯人は近藤芳正だとネットで暴露されてしまった。 仲間内の飲み会で酔い潰れた柄本時生は翌日台本が無い事に気付くが、西村は他のドラマの誰かが足を引っ張る為に盗んだんだと言い張り、各スタジオを回って犯人捜しをするだけでなく、難癖を付けて顰蹙を買ってしまう。 バイプレの空気が悪くなったと時生は俳優仲間に責められ、謝りに行きましょうよと西村に頼むが聞き入れられない。 その後西村、実は自分が新人マネージャーのアドレスを間違えて、台本データを添付したメールを海外に誤送信した事に気付き、更に時生の台本はビショビショになったから乾かしてと頼まれたジャスミンが持っていた事も分かり、西村は皆の前で土下座をして謝罪するが、更に実は…という展開でまあまあ面白かった。 デフォルメされてはいるけど西村まさ彦が強引っていうのはイメージとして有りそうで、そこを膨らませて行ったのは上手かったなと。 ※台本データを何故マネ経由で社長に送るのかはイミフだが。 次回は天下の公共放送が登場!本田博太郎に高畑淳子なんてワクワクしちゃう。 脚本=宮本武史 演出=トミー・チャン

No.191 21/02/07 11:06
匿名さん0 

>> 175 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」2話まで終了。 今回は夫とも父親とも一応会話が成立していた千華子。前回… 【2021冬ドラマ】

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」3話まで終了。

千華子は思った事を直ぐに口に出すだけでなく、観が指摘した様に相手が「先々不安になる様な事」を次々に言うから、それも有ってモコミはより考えてしまい、直ぐには言葉に出せない様になってしまったのかもね。

兄の恋人の涼音(水沢)ははっきりと物を言う人で、モコミが居辛くなるのかなと心配したけど、失敗を重ねるけど説明をする時に口ごもったり黙ってしまうモコミに、「本当の事を言ってくれない?分からないから」と問い掛けてくれるだけの許容度は有るみたいなので、少しホッとした。

普通は段階を踏んで覚える仕事としてのフラワーアレンジメントを、花の気持ちが分かるモコミは全く違うアプローチで作るので独創性が有り、また花屋のプロがもう使えないと判断した花でも、モコミが見るとまだお客さんの所に行きたがっているというのが分かったり、何か涼音達と衝突しそうな要素はたっぷりなんだよね。

「本当の事は言えないです」と自分の今の思考を精一杯説明したモコミに、「よく分かんないけど、でも伝わったよ」と言ってくれた涼音。少しずつでも分かり合えたらいいんだけどね。

次回は父爆発、デリバリーの彼とも進展が有りそうで楽しみ。

演出=常廣丈太

  • << 233 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」4話まで終了。 兄の俊祐は涼音達に色々教わってと言うけど、花の気持ちが分かるモコミには結構キツい事なのかもね。まあそれで上から目線にはならない子だから嫌われる様な事は言わないだろうけど、その分ストレスは溜まるだろうなあ。 伸寛が買ったカップ麺1個を剥き出しで持ち歩いているのをご近所さんから聞いた千華子は、「私が昼御飯を作らないって噂が立つじゃない」←事実なんだけど「どうして袋を買わなかったの」と例によってヒートアップ。弁当の恨みが溜まっていた伸寛は遂に爆発。義父の不倫話まで持ち出し千華子は泣き出し、モコミは自室に逃げ出した。モコミ泣いてるのかなと思いきや、ベッドで大笑いしながらぬいぐるみ(ヘビのトミー)に「おじいちゃん不倫だって」「お母さんは昔、お父さんの言う事を聞いていたんだって」と話しかけていた(笑) パン屋が自分の作ったアレンジメントよりモコミの物を望んでいるのが分かった俊祐は、店を出た途端凄い目付きに。 店に戻ると涼音達がモコミのアレンジメントを誉めていて、更に傷付いた俊祐はネットの書き込みに「クソ」「みんなクソ」。 ウワー兄貴、心は闇なのね。←そういう時はデスメタル、あっ番組が違うか。 ※モコミは彼からお礼にビーフシチューを貰ったけど、それ以上の進展はまだ無し。 演出=常廣丈太

No.192 21/02/07 11:48
匿名さん0 

>> 176 【2021冬ドラマ】 「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」3話まで終了。 圭佑は大事なポイントでP達が欲しが… 【2021冬ドラマ】

「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」4話まで終了。

打ち合わせの時にツルツルに唆されて余計な事を言ってしまい軽蔑されたと圭佑が泣き付くと、カウンセラーは「それは軽蔑されていっそのこと僕を降ろして欲しいという貴方の願望です」←なるほどね、ストンと腑に落ちたわ。

初回放送日、ジジババに仙川迄来てみんなで観てる(笑)画面を見る家族をずっと映してドラマは音声だけ。画面に見入る家族の顔を見て安堵する圭佑。ここの演出が凄く良かった。

エンドクレジットの途中から映像を出し、脚本 吉丸圭佑 に「あっ!」「出た!」と家族は大喜び、ジジババは見逃して「録画が有るから」と奈美。ここも良かったなあ。面白かったと皆が言ってくれて満足感に浸る圭佑。

翌朝PからのTELで飛び起きる圭佑。「視聴率が出たぞ。個人が2.8だ。」敢えて世帯視聴率を言わない演出は何故?ショック療法?
参考迄にこのドラマの初回視聴率は世帯が4.7%個人が2.4%だったから、2.8という事は世帯は5%辺りかな。
「富豪教師Q」は21時開始設定なので、同時刻開始の「姉恋」を例に出すと、世帯が6.2%の時に個人は3.3%だったので換算すると5.2~5.3といった所かな。
まあゴールデンタイムの初回としては有り得ない程の惨敗なのは確か、圭佑また病むな。

演出=豊島圭介

  • << 234 【2021冬ドラマ】 「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」5話まで終了。 読み通り初回の世帯視聴率は5.2%。 Pは「八神さんは悪くありません」「もちろんだよ、結局ドラマは脚本なんだから。最後まで書かせるの?」←危うし圭佑。 圭佑はアイディアが湧かずメンタルクリニックに行くが、火木土は「整体B&B」が店舗を使う日だった。でも施術は受けるんか~い(笑)脳冷却コース30分、怪しげ(笑) 受け付け表を見たスタッフ「富豪教師観ました、面白かったです。」何故自分の名前を知っているのか訝しがる圭佑に、「私脚本家志望なんです。一条桜子と言います。」←多分冷却よりもこっちの効果がてきめんで、アイディアが出るわ出るわ(笑) 第2話が放送され世帯視聴率は10.1%、個人視聴率は倍の5.6%に跳ね上がり、八神は超ご機嫌、圭佑の首も繋がった。 世帯が一気に5%近く跳ね上がる事はまず無いけどね、まあこういう嘘は許される範囲かな。 Pは個人の方が大事って言ってたけど、今の業界内の認識はそうなのかな。 演出=豊島圭介

No.193 21/02/07 16:46
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「六畳間のピアノマン」(NHK大阪)脚本=足立紳 出演=加藤シゲアキ、三浦貴大、古舘佑太郎、南沙良、上地雄輔、細田善彦、森永悠希、黒田有、麻生祐未、原田泰造、段田安則 他

安藤祐介の小説原作。《土曜ドラマ・49分枠》(全4話予定)

8年前、ブラック企業の営業職で成績が最下位で、上司の上河内(原田)からパワハラを受け続けていた夏野(古舘)が、オーバーワークの睡眠不足からか会社の車で事故を起こして亡くなった。
彼は「六畳間のピアノマン」というタイトルでビリー・ジョエルの「ピアノマン」や、様々な曲を楽器を弾きながら歌う動画をアップしてプライベートを楽しんでいた。これは彼の元同僚や関連する人々、そして彼の遺した歌に惹き付けられた人々が、次々に繋がって行く物語…らしい。

初回は求人広告の会社で派遣で働く村沢(加藤)が、上司の仁堂(黒田)からパワハラを受け続ける永津(森永)の事が亡くなった元同僚の夏野の姿に重なり、大事に至る前に何とかここから逃げ出せる様に手助けしようとする姿が描かれた。

永津は8年前の自分と同様に「この会社にしか居場所が無い」と頑なに信じている、洗脳されている、だから元の同僚の大友(三浦)がしてくれた様に、村沢も仁堂のパワハラを上層部に告発、それが握り潰されようとしたら今度は証拠を持って「いまから労基に行って来ます」
(続く)

No.194 21/02/07 17:26
匿名さん0 

>> 193 (続き)
「持って行ったら殺すぞ」と仁堂。
証拠を奪われ突き飛ばされた村沢は「傷害罪ですね」と警察に通報する。逃げ出す仁堂。

洗脳されてる永津に、一度鳥籠から逃げ出したら何処へでも行ける、やり直しはいくらでも利く、一日でも早く人間に戻って下さいと話し掛ける村沢。
警察への電話は掛けた振りだけと言い、社員パスと名刺を渡して「困った事があれば連絡下さい」。そこには社会保険労務士の肩書きが。(合格率が一桁台の難関試験を突破出来る優秀な村沢が、8年前何であんなブラック企業の営業をやっていたのか、そこはちょっと不思議)

成る程、村沢は今わざとブラック企業に派遣で勤め、夏野や永津みたいなタイプの被害者を知識を生かして救おうとしているのか。

本当は辞めようと思えば辞められるのに、辞めた後の事を考えたら怖くて辞められず、そこまでブラックでは無いならズルズルと居続けてしまう、これは別に洗脳されていなくても往々にして有る事。人それぞれに色々な事情が有り、次の道を描く事が出来ない人も沢山居るのだ。
このドラマはそういう意味では共感出来る人が多いのではないかな。
日本人は上意下達に慣らされ我慢強いからなあ。

4話と短いが「ピアノマン」が人と人をどう繋げて行き、生き方にどんな影響を与えるのか、心して観て行きたい。

演出=野田雄介

  • << 209 【2021冬ドラマ】 「六畳間のピアノマン」2話まで終了。 今回は息子を理不尽な形で失った夏野誠の父親・泰造(段田安則)が、「人に優しく」と育てた事を悔い、脱け殻から自暴自棄、そして再生する迄の話。 誠が小4の時に妻を亡くし、それから男で一つで誠を育てた人だったのね。 だから誠も亡くして一人ぼっち、何とか仕事はこなしていたけど脱け殻の様な8年だった。 大友がネットに流した上河内の暴言がテレビでも取り上げられ、突撃インタビューで相手の顔は緩いボカシが入っていたが、夏野には直ぐにあの時の誠の上司だとピンと来た。しかし上河内は逃げて会社も倒産、夏野には成す術が無かったのだ。 それが退職の日に偶然見付けた憎き相手。でも復讐は出来ず、今度は自暴自棄になり自らチンピラに殴られに行ってしまう。 それを助けたのは1話で講習をしていた、あの「警察官なのに脇見です」と言っていた男だった。 そして更に夏野を救ってくれたのは、タイムカプセルを持って来てくれた誠の同級生達だった。「誠君は弱くなんか無いです。本当に弱い人は人に優しくなんて出来ません」と。そして誠の残した動画サイトを教えられ、明るく話し笑い歌う息子と対面、生きる気力を貰うのだった。 溝口(上地雄輔)の居酒屋で夏野がビールを飲んだり、無理無く人間関係が繋がって行く構成が見事で、物語を強く印象付けて来る。 演出=泉並敬眞

No.195 21/02/07 18:12
匿名さん0 

>> 177 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」4話まで終了。 毎年ジルバママの命日に開催するパーティーにチーママが来て、ジルバの半生を… 【2021冬ドラマ】

「その女、ジルバ」5話まで終了。

スミレは希望退職に応じた。
「あたし言葉遣い悪いからさあ」
BARでは前園叩きで大盛り上がり。

そんな前園だがチームリーダーとしてのスミレの実力は認めている、居なくなったら大きな損失だと思っている。
それにパワハラにかこつけているのは、以前スミレの言葉に腹を立てた事のある上層部の一人だけらしい。←そんなアホな!

翌日スミレが欠勤し、今度はみかが退職願を出す。辞めて田舎に帰りたいと思っていたと話すみか。
そこへ従業員が「パワハラなんてされていない」と嘆願書を手に入って来る。
そしてスミレの退職願を手元に置いたままだった前園。
スミレはリストラを免れみかは本当に退職した。
大学から東京に来て22年、(この職場は)一番辛い3年だったと。

新の部屋で炬燵に3人。
「負けて帰る訳じゃない、それだけはそう思いたい」とみか。←でも泣きそうな顔。
大卒で前園の同期でバリキャリだったのに、同じ出向とは言え前園は課長、自分はヒラの倉庫係、そこに実力差ではない物が働いている事への憤りと挽回のチャンスさえ与えられない事への虚しさ、確かに只負けた訳では無いのだ。

リストラの不安を口にする新にママは「ウチの専属になれば?」←やっぱり初回に想像した流れ(専属→コロナ禍で休業→帰郷)になりそう。

演出=根本和政

  • << 227 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」6話まで終了。 スミレの理想のタイプは「穏やかで優しい人」今回は冒頭のこの言葉がヒントになった様なお話。 「気に入った女の子にプレゼントするなら何がいいと思う?負担にならない程度の物」と滝口から聞かれたあららは、「男の人からならやっぱりお花がいい」と答え、真剣に聞いている石動の事なんだと分かり、「石動さんなら絶対大丈夫」と励ます。まさか自分が相手だなんて思ってもいないあらら。石動も複雑な表情。 クリスマスパーティーの日、それでも可愛いアレンジメントを用意した石動は機会を伺うが中々渡せず、いざという時に大きな花束を抱えた男が入って来て、貸し切りですと言うとその花束をあららに渡して帰ってしまい、渡しそびれた石動の前に丁度スミレが来て、自分へのプレゼントと勘違いして受け取り帰ろうとする。 石動の「夜道お気を付けて」その言葉にグッと来て振り返り「ありがとう」と言ったスミレは女の顔をしてた。 追い掛けて「やっぱり僕、送ります」 一瞬のやり取りで“心の中に星が光ってる”状態になった石動。←何て洒落た事を言うんだろう。 スミレはというと、来た時に偶々一緒になり扉を開けて「どうぞ」と石動が言ってくれた時迄遡って、星が光ってたと言う。 石動みたいな女慣れしていない男性から受けるレディーファーストは、彼の人間性から出て来るもの。 (続く)

No.196 21/02/07 23:57
匿名さん0 

>> 178 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」3話まで終了。 八巻がシヤカナローの伝説のサイトを見付けて本物望月に見せると… 【2021冬ドラマ】

「天国と地獄~サイコな2人~」4話まで終了。

仮の日高が仮の望月の胸ぐらを掴んでいる姿を遠くから目撃した河原は、痴話喧嘩でもない限り普通、男が女の胸ぐらを掴む事はないと、二人の関係を怪しむ。流石に鋭いのだが、違法捜査に慣れ切って来た河原はその癖を知っている本物望月に逆手を取られ墓穴を掘ってしまい、仮の望月の容疑は晴れる。

今回、日高の会社の社員も社長の異変に気付いている事が分かり、(←そりゃそうだ)五木から問い詰められた仮の日高は、聴取の前日に階段から落ちて頭を打ち記憶障害を起こしていると誤魔化すと、社員が社長室に押し掛け皆で喜劇チックに心配をしてくれる。
五木は日高の妹にも連絡をして、飛んで来た妹に仮の日高が「みんな優しい、会社の人も」と不思議そうに話すと、「それはお兄ちゃんがみんなに優しいからだよ」と意外な事を言う。
日高の事が分からなくなって来た本物望月。

やっぱり日高は誰かか何かに操られている様な気がする。そして本人はそれを自覚している感じ。

今回良かったのは望月が怯えていては駄目だ、私は刑事なんだからと気概を取り戻し、日高に人殺しをさせる位なら一蓮托生で二人で逮捕された方がまだマシと腹を括り、それを日高に迫った事だ。
これで二人の関係性が微妙に変化した気はする。
まだまだ先は読めないけどそれが面白い。

演出=松木彩

  • << 211 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」5話まで終了。 本物望月の読み“日高は殺ってない”が当たっているなら、仮の望月が殺人をした時だけ中身は本物日高から更に誰かに入れ替わっていた事になる。 その誰かを本物望月は、日高が隠し続けている“日高はるとさま”と書かれた手紙の差し出し主、歩道橋(で待ってます)の彼女だと思っている。 子供が書いたと思われる手紙の差し出し主は一体誰で、日高は何で言いなり?になっているのか? 陸は日高の中身が彩子なのに気付き、スパイになって手伝いたいと言う。「彩子ちゃん、絶対逃げないじゃん、ビビらないじゃん、俺にはそういう生き方出来ないからさ、一緒にいると二人分の人生を生きている気がすんだよ」この言葉にグッと来たのか望月は申し出を受け入れる。 そして陸が部屋に戻った事に気付いた仮の望月は、明らかに気持ちがはやり嬉しそうなのだ。これって今望月の体の中にいる日高って本当は女性って事?それとも日高はLGBTなのかな。お化粧が大好きで陸が好きみたいって。 仮の望月が見上げていた家は誰の家なのか、河原が偽証を見抜いた戸田一希って女性みたいだけど、この人の役割は何なのか。 やっぱりオリジナルは先が読めないし、実力のある人が書いているから面白いな。 演出=平川雄一朗

No.197 21/02/08 23:41
匿名さん0 

>> 179 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」12話まで終了。 大山鳴動して鼠一匹…だったけど、まあ崩落事故で死者が一人も出なかったの… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」13話まで終了。

若林がエンバーミング+グリーフケアの会社を起業して、茶子をスカウトしたのはいいんだけど、茶子が紗英の遺族に同意を取り付けに行くのに何で朝顔が同行してるのか。職権を利用して一民間企業に仕事を斡旋していると思われても仕方のない行為なのでは?あとエバーミングに解剖室を貸し出し、朝顔達3人も立ち会って居たけどあれもおかしいでしょ。

まあこれまでも色々設定がおかしい事は指摘して来たけど、どんどんエスカレートしちゃってるよ。
丸屋が警察を辞めて興雲大学に入学するとかは個人の生き方の範疇だし、法医学教室でアルバイトするのも問題ないと思うけどさ。

あと今は「朝顔孤独編」だったんだ、知らなかった。

次回は「朝顔孤独編」の完結編で、朝顔が危険な平を自宅に引き取り、桑原も異常な左遷から戻って来るらしい。

※忍はつぐみの面倒を見たり弟のアパートに行くのもいいけどさ、茨城に居る息子や夫には会いに行ってるのかね。
※何か構成が雑になって来てるから今後は毎回はレビューを書かないかも。

演出=阿部雅和

  • << 212 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」14話まで終了。 今回は法医学教室の描写はほんの数場面で、平が「父帰る」の心境に至る迄の過程を、家族と美幸の関わりも含めて丁寧に描いた。ここまで徹底すると却って清々しい気さえする。 持ち物の何を忘れたのかを忘れてしまった平に次々に問い掛けて思い出させたり、弁当を作って渡したり、モーニングコールをしたり、かいがいしく世話を焼く美幸の“小さな幸せ”を切り取っていたが、こういう描き方なら美幸が平に何を求めていたのかが伝わって来るし、理解も出来るんだよなあ。(当初の裏が有りそうなハッタリ演出と大竹しのぶの憑依演技は何だったのか) あと桑原は自分の“越境島流し”について山倉に「審査委員会を経た出向なのに…」と話していたが、以前上層部は「教養ナントカ」って言ってたし、忍も別の表現をしていて何が本当なのかよく分からん。(現実には有り得ない事だけど、ドラマだから有りにするなら設定を統一して欲しい) 今回は家族の話に専念していたので展開も台詞も納得だし、役者さんの演技もそれぞれ素晴らしくて、ホームドラマ部分の「朝顔」の世界観を堪能した。 「監察医 朝顔」なのにそれでいいのかという疑問は、そこかしこから湧いて来そうではあるが。 次からは最終章で茶子がまた出て来るみたいだが、仕事部分になるとこの脚本家は弱いので少し不安。 演出=平野眞

No.198 21/02/09 17:33
匿名さん0 

>> 180 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」2話まで終了。 “ガソリンスタンド土下座強要映像”がアップされ、強… 【2021冬ドラマ】

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」3話まで終了。

ホームレス殺害事件の犯人である高校生の片山蓮の個人情報がネットで晒された。父親が“指対”に最初に晒した人物を捕まえて欲しいと依頼、万丞達は捜査を始め、かなり細かく晒しているので学校の生徒なのではと考える。

情報を聞こうと面会した蓮は「僕の人生終わったからどうでもいい。不条理だと思いますよ。たかがホームレス一人殺して、僕の人生メチャクチャになるんですよ」

今回良かったのは署に帰った碓氷が「会ってみて哀れに思いました。当たり前の事を教えてくれる人が居なかったんだって、私は彼が哀れです」と言った事。若いのにそういう柔軟な物の見方捉え方が出来る人なんだと、意外でもあり嬉しくもあり。

万丞は「罪を償う気の無い人間がどうなろうとどうだっていい」と蓮を突き放しておきながら、「たかがホームレス一人に…」と蓮が言うと「井田諭だ、ホームレスじゃない」と言って井田の人生を淡々と語り、最後に「一人しか存在しない人間だ!」と強く言ってじっと蓮の目を見た。←(これが万丞のやり方なのね、きっと)
でもホームレスを卑下する父親の下に育った蓮の心には響かない。

遅きに失した感は有るが、蓮の父親とやっと離婚した母親が「貴方は間違ってる!」「これから人を殺した事を一生忘れずに生きて行きなさい」と強く蓮を叱責。
(続く)

No.199 21/02/09 17:56
匿名さん0 

>> 198 (続き)
母親の毅然とした姿を初めて見たからなのか、ここでやっと母親の言葉が心に響いたらしい蓮は「俺、どうすればいい?」
「二人で償って行こう」と母親。

ネットの問題点と少年法を上手くリンクさせた話だった。
ただ父親の描き方が画一的というか工夫が無いというか、そこが勿体なかったかな。

菅沼の子供は苛めに遭っているらしく、囲まれて押されたから押し返したら、一人が階段から落ちて怪我をした、その対応を巡って担任を電話でやり込めていたのだが、その件についても碓氷は冷静に判断して菅沼に意見を言っており、このドラマはいい意味で碓氷を只の熱血新米刑事のままにはしておかないんだという事が分かり、観る楽しみが増えた。

ラスト、例の釣り堀で田中要次がアノニマスからのメッセージを万丞に手渡した。
えっ!?田中要次って何者?

脚本=玉田真也 演出=及川拓郎

  • << 215 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」4話まで終了。 万丞は渡されたアドレスに“情報が欲しい”と送るが、返信は“あなたにとって正義とはなんですか?”だった。 今回は元アイドルでタレントの平坂澪(田中美里)が、不倫か?と週刊誌に書かれネットで叩かれた事から始まる話。 ストーカーで刑務所にも入っていた柳田という男が絡んでいるのでは?という所から、傷害事件へと発展して行く。 澪は税理士の夫は私には関心が無いから、マッチングアプリで会話をしていた人と会っただけと話していたが、碓氷は「あの旦那さん愛情表現が下手なんですよね。女を不安にするタイプ」と万丞に話し、万丞は何言ってんだ?みたいな顔をしていたけど、この碓氷の見立てが事件の本質を突いていた訳で中々面白かった。 傷害事件となったので応援要請をして一課の羽鳥達も捜査に加わるのだが、結局柳田はシロと分かり、逮捕時に刃物を振り回した事も「追い回したウチが悪かったんだし」とおとがめ無し。「親方が戻って来て欲しいと言ってるぞ」と、まさかの羽鳥の大岡裁き。こんな一面も持ってるんだと見せておきたかったのかな? そしてもっとまさかなのは“倉木が生きてる!”だった。車椅子で表情が無い姿で。 まだまだ“指対”を楽しみたいので縦軸はほどほどに。 脚本=入江信吾 演出=大内隆弘

No.200 21/02/10 00:21
匿名さん0 

>> 181 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」4話まで終了。 女子が女子を好きになる、これはLGBTとはまた別の話で中学… 【2021冬ドラマ】

「青のSP学校内警察・嶋田隆平」5話まで終了。

涌井美月と岡部の関係はまだ分からないなあ。美月の回想で引き留める小川を突き飛ばすシーンも有ったし。

あと浅村の授業中の回想で教室の窓から飛び降りる女生徒の映像が有ったけど、あれは何だ?

今回は浅村が顧問のバスケ部で、浅村がレギュラーから外した西田(池田優斗)が他の部員を巻き込んで、新レギュラーになったアレンを苛め、アレンを仲間に引き入れたい半グレグループが西田の仲間を襲い、事件に発展して行く話。

まず西田をレギュラーから外したのは浅村なのに、西田の怒りは何故アレンにだけ向かうのかが分からないし、そもそも浅村は西田に納得の行く説明をしていなかったの?
あと中学生の苛めだからバスケの練習でハブるとかは分かるけど、皆で囲んで暴力を振るうってのはどうなの?

嶋田の「同情も差別と一緒だ」とか、「苛めなんて言葉を使ってたら無くならない」「苛めた奴は犯罪者だ」等の発言には同意だけど、今回は設定が甘くてちょっとシラケちゃったな。

あと池田優斗くんは変声期なのかどうか分からないけど、喚く時に度々声がひっくり返って何か耳障りだった。

予想通り小川は嶋田の恋人だった。こっちが何の捻りも無かったので、もしかしたら浅村の方に“実は…”という秘密が隠されていたりして。

脚本=山岡潤平 演出=国本雅広

  • << 216 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」6話まで終了。 今回は柴田と同期で1年の副担任をしている新津(須賀健太)が、先輩二人からパワハラを受けているのに他の教師は見て見ぬ振り。柴田が代わりに苦情を言うと、「新人の成長機会を奪うつもりか?」 3年担任の教師は「職員室は民主主義じゃない、封建主義なんだよ」と、他学年の事には口を出すなと言う。 結局、柴田と新津は自殺の芝居を打って、校長から教師全体の業務量を減らす方策を考えるという言質を取るが、何か問題がすり替わってないか? 同じ副担任の立場の柴田は全然追い詰められてないし、浅村としょっちゅう晩御飯を食べに行く余裕も有るんだから、新津の仕事が終わらないのは明らかにパワハラのせいなのに、何でそこはウヤムヤにするの? 岡部のやった事は性的暴力の未遂で、小川は警察に届けようと進言していたが、校長は内密にしたいと言う親と本人の気持ちを尊重したいと押し切った、と話す浅村。だが嶋田は香里が隠蔽に加担するなんて有り得ないんだよと激昂する。←嶋田は浅村の首を圧迫していたから傷害罪? そして嶋田に、当時の浅村が小川を説得している音声が届く。誰が送って来た?そして最後の「これは警告です」って声、あれも浅村?何か違う人みたいにドスが効いているんだけど。 脚本=小島総一郎 演出=白川士

No.201 21/02/11 09:08
匿名さん0 

>> 166 【2021冬ドラマ】 視聴中のドラマの初期評価(曜日順) ※放送回数が1話~3話とバラ付き有り ※☆5がハマってる状態、☆4が面白… 「2021冬ドラマ途中経過」

◎ハマっているドラマは
*知ってるワイフ
*俺の家の話
*天国と地獄~サイコな2人~
*その女、ジルバ
*おじさまと猫

〇面白い(良い)ドラマは
*アノニマス~警視庁“指殺人”対策室
*にじいろカルテ
*六畳間のピアノマン
*モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
*ここは今から倫理です。
*バイプレイヤーズ

□普通(まあまあ)のドラマは
*青のSP学校内警察・嶋田隆平
*オー!マイ・ボス!恋は別冊で
*警視庁強行犯係 樋口顕
*書けない!?~脚本家 吉丸圭佑…
*直ちゃんは小学三年生

●微妙なドラマは
*ウチの娘は、彼氏が出来ない!!
*ドリームチーム

▼視聴離脱したドラマは
*レッドアイズ←2話迄で離脱。ドラマとしてはまあまあだったけど、内容がキツくて自分は見続けるのは辛いと思ったから。

*君と世界が終わる日に←3話迄で離脱。話が進まない。竹内涼真のワンパターン演技はキツい。

*江戸モアゼル←4話迄で離脱。ながら見になりそうだったから。

◇開始待ちのドラマは
*神様のカルテ
*ホリミヤ

※3話以下及び2クールドラマを除く。(関東地区基準)

#シーズン枠外で視聴中のドラマは
*監察医 朝顔
*ミヤコが京都にやって来た!
*ハルカの光
*24JAPAN←途中から1.3倍速視聴し15話迄で離脱。イライラMAX。

No.202 21/02/11 15:07
匿名さん0 

>> 184 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」5話まで終了。 ふくまるに出会う迄は動物に一切触れなかった神田が、今では朝目覚めたら顔の上… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」6話まで終了。

少年時代の森山はピアノの神童と呼ばれていたけど、弟こそ本当の神童だと気付いた瞬間、ピアノが大嫌いになっていた。
だから音楽教室でもギターを教えているのだが、ある日、神田が何気なく弾いていた「きらきら星変奏曲」に感動して「ピアノが嫌じゃなくなったんです」と率直に伝え、「ピアノコンサートに一緒に行きませんか?」と誘い、神田も承諾する。

でも抱かれたふくまるは“パパさん、震えてるにゃん…”

会場で神田が過呼吸みたいになり、慌てて介助して自宅迄送り届けた森山。
彼はピアノが大嫌いだったから、そういう情報を一切シャットアウトして生きて来たのかな?
神田は演奏会の直後に病院からの電話で妻の死を知らされ、「アンコールに行かないと…」と出て行き鍵盤を触った瞬間倒れて、そこからステージに立とうとするとフラッシュバックが起きて立てなくなっていたのね。

神田の過去を知り謝りに来た森山に「誘ってくれて嬉しかったんですよ」と神田。
出迎えたふくまるを見て「か、可愛い!」
ふくまる得意の腹出し仰向けで“さあ撫でるが良い”(笑)
ふくまるにとってパパさんを笑顔にしてくれる人はみんないい奴なんだにゃん(笑)

どんな日も物の見方次第で素晴らしい一日になると教えてくれた妻に感謝の神田だった。

脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

  • << 219 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」7話まで終了。 今回は日比野の話がメイン。 ピアノの練習をしても苛々して「あの日から全く集中出来ない」←あの日とはもちろん神田がコンサートを聴きに来た日の事。 日比野は神田が早々に退席した理由を知らずに誤解をして、馬鹿にされたと思っていたのね。 日比野にとっては神田は“神様の最高傑作”で、どんなに頑張っても永遠に手の届かないピアニストだったみたい。 ピンポーンが鳴ってやって来たのは、前回ペットショップで猫の引き取りを断られた朝加真由美さん!何と日比野の母親だったのね。子供時代の回想がカットインしたけど、厳しかった神田の母親とは真逆で自由奔放、これはこれで子供にしてみれば「もうちょっと僕に関心を持ってよ」になるんだよね。 あのペットショップにエサを買いに行くが、もみじにどんどんグッズを勧められ(笑)持ち切れなくなって倒れた所に助けに来たのは何と神田。 日比野が猫を飼うと知り荷物が多いから「もし良かったら私が着いて行きますよ!」←以前の神田では考えられない位強引(笑) ラストにその猫マリンちゃんのアップ、毛色は全く違うけど顔はふくまるにそっくり。以前にもみじだったかな?他のきょうだいは引き取り手が居て、ふくまるだけ残ってしまったって言ってたから、姉猫なのかもね。二匹が出会うの、楽しみだな。 脚本=伊達さん 演出=副島正寛

No.203 21/02/11 23:51
匿名さん0 

>> 186 (続き) それぞれが吐き出す重い言葉は「話せる誰かがいれば、どうにかなるよね」 そして雪乃も含めて少しずつ気持ちが軽くなって行く。これっ… 【2021冬ドラマ】

「にじいろカルテ」4話まで終了。

自分の畑で作る野菜の本当の美味しさを教えてくれたのは妻だった。
その妻(沙織=佐々木希)は、夫が欲しがっていたサングラスを誕プレで買う為に出掛けた商業施設で爆破に巻き込まれ、DMATの医師だった夫が偶然トリアージ、「私は大丈夫だから」と言われて別の負傷者(爆破容疑者)を診ている間に妻は急変、死亡した。
その夫・朔は虹ノ村診療所に赴任した時に、窓から荒れた畑を見て「畑だあ」と泣き崩れた。
朔が野菜に拘りサングラスを愛用している理由が全て明かされた。

そして隣村のキャンプ場で崖崩れが発生、朔達も出動しトリアージを任される。「患者の“大丈夫”は信じるな!」が真空への朔の指令。そして太陽には側に居て、何でもいいから気付いた事は言ってくれと頼む。それはあのトラウマは簡単には消える筈が無い。そして後悔はきっと永遠だろう。

無事に任務を終えて帰る道すがら、3人は佐和子先生の家に寄り茄子のキッシュを頂く。「美味しいなあ」と叫ぶ様に言って頬張る朔。そして4人で「かえるの歌」を並んで立って輪唱。こうしてこの村の自然と野菜と人々に癒されて、やっとここまでには回復した感じなのかな?

※冒頭の太陽の怪しい動きに、最初は“痔”なのかと思った(笑)
※佐々木希、ドラマのゲストで頑張ってるね。見てるか?旦那!

演出=深川栄洋

  • << 220 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」5話まで終了。 仕事はテキパキとこなすけど黙り込んでるしノリも悪い太陽を見て、気を遣った朔は妻を失った過去を二人に話す。 霧ケ谷に口止めしたのは、聞いた人が勝手に物語を作るのが嫌だったから。 犯人がいる爆破事件で妻を失っても、残された者は生きて行かなければならないし、生きていれば外食だってするし大盛りだって食べたくなる事はある。自分にとっては日常の一コマなのに、あのダンナあんな事が有ったのに大盛り食ってるよ、みたいな目で見られる。←ああ確かに。特に今は目撃されたらSNSで直ぐに広まるからね。窮屈な人生になってしまう。 朔が奥さんの事を人生の殆どは幸せな人だったのに…と、最期が不幸だとそこだけがクローズアップされて、彼女の全人生が不幸みたいにレッテルを貼られるのは、それは遺族として耐えられないという感覚、これにはハッとさせられたな。 (佐々木希が食卓に座っている演出には一瞬えっ!?と思ったけど、やっぱり綺麗だな) 太陽のコンプレックスは普通過ぎる事だって。深い悩みとか傷とか何も抱えていないし、仕事は出来るけど超優秀ではないって、難しい奴だな(笑)可愛いけど。 でも今回は最後の太陽の自作曲に全部持って行かれたね(笑) デスデスデスデスデスデスデスデス 俺以外は皆死ね 俺以外は皆クズ どこが普通なんだよ(笑) 演出=深川栄洋

No.204 21/02/12 19:07
匿名さん0 

>> 187 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」5話まで終了。 取り敢えずまだ沙也佳に叩き出されていない元春(笑) 津山が新規取引… 【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」6話まで終了。

沙也佳に「話したい事があるから早く帰って来てね」と言われたのに、澪の法事の準備に津山を行かせて津山の残業を肩代わりした元春。「ごめん、遅くなる。話は明日聞くから」
翌日、「ごめん、これから飲み会なんだ」
「終わったら直ぐ帰って来てね」
澪が自転車で倒れるのを見た元春は放っておけずに話を聞き、朝から行方が分からないという久恵捜しを手伝う。
沙也佳には「あと少しで帰れるから」と電話しながら、久恵を見付けて送り届ける迄澪に付き合う元春。
車を見送る小池が「愚かだなあ」って言ってたけどホントそれ。←やっぱり小池は元春(的立場)の成れの果てっぽいな。

ここ迄やって貰ったら澪も気持ちが動くよなあ。おまけに昔の大切だった人の話をしているのに澪の目を見て「本当にごめん、そう言いたかった」なんて言うんだから。
元春が澪の気持ちは津山に伝わるよと言った時も戸惑った表情で、反応が鈍かったし。
去って行く元春を見て消音で呟いた言葉は多分「本当は…」だったと思うし。

鋭い沙也佳はカーナビの履歴とドラレコの録音を調べ、元春の嘘を知り大荒れ。前回予想した通りにビハインドに澪の事を書き込んだ!←全部元春が悪い。掃除はルンバでもやってくれるけど、沙也佳にとって話を聞いて背中を押して欲しいのは元春だけなんだよ!

演出=木村真人


  • << 221 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」7話まで終了。 目覚めてBehindに書き込みした事を思い出し焦る沙也佳。何とか無かった事にしようとするが出来ずに、丁度やって来た花屋の上原に削除のやり方を教えて貰う。←上原にIDとパスワードをバッチリ見られていたけど、後で悪用されたりしないのかな。 沙也佳は父親の受賞パーティーの事で頭が一杯で、その前日に白内障の手術を受ける事になった元春の母親の事を全く気遣えない。←ずっと実家に帰っていないのに、妹が全部手筈を整えたと知って急にしゃしゃり出る元春も元春だけどな。 あと、その病院に偶然、澪の母親が認知症の検査入院しているとか、元春が帰らずに泊まり込む(普通は出来ないよね)とか、ちょっと今回は元春と澪の接点を無理に作り過ぎ。 Behind書き込み犯のIPアドレスが分かった時の澪の衝撃、沙也佳だと分かってしまったのかという表情の元春。この時のやり取りと澪が元春にごめんなさいと謝った事で、自分と久恵が元春に迷惑を掛けた事で沙也佳が爆発した事を、澪は理解したのだと分かる。 パーティーに来なかったら別れるからとまで言われていたのに、結局行かなかった元春。沙也佳大爆発で元春も本音全開! 「モトくん変わったね。前は何でも私の言う事聞いてくれたのに」 「女神様の召し使いだもんな」 「そんな風に思ってたの?」 (続く)

No.205 21/02/13 12:41
匿名さん0 

>> 188 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」3話まで終了。 会長からスター不足でじり貧だから助けて欲しいと懇願され(と言うか長州力に加え… 【2021冬ドラマ】

「俺の家の話」4話まで終了。

「クソじじい!」3連発で笑って最後の「うるせえックソじじい」で胸を痛めた第4話。

寿三郎のエンディングノートに書かれた“寿限無の落とし前”、まさかそうなの?と思ったらそうだった。
まあね、芸の肥やしとか言う世界ではよく有った事だけど、ご多分に漏れず寿三郎もやっていた、それも妻が認知を許さなかったからって当時の番頭に、手を付けた女中と息子を押し付けたって、本当に“クソじじい”だわ。

番頭(尾美としのり)を父として育ち、父の病死後、実父とは知らずに寿三郎に芸養子として預けられ、坊っちゃん(寿一)の代わりに叱られ、逃げたくても逃げられず、坊っちゃんの出奔と才能の無い次男という現実に継ぐのは俺しか居ないと踏ん張って来て、それでも突然戻って来た寿一を笑顔で「お帰り!」と迎え入れた寿限無。
あの時寿限無は“これで肩の荷が下りた”と思ったのだろうか?

ラーメンが嫌いだからラーメン屋をやった。ラーメン好きだと好きな奴の気持ちしか分からないだろ?←突然の父の金言と“逃げるのも才能”と言う伯父の言葉に背中を押された大州は、能が好きな奴って能が好きな奴の気持ちしか分からないと母親の説得を諦め、能のステージをドタキャンして黙ってヒップホップダンスの大会に行ってしまう。

寿限無は秀生で寿一は大州、よく出来てるわ。

演出=山室大輔

  • << 224 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」5話まで終了。 大州は絶賛反抗期中で、祖父と母親の事を「老害と鬼婆の館だよ、こんな家」とこき下ろし、寿限無も遅まきながら反抗期で行儀は悪いわ、デスメタルガンガン鳴らすわ、卑屈になるわで遂にキレた(ホントはキレた振り)寿一は、さんたまプロレスのリングに寿限無を連れて行き、俺は手を出さないから殴れ。←素人はそんなずっとは殴れないし直ぐに疲れちゃう。 寿限無は「血縁じゃないから俺じゃ駄目だとずっと思ってたのに俺で良かったんじゃねえかよ!あんたが家を出なけりゃ違う生き方だって有ったんだよ!」と怒りを寿一にぶつけ「決めた、俺が継ぐ28世。継ぎたいなら能で俺に勝ってみろよ」 寿限無は自分が継げるとは思っていなかったけど、寿一が出て行ってしまったから仕方なく留まっていたのかあ、そりゃ辛いわな。 寿一の提案で家族旅行に行く事に。医者は数値が悪いから反対、じゃあ基準をクリアしたらOKねと、ロッキーのテーマをバックに数値を下げる訓練が始まる(笑) 合格して行けるとなったら、会いたい女がいるからさくらには同行して欲しくないと親父。同意するさくら。 何もかも捨てて“まゆみ”と一緒になって、むき出しのジジイで生きてみたかった時が有ったのね。でも直後に人間国宝になってしまったからまゆみとは疎遠に。 その時の事を謝りたいと寿三郎。 (続く)

No.206 21/02/13 13:27
匿名さん0 

>> 189 【2021冬ドラマ】 「ドリームチーム」3話まで終了。 まあね、香菜にとっては人生の大転換期だから、一歩進んでやっぱり駄目だわと… 【2021冬ドラマ】

「ドリームチーム」4話まで終了。

環は寮に戻り駆け付けた両親に、どっちが正しいとかじゃなくてここが楽しいからここに残りたいと言う。そりゃあんな両親の姿を見せられて育ったら、色々な価値観を持った人が揃っているこの寮に居た方が楽しいわな。

親権を取る為に夫の意に沿ったインタビューを受ける筈が、想定外の質問に対応出来ずに途中から本音出まくりの香菜(笑)
両親の不和には敏感な悠一の機転で環がキッチンカーの弁当を両親に差し入れ。仕方なく食べる夫はむね肉の唐揚げに「美味しい」←んなバカな!あのバカ舌が繊細な出汁を利かせた味付けを分かる訳がない(笑)
それに環は香菜が育てた方が優しい子に育つってあっさり引き下がるなんて、世のDV夫がこんな簡単なら、誰も住所隠して逃げ回ったりしないわ。

全8話だから半分が終わって次からは起承転結の転、それぞれに早くも転機が訪れる様で…。

演出=土井祥平


  • << 226 【2021冬ドラマ】 「ドリームチーム」5話まで終了。 皆に転機の兆しは有るけど、まだ踏み込まないで脇道に逸れちゃった第5話。 突然佳恵の恋人・田上(国広富之)が現れて、お互いに結婚も考えている事が分かる。 それにはまず悠一を結婚させなきゃという事で、監督のお別れの会を開いたのは、教え子の中に悠一の相手になる様な子がいないか探すためだったのだとか。 悠一は結婚して幸せなのを見た事が無いから結婚はしないと言う。 両親がどういう不仲だったのかがよく分からないので、とうして悠一がこんなにこじらせちゃったのかもよく分からない。 今回の“なるほど”は、「人はねえ、60を過ぎたからって急に年寄りにはならないの」っていう佳恵の言葉。 確かに、他人から見たら還暦の人なんだけど、本人は一つ一つ年を重ねているだけで、還暦だから急に枯れるとか、そういう事は無いだろうからね。 次回は転機の中身が描かれる事に期待しよう。 ※田上なる人物が出て来たので、監督がまだ生きていて佳恵と連絡を取り合っている?という推理はハズレ、でいいのかしら。 演出=増田静雄

No.207 21/02/13 19:02
匿名さん0 

>> 190 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」5話まで終了。 今回は5スタで撮影中の東森圭吾原作(笑)のサ… 【2021冬ドラマ】

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」6話まで終了。

バイプレで撮っているドラマはどれも好調だったが、「チーム7」は西村まさ彦が参加してから特に好調だった。
そんな「チーム7」の第8話の台本が流出し、真犯人は近藤芳正だとネットで暴露されてしまった。

仲間内の飲み会で酔い潰れた柄本時生は翌日台本が無い事に気付くが、西村は他のドラマの誰かが足を引っ張る為に盗んだんだと言い張り、各スタジオを回って犯人捜しをするだけでなく、難癖を付けて顰蹙を買ってしまう。
バイプレの空気が悪くなったと時生は俳優仲間に責められ、謝りに行きましょうよと西村に頼むが聞き入れられない。

その後西村、実は自分が新人マネージャーのアドレスを間違えて、台本データを添付したメールを海外に誤送信した事に気付き、更に時生の台本はビショビショになったから乾かしてと頼まれたジャスミンが持っていた事も分かり、西村は皆の前で土下座をして謝罪するが、更に実は…という展開でまあまあ面白かった。
デフォルメされてはいるけど西村まさ彦が強引っていうのはイメージとして有りそうで、そこを膨らませて行ったのは上手かったなと。
※台本データを何故マネ経由で社長に送るのかはイミフだが。

次回は天下の公共放送が登場!本田博太郎に高畑淳子なんてワクワクしちゃう。

脚本=宮本武史 演出=トミー・チャン

  • << 232 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」7話まで終了。 冒頭の「すいません、今回からナレーション、プロジェクトX風に読んで頂いても宜しいですか?」はカットして、田口トモロヲがいきなりあの口調で読み始めて、中島みゆきの♪風の中のすばる~がバックに流れる方が、よりニヤリと出来たのにな。 1チャンのスタッフ車に続いて高畑淳子と本田博太郎が貫禄たっぷりに登場したら、やっぱり大河か朝ドラかって思うよね。蓋を開けたら何とEテレの子ども向け番組。 それでも二人が審査するオーディションは厳しくて応募者全落ち(笑) 仕方なくバイプレウッドに居る子役をかき集めてリハをするが、高畑から芝居に恐怖のダメ出しをされ、全員辞退(笑) もう高畑淳子ならまんま有りそうなんだよね、子ども扱いなんてしないあの怖いダメ出し。 今の民放の仕事を蹴ってEテレに出て、子どもが観てくれて関係が改善されるなら、今後民放に一切出られなくなってもいいと悲壮な決意でオーデを受けた津田寛治、あっさり合格したけどその役柄は…というオチも面白かった。 ※本田博太郎の字幕紹介「寡黙な父から北京原人まで、二足歩行なら全て演じ切る怪優」には笑いが止まらなかった。 ※次回の朝ドラ女優候補、若い3人に混ざって吉田羊が何故居るのか、ツボった(笑) 演出=浅野敦也

No.208 21/02/13 21:07
匿名さん0 

>> 127 (続き) 全然足りないんだけどね。 お金を持っていないてつちんは自分の宝物のミニカー“消防車”を出すの。もうジーンとしちゃった。 … 「直ちゃんは小学三年生」全6話終了。

設定が奇抜ながら懐かしさが溢れる小学生の日常を淡々と描いたアイディアは、やはり素晴らしかった。

只慣れてしまうとそれ以上の発見や興奮には繋がらず、鮮度が薄れると共に特段の興味も失われて行ったのは仕方のない所かな。

男子4人の日常は、妻の妊娠をきっかけにてつちんの父親が福島に仕事を見付けた事から、転校という形で失われる事になった。子供の気持ちを考えて「2年で戻る」と嘘を付いたてつちんの母親。

以前の母親の、誰かとの電話の内容を思い出し、あれはてつちんのお母さんとの会話だったんだ、2年というのは嘘だったんだと気付いてしまった直ちゃんだったが、3人には言わずに胸にしまって、2年後に会えるのを楽しみに皆とてつちんを送り出す。

子供の別れに付き物なのは転校と卒業だったねえ。泣いたよね、うん。
楽しいドラマだったのは間違いない。

演出=近藤啓介

No.209 21/02/13 22:43
匿名さん0 

>> 194 (続き) 「持って行ったら殺すぞ」と仁堂。 証拠を奪われ突き飛ばされた村沢は「傷害罪ですね」と警察に通報する。逃げ出す仁堂。 洗脳… 【2021冬ドラマ】

「六畳間のピアノマン」2話まで終了。

今回は息子を理不尽な形で失った夏野誠の父親・泰造(段田安則)が、「人に優しく」と育てた事を悔い、脱け殻から自暴自棄、そして再生する迄の話。

誠が小4の時に妻を亡くし、それから男で一つで誠を育てた人だったのね。
だから誠も亡くして一人ぼっち、何とか仕事はこなしていたけど脱け殻の様な8年だった。
大友がネットに流した上河内の暴言がテレビでも取り上げられ、突撃インタビューで相手の顔は緩いボカシが入っていたが、夏野には直ぐにあの時の誠の上司だとピンと来た。しかし上河内は逃げて会社も倒産、夏野には成す術が無かったのだ。

それが退職の日に偶然見付けた憎き相手。でも復讐は出来ず、今度は自暴自棄になり自らチンピラに殴られに行ってしまう。
それを助けたのは1話で講習をしていた、あの「警察官なのに脇見です」と言っていた男だった。

そして更に夏野を救ってくれたのは、タイムカプセルを持って来てくれた誠の同級生達だった。「誠君は弱くなんか無いです。本当に弱い人は人に優しくなんて出来ません」と。そして誠の残した動画サイトを教えられ、明るく話し笑い歌う息子と対面、生きる気力を貰うのだった。

溝口(上地雄輔)の居酒屋で夏野がビールを飲んだり、無理無く人間関係が繋がって行く構成が見事で、物語を強く印象付けて来る。

演出=泉並敬眞

  • << 230 【2021冬ドラマ】 「六畳間のピアノマン」3話まで終了。 何と上河内は記憶喪失になっていた。だから夏野に私を覚えていますかと言われてもキョトンとしていたし、工事現場で常に笑っていたのは、恐らく余計な摩擦を起こしたくない、嫌われて職を失いたくないという事だったんだろうな。 上河内は3年前に村野(村沢からウォーターサーバーを買った女性)が切り盛りしているこども食堂にふらふらと入って来て、記憶が無いので村野が住まいから仕事まで面倒を見てあげたのだとか。 そしてこども食堂では溝口がボランティアとして働いていて、ここの常連のユウトがコンビニでパンを万引きしたのを見付けて叱り、こども食堂に連れて来たのが警察官の脇見、という風にまたまた皆が繋がっている。 上河内は探偵に自分の素性を調べて貰い、週刊誌の記事とネットに投稿されたパワハラ音声とテレビの突撃インタビュー映像から、自分がとんでもない奴だった事を知る。そしてある日、激しい頭痛と共に誠へのパワハラシーンを思い出す。 村野は「今をちゃんと生きればそれでいいのよ」と励まし、溝口は自分がいい加減な作り方をした生ビールを、一番美味いと言って飲んでいた会社の奴隷サラリーマン達(村沢達の事)の姿に教えられ、心を入れ替えた話をした。 そして「ピアノマン」の事も。 (続く)

No.210 21/02/14 12:20
匿名さん0 

《放送予定変更の件》

昨夜の福島県沖を震源地とするM7.3の地震報道により、放送中断、休止、遅延をしたドラマの新たな放送予定について。

EX「モコミ…④」2/20(土)未明3:00~3:30
EX「書けない⑤」2/20(土)未明3:30~4:00
NHK「…倫理です⑤」次週にスライド

CX「ジルバ」遅延して深夜2時5分から放送した為、今のところ再放送の案内は無く、TVerかFODの期間限定無料配信の案内が出ているのみ。
※2/20(土)14:30~のドラマ再放送枠が調整中になっている為、そこに入るかどうか?

  • << 213 《放送予定変更の件》 EX「モコミ…④」2/20(土)未明3:00~3:30 EX「書けない⑤」2/20(土)未明3:30~4:00       ⬇️ 2本共に2/20(土)の通常の放送時間帯にスライド ※上記未明の時間帯はそれぞれ③と④の再放送を予定 CX「その女ジルバ⑥」2/19(金)14:45~再放送(関東ローカル)

No.211 21/02/15 00:06
匿名さん0 

>> 196 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」4話まで終了。 仮の日高が仮の望月の胸ぐらを掴んでいる姿を遠くから目撃した河… 【2021冬ドラマ】

「天国と地獄~サイコな2人~」5話まで終了。

本物望月の読み“日高は殺ってない”が当たっているなら、仮の望月が殺人をした時だけ中身は本物日高から更に誰かに入れ替わっていた事になる。
その誰かを本物望月は、日高が隠し続けている“日高はるとさま”と書かれた手紙の差し出し主、歩道橋(で待ってます)の彼女だと思っている。
子供が書いたと思われる手紙の差し出し主は一体誰で、日高は何で言いなり?になっているのか?

陸は日高の中身が彩子なのに気付き、スパイになって手伝いたいと言う。「彩子ちゃん、絶対逃げないじゃん、ビビらないじゃん、俺にはそういう生き方出来ないからさ、一緒にいると二人分の人生を生きている気がすんだよ」この言葉にグッと来たのか望月は申し出を受け入れる。

そして陸が部屋に戻った事に気付いた仮の望月は、明らかに気持ちがはやり嬉しそうなのだ。これって今望月の体の中にいる日高って本当は女性って事?それとも日高はLGBTなのかな。お化粧が大好きで陸が好きみたいって。

仮の望月が見上げていた家は誰の家なのか、河原が偽証を見抜いた戸田一希って女性みたいだけど、この人の役割は何なのか。
やっぱりオリジナルは先が読めないし、実力のある人が書いているから面白いな。

演出=平川雄一朗

  • << 237 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」6話まで終了。 前回、日高(綾瀬)が殺人をする時だけ中身が別人に入れ替わっているのか?と書いたが、どうもそうではなくて、あの猟奇殺人をする人物は別に居て、日高(綾瀬)はその人物をサポート(今回で言えば事前に対象者を眠らせておき、前回迄の犯行で言えば事後の清掃もする)しているのではないかと思えて来た。 今回、望月(高橋)が“ロッカーに挟む栞”に気付き、陸(と師匠が手配した仕事仲間)の活躍で殺人標的リストが手に入った事と、あの橋の数字9から割り出した標的の久米宅に望月(高橋)と八巻が張り付いた事で、真犯人と思しき(多分)男が引き返した事から猟奇殺人は未遂に終わった。(スタンバイしていた日高(綾瀬)も来なかったと呟いていた) 日高(綾瀬)は来なかった理由を死んだからかと考え?、警察の死亡者データベースに東朔也と入力、祈る様な表情だったがそれは何故なのか。 一方、戸田の線から捜査を進める河原は、戸田の証言から顧客名簿を買い取った男・十和田(田口浩正)に辿り着くが、既に自殺をしていて、部屋を清掃した会社への聞き込みで、遺品の漫画を従業員の東が持ち帰ったという証言を得る。 そして望月(高橋)の元へは奄美の民宿主人から電話が来て、リピーター客が貴方の写真を見て、この人はあずまさくやと名乗っていたと話していた事を告げる。 (続く)

No.212 21/02/16 00:48
匿名さん0 

>> 197 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」13話まで終了。 若林がエンバーミング+グリーフケアの会社を起業して、茶子をスカウトした… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」14話まで終了。

今回は法医学教室の描写はほんの数場面で、平が「父帰る」の心境に至る迄の過程を、家族と美幸の関わりも含めて丁寧に描いた。ここまで徹底すると却って清々しい気さえする。

持ち物の何を忘れたのかを忘れてしまった平に次々に問い掛けて思い出させたり、弁当を作って渡したり、モーニングコールをしたり、かいがいしく世話を焼く美幸の“小さな幸せ”を切り取っていたが、こういう描き方なら美幸が平に何を求めていたのかが伝わって来るし、理解も出来るんだよなあ。(当初の裏が有りそうなハッタリ演出と大竹しのぶの憑依演技は何だったのか)

あと桑原は自分の“越境島流し”について山倉に「審査委員会を経た出向なのに…」と話していたが、以前上層部は「教養ナントカ」って言ってたし、忍も別の表現をしていて何が本当なのかよく分からん。(現実には有り得ない事だけど、ドラマだから有りにするなら設定を統一して欲しい)

今回は家族の話に専念していたので展開も台詞も納得だし、役者さんの演技もそれぞれ素晴らしくて、ホームドラマ部分の「朝顔」の世界観を堪能した。
「監察医 朝顔」なのにそれでいいのかという疑問は、そこかしこから湧いて来そうではあるが。

次からは最終章で茶子がまた出て来るみたいだが、仕事部分になるとこの脚本家は弱いので少し不安。

演出=平野眞

  • << 239 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」15話まで終了。 独立したばかりの外国に行って首吊り自殺をして、生前に同行の女性と現地の解剖医に謝礼を渡し、体内に“もう調べないで下さい”と書いたメモを残した男の話。 娘の父親は貴方ではないと妻から懺悔され、受け入れられず妻への復讐の為にこんな事をしたのではないか、調べないでとあれば逆に調べたくなるのが普通だから、と妻は思う。 一般人がこんな手の込んだ事する?何か話が宙に浮いているみたいな違和感が有ったな。 で、茶子先生が若林の会社から出向という形で法医学教室に非常勤で復帰。目まぐるしいわあ。ご都合主義だわあ。 対してホームドラマ部分は平のアルツハイマーの進行に焦点を当て、本人の苦悩と戸惑う朝顔、支えようと気を配る桑原と直球で質問を投げ掛けるつぐみ、四者四様の姿を描いて見応えがあった。 平がつぐみを公園で遊ばせるシーンなんかは、今までとは違いハラハラしてしまうのだが、仮に平が帰り道を忘れても公園位ならつぐみが「じいじ、こっちだよ」って、教えてくれそうな気もして…。 平の携帯には見守りアプリとか入れないとね。 今回、正月なので万木家に桑原家が大集合。忍の夫は何故か婿養子。忍に「非番の日、気遣って帰って来なくていいからね」って言ってた(笑)視聴者(私)の疑問に答えてくれたのかしら。 (続く)

No.213 21/02/16 17:54
匿名さん0 

>> 210 《放送予定変更の件》 昨夜の福島県沖を震源地とするM7.3の地震報道により、放送中断、休止、遅延をしたドラマの新たな放送予定について。… 《放送予定変更の件》

EX「モコミ…④」2/20(土)未明3:00~3:30
EX「書けない⑤」2/20(土)未明3:30~4:00
      ⬇️
2本共に2/20(土)の通常の放送時間帯にスライド
※上記未明の時間帯はそれぞれ③と④の再放送を予定

CX「その女ジルバ⑥」2/19(金)14:45~再放送(関東ローカル)

No.214 21/02/16 18:45
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「神様のカルテ」(TX・BSテレ東)脚本=森下直 出演=福士蒼汰、清野菜名、上杉柊平、新山千春、伊原六花、大倉孝二、大島優子、イッセー尾形、北大路欣也 他 初回ゲスト 風吹ジュン、岡山天音 他

夏川草介の小説原作。《月曜プレミア8・114分枠》(全4話予定)

事前情報無しで観たので、福士蒼汰のナレーションが漱石の文体みたいな感じで、更に抑揚を付けて話しているから何か気持ち悪くて落ち着かなかったのだが、台詞自体も福士蒼汰は文語調、他の医師や看護師は普通の言葉なので、そのちぐはぐに慣れるのに10分位は掛かった。

福士蒼汰(ドクトル=栗原一止)は医師で新婚なのに、御嶽荘という下宿みたいな所に住んでいて、画家の男爵と大学院生の学士と仲がいいのだが、3人で話す時も文語調で、そこだけ異次元(笑)

学士(岡山天音)は母親についていた嘘を謝れないままに母を亡くし、その精神的な重荷?から自殺を図り、男爵とドクトルの連係で命を助ける。
田舎に帰る学士の為に男爵は壁から襖から桜を一杯に描き、皆で万歳を繰り返して送り出す。このエピソード辺りから内容にグッと引き込まれて行った感じ。

末期患者(風吹ジュン)の希望優先の治療が正解だったのか迷い出した一止が、患者が遺した感謝の手紙に涙するシーンは特に良かった。

全部観るけどレビューは今回のみで。

演出=村上正典

  • << 245 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「神様のカルテ」2話まで終了。 レビューは初回のみにするつもりだったのだが、盟友の古狐先生(イッセー尾形)を悪性リンパ腫で失った大狸先生(北大路欣也)が、当直明けにやっと通夜も終わった内藤家に駆け付け棺の中の内藤と対面、当直内容の報告をした後に慟哭するシーンの鬼気迫る北大路さんの演技が凄まじくて、胸を打つを通り越して全魂を揺さぶられる様な思いをしたので、それだけでも残しておこうと思い短文で書いてみた。 物凄く真摯に丁寧に、日本の医師とはどういう存在なのかを問い掛けて来るドラマだ。 演出=谷口正晃 「ホリミヤ」2話まで終了。 手作りケーキを持って堀の家に来た宮村。 堀は教室で吉川(岡本莉音)が自分にやった事を真似して、目の高さで宮村と手を合わせ恋人繋ぎの様に指を折ってみると、宮村も包み込む様に指を折る。思わず「好き」と言ってしまい慌てて「手が好き」と誤魔化す堀に、「俺も好きだよ」と宮村がもう一度指を絡ませようとした時に、創太を連れた母が帰宅する(笑) ナイーブな二人のやり取りがキュンキュンさせてくれるし、主演の二人が雰囲気が有って素晴らしい。 演出=松本花奈

No.215 21/02/16 19:25
匿名さん0 

>> 199 (続き) 母親の毅然とした姿を初めて見たからなのか、ここでやっと母親の言葉が心に響いたらしい蓮は「俺、どうすればいい?」 「二人で償って… 【2021冬ドラマ】

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」4話まで終了。

万丞は渡されたアドレスに“情報が欲しい”と送るが、返信は“あなたにとって正義とはなんですか?”だった。

今回は元アイドルでタレントの平坂澪(田中美里)が、不倫か?と週刊誌に書かれネットで叩かれた事から始まる話。
ストーカーで刑務所にも入っていた柳田という男が絡んでいるのでは?という所から、傷害事件へと発展して行く。

澪は税理士の夫は私には関心が無いから、マッチングアプリで会話をしていた人と会っただけと話していたが、碓氷は「あの旦那さん愛情表現が下手なんですよね。女を不安にするタイプ」と万丞に話し、万丞は何言ってんだ?みたいな顔をしていたけど、この碓氷の見立てが事件の本質を突いていた訳で中々面白かった。

傷害事件となったので応援要請をして一課の羽鳥達も捜査に加わるのだが、結局柳田はシロと分かり、逮捕時に刃物を振り回した事も「追い回したウチが悪かったんだし」とおとがめ無し。「親方が戻って来て欲しいと言ってるぞ」と、まさかの羽鳥の大岡裁き。こんな一面も持ってるんだと見せておきたかったのかな?

そしてもっとまさかなのは“倉木が生きてる!”だった。車椅子で表情が無い姿で。

まだまだ“指対”を楽しみたいので縦軸はほどほどに。

脚本=入江信吾 演出=大内隆弘

  • << 241 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」5話まで終了。 今回は人気iTuberさわてぃ(澤石)のオンラインサロン内トークルームでの星野に対する集団イジメ→対抗して星野が暴言連発→ルームの和を乱すを理由に強制退会 納得出来ない星野は澤石のツイに誹謗中傷コメ連発、澤石が星野のツイにDMで凸ったら「謝罪しろ!謝罪しないなら死んで詫びろ!」「できないなら死ね!首吊れ……」と返って来たので流石に怖くなったので、“指対”に相談したという話。 ネットの中にしか居場所が無いと思い込んでいた星野は、人気も出て居心地の良かったトークルームを、澤石の一言から流れが変わり結果的に追い出され自暴自棄になってしまった。 星野が通っていた図書館の司書・山名とのやり取りから、実物の星野はネットの暴言とはかけ離れた、物静かで礼儀も知っている男だと分かる。 山名は以前、星野の一言で救われた事があると言って自分の電話番号を渡す。 折角自分を分かろうとしてくれる人が出来たのに、澤石の挑発に乗ってしまい実力行使に出てしまった星野。最初から相手を刺すというよりは、生配信をしている場で自分の腹を刺し、澤石に精神的なダメージを与えるのが目的だったのかもしれない。もちろん厭世感も有ったのだろう。 (続く)

No.216 21/02/16 23:48
匿名さん0 

>> 200 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」5話まで終了。 涌井美月と岡部の関係はまだ分からないなあ。美月の回想で引き… 【2021冬ドラマ】

「青のSP学校内警察・嶋田隆平」6話まで終了。

今回は柴田と同期で1年の副担任をしている新津(須賀健太)が、先輩二人からパワハラを受けているのに他の教師は見て見ぬ振り。柴田が代わりに苦情を言うと、「新人の成長機会を奪うつもりか?」

3年担任の教師は「職員室は民主主義じゃない、封建主義なんだよ」と、他学年の事には口を出すなと言う。

結局、柴田と新津は自殺の芝居を打って、校長から教師全体の業務量を減らす方策を考えるという言質を取るが、何か問題がすり替わってないか?
同じ副担任の立場の柴田は全然追い詰められてないし、浅村としょっちゅう晩御飯を食べに行く余裕も有るんだから、新津の仕事が終わらないのは明らかにパワハラのせいなのに、何でそこはウヤムヤにするの?

岡部のやった事は性的暴力の未遂で、小川は警察に届けようと進言していたが、校長は内密にしたいと言う親と本人の気持ちを尊重したいと押し切った、と話す浅村。だが嶋田は香里が隠蔽に加担するなんて有り得ないんだよと激昂する。←嶋田は浅村の首を圧迫していたから傷害罪?

そして嶋田に、当時の浅村が小川を説得している音声が届く。誰が送って来た?そして最後の「これは警告です」って声、あれも浅村?何か違う人みたいにドスが効いているんだけど。

脚本=小島総一郎 演出=白川士

  • << 243 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」7話まで終了。 今回は浅村のクラスの深山(田中奏生=好演)が、怪我をして寝た切りになってしまった祖母と二人で母親から置き去りにされ、通帳も全部持って行かれた為に食べる物にも困り、万引き、傷害、無理心中とエスカレートして行ってしまう話。 学校では明るく振る舞い、家では祖母のオムツ替えまで嫌がらずにやり、残っていた僅かなカップ麺も祖母に食べさせる優しい子なのに、誰にも相談出来ず、やっと旧知の三枝には事実を話し、男気のある三枝が「これで食い繋いでいろ」と何万か渡すのだが、毒母の借金取りに全部取られてしまい、そこから事が悪い方へ悪い方へと転がって行ってしまうのが切なかった。 ここ迄の作りは良かったけど、浅村と三枝の説得で家に戻った毒母が、河原に飛んで来て無理心中しようとした息子を叱るのだが、どの口が言ってるのか。 そして息子はコンビニ店長への傷害容疑で警察の聴取を受けるが、一番悪いネグレクトの母親はお咎め無しなの?おかしくない? 嶋田は縦軸にのめり込んで余裕を失くし常軌を逸し始めてる様に見えるし、何か当初に感じていた面白さは失われ、別物になってしまった様な感じで凄く残念。 縦軸は有ってもいいけど、もっと最後の方迄遠慮していて欲しかったわ。 演出=国本雅広

No.217 21/02/17 17:59
匿名さん0 

>> 182 【2021冬ドラマ】 「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」4話まで終了。 初回レビューで“ながら見になるかも”と書いたのだが、2話の… 【2021冬ドラマ】

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」6話まで終了。

理緒に潤之介との関係の説明を受け、仕事場で和田に潤之介が「俺の彼女なんです」と言ってくれた事で、やっと潤之介と付き合っている実感が持てた奈未。

仕事の方ではお気楽な立場だからこそ言えるストレートな正論を、迷う事なくポンポン口に出したりも出来る様になった奈未だけど、恋に関しては奥手だし、初恋の幼馴染みに手酷く振られたトラウマも有るから、どうしても自分に自信が持てないのね。だから潤之介が理緒を道端で抱きしめてるシーンなんか見ちゃうと、“何か理由があるのね”じゃなくて、“やっぱり私なんかじゃダメなんだ”って思考になっちゃうのよね。

理緒の病気の局所性ジストニアは、「G線上のあなたと私」で真於が苦しんでバイオリニストを諦めた病気と同じ。
それは不安だろうし、10年も日本に居なかったから頼れる友達も居ないだろうし、幼馴染みで昔の恋人で気心の知れた潤之介を頼り、事実を話し泣いてしまったのは分かる様な気がするんだ。

奈未は辛い気持ちを遥に話し、それを中沢が立ち聞きして、潤之介に宣戦布告した上で奈未に告白。「鈴木、俺お前の事好きだわ。俺ならお前の事泣かさない」←カッコいいけど玉砕するんだよね、多分。

別冊が段々厚みを増して来たね。

演出=石井康晴

  • << 244 【2021冬ドラマ】 「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」7話まで終了。 別冊が厚みを増すだけでは終わらずに、とうとう本誌になってしまった第7話。 仕事に関しては、奈未が何気なく言った比喩にヒントを得た麗子が、持ち前の行動力で新しいスポンサーの獲得に成功する話だけで、殆どが恋バナ。 ただ今回、上京した奈未の家族を潤之介に絡ませた事で、誤解が誤解を生んだり、逆に家族が潤之介の優しさに触れ信頼関係が生まれたりという話の広がりに繋がり、ベタな展開なんだけど飽きさせない工夫が施されていたのは良かったと思う。 すれ違ってしまった想いを埋めるべく、東京から長野迄バイクを走らせて奈未に逢いに来た潤之介。それだけでも彼の本気は伝わったと思うけど、想いの丈を伝えて最後に「そんな風に思えるのは世界中で奈未ちゃんだけ」これはノックアウトするでしょ(笑) 奈未の答えは「独り占めしたい、私の事だけ見ていて欲しい」←それでもまだ不安なのかな。 理緒に「誰にでも優しいって本当は優しくないんだよ」と言われた潤之介は考え込んでしまうが、奈未母の「みんなに優しくする事は誰にでも出来る事ではない(台詞は熊本弁)」という言葉に救われる。 やっぱり亀の甲より年の功だわね。 演出=井村太一

No.218 21/02/17 18:45
匿名さん0 

【2021冬ドラマ】

「ホリミヤ」(MBS・製作委員会)脚本=酒井善史 他 出演=鈴鹿央士、久保田紗友、鈴木仁、岡本莉音、小野寺晃良、マーシュ彩、さくら、井上祐貴 他

HERO、萩原ダイスケの漫画原作。《ドラマイズム・30分枠》(全話数不明)

冒頭の子供時代、体育館で教師が「これから3人か4人に別れて下さい」「はーい」「そしたらピラミッド」カメラが徐々に下がると一人の少年「あれ?宮村君、一人なの?」
これで彼は人との距離を自分からは縮められない子なのかなと分かる。

そして高3になった宮村伊澄は目まで隠れる前髪でひっそりと席に座っている、相変わらずの“ぼっち君”だった。

堀京子は頭が良くて美人でクラスの人気者。
そんな彼女が家に帰れば、仕事で遅くなる母に代わり家事一切をこなし、幼稚園児の弟・創太の面倒まで見ている事を、同級生は誰も知らない。

怪我をした創太が若い男に連れられて帰宅する。堀は気付かなかったが、それは眼鏡を外しピアスをいくつも付けて雰囲気がガラリと変わった宮村だった。
創太は宮村に懐き、宮村は堀の家に出入りする様になり、その中で宮村が体にタトゥーを入れている事も堀は知る。

学校で見せる顔とは別の顔を持つ二人は、お互いの“秘密”を知った事で距離を縮めて行く、という話なのかな?
宮村の設定が不思議で面白いし、主演の二人も魅力的で良き。

演出=松本花奈

No.219 21/02/18 18:25
匿名さん0 

>> 202 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」6話まで終了。 少年時代の森山はピアノの神童と呼ばれていたけど、弟こそ本当の神童だと気付い… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」7話まで終了。

今回は日比野の話がメイン。
ピアノの練習をしても苛々して「あの日から全く集中出来ない」←あの日とはもちろん神田がコンサートを聴きに来た日の事。
日比野は神田が早々に退席した理由を知らずに誤解をして、馬鹿にされたと思っていたのね。
日比野にとっては神田は“神様の最高傑作”で、どんなに頑張っても永遠に手の届かないピアニストだったみたい。

ピンポーンが鳴ってやって来たのは、前回ペットショップで猫の引き取りを断られた朝加真由美さん!何と日比野の母親だったのね。子供時代の回想がカットインしたけど、厳しかった神田の母親とは真逆で自由奔放、これはこれで子供にしてみれば「もうちょっと僕に関心を持ってよ」になるんだよね。

あのペットショップにエサを買いに行くが、もみじにどんどんグッズを勧められ(笑)持ち切れなくなって倒れた所に助けに来たのは何と神田。
日比野が猫を飼うと知り荷物が多いから「もし良かったら私が着いて行きますよ!」←以前の神田では考えられない位強引(笑)

ラストにその猫マリンちゃんのアップ、毛色は全く違うけど顔はふくまるにそっくり。以前にもみじだったかな?他のきょうだいは引き取り手が居て、ふくまるだけ残ってしまったって言ってたから、姉猫なのかもね。二匹が出会うの、楽しみだな。

脚本=伊達さん 演出=副島正寛

  • << 247 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」8話まで終了。 二人が日比野の自宅に着くとマリンが居ない。「猫は怖いと直ぐに隠れちゃうんですよ。私の猫センサーがそう言ってます」 “この人、本当に神田冬樹か?”(笑) 神田「えっ!?」日比野「居ましたか?」神田「ふくまる!?」CDを並べた棚の隅に隠れていたマリンはふくまるそっくり。 その頃ご本人はリビングの2段テーブルの下に転がっている猫じゃらしを取りたくて格闘中。でも悲しいかな頭が入らない。デカい顔が潰れる位頑張っても取れないふくまるが可愛い過ぎる(笑) 一瞬、そんなに猫が好きなら神田に…とさえ考えた日比野だが、いやいやそれでは昔飼い始めた仔犬を直ぐにペットショップに返してしまった気まぐれな母親と同じになってしまうと思い、神田に言われるままに「マリン」と呼び掛けると、おずおずと出て来る猫。ぎこちなく抱き締める日比野。 「私はここにいてもいいの?」←松本穂香さんの吹き替えが可愛くて上手い! 神田は日比野とマリンをふくまるの誕生日に自宅に招待。直ぐに打ち解け舐め合う2匹。(2匹の会話では姉弟である事を匂いで?確認) 神田は2匹を両腕に抱え夢の両頬モフモフをして「あーあー幸せです」 勧められた日比野も「わぁーモフモフだあ」(笑) ああ、あんなにおとなしい猫なら私もモフモフしたい!癒されたい。 脚本=伊達さん 演出=副島正寛

No.220 21/02/18 23:47
匿名さん0 

>> 203 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」4話まで終了。 自分の畑で作る野菜の本当の美味しさを教えてくれたのは妻だった。 その妻… 【2021冬ドラマ】

「にじいろカルテ」5話まで終了。

仕事はテキパキとこなすけど黙り込んでるしノリも悪い太陽を見て、気を遣った朔は妻を失った過去を二人に話す。

霧ケ谷に口止めしたのは、聞いた人が勝手に物語を作るのが嫌だったから。
犯人がいる爆破事件で妻を失っても、残された者は生きて行かなければならないし、生きていれば外食だってするし大盛りだって食べたくなる事はある。自分にとっては日常の一コマなのに、あのダンナあんな事が有ったのに大盛り食ってるよ、みたいな目で見られる。←ああ確かに。特に今は目撃されたらSNSで直ぐに広まるからね。窮屈な人生になってしまう。

朔が奥さんの事を人生の殆どは幸せな人だったのに…と、最期が不幸だとそこだけがクローズアップされて、彼女の全人生が不幸みたいにレッテルを貼られるのは、それは遺族として耐えられないという感覚、これにはハッとさせられたな。
(佐々木希が食卓に座っている演出には一瞬えっ!?と思ったけど、やっぱり綺麗だな)

太陽のコンプレックスは普通過ぎる事だって。深い悩みとか傷とか何も抱えていないし、仕事は出来るけど超優秀ではないって、難しい奴だな(笑)可愛いけど。

でも今回は最後の太陽の自作曲に全部持って行かれたね(笑)
デスデスデスデスデスデスデスデス
俺以外は皆死ね 俺以外は皆クズ

どこが普通なんだよ(笑)

演出=深川栄洋

  • << 248 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」6話まで終了。 遂に診療所で倒れてしまった真空。体に力が入らず、屋根裏の寝室まで男二人で運び、朔がステロイドを点滴。真空は意識が朦朧としながらひたすら寝続ける。 この部屋は真空のお気に入りで、元気な内はいいけど筋力が落ちたら住めないよね。と言うか、今回トイレはどうしたんだろう。素朴な疑問。 起きられる様になった真空は、何故母に病気の事を伝えていないのかを二人に話す。 なるほどね。ただ心配を掛けたくないだけでなく、父の死後、幼かった真空の為に働き詰めだった母親が、やっと素敵な人と巡り合ってラーメン屋さんを開けて…、でも病気の事を知ったら多分自分の幸せを捨てて娘を何とかしなきゃって、そう思ってしまう人だから、それが嫌で言えずにいたのね。 ここに来て、病気は悲しい事ばかりではないと知ったと言う真空。 「それを全部伝えてあげればいいんじゃないか?分かってくれるだろ」と朔。 真空は撮り溜めていた村人達の写真と病気の事を書いた手紙を、冬瓜と一緒に母に送った。 母からのメールには“教えてくれてありがとう。今がとても幸せなのは写真で分かる。良かったね”とあった。 お母さん、多分自分でも必死で病気の事を調べたんだろうなあ。それで娘の選択がベストなんだと自分に言い聞かせたんだろうね。想像すると泣けるわ。 演出=深川栄洋

No.221 21/02/19 18:34
匿名さん0 

>> 204 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」6話まで終了。 沙也佳に「話したい事があるから早く帰って来てね」と言われたのに、澪の法事… 【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」7話まで終了。

目覚めてBehindに書き込みした事を思い出し焦る沙也佳。何とか無かった事にしようとするが出来ずに、丁度やって来た花屋の上原に削除のやり方を教えて貰う。←上原にIDとパスワードをバッチリ見られていたけど、後で悪用されたりしないのかな。

沙也佳は父親の受賞パーティーの事で頭が一杯で、その前日に白内障の手術を受ける事になった元春の母親の事を全く気遣えない。←ずっと実家に帰っていないのに、妹が全部手筈を整えたと知って急にしゃしゃり出る元春も元春だけどな。

あと、その病院に偶然、澪の母親が認知症の検査入院しているとか、元春が帰らずに泊まり込む(普通は出来ないよね)とか、ちょっと今回は元春と澪の接点を無理に作り過ぎ。

Behind書き込み犯のIPアドレスが分かった時の澪の衝撃、沙也佳だと分かってしまったのかという表情の元春。この時のやり取りと澪が元春にごめんなさいと謝った事で、自分と久恵が元春に迷惑を掛けた事で沙也佳が爆発した事を、澪は理解したのだと分かる。

パーティーに来なかったら別れるからとまで言われていたのに、結局行かなかった元春。沙也佳大爆発で元春も本音全開!
「モトくん変わったね。前は何でも私の言う事聞いてくれたのに」
「女神様の召し使いだもんな」
「そんな風に思ってたの?」
(続く)

No.222 21/02/19 18:58
匿名さん0 

>> 221 (続き)
沙也佳は家を飛び出し上原の元へ。

まあね、自分の実家優先を宣言して元春に従わせて、元春もそれを受け入れたからこその自分の実家との疎遠だった訳だけど、それにしても元春から「ちーちゃんが熱を出した」と言われた沙也佳が、誰の事か分からず「妹の子供」と言われて「ああ…」って言うのは酷かったわ。

今更だけど沙也佳は江川家の一人娘だったと思うけど、何で元春は婿養子じゃないんだろう?あと子供がいない設定だけど、沙也佳はその事で親からプレッシャーを受けている様子が無いし、元春に子供が欲しいとか言うシーンも無かったのは何故なんだろう。

今回、元春が小池に「もしかして俺と一緒ですか?」と尋ねるシーンがあり小池は何も答えなかったが、ひょっとして久恵が小池の捨てた妻で、別世界で久恵は澪の父と幸せになり、自分は生き直した妻と上手く行かなかった、って事は有り?

演出=山内大典

  • << 249 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」8話まで終了。 朝まで帰らなかった沙也佳に「今どこ?」と打ちながら送信せずに消す元春。 腹を立てた沙也佳から、バイク便で洋服の詰まったスーツケースを支店に送り付けられても、連絡をしない元春。 そのくせ義父から呼び出しを受けたら、直ぐに沙也佳に何か話したのか?と電話をする元春。 そして離婚届を差し出しながらも沙也佳の最後の確認「モトくん、私のこと好き?」、何も答えない元春。(←某東出さんの記者会見を思い出してしまった) スーツケースも離婚届も沙也佳の“私を見て!”って言う最後の叫びだったのに、ずっと沙也佳の上辺だけしか見ていなかった元春には、ストレートに受け取る事しか出来なかったのね。 確かに夫の姪の名前さえ覚えていない位、夫の家族を蔑ろにした沙也佳にも落ち度は有ったけど、少なくとも沙也佳は夫の事はずっと見ていたし愛していた。それなのに元春は…。 元春が離婚届にサインをしたと聞いた澪は、もう気持ちにブレーキが掛からず、自分から「好きです」と言い、「俺達はダメだ」と言われたのに自分からキスをする。 澪は元々好きな男性には積極的にアタックする女性だった。でも今はあの時と違って津山という交際相手がいるし、元春もまだ離婚した訳ではない。 ちょっと身勝手で酷過ぎない? こういう澪は嫌だな。当て馬の津山が気の毒過ぎるわ。 演出=土方政人

No.223 21/02/19 23:55
匿名さん0 

>> 136 【2021冬ドラマ】 「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕」(TX・UNION)脚本=大石哲也 他 出演=内藤剛志、矢田亜希子、… 【2021冬ドラマ】

「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕」全6話終了。(最終回は54分拡大)

最終回は通常枠の2倍の長さだったが、中弛みも無くストーリーを楽しめたし、何と言ってもバイプレイヤーの有名どころがこれでもかと言う位次々に出て来て、「あっ、この人が怪しいな」とか「これは引っ掛けだな」とか、そっちの方向からも楽しめて面白かった。

与党の大物政治家と連んで政敵の野党党首・秋葉(吉田栄作)を潰す為に、その第一秘書・亀田(中村靖日)に圧迫取り調べをする特捜検事(小手伸也・久保田悠来)の設定だけは、ちょっと現実離れしていて残念だったのと、長部(木下ほうか)殺しの疑いで亀田の出入りを防犯カメラで確認出来て、真犯人の富樫(飯田基祐)の出入りは何故確認出来なかったのか疑問が残るが、それ以外の布石とか展開は良かったし面白かった。さすが大石哲也さんだな、上手いわ。

単発2時間番組として何度も作って来たドラマだけあって、樋口の家族との接し方や警察での人間関係もしっかりと出来上がっていて、それも変なストレスを感じずに視聴出来た要因かも。

恐らく続編は有ると思うけど、この出来ならまた観てみたいと思う。

演出=児玉宜久

No.224 21/02/20 17:10
匿名さん0 

>> 205 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」4話まで終了。 「クソじじい!」3連発で笑って最後の「うるせえックソじじい」で胸を痛めた第4… 【2021冬ドラマ】

「俺の家の話」5話まで終了。

大州は絶賛反抗期中で、祖父と母親の事を「老害と鬼婆の館だよ、こんな家」とこき下ろし、寿限無も遅まきながら反抗期で行儀は悪いわ、デスメタルガンガン鳴らすわ、卑屈になるわで遂にキレた(ホントはキレた振り)寿一は、さんたまプロレスのリングに寿限無を連れて行き、俺は手を出さないから殴れ。←素人はそんなずっとは殴れないし直ぐに疲れちゃう。

寿限無は「血縁じゃないから俺じゃ駄目だとずっと思ってたのに俺で良かったんじゃねえかよ!あんたが家を出なけりゃ違う生き方だって有ったんだよ!」と怒りを寿一にぶつけ「決めた、俺が継ぐ28世。継ぎたいなら能で俺に勝ってみろよ」
寿限無は自分が継げるとは思っていなかったけど、寿一が出て行ってしまったから仕方なく留まっていたのかあ、そりゃ辛いわな。

寿一の提案で家族旅行に行く事に。医者は数値が悪いから反対、じゃあ基準をクリアしたらOKねと、ロッキーのテーマをバックに数値を下げる訓練が始まる(笑)
合格して行けるとなったら、会いたい女がいるからさくらには同行して欲しくないと親父。同意するさくら。

何もかも捨てて“まゆみ”と一緒になって、むき出しのジジイで生きてみたかった時が有ったのね。でも直後に人間国宝になってしまったからまゆみとは疎遠に。
その時の事を謝りたいと寿三郎。
(続く)

No.225 21/02/20 17:32
匿名さん0 

>> 224 (続き)
不貞腐れ寿限無も乗せて車は出発。寿三郎は途中で止めさせ寿一に二人だけで行きたい所がある。
どこに行くのかと思いきや、別の女“ちはる”(田中みな実)の農場へ。
寿一が呼び掛けると「じゅでぃー!」って叫んで飛んで来た(笑)

じゅじゅにじゅでぃー、まゆみさんが何て呼ぶのか楽しみになって来た。

あれだけさくらを疑っていた踊介が一転“キュンキュン”しちゃって「さくらは訴訟されやすい女」に評価が変わり、コクると言い出した。
でもさくらから「好き」と言われている寿一は複雑な表情。
しかし戸田恵梨香のあの「好き❤️」は破壊力満点だったな。「返事は直ぐじゃなくていいですから」って、本気なの?てか生身の寿一に惚れたのか、スーパー世阿弥マシーンに惚れたのか、どっちとも取れるので微妙なんだけど。

演出=河野伸

  • << 250 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」6話まで終了。 ちはるにお詫びとして“大江山の面”(オークションに出せば100万位の価値が有るらしい)を差し出すジュディーだが、夫がいると分かり即退散。次は豆千代で、ジュネと呼ばれてまた面?を差し出そうとするが、今度は寿一が名前入りの扇に素早く差し替え(笑) 一行はやっと目的地のスパリゾートハワイアンズに到着。 そこから本命のまゆみに会いに行くとジュマンジと呼んではくれたけど、今は歌謡グループ潤沢(笑)のたかっし(阿部サダヲ)に夢中で、拗ねた寿三郎は風呂場のロッカーで寿一に当たり散らし、とうとう寿一は爆発。 来るんじゃなかった!くそジジイ!くそーッくそーッ!もう無理!と物をぶっ叩いて(体デカイから凄い迫力)出て行ってしまう。 突然目の前に現れたさくらに寿一がこぼす。「頭では分かっているんですよ。でもこれだけやってんのにありがとうの一言も無いのかよって」いつになったらさくらさんみたいに出来るのかと。 さくらの答えがプロ。「割り切っちゃったら親子じゃ無いですよ」 同じ介護でも過去のしがらみが無い状態で仕事としてやるさくらと、親子としての長い繋がりがある寿一がやるのとでは、全く意味合いが違うからね。 寿三郎はまだボケて無いから口喧嘩になり腹も立つけど、子供が「どなたですか?」と親に言われながらする介護は、もっと辛いし虚しくなるのかも。 (続く)

No.226 21/02/20 17:56
匿名さん0 

>> 206 【2021冬ドラマ】 「ドリームチーム」4話まで終了。 環は寮に戻り駆け付けた両親に、どっちが正しいとかじゃなくてここが楽しいか… 【2021冬ドラマ】

「ドリームチーム」5話まで終了。

皆に転機の兆しは有るけど、まだ踏み込まないで脇道に逸れちゃった第5話。

突然佳恵の恋人・田上(国広富之)が現れて、お互いに結婚も考えている事が分かる。
それにはまず悠一を結婚させなきゃという事で、監督のお別れの会を開いたのは、教え子の中に悠一の相手になる様な子がいないか探すためだったのだとか。

悠一は結婚して幸せなのを見た事が無いから結婚はしないと言う。
両親がどういう不仲だったのかがよく分からないので、とうして悠一がこんなにこじらせちゃったのかもよく分からない。

今回の“なるほど”は、「人はねえ、60を過ぎたからって急に年寄りにはならないの」っていう佳恵の言葉。
確かに、他人から見たら還暦の人なんだけど、本人は一つ一つ年を重ねているだけで、還暦だから急に枯れるとか、そういう事は無いだろうからね。

次回は転機の中身が描かれる事に期待しよう。

※田上なる人物が出て来たので、監督がまだ生きていて佳恵と連絡を取り合っている?という推理はハズレ、でいいのかしら。

演出=増田静雄


  • << 252 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「ドリームチーム」6話まで終了。 キッチンカーは閑古鳥で撤退。悠一の提案で皆で旅行に。到着後、それぞれにやりたい事がバラバラで、皆の要望を叶えるスケジュールをパパッと組んで、それぞれの場所迄写真を撮りに行ってあげる香菜。 この事から茜と優子は次の香菜の仕事の着想を得る。 それはいいんだけど、とにかく酔ってからのシーンがグダグダと長いだけで何の工夫もなく、観ているのが苦痛になるレベル。前半のテンポの良さは何処に行った? あと、監督がその地で生活している様なのだが、佳恵は知ってるの?知らないの? 演出=新田真三 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」8話まで終了。 朝ドラヒロインの女優が名前が伏せられたまま降板。芳根京子、本田望結、富田望生、吉田羊がその気になってお互いを牽制しながらその座を争うが、腰痛で降板した池谷のぶえが奇跡的に回復してヒロインに復帰するという、何だそれ…なオチ。 前にも書いたと思うけど、この人ならやりそう、言いそうという雰囲気が役者さんとマッチしていないと、何か“結果ありき”に当てはめているだけに見えちゃって、面白味に欠けるんだよね。 次は前田敦子と岡山天音の大河と連ドラ? 岡山くんはいじり甲斐が有りそうだな。 演出=トミー・チャン

No.227 21/02/20 18:39
匿名さん0 

>> 195 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」5話まで終了。 スミレは希望退職に応じた。 「あたし言葉遣い悪いからさあ」 BARで… 【2021冬ドラマ】

「その女、ジルバ」6話まで終了。

スミレの理想のタイプは「穏やかで優しい人」今回は冒頭のこの言葉がヒントになった様なお話。

「気に入った女の子にプレゼントするなら何がいいと思う?負担にならない程度の物」と滝口から聞かれたあららは、「男の人からならやっぱりお花がいい」と答え、真剣に聞いている石動の事なんだと分かり、「石動さんなら絶対大丈夫」と励ます。まさか自分が相手だなんて思ってもいないあらら。石動も複雑な表情。

クリスマスパーティーの日、それでも可愛いアレンジメントを用意した石動は機会を伺うが中々渡せず、いざという時に大きな花束を抱えた男が入って来て、貸し切りですと言うとその花束をあららに渡して帰ってしまい、渡しそびれた石動の前に丁度スミレが来て、自分へのプレゼントと勘違いして受け取り帰ろうとする。
石動の「夜道お気を付けて」その言葉にグッと来て振り返り「ありがとう」と言ったスミレは女の顔をしてた。
追い掛けて「やっぱり僕、送ります」
一瞬のやり取りで“心の中に星が光ってる”状態になった石動。←何て洒落た事を言うんだろう。
スミレはというと、来た時に偶々一緒になり扉を開けて「どうぞ」と石動が言ってくれた時迄遡って、星が光ってたと言う。

石動みたいな女慣れしていない男性から受けるレディーファーストは、彼の人間性から出て来るもの。
(続く)

No.228 21/02/20 18:49
匿名さん0 

>> 227 (続き)
だからスミレも素直に捉え感激したのだろう。
背の高さが違い過ぎて中々顔を近付けられない石動に「脱ぎます」と言って、パーティー用のハイヒールを脱ぐスミレがいじらしい。

あの大きな花束の男は、昔ジルバに追い返された事があるらしい。どういう関係なのかな。
あと、新の弟が蔵カフェをオープンするので新が帰郷する様で、次回(と言っても今夜だが)も楽しみ。

演出=村上牧人

  • << 235 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」7話まで終了。 花束の男・白浜(竹財輝之助)はブラジルと日本を行ったり来たりする根無し草。子供の頃に現地で知り合った“賀太郎”から聞いた話を頼りに、大人になってからジルバを訪ね追い返された過去が有った。 “賀太郎”は「勝ち組の残党」。通信手段の無かった戦後の現地では、ビラ1枚で日本の勝利を信じた勝ち組と、分析の結果、冷静に負けを認める“負け組”知識人の間で、殺し合いにまで発展する対立が起きたと言う。 私達はこの情報化社会でつい最近、選挙の負けを認めない大統領支持者達の暴挙を見たばかりだから、スケールや意味合いは違うけど然もありなんという話だなと思った。 そして賀太郎はジルバの夫の兄で、戦前帰国の為にジルバが用意した大金を全て盗み取ったのだとか。激動の時代、白浜はそういう日伯関係の本を書きたいのだと言う。 正月、会津に帰った新は光のカフェを手伝い、遂に両親に倉庫会社に異動した事、BARでアルバイトをしている事、もしかしたらBAR1本にするかもしれない事を一気に話す。 それは両親は混乱するし、特に母親は感情が爆発、娘を水商売の女呼ばわりの修羅場。 でも父親(大和田獏)は、婚約破棄されてボロボロだった娘が生き生きとしている事に気付いていて、「そんなに元気にしてくれる所なら、父さんは反対しない」って言ってくれるのね。 (続く)

No.229 21/02/20 20:46
匿名さん0 

「2021視聴済み冬ドラマ初回視聴率」(%)

「天国と地獄」16.8
「レッドアイズ」12.4
「にじいろカルテ」12.1
「俺の家の話」11.5
「ボス恋」11.4
「ウチカレ」10.3
「警視庁強行犯係 樋口顕」9.8
「青のSP」8.9
「きみセカ」8.4
「アノニマス」7.3
「その女、ジルバ」6.3
「知らないワイフ」6.1
「神様のカルテ」6.0
「江戸モアゼル」1.7
≡以下視聴率不明≡
「ドリームチーム」
「モコミ」
「ピアノマン」
「ここは今から倫理です」
「ホリミヤ」
「おじさまと猫」
「バイフレイヤーズ」
「直ちゃんは小学三年生」

※30分枠以上で4回以上、1クール以内の作品が対象(但しよるドラのみ29分枠)

※視聴率は関東地区。

No.230 21/02/20 22:48
匿名さん0 

>> 209 【2021冬ドラマ】 「六畳間のピアノマン」2話まで終了。 今回は息子を理不尽な形で失った夏野誠の父親・泰造(段田安則)が、「人… 【2021冬ドラマ】

「六畳間のピアノマン」3話まで終了。

何と上河内は記憶喪失になっていた。だから夏野に私を覚えていますかと言われてもキョトンとしていたし、工事現場で常に笑っていたのは、恐らく余計な摩擦を起こしたくない、嫌われて職を失いたくないという事だったんだろうな。

上河内は3年前に村野(村沢からウォーターサーバーを買った女性)が切り盛りしているこども食堂にふらふらと入って来て、記憶が無いので村野が住まいから仕事まで面倒を見てあげたのだとか。
そしてこども食堂では溝口がボランティアとして働いていて、ここの常連のユウトがコンビニでパンを万引きしたのを見付けて叱り、こども食堂に連れて来たのが警察官の脇見、という風にまたまた皆が繋がっている。

上河内は探偵に自分の素性を調べて貰い、週刊誌の記事とネットに投稿されたパワハラ音声とテレビの突撃インタビュー映像から、自分がとんでもない奴だった事を知る。そしてある日、激しい頭痛と共に誠へのパワハラシーンを思い出す。

村野は「今をちゃんと生きればそれでいいのよ」と励まし、溝口は自分がいい加減な作り方をした生ビールを、一番美味いと言って飲んでいた会社の奴隷サラリーマン達(村沢達の事)の姿に教えられ、心を入れ替えた話をした。
そして「ピアノマン」の事も。
(続く)

No.231 21/02/20 23:05
匿名さん0 

>> 230 (続き)
上河内は探偵に家族を捜して貰うのをやめて、村野の言う様に今をちゃんと生きて行こうと気持ちを切り替える。

ユウトの弟のカズトに、願いが叶うなら「おっちゃん、ええ人間になりたい」と言う上河内。
そして溝口は願いを叶えて美味しい生ビールを飲ませる居酒屋を出す。
それが、夏野が復職を決めた日に寄って、美味いなあと言って生ビールを飲んだあの店だ。

何か本当に「ピアノマン」が繋ぐ縁が上手く描かれていて沁みるわあ。

※カズトを演じた又野暁仁、絶妙に上手いんだけど。で調べたら「スカーレット」や「おちょやん」に出ていた子だった。

演出=野田雄介

  • << 253 【2021冬ドラマ】 「六畳間のピアノマン」全4話終了。 あの日、村沢が8年振りに大友に公園で会った時に、今回の主人公の美咲、夏野誠の父、そして上河内が同じ場所に居たのね。 シンガーソングライターになりたくてオーディションを受けまくったけど全落ちし、やっと受かったのが地下アイドルの運営だった美咲(南沙良)。 歌を歌えるのはいいけどファンとの接触は憂鬱。そんな美咲にプロデューサー(木下ほうか)は、彼女の自作曲を今度のアルバムに入れようかなと喜ばせては、次々にファンから金を絞り取る方法を考え参加させる。 父は殆ど家に居ず、仕事が忙しい母には男が居て、美咲の寂しさを埋めてくれるのは“六畳間のピアノマン”だった。 プロデューサーへの反抗でファンのおじさんを騙し、公園で会って騒いで周囲の大人に捕まえさせて美咲は走って逃げる。その時に夏野父に襲われ反対側から走って逃げて来た上河内とすれ違う。 凄いね、全部計算し尽くされた演出だった。 美咲は意に沿わない活動を辞め、駆け出しの大道芸人(大友)に倣い、公園での路上ライブで自作の歌を歌う事から始める。 そして1年後、公園のステージで「ピアノマン」を歌う美咲。偶然それを聴く村沢は思う。 僕達は一人じゃない、一人になっちゃいけないんだ、一人にさせたらいけない、僕達は繋がっているんや その接着剤に歌はなり得る! 演出=泉並敬眞

No.232 21/02/21 14:45
匿名さん0 

>> 207 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」6話まで終了。 バイプレで撮っているドラマはどれも好調だった… 【2021冬ドラマ】

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」7話まで終了。

冒頭の「すいません、今回からナレーション、プロジェクトX風に読んで頂いても宜しいですか?」はカットして、田口トモロヲがいきなりあの口調で読み始めて、中島みゆきの♪風の中のすばる~がバックに流れる方が、よりニヤリと出来たのにな。

1チャンのスタッフ車に続いて高畑淳子と本田博太郎が貫禄たっぷりに登場したら、やっぱり大河か朝ドラかって思うよね。蓋を開けたら何とEテレの子ども向け番組。
それでも二人が審査するオーディションは厳しくて応募者全落ち(笑)
仕方なくバイプレウッドに居る子役をかき集めてリハをするが、高畑から芝居に恐怖のダメ出しをされ、全員辞退(笑)

もう高畑淳子ならまんま有りそうなんだよね、子ども扱いなんてしないあの怖いダメ出し。

今の民放の仕事を蹴ってEテレに出て、子どもが観てくれて関係が改善されるなら、今後民放に一切出られなくなってもいいと悲壮な決意でオーデを受けた津田寛治、あっさり合格したけどその役柄は…というオチも面白かった。

※本田博太郎の字幕紹介「寡黙な父から北京原人まで、二足歩行なら全て演じ切る怪優」には笑いが止まらなかった。

※次回の朝ドラ女優候補、若い3人に混ざって吉田羊が何故居るのか、ツボった(笑)

演出=浅野敦也

No.233 21/02/21 15:22
匿名さん0 

>> 191 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」3話まで終了。 千華子は思った事を直ぐに口に出すだけでなく、観が指摘し… 【2021冬ドラマ】

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」4話まで終了。

兄の俊祐は涼音達に色々教わってと言うけど、花の気持ちが分かるモコミには結構キツい事なのかもね。まあそれで上から目線にはならない子だから嫌われる様な事は言わないだろうけど、その分ストレスは溜まるだろうなあ。

伸寛が買ったカップ麺1個を剥き出しで持ち歩いているのをご近所さんから聞いた千華子は、「私が昼御飯を作らないって噂が立つじゃない」←事実なんだけど「どうして袋を買わなかったの」と例によってヒートアップ。弁当の恨みが溜まっていた伸寛は遂に爆発。義父の不倫話まで持ち出し千華子は泣き出し、モコミは自室に逃げ出した。モコミ泣いてるのかなと思いきや、ベッドで大笑いしながらぬいぐるみ(ヘビのトミー)に「おじいちゃん不倫だって」「お母さんは昔、お父さんの言う事を聞いていたんだって」と話しかけていた(笑)

パン屋が自分の作ったアレンジメントよりモコミの物を望んでいるのが分かった俊祐は、店を出た途端凄い目付きに。
店に戻ると涼音達がモコミのアレンジメントを誉めていて、更に傷付いた俊祐はネットの書き込みに「クソ」「みんなクソ」。
ウワー兄貴、心は闇なのね。←そういう時はデスメタル、あっ番組が違うか。

※モコミは彼からお礼にビーフシチューを貰ったけど、それ以上の進展はまだ無し。

演出=常廣丈太

  • << 254 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」5話まで終了。 涼音の疑問、モコミは何故花の日持ちが分かったのか、から始まった会話で、「お花の気持ちが分かります」と告白するモコミ。 店のリニューアルを全部モコミに任せて、モコミの才能を店の売りにしよう!と俊祐に提案する涼音。 “ウッセーウッセー嫁でもないのに嫁ヅラするなッ!”(笑) 千華子はリニューアルした店を覗き見して、モコミの才能を確認、「今までモコミの時間を奪ってごめんね」と泣きながら謝る。←結果的に夫の反乱がグッジョブだったって事よね 兄貴は嫉妬の塊と化しているけど、涼音が素直に見習いのモコミの才能を認められる人で良かった。 演出=竹園元 「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」6話まで終了。 八神がセットから落ちて捻挫、格闘シーンの書き替えを指示された圭佑は「書けないッ!」と奈美にこぼすが、奈美が話すと言い返す(笑) 一度認められてしまうと、元の主夫に戻る事は恐怖にさえなってしまうよね。 奈美がどうやったら格闘せずに格闘家を倒せるかのアイディアを語り、才能の差にますます落ち込む圭佑だったが、どん底から「そうだ、神宮寺は教師なんだ!」と発想を転換、危機を乗り切る。 通い詰めて桜子のおかげとか調子に乗ってるけど、大丈夫か?圭佑。 演出=Yuki Saito

No.234 21/02/21 16:07
匿名さん0 

>> 192 【2021冬ドラマ】 「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」4話まで終了。 打ち合わせの時にツルツルに唆されて… 【2021冬ドラマ】

「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」5話まで終了。

読み通り初回の世帯視聴率は5.2%。
Pは「八神さんは悪くありません」「もちろんだよ、結局ドラマは脚本なんだから。最後まで書かせるの?」←危うし圭佑。

圭佑はアイディアが湧かずメンタルクリニックに行くが、火木土は「整体B&B」が店舗を使う日だった。でも施術は受けるんか~い(笑)脳冷却コース30分、怪しげ(笑)
受け付け表を見たスタッフ「富豪教師観ました、面白かったです。」何故自分の名前を知っているのか訝しがる圭佑に、「私脚本家志望なんです。一条桜子と言います。」←多分冷却よりもこっちの効果がてきめんで、アイディアが出るわ出るわ(笑)

第2話が放送され世帯視聴率は10.1%、個人視聴率は倍の5.6%に跳ね上がり、八神は超ご機嫌、圭佑の首も繋がった。

世帯が一気に5%近く跳ね上がる事はまず無いけどね、まあこういう嘘は許される範囲かな。
Pは個人の方が大事って言ってたけど、今の業界内の認識はそうなのかな。

演出=豊島圭介

No.235 21/02/21 18:31
匿名さん0 

>> 228 (続き) だからスミレも素直に捉え感激したのだろう。 背の高さが違い過ぎて中々顔を近付けられない石動に「脱ぎます」と言って、パーティー用… 【2021冬ドラマ】

「その女、ジルバ」7話まで終了。

花束の男・白浜(竹財輝之助)はブラジルと日本を行ったり来たりする根無し草。子供の頃に現地で知り合った“賀太郎”から聞いた話を頼りに、大人になってからジルバを訪ね追い返された過去が有った。
“賀太郎”は「勝ち組の残党」。通信手段の無かった戦後の現地では、ビラ1枚で日本の勝利を信じた勝ち組と、分析の結果、冷静に負けを認める“負け組”知識人の間で、殺し合いにまで発展する対立が起きたと言う。
私達はこの情報化社会でつい最近、選挙の負けを認めない大統領支持者達の暴挙を見たばかりだから、スケールや意味合いは違うけど然もありなんという話だなと思った。

そして賀太郎はジルバの夫の兄で、戦前帰国の為にジルバが用意した大金を全て盗み取ったのだとか。激動の時代、白浜はそういう日伯関係の本を書きたいのだと言う。

正月、会津に帰った新は光のカフェを手伝い、遂に両親に倉庫会社に異動した事、BARでアルバイトをしている事、もしかしたらBAR1本にするかもしれない事を一気に話す。
それは両親は混乱するし、特に母親は感情が爆発、娘を水商売の女呼ばわりの修羅場。

でも父親(大和田獏)は、婚約破棄されてボロボロだった娘が生き生きとしている事に気付いていて、「そんなに元気にしてくれる所なら、父さんは反対しない」って言ってくれるのね。
(続く)

No.236 21/02/21 18:54
匿名さん0 

>> 235 (続き)
「そんでもしも上手く行かなかったら帰って来い」って。もう泣くわ。どっちかが厳しかったらどっちかが優しい、そういう救いは有って欲しいね。いざという時にそれが心の拠り所になって頑張れたり、いよいよの時は頼ったり出来るから。

正月、スミレの所に来た石動は帰りたくないと言ってずっと一緒に居たのだとか。
「空ってこんなに晴れやかだったっけ」には笑ってしまったが、今まで辛かった分、幸せにおなりって上からじゃないけど思ってしまった。

そして新は本当にBAR1本にする事を決意、くじらママとマスターにお願いするが、マスターの「30年ここに居られるか?」には観ているこっちもドキッとした。それだけ生半可な気持ちでは勤まらない仕事だよってことよね。
新はお姉さま方と常連さんに守られて、楽しい部分しか見ていないのかも知れないしね。
それでもOKが出てこれから専任になる新。

でもこの後コロナ禍が襲う事を私達は知っているから…辛いね。

演出=室井岳人

  • << 255 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」8話まで終了。 スミレが妊娠(早ッ!)、新と二人で課長の所に行き、スミレは産休を取る話をして了承され、新は退職の話をして課長は勿論スミレもびっくり。 飲みに来た前園に、退職許可が出たから社宅も空けないといけないと言われ、考えてもいなかった新に前園は「やっぱり」(笑) エリーが前園に名刺を渡して営業トーク、新に「独り立ちするなら一人でもお客様を多くね」と、早くも厳しさを教える。 石動と連絡が取れなくなったとスミレが駆け込んで来て一騒動。石動とスミレの事を知らない関口が、石動はアララが好きで花を用意していたけど、あれ貰ったか?なんて聞くもんだから、アララびっくり、スミレ表情が変わる。 結局ベタな「携帯失くした」だったんだけど、スミレは関口の言葉が引っ掛かってたんだろうね、飛び出しちゃった。 追い掛けた石動が道端で指輪を差し出しプロポーズするが、「こんな所で言うな!」 翌日、「やめたから結婚、アララのせいじゃないよ」 新からスミレに家族がいない事を聞いたくじらママはスミレを呼び出し、肩を抱きながら「このまま聞いて、貴女は幸せになるのが怖いのね……」 恐らくママは、ジルバが自分に言ってくれた事、それで救われた事を今、スミレにしてあげてるんだなと思った。 草笛さんの感情のこもった芝居が凄くて泣けた。 (続く)

No.237 21/02/22 18:58
匿名さん0 

>> 211 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」5話まで終了。 本物望月の読み“日高は殺ってない”が当たっているなら、仮の望… 【2021冬ドラマ】

「天国と地獄~サイコな2人~」6話まで終了。

前回、日高(綾瀬)が殺人をする時だけ中身が別人に入れ替わっているのか?と書いたが、どうもそうではなくて、あの猟奇殺人をする人物は別に居て、日高(綾瀬)はその人物をサポート(今回で言えば事前に対象者を眠らせておき、前回迄の犯行で言えば事後の清掃もする)しているのではないかと思えて来た。

今回、望月(高橋)が“ロッカーに挟む栞”に気付き、陸(と師匠が手配した仕事仲間)の活躍で殺人標的リストが手に入った事と、あの橋の数字9から割り出した標的の久米宅に望月(高橋)と八巻が張り付いた事で、真犯人と思しき(多分)男が引き返した事から猟奇殺人は未遂に終わった。(スタンバイしていた日高(綾瀬)も来なかったと呟いていた)

日高(綾瀬)は来なかった理由を死んだからかと考え?、警察の死亡者データベースに東朔也と入力、祈る様な表情だったがそれは何故なのか。

一方、戸田の線から捜査を進める河原は、戸田の証言から顧客名簿を買い取った男・十和田(田口浩正)に辿り着くが、既に自殺をしていて、部屋を清掃した会社への聞き込みで、遺品の漫画を従業員の東が持ち帰ったという証言を得る。

そして望月(高橋)の元へは奄美の民宿主人から電話が来て、リピーター客が貴方の写真を見て、この人はあずまさくやと名乗っていたと話していた事を告げる。
(続く)

No.238 21/02/22 19:36
匿名さん0 

>> 237 (続き)
民宿に泊まった時に日高を記憶喪失設定にしておいたから、心配して(そして不思議で)連絡をしてくれた訳ね。

三方向から出て来た一つの名前“東朔也”とは一体何者なのか、日高(綾瀬)は何故協力しているのか。

考察をし出すと頭がグルグルしてしまう位上手く作られているので、ここは無駄な努力はせずにドラマを楽しみたいかな。

ただ役者さんの線から考えると田口浩正さんが免許証の写真だけで終わる訳が無いから、何らかの形でまた出て来るのは間違いないと思うし、師匠の湯浅(迫田孝也)については、部屋の名義が三枝という時点でかなり怪しいのだが、核心部分が全く見えないのでそれ以上には進めない。
だからやっぱり“楽しむ派”にしておく。

※ネットニュースにもなっていたけど、綾瀬はるかさんの逃走シーンは本当に格好良かった。あれは女優さんの走りじゃなくてアスリートの走りだね。
※十和田のネット銀行の返済リストみたいなヤツ。上段/中段/下段じゃなくて、上段/中断/下段になっていたけど、作ったスタッフの入力ミスだとしたら笑ってしまう。遊び?それとも何か意味が有るのかな、まさかね。

演出=青山貴洋

  • << 257 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」7話まで終了。 ドラマ開始前から出演者リストに載っていてずっと出ていなかった日高の父、サンライズフーズ社長の日高満(木場勝己)がやっと登場した。やり手のビジネスマンみたいな人物を想像していたのだが、まず福岡の企業というのを知らなかったのでびっくりしたのと、屋台のラーメン屋から起業した男で、家族を愛し気持ちの優しい好人物という印象だったので更にびっくり。 この父が語ったのが、「あの手紙を書いたのは、お前の双子の兄の東朔也だ」という衝撃の事実。父は赤ちゃん(陽斗)を抱えたシングルマザー(徳永えり)と結婚し、彼女が離縁された裕福な東家に取られてしまったのが、二卵性双生児の兄の方の朔也で、バブルが弾けた時に東家は“四方という男”に負債を押し付けられて没落、一方の日高家は事業を成功させて裕福になり、双子の運命の“天国と地獄”は入れ替わったという皮肉。 “母は奄美の出身”“四方という男”“朔也の右の手のひらにホクロ”というパワーワードも出て来て、五木秘書や居酒屋の証言で、日高は東朔也と行動を共にしていた可能性も出て来た。 陸は師匠がクウシュウゴウなのではと疑いの目を向け始めたが、まだ望月(高橋)には言えない内に“俺は余命3ヵ月”と言っていた師匠が倒れてしまった。 (続く)

No.239 21/02/23 17:01
匿名さん0 

>> 212 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」14話まで終了。 今回は法医学教室の描写はほんの数場面で、平が「父帰る」の心境に至る迄の… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」15話まで終了。

独立したばかりの外国に行って首吊り自殺をして、生前に同行の女性と現地の解剖医に謝礼を渡し、体内に“もう調べないで下さい”と書いたメモを残した男の話。
娘の父親は貴方ではないと妻から懺悔され、受け入れられず妻への復讐の為にこんな事をしたのではないか、調べないでとあれば逆に調べたくなるのが普通だから、と妻は思う。
一般人がこんな手の込んだ事する?何か話が宙に浮いているみたいな違和感が有ったな。
で、茶子先生が若林の会社から出向という形で法医学教室に非常勤で復帰。目まぐるしいわあ。ご都合主義だわあ。

対してホームドラマ部分は平のアルツハイマーの進行に焦点を当て、本人の苦悩と戸惑う朝顔、支えようと気を配る桑原と直球で質問を投げ掛けるつぐみ、四者四様の姿を描いて見応えがあった。
平がつぐみを公園で遊ばせるシーンなんかは、今までとは違いハラハラしてしまうのだが、仮に平が帰り道を忘れても公園位ならつぐみが「じいじ、こっちだよ」って、教えてくれそうな気もして…。
平の携帯には見守りアプリとか入れないとね。

今回、正月なので万木家に桑原家が大集合。忍の夫は何故か婿養子。忍に「非番の日、気遣って帰って来なくていいからね」って言ってた(笑)視聴者(私)の疑問に答えてくれたのかしら。
(続く)

No.240 21/02/23 17:29
匿名さん0 

>> 239 (続き)
そして桑原は、あの五十嵐監察官が“短期間で出世して”手を回してくれたらしく、神奈川に戻れる事になった。目まぐるしいわあ。ご都合主義だわあ。
あっ、五十嵐監察官は職務に忠実で正義の人だったから、嫌いじゃ無かったけどね。

そして大じいじ浩之が危篤に。
あの歯はDNA検査で宮城県の別人の物と分かったのだが、朝顔は浩之に伝えるのか伝えないのか、本人にとってはどっちが幸せ(と言うか心が平静)になるのだろうか。

※桑原の長野県警交番勤務について。
忍「ほとぼりが冷める迄の研修期間」
刑事部長「交換教養中で神奈川県警の所属ではない」
桑原「審査委員会を経た出向」
どれが一番的を射てるの?

※桑原が遠回しに迫り朝顔が照れ笑いするシーンが有ったが、平としての残り時間が短いかもしれない事の対比として、生まれ来る命もある事を見せるのではないかと想像し、二人目の妊娠が有ると予想。
茶子先生がいれば先々産休も取りやすいしね。

演出=阿部雅和

  • << 259 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」16話まで終了。 今回は2011年の未解決一家惨殺事件の現存する家で、同一形状の刺殺遺体が発見され、警察と法医学教室の調べが始まり、当時捜査をして解剖にも立ち会った平が山倉に協力を依頼され、病気の事を伝えた上で、まずは当時の個人の捜査ノートを提供するという形で協力するという、週跨ぎにはなるが中々興味深い内容で良かったと思う。 そして目覚めた浩之にあの歯の事をどう伝えるのかの部分。朝顔は実際の遺族(野間口徹)の好意で“歯”を借りる事が出来て、家族の総意として“あれはお母さんの歯だった”と祖父に伝えるつもりでいたが、実際に会い、祖父が(里子が行方不明になってから)「夢で里子に会ったよ、初めて夢に出て来た、嬉しかった」「やっと会えた、寂しかったよ」と語った事で、嘘を付く事が怖くなってしまい言えなかった。 里子がやっと夢に出て来たという事は、浩之自身の心は、朝顔から答えを貰わなくても既に平穏な状態にあるという事なのだろうか。それならこのまま穏やかに旅立たせてあげたいし、監察医の朝顔に嘘を付かせるのは酷だよ。 ※里子の部分の予告は少し見せ過ぎだよね。やっぱり第二子かな?の匂わせ程度の方はいいと思うけど。 ※桑原の「交換教養だったんだからあ」の台詞で、統一見解が出たね(笑) 演出=三橋利行

No.241 21/02/23 18:28
匿名さん0 

>> 215 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」4話まで終了。 万丞は渡されたアドレスに“情報が欲しい”と送るが、… 【2021冬ドラマ】

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」5話まで終了。

今回は人気iTuberさわてぃ(澤石)のオンラインサロン内トークルームでの星野に対する集団イジメ→対抗して星野が暴言連発→ルームの和を乱すを理由に強制退会

納得出来ない星野は澤石のツイに誹謗中傷コメ連発、澤石が星野のツイにDMで凸ったら「謝罪しろ!謝罪しないなら死んで詫びろ!」「できないなら死ね!首吊れ……」と返って来たので流石に怖くなったので、“指対”に相談したという話。

ネットの中にしか居場所が無いと思い込んでいた星野は、人気も出て居心地の良かったトークルームを、澤石の一言から流れが変わり結果的に追い出され自暴自棄になってしまった。

星野が通っていた図書館の司書・山名とのやり取りから、実物の星野はネットの暴言とはかけ離れた、物静かで礼儀も知っている男だと分かる。
山名は以前、星野の一言で救われた事があると言って自分の電話番号を渡す。
折角自分を分かろうとしてくれる人が出来たのに、澤石の挑発に乗ってしまい実力行使に出てしまった星野。最初から相手を刺すというよりは、生配信をしている場で自分の腹を刺し、澤石に精神的なダメージを与えるのが目的だったのかもしれない。もちろん厭世感も有ったのだろう。
(続く)

No.242 21/02/23 18:54
匿名さん0 

>> 241 (続き)
このタイミングでアノニマスが、さわてぃの過去(他にも何人もさわてぃの一言で集団イジメに遭った被害者がいる)の悪行を暴露、澤石はネットリンチに遭い全てを失う。

今回は指殺人対策室に相応しい設定で、星野役の萩原利久が暗くてナイーブな感じをナチュラルに出していて説得力が有ったのと、演出にも工夫が有ってかなりいい出来だったと思う。

本人にとっては何気ない一言でも相手を救う事も有るし、ネットに書き込む悪意の一行が相手を死にまで追いやる事も有る。
匿名の世界なんだから深入りする前に直ぐに去ればいいのだが、そこにしか居場所が無いという風に思い詰めてしまうと難しいのかな。

ドラマの星野は一命を取りとめ、山名が人として関係を築いて行ってくれそうな事を暗示して終わった。心に残るいいシーンだった。

脚本=玉田真也 演出=湯浅弘章



  • << 260 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」6話まで終了。 今回は狂言誘拐を仕組み、その被害者(椚=大学野球のスター選手)の監禁動画を生配信し、椚の恋人と称してツイで椚への同情と犯人への怒りを煽り、犯人が確保され椚が無事助けられてヒーローの様になったタイミングで、“椚は私の恋人ではなく本当の恋人は荒井慶太です……高校の野球部マネージャーだった私は……椚から性的暴行を受けました。”と恋人の振りをしていた香が生配信をして、当時怒りで椚を殴り野球部が出場停止処分を受けた事で、ネットで誹謗中傷を受けまくりボロボロになって交通事故死した慶太の様に、椚の評判を地に落としネット上で抹殺するのが香と実行犯で慶太の弟・翔太の目的であり復讐だったという話。 まさしく指で動かされ、簡単に信じて誹謗中傷でターゲットの抹殺に協力してしまう人々の危うさを描いていて、“指対”に相応しい話だったと思う。 ただ一点、相談に来た香を何故いつまでも対策室に留めていたのか、それが納得出来なくて…。だって対策室メンバーの会話とか捜査情報が香に駄々漏れじゃない、あんなの警察として考えられないでしょ?雑だよね。 脚本=入江信吾 演出=大内隆弘

No.243 21/02/24 00:15
匿名さん0 

>> 216 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」6話まで終了。 今回は柴田と同期で1年の副担任をしている新津(須賀健太)が… 【2021冬ドラマ】

「青のSP学校内警察・嶋田隆平」7話まで終了。

今回は浅村のクラスの深山(田中奏生=好演)が、怪我をして寝た切りになってしまった祖母と二人で母親から置き去りにされ、通帳も全部持って行かれた為に食べる物にも困り、万引き、傷害、無理心中とエスカレートして行ってしまう話。
学校では明るく振る舞い、家では祖母のオムツ替えまで嫌がらずにやり、残っていた僅かなカップ麺も祖母に食べさせる優しい子なのに、誰にも相談出来ず、やっと旧知の三枝には事実を話し、男気のある三枝が「これで食い繋いでいろ」と何万か渡すのだが、毒母の借金取りに全部取られてしまい、そこから事が悪い方へ悪い方へと転がって行ってしまうのが切なかった。

ここ迄の作りは良かったけど、浅村と三枝の説得で家に戻った毒母が、河原に飛んで来て無理心中しようとした息子を叱るのだが、どの口が言ってるのか。
そして息子はコンビニ店長への傷害容疑で警察の聴取を受けるが、一番悪いネグレクトの母親はお咎め無しなの?おかしくない?

嶋田は縦軸にのめり込んで余裕を失くし常軌を逸し始めてる様に見えるし、何か当初に感じていた面白さは失われ、別物になってしまった様な感じで凄く残念。
縦軸は有ってもいいけど、もっと最後の方迄遠慮していて欲しかったわ。

演出=国本雅広


  • << 261 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」8話まで終了。 今回は野球部の投手がレーザーポインターで狙われた事件から、“隠れ部活”で指導していた教師の阿部が問題にされ、そこから嶋田は1年前に野球部の坂木が熱中症から事故に遭い不登校になっている事、それが小川が見舞いに行くと言っていた生徒だと気付く。 坂木をしごいたのは上級生の黒石達で、その話を小川にした為に小川は校長に訴え、隠蔽したい校長は黒石達に推薦をしないぞと圧力を掛け、困った松本が脅すつもりで小川の自転車のブレーキワイヤーを切ったというのがあの事故の真相。 いやあ、頭に血が上った嶋田の切れっぷりが凄かった。校長をボコボコにして植木鋏で腕をぶっ刺した! 三枝が止めて「これ以上やったら先輩を逮捕しなければいけません」って言ってたけど、もうあれは現行犯逮捕事案だろう。 阿部は部活を通して「例え負けても逃げない強さ」を育てたかったらしいけど、黒石達の心は全く育っていなかったので、残念ながら空回りだったんだね。 あと嶋田は“涌井事件”にはまだ裏があると言っていたから、浅村の言っていたストーリーではないんだな。 学級委員の尾崎も関わりが有りそう。(←教育長と同姓だけど娘?) もう完全にドラマ「小川香里は何故死んだ」になっちゃってるな。 演出=高橋貴司

No.244 21/02/24 18:24
匿名さん0 

>> 217 【2021冬ドラマ】 「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」6話まで終了。 理緒に潤之介との関係の説明を受け、仕事場で和田に潤之介が「… 【2021冬ドラマ】

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」7話まで終了。

別冊が厚みを増すだけでは終わらずに、とうとう本誌になってしまった第7話。

仕事に関しては、奈未が何気なく言った比喩にヒントを得た麗子が、持ち前の行動力で新しいスポンサーの獲得に成功する話だけで、殆どが恋バナ。

ただ今回、上京した奈未の家族を潤之介に絡ませた事で、誤解が誤解を生んだり、逆に家族が潤之介の優しさに触れ信頼関係が生まれたりという話の広がりに繋がり、ベタな展開なんだけど飽きさせない工夫が施されていたのは良かったと思う。

すれ違ってしまった想いを埋めるべく、東京から長野迄バイクを走らせて奈未に逢いに来た潤之介。それだけでも彼の本気は伝わったと思うけど、想いの丈を伝えて最後に「そんな風に思えるのは世界中で奈未ちゃんだけ」これはノックアウトするでしょ(笑)
奈未の答えは「独り占めしたい、私の事だけ見ていて欲しい」←それでもまだ不安なのかな。

理緒に「誰にでも優しいって本当は優しくないんだよ」と言われた潤之介は考え込んでしまうが、奈未母の「みんなに優しくする事は誰にでも出来る事ではない(台詞は熊本弁)」という言葉に救われる。
やっぱり亀の甲より年の功だわね。

演出=井村太一

  • << 262 【2021冬ドラマ】 「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」8話まで終了。 潤之介は何でこんなに早く家業を継ぐ気になったのか分からないけど、優しいから仕事をやる気になっている奈未を金沢に連れて行くなんて出来ないんじゃないのかなあと思いながら観始めた第8話。 仕事の面では、副編集長の油断から“麗子がアシスタントにパワハラ”という飛ばし記事が出る事が分かり、せっかく麗子がまとめたISOBE×COACHのコラボが頓挫しそうになる所を、奈未の機転と素早くその意を汲んだ麗子の“コンビ芸”で形勢逆転をするというシークエンスで、奈未の成長とそれを認める麗子という図式を見せ、その上で音羽堂出版は吸収合併され、麗子が編集長から外れるのが条件でMIYAVIだけは存続する事が示される。 道筋は作ったから後はスタッフに任せて私は去ると高橋に告げて、麗子は宇賀神にも告げずに会社を辞めてしまう。 麗子から“貴女が憧れるべきは仕事であって私ではない”と“仕事の基本”を教えられた奈未だが、麗子の居ないMIYAVIに残ると言えるのだろうか? そんな事になっているとはまだ知らずにデートを楽しんだ二人。潤之介は「俺の奥さんになって一緒に金沢に来て欲しい」とプロポーズ(←あら言えたのね!)、ニコニコ顔からゆっくりと真顔に変わって行く奈未の出す答えは…? 演出=田中健太

No.245 21/02/25 11:57
匿名さん0 

>> 214 【2021冬ドラマ】 「神様のカルテ」(TX・BSテレ東)脚本=森下直 出演=福士蒼汰、清野菜名、上杉柊平、新山千春、伊原六花、大倉孝… 【2021冬ドラマ】

【ここまでの短評】

「神様のカルテ」2話まで終了。

レビューは初回のみにするつもりだったのだが、盟友の古狐先生(イッセー尾形)を悪性リンパ腫で失った大狸先生(北大路欣也)が、当直明けにやっと通夜も終わった内藤家に駆け付け棺の中の内藤と対面、当直内容の報告をした後に慟哭するシーンの鬼気迫る北大路さんの演技が凄まじくて、胸を打つを通り越して全魂を揺さぶられる様な思いをしたので、それだけでも残しておこうと思い短文で書いてみた。

物凄く真摯に丁寧に、日本の医師とはどういう存在なのかを問い掛けて来るドラマだ。

演出=谷口正晃


「ホリミヤ」2話まで終了。

手作りケーキを持って堀の家に来た宮村。
堀は教室で吉川(岡本莉音)が自分にやった事を真似して、目の高さで宮村と手を合わせ恋人繋ぎの様に指を折ってみると、宮村も包み込む様に指を折る。思わず「好き」と言ってしまい慌てて「手が好き」と誤魔化す堀に、「俺も好きだよ」と宮村がもう一度指を絡ませようとした時に、創太を連れた母が帰宅する(笑)

ナイーブな二人のやり取りがキュンキュンさせてくれるし、主演の二人が雰囲気が有って素晴らしい。

演出=松本花奈

  • << 276 【2021冬ドラマ】 「神様のカルテ」全4話終了。 事前情報ゼロで観たので、初回導入部のナレーションも兼ねた一止(福士蒼汰)の癖の強いモノローグが気持ち悪く、また御嶽荘のオタクっぽい仲間との会話にも最初は馴染めずで、一止がとにかく患者には身を粉にして真摯に対応する医者でなければ、早々に見切りを付けていたかもしれない。 そういう意味ではあの導入部はミスったのではないかなとさえ思っている。 でもそういうものなんだと慣れてからは気にならなくなったし、ドラマの中身は患者優先の医療というテーマがずっと貫かれていて、リアルで結構重い話が多かったけど、とても見応えのある作品に仕上がっていた。 福士蒼汰も拙いなりに頑張っていたし、脇を固めたベテランから中堅迄の役者さんも皆とても良かった。 癖の強い喋り方以外はオーソドックスに作られた医療ドラマで、内容は分かり易かったし見易かった。 ※2時間✕4話という形がベストだったのかどうか、そこだけ少し疑問なのだが。 ヤクルトがかなりの時間を買い取ってCMを出稿していたので、スポンサーの意向とかも有ったのかもしれないが、普通に1時間✕8話の方が多くの人にとっては見易かったのではないかなと思う。 演出=谷口正晃(2、4話) 橋本一(3話)

No.246 21/02/25 12:36
匿名さん0 

>> 183 【2021冬ドラマ】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」4話まで終了。 映画化やドラマ化に際し原作を提供する側の気持ちなんて、今… 【2021冬ドラマ】

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」7話まで終了。

血液型に整合性が無い事から碧が実母では無いと知り問い詰める空に、自殺しようと思い樹海に行った時に泣いていた赤ちゃんだったと説明した碧だが、光が「アンビリカルコード」の一節と全く同じ事に気付き、へその緒まで保管していた事から碧の嘘がバレて空は怒り爆発。

結局実母は碧と同じ一人の男(一ノ瀬風雅=豊川悦司)を愛し、居なくなってから子を宿した事に気付き、心臓が悪いのに産む決心をし、訪ねて来て仲良くなり“貴女にもしもの事があれば私が育てるから”と言ってくれた碧に我が子を託して亡くなった、元女優の星野鈴(矢田亜希子)という女性だった。

野暮だけどここで疑問。空の戸籍はどうなっているのかな。特別養子縁組って独身の碧で可能なのか、また友人の子供だからって指定してその子と縁組出来るものなのか?
鈴は当てにならない身寄りと話していたけど、星野家の墓に入っているので遺族と話し合って普通養子縁組をして、空は戸籍を見た事が無いから知らないだけ?
それとも碧は実子と偽って届け出をした?

空が実母の事を勝手な女、頭おかしい、恋に狂ってるバカと罵り、碧が空の顎に近い頬を引っぱたき、カメラが切り替わると空の眼鏡が少しズレているシーンはリアルで良かったね。

演出=内田秀実

  • << 263 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」8話まで終了。 これ迄の描き方が中途半端だったから、渉って空のどこに惹かれているのか全然伝わって来ない。それで急に光に対抗心を燃やされてもねえ。 地位も金も家も捨てた一ノ瀬は、過去の女の記憶も全部捨てたらしい(或いは装っている)。でも文明を全部捨てている訳でもない。そんな若干中途半端な男の前に突然現れた実の娘だという空。執着しても不思議ではないかな。 ここ迄来たら最後迄観るけど、まとまりの無い脚本だよなあ。 演出=南雲聖一 「ホリミヤ」3話まで終了。 小粒でも下手にこねくり回さず、要点を絞ったドラマは観やすい、を地で行く様な作品。 何の単身赴任をしているのか分からないが、娘に京介と呼び捨てにされている、どう見ても軽い感じだけど愛されていそうな堀の父親の登場が、ホリミヤの仲を進展させるいいアクセントになっていて面白かった。 京介が泊まっていけと言い、朝二人で堀の家から登校する所を同級生に見られ、似合わない二人と噂になってしまたホリミヤ。 自分のせいで堀が悪く言われるのが嫌だった宮村は、髪を切り眼鏡を外し学生服もやめて、本来のイケメン姿で登校する。 イケメン=価値ありで、急に皆の見方が変わるのかね。 演出=松本花奈

No.247 21/02/25 18:34
匿名さん0 

>> 219 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」7話まで終了。 今回は日比野の話がメイン。 ピアノの練習をしても苛々して「あの日から全く… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」8話まで終了。

二人が日比野の自宅に着くとマリンが居ない。「猫は怖いと直ぐに隠れちゃうんですよ。私の猫センサーがそう言ってます」
“この人、本当に神田冬樹か?”(笑)
神田「えっ!?」日比野「居ましたか?」神田「ふくまる!?」CDを並べた棚の隅に隠れていたマリンはふくまるそっくり。

その頃ご本人はリビングの2段テーブルの下に転がっている猫じゃらしを取りたくて格闘中。でも悲しいかな頭が入らない。デカい顔が潰れる位頑張っても取れないふくまるが可愛い過ぎる(笑)

一瞬、そんなに猫が好きなら神田に…とさえ考えた日比野だが、いやいやそれでは昔飼い始めた仔犬を直ぐにペットショップに返してしまった気まぐれな母親と同じになってしまうと思い、神田に言われるままに「マリン」と呼び掛けると、おずおずと出て来る猫。ぎこちなく抱き締める日比野。
「私はここにいてもいいの?」←松本穂香さんの吹き替えが可愛くて上手い!

神田は日比野とマリンをふくまるの誕生日に自宅に招待。直ぐに打ち解け舐め合う2匹。(2匹の会話では姉弟である事を匂いで?確認)
神田は2匹を両腕に抱え夢の両頬モフモフをして「あーあー幸せです」
勧められた日比野も「わぁーモフモフだあ」(笑)

ああ、あんなにおとなしい猫なら私もモフモフしたい!癒されたい。

脚本=伊達さん 演出=副島正寛

  • << 264 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」9話まで終了。 もう競い合う様に親バカが止まらない神田と日比野(笑) 日比野も神田と同じで、マリンの“エサ足りないわ”攻撃に「しょうがないなあ」って屈してる(笑) 今回は久し振りに小林が存在感を示した。 生徒達の発表会が近付き、怖くなった神田は退職届を書くのだが、それを見た小林は「何で自分だけで決め付ける?もっと職場の皆を頼れよ」「迷惑を掛けたくない」「それを決めるのは皆だ!」 本気で考えて本気で叱ってくれる小林って、本当にいい奴。 それでも神田は退職届を室長に出すが、室長は小林と同じ事を言って受け取らず、「子供達は神田先生が大好きなんですよ」 自分のせいで辞めるのかと後悔で一杯だった森山は、神田が辞めないと分かり、練習代わりにと自分のバンドのライブに招待する。 行くとは言ったものの、またまた不安になった神田は小林に相談、「頼ってくれて嬉しいよ、初めてだぞ」 心の荷物を軽くするには誰かに持って貰うか捨てるしかない。 「お前はふくちゃんに持って貰っているんだよ」 なんてさらっと言える小林が素敵だったな。 脚本=伊達さん 演出=副島正寛

No.248 21/02/26 18:29
匿名さん0 

>> 220 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」5話まで終了。 仕事はテキパキとこなすけど黙り込んでるしノリも悪い太陽を見て、気を遣った… 【2021冬ドラマ】

「にじいろカルテ」6話まで終了。

遂に診療所で倒れてしまった真空。体に力が入らず、屋根裏の寝室まで男二人で運び、朔がステロイドを点滴。真空は意識が朦朧としながらひたすら寝続ける。

この部屋は真空のお気に入りで、元気な内はいいけど筋力が落ちたら住めないよね。と言うか、今回トイレはどうしたんだろう。素朴な疑問。

起きられる様になった真空は、何故母に病気の事を伝えていないのかを二人に話す。
なるほどね。ただ心配を掛けたくないだけでなく、父の死後、幼かった真空の為に働き詰めだった母親が、やっと素敵な人と巡り合ってラーメン屋さんを開けて…、でも病気の事を知ったら多分自分の幸せを捨てて娘を何とかしなきゃって、そう思ってしまう人だから、それが嫌で言えずにいたのね。

ここに来て、病気は悲しい事ばかりではないと知ったと言う真空。
「それを全部伝えてあげればいいんじゃないか?分かってくれるだろ」と朔。

真空は撮り溜めていた村人達の写真と病気の事を書いた手紙を、冬瓜と一緒に母に送った。
母からのメールには“教えてくれてありがとう。今がとても幸せなのは写真で分かる。良かったね”とあった。

お母さん、多分自分でも必死で病気の事を調べたんだろうなあ。それで娘の選択がベストなんだと自分に言い聞かせたんだろうね。想像すると泣けるわ。

演出=深川栄洋

  • << 265 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」7話まで終了。 前回の霧ケ谷夫妻が嵐の娘の日向を預かった数日を描いた部分でも少し感じたが、神回だった第3話が有ってこその、今回の雪乃を巡る村を挙げての挙式騒動。 雪乃が記憶を失う→嵐達が雪乃の歴史を植え付ける→雪乃が記憶を失う…を繰り返して来た中で、雪乃が興味を示した佐和子先生の挙式写真から、新参者の真空だからこそ気付けた結婚式の記憶も植え付けてあげたらという思いに、村人が総出で応え、村人自身が楽しみにする一大イベントへと発展して行く。 今では廃れてしまった虹ノ風穴での古式に則った結婚式の復活に、村の年寄りは事前準備で先頭に立ち大張り切りで、病は気からを地で行くピンシャン振り(笑) でも、挙式当日に恐れていた記憶を失う日が来てしまう。何故自分が花嫁衣裳を着ているのか分からず、泣きながら「何ですか?これ…」と真空に尋ねる雪乃。 ただ今回違っていたのは雪乃自身が準備期間の写真を撮り、記憶を失ってしまった自分自身に語り掛ける「皆貴女の味方だよ、だから心配しないで、安心して大丈夫だよ」という動画を撮っていた事。 それを何回も見る事で目の前にいる男(晴信)にも以前よりは早く、信頼を寄せる事が出来る様になった雪乃。 楽しくてやがて切ない話だったけど、真空の村での存在感が増した回でも有ったな。 演出=深川栄洋

No.249 21/02/26 21:56
匿名さん0 

>> 222 (続き) 沙也佳は家を飛び出し上原の元へ。 まあね、自分の実家優先を宣言して元春に従わせて、元春もそれを受け入れたからこその自分の実… 【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」8話まで終了。

朝まで帰らなかった沙也佳に「今どこ?」と打ちながら送信せずに消す元春。
腹を立てた沙也佳から、バイク便で洋服の詰まったスーツケースを支店に送り付けられても、連絡をしない元春。
そのくせ義父から呼び出しを受けたら、直ぐに沙也佳に何か話したのか?と電話をする元春。
そして離婚届を差し出しながらも沙也佳の最後の確認「モトくん、私のこと好き?」、何も答えない元春。(←某東出さんの記者会見を思い出してしまった)

スーツケースも離婚届も沙也佳の“私を見て!”って言う最後の叫びだったのに、ずっと沙也佳の上辺だけしか見ていなかった元春には、ストレートに受け取る事しか出来なかったのね。
確かに夫の姪の名前さえ覚えていない位、夫の家族を蔑ろにした沙也佳にも落ち度は有ったけど、少なくとも沙也佳は夫の事はずっと見ていたし愛していた。それなのに元春は…。

元春が離婚届にサインをしたと聞いた澪は、もう気持ちにブレーキが掛からず、自分から「好きです」と言い、「俺達はダメだ」と言われたのに自分からキスをする。

澪は元々好きな男性には積極的にアタックする女性だった。でも今はあの時と違って津山という交際相手がいるし、元春もまだ離婚した訳ではない。
ちょっと身勝手で酷過ぎない?
こういう澪は嫌だな。当て馬の津山が気の毒過ぎるわ。

演出=土方政人

  • << 266 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」9話まで終了。 離婚したんだ、元春。 順番は違ったけど、澪が津山に別れを告げたのはまだ分かる。それに対して精一杯の笑顔で「分かった」と返し、後で木田と元春の前では乱れた津山の気持ちも分かる。 それなのに何で元春は誰に聞かれるか分からない銀行の通用口で澪を呼び止めて、わざわざ津山の話をするのか。学習能力ゼロなのか?澪も何でここでその話は…って言えないのか。 流石立ち聞きで重要な局面が動く韓ドラ原作だな。展開が雑。 謎の男・小池と久恵が遂に会話を交わした。9月2日はお月様が二つでタイムスリップ出来る日らしい。小池はもう戻らないと言ってるが…。もしかして久恵って元春と同じ所から今のパラレルワールドに移って来たのか?だから過去の記憶が元春と同じなのかなあ。 澪は何度も見る例の夢の相手の男の顔が元春だと分かる。←思いが強過ぎて元春の顔になったのかなという疑問は湧かないのか 夢の場所を探して辿り着くと約束したかの様に元春がいて、遂に「俺達は結婚してたんだ」と告げる。ここで終わったけど何で澪と子供を捨てたのか迄、きちんと話さないとダメよ。 で次回はあの胡散臭かった、義父から紹介され支店長が審査無しで2億も融資した男が計画倒産、支店長は元春のせいにするんだろうな。沙也佳は手を差し伸べるのかもね。 演出=木村真人

No.250 21/02/27 13:44
匿名さん0 

>> 225 (続き) 不貞腐れ寿限無も乗せて車は出発。寿三郎は途中で止めさせ寿一に二人だけで行きたい所がある。 どこに行くのかと思いきや、別の女“ち… 【2021冬ドラマ】

「俺の家の話」6話まで終了。

ちはるにお詫びとして“大江山の面”(オークションに出せば100万位の価値が有るらしい)を差し出すジュディーだが、夫がいると分かり即退散。次は豆千代で、ジュネと呼ばれてまた面?を差し出そうとするが、今度は寿一が名前入りの扇に素早く差し替え(笑)
一行はやっと目的地のスパリゾートハワイアンズに到着。
そこから本命のまゆみに会いに行くとジュマンジと呼んではくれたけど、今は歌謡グループ潤沢(笑)のたかっし(阿部サダヲ)に夢中で、拗ねた寿三郎は風呂場のロッカーで寿一に当たり散らし、とうとう寿一は爆発。
来るんじゃなかった!くそジジイ!くそーッくそーッ!もう無理!と物をぶっ叩いて(体デカイから凄い迫力)出て行ってしまう。

突然目の前に現れたさくらに寿一がこぼす。「頭では分かっているんですよ。でもこれだけやってんのにありがとうの一言も無いのかよって」いつになったらさくらさんみたいに出来るのかと。
さくらの答えがプロ。「割り切っちゃったら親子じゃ無いですよ」
同じ介護でも過去のしがらみが無い状態で仕事としてやるさくらと、親子としての長い繋がりがある寿一がやるのとでは、全く意味合いが違うからね。
寿三郎はまだボケて無いから口喧嘩になり腹も立つけど、子供が「どなたですか?」と親に言われながらする介護は、もっと辛いし虚しくなるのかも。
(続く)

No.251 21/02/27 14:05
匿名さん0 

>> 250 (続き)
さくらは誕生日。何かプレゼントをと言う寿一に「抱っこして」(笑)意味が分からない寿一にバッグから“世阿弥マシーン”のマスクを見せて、「これだったら思い出します?」正体がバレているのに気付いた寿一は「秘すれば花ですよ」
「抱いて」(←またまた凄い破壊力)担ぎ上げる寿一。
ずっとお金持ちしか選んで来なかったのに、力持ちが忘れられなくなってしまったさくら(笑)

寿限無が踊介に言ったヒエラルキー、たかっしとのやりとりやステージも面白かったけど長くなるので泣く泣くカット。

結局お互いに本気だったのはまゆみさんだけだった。
“大江山の面”をおすすめ品として農産物と一緒に並べて売っている、ただ伝統芸能にかぶれていただけだったちはる、というオチが皮肉で良かったね。

演出=福田亮介

  • << 267 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」7話まで終了。 ユカが離婚したかったのは寿一の殺気が怖かったから。家は大阪城ホールじゃない(試合会場ではないの意)。「私が離婚を決めたのは(寿一が)アメリカに行ったからじゃないよ、帰って来たからだよ」 ユカはプロレス好きだったから、リングで闘う寿一を遠くから観て惚れたのよね。だからその男が家に居て意識せぬまま時々放つ殺気というのは計算外だったんだろうね。 それに対してさくらは自分も殺気は感じるけど、二度も登って(山賊抱っこの意)確かめたから怖くないと言う。 中々深い二人の女の寿一論。 親権争いの間で稽古が出来ず、衝動が抑えられなくなった秀生。 寿三郎の認定が要介護3寄りの2と進んだ事を知らされた寿一は、ユカの元へ走り土下座をして「親権なんてどうでもいい、親父が死ぬ迄は能の稽古を続けさせてあげて下さい」と頼み込む。そして秀生から来たLINEの画面を見せる。「能が、死体!」「能、死体」「能死体」(この画面は衝撃的だけど、秀生の障害はそういう事なのよね)ユカはOKを出す。 ラストはリング上から客席のさくらに向かって「幸せにしまーす!」会長達「誰を?」「それは…秘すれば~」さくらが「花ーッ!」これってプロポーズと返事って事でいいのかね? ※今回は玉川マリ子(弁護士)著「折れない心 譲らない親権」がツボった(笑) 演出=金子文紀

No.252 21/02/27 15:13
匿名さん0 

>> 226 【2021冬ドラマ】 「ドリームチーム」5話まで終了。 皆に転機の兆しは有るけど、まだ踏み込まないで脇道に逸れちゃった第5話。 … 【2021冬ドラマ】

【ここまでの短評】

「ドリームチーム」6話まで終了。

キッチンカーは閑古鳥で撤退。悠一の提案で皆で旅行に。到着後、それぞれにやりたい事がバラバラで、皆の要望を叶えるスケジュールをパパッと組んで、それぞれの場所迄写真を撮りに行ってあげる香菜。
この事から茜と優子は次の香菜の仕事の着想を得る。
それはいいんだけど、とにかく酔ってからのシーンがグダグダと長いだけで何の工夫もなく、観ているのが苦痛になるレベル。前半のテンポの良さは何処に行った?
あと、監督がその地で生活している様なのだが、佳恵は知ってるの?知らないの?

演出=新田真三


「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」8話まで終了。

朝ドラヒロインの女優が名前が伏せられたまま降板。芳根京子、本田望結、富田望生、吉田羊がその気になってお互いを牽制しながらその座を争うが、腰痛で降板した池谷のぶえが奇跡的に回復してヒロインに復帰するという、何だそれ…なオチ。
前にも書いたと思うけど、この人ならやりそう、言いそうという雰囲気が役者さんとマッチしていないと、何か“結果ありき”に当てはめているだけに見えちゃって、面白味に欠けるんだよね。
次は前田敦子と岡山天音の大河と連ドラ?
岡山くんはいじり甲斐が有りそうだな。

演出=トミー・チャン

  • << 268 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「ドリームチーム」7話まで終了。 人と関わる事が苦手だからSEになった悠一が、生まれて初めて人と関わりたいと思う様になった相手が香菜で、“お仕事アプリのスキマッチ”を仕事の合間に作っているのだが、早く作りたい香菜はIT社長の庄野の会社に頼む事に。 頭が全部アプリに行ってしまっている香菜は、環の事迄手が回らずで。悠一は環のピアノの音色の違い迄感じ取っているのにね。 環は同級生にお父さんの仕事を聞かれて、SEをやっていて化石が趣味って悠一の事を言ってる。 何かまた一悶着ありそうだな。 次回は監督見付かるがメインかな? 演出=土井祥平 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」9話まで終了。 大河ドラマ宮本武蔵の前期主役に抜擢された岡山天音(後期は北村一輝、顔が醤油からソースへって(笑))だが、自分も出ている単発ドラマ「刑事曲者」が連ドラ化されると聞き一度は断るが、皆が惜しむのを聞いて「出ます!」と言ってしまい、両番組の諸先輩方から厳しく当たられたりイビられたりで芝居がボロボロに。 結局「曲者」の方は序盤で殺される設定にしてお役御免になるが、これは全部天音の為に諸先輩方が根回しした計らいだったという話。やっぱり天音くんはイジり甲斐のあるキャラだわ。上手いしね。 脚本=宮本武史 演出=守下敏行

No.253 21/02/27 22:59
匿名さん0 

>> 231 (続き) 上河内は探偵に家族を捜して貰うのをやめて、村野の言う様に今をちゃんと生きて行こうと気持ちを切り替える。 ユウトの弟のカズト… 【2021冬ドラマ】

「六畳間のピアノマン」全4話終了。

あの日、村沢が8年振りに大友に公園で会った時に、今回の主人公の美咲、夏野誠の父、そして上河内が同じ場所に居たのね。

シンガーソングライターになりたくてオーディションを受けまくったけど全落ちし、やっと受かったのが地下アイドルの運営だった美咲(南沙良)。
歌を歌えるのはいいけどファンとの接触は憂鬱。そんな美咲にプロデューサー(木下ほうか)は、彼女の自作曲を今度のアルバムに入れようかなと喜ばせては、次々にファンから金を絞り取る方法を考え参加させる。

父は殆ど家に居ず、仕事が忙しい母には男が居て、美咲の寂しさを埋めてくれるのは“六畳間のピアノマン”だった。

プロデューサーへの反抗でファンのおじさんを騙し、公園で会って騒いで周囲の大人に捕まえさせて美咲は走って逃げる。その時に夏野父に襲われ反対側から走って逃げて来た上河内とすれ違う。
凄いね、全部計算し尽くされた演出だった。

美咲は意に沿わない活動を辞め、駆け出しの大道芸人(大友)に倣い、公園での路上ライブで自作の歌を歌う事から始める。
そして1年後、公園のステージで「ピアノマン」を歌う美咲。偶然それを聴く村沢は思う。

僕達は一人じゃない、一人になっちゃいけないんだ、一人にさせたらいけない、僕達は繋がっているんや

その接着剤に歌はなり得る!

演出=泉並敬眞

No.254 21/02/28 09:44
匿名さん0 

>> 233 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」4話まで終了。 兄の俊祐は涼音達に色々教わってと言うけど、花の気持ちが… 【2021冬ドラマ】

【ここまでの短評】

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」5話まで終了。

涼音の疑問、モコミは何故花の日持ちが分かったのか、から始まった会話で、「お花の気持ちが分かります」と告白するモコミ。
店のリニューアルを全部モコミに任せて、モコミの才能を店の売りにしよう!と俊祐に提案する涼音。
“ウッセーウッセー嫁でもないのに嫁ヅラするなッ!”(笑)

千華子はリニューアルした店を覗き見して、モコミの才能を確認、「今までモコミの時間を奪ってごめんね」と泣きながら謝る。←結果的に夫の反乱がグッジョブだったって事よね

兄貴は嫉妬の塊と化しているけど、涼音が素直に見習いのモコミの才能を認められる人で良かった。

演出=竹園元


「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」6話まで終了。

八神がセットから落ちて捻挫、格闘シーンの書き替えを指示された圭佑は「書けないッ!」と奈美にこぼすが、奈美が話すと言い返す(笑)
一度認められてしまうと、元の主夫に戻る事は恐怖にさえなってしまうよね。

奈美がどうやったら格闘せずに格闘家を倒せるかのアイディアを語り、才能の差にますます落ち込む圭佑だったが、どん底から「そうだ、神宮寺は教師なんだ!」と発想を転換、危機を乗り切る。

通い詰めて桜子のおかげとか調子に乗ってるけど、大丈夫か?圭佑。

演出=Yuki Saito

  • << 269 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」6話まで終了。 偶然兄のスマホ画面(いい人アカのクソクソクソ)を見てしまい、自分でアクセスして中身を全部知ってしまったモコミ。 家に来た佑矢にキツい質問ばかりを浴びせ、淀み無く答える佑矢に両親が好意的な事にも腹が立ち不機嫌に。 そしてモコミの言葉「お兄ちゃん大丈夫?」がトリガーとなり感情が爆発。 「大丈夫?」ってモコミを助けるのがずっと俺の役で、本当の俺は何もかも中途半端。就活をしないで済むから花屋を継いだのに、俺の最後の居場所までモコミに奪われた!と、兄ちゃん目がイっちゃってる。 でもちゃんと育っていたんだから、一度鬱憤を吐き出せばニュー俊祐として普通に生きて行けるよね。観の意味深な目線はそういう事でしょ? 演出=竹園元 「書けないッ!?…」7話まで終了。 家族で「富豪教師Q」を観ている中で奈美だけ浮かない顔。それに一人だけ気付いてる空。姉の事も含め家の空気の悪さを感じると同級生の千春に相談するが、ここからの千春の大人びた裏回しが笑える。 圭佑の才能に嫉妬しているのかと思ったら、家族皆でドラマを楽しめて視聴率1%でも100万人が観てる、テレビの仕事そのものに嫉妬してたみたい。 9話はベテランに書かせるとPに言われ、ツルツルがまた出て来て圭佑どうなる!? 演出=Yuki Saito

No.255 21/02/28 10:47
匿名さん0 

>> 236 (続き) 「そんでもしも上手く行かなかったら帰って来い」って。もう泣くわ。どっちかが厳しかったらどっちかが優しい、そういう救いは有って欲し… 【2021冬ドラマ】

「その女、ジルバ」8話まで終了。

スミレが妊娠(早ッ!)、新と二人で課長の所に行き、スミレは産休を取る話をして了承され、新は退職の話をして課長は勿論スミレもびっくり。

飲みに来た前園に、退職許可が出たから社宅も空けないといけないと言われ、考えてもいなかった新に前園は「やっぱり」(笑)
エリーが前園に名刺を渡して営業トーク、新に「独り立ちするなら一人でもお客様を多くね」と、早くも厳しさを教える。

石動と連絡が取れなくなったとスミレが駆け込んで来て一騒動。石動とスミレの事を知らない関口が、石動はアララが好きで花を用意していたけど、あれ貰ったか?なんて聞くもんだから、アララびっくり、スミレ表情が変わる。
結局ベタな「携帯失くした」だったんだけど、スミレは関口の言葉が引っ掛かってたんだろうね、飛び出しちゃった。

追い掛けた石動が道端で指輪を差し出しプロポーズするが、「こんな所で言うな!」
翌日、「やめたから結婚、アララのせいじゃないよ」

新からスミレに家族がいない事を聞いたくじらママはスミレを呼び出し、肩を抱きながら「このまま聞いて、貴女は幸せになるのが怖いのね……」
恐らくママは、ジルバが自分に言ってくれた事、それで救われた事を今、スミレにしてあげてるんだなと思った。
草笛さんの感情のこもった芝居が凄くて泣けた。
(続く)

No.256 21/02/28 11:11
匿名さん0 

>> 255 (続き)
スミレは泣きながら新を振り返り「アララごめん」。きっと色々な感情と感謝の込められた、話下手なスミレの一言も重かったなあ。

スミレと石動の結婚式がBARで行われる。
みかも飛んで来た。就職せずにバイトとボランティアをしているみかは“プア充”だと言って笑う新達。
家族を作るのが夢だったんだと新に言ったスミレの夢が、やっと叶った。

挨拶が下手だからと代わりに「リンダリンダ」を熱唱する二人(笑)
一番後ろで飲みながら微笑んでいたくじらママがいきなり倒れ、アララが真っ先に気付く。
えーっ!?やめてよ、スミレのトラウマになっちゃう(泣)と思ったら、予告では会話をするママがいたから一安心。
でもママもお年だからなあ…。

※お店の建物はジルバからマスターが譲り受けて、マスター名義だったのね。
マスターの計らいで上の部屋に、光熱費込みで2万で住める様になった新。
仕事には厳しいけど、人には優しいマスターにグッと来た。

演出=根本和政

  • << 270 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」9話まで終了。 冒頭にくじらママが戦後、バラックで父の帰国を待ち、入って来た男に一瞬父と思ったが…(恐らくレイプされたと思われる)という悪夢にうなされるシーンが有って、後に再びママがうなされて新が心配してベッドに行くと一瞬ジルバと間違え、多分それが有ったから新に「ねえ、聞いてくれる?」と、冒頭のシーンにママの「襲われた」という告白が被される。 説明しなくても映像で想像出来たのにと思ったら…そこからの更なる壮絶な告白を観て自分の浅はかさを恥じた。 BARのステージに薔薇を敷き詰め、真っ白のドレスでまるで舞台演劇の様に長台詞で過去を語り懺悔する草笛光子に圧倒される演出も、素晴らしかった。 地獄の過去を誰にも言えず皆を騙して来たと自分を責めるママに「ママは悪くない!一つも悪くない!」と繰り返す新。 「私は70年間、誰かにそう言って欲しかったのかもしれない。ありがとうアララ」 もう涙でボロボロ。 ジルバがブラジルで嘗めた辛酸も、ママの戦後の地獄も、大震災で東北の人々が遭った地獄も、全て小市民が自分の力では防ぎ様の無かった事。 この三つの出来事を根底にして、繋がりの有る人々の縁を“OLD JACK & ROSE”という大人の癒しの高齢熟女BARを舞台に描くという、原作者の着眼点と構成力にアッパレを差し上げたい。 (続く)

No.257 21/03/01 19:02
匿名さん0 

>> 238 (続き) 民宿に泊まった時に日高を記憶喪失設定にしておいたから、心配して(そして不思議で)連絡をしてくれた訳ね。 三方向から出て来た… 【2021冬ドラマ】

「天国と地獄~サイコな2人~」7話まで終了。

ドラマ開始前から出演者リストに載っていてずっと出ていなかった日高の父、サンライズフーズ社長の日高満(木場勝己)がやっと登場した。やり手のビジネスマンみたいな人物を想像していたのだが、まず福岡の企業というのを知らなかったのでびっくりしたのと、屋台のラーメン屋から起業した男で、家族を愛し気持ちの優しい好人物という印象だったので更にびっくり。

この父が語ったのが、「あの手紙を書いたのは、お前の双子の兄の東朔也だ」という衝撃の事実。父は赤ちゃん(陽斗)を抱えたシングルマザー(徳永えり)と結婚し、彼女が離縁された裕福な東家に取られてしまったのが、二卵性双生児の兄の方の朔也で、バブルが弾けた時に東家は“四方という男”に負債を押し付けられて没落、一方の日高家は事業を成功させて裕福になり、双子の運命の“天国と地獄”は入れ替わったという皮肉。

“母は奄美の出身”“四方という男”“朔也の右の手のひらにホクロ”というパワーワードも出て来て、五木秘書や居酒屋の証言で、日高は東朔也と行動を共にしていた可能性も出て来た。

陸は師匠がクウシュウゴウなのではと疑いの目を向け始めたが、まだ望月(高橋)には言えない内に“俺は余命3ヵ月”と言っていた師匠が倒れてしまった。
(続く)

No.258 21/03/01 19:30
匿名さん0 

>> 257 (続き)
倒れる直前にポケットを探り、薬、小銭と共にメモリーカード?を落としたが、もしあの場の直ぐ近くに居た河原が回収していたら?又は素直に陸が拾っていたら?結果は違って来るし、中身が凄く気になるな。

前回のラストに出て来た猟奇的連続殺人らしき死体は、あの時結果的に望月(高橋)達が助けた久世の息子だった。
現場に残された血紋と床に落ちていた奥歯。東朔也の犯行なら指紋は東、あの奥歯は陽斗の物の可能性もある。

今回7話にしてかなり有力な新事実が提示された訳だが、これをそのまま実行犯は東で、東は師匠とストレートに受け取っていいのだろうか?また今回出なかった田口浩正さんの十和田の役割も、提示されたままをストレートに受け取っていいのかの謎も残されている。
もっと言えば東朔也が師匠の場合、父親は死んだと言っていたが本当に死んだのかどうかも分からない。

いやあ本当に面白い。人間ドラマとミステリーがきちんと両立していて、オリジナルだから誰も結末が分からない謎解きの面白さも健在。残り3話位かな?これこそ本当に終わったら“ロス”になりそう。

演出=松木彩

  • << 272 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」8話まで終了。 河原は汚い手も使うがやはり刑事としては優秀で、東朔也の顔写真を手に入れて、久米の息子の自宅近くの防犯カメラに映っていた男とほぼ一致する事、東と久米の接点と殺人の動機になり得る事実を掴み、捜査会議で訴えて、ついでに自分を謹慎に追いやった望月の事も、東を調べている筈と暴露して追い詰める。 望月(中身は日高)に視線を当てながら得意気に成果を話す河原と、繋いだ両手に力が入り明らかに焦りを見せる望月(中身は日高)の対比が面白かった。 河原の推理通りに最初の一ノ瀬の殺人は十和田の犯行で、二件目の田口からは十和田の漫画を手に入れて感化された東の犯行とした場合、四方(父親が負債を被せられて没落の原因となった憎き相手)と久世の息子(息子の不始末が原因で侵入事件が起きたのに、社長(久世の父親)がアルバイトの東に息子の不始末を押し付けて解雇した)には動機が有るが、田口の動機は不明。 また捜査会議でも言われていたが、あそこまでの猟奇的な殺人の動機としては弱い様な気もする。 今回師匠の右手にはホクロがあり、仕事の関連から五木秘書が探して日高(中身は望月)に渡した東の履歴書の写真と、河原が手に入れた写真と動機の情報と、師匠が陸にあそこで働いていたと言ったビルが河原の話した源証券のビルだった事から、師匠=東は確定した。 (続く)

No.259 21/03/01 23:42
匿名さん0 

>> 240 (続き) そして桑原は、あの五十嵐監察官が“短期間で出世して”手を回してくれたらしく、神奈川に戻れる事になった。目まぐるしいわあ。ご都合主… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」16話まで終了。

今回は2011年の未解決一家惨殺事件の現存する家で、同一形状の刺殺遺体が発見され、警察と法医学教室の調べが始まり、当時捜査をして解剖にも立ち会った平が山倉に協力を依頼され、病気の事を伝えた上で、まずは当時の個人の捜査ノートを提供するという形で協力するという、週跨ぎにはなるが中々興味深い内容で良かったと思う。

そして目覚めた浩之にあの歯の事をどう伝えるのかの部分。朝顔は実際の遺族(野間口徹)の好意で“歯”を借りる事が出来て、家族の総意として“あれはお母さんの歯だった”と祖父に伝えるつもりでいたが、実際に会い、祖父が(里子が行方不明になってから)「夢で里子に会ったよ、初めて夢に出て来た、嬉しかった」「やっと会えた、寂しかったよ」と語った事で、嘘を付く事が怖くなってしまい言えなかった。

里子がやっと夢に出て来たという事は、浩之自身の心は、朝顔から答えを貰わなくても既に平穏な状態にあるという事なのだろうか。それならこのまま穏やかに旅立たせてあげたいし、監察医の朝顔に嘘を付かせるのは酷だよ。

※里子の部分の予告は少し見せ過ぎだよね。やっぱり第二子かな?の匂わせ程度の方はいいと思うけど。
※桑原の「交換教養だったんだからあ」の台詞で、統一見解が出たね(笑)

演出=三橋利行


  • << 274 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」17話まで終了。 二人の赤ちゃんの不審死、感情が表に出て来ない如何にも怪しそうなシングルマザーの方が、ただ現実を受け入れられず気持ちがさ迷っていただけで、夫婦で感情を露にしていた方の赤ちゃんは、虐待死だったという話。とうしても対比として描いてエンバーミング話まで持って行きたかったのだろうが、特に虐待死の方はどうしてあの母親のメンタルが崩壊したのかが不明だから、浅いし中途半端だし残念、いつもの事だけどさ。 遂に里子の遺骨の一部が青森の漁師の網に掛かり見付かった。仙ノ浦のあの場所が確率が高いと捜し続けた平の10年は重いけど、別の形でも見付かって良かったし、浩之の意識の有る内に、そして平の記憶が消える前に見付かって本当に良かったと思う。そして安らかな微笑みを湛えて里子の元へ旅立った浩之。終盤の柄本明さんの演技は特に凄くて深く心に染みた。 里子の遺骨(指の骨)を前に、改めて結婚の挨拶をする桑原は如何にもって感じで好感度が更に上がり、そして朝顔は二人目の妊娠を報告、家族に起きるであろう平の辛い現実と、そんな時に支えになってくれるであろう新しい命の誕生、ホームドラマ部分の描き方はやはり上手いなと思う。 今回は平野演出だから流れが自然で笑えたり泣けたり、感情の出入りが忙しかったな。 演出=平野眞 ※✕印殺人事件は次回になるみたいだな。

No.260 21/03/02 18:20
匿名さん0 

>> 242 (続き) このタイミングでアノニマスが、さわてぃの過去(他にも何人もさわてぃの一言で集団イジメに遭った被害者がいる)の悪行を暴露、澤石はネ… 【2021冬ドラマ】

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」6話まで終了。

今回は狂言誘拐を仕組み、その被害者(椚=大学野球のスター選手)の監禁動画を生配信し、椚の恋人と称してツイで椚への同情と犯人への怒りを煽り、犯人が確保され椚が無事助けられてヒーローの様になったタイミングで、“椚は私の恋人ではなく本当の恋人は荒井慶太です……高校の野球部マネージャーだった私は……椚から性的暴行を受けました。”と恋人の振りをしていた香が生配信をして、当時怒りで椚を殴り野球部が出場停止処分を受けた事で、ネットで誹謗中傷を受けまくりボロボロになって交通事故死した慶太の様に、椚の評判を地に落としネット上で抹殺するのが香と実行犯で慶太の弟・翔太の目的であり復讐だったという話。

まさしく指で動かされ、簡単に信じて誹謗中傷でターゲットの抹殺に協力してしまう人々の危うさを描いていて、“指対”に相応しい話だったと思う。

ただ一点、相談に来た香を何故いつまでも対策室に留めていたのか、それが納得出来なくて…。だって対策室メンバーの会話とか捜査情報が香に駄々漏れじゃない、あんなの警察として考えられないでしょ?雑だよね。

脚本=入江信吾 演出=大内隆弘

  • << 275 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」7話まで終了。 時間を巻き戻して整理すると、2年前に倉木が撃たれる原因となった情報を、アノニマスと称して倉木に提供したのは当時捜査一課に居た越谷で、ヤミ金社長殺害事件の犯人が、捏造された証拠ででっち上げられて当人は自殺し、当時の責任者の城ケ崎が捜査打ち切りを指示した為、納得は出来ないが逆らう事も出来なかった越谷が、帰国子女で警察組織のヒエラルキーに馴染めていなかった倉木に、真犯人と目星をつけていた男の情報を流す事で彼女に継続捜査をさせようとしたが、一人で犯人を追い詰め銃撃戦になり負傷、心神喪失で入院したままとなり後悔しているというのが越谷の告白で、今、裏K察に投稿しているのは自分ではない、という事で、そうなると実は既に完治している倉木の仕業なのではないか…というのは殆どの視聴者が想像していたのではと思う。 ただどうやって警察の生情報を取っていたのか、誰かとグル?それは誰?の部分が謎だった訳だが、今回、菅沼のPCのセキュリティーホールから警察の情報を吸い上げていた事が分かった。 ではそのセキュリティーホールを見付けて倉木に教えたのは誰?という謎は残ったままだ。 アノニマスが叩くとネットユーザーが同調拡散して叩き、私刑にしてしまう風潮が本当に怖い。 演出=湯浅弘章

No.261 21/03/02 23:58
匿名さん0 

>> 243 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」7話まで終了。 今回は浅村のクラスの深山(田中奏生=好演)が、怪我をして寝… 【2021冬ドラマ】

「青のSP学校内警察・嶋田隆平」8話まで終了。

今回は野球部の投手がレーザーポインターで狙われた事件から、“隠れ部活”で指導していた教師の阿部が問題にされ、そこから嶋田は1年前に野球部の坂木が熱中症から事故に遭い不登校になっている事、それが小川が見舞いに行くと言っていた生徒だと気付く。

坂木をしごいたのは上級生の黒石達で、その話を小川にした為に小川は校長に訴え、隠蔽したい校長は黒石達に推薦をしないぞと圧力を掛け、困った松本が脅すつもりで小川の自転車のブレーキワイヤーを切ったというのがあの事故の真相。
いやあ、頭に血が上った嶋田の切れっぷりが凄かった。校長をボコボコにして植木鋏で腕をぶっ刺した!
三枝が止めて「これ以上やったら先輩を逮捕しなければいけません」って言ってたけど、もうあれは現行犯逮捕事案だろう。

阿部は部活を通して「例え負けても逃げない強さ」を育てたかったらしいけど、黒石達の心は全く育っていなかったので、残念ながら空回りだったんだね。

あと嶋田は“涌井事件”にはまだ裏があると言っていたから、浅村の言っていたストーリーではないんだな。
学級委員の尾崎も関わりが有りそう。(←教育長と同姓だけど娘?)

もう完全にドラマ「小川香里は何故死んだ」になっちゃってるな。

演出=高橋貴司

  • << 277 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「青のSP…」9話まで終了。 帰国子女で英語をもっと勉強したい相良に医大受験を強要する母には、「家族の病理は連鎖する。娘がまた自分の子供に同じ事をするが、それでもいいのか」と諭し、 子役上がりで才能が無いからもう演技はやりたくない井上に女優業を強要する母には、「あんたは娘を通して人生を生き直しているだけだ」と叱り、どっちも直ぐに改心させた凄腕の嶋田だが、本当に問題なのはアレンへの苛めから改心せずに、井上にしつこく暴言を吐いて精神的に追い詰めた西田の方だろう。それこそスクポリの重要任務なんじゃないの? 尾崎は教育長の別れた娘で父親を憎み、裏で涌井とつるんでいる。黒幕は尾崎かな? 演出=国本雅広 「オー!マイ・ボス!…」9話まで終了。 潤之介のプロポーズに「はい、喜んで!」と即答して、後で「仕事の事まで考えずに返事をしちゃって」と麗子に打ち明けた奈未。この子の思考回路はよく分からんが、とにかく編集者になるという夢は見付けたらしい。 で、指輪を返して泣き、潤之介は「元気でね」って、何で二人共1か0の二択なの? 0.5の道を探って行こうって気概は無いのかね。あっ、それは最終回に回したのか。 ※麗子は退職したのではなくて備品管理部で黙々と働いていたけど、麻美が頼んでMIYAVIに復帰するんじゃないかな? 演出=石井康晴

No.262 21/03/03 19:00
匿名さん0 

>> 244 【2021冬ドラマ】 「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」7話まで終了。 別冊が厚みを増すだけでは終わらずに、とうとう本誌になってし… 【2021冬ドラマ】

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」8話まで終了。

潤之介は何でこんなに早く家業を継ぐ気になったのか分からないけど、優しいから仕事をやる気になっている奈未を金沢に連れて行くなんて出来ないんじゃないのかなあと思いながら観始めた第8話。

仕事の面では、副編集長の油断から“麗子がアシスタントにパワハラ”という飛ばし記事が出る事が分かり、せっかく麗子がまとめたISOBE×COACHのコラボが頓挫しそうになる所を、奈未の機転と素早くその意を汲んだ麗子の“コンビ芸”で形勢逆転をするというシークエンスで、奈未の成長とそれを認める麗子という図式を見せ、その上で音羽堂出版は吸収合併され、麗子が編集長から外れるのが条件でMIYAVIだけは存続する事が示される。
道筋は作ったから後はスタッフに任せて私は去ると高橋に告げて、麗子は宇賀神にも告げずに会社を辞めてしまう。

麗子から“貴女が憧れるべきは仕事であって私ではない”と“仕事の基本”を教えられた奈未だが、麗子の居ないMIYAVIに残ると言えるのだろうか?

そんな事になっているとはまだ知らずにデートを楽しんだ二人。潤之介は「俺の奥さんになって一緒に金沢に来て欲しい」とプロポーズ(←あら言えたのね!)、ニコニコ顔からゆっくりと真顔に変わって行く奈未の出す答えは…?

演出=田中健太

No.263 21/03/03 23:51
匿名さん0 

>> 246 【2021冬ドラマ】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」7話まで終了。 血液型に整合性が無い事から碧が実母では無いと知り問い詰め… 【2021冬ドラマ】

【ここまでの短評】

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」8話まで終了。

これ迄の描き方が中途半端だったから、渉って空のどこに惹かれているのか全然伝わって来ない。それで急に光に対抗心を燃やされてもねえ。
地位も金も家も捨てた一ノ瀬は、過去の女の記憶も全部捨てたらしい(或いは装っている)。でも文明を全部捨てている訳でもない。そんな若干中途半端な男の前に突然現れた実の娘だという空。執着しても不思議ではないかな。
ここ迄来たら最後迄観るけど、まとまりの無い脚本だよなあ。

演出=南雲聖一


「ホリミヤ」3話まで終了。

小粒でも下手にこねくり回さず、要点を絞ったドラマは観やすい、を地で行く様な作品。
何の単身赴任をしているのか分からないが、娘に京介と呼び捨てにされている、どう見ても軽い感じだけど愛されていそうな堀の父親の登場が、ホリミヤの仲を進展させるいいアクセントになっていて面白かった。
京介が泊まっていけと言い、朝二人で堀の家から登校する所を同級生に見られ、似合わない二人と噂になってしまたホリミヤ。
自分のせいで堀が悪く言われるのが嫌だった宮村は、髪を切り眼鏡を外し学生服もやめて、本来のイケメン姿で登校する。
イケメン=価値ありで、急に皆の見方が変わるのかね。

演出=松本花奈

  • << 278 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」9話まで終了。 やり直せないかと鈴に送った手紙の返事に、貴方の子供を産んだ、女の子で空と名付けた、新しい人と暮らすからと有り、娘の事を忘れない様に空の写真を撮り続けていた一ノ瀬は、碧の事も覚えていた。 鈴には言わなかったけど、何故私には貴方の子供が出来なかったのかと苦しかったと、泣いて一ノ瀬を責める碧だけど、一週間だったよね?タイミングってモノが有るでしょうよ。 9話迄やっても何か良く分からない役だし、菅野美穂の芸風には合わないわ。出て損したね。空回りが酷いし。 人たらしで生き延びる力が旺盛な一ノ瀬は、トヨエツにとっては役得だと思うけどさ。 演出=内田秀実 「ホリミヤ」4話まで終了。 生徒会の河野は石川が好きで、それに気付いた吉川は自分も石川が好きだからご機嫌斜め。石川は堀が好きだけどもう諦めモードで、ここは片想いの大渋滞(笑)懐かしい青春だね。 粘土味の不味い飴を堀の口から自分の口に移すシーンとか、雨が止まないと帰れないねと言ってから指を絡ませ合い、ベッドに二人で倒れ込むシーンとか、女性監督だからか品と柔らかさが有って何か良かった。 不安がる弟に「創太のお姉ちゃんは取らないからさ、京子を俺にくれないかな」とキメる宮村と、立ち聞きして微笑む堀の構図も良かったね。 演出=松本花奈

No.264 21/03/04 23:29
匿名さん0 

>> 247 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」8話まで終了。 二人が日比野の自宅に着くとマリンが居ない。「猫は怖いと直ぐに隠れちゃうんで… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」9話まで終了。

もう競い合う様に親バカが止まらない神田と日比野(笑)
日比野も神田と同じで、マリンの“エサ足りないわ”攻撃に「しょうがないなあ」って屈してる(笑)

今回は久し振りに小林が存在感を示した。
生徒達の発表会が近付き、怖くなった神田は退職届を書くのだが、それを見た小林は「何で自分だけで決め付ける?もっと職場の皆を頼れよ」「迷惑を掛けたくない」「それを決めるのは皆だ!」
本気で考えて本気で叱ってくれる小林って、本当にいい奴。

それでも神田は退職届を室長に出すが、室長は小林と同じ事を言って受け取らず、「子供達は神田先生が大好きなんですよ」

自分のせいで辞めるのかと後悔で一杯だった森山は、神田が辞めないと分かり、練習代わりにと自分のバンドのライブに招待する。
行くとは言ったものの、またまた不安になった神田は小林に相談、「頼ってくれて嬉しいよ、初めてだぞ」

心の荷物を軽くするには誰かに持って貰うか捨てるしかない。
「お前はふくちゃんに持って貰っているんだよ」
なんてさらっと言える小林が素敵だったな。

脚本=伊達さん 演出=副島正寛

  • << 279 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」10話まで終了。 ふくまるの可愛い写メをどんどん送ってくる神田に少々引き気味の日比野。派手めのエレキギターケースをなめてカメラはマリンへ。ふくまると同じ様にトイレの縁に前足をチョコンと置くマリンに「可愛い!」と言って写真に撮る日比野(笑) 森山のライブに行く前に、練習で小林と小さなライブハウスに行く神田。「大丈夫か?」「大丈夫だ!」一安心。 「それでは最後の曲です。ギター!」呼ばれて振り返るその人は何故かエレキギターを抱えた日比野で、神田はびっくり、日比野もエッ!? あのエレキギターケースのアップはそういう意味だったのね。 出待ちの神田が「ビアノもギターも素晴らしい」と誉めちぎると「見え透いた嘘を…じゃあ何であの日直ぐに帰ったのか」と問い質す日比野。神田は妻の死で舞台で弾けなくなった事等全てを話し、日比野は自分の勘違いを恥じ入る。 練習が上手く行き帰宅すると玄関にふくまるが居ない。どこにも居なくてリビングの窓ガラスが開いていた。実はふくまる、パパさんの為に星に願いをと前足をバタバタさせていたら、鍵が外れ窓が開いてしまったのだ。 星が落ちた方向に行き探していたふくまるは、犬に吠えられ逃げて広い道に出てしまい、そこにヘッドライトが…! 神田が無事見付ける事を祈ろう。 脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

No.265 21/03/05 18:32
匿名さん0 

>> 248 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」6話まで終了。 遂に診療所で倒れてしまった真空。体に力が入らず、屋根裏の寝室まで男二人で… 【2021冬ドラマ】

「にじいろカルテ」7話まで終了。

前回の霧ケ谷夫妻が嵐の娘の日向を預かった数日を描いた部分でも少し感じたが、神回だった第3話が有ってこその、今回の雪乃を巡る村を挙げての挙式騒動。

雪乃が記憶を失う→嵐達が雪乃の歴史を植え付ける→雪乃が記憶を失う…を繰り返して来た中で、雪乃が興味を示した佐和子先生の挙式写真から、新参者の真空だからこそ気付けた結婚式の記憶も植え付けてあげたらという思いに、村人が総出で応え、村人自身が楽しみにする一大イベントへと発展して行く。
今では廃れてしまった虹ノ風穴での古式に則った結婚式の復活に、村の年寄りは事前準備で先頭に立ち大張り切りで、病は気からを地で行くピンシャン振り(笑)

でも、挙式当日に恐れていた記憶を失う日が来てしまう。何故自分が花嫁衣裳を着ているのか分からず、泣きながら「何ですか?これ…」と真空に尋ねる雪乃。

ただ今回違っていたのは雪乃自身が準備期間の写真を撮り、記憶を失ってしまった自分自身に語り掛ける「皆貴女の味方だよ、だから心配しないで、安心して大丈夫だよ」という動画を撮っていた事。
それを何回も見る事で目の前にいる男(晴信)にも以前よりは早く、信頼を寄せる事が出来る様になった雪乃。

楽しくてやがて切ない話だったけど、真空の村での存在感が増した回でも有ったな。

演出=深川栄洋

  • << 280 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」8話まで終了。 「あいつ寝てるし」「そうだね、中々時間無かったから」DKでの朔と真空の会話と、二人がくっついている影から何やら有らぬ事を想像して、ショックを受けて飛び出した太陽の勘違い(←実は二人は余興の二人羽織の練習をしていた) デスメタルを聴きながらベンチで寝てしまった太陽が目を覚ますと、隣で見知らぬ男が心配停止で座っていた。村外に出た事の無い霧ケ谷も誰か分からないと言っていたが、痣を見て突然「安田たけしかも」と、小学生の頃の苦い思い出を話し始めたが結局勘違い(←違う村出身で家族で帰省して散歩中の突然死だった) 真空達だけでなく仲間が余興の練習をしていたのは、太陽の誕生日祝いのサプライズの為だったのだが、バレたら「今日は俺の誕生日じゃないです」。履歴書の癖の強い数字の5を3と見間違えて覚えていた霧ケ谷の勘違いだった。 という訳で勘違い3連発を上手く繋げて、霧ケ谷が村を出なかった切ない理由や、三人組の絆が崩れるのを太陽が極端に恐れる切実な理由も語られ、わちゃわちゃしながらも中々シビアな内容だった。 変死体で村役場の霧ケ谷に連絡が行き、妻の氷月がもしかして嵐の夫かもと連絡して3人が飛んで来るのは分かるが、何で雪乃まで来て朔の作った朝食を皆で食ってるのか?(←とにかく食べ方喋り方が汚くて、食ってるという表現がぴったり) (続く)

No.266 21/03/05 22:02
匿名さん0 

>> 249 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」8話まで終了。 朝まで帰らなかった沙也佳に「今どこ?」と打ちながら送信せずに消す元春。 … 【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」9話まで終了。

離婚したんだ、元春。
順番は違ったけど、澪が津山に別れを告げたのはまだ分かる。それに対して精一杯の笑顔で「分かった」と返し、後で木田と元春の前では乱れた津山の気持ちも分かる。

それなのに何で元春は誰に聞かれるか分からない銀行の通用口で澪を呼び止めて、わざわざ津山の話をするのか。学習能力ゼロなのか?澪も何でここでその話は…って言えないのか。
流石立ち聞きで重要な局面が動く韓ドラ原作だな。展開が雑。

謎の男・小池と久恵が遂に会話を交わした。9月2日はお月様が二つでタイムスリップ出来る日らしい。小池はもう戻らないと言ってるが…。もしかして久恵って元春と同じ所から今のパラレルワールドに移って来たのか?だから過去の記憶が元春と同じなのかなあ。

澪は何度も見る例の夢の相手の男の顔が元春だと分かる。←思いが強過ぎて元春の顔になったのかなという疑問は湧かないのか

夢の場所を探して辿り着くと約束したかの様に元春がいて、遂に「俺達は結婚してたんだ」と告げる。ここで終わったけど何で澪と子供を捨てたのか迄、きちんと話さないとダメよ。

で次回はあの胡散臭かった、義父から紹介され支店長が審査無しで2億も融資した男が計画倒産、支店長は元春のせいにするんだろうな。沙也佳は手を差し伸べるのかもね。

演出=木村真人

  • << 282 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」10話まで終了。 支店長が裏切るんじゃなくて、元春を騙して裏切ったのは義父だった。投資に失敗して穴埋めをする為にペーパーカンパニーを作って2億を融資させて計画倒産させていた。(支店長は元春に君に非はないって、自分のミスを認めるいい人だった) 沙也佳が父を告発していい、何もかも無くしても構わないと言ってくれたので、元春は検察に本当の事を言って、自分は無罪放免になるが銀行はクビになってしまう。 沙也佳はやっと西急Gの娘という肩書きから解放されて、サバサバしてるし表情も明るい。まあ本当の貧乏は知らないから余裕で居られるんだろうけどね。 元春は澪に捨てた理由も話し「俺が不幸の種なんだ」と突き放すが、澪は夫婦はどちらかだけが悪いという事はないし、今の私は世間知らずでそのまま結婚した澪とは違う、離れない絶対離れないと聞く耳持たず。こりゃ駄目だと思ったのか、一応「分かったから」って安心をさせて澪と別れ、元春は小池から500円玉を貰い、車で例のゲートを抜けて疾走して行く。 でも澪も母から多分500円玉を貰っているし、ちゃっかり赤いレンタカーも用意していたから、逃げたと分かれば追い掛けるよね(笑)月が二つの内に間に合えばだけど。あっ、でもブラックホール何たら話が影響するのかしないのか、それにもよるね。 演出=山内大典

No.267 21/03/06 19:27
匿名さん0 

>> 251 (続き) さくらは誕生日。何かプレゼントをと言う寿一に「抱っこして」(笑)意味が分からない寿一にバッグから“世阿弥マシーン”のマスクを見せ… 【2021冬ドラマ】

「俺の家の話」7話まで終了。

ユカが離婚したかったのは寿一の殺気が怖かったから。家は大阪城ホールじゃない(試合会場ではないの意)。「私が離婚を決めたのは(寿一が)アメリカに行ったからじゃないよ、帰って来たからだよ」
ユカはプロレス好きだったから、リングで闘う寿一を遠くから観て惚れたのよね。だからその男が家に居て意識せぬまま時々放つ殺気というのは計算外だったんだろうね。
それに対してさくらは自分も殺気は感じるけど、二度も登って(山賊抱っこの意)確かめたから怖くないと言う。
中々深い二人の女の寿一論。

親権争いの間で稽古が出来ず、衝動が抑えられなくなった秀生。
寿三郎の認定が要介護3寄りの2と進んだ事を知らされた寿一は、ユカの元へ走り土下座をして「親権なんてどうでもいい、親父が死ぬ迄は能の稽古を続けさせてあげて下さい」と頼み込む。そして秀生から来たLINEの画面を見せる。「能が、死体!」「能、死体」「能死体」(この画面は衝撃的だけど、秀生の障害はそういう事なのよね)ユカはOKを出す。

ラストはリング上から客席のさくらに向かって「幸せにしまーす!」会長達「誰を?」「それは…秘すれば~」さくらが「花ーッ!」これってプロポーズと返事って事でいいのかね?

※今回は玉川マリ子(弁護士)著「折れない心 譲らない親権」がツボった(笑)

演出=金子文紀

  • << 284 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」8話まで終了。 寿一がさくらと間違えて踊介にLINEスタンプを送り続けて二人の仲がバレてしまい、踊介は実家に寄り付かなくなり、舞は長田の浮気話から寿三郎の浮気に散々泣かされた母の話になり、娘はずっと忘れない、ついでに女だからとずっとハブられていた屈辱も思い出し、実家に寄り付かなくなり、アキレス腱を切って車椅子生活になった寿一の代わりに寿三郎の風呂の世話をしていた寿限無は、「寿限無だと安心出来ない。寿一に入れて貰える迄風呂には入らない」という言葉を立ち聞きして腹を立て、出て行ってしまった。 車椅子2台での不自由な生活。 このタイミングで末広からグループホームの話が出て、何とか家でと抵抗する寿一に「ここに居ても今より良くはなりません」とピシャリ。 罪悪感は持たなくていいと言っていたけど、同居していて送り出す方にしてみれば、そんな簡単に割り切れるものでも無いだろう。 秀生への稽古で謡まで出て来なくなってしまった寿三郎。このショックは計り知れない。その後隅田川迄プチ家出をして、そこでは全部謡う事が出来ていて、喜ぶ秀生と見守る寿一。 寿一は今度こそプロレスは辞めて茨の道を進むと決めたのに、寿三郎から「お前には継がせない、秀生に継がせる」とはっきりと宣告をされて、どんな心境にあるのだろうか。 (続く)

No.268 21/03/06 22:42
匿名さん0 

>> 252 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「ドリームチーム」6話まで終了。 キッチンカーは閑古鳥で撤退。悠一の提案で皆で旅… 【2021冬ドラマ】

【ここまでの短評】

「ドリームチーム」7話まで終了。

人と関わる事が苦手だからSEになった悠一が、生まれて初めて人と関わりたいと思う様になった相手が香菜で、“お仕事アプリのスキマッチ”を仕事の合間に作っているのだが、早く作りたい香菜はIT社長の庄野の会社に頼む事に。
頭が全部アプリに行ってしまっている香菜は、環の事迄手が回らずで。悠一は環のピアノの音色の違い迄感じ取っているのにね。
環は同級生にお父さんの仕事を聞かれて、SEをやっていて化石が趣味って悠一の事を言ってる。
何かまた一悶着ありそうだな。
次回は監督見付かるがメインかな?

演出=土井祥平


「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」9話まで終了。

大河ドラマ宮本武蔵の前期主役に抜擢された岡山天音(後期は北村一輝、顔が醤油からソースへって(笑))だが、自分も出ている単発ドラマ「刑事曲者」が連ドラ化されると聞き一度は断るが、皆が惜しむのを聞いて「出ます!」と言ってしまい、両番組の諸先輩方から厳しく当たられたりイビられたりで芝居がボロボロに。
結局「曲者」の方は序盤で殺される設定にしてお役御免になるが、これは全部天音の為に諸先輩方が根回しした計らいだったという話。やっぱり天音くんはイジり甲斐のあるキャラだわ。上手いしね。

脚本=宮本武史 演出=守下敏行


  • << 283 【2021冬ドラマ】 「ドリームチーム」全8話終了。 だらだら長くやっていた割にはあまり中身が無かったな。 味音痴のモラハラ夫に長い間虐げられていたせいで、自分の健康的節約料理に価値が有る事など思いもよらなかった香菜が、それを仕事にしようと奮闘し、仲間に助けて貰いながらキッチンカーをオープンする迄の話はまあまあ面白かったけど、ライバルに潰されてあっさりとやめてしまった辺りから迷走が始まった感じだった。 監督が理想のドリームチームに贈った言葉「信じて走れ!」の信じては、何を意味しているのかという香菜の問い掛けに、監督は「分からない、香菜はどう思う?」「チームかな」「香菜らしいね」 この問答は唯一最終回でいいなと思ったシーン。 優子に聞けば優子の、茜に聞けば茜の“信じる”ものが有ると思うし、“監督”“自分”“戦術”“練習”“テクニック”“体力”まだまだ色々な答えが出ると思う。仕事や人生にも使えるし中々汎用性の高い言葉だ。 あれだけのモラハラ夫が直ぐに改心したり、香菜がピンチになると都合良く救世主が現れたり、基本、作りが雑なドラマだったなというのが率直な感想だな。 演出=増田静雄
  • << 286 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」10話まで終了。 今回はスタジオの撮影話を離れて、映画「アウトローの森」の資金集めクラウドファンディングの目標額を達成する為に、出演俳優が公式YouTubeの個人動画をどれたけバズらせる事が出来るか奮闘する話。 スタジオ話の方が一巡し、回によって出来にムラが有ったり若干ネタ不足になってる感が有ったので、この別視点は良かったし面白かった。 最初の「仁志小沢のテレビでは話せねえ話~フィリピンのトイレにて」がとにかく面白くて爆笑。NGワードの音消しばかりで本当の所は分からないんだけど、小沢さんなら何かやりそうって想像して笑える設定が素晴らしい! その後は「小さいおじさん」で貢献出来ていない相島一之が、YouTubeでの巻き返しを図り、特技のブルースハープや剣道の動画を撮るのだが、上には上がいてすっかり自信を無くしてしまい…という展開で、最後のオチはたいして面白くはなかったが、苦労してのし上がって来たバイプレの皆さんには、他の仕事や趣味で培って来た多彩な特技が有るのではと想像させて、そこも面白かったな。 ※エンケンさんが帰国して初めてのナレーション。ナレーションだと高めの音域で喋るので、エンケン臭は薄まるなと実感。 演出=浅野敦也

No.269 21/03/07 11:05
匿名さん0 

>> 254 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」5話まで終了。 涼音の疑問、モコミは何故花の… 【2021冬ドラマ】

【ここまでの短評】

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」6話まで終了。

偶然兄のスマホ画面(いい人アカのクソクソクソ)を見てしまい、自分でアクセスして中身を全部知ってしまったモコミ。
家に来た佑矢にキツい質問ばかりを浴びせ、淀み無く答える佑矢に両親が好意的な事にも腹が立ち不機嫌に。
そしてモコミの言葉「お兄ちゃん大丈夫?」がトリガーとなり感情が爆発。

「大丈夫?」ってモコミを助けるのがずっと俺の役で、本当の俺は何もかも中途半端。就活をしないで済むから花屋を継いだのに、俺の最後の居場所までモコミに奪われた!と、兄ちゃん目がイっちゃってる。

でもちゃんと育っていたんだから、一度鬱憤を吐き出せばニュー俊祐として普通に生きて行けるよね。観の意味深な目線はそういう事でしょ?

演出=竹園元


「書けないッ!?…」7話まで終了。

家族で「富豪教師Q」を観ている中で奈美だけ浮かない顔。それに一人だけ気付いてる空。姉の事も含め家の空気の悪さを感じると同級生の千春に相談するが、ここからの千春の大人びた裏回しが笑える。

圭佑の才能に嫉妬しているのかと思ったら、家族皆でドラマを楽しめて視聴率1%でも100万人が観てる、テレビの仕事そのものに嫉妬してたみたい。

9話はベテランに書かせるとPに言われ、ツルツルがまた出て来て圭佑どうなる!?

演出=Yuki Saito

  • << 287 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」7話まで終了。 「いいお兄ちゃんの役は降板させて頂きま~す」と言って出て行き、店も無断欠勤した俊祐。モコミの意思で店は開け、配達は祖父にタクシーを出して貰い乗り切るが、古くからの常連さんから俊祐のオーソドックスなアレンジの方がいいと言われてしまう。 二日も帰って来ない俊祐に電話をしようとする母に、「自分がどうしていいか分からない時に色々言われたら、もっと混乱すると思う」と意見して止めるモコミ。以前からは考えられない程の成長。これも花の仕事を通して他者と関わって来たからこそなのかな。まあモンスター千華子の失墜の影響も大きいとは思うが。 俊祐のアレンジの真似が上手く行かないモコミは、兄の花鋏を使い(会話をしてるのかな?)導かれてか、どんどん俊祐仕様のアレンジを仕上げて行く。 店長の不在を3人と祖父で見事にカバーしたが、無理が祟ったのかモコミは酷く疲れ、翌日俊祐が戻った店で花の声が聞こえなくなってしまい早退、公園に行きそこの花にも話し掛けてみるがやはり聞こえない。 佑矢が来た。「何も聞こえない、喋れなくなってしまいました」と不安そうに伝えるモコミ。 モコミにとってのアイデンティティーの喪失、それはとてつもなく不安だろう。さて家族はどう手助けするのかな? 演出=鎌田敏明
  • << 288 【2021冬ドラマ】 「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」全8話終了。(最終回は30分拡大) ベテランの脚本家・原口は、あんな雑な打ち合わせでもたったの二日間で、どうにでも転がせる面白い内容に仕上げて一発合格。その力量の差に打ちのめされてしまう圭佑。 でも八神はその本が気に入らず、圭佑の家にやって来る。(←大ファンの絵里花がいつの間にかドレスアップしていて爆笑) 八神は「上手いと面白いは違う」と言って、原口の本には喋りたい台詞が一つもない、それは面白がって書いてないから。 圭佑の本が面白いのはそこに愛が有るからと力説。(←結局これなのかな) 直ぐにPに直訴する様に言われた圭佑は、ビクビクしながらも電話を掛け「絶対に間に合わせますから」と断言、その口調に本気を感じ取ったのかOKが出た。 その間に八神が空に「君の声を聞いていないね」と話し掛けて、空が“お父さん、お母さん、お姉ちゃんの秘密をまとめて告発”するシーンが挟まれ爆笑。 解決して千春に報告すると「吉丸家は腐った組織では無かった」の感想でまた爆笑。 この二人、ホント上手いしキャラも合っていて面白かった。 奈美の新刊はベストセラー、ドラマ化の脚本に奈美が圭佑を指名、四苦八苦がまた始まった。 仕事が途切れずに10年続いたら才能が有った事になるby東海林←なるほど納得 演出=豊島圭介

No.270 21/03/07 12:13
匿名さん0 

>> 256 (続き) スミレは泣きながら新を振り返り「アララごめん」。きっと色々な感情と感謝の込められた、話下手なスミレの一言も重かったなあ。 … 【2021冬ドラマ】

「その女、ジルバ」9話まで終了。

冒頭にくじらママが戦後、バラックで父の帰国を待ち、入って来た男に一瞬父と思ったが…(恐らくレイプされたと思われる)という悪夢にうなされるシーンが有って、後に再びママがうなされて新が心配してベッドに行くと一瞬ジルバと間違え、多分それが有ったから新に「ねえ、聞いてくれる?」と、冒頭のシーンにママの「襲われた」という告白が被される。
説明しなくても映像で想像出来たのにと思ったら…そこからの更なる壮絶な告白を観て自分の浅はかさを恥じた。

BARのステージに薔薇を敷き詰め、真っ白のドレスでまるで舞台演劇の様に長台詞で過去を語り懺悔する草笛光子に圧倒される演出も、素晴らしかった。

地獄の過去を誰にも言えず皆を騙して来たと自分を責めるママに「ママは悪くない!一つも悪くない!」と繰り返す新。
「私は70年間、誰かにそう言って欲しかったのかもしれない。ありがとうアララ」
もう涙でボロボロ。

ジルバがブラジルで嘗めた辛酸も、ママの戦後の地獄も、大震災で東北の人々が遭った地獄も、全て小市民が自分の力では防ぎ様の無かった事。
この三つの出来事を根底にして、繋がりの有る人々の縁を“OLD JACK & ROSE”という大人の癒しの高齢熟女BARを舞台に描くという、原作者の着眼点と構成力にアッパレを差し上げたい。
(続く)

No.271 21/03/07 12:47
匿名さん0 

>> 270 (続き)
ママが倒れて腰を痛めた為に、ジルバの部屋のベッドで静養する事になり、熟女達からも一斉にあちこちが痛いと休みの連絡が入り、店のピンチにチーママが颯爽と現れてBARはいつもとは違う賑やかな雰囲気に。それが気に入らないママはやきもき苛々。ママに挨拶さえしないチーママに「乗っ取るつもりなのよ」と更に苛々。
実はこれがママの負けず嫌いを利用したチーママの“くじらママ早期復帰作戦”で、熟女達は指示されるままに休んでいたというのが今回の話。
いくら高齢でも一斉にというのは怪しいのに、ママも新も気付かないとは(笑)
百戦錬磨のマスターは気付かない振りをしてたのかよく分からなかった。自分で呼んでおいて孫のマイカが客にちやほやされるとしかめっ面をするのは可愛かったけど(笑)

そしてこれは凄いなと思ったのは、スミレと石動がくじらママを見舞うシーン。殿方には綺麗じゃない姿は見られたくないというママの意向で石動だけ店に戻るのだが、去り際に絡み合って動く二人の指がアップになり、数秒だったと思うけどその濃厚さと言ったら…、あのスミレちゃんと石動さんだからこその意外性、生身の男と女が出す濃厚さと破壊力という演出に脱帽。

次回はとうとう最終回(泣)
高齢者集団だけに、バラバラになったら再び集えるのかしら。気になるなあ。

演出=根本和政

  • << 289 【2021冬ドラマ】 「その女、ジルバ」全10話終了。 初回冒頭の新がマスクで会津に戻るシーンから、勝手に緊急事態宣言が発令され休業した4月の事を想像していたのだが、更に粘ったけど先が見通せない「雨や槍よりも厄介な物」に負けて、遂にマスターも潮時だと決めた10月だったのね。 でもこれはどちらかと言うとスミレの出産が10月だから、皆で励まし応援する為にここまで引っ張ったのかなという気がする。だって地獄の春から梅雨時を抜けたなら、夏から秋に掛けては上向きになっていた筈だから。 人生の選択がシビアになる女シジューの三人組。一人は都会の独り暮らしに見切りを付けて故郷に帰り、母とのプア充な暮らしを選択、一人は事故の様な出会いから恋に落ち、猛スピードで子供まで授かった。そして残りの一人は不運にも仕事の夢破れて一度は故郷に引っ込むが、ある手紙から自分の使命の様な物を感じ、ジルバから受け継がれて来た店を死守すべく都会に戻って来る。 ラストはX年後。スミレの子供が3、4歳位の感じだったから、それ位の年月が過ぎた頃かな。BARはくじらママの誕生パーティーで大盛況。従業員の誰一人欠けていなくてそれがとっても嬉しくて。 確かにファンタジー、でも今こそこういうのが私達には必要なんだなって、強く思えたドラマだった。 演出=村上牧人

No.272 21/03/08 18:52
匿名さん0 

>> 258 (続き) 倒れる直前にポケットを探り、薬、小銭と共にメモリーカード?を落としたが、もしあの場の直ぐ近くに居た河原が回収していたら?又は素直… 【2021冬ドラマ】

「天国と地獄~サイコな2人~」8話まで終了。

河原は汚い手も使うがやはり刑事としては優秀で、東朔也の顔写真を手に入れて、久米の息子の自宅近くの防犯カメラに映っていた男とほぼ一致する事、東と久米の接点と殺人の動機になり得る事実を掴み、捜査会議で訴えて、ついでに自分を謹慎に追いやった望月の事も、東を調べている筈と暴露して追い詰める。
望月(中身は日高)に視線を当てながら得意気に成果を話す河原と、繋いだ両手に力が入り明らかに焦りを見せる望月(中身は日高)の対比が面白かった。

河原の推理通りに最初の一ノ瀬の殺人は十和田の犯行で、二件目の田口からは十和田の漫画を手に入れて感化された東の犯行とした場合、四方(父親が負債を被せられて没落の原因となった憎き相手)と久世の息子(息子の不始末が原因で侵入事件が起きたのに、社長(久世の父親)がアルバイトの東に息子の不始末を押し付けて解雇した)には動機が有るが、田口の動機は不明。
また捜査会議でも言われていたが、あそこまでの猟奇的な殺人の動機としては弱い様な気もする。

今回師匠の右手にはホクロがあり、仕事の関連から五木秘書が探して日高(中身は望月)に渡した東の履歴書の写真と、河原が手に入れた写真と動機の情報と、師匠が陸にあそこで働いていたと言ったビルが河原の話した源証券のビルだった事から、師匠=東は確定した。
(続く)

No.273 21/03/08 19:27
匿名さん0 

>> 272 (続き)
また日高の回想として師匠が日高の胸ぐらを掴み「お前が15秒早く生まれていれば…」と激昂するシーンが有った事から、日高が兄の犯行を知った場合、まずは止めるだろうが、それが出来なければ負い目を感じている分、せめて事後に清掃をする事で証拠を消していたという事は考えられる。

追い詰めらた日高(綾瀬)は望月(高橋)を例の歩道橋に呼び出し、入れ替わった時の再現を試みて二人で階段落ちをするのだが、果たして入れ替わったのか?
最初に綾瀬はるかが立ち上がり、あの日望月が日高の顔になっている事に気付いた時と全く同じ場所に両手を置いて確認を始めたので、普通に考えれば元に戻ったでいいのだろうが、直後の「見逃し配信のお知らせ」映像で、高橋一生が顔に両手を置いて驚愕するシーンを流している事と、予告で綾瀬はるかが師匠を殴るシーンが有って、あれを観ると刑事の望月には師匠を殴る理由は無いけど、中身が日高のままなら兄を殴っても不思議ではないと思うので、入れ替わりは失敗して二人で逃走して、奄美に向かった師匠と陸に合流したのかなと。

東=師匠は捻らなかったので、後は本当に師匠があんな残忍な犯行をしていたのか、だね。
あと源証券が陸の元の職場だった可能性と、陸の側から見た師匠との関係性が気になる。
最終章も楽しみ!

演出=平川雄一朗

  • << 290 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」9話まで終了。(9話は15分拡大) わー、前回の予告編で騙された。本編のラストシーンを素直に受け取れば良かったんだな…という事で、望月と日高の魂は無事に元の身体に収まるが、八巻と連絡を取っていた望月(身体は日高の時)のスマホの位置情報が河原にバレていて、二人は追われるが何とか逃げて、八巻に用意させた車でフェリーに乗り、東を追って奄美に向かう。 その頃河原は望月のマンションを違法にガサ入れし、日高が持ち込み隠していた例の証拠品を見付けてしまう。これはかなりのピンチ。 そして道中の日高の告白で、大枠としては河原の推理が合っていた。東の最初の殺人は田所仁志で、あの歩道橋で会う約束の日に東は居なくて、壁に2とありリストから仁志と推理した日高はとにかく現場に急いだが、時既に遅しで田所は殺された後だった。そして丸石とサンプルQ等が置いてあり、共犯になれと言われている様に感じた日高は協力して兄を逃がそうと、その時に決めた。 うーん、確かに15分の時間差でその先の人生が天と地ほども違ってしまったと兄に責められて、自分の実父でもある朔也の父親は最後は認知症になり、その言動で余計に兄を苦しめた事も分かり、その贖罪の意味と日高生来の優しさが全部ミックスされての共犯なのかなあ。 (続く)

No.274 21/03/08 23:51
匿名さん0 

>> 259 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」16話まで終了。 今回は2011年の未解決一家惨殺事件の現存する家で、同一形状の刺殺遺体… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」17話まで終了。

二人の赤ちゃんの不審死、感情が表に出て来ない如何にも怪しそうなシングルマザーの方が、ただ現実を受け入れられず気持ちがさ迷っていただけで、夫婦で感情を露にしていた方の赤ちゃんは、虐待死だったという話。とうしても対比として描いてエンバーミング話まで持って行きたかったのだろうが、特に虐待死の方はどうしてあの母親のメンタルが崩壊したのかが不明だから、浅いし中途半端だし残念、いつもの事だけどさ。

遂に里子の遺骨の一部が青森の漁師の網に掛かり見付かった。仙ノ浦のあの場所が確率が高いと捜し続けた平の10年は重いけど、別の形でも見付かって良かったし、浩之の意識の有る内に、そして平の記憶が消える前に見付かって本当に良かったと思う。そして安らかな微笑みを湛えて里子の元へ旅立った浩之。終盤の柄本明さんの演技は特に凄くて深く心に染みた。

里子の遺骨(指の骨)を前に、改めて結婚の挨拶をする桑原は如何にもって感じで好感度が更に上がり、そして朝顔は二人目の妊娠を報告、家族に起きるであろう平の辛い現実と、そんな時に支えになってくれるであろう新しい命の誕生、ホームドラマ部分の描き方はやはり上手いなと思う。
今回は平野演出だから流れが自然で笑えたり泣けたり、感情の出入りが忙しかったな。

演出=平野眞

※✕印殺人事件は次回になるみたいだな。

  • << 293 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」18話まで終了。 ✕印殺人事件は最終回まで引っ張って、今回は茶子先生の友人の松本教授(片桐はいり)が、アシスタントだった女性(新井千秋)を殺したと自首したので調べ直して、筋肉注射針の侵入方向が新井自身が射った物と割り出し、その後痛みに耐えかねて飛び降りる事を選択したと結論付けるまでの話。 注射針の射つ方向とかはいかにも監察医らしくていいなと思ったが、現場に行ってどうしてこっちに落ちたのか推測するなんてのは、警察の仕事じゃない? 松本は新井の自殺願望と苦悩を知っていたが、死なせたくなくて安楽死に協力をしなかったら結果的に飛び降りをさせてしまい、それが苦しくてというのは自首の理由としては弱いな(同性愛のパートナーだったのなら、まだ少しは理解出来るが)。 そして平の認知症の進行の早さにはドキドキしてしまう。つぐみの存在が分からず、「つぐみって名前にしたんだ」とか言い出した時にはショックだったけど、「ただいまー」って帰って来たら「お帰りー」ってちゃんと分かっていて、これはしんどいなあ、こういうのが続いて行ったら。 ラスト、森本がフードの男に職質を掛けたらいきなり腹を刺された。✕印殺人の犯人?役はEXITのりんたろー。これが予告の悲劇なの?でも朝顔達、結婚式してるしなあ。 演出=阿部雅和

No.275 21/03/09 17:18
匿名さん0 

>> 260 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」6話まで終了。 今回は狂言誘拐を仕組み、その被害者(椚=大学野球の… 【2021冬ドラマ】

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」7話まで終了。

時間を巻き戻して整理すると、2年前に倉木が撃たれる原因となった情報を、アノニマスと称して倉木に提供したのは当時捜査一課に居た越谷で、ヤミ金社長殺害事件の犯人が、捏造された証拠ででっち上げられて当人は自殺し、当時の責任者の城ケ崎が捜査打ち切りを指示した為、納得は出来ないが逆らう事も出来なかった越谷が、帰国子女で警察組織のヒエラルキーに馴染めていなかった倉木に、真犯人と目星をつけていた男の情報を流す事で彼女に継続捜査をさせようとしたが、一人で犯人を追い詰め銃撃戦になり負傷、心神喪失で入院したままとなり後悔しているというのが越谷の告白で、今、裏K察に投稿しているのは自分ではない、という事で、そうなると実は既に完治している倉木の仕業なのではないか…というのは殆どの視聴者が想像していたのではと思う。

ただどうやって警察の生情報を取っていたのか、誰かとグル?それは誰?の部分が謎だった訳だが、今回、菅沼のPCのセキュリティーホールから警察の情報を吸い上げていた事が分かった。
ではそのセキュリティーホールを見付けて倉木に教えたのは誰?という謎は残ったままだ。

アノニマスが叩くとネットユーザーが同調拡散して叩き、私刑にしてしまう風潮が本当に怖い。

演出=湯浅弘章

  • << 294 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」全8話終了。 今回は縦軸の話。 アノニマスの倉木の協力者は警察内部の者ではなくて、春川という男で、以前サイバー犯罪の容疑で調べられた時に倉木が容疑を晴らしてくれた事で恩義を感じているという設定。PC等の販売会社勤務で取引先に警視庁があるとの事で、セキュリティーホールの有るPCを納入したのか、それともハッキングをして植え付けたのか。 まあ、ちょっとご都合主義だわな。 そして全ては自分の罪と書いた遺書を残して自殺した城ケ崎の真実(城ケ崎も黒幕から命令されて沢登を犯人にでっち上げさせられた被害者)が万丞の手によって明らかにされ、「倉木、お前は真実を見誤った」 万丞が倉木に次々に熱い言葉を投げ掛けるんだけど、香取慎吾の台詞には万丞の魂がこもらないから、全然引っ掛かって来ないんだよなあ。相変わらず下手だわ。 人間を見ずPCだけで調べる事の限界を倉木に突き付ける部分は、“指対”だけどアナログ人間の万丞らしくて良かった。 そもそもが国家公安委員長の不正隠しが発端だった縦軸って、要らなかったと思う。 連ドラとして興味を引いて貰う為なんだろうけど、どこもやっていない“指殺人”に特化した内容だけでやった方が、多分面白かったんじゃないかなと思う。 演出=湯浅弘章

No.276 21/03/09 17:58
匿名さん0 

>> 245 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「神様のカルテ」2話まで終了。 レビューは初回のみにするつもりだったのだが、盟友… 【2021冬ドラマ】

「神様のカルテ」全4話終了。

事前情報ゼロで観たので、初回導入部のナレーションも兼ねた一止(福士蒼汰)の癖の強いモノローグが気持ち悪く、また御嶽荘のオタクっぽい仲間との会話にも最初は馴染めずで、一止がとにかく患者には身を粉にして真摯に対応する医者でなければ、早々に見切りを付けていたかもしれない。

そういう意味ではあの導入部はミスったのではないかなとさえ思っている。

でもそういうものなんだと慣れてからは気にならなくなったし、ドラマの中身は患者優先の医療というテーマがずっと貫かれていて、リアルで結構重い話が多かったけど、とても見応えのある作品に仕上がっていた。

福士蒼汰も拙いなりに頑張っていたし、脇を固めたベテランから中堅迄の役者さんも皆とても良かった。

癖の強い喋り方以外はオーソドックスに作られた医療ドラマで、内容は分かり易かったし見易かった。

※2時間✕4話という形がベストだったのかどうか、そこだけ少し疑問なのだが。
ヤクルトがかなりの時間を買い取ってCMを出稿していたので、スポンサーの意向とかも有ったのかもしれないが、普通に1時間✕8話の方が多くの人にとっては見易かったのではないかなと思う。

演出=谷口正晃(2、4話) 橋本一(3話)


No.277 21/03/10 16:38
匿名さん0 

>> 261 【2021冬ドラマ】 「青のSP学校内警察・嶋田隆平」8話まで終了。 今回は野球部の投手がレーザーポインターで狙われた事件から、… 【2021冬ドラマ】

【ここまでの短評】

「青のSP…」9話まで終了。

帰国子女で英語をもっと勉強したい相良に医大受験を強要する母には、「家族の病理は連鎖する。娘がまた自分の子供に同じ事をするが、それでもいいのか」と諭し、
子役上がりで才能が無いからもう演技はやりたくない井上に女優業を強要する母には、「あんたは娘を通して人生を生き直しているだけだ」と叱り、どっちも直ぐに改心させた凄腕の嶋田だが、本当に問題なのはアレンへの苛めから改心せずに、井上にしつこく暴言を吐いて精神的に追い詰めた西田の方だろう。それこそスクポリの重要任務なんじゃないの?
尾崎は教育長の別れた娘で父親を憎み、裏で涌井とつるんでいる。黒幕は尾崎かな?

演出=国本雅広


「オー!マイ・ボス!…」9話まで終了。

潤之介のプロポーズに「はい、喜んで!」と即答して、後で「仕事の事まで考えずに返事をしちゃって」と麗子に打ち明けた奈未。この子の思考回路はよく分からんが、とにかく編集者になるという夢は見付けたらしい。
で、指輪を返して泣き、潤之介は「元気でね」って、何で二人共1か0の二択なの?
0.5の道を探って行こうって気概は無いのかね。あっ、それは最終回に回したのか。

※麗子は退職したのではなくて備品管理部で黙々と働いていたけど、麻美が頼んでMIYAVIに復帰するんじゃないかな?

演出=石井康晴

  • << 295 【2021冬ドラマ】 「青のSP…」全10話終了。 岡部は元々セクハラ体質だったから、それを利用して涌井が襲われる様に仕向け、途中で尾崎が止めに入り、口止めと慰謝料として行きたい大学の4年間の授業料420万(←20万って、そこは500万とかにするだろ普通は(笑))を払わせる、というのが尾崎の描いた筋書きだったが、たまたま小川と浅村が来てしまい、小川が校長に話して事が大きくなってしまったという事だった。 で、正論で詰めて来る小川が疎ましくなった校長は、生徒を唆して自転車に細工をさせた。 今頃になって嵌められていた事を知った岡部は、自作の拳銃で学校に尾崎と涌井を殺しに来るという、もうしっちゃかめっちゃかな内容で、これが縦軸の成れの果てなら、と言うか最初から縦軸なんて無いままで良かったのに。 嶋田が忖度無しに生徒にも手錠を掛けて、教師の仕事が機能していないからこうなると、教師をぶった切っていた最初の頃は面白かったけど、嶋田が一に香里二に香里三四が無くて五に香里になってからは、面白さが半減してしまった。 あと最初の頃の思わせ振りだった長澤樹は何だったの?放置プレーか~い。 嶋田はやり過ぎだし浅村は暑苦しいし(おまけに滑舌問題(笑))、嶋田と香里には恋人感ゼロだし…、唯一の救いは三枝の人物像だけだったわ。 演出=国本雅広
  • << 296 【2021冬ドラマ】 「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」全10話終了。(10話は15分拡大) このドラマの主人公の奈未には惹かれないんだけど、宝来麗子を演じる菜々緒の本気と、弟で子犬系男子の宝来潤之介を上手く演じた玉森裕太、ツンデレのドS先輩で編集部のボランチみたいな存在だった中沢を演じた間宮祥太朗、そして主演した「鈍色の箱の中で」の時から注目している久保田紗友に惹かれて、最後迄観てしまった。 観てしまったと言うのは、ドラマの内容としてはかなり現実離れしていて引っ掛かる部分が多く、ボスは確かにカッコいいんだけど“お仕事ドラマ”としては不完全だし、途中からは恋が別冊ではなくなってしまったしで、要するにバランスが悪かったんだよね。 だけど惹かれる部分も有ったから、まあ観てしまったという訳で(笑) 結局、潤之介はカメラを諦め切れず未来の社長の椅子は捨てたので、潤之介も奈未もお互いの夢は諦めずに結婚を前提とした恋人関係を続けるという第三の道を選択した。 この展開の為に前回潤之介は唐突に家業を継ぐと言い出したのかと思うと、やっぱり脚本がイマイチだったなって感じ。 ※編集部での二人の告白タイム。見切れる場所に中沢が座っていて、奈未達がお互いに「好き」って言ってる時に、中沢が頭に手をやって“お手上げ”みたいな感じだったシーンがツボった(笑) 演出=田中健太

No.278 21/03/11 15:31
匿名さん0 

>> 263 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」8話まで終了。 これ迄の描き方が中途半端だった… 【2021冬ドラマ】

【ここまでの短評】

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」9話まで終了。

やり直せないかと鈴に送った手紙の返事に、貴方の子供を産んだ、女の子で空と名付けた、新しい人と暮らすからと有り、娘の事を忘れない様に空の写真を撮り続けていた一ノ瀬は、碧の事も覚えていた。
鈴には言わなかったけど、何故私には貴方の子供が出来なかったのかと苦しかったと、泣いて一ノ瀬を責める碧だけど、一週間だったよね?タイミングってモノが有るでしょうよ。
9話迄やっても何か良く分からない役だし、菅野美穂の芸風には合わないわ。出て損したね。空回りが酷いし。
人たらしで生き延びる力が旺盛な一ノ瀬は、トヨエツにとっては役得だと思うけどさ。

演出=内田秀実


「ホリミヤ」4話まで終了。

生徒会の河野は石川が好きで、それに気付いた吉川は自分も石川が好きだからご機嫌斜め。石川は堀が好きだけどもう諦めモードで、ここは片想いの大渋滞(笑)懐かしい青春だね。
粘土味の不味い飴を堀の口から自分の口に移すシーンとか、雨が止まないと帰れないねと言ってから指を絡ませ合い、ベッドに二人で倒れ込むシーンとか、女性監督だからか品と柔らかさが有って何か良かった。

不安がる弟に「創太のお姉ちゃんは取らないからさ、京子を俺にくれないかな」とキメる宮村と、立ち聞きして微笑む堀の構図も良かったね。

演出=松本花奈

  • << 297 【2021冬ドラマ】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」全10話終了。 北川悦吏子氏がこのドラマで何を伝えたかったのか、結局最後迄分からなかったわ。 役柄としてはクズに近いけど、演じ甲斐の有る役を貰ったトヨエツ、同じく当初は何だコイツだったのが、途中から役柄が男を上げて結果的に得をした漱石の川上洋平、最初から最後迄人としていい奴でそこそこ得をした岡田健史、ずっと掴み所が無かったけど、最後に帳尻を合わせて貰えた沢村一樹等々、いい思いをさせて貰えたのは男ばっかり。(例外は付け鼻毛がイミフだった東啓介だけかな) 有る意味凄い依怙贔屓ドラマだったんだな(笑) 菅野美穂は前回も書いた通り、出ても得は無かったなと思っているし、浜辺美波は役柄としては得はしなかったと思うけど、菅野美穂という女優とガッツリ絡めた事はきっとこの先の財産になると思うから、そう考えれば損ではなかったかな。 という事でドラマの内容に関しては特段書く事が見付からないので、役者さんについてだけ書いてみた。 脚本家・北川悦吏子氏が、「私はオワコンではない」と自分の代わりに小説家・水無瀬碧に言わせたいだけのドラマ、と言ったら言い過ぎで名誉毀損かしらね。 演出=南雲聖一
  • << 323 【2021冬ドラマ】 「ホリミヤ」全7話終了。 夢で宮村に「お別れしよう」と言われて、現実にも冬休みを前に、放課後は一人でさっさと帰ってしまう宮村に不安が隠せない堀。 これはさあ、ちょっと考えれば宮村の家はケーキ屋で、クリスマスも間近なんだから準備で忙しいんだなって分かるし、てか何で宮村もそう言ってあげないのかなって。 堀の為にオリジナルケーキを作っているのは内緒にして、母親を手伝ってるって言えば納得して貰える話なのに。不安にさせるのが一番ダメよ。 堀のおかげでたいぶ人付き合いも出来る様になった宮村だけど、まだまだ不器用なのね。そこが可愛くも有るんだけど。 卒業して別々の道に進む事になっても「私、宮村と一緒にいたい!…何か言って下さい…」「じゃあ結婚して下さい」自分で言って熱ーッと照れる宮村。 自分の感情をストレートに出して来るけどそれが可愛い堀と、閉じ籠っていた殻を破って出て来たら、優しくてとってもいいヤツだった宮村の、青春恋物語にキュンキュンさせて貰ったドラマだった。 ※創太の描いた家族の絵に、父親が居なくて宮村が居るのには笑ってしまった。 ショックは受けても深刻にはならない堀家の父・京介の破天荒キャラも中々良かったね。 演出=松本花奈

No.279 21/03/11 15:59
匿名さん0 

>> 264 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」9話まで終了。 もう競い合う様に親バカが止まらない神田と日比野(笑) 日比野も神田と同じ… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」10話まで終了。

ふくまるの可愛い写メをどんどん送ってくる神田に少々引き気味の日比野。派手めのエレキギターケースをなめてカメラはマリンへ。ふくまると同じ様にトイレの縁に前足をチョコンと置くマリンに「可愛い!」と言って写真に撮る日比野(笑)

森山のライブに行く前に、練習で小林と小さなライブハウスに行く神田。「大丈夫か?」「大丈夫だ!」一安心。
「それでは最後の曲です。ギター!」呼ばれて振り返るその人は何故かエレキギターを抱えた日比野で、神田はびっくり、日比野もエッ!?
あのエレキギターケースのアップはそういう意味だったのね。

出待ちの神田が「ビアノもギターも素晴らしい」と誉めちぎると「見え透いた嘘を…じゃあ何であの日直ぐに帰ったのか」と問い質す日比野。神田は妻の死で舞台で弾けなくなった事等全てを話し、日比野は自分の勘違いを恥じ入る。

練習が上手く行き帰宅すると玄関にふくまるが居ない。どこにも居なくてリビングの窓ガラスが開いていた。実はふくまる、パパさんの為に星に願いをと前足をバタバタさせていたら、鍵が外れ窓が開いてしまったのだ。

星が落ちた方向に行き探していたふくまるは、犬に吠えられ逃げて広い道に出てしまい、そこにヘッドライトが…!

神田が無事見付ける事を祈ろう。

脚本=伊達さん 演出=椿本慶次郎

  • << 298 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」11話まで終了。 あの窓の鍵は外れたんじゃなくて神田が掛け忘れていたのね。それじゃあ余計に自分に腹が立って後悔してしまうよね。 ふくまるを捜す途中で別の衰弱した猫を見付けて捨て置けず、動物病院に連れて行った神田は、それが捜索ビラの出ている飼い猫だと知る。 朝迄捜しても見付からず、捜索ビラを作ってもみじに張らせて欲しいと頼みに行くと、「私も捜します」と言ってそのノウハウを教えてくれ、人手が欲しいと言われてここでやっと神田は小林達に頼る事に。 居なくなった時点で“何で直ぐに小林に連絡しないの?”って、まだまだ人に頼れない神田の性格にちょっと苛々。 ふくまるも最初の内は「パパさん泣いてるかも、早く帰るにゃん」って自分を奮い起たせる感じだったけど、お腹が空いてもう歩けないにゃんってなった頃からは、足取りも表情も弱々しくなって、その操演の細かいテクニックに“プロって凄いなあ”って感心したり、その動きや表情にこちらも超絶上手い神木隆之介のアフレコが乗ると、もうふくまるの感情そのものがこちらに押し寄せて来る感じがして、自然と涙が…。 ふくまる、泥塗れになりながらも8日間もよく頑張った!そして神田が「ふくまる、お家に帰ろう」って言ったけど、いやいや動物病院に直行した方がいいのでは?と思ってしまったよ。 演出=椿本慶次郎

No.280 21/03/12 16:43
匿名さん0 

>> 265 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」7話まで終了。 前回の霧ケ谷夫妻が嵐の娘の日向を預かった数日を描いた部分でも少し感じたが… 【2021冬ドラマ】

「にじいろカルテ」8話まで終了。

「あいつ寝てるし」「そうだね、中々時間無かったから」DKでの朔と真空の会話と、二人がくっついている影から何やら有らぬ事を想像して、ショックを受けて飛び出した太陽の勘違い(←実は二人は余興の二人羽織の練習をしていた)

デスメタルを聴きながらベンチで寝てしまった太陽が目を覚ますと、隣で見知らぬ男が心配停止で座っていた。村外に出た事の無い霧ケ谷も誰か分からないと言っていたが、痣を見て突然「安田たけしかも」と、小学生の頃の苦い思い出を話し始めたが結局勘違い(←違う村出身で家族で帰省して散歩中の突然死だった)

真空達だけでなく仲間が余興の練習をしていたのは、太陽の誕生日祝いのサプライズの為だったのだが、バレたら「今日は俺の誕生日じゃないです」。履歴書の癖の強い数字の5を3と見間違えて覚えていた霧ケ谷の勘違いだった。

という訳で勘違い3連発を上手く繋げて、霧ケ谷が村を出なかった切ない理由や、三人組の絆が崩れるのを太陽が極端に恐れる切実な理由も語られ、わちゃわちゃしながらも中々シビアな内容だった。

変死体で村役場の霧ケ谷に連絡が行き、妻の氷月がもしかして嵐の夫かもと連絡して3人が飛んで来るのは分かるが、何で雪乃まで来て朔の作った朝食を皆で食ってるのか?(←とにかく食べ方喋り方が汚くて、食ってるという表現がぴったり)
(続く)

No.281 21/03/12 17:06
匿名さん0 

>> 280 (続き)
私事だが、口の中に物が入っている時は喋ってはいけないと、手とか叩かれながら育ったクチなので、あの汚い食事シーンの演出は心情的に耐えられなかった。

あと朝食時に急に4人も増えたのに、おかずもたっぷり、ご飯もてんこ盛りのお代わり迄出来るって、一体どれだけ炊いているのよ(笑)

それにしても太陽は純粋で真面目で融通が利かない、だけどそこが可愛くて愛すべき男なんだろうな。
だから皆もついついイジりたくなっちゃうんだろうね(笑)

次回最終回は真空の病気の話が中心になるみたいで…現実は現実として、そこに一筋の光明が射すみたいな終わり方がいいな。

演出=深川栄洋

  • << 299 【2021冬ドラマ】 「にじいろカルテ」全9話終了。(最終回は15分拡大) どういう流れにするのかなと思って観始めたら、倒れる迄の前半は診療以外は殆ど食事シーンで、またまた私の苦手な物を頬張りながら会話をするシーンのオンパレード。 このドラマって最初から朔の作る食事が美味しそうで、飯テロだなと思いながら観ていた気がするのだが、汚い食べ方って最初からしていたかなあ、記憶が無いのだが。 霧ケ谷と嵐と朔が特に口に詰め込んで話すので、演技指導に忠実なんだろうなとは思うのだが、何故そういう演出にした? 真空が倒れた時は診療所の三人で食事中で、喉に食べ物が詰まって窒息してしまう!って朔が焦って、太陽に鉗子を持って来させて気道確保していたけど、真空の病気は飲み込む力とかも弱くなるから、それを強調する為(皆は健康だからモリモリ食べられる)の壮大な前フリだった? 倒れてからの病人にしか見えない脱力した表情の高畑充希の演技は圧巻だったし、救急車の中で「診療所で働くのは無理と言われるかもしれない、でも帰って来い、あそこはお前の家だ、絶対に帰って来い」と朔が励まし、両サイドから朔と太陽が頬にキスをしたら、やっと出て来た真空の弱々しい言葉が「モテモテだあ」っていうシーンも、改めて三人の男女を越えた固い絆が感じられてうるうるした。 (続く)

No.282 21/03/12 17:42
匿名さん0 

>> 266 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」9話まで終了。 離婚したんだ、元春。 順番は違ったけど、澪が津山に別れを告げたのはまだ… 【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」10話まで終了。

支店長が裏切るんじゃなくて、元春を騙して裏切ったのは義父だった。投資に失敗して穴埋めをする為にペーパーカンパニーを作って2億を融資させて計画倒産させていた。(支店長は元春に君に非はないって、自分のミスを認めるいい人だった)

沙也佳が父を告発していい、何もかも無くしても構わないと言ってくれたので、元春は検察に本当の事を言って、自分は無罪放免になるが銀行はクビになってしまう。
沙也佳はやっと西急Gの娘という肩書きから解放されて、サバサバしてるし表情も明るい。まあ本当の貧乏は知らないから余裕で居られるんだろうけどね。

元春は澪に捨てた理由も話し「俺が不幸の種なんだ」と突き放すが、澪は夫婦はどちらかだけが悪いという事はないし、今の私は世間知らずでそのまま結婚した澪とは違う、離れない絶対離れないと聞く耳持たず。こりゃ駄目だと思ったのか、一応「分かったから」って安心をさせて澪と別れ、元春は小池から500円玉を貰い、車で例のゲートを抜けて疾走して行く。

でも澪も母から多分500円玉を貰っているし、ちゃっかり赤いレンタカーも用意していたから、逃げたと分かれば追い掛けるよね(笑)月が二つの内に間に合えばだけど。あっ、でもブラックホール何たら話が影響するのかしないのか、それにもよるね。

演出=山内大典

  • << 301 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」全11話終了。 まあ元春と澪はこうなるだろうなという、収まる所に収まった最終回。元春が傷付けた津山は結婚していて双子の子供がいるし、沙也佳はNYでオーケストラに入ったけど帰国し、上原と知り合って恋に落ちた。木田となぎさはデキ婚をするらしい。取り敢えず皆が幸せそうで良かった。 さてサブタイトルに「三度目の人生」と有ったので、元春から見た一、二、三で分けさせて貰うと、元春には全ての人生の記憶が有って、澪には一度目の人生の記憶だけが無い。小池には何度も戻った過去の全ての記憶が有って、久恵は二度目の時は一度目の記憶が有ったけど、今は今の記憶しか無い様だし認知症でもない。という事はおそらく500円玉を使って自分の意思で戻った場合は記憶がそのまま残るという設定なのだろう。 ただ何故小池は無尽蔵に500円玉を持てたのか、久恵の500円玉はどうやって手に入れたのかの説明はなく残念だった。 他にも、元春は過去を選択し直してから未来に飛んだ時、二度目の人生は沙也佳との結婚で職場も同じだったから、まあまあ話しも合わせ易かったと思うが、今回は全く知らない五木商事の大阪支社勤務に飛んで、どうやって知らない同僚と話を合わせ、知らない仕事をそつなくこなす事が出来るのか。それも人の気持ちを読むのが苦手な元春が。その辺の設定が緩いのも残念だった。 (続く)

No.283 21/03/13 00:44
匿名さん0 

>> 268 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「ドリームチーム」7話まで終了。 人と関わる事が苦手だからSEになった悠一が、生… 【2021冬ドラマ】

「ドリームチーム」全8話終了。

だらだら長くやっていた割にはあまり中身が無かったな。

味音痴のモラハラ夫に長い間虐げられていたせいで、自分の健康的節約料理に価値が有る事など思いもよらなかった香菜が、それを仕事にしようと奮闘し、仲間に助けて貰いながらキッチンカーをオープンする迄の話はまあまあ面白かったけど、ライバルに潰されてあっさりとやめてしまった辺りから迷走が始まった感じだった。

監督が理想のドリームチームに贈った言葉「信じて走れ!」の信じては、何を意味しているのかという香菜の問い掛けに、監督は「分からない、香菜はどう思う?」「チームかな」「香菜らしいね」
この問答は唯一最終回でいいなと思ったシーン。
優子に聞けば優子の、茜に聞けば茜の“信じる”ものが有ると思うし、“監督”“自分”“戦術”“練習”“テクニック”“体力”まだまだ色々な答えが出ると思う。仕事や人生にも使えるし中々汎用性の高い言葉だ。

あれだけのモラハラ夫が直ぐに改心したり、香菜がピンチになると都合良く救世主が現れたり、基本、作りが雑なドラマだったなというのが率直な感想だな。

演出=増田静雄

No.284 21/03/13 17:49
匿名さん0 

>> 267 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」7話まで終了。 ユカが離婚したかったのは寿一の殺気が怖かったから。家は大阪城ホールじゃない(… 【2021冬ドラマ】

「俺の家の話」8話まで終了。

寿一がさくらと間違えて踊介にLINEスタンプを送り続けて二人の仲がバレてしまい、踊介は実家に寄り付かなくなり、舞は長田の浮気話から寿三郎の浮気に散々泣かされた母の話になり、娘はずっと忘れない、ついでに女だからとずっとハブられていた屈辱も思い出し、実家に寄り付かなくなり、アキレス腱を切って車椅子生活になった寿一の代わりに寿三郎の風呂の世話をしていた寿限無は、「寿限無だと安心出来ない。寿一に入れて貰える迄風呂には入らない」という言葉を立ち聞きして腹を立て、出て行ってしまった。

車椅子2台での不自由な生活。
このタイミングで末広からグループホームの話が出て、何とか家でと抵抗する寿一に「ここに居ても今より良くはなりません」とピシャリ。
罪悪感は持たなくていいと言っていたけど、同居していて送り出す方にしてみれば、そんな簡単に割り切れるものでも無いだろう。

秀生への稽古で謡まで出て来なくなってしまった寿三郎。このショックは計り知れない。その後隅田川迄プチ家出をして、そこでは全部謡う事が出来ていて、喜ぶ秀生と見守る寿一。
寿一は今度こそプロレスは辞めて茨の道を進むと決めたのに、寿三郎から「お前には継がせない、秀生に継がせる」とはっきりと宣告をされて、どんな心境にあるのだろうか。
(続く)

No.285 21/03/13 18:21
匿名さん0 

>> 284 (続き)
二人だけの朝食時、末広さんのグループホームに空きが出たから、体験入居してみないか?と、納豆をかき混ぜながら話す寿一に意外にも「行くよ」の返事。「行って欲しいんだろ?」「別にいいよ、行きたくなければ」「いや行くよ、お前と二人だけよりはマシだ」納豆をかき混ぜていれば親父の顔を見なくて済む、そんな感じだったのかな。

そして親父を置いて帰る時、車椅子からは卒業したけどまだ松葉杖の寿一はスタスタとは進めない。いつまでもその背中を見ている寿三郎。泣きながらヨタヨタと進む寿一。切なかったなあ、貰い泣きした。

寿一の涙の本当の意味は、実際に経験した人にしか分からないだろうし、そういう人の中でもどういう家族関係だったかで、感情の種類は違って来るのだろうね。

ドラマとしては寿限無に帰って来て貰わないと、観山流は没落しちゃう。

※寿一が舞にさくらとの事を打ち明けようと「話がある」と言うと、舞は大州に「その辺で踊って来な」「そんな雑な追い払い方…」「いいから空気読め」爆笑したけど、実は舞の方が長田の浮気の話をしたかったから、息子に聞かれたくなかったのね。笑った後にホロッとしたシーンだった。

演出=山室大輔

  • << 303 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」9話まで終了。 2021年12月…広い観山家には寿一とさくらだけ。寿一は新春能楽会の事で頭が一杯でさくらの事は放置気味。 数日後、寿限無が半年振りに帰還するが、既にさくらは出て行った後だった。と言ってもホームで寿三郎の世話はしているので、顔は合わせるし関係が切れた訳でも無さそう。 寿一が隅田川の稽古をしていると寿三郎が徘徊で帰宅してしまう。末広とさくらが迎えに来るが、呂律が回らなくなっているのに気付き直ぐに掛かり付け医を呼んだので事なきを得た。 寿三郎は家で死にたいと望み、そのまま自宅療養に。 脳梗塞も三度目で容態は悪く皆が集まって来る。 ここで親族の声掛け合戦が始まり、ガールズバーの話をすると心拍数が上がるという如何にもなエピソードを挟み、寿一は世阿弥マシーンの姿で現れマスクを取って正体を明かし、プロレスを続けていた事を謝罪(寿限無以外は皆が知ってた(笑))、父に向かって何度も「肝っ玉!しこったま!」と声を掛け、何とか最後の「さんたま!」を言わせようとすると、何度目かで遂に弱々しく「さんたま~」と反応する。 プロレスは寿三郎と寿一が唯一心から繋がれるアイテム。宗家が唯一心から楽しめるアイテム。だから寿一はこれしかないと思ったんだろうね。そして奇跡は起こった。 (続く)

No.286 21/03/14 11:06
匿名さん0 

>> 268 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「ドリームチーム」7話まで終了。 人と関わる事が苦手だからSEになった悠一が、生… 【2021冬ドラマ】

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」10話まで終了。

今回はスタジオの撮影話を離れて、映画「アウトローの森」の資金集めクラウドファンディングの目標額を達成する為に、出演俳優が公式YouTubeの個人動画をどれたけバズらせる事が出来るか奮闘する話。

スタジオ話の方が一巡し、回によって出来にムラが有ったり若干ネタ不足になってる感が有ったので、この別視点は良かったし面白かった。

最初の「仁志小沢のテレビでは話せねえ話~フィリピンのトイレにて」がとにかく面白くて爆笑。NGワードの音消しばかりで本当の所は分からないんだけど、小沢さんなら何かやりそうって想像して笑える設定が素晴らしい!

その後は「小さいおじさん」で貢献出来ていない相島一之が、YouTubeでの巻き返しを図り、特技のブルースハープや剣道の動画を撮るのだが、上には上がいてすっかり自信を無くしてしまい…という展開で、最後のオチはたいして面白くはなかったが、苦労してのし上がって来たバイプレの皆さんには、他の仕事や趣味で培って来た多彩な特技が有るのではと想像させて、そこも面白かったな。

※エンケンさんが帰国して初めてのナレーション。ナレーションだと高めの音域で喋るので、エンケン臭は薄まるなと実感。

演出=浅野敦也

  • << 305 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」11話まで終了。 今回は「アウトローの森」の原作(田口達が映画を撮る為に原作小説を出版していた)の権利が、3年前に配信大手のアメリカのアマゾネックスに買い取られていた事が発覚。 小さいおじさんのブレイクで、これは行けると踏んだアマゾネックスが映像化する事になり、「アウトローの森」はお蔵入りに。 クラファンの出資者はどうする?という話から、ラストの大抗争シーンだけを総出演でグリーンバック(クロマキー)で撮って出資者に配り、合成は個々でやって貰えば著作権には引っ掛からないのでは?という話に(かなり強引) ここで懐かしい寺島進が登場して抗争シーンに加わる事に。 この再会のシーンも含めて、今回はこれアドリブなんだろうなというシーンが多過ぎて、私は全然楽しめなかった。 きちんと台詞が構築された上でちょろっとアドリブを利かすとより面白くなる、というのがアドリブの醍醐味だと思っているので。西田敏行さんみたいにそれが上手い役者もいれば、やれない役者も当然いる訳で。 出資者が合成して上げた動画が、森を背景にした物はなく、皆、俳優を小さいおじさん扱いにして、ドールハウスの中とかで戦わせている様な物ばかりだったというオチは面白かった。 脚本=宮本武史 演出=松居大悟

No.287 21/03/14 11:54
匿名さん0 

>> 269 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」6話まで終了。 偶然兄のスマホ画面(いい人ア… 【2021冬ドラマ】

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」7話まで終了。

「いいお兄ちゃんの役は降板させて頂きま~す」と言って出て行き、店も無断欠勤した俊祐。モコミの意思で店は開け、配達は祖父にタクシーを出して貰い乗り切るが、古くからの常連さんから俊祐のオーソドックスなアレンジの方がいいと言われてしまう。

二日も帰って来ない俊祐に電話をしようとする母に、「自分がどうしていいか分からない時に色々言われたら、もっと混乱すると思う」と意見して止めるモコミ。以前からは考えられない程の成長。これも花の仕事を通して他者と関わって来たからこそなのかな。まあモンスター千華子の失墜の影響も大きいとは思うが。

俊祐のアレンジの真似が上手く行かないモコミは、兄の花鋏を使い(会話をしてるのかな?)導かれてか、どんどん俊祐仕様のアレンジを仕上げて行く。
店長の不在を3人と祖父で見事にカバーしたが、無理が祟ったのかモコミは酷く疲れ、翌日俊祐が戻った店で花の声が聞こえなくなってしまい早退、公園に行きそこの花にも話し掛けてみるがやはり聞こえない。
佑矢が来た。「何も聞こえない、喋れなくなってしまいました」と不安そうに伝えるモコミ。

モコミにとってのアイデンティティーの喪失、それはとてつもなく不安だろう。さて家族はどう手助けするのかな?

演出=鎌田敏明

  • << 306 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」8話まで終了。 モコミにとってはトミーは勿論、ソファーもベッドも壁のドライフラワーも会話をしてくれて当然の存在だったのが、今は帰宅しても自室はシーンとしていて落ち着かない、これは本当に恐怖だと思う。 両親、特に母親は普通に戻ったんだから気に病む事はないというスタンスだが、祖父が何度も繰り返していた「普通って何だ?」の問い掛け通りで、母親が言う普通はモコミにとっては異常で有り不安で有り、前回も書いたがアイデンティティーの喪失に繋がる様な一大事なんだよね。 でも両親も兄もそれが理解出来ない、寄り添う事すら思い付かない。 大変な事だと理解して何とか寄り添おうとする佑矢の存在と、様々なパスを家族に出し続ける祖父の存在が救いだし、最悪の事態は避けられるのではと思わせてくれる。 今回、父・伸寛が事務所を畳んだ理由が明らかになった。信頼していた部下が独立して相当数の顧客を連れて行ってしまったから。優秀な男だけに手放したくなく、ただ縛り付けていただけだったから裏切られたのだと気付き、もう、一人でのんびりやろう、ついでに昔からの夢だった田舎で税理士をやりながら暮らしたいと言い始めた。 千華子は反対だし、一人で行けとか言いそうだけど…。 演出=鎌田敏明

No.288 21/03/14 12:46
匿名さん0 

>> 269 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」6話まで終了。 偶然兄のスマホ画面(いい人ア… 【2021冬ドラマ】

「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」全8話終了。(最終回は30分拡大)

ベテランの脚本家・原口は、あんな雑な打ち合わせでもたったの二日間で、どうにでも転がせる面白い内容に仕上げて一発合格。その力量の差に打ちのめされてしまう圭佑。
でも八神はその本が気に入らず、圭佑の家にやって来る。(←大ファンの絵里花がいつの間にかドレスアップしていて爆笑)
八神は「上手いと面白いは違う」と言って、原口の本には喋りたい台詞が一つもない、それは面白がって書いてないから。
圭佑の本が面白いのはそこに愛が有るからと力説。(←結局これなのかな)
直ぐにPに直訴する様に言われた圭佑は、ビクビクしながらも電話を掛け「絶対に間に合わせますから」と断言、その口調に本気を感じ取ったのかOKが出た。

その間に八神が空に「君の声を聞いていないね」と話し掛けて、空が“お父さん、お母さん、お姉ちゃんの秘密をまとめて告発”するシーンが挟まれ爆笑。
解決して千春に報告すると「吉丸家は腐った組織では無かった」の感想でまた爆笑。
この二人、ホント上手いしキャラも合っていて面白かった。

奈美の新刊はベストセラー、ドラマ化の脚本に奈美が圭佑を指名、四苦八苦がまた始まった。
仕事が途切れずに10年続いたら才能が有った事になるby東海林←なるほど納得

演出=豊島圭介

No.289 21/03/14 17:12
匿名さん0 

>> 271 (続き) ママが倒れて腰を痛めた為に、ジルバの部屋のベッドで静養する事になり、熟女達からも一斉にあちこちが痛いと休みの連絡が入り、店のピン… 【2021冬ドラマ】

「その女、ジルバ」全10話終了。

初回冒頭の新がマスクで会津に戻るシーンから、勝手に緊急事態宣言が発令され休業した4月の事を想像していたのだが、更に粘ったけど先が見通せない「雨や槍よりも厄介な物」に負けて、遂にマスターも潮時だと決めた10月だったのね。
でもこれはどちらかと言うとスミレの出産が10月だから、皆で励まし応援する為にここまで引っ張ったのかなという気がする。だって地獄の春から梅雨時を抜けたなら、夏から秋に掛けては上向きになっていた筈だから。

人生の選択がシビアになる女シジューの三人組。一人は都会の独り暮らしに見切りを付けて故郷に帰り、母とのプア充な暮らしを選択、一人は事故の様な出会いから恋に落ち、猛スピードで子供まで授かった。そして残りの一人は不運にも仕事の夢破れて一度は故郷に引っ込むが、ある手紙から自分の使命の様な物を感じ、ジルバから受け継がれて来た店を死守すべく都会に戻って来る。

ラストはX年後。スミレの子供が3、4歳位の感じだったから、それ位の年月が過ぎた頃かな。BARはくじらママの誕生パーティーで大盛況。従業員の誰一人欠けていなくてそれがとっても嬉しくて。
確かにファンタジー、でも今こそこういうのが私達には必要なんだなって、強く思えたドラマだった。

演出=村上牧人

No.290 21/03/14 23:27
匿名さん0 

>> 273 (続き) また日高の回想として師匠が日高の胸ぐらを掴み「お前が15秒早く生まれていれば…」と激昂するシーンが有った事から、日高が兄の犯行を… 【2021冬ドラマ】

「天国と地獄~サイコな2人~」9話まで終了。(9話は15分拡大)

わー、前回の予告編で騙された。本編のラストシーンを素直に受け取れば良かったんだな…という事で、望月と日高の魂は無事に元の身体に収まるが、八巻と連絡を取っていた望月(身体は日高の時)のスマホの位置情報が河原にバレていて、二人は追われるが何とか逃げて、八巻に用意させた車でフェリーに乗り、東を追って奄美に向かう。

その頃河原は望月のマンションを違法にガサ入れし、日高が持ち込み隠していた例の証拠品を見付けてしまう。これはかなりのピンチ。

そして道中の日高の告白で、大枠としては河原の推理が合っていた。東の最初の殺人は田所仁志で、あの歩道橋で会う約束の日に東は居なくて、壁に2とありリストから仁志と推理した日高はとにかく現場に急いだが、時既に遅しで田所は殺された後だった。そして丸石とサンプルQ等が置いてあり、共犯になれと言われている様に感じた日高は協力して兄を逃がそうと、その時に決めた。
うーん、確かに15分の時間差でその先の人生が天と地ほども違ってしまったと兄に責められて、自分の実父でもある朔也の父親は最後は認知症になり、その言動で余計に兄を苦しめた事も分かり、その贖罪の意味と日高生来の優しさが全部ミックスされての共犯なのかなあ。
(続く)

No.291 21/03/15 00:02
匿名さん0 

>> 290 (続き)
東の側から考えると、先程書いた弟との格差への怒り、自分の人生を狂わせた男達への強烈な恨み、そして余命が短く破れかぶれだった辺りがクウシュウゴウになった動機なのかなとは思うが、それにしてもあそこ迄の殺し方に至る心理がイマイチ理解出来ない。最終回で納得の行く答えは出るのかな?

陸達が鹿児島から乗り込んだのは、望月達が乗っていたフェリーで4人は再会する。
望月は日高を巻き込んだ東をぶん殴る。前回は見えていなかったけど、望月が殴る理由はちゃんと有ったんだね。そして「あんたはクウシュウゴウなんかじゃない!こんなに心配してくれる人が居るのに、私はあんたに同情なんてしない」と泣きながら東に訴え掛ける望月。
日高の事をこいつは悪くない、こいつだけは守ってやってと懇願する東に、「だったら最初からこんな事するんじゃねえ!」と言い放った望月の魂の叫びは、彼の心に響いたのだろうか。

東は昏睡状態。港から河原達が乗り込んで来て、日高は芝居を打ち逃げて望月に手錠を掛けられる体を装うが、その望月の手に河原が「犯人隠匿、証拠隠滅の容疑で確保!」と手錠を掛ける。
ここまでは河原の勝ちだけど、東京では八巻が課長と管理官に望月の事を何か告げていたし、日高(中身は望月)が水没させたスマホが生きていたみたいなので、起死回生の一発は有るのかもね。
もう予告には捕らわれない(笑)

演出=平川雄一朗、青山貴洋

No.292 21/03/15 01:04
匿名さん0 

>> 291 【追記】

前回、東の犯行の場合、田所の動機だけ不明と書いたが、今回の東の台詞で「やっと入れた会社で田所にイビリ回されていた時は何してた?」というのが有ったので、モラハラかパワハラでも受けていたのかな。
田所は確かパチンコ屋経営だったと思ったけど。四方、久世に比べるとこれだけでは動機が弱い様な…。

あと船室で東がポケットの物を出す時に、またメモリーカードを落としたんだけど、あれは第7話で師匠が倒れる直前に落としたメモリーカードと同じ物なのかしら。
だとしたら7話の時は陸が拾って、師匠に返した事になるんだけど。
弟の乳歯と一緒に常に持ち歩く位大事なメモリーカードには、何が記録されているのか、そして今回はあの後カードは自分で拾ったのかな?だとしたらまたポケットの中?それとも何かを話して日高に託している可能性もあるのかな?

ああ、あと(笑)望月の中身が日高だった時に、陸と関係を持ったり、陸がマンションに戻っているのが分かった時の嬉しそうな顔だったり、化粧が上手かったりの女性要素は何だったのか、只のミスリードだったのか、その説明は欲しいかな。

キリが無いのでこの辺で。

  • << 310 【2021冬ドラマ】 「天国と地獄~サイコな2人~」全10話終了。(最終回は15分拡大) 終わってみれば種も仕掛けもない、9話迄に出て来た事実でほぼほぼ完結している話だった。警察内部に黒幕も居なかったし、田口浩正さんは本当に免許証の写真だけだったし。 それで思ったのは、昨今の傾向からSNSで考察合戦が始まる事を逆手に取って、深読みの根拠になり得る“エサ”を方々にばら蒔いていたのではないかという事。 八巻や陸には裏が有るのではないかに始まり、日高の中身は元々女に入れ替わっていたのではないか、だとしたら母親が生きているのか、いや五木も怪しい…とか、どんどん膨らんで行く視聴者の妄想。 それが当たるのか見届けたくて、益々罠にハマって行くシステム。 ただこのドラマが優秀なのは、何が真実なのか決定的な事は分からせないまま9話迄引っ張り、視聴者をドキドキワクワクさせ続けた事。やはり森下佳子氏の描く人間ドラマは面白い。 次に諸々の回収作業について。 日高のアメリカ時代のサイコパス疑惑については、反りが合わず足を引っ張りたかった九十九の流した偽情報という事でいいのだろうか。 “田口浩正写真だけ出演”は、明らかに“そんな筈はない”という視聴者の読みを煽る為のミスリード。 “日高の女性要素疑惑”も恐らくミスリードだったと思うのだが、これについては何らかの示唆が欲しかったなと思う。 (続く)

No.293 21/03/16 17:43
匿名さん0 

>> 274 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」17話まで終了。 二人の赤ちゃんの不審死、感情が表に出て来ない如何にも怪しそうなシングル… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」18話まで終了。

✕印殺人事件は最終回まで引っ張って、今回は茶子先生の友人の松本教授(片桐はいり)が、アシスタントだった女性(新井千秋)を殺したと自首したので調べ直して、筋肉注射針の侵入方向が新井自身が射った物と割り出し、その後痛みに耐えかねて飛び降りる事を選択したと結論付けるまでの話。
注射針の射つ方向とかはいかにも監察医らしくていいなと思ったが、現場に行ってどうしてこっちに落ちたのか推測するなんてのは、警察の仕事じゃない?

松本は新井の自殺願望と苦悩を知っていたが、死なせたくなくて安楽死に協力をしなかったら結果的に飛び降りをさせてしまい、それが苦しくてというのは自首の理由としては弱いな(同性愛のパートナーだったのなら、まだ少しは理解出来るが)。

そして平の認知症の進行の早さにはドキドキしてしまう。つぐみの存在が分からず、「つぐみって名前にしたんだ」とか言い出した時にはショックだったけど、「ただいまー」って帰って来たら「お帰りー」ってちゃんと分かっていて、これはしんどいなあ、こういうのが続いて行ったら。

ラスト、森本がフードの男に職質を掛けたらいきなり腹を刺された。✕印殺人の犯人?役はEXITのりんたろー。これが予告の悲劇なの?でも朝顔達、結婚式してるしなあ。

演出=阿部雅和

  • << 313 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」全19話終了。(最終回は30分拡大) 三田村一家殺人事件の犯人は海外にいて、今回森本を刺した犯人は海外でその男から犯行手口を聞いて、三田村家の風呂場で柴山さんを殺した模倣犯。森本は一命を取り留めたが、模倣犯はその後も二人を殺し、その現場で桑原達が確保。でも三田村一家殺人事件は未解決のままだった。三田村一家殺人事件で容疑者にされ、似た様な事件がある度に呼び出される市川の「俺の人生の責任は、誰が取ってくれるんだよ」という怒りの叫びの部分は良かったけど、それ以外は相変わらず雑。 事件の事は雑だけど、被害者の一人が心臓移植のレシピエントで、その両親はともかくドナーの両親迄出て来て、こういう話は丁寧に描く謎のスタンス。 まあ事件を描く力が弱いのに2クールにしたのが失敗だったね。枠を埋める為に制度を無視した忍の転職や桑原の異動、茶子の転身と復帰という無駄な動きを取り入れたり、平を移住させる事で登場した美幸に過剰な演出を付ける事で、どんどんリアリティーを失っていった。 あちこちに尺を取る事で監察医としての朝顔の存在意義も、薄れて行ってしまった様に思う。 2クールにするなら、事件部分と法医学教室の仕事部分をしっかりと書ける脚本家との、二人体制にした方が良かったと思う。一度シラケてしまうと、つぐみの可愛さだけではカバー出来ないわ。 演出=平野眞

No.294 21/03/16 18:37
匿名さん0 

>> 275 【2021冬ドラマ】 「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」7話まで終了。 時間を巻き戻して整理すると、2年前に倉木が撃たれる… 【2021冬ドラマ】

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」全8話終了。

今回は縦軸の話。
アノニマスの倉木の協力者は警察内部の者ではなくて、春川という男で、以前サイバー犯罪の容疑で調べられた時に倉木が容疑を晴らしてくれた事で恩義を感じているという設定。PC等の販売会社勤務で取引先に警視庁があるとの事で、セキュリティーホールの有るPCを納入したのか、それともハッキングをして植え付けたのか。
まあ、ちょっとご都合主義だわな。

そして全ては自分の罪と書いた遺書を残して自殺した城ケ崎の真実(城ケ崎も黒幕から命令されて沢登を犯人にでっち上げさせられた被害者)が万丞の手によって明らかにされ、「倉木、お前は真実を見誤った」

万丞が倉木に次々に熱い言葉を投げ掛けるんだけど、香取慎吾の台詞には万丞の魂がこもらないから、全然引っ掛かって来ないんだよなあ。相変わらず下手だわ。

人間を見ずPCだけで調べる事の限界を倉木に突き付ける部分は、“指対”だけどアナログ人間の万丞らしくて良かった。

そもそもが国家公安委員長の不正隠しが発端だった縦軸って、要らなかったと思う。
連ドラとして興味を引いて貰う為なんだろうけど、どこもやっていない“指殺人”に特化した内容だけでやった方が、多分面白かったんじゃないかなと思う。

演出=湯浅弘章

No.295 21/03/17 00:16
匿名さん0 

>> 277 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「青のSP…」9話まで終了。 帰国子女で英語をもっと勉強したい相良に医大受験を強… 【2021冬ドラマ】

「青のSP…」全10話終了。

岡部は元々セクハラ体質だったから、それを利用して涌井が襲われる様に仕向け、途中で尾崎が止めに入り、口止めと慰謝料として行きたい大学の4年間の授業料420万(←20万って、そこは500万とかにするだろ普通は(笑))を払わせる、というのが尾崎の描いた筋書きだったが、たまたま小川と浅村が来てしまい、小川が校長に話して事が大きくなってしまったという事だった。
で、正論で詰めて来る小川が疎ましくなった校長は、生徒を唆して自転車に細工をさせた。

今頃になって嵌められていた事を知った岡部は、自作の拳銃で学校に尾崎と涌井を殺しに来るという、もうしっちゃかめっちゃかな内容で、これが縦軸の成れの果てなら、と言うか最初から縦軸なんて無いままで良かったのに。
嶋田が忖度無しに生徒にも手錠を掛けて、教師の仕事が機能していないからこうなると、教師をぶった切っていた最初の頃は面白かったけど、嶋田が一に香里二に香里三四が無くて五に香里になってからは、面白さが半減してしまった。

あと最初の頃の思わせ振りだった長澤樹は何だったの?放置プレーか~い。

嶋田はやり過ぎだし浅村は暑苦しいし(おまけに滑舌問題(笑))、嶋田と香里には恋人感ゼロだし…、唯一の救いは三枝の人物像だけだったわ。

演出=国本雅広

No.296 21/03/17 21:55
匿名さん0 

>> 277 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「青のSP…」9話まで終了。 帰国子女で英語をもっと勉強したい相良に医大受験を強… 【2021冬ドラマ】

「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」全10話終了。(10話は15分拡大)

このドラマの主人公の奈未には惹かれないんだけど、宝来麗子を演じる菜々緒の本気と、弟で子犬系男子の宝来潤之介を上手く演じた玉森裕太、ツンデレのドS先輩で編集部のボランチみたいな存在だった中沢を演じた間宮祥太朗、そして主演した「鈍色の箱の中で」の時から注目している久保田紗友に惹かれて、最後迄観てしまった。

観てしまったと言うのは、ドラマの内容としてはかなり現実離れしていて引っ掛かる部分が多く、ボスは確かにカッコいいんだけど“お仕事ドラマ”としては不完全だし、途中からは恋が別冊ではなくなってしまったしで、要するにバランスが悪かったんだよね。
だけど惹かれる部分も有ったから、まあ観てしまったという訳で(笑)

結局、潤之介はカメラを諦め切れず未来の社長の椅子は捨てたので、潤之介も奈未もお互いの夢は諦めずに結婚を前提とした恋人関係を続けるという第三の道を選択した。
この展開の為に前回潤之介は唐突に家業を継ぐと言い出したのかと思うと、やっぱり脚本がイマイチだったなって感じ。

※編集部での二人の告白タイム。見切れる場所に中沢が座っていて、奈未達がお互いに「好き」って言ってる時に、中沢が頭に手をやって“お手上げ”みたいな感じだったシーンがツボった(笑)

演出=田中健太

No.297 21/03/18 00:32
匿名さん0 

>> 278 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」9話まで終了。 やり直せないかと鈴に送った手紙… 【2021冬ドラマ】

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」全10話終了。

北川悦吏子氏がこのドラマで何を伝えたかったのか、結局最後迄分からなかったわ。

役柄としてはクズに近いけど、演じ甲斐の有る役を貰ったトヨエツ、同じく当初は何だコイツだったのが、途中から役柄が男を上げて結果的に得をした漱石の川上洋平、最初から最後迄人としていい奴でそこそこ得をした岡田健史、ずっと掴み所が無かったけど、最後に帳尻を合わせて貰えた沢村一樹等々、いい思いをさせて貰えたのは男ばっかり。(例外は付け鼻毛がイミフだった東啓介だけかな)
有る意味凄い依怙贔屓ドラマだったんだな(笑)

菅野美穂は前回も書いた通り、出ても得は無かったなと思っているし、浜辺美波は役柄としては得はしなかったと思うけど、菅野美穂という女優とガッツリ絡めた事はきっとこの先の財産になると思うから、そう考えれば損ではなかったかな。

という事でドラマの内容に関しては特段書く事が見付からないので、役者さんについてだけ書いてみた。

脚本家・北川悦吏子氏が、「私はオワコンではない」と自分の代わりに小説家・水無瀬碧に言わせたいだけのドラマ、と言ったら言い過ぎで名誉毀損かしらね。

演出=南雲聖一

No.298 21/03/18 18:09
匿名さん0 

>> 279 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」10話まで終了。 ふくまるの可愛い写メをどんどん送ってくる神田に少々引き気味の日比野。派手… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」11話まで終了。

あの窓の鍵は外れたんじゃなくて神田が掛け忘れていたのね。それじゃあ余計に自分に腹が立って後悔してしまうよね。

ふくまるを捜す途中で別の衰弱した猫を見付けて捨て置けず、動物病院に連れて行った神田は、それが捜索ビラの出ている飼い猫だと知る。

朝迄捜しても見付からず、捜索ビラを作ってもみじに張らせて欲しいと頼みに行くと、「私も捜します」と言ってそのノウハウを教えてくれ、人手が欲しいと言われてここでやっと神田は小林達に頼る事に。
居なくなった時点で“何で直ぐに小林に連絡しないの?”って、まだまだ人に頼れない神田の性格にちょっと苛々。

ふくまるも最初の内は「パパさん泣いてるかも、早く帰るにゃん」って自分を奮い起たせる感じだったけど、お腹が空いてもう歩けないにゃんってなった頃からは、足取りも表情も弱々しくなって、その操演の細かいテクニックに“プロって凄いなあ”って感心したり、その動きや表情にこちらも超絶上手い神木隆之介のアフレコが乗ると、もうふくまるの感情そのものがこちらに押し寄せて来る感じがして、自然と涙が…。
ふくまる、泥塗れになりながらも8日間もよく頑張った!そして神田が「ふくまる、お家に帰ろう」って言ったけど、いやいや動物病院に直行した方がいいのでは?と思ってしまったよ。

演出=椿本慶次郎

  • << 314 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」全12話終了。 神田に抱かれて甘えるふくまるの毛並みが真っ白になっていたので、家に帰ってシャンプーしたんだなって思ったら、そこは何と動物病院の待合室。ふくまるもぎょぎょ~ってびっくりして仰け反っていたけど私もびっくり! 病院から帰宅したらふくまるが「おうちにゃ~ん」って喜んで、臭いを嗅いで確認していたから、やっぱりまず病院に行ったんだよね。 先週“いやいや動物病院に直行した方がいいのでは?と思ってしまったよ。”なんて書いて申し訳ない(汗) でもそうだとしたら、あの綺麗になってるふくまるの謎は…?とこで洗ったの? あとライブ当日に仲間に裏切られ、ぼっちでステージに立ち声が出なくなってしまった森山の為に、ステージに上がった神田。日比野とその仲間も続いて、森山の為に演奏。打ち合わせ無しで初めての曲でも合わせられるものなのか?慣れてる日比野達はまだ分かるけど…と思ったら、神田はチラチラ楽譜台に目をやっていたから、あそこにだけ楽譜が有る設定なのか? と言うか、皆の楽器はどうしてそこに有るのか、来なかった連中が楽器を放置している訳は無いし…とか、今回は謎演出が多過ぎ。 神田は、仲間の為に弾いているから私は弾けるのかと気付く。 そして1年後、神田はコンサートに復帰する。そのポスターにはふくまるも写っている。 (続く)

No.299 21/03/19 18:33
匿名さん0 

>> 281 (続き) 私事だが、口の中に物が入っている時は喋ってはいけないと、手とか叩かれながら育ったクチなので、あの汚い食事シーンの演出は心情的に耐… 【2021冬ドラマ】

「にじいろカルテ」全9話終了。(最終回は15分拡大)

どういう流れにするのかなと思って観始めたら、倒れる迄の前半は診療以外は殆ど食事シーンで、またまた私の苦手な物を頬張りながら会話をするシーンのオンパレード。
このドラマって最初から朔の作る食事が美味しそうで、飯テロだなと思いながら観ていた気がするのだが、汚い食べ方って最初からしていたかなあ、記憶が無いのだが。

霧ケ谷と嵐と朔が特に口に詰め込んで話すので、演技指導に忠実なんだろうなとは思うのだが、何故そういう演出にした?

真空が倒れた時は診療所の三人で食事中で、喉に食べ物が詰まって窒息してしまう!って朔が焦って、太陽に鉗子を持って来させて気道確保していたけど、真空の病気は飲み込む力とかも弱くなるから、それを強調する為(皆は健康だからモリモリ食べられる)の壮大な前フリだった?

倒れてからの病人にしか見えない脱力した表情の高畑充希の演技は圧巻だったし、救急車の中で「診療所で働くのは無理と言われるかもしれない、でも帰って来い、あそこはお前の家だ、絶対に帰って来い」と朔が励まし、両サイドから朔と太陽が頬にキスをしたら、やっと出て来た真空の弱々しい言葉が「モテモテだあ」っていうシーンも、改めて三人の男女を越えた固い絆が感じられてうるうるした。
(続く)

No.300 21/03/19 19:21
匿名さん0 

>> 299 (続き)
真空の入院は続き、診療所は朔と太陽の二人で大忙し。
そして診療所チームだけが合格した「のど自慢地区予選会」のテレビ放送が始まり、真空を真ん中に綺麗にハモりながら楽しそうに「にじ」を歌う三人を、涙を流しながら皆で見守るいつもの村の仲間達。
改めて聴くと歌詞が染みるいい歌だわ。

てんとう虫からカタツムリで、どの位の時が流れたのかは定かではないが、終点で停まったバスが出て行くと電動車椅子に乗った真空がそこに居た。

診療所に着くと車椅子から降りてゆっくりと歩き始める真空。(あの旧型のバスから付き添いもなく、運転手とお爺さん車掌の二人でどうやって降ろしたんだろうと思ってたら、そういう事だったのね。)
真空の居室は1階に移され、廊下から至る所に手すりが付けられたバリアフリー仕様になっている。微笑みながら噛み締める様にゆっくりと歩を進める真空の後ろには見守る太陽。(朔は真空仕様の最先端電動車椅子に夢中という設定が如何にも朔らしくて可愛かった)(笑)

今は診療も出来るし電動車椅子で往診にも行ける。この生活が出来るだけ長く続きます様にと願わずにはいられない。

※まあ確かにファンタジー。最初の頃にも書いたが、そもそも論として3人の給料をどう賄っているのか?からしてファンタジーな訳で(笑)要所要所で映る村のジオラマとかね。でもそれで癒されたのも確かだから。

演出=深川栄洋

No.301 21/03/19 23:05
匿名さん0 

>> 282 【2021冬ドラマ】 「知ってるワイフ」10話まで終了。 支店長が裏切るんじゃなくて、元春を騙して裏切ったのは義父だった。投資に… 【2021冬ドラマ】

「知ってるワイフ」全11話終了。

まあ元春と澪はこうなるだろうなという、収まる所に収まった最終回。元春が傷付けた津山は結婚していて双子の子供がいるし、沙也佳はNYでオーケストラに入ったけど帰国し、上原と知り合って恋に落ちた。木田となぎさはデキ婚をするらしい。取り敢えず皆が幸せそうで良かった。

さてサブタイトルに「三度目の人生」と有ったので、元春から見た一、二、三で分けさせて貰うと、元春には全ての人生の記憶が有って、澪には一度目の人生の記憶だけが無い。小池には何度も戻った過去の全ての記憶が有って、久恵は二度目の時は一度目の記憶が有ったけど、今は今の記憶しか無い様だし認知症でもない。という事はおそらく500円玉を使って自分の意思で戻った場合は記憶がそのまま残るという設定なのだろう。
ただ何故小池は無尽蔵に500円玉を持てたのか、久恵の500円玉はどうやって手に入れたのかの説明はなく残念だった。

他にも、元春は過去を選択し直してから未来に飛んだ時、二度目の人生は沙也佳との結婚で職場も同じだったから、まあまあ話しも合わせ易かったと思うが、今回は全く知らない五木商事の大阪支社勤務に飛んで、どうやって知らない同僚と話を合わせ、知らない仕事をそつなくこなす事が出来るのか。それも人の気持ちを読むのが苦手な元春が。その辺の設定が緩いのも残念だった。
(続く)

No.302 21/03/20 00:02
匿名さん0 

>> 301 (続き)
中盤辺りで銀行の支店長や同僚の、本筋とは関係のない話を緩めに盛り込んで中弛みした部分が有ったけど、ああいうのをもっと短く要点を整理してテンポ良く入れ込み、空いた時間で“小池の謎”や“久恵の何故”を想像しやすくなる様なエピソードを入れておいてくれれば、最終回でもう少しスッキリ出来たのかなとは思う。

人生において人は意識無意識はあれど常に選択を繰り返している。であれば少しでも後悔を減らす為に、上手く行かない時は無意識の部分を意識する事から始めよう、特に元はと言えば他人同士の夫婦においては、というメッセージはきちんと描かれていたし受け取る事も出来た。

夫婦となった二人は、会話のキャッチボールと感謝の言葉を口にする事で、一度目とはまるで違う家庭を築いている。あの時消えた二人の子供も授かって。(←これが一番ホッとした)

※フィクション感の強いドラマだったから広瀬アリスの濃い顔が邪魔する事なく馴染み、彼女の役者としてのターニングポイントになるであろう作品だったのは間違いないと思う。

※あと毎回いい所で流れる関ジャニ∞の歌う「キミトミタイセカイ」はホントいい曲だった。作詞作曲アレンジまでしたのが倖田來未のダンナさん(結婚した当時は世間的一般的には無名のミュージシャンだった記憶)だと知って、二度びっくり。センスがいいわあ。

演出=土方政人

No.303 21/03/20 22:10
匿名さん0 

>> 285 (続き) 二人だけの朝食時、末広さんのグループホームに空きが出たから、体験入居してみないか?と、納豆をかき混ぜながら話す寿一に意外にも「行… 【2021冬ドラマ】

「俺の家の話」9話まで終了。

2021年12月…広い観山家には寿一とさくらだけ。寿一は新春能楽会の事で頭が一杯でさくらの事は放置気味。

数日後、寿限無が半年振りに帰還するが、既にさくらは出て行った後だった。と言ってもホームで寿三郎の世話はしているので、顔は合わせるし関係が切れた訳でも無さそう。

寿一が隅田川の稽古をしていると寿三郎が徘徊で帰宅してしまう。末広とさくらが迎えに来るが、呂律が回らなくなっているのに気付き直ぐに掛かり付け医を呼んだので事なきを得た。
寿三郎は家で死にたいと望み、そのまま自宅療養に。
脳梗塞も三度目で容態は悪く皆が集まって来る。

ここで親族の声掛け合戦が始まり、ガールズバーの話をすると心拍数が上がるという如何にもなエピソードを挟み、寿一は世阿弥マシーンの姿で現れマスクを取って正体を明かし、プロレスを続けていた事を謝罪(寿限無以外は皆が知ってた(笑))、父に向かって何度も「肝っ玉!しこったま!」と声を掛け、何とか最後の「さんたま!」を言わせようとすると、何度目かで遂に弱々しく「さんたま~」と反応する。

プロレスは寿三郎と寿一が唯一心から繋がれるアイテム。宗家が唯一心から楽しめるアイテム。だから寿一はこれしかないと思ったんだろうね。そして奇跡は起こった。
(続く)

No.304 21/03/20 22:31
匿名さん0 

>> 303 (続き)
「信じて貰えないかもしれないけど、一度だけ奇跡は起こったんだ。これが俺の家の話だ」
そして大晦日、寿一は父の好きなスーパー世阿弥マシーンとして、さんたまプロレスの試合に臨む。

「奇跡は一度しか起こらなかった」
この最後の寿一のナレーションが何を意味するのか。普通に受け取れば宗家の死なのだが。

能楽の教養が有れば、出て来る演目を観山家の何に重ねているのか迄推測出来て、より楽しめるのかもしれないが、そういう読みが出来なくても、一人一人のキャラが立っていて、その思考回路や言動が無理なく想像出来るので楽しいし、家族の物語として本当に良く出来ていると思う。

※さくらが寿一の頭の中で私の事はたった2ギガとユカに愚痴ると、「ごめん」と反射的にユカが謝るのがツボった。
でもユカの旦那が一年間育児休暇を取り、ずっと家に居て家事育児をやっている事を知ると「えっ!?無理」「やっぱり2ギガでいい」と切って捨てるさくらもツボ(笑)

演出=福田亮介


  • << 316 【2021冬ドラマ】 「俺の家の話」全10話終了。(最終回は15分拡大) 前回の「奇跡は一度しか起こらなかった」のナレーションは、宗家の死ではなく寿一のプロレスでの事故死を意味していた。 そしてその死を受け入れられず、まだそこに寿一が居るが如く振る舞う寿三郎と、確かにそこに存在する寿一の魂。 凄いねクドカン。それしか言葉が出て来ない。 終わってみればこのドラマには、息子を拐われた母親が捜し続けた果てにその死を知り、受け入れられずに幻を見て更に嘆き苦しむという能の「隅田川」をベースに、家出をした観山流宗家の長男が25年振りに帰って来て、父を内心では喜ばせたと思ったら、たったの1年でこの世から旅立ってしまい、父に受け入れ難い苦しみを与えてしまったという話と、寿一を演じた長瀬智也が本作を以て芸能界の表舞台から去る事が決まっており、それはファンにとっても仕事の関係者にとっても受け入れ難い事実だけど、長い年月に渡り数々の作品を長瀬と共に作り上げて来たクドカンが、敢えてそういう惜別の感情に引導を渡して長瀬への餞とするという、二つの意味が有ったんだなと気付かされた。 だから凄いなあクドカン…に尽きる。 こんなずっと心に残るだろう名作が引退作品とは、幸せな男だ長瀬は。それだけ彼はスタッフにも愛されていたという証拠でもあるね、これは。 演出=金子文紀

No.305 21/03/20 23:00
匿名さん0 

>> 286 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」10話まで終了。 今回はスタジオの撮影話を離れて、映画「アウ… 【2021冬ドラマ】

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」11話まで終了。

今回は「アウトローの森」の原作(田口達が映画を撮る為に原作小説を出版していた)の権利が、3年前に配信大手のアメリカのアマゾネックスに買い取られていた事が発覚。

小さいおじさんのブレイクで、これは行けると踏んだアマゾネックスが映像化する事になり、「アウトローの森」はお蔵入りに。
クラファンの出資者はどうする?という話から、ラストの大抗争シーンだけを総出演でグリーンバック(クロマキー)で撮って出資者に配り、合成は個々でやって貰えば著作権には引っ掛からないのでは?という話に(かなり強引)

ここで懐かしい寺島進が登場して抗争シーンに加わる事に。
この再会のシーンも含めて、今回はこれアドリブなんだろうなというシーンが多過ぎて、私は全然楽しめなかった。

きちんと台詞が構築された上でちょろっとアドリブを利かすとより面白くなる、というのがアドリブの醍醐味だと思っているので。西田敏行さんみたいにそれが上手い役者もいれば、やれない役者も当然いる訳で。

出資者が合成して上げた動画が、森を背景にした物はなく、皆、俳優を小さいおじさん扱いにして、ドールハウスの中とかで戦わせている様な物ばかりだったというオチは面白かった。

脚本=宮本武史 演出=松居大悟

  • << 317 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」全12話終了。 考えてみればこのドラマ、第1シリーズからずっとレギュラー出演しているのは、今の主演のバイプレ4人とジャスミン役の北香那だけなんだよね。 今回はそのジャスミンが主役の回。 大杉漣さんの中国人のマネージャー役で登場し、大杉漣さん亡き後の今シリーズでは、バイプレウッドの食堂のアルバイトとして数々の出演者と関わって来た訳だが、実はその裏では大杉さんや他の役者の皆さんの演技に魅了され、自分もやってみたいとオーディションを受けて、エキストラに近い仕事から始めていたという事が明かされる。 今回初めて台詞の有る役(テレ東57周年記念SPドラマ「冤罪」宮沢りえ主演の法廷場面に出演)を勝ち取り撮影に臨むが、緊張が取れず何度やっても上手く行かずに、監督から降ろされてしまうという屈辱を味わう。 おまけにそれが宮沢りえのパワハラで降ろされたというウソ記事(何故か表紙が週刊文春の実名(笑))になってしまい、申し訳なさと自信喪失から、ジャスミンはバイプレウッドから去る事を選ぶのだが、バスで流されている「小さいおじさん」の演技にケチを付けている二人の役者(何と玉置玲央と尾上寛之!)にキレて「お前ら!一度でも共演した事は有るのか?何を知ってるのか!」と説教を始める。 (続く)

No.306 21/03/21 01:34
匿名さん0 

>> 287 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」7話まで終了。 「いいお兄ちゃんの役は降板させて頂きま~す」と言って出… 【2021冬ドラマ】

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」8話まで終了。

モコミにとってはトミーは勿論、ソファーもベッドも壁のドライフラワーも会話をしてくれて当然の存在だったのが、今は帰宅しても自室はシーンとしていて落ち着かない、これは本当に恐怖だと思う。

両親、特に母親は普通に戻ったんだから気に病む事はないというスタンスだが、祖父が何度も繰り返していた「普通って何だ?」の問い掛け通りで、母親が言う普通はモコミにとっては異常で有り不安で有り、前回も書いたがアイデンティティーの喪失に繋がる様な一大事なんだよね。
でも両親も兄もそれが理解出来ない、寄り添う事すら思い付かない。

大変な事だと理解して何とか寄り添おうとする佑矢の存在と、様々なパスを家族に出し続ける祖父の存在が救いだし、最悪の事態は避けられるのではと思わせてくれる。

今回、父・伸寛が事務所を畳んだ理由が明らかになった。信頼していた部下が独立して相当数の顧客を連れて行ってしまったから。優秀な男だけに手放したくなく、ただ縛り付けていただけだったから裏切られたのだと気付き、もう、一人でのんびりやろう、ついでに昔からの夢だった田舎で税理士をやりながら暮らしたいと言い始めた。

千華子は反対だし、一人で行けとか言いそうだけど…。

演出=鎌田敏明

  • << 319 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」9話まで終了。 佑矢が役者になりたいのは自分じゃない誰かになるのが楽しいから。 モコミは自分じゃない誰かになるのが苦しい。(←兄の花鋏で兄の様なアレンジを造った時の話ね) 「それからだよね、トミーや花と話せなくなったのは」「うん」 兄はモコミに店は暫く休む様に言い、モコミも素直に従う。 兄が祖父に「本当に不倫をしたの?」と聞くと「はい」「反省した?」「いえ」 「だって好きになったものは仕方ないだろ」聞いていた千華子は感情が爆発。 伸寛が止めるが言う事を聞かず、今度は伸寛が爆発「俺も好きにする、田舎で暮らす!」 祖父は自分が妻と暮らそうと下見に行った事のある田舎の話をして、行きたいと言ったモコミを連れて3人で下見に行く事に。 当日、結局千華子も俊祐もくっついて来た。 向こうの担当者が祖父を覚えていて、「奥様もここで暮らす事を楽しみにしていましたね」と言った事に衝撃を覚える千華子。 母は夫の不倫を許していたのか?「私の知らない所で仲良くしていたなんて」 トミーが犬に連れ去られ(モコミ達はそれを見ていない)動揺するモコミ。全員で捜すが見付からず、モコミがすがる思いで木に手を当てると(何と言う事でしょう!)、光が降り注ぎ森の木々が一斉に話し出す(超常現象かよ)。 (続く)

No.307 21/03/21 16:00
匿名さん0 

>> 160 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」2話まで終了。 思ったよ… 【2021冬ドラマ】

「ここは今から倫理です。」全8話終了。

クラスのチャットを退会したらハブられた逢沢。仲良しクラスの空気も悪くなった。
高柳はこれを最後の授業の題材として、逢沢はどうすべきなのかをディスカッションさせる。

本人はハブられてもそれ程深刻には受け止めていなくて、そもそも退会した理由は大学受験を決めて勉強に集中しているのに、四六時中くだらない事でピコピコうるさくて耳障りだからというもの。

初回に高柳から「貴女には教養がない」と言われ、気になって倫理の授業を一番前で受けて、どんどん高柳に惹かれて遂にもっと学ぼうと受験する迄に至った逢沢。

問題児ばかりが集まった選択科目の倫理の時間。哲学を応用して人間関係や人生に起こり得る問題を説明し考えさせる授業を通して、少しずつ自分の抱える問題を直視する様になる生徒達。

逢沢の問題に結論は出ないのだが、逢沢自身は退会したままにしておく、クラスに友達は居なくてもここに友達は居るから大丈夫と結論を出す。
選択科目のクラスだからこその良さもそこには存在していた。

大学に合格し改めて高柳に付き合って下さいと告白する逢沢に対し、気持ちだけ受け取ります、逢沢さんならきっといい人が見つかりますよと定型文で応じる高柳。それに対する逢沢の言葉が実に哲学的で面白かった。
(続く)

No.308 21/03/21 16:28
匿名さん0 

>> 307 (続き)
「そういうのやめてよ。先生が私を振るのを、私の若さのせいにしないで!だってそれは私のせいじゃないもん」

その言葉が刺さったからなのか、高柳はプライベートな話をする。
「私は結婚には懲りたから、もうしません」何が有ったのかは分からないが、まさかのバツイチ!
高柳に関しては大学の恩師の影響を強く受けている事以外、どうしてあんな感じになったのかの描写は無かったが、授業だけでなく時間外にも生徒の抱えた問題に関与している姿を見るだけで十分だった。
ここぞという時以外は静かで平坦な口調で喋り、感情の起伏を見せない高柳を終始淡々と演じ続けて、倫理の時間そのものを浮き立たせた山田裕貴の演技プランと演出家にアッパレを差し上げたい。

演出=渡辺哲也

※「よるドラ」が4月から(月)22:45の枠に移動するので、(土)夜のドラマ渋滞が解消されると喜んだら、テレ東が今の「よるドラ」とほぼ同じ枠にドラマ枠を新設するので、やっぱり渋滞は続く事に…トホホ

No.309 21/03/21 17:18
匿名さん0 

【シーズン枠外ドラマ】

「リカ~リバース~」(共テレ・東海TV)脚本=本田隆朗 出演=高岡早紀、浅香航大、福田麻由子、山口まゆ、田辺桃子、阿部純子、峯村リエ、小田井涼平 他

五十嵐貴久の小説原作。《オトナの土ドラ・55分枠》(全3話予定)

以前この枠で放送した“笑えるストーカードラマ”「リカ」の主人公・雨宮リカの少女時代を描く。
リカの狂気は実母の麗美から受け継がれた物なのか?

麗美(高岡)の婿養子の夫・武士(小田井)は女癖が悪いらしく、麗美は敏感に察知し苛々を募らせる日々。その鬱憤が娘に向かうのか、はたまた自分自身が親にやられて育ったからなのかはまだ分からないが、二卵性双生児の娘達、梨花(田辺)と結花(山口)の成績に厳しく、100点以外は認めずに夕食抜きとか、挙げ句の果てに靴べらを高く持ち上げたから、娘を叩くのかと思ったら自分の二の腕を叩き続ける狂気。
「私達は完璧じゃないと駄目なの!」
麗美の二の腕には紫の痣←リカにも有ったね、だからそういう事なのかな。

娘の英会話の家庭教師・千尋(阿部)が夫とデキているのを知った麗美は…。本人が突然辞めると言って連絡が取れないと説明しているのだが、あれはどう見てもねえ…。

※結婚記念日の手作り料理がミートソーススパゲッティの一点物って(笑)誉めて食べる夫も大変だ。

演出=松本創

  • << 321 【シーズン枠外ドラマ】 「リカ~リバース~」2話まで終了。 家政婦の先輩・桑原清美から、麗美は先代の愛人の子で、先代夫婦に子供が出来なかった事から、医師の婿を取れば雨宮家を継がしてやると言われて、田舎の貧しい家の出の武士と結婚したという話を聞き、麗美から聞いていた話とは違う事に戸惑う幸子。 麗美が常に愛情に餓え極端に嫉妬深いのは、生い立ちのせいも有るのかな。 武士は女癖が悪く、娘達の英会話の家庭教師・千尋にも手を出しており、探偵に調べさせた麗美は二人の写真を入手、その直後に千尋は失踪。 武士が幸子をバックハグしている所を見た麗美は幸子の首を絞めようとするが、電話の音で手を止め、田舎の母が倒れたとの報せに幸子は急ぎ帰省し家政婦も辞める。 そして武士がクリニックで死んでいるのが見付かり、警察は自殺と断定する。 麗美の「死.ねばいいのに」の声がすると千尋も武士も怯えて顔がひきつり、失踪や自殺をしているので、これはもう麗美がやっちゃってるよね。 怖いのは麗美が今度は家庭教師の宗像にロックオンしていて、その宗像には梨花がずっとアタックをし続けている事。 武士が娘の梨花を溺愛する事さえ嫉妬の対象だった麗美が、このまま梨花を放置するとは思えないのだ。 もしそうだとすると、後の雨宮リカ28歳は誰なのか?妹の結花の可能性が高いのかな? (続く)

No.310 21/03/21 23:40
匿名さん0 

>> 292 【追記】 前回、東の犯行の場合、田所の動機だけ不明と書いたが、今回の東の台詞で「やっと入れた会社で田所にイビリ回されていた時は何してた… 【2021冬ドラマ】

「天国と地獄~サイコな2人~」全10話終了。(最終回は15分拡大)

終わってみれば種も仕掛けもない、9話迄に出て来た事実でほぼほぼ完結している話だった。警察内部に黒幕も居なかったし、田口浩正さんは本当に免許証の写真だけだったし。

それで思ったのは、昨今の傾向からSNSで考察合戦が始まる事を逆手に取って、深読みの根拠になり得る“エサ”を方々にばら蒔いていたのではないかという事。
八巻や陸には裏が有るのではないかに始まり、日高の中身は元々女に入れ替わっていたのではないか、だとしたら母親が生きているのか、いや五木も怪しい…とか、どんどん膨らんで行く視聴者の妄想。
それが当たるのか見届けたくて、益々罠にハマって行くシステム。

ただこのドラマが優秀なのは、何が真実なのか決定的な事は分からせないまま9話迄引っ張り、視聴者をドキドキワクワクさせ続けた事。やはり森下佳子氏の描く人間ドラマは面白い。

次に諸々の回収作業について。
日高のアメリカ時代のサイコパス疑惑については、反りが合わず足を引っ張りたかった九十九の流した偽情報という事でいいのだろうか。
“田口浩正写真だけ出演”は、明らかに“そんな筈はない”という視聴者の読みを煽る為のミスリード。
“日高の女性要素疑惑”も恐らくミスリードだったと思うのだが、これについては何らかの示唆が欲しかったなと思う。
(続く)

No.311 21/03/22 00:23
匿名さん0 

>> 310 (続き)
何故なら明らかに“陸が戻って来ているのが嬉しい!”という描写や、化粧をする事に何の迷いもない描写を入れ込んでいたのだから。

そして東の田所に対する恨みの中身が補足され、未成年だったので飲酒を断ったら田所のパワハラが始まり、うつ病を発症したら解雇されたというものだった。
何故東が3人共あの様な異様な殺し方をしたのか、どういう精神状態での犯行だったのかは明らかにされなかったので、十和田の漫画と犯行写真、3人に対する恨みの中身、15分の差による天国と地獄、父親の認知症、自分の末期癌と、明かされた東の事実を重ね合わせても、それがあの犯行形態に何故結び付くのかが、今一つ理解出来なかった。

最終回は、結果的に自分が巻き込んだ為に危うい立場に居る望月を守る為、全部の罪を被ろうとする日高と、日高の犯行ではないと確信していながらも、望月を守って揺らがない日高を追い詰める河原と、東の犯行を裏付ける自白録画を手に入れ、冤罪を生めば私は警察を辞めなければならない、私に私の正義を守らせてと日高に詰め寄り、自分の犯行ではないと認めさせた望月、この三人の攻防は見応えが有り、クライマックスに相応しい緊迫感が堪らなかった。

日高の為に必死になる望月を見て陸が男として嫉妬して、SDカードの件で一度は望月に嘘を付くが、何やってんだ俺と考え直して、望月のピンチを救う展開も胸熱だった。
(続く)

No.312 21/03/22 00:58
匿名さん0 

>> 311 (続き)
ラスト、出所した日高からやっと連絡が有り、例の歩道橋で会った二人。
日高の父が警察から返却して貰った凶器の丸石を、望月に見せる日高。それは綺麗に洗われ、花の様な模様入りだった事が分かる。
手に取った石を満月に重ねる望月。
日高は父と相談し、その石を東の墓に入れるつもりだと言う。日高の持つ紙袋にその石を入れると、紙袋が怪しく光る。
「じゃあお元気で」と言う望月の声がやけに低い。別れて歩き出すがふと立ち止まり振り向き、強く見つめ合う二人。

カメラは満月にパンして、どちらが喋ったのかが分からない綾瀬はるかの「取り敢えず今、お勤めどちらですか?」の台詞。

えっ!?また入れ替わっちゃったの?

洒落っ気は有ったけど、無い方が良かった様な…。

内容は完璧とまでは言わないが、とにかく次が観たい待ち遠しい、リアルタイムで観ようと思わせるパワーは完璧だったと思うし、満足度もかなり高く、傑作と言っていいドラマだったと思う。

※鑑識の新田(林泰文)の台詞回し、前回辺りからかなり「半沢直樹」の黒崎(片岡愛之助)に寄せてるよね(笑)

演出=平川雄一朗、青山貴洋

No.313 21/03/22 23:38
匿名さん0 

>> 293 【シーズン枠外ドラマ】 「監察医 朝顔」18話まで終了。 ✕印殺人事件は最終回まで引っ張って、今回は茶子先生の友人の松本教授(片… 【シーズン枠外ドラマ】

「監察医 朝顔」全19話終了。(最終回は30分拡大)

三田村一家殺人事件の犯人は海外にいて、今回森本を刺した犯人は海外でその男から犯行手口を聞いて、三田村家の風呂場で柴山さんを殺した模倣犯。森本は一命を取り留めたが、模倣犯はその後も二人を殺し、その現場で桑原達が確保。でも三田村一家殺人事件は未解決のままだった。三田村一家殺人事件で容疑者にされ、似た様な事件がある度に呼び出される市川の「俺の人生の責任は、誰が取ってくれるんだよ」という怒りの叫びの部分は良かったけど、それ以外は相変わらず雑。

事件の事は雑だけど、被害者の一人が心臓移植のレシピエントで、その両親はともかくドナーの両親迄出て来て、こういう話は丁寧に描く謎のスタンス。

まあ事件を描く力が弱いのに2クールにしたのが失敗だったね。枠を埋める為に制度を無視した忍の転職や桑原の異動、茶子の転身と復帰という無駄な動きを取り入れたり、平を移住させる事で登場した美幸に過剰な演出を付ける事で、どんどんリアリティーを失っていった。

あちこちに尺を取る事で監察医としての朝顔の存在意義も、薄れて行ってしまった様に思う。

2クールにするなら、事件部分と法医学教室の仕事部分をしっかりと書ける脚本家との、二人体制にした方が良かったと思う。一度シラケてしまうと、つぐみの可愛さだけではカバー出来ないわ。

演出=平野眞

No.314 21/03/25 18:17
匿名さん0 

>> 298 【2021冬ドラマ】 「おじさまと猫」11話まで終了。 あの窓の鍵は外れたんじゃなくて神田が掛け忘れていたのね。それじゃあ余計に… 【2021冬ドラマ】

「おじさまと猫」全12話終了。

神田に抱かれて甘えるふくまるの毛並みが真っ白になっていたので、家に帰ってシャンプーしたんだなって思ったら、そこは何と動物病院の待合室。ふくまるもぎょぎょ~ってびっくりして仰け反っていたけど私もびっくり!
病院から帰宅したらふくまるが「おうちにゃ~ん」って喜んで、臭いを嗅いで確認していたから、やっぱりまず病院に行ったんだよね。
先週“いやいや動物病院に直行した方がいいのでは?と思ってしまったよ。”なんて書いて申し訳ない(汗)
でもそうだとしたら、あの綺麗になってるふくまるの謎は…?とこで洗ったの?

あとライブ当日に仲間に裏切られ、ぼっちでステージに立ち声が出なくなってしまった森山の為に、ステージに上がった神田。日比野とその仲間も続いて、森山の為に演奏。打ち合わせ無しで初めての曲でも合わせられるものなのか?慣れてる日比野達はまだ分かるけど…と思ったら、神田はチラチラ楽譜台に目をやっていたから、あそこにだけ楽譜が有る設定なのか?
と言うか、皆の楽器はどうしてそこに有るのか、来なかった連中が楽器を放置している訳は無いし…とか、今回は謎演出が多過ぎ。

神田は、仲間の為に弾いているから私は弾けるのかと気付く。
そして1年後、神田はコンサートに復帰する。そのポスターにはふくまるも写っている。
(続く)

No.315 21/03/25 18:38
匿名さん0 

>> 314 (続き)
おうちに帰って安心したふくまるが、一人ぼっちでさ迷っていた時を思い出して「パパさーん!」って泣いてしまったり、神田の横で安心し切って、顔を更に不細工にして眠っていたり、森山のライブの打ち上げで皆が神田の家に来て、ふくまるの顔を触りだしたら小林の時だけ「小林はやめろ!」と拒否ったり(笑)今回もふくまるは可愛くて癒された。

もう観られないなんて。
何なら「ふくまるスペシャル」とか、30分ふくまるが出ずっぱりの番組を作ってくれないかな。絶対に観て永久保存するんだけどな。

人形劇の猫を使ってプロに操って貰い、VFXで綺麗に仕上げる方法を選択した制作陣に、最大限の拍手を送ります。
癒しの時間をありがとうございました。

演出=椿本慶次郎



No.316 21/03/27 16:17
匿名さん0 

>> 304 (続き) 「信じて貰えないかもしれないけど、一度だけ奇跡は起こったんだ。これが俺の家の話だ」 そして大晦日、寿一は父の好きなスーパー世阿… 【2021冬ドラマ】

「俺の家の話」全10話終了。(最終回は15分拡大)

前回の「奇跡は一度しか起こらなかった」のナレーションは、宗家の死ではなく寿一のプロレスでの事故死を意味していた。
そしてその死を受け入れられず、まだそこに寿一が居るが如く振る舞う寿三郎と、確かにそこに存在する寿一の魂。

凄いねクドカン。それしか言葉が出て来ない。

終わってみればこのドラマには、息子を拐われた母親が捜し続けた果てにその死を知り、受け入れられずに幻を見て更に嘆き苦しむという能の「隅田川」をベースに、家出をした観山流宗家の長男が25年振りに帰って来て、父を内心では喜ばせたと思ったら、たったの1年でこの世から旅立ってしまい、父に受け入れ難い苦しみを与えてしまったという話と、寿一を演じた長瀬智也が本作を以て芸能界の表舞台から去る事が決まっており、それはファンにとっても仕事の関係者にとっても受け入れ難い事実だけど、長い年月に渡り数々の作品を長瀬と共に作り上げて来たクドカンが、敢えてそういう惜別の感情に引導を渡して長瀬への餞とするという、二つの意味が有ったんだなと気付かされた。

だから凄いなあクドカン…に尽きる。

こんなずっと心に残るだろう名作が引退作品とは、幸せな男だ長瀬は。それだけ彼はスタッフにも愛されていたという証拠でもあるね、これは。

演出=金子文紀

No.317 21/03/28 11:38
匿名さん0 

>> 305 【2021冬ドラマ】 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」11話まで終了。 今回は「アウトローの森」の原作(田口達が映… 【2021冬ドラマ】

「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」全12話終了。

考えてみればこのドラマ、第1シリーズからずっとレギュラー出演しているのは、今の主演のバイプレ4人とジャスミン役の北香那だけなんだよね。
今回はそのジャスミンが主役の回。

大杉漣さんの中国人のマネージャー役で登場し、大杉漣さん亡き後の今シリーズでは、バイプレウッドの食堂のアルバイトとして数々の出演者と関わって来た訳だが、実はその裏では大杉さんや他の役者の皆さんの演技に魅了され、自分もやってみたいとオーディションを受けて、エキストラに近い仕事から始めていたという事が明かされる。

今回初めて台詞の有る役(テレ東57周年記念SPドラマ「冤罪」宮沢りえ主演の法廷場面に出演)を勝ち取り撮影に臨むが、緊張が取れず何度やっても上手く行かずに、監督から降ろされてしまうという屈辱を味わう。
おまけにそれが宮沢りえのパワハラで降ろされたというウソ記事(何故か表紙が週刊文春の実名(笑))になってしまい、申し訳なさと自信喪失から、ジャスミンはバイプレウッドから去る事を選ぶのだが、バスで流されている「小さいおじさん」の演技にケチを付けている二人の役者(何と玉置玲央と尾上寛之!)にキレて「お前ら!一度でも共演した事は有るのか?何を知ってるのか!」と説教を始める。
(続く)

No.318 21/03/28 12:04
匿名さん0 

>> 317 (続き)
そこにこれ迄の懐かしいシーンの数々が流される。
怒れる自身の言葉でまだ芝居を続けたい自分の本音に気付き、バスを止めて貰いバイプレウッドまで走り続けるジャスミン。

「小さいおじさん」を撮影中のスタジオに駆け込み「お前ら!出てやってもいいぞ!」←自信喪失している時にウチの配信ドラマのオーディションを受けてみるか?と誘われていたが、断っていた。

エンケンさん達バイプレの重鎮に「お前ら!」と呼び掛けて笑顔で許されるのは、大杉漣さんが可愛がっていたマネージャーという設定だった事、中国人という設定だった事、そして長い期間関わって来た歴史が有るという設定だった事が絡み合った結果であり、最初から観ている者にとってはこの「お前ら!」は、このドラマには欠かせないフレーズなのだ。

第3シリーズは途中からネタ切れみたいになり、面白さは段々と失われて行った感があるが、最後にジャスミンと重鎮バイプレの歴史が観られて、愛情の籠った「お前ら!」も聞けたので良かったと思う。

演出=松居大悟

No.319 21/03/28 16:38
匿名さん0 

>> 306 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」8話まで終了。 モコミにとってはトミーは勿論、ソファーもベッドも壁のド… 【2021冬ドラマ】

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」9話まで終了。

佑矢が役者になりたいのは自分じゃない誰かになるのが楽しいから。
モコミは自分じゃない誰かになるのが苦しい。(←兄の花鋏で兄の様なアレンジを造った時の話ね)
「それからだよね、トミーや花と話せなくなったのは」「うん」

兄はモコミに店は暫く休む様に言い、モコミも素直に従う。

兄が祖父に「本当に不倫をしたの?」と聞くと「はい」「反省した?」「いえ」
「だって好きになったものは仕方ないだろ」聞いていた千華子は感情が爆発。
伸寛が止めるが言う事を聞かず、今度は伸寛が爆発「俺も好きにする、田舎で暮らす!」
祖父は自分が妻と暮らそうと下見に行った事のある田舎の話をして、行きたいと言ったモコミを連れて3人で下見に行く事に。
当日、結局千華子も俊祐もくっついて来た。

向こうの担当者が祖父を覚えていて、「奥様もここで暮らす事を楽しみにしていましたね」と言った事に衝撃を覚える千華子。
母は夫の不倫を許していたのか?「私の知らない所で仲良くしていたなんて」

トミーが犬に連れ去られ(モコミ達はそれを見ていない)動揺するモコミ。全員で捜すが見付からず、モコミがすがる思いで木に手を当てると(何と言う事でしょう!)、光が降り注ぎ森の木々が一斉に話し出す(超常現象かよ)。
(続く)

No.320 21/03/28 17:02
匿名さん0 

>> 319 (続き)
兄に成り済ましたら花や物の声が聞こえなくなり、自分の分身でもあるトミーの事を必死になって聞いたら木々が話し掛けて来てくれたって、どういう基準なんだろうか。

最終回は祖父からの問い掛け「モコミは物とまた話せる様になったら、その力を何に使いたいの?」に答えを出すみたいで。


祖父が不倫を否定しなかったのは意外だったな。相手が教え子だし勝手に何か深い理由が有って、不倫をした振りをしたのではないかと想像していたから。
父に対して同じく嫌悪を抱いていて許してはいないと信じていた母が、夫との田舎暮らしを楽しみにしていたという事実を知った千華子の「えっ!?何で?」という、裏切られた様な思いは分かる様な気がする。
それも踏まえて千華子がどういう結論を出すのかも興味を引く。

てか千華子のキャラ変が激し過ぎて、当初とは別人の様で戸惑う。
モコミの変貌については理由付けがされているので、納得はしているのだが。

演出=竹園元

  • << 325 【2021冬ドラマ】 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」全10話終了。 いやあ30分で一気にあちこち畳んだから中身が薄っぺらくてびっくりした。 何事も周囲に振り回されず我が道を行く佑矢が、もう今の所で出番なんか待っていられないと、実家のある静岡に戻って自分の劇団を作る事にしたというのはまだ分かるけど、何で俊祐がそこに行ってまで役者の夢を追い掛けるのかが分からないし(1年も経たずにシラッと戻って来る甘さを、貫く佑矢との対比で描きたかったの?でも要らないわ、そんなの)、そもそも俊祐がストライキをした時に、残りの3人であれだけ右往左往していた花屋を、涼音と真由(それも身重)だけで回せるのかって話。 千華子のキャラぶれも酷かったし、家族に総スカンを食って弱々しくなった母親に独り暮らしを反対されたモコミが、「また直ぐに不安になる様な事を言う」「お母さん、今まで何かやった事ある?」「全部おじいちゃんのせいなの?」と、冷たく突き放すのも怖かった。(別れ際に感謝の気持ちは伝えていたけど。これを言わせないと「家事や子育ては“やった事”に含まれないのか!」と、大炎上してしまうから) モコミはトミーから卒業して樹木医の道へ進む事に。基礎から学ぶ事にしたのはいいけど、その内“能力”が原因でその道の先輩方と衝突しそうな気配が漂っている怖さ。 (続く)

No.321 21/03/28 17:58
匿名さん0 

>> 309 【シーズン枠外ドラマ】 「リカ~リバース~」(共テレ・東海TV)脚本=本田隆朗 出演=高岡早紀、浅香航大、福田麻由子、山口まゆ、田辺桃… 【シーズン枠外ドラマ】

「リカ~リバース~」2話まで終了。

家政婦の先輩・桑原清美から、麗美は先代の愛人の子で、先代夫婦に子供が出来なかった事から、医師の婿を取れば雨宮家を継がしてやると言われて、田舎の貧しい家の出の武士と結婚したという話を聞き、麗美から聞いていた話とは違う事に戸惑う幸子。
麗美が常に愛情に餓え極端に嫉妬深いのは、生い立ちのせいも有るのかな。

武士は女癖が悪く、娘達の英会話の家庭教師・千尋にも手を出しており、探偵に調べさせた麗美は二人の写真を入手、その直後に千尋は失踪。
武士が幸子をバックハグしている所を見た麗美は幸子の首を絞めようとするが、電話の音で手を止め、田舎の母が倒れたとの報せに幸子は急ぎ帰省し家政婦も辞める。

そして武士がクリニックで死んでいるのが見付かり、警察は自殺と断定する。

麗美の「死.ねばいいのに」の声がすると千尋も武士も怯えて顔がひきつり、失踪や自殺をしているので、これはもう麗美がやっちゃってるよね。

怖いのは麗美が今度は家庭教師の宗像にロックオンしていて、その宗像には梨花がずっとアタックをし続けている事。
武士が娘の梨花を溺愛する事さえ嫉妬の対象だった麗美が、このまま梨花を放置するとは思えないのだ。
もしそうだとすると、後の雨宮リカ28歳は誰なのか?妹の結花の可能性が高いのかな?
(続く)

No.322 21/03/28 18:15
匿名さん0 

>> 321 (続き)
暗い性格の結花は、頭が良くて華やかな梨花に憧れていて、「お姉さまの様になりたい」と常に願っているので、もし梨花が死ぬ様な事があれば、そして麗美も居なくなったとしたら、梨花に成り済ます可能性は高いかなと思う。(結花も姉に倣ってスケールで必死に左腕の内側を叩いて、同じ様な痣を創っていたし)

あと分からないのは幸子ね。麗美に殺されかけたのに、1年後にまた雨宮家に家政婦として舞い戻るなんて。何を考えているんだろう。ひょっとして幸子も宗像に惹かれていて、両思いになる展開とか有るのかな。
それだと二人まとめて始末されちゃうかも。

次回で終わるので話が進むのが早い。

予告で麗美がタクシーを追い掛けていて、これこれって思ったら、娘二人も一緒に走ってた(笑)
どうなるのか楽しみ。

演出=松本創

  • << 327 【シーズン枠外ドラマ】 「リカ~リバース~」全3話終了。 ああ、なるほど!麗美がやった麗美がやったと見せ掛けておいて、実は全部が結花の犯行。その動機は、美しく華やかな梨花の影に隠れてしまう自分は、誰からも注目されず愛されないから。(←これは偏に梨花だけを溺愛していた父親・武士の責任だし、それに嫉妬はすれど、ハブられた結花のフォローなど頭の片隅にさえ無かった麗美の責任でもある) 幸子の前の家政婦と千尋は父親の愛人だったから殺して庭に埋め、自分を愛してくれなかった父親も殺し、愛してくれないなら居ない方がいいとの梨花の言葉に感化されて宗像をアパート放火で(住人二人も巻き添えにして)殺し、ずっと憧れていて「なりたい!」と思っていた梨花の事も「お姉さまが居たら私は一生お姉さまにはなれない」と気付いて殺し、麗美の事も殺し、のこのこ荷物を取りに来た超鈍感な幸子も餌食に。凄い9人も! その後どうやって梨花達の殺人を隠蔽したのかは不明。 梨花に成り済ますと言っても二卵性で似ていないから、整形をするか、それまでの人間関係を一切断ち切って看護学校に進学しないと厳しいと思うんだけど、それも不明。 いきなり大谷亮平が出て来て、高岡早紀の“雨宮リカ28歳”に飛んでた(笑) まあ突っ込みドラマとして面白かったのでそれで良し。でも映画は観ないな(笑) ※田辺桃子はこれから伸びそう! 演出=松本創

No.323 21/03/31 18:57
匿名さん0 

>> 278 【2021冬ドラマ】 【ここまでの短評】 「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」9話まで終了。 やり直せないかと鈴に送った手紙… 【2021冬ドラマ】

「ホリミヤ」全7話終了。

夢で宮村に「お別れしよう」と言われて、現実にも冬休みを前に、放課後は一人でさっさと帰ってしまう宮村に不安が隠せない堀。
これはさあ、ちょっと考えれば宮村の家はケーキ屋で、クリスマスも間近なんだから準備で忙しいんだなって分かるし、てか何で宮村もそう言ってあげないのかなって。

堀の為にオリジナルケーキを作っているのは内緒にして、母親を手伝ってるって言えば納得して貰える話なのに。不安にさせるのが一番ダメよ。
堀のおかげでたいぶ人付き合いも出来る様になった宮村だけど、まだまだ不器用なのね。そこが可愛くも有るんだけど。

卒業して別々の道に進む事になっても「私、宮村と一緒にいたい!…何か言って下さい…」「じゃあ結婚して下さい」自分で言って熱ーッと照れる宮村。

自分の感情をストレートに出して来るけどそれが可愛い堀と、閉じ籠っていた殻を破って出て来たら、優しくてとってもいいヤツだった宮村の、青春恋物語にキュンキュンさせて貰ったドラマだった。

※創太の描いた家族の絵に、父親が居なくて宮村が居るのには笑ってしまった。
ショックは受けても深刻にはならない堀家の父・京介の破天荒キャラも中々良かったね。

演出=松本花奈

No.324 21/03/31 21:10
匿名さん0 

【2021春ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演

「イチケイのカラス」竹野内豊
「きれいのくに」吉田羊
「珈琲いかがでしょう」中村倫也
「大豆田とわ子と三人の元夫」松たか子
「着飾る恋には理由があって」川口春奈
★「ガールガンレディ」白石聖
「恋はDeepに」石原さとみ、綾野剛
★「理想のオトコ」蓮佛美沙子
★「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」栗山千明
「桜の塔」玉木宏
「レンアイ漫画家」鈴木亮平
「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています~」吉川愛
「半径5メートル」芳根京子
「リコカツ」北川景子
「あのときキスしておけば」松坂桃李
★「生きるとか死ぬとか父親とか」吉田羊
「今ここにある危機とぼくの好感度について」松坂桃李
「コントが始まる」菅田将暉
「泣くな研修医」白濱亜嵐
「コタローは1人暮らし」横山裕
「最高のオバハン中島ハルコ」大地真央
「ドラゴン桜2」阿部寛
「ネメシス」広瀬すず、櫻井翔

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

  • << 331 【追記】 【2021春ドラマ】 取り敢えず初回は視聴予定のドラマ 吉川愛と板垣李光人主演の「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています~」の初回は、観始めて約28分で離脱したので、リストからは外す事にする。 土曜夜のドラマ渋滞中の時間帯に新枠として始まる本仮屋ユイカ主演の「私の夫は冷凍庫で眠っている」が、2話迄は録画被りをしないので、一応観てみようと思う。
  • << 366 【2021春ドラマ】 視聴中のドラマの初期評価1️⃣(曜日順) ※放送回数が1話~3話とバラ付き有り ※☆5がハマってる、☆4が面白い、☆3がまあまあ、☆2がイマイチ、☆1が離脱するかも ※☆の後ろに↗️を付けた物は今後もっと面白くなるかも、期待出来そう 「イチケイのカラス」☆☆☆☆☆ 「きれいのくに」☆☆☆↗️ 「珈琲いかがでしょう」☆☆☆☆ 「大豆田とわ子と三人の元夫」☆☆☆ ★「ガールガンレディ」☆ 「恋はDeepに」☆ ★「理想のオトコ」☆☆ ★「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」☆☆☆ 「桜の塔」☆☆☆☆☆ 「レンアイ漫画家」☆☆☆ 「リコカツ」☆☆☆↗️ ★「生きるとか死ぬとか父親とか」☆☆☆☆☆ 「コントが始まる」☆☆☆↗️ 「私の夫は冷凍庫で眠っている」☆☆☆☆ 「最高のオバハン中島ハルコ」☆☆ 「ネメシス」☆☆☆ ★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ (関東の番組表より) ※まだ放送されていない作品については2️⃣で評価予定

No.325 21/04/04 11:32
匿名さん0 

>> 320 (続き) 兄に成り済ましたら花や物の声が聞こえなくなり、自分の分身でもあるトミーの事を必死になって聞いたら木々が話し掛けて来てくれたって、… 【2021冬ドラマ】

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」全10話終了。

いやあ30分で一気にあちこち畳んだから中身が薄っぺらくてびっくりした。

何事も周囲に振り回されず我が道を行く佑矢が、もう今の所で出番なんか待っていられないと、実家のある静岡に戻って自分の劇団を作る事にしたというのはまだ分かるけど、何で俊祐がそこに行ってまで役者の夢を追い掛けるのかが分からないし(1年も経たずにシラッと戻って来る甘さを、貫く佑矢との対比で描きたかったの?でも要らないわ、そんなの)、そもそも俊祐がストライキをした時に、残りの3人であれだけ右往左往していた花屋を、涼音と真由(それも身重)だけで回せるのかって話。

千華子のキャラぶれも酷かったし、家族に総スカンを食って弱々しくなった母親に独り暮らしを反対されたモコミが、「また直ぐに不安になる様な事を言う」「お母さん、今まで何かやった事ある?」「全部おじいちゃんのせいなの?」と、冷たく突き放すのも怖かった。(別れ際に感謝の気持ちは伝えていたけど。これを言わせないと「家事や子育ては“やった事”に含まれないのか!」と、大炎上してしまうから)

モコミはトミーから卒業して樹木医の道へ進む事に。基礎から学ぶ事にしたのはいいけど、その内“能力”が原因でその道の先輩方と衝突しそうな気配が漂っている怖さ。
(続く)

No.326 21/04/04 11:53
匿名さん0 

>> 325 (続き)
成長期に10年間、社会と隔絶した生活をしていた(させられていた)ツケは、そんなに簡単には払えないと思う。
そういう意味では千華子の片寄った思考は罪だし、それを許した伸寛も親としては同罪だ。

そして祖父の観。物事を大所高所から捉えられる人物の様に描きながらも、不倫は事実、女に目が無い様な描き方もしていて、何が真実なのかは曖昧なまま終わってしまったので、それもがっかりした大きな要因かな。
自分の不倫が原因で怪物にしてしまった娘を正し、犠牲者の孫娘の独り立ちをサポートする為に居候を決め込んだ祖父の物語、が裏テーマだったと思いたいのだが…。

演出=竹園元

No.327 21/04/04 12:47
匿名さん0 

>> 322 (続き) 暗い性格の結花は、頭が良くて華やかな梨花に憧れていて、「お姉さまの様になりたい」と常に願っているので、もし梨花が死ぬ様な事があれ… 【シーズン枠外ドラマ】

「リカ~リバース~」全3話終了。

ああ、なるほど!麗美がやった麗美がやったと見せ掛けておいて、実は全部が結花の犯行。その動機は、美しく華やかな梨花の影に隠れてしまう自分は、誰からも注目されず愛されないから。(←これは偏に梨花だけを溺愛していた父親・武士の責任だし、それに嫉妬はすれど、ハブられた結花のフォローなど頭の片隅にさえ無かった麗美の責任でもある)

幸子の前の家政婦と千尋は父親の愛人だったから殺して庭に埋め、自分を愛してくれなかった父親も殺し、愛してくれないなら居ない方がいいとの梨花の言葉に感化されて宗像をアパート放火で(住人二人も巻き添えにして)殺し、ずっと憧れていて「なりたい!」と思っていた梨花の事も「お姉さまが居たら私は一生お姉さまにはなれない」と気付いて殺し、麗美の事も殺し、のこのこ荷物を取りに来た超鈍感な幸子も餌食に。凄い9人も!

その後どうやって梨花達の殺人を隠蔽したのかは不明。
梨花に成り済ますと言っても二卵性で似ていないから、整形をするか、それまでの人間関係を一切断ち切って看護学校に進学しないと厳しいと思うんだけど、それも不明。
いきなり大谷亮平が出て来て、高岡早紀の“雨宮リカ28歳”に飛んでた(笑)

まあ突っ込みドラマとして面白かったのでそれで良し。でも映画は観ないな(笑)

※田辺桃子はこれから伸びそう!

演出=松本創

No.328 21/04/04 16:43
匿名さん0 

「2021冬ドラマのまとめ①」

1位「俺の家の話」
個別レス参照。
引退をする長瀬智也に「よく頑張った、今までありがとう」というエールと、「戻りたくなったら戻ってくればいいんだよ」というスタッフの気持ちを込めて作られたのかなと、見終わって初めて感じ取れる素敵過ぎるドラマだった。

2位「天国と地獄~サイコな2人~」
個別レス参照。
どうなる?次は?と夢中にさせてくれた、エンタメ性の高いドラマ。ただミスリードの放置が若干有ったり、犯行形態と動機の整合性に違和感が有ったりしたので、二番手評価にした。

3位「その女、ジルバ」
個別レス参照。
現実の水商売はそんなに仲良しこよしの甘い物では無いと思うが、今のこの御時世だからこそのBARのファンタジー仕立てが心地良かったし、ブラジル移民と戦争孤児と大震災被害者の苦悩を重ねた原作者の構成力にも感心した。

【他にハマった作品】
「知ってるワイフ」
途中から失速した感は否めないが、前半はかなり面白くてハマった。

「おじさまと猫」
これまた前期の「チェリまほ」と同様に、アイディア勝利プロデューサー勝利の様なドラマ。ふくまるの可愛さにハマった!


【今期の演技MIP】
「知ってるワイフ」で、振り幅の広い意外な演技力を見せ付けた広瀬アリス。そして「おじさまと猫」のふくまるの声優として、見事にドラマを支えた神木隆之介。
甲乙付け難いので両名に。

No.329 21/04/04 17:08
匿名さん0 

「2021冬ドラマのまとめ②」

全話観たドラマの平均視聴率(%)

「天国と地獄」15.3
「ボス恋」11.7
「にじいろカルテ」11.0
「俺の家の話」9.2
「警視庁強行犯係」8.9
「ウチ彼」8.7
「青のスクポリ」8.6
「知ってるワイフ」7.5
「アノニマス」5.5
「その女、ジルバ」4.4
以下平均視聴率不明
「ドリームチーム」
「モコミ」
「書けないッ!?」
「六畳間のピアノマン」
「ここは今から倫理です。」
「ホリミヤ」
「おじさまと猫」
「バイプレイヤーズ3」
「直ちゃんは小学三年生」
「神様のカルテ」

※1クールを越えるドラマ、3話以下のドラマは除く。

※視聴率は関東地区のリアルタイム世帯視聴率。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)

No.330 21/04/04 17:24
匿名さん0 

2021年冬ドラマ
【最終回の視聴率が前週より1ポイント以上上昇したドラマ】←最後がどうなるのか期待値が高かった?

番組名/+ポイント

天国と地獄/+3.6
俺の家の話/+2.5
にじいろカルテ/+1.9
知ってるワイフ/+1.3
ボス恋/+1.2
ウチ彼/+1.1

(注)自分が全話視聴済みのドラマで、ワンクール以内で4話以上のドラマが対象。視聴率不明のドラマは対象外。

No.331 21/04/04 18:55
匿名さん0 

>> 324 【2021春ドラマ】 取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 「イチケイのカラス」竹野内豊 「きれいのく… 【追記】

【2021春ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定のドラマ

吉川愛と板垣李光人主演の「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています~」の初回は、観始めて約28分で離脱したので、リストからは外す事にする。

土曜夜のドラマ渋滞中の時間帯に新枠として始まる本仮屋ユイカ主演の「私の夫は冷凍庫で眠っている」が、2話迄は録画被りをしないので、一応観てみようと思う。

No.332 21/04/05 23:50
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「イチケイのカラス」(CX)脚本=浜田秀哉 出演=竹野内豊、黒木華、新田真剣佑、山崎育三郎、桜井ユキ、水谷果穂、中村梅雀、升毅、草刈民代、小日向文世 他 

浅見理都の漫画原作。《月9・54分枠》(全話数不明)初回30分拡大

裁判官に許された制度を目一杯使って、検察の導き出した真実に間違いは無いのかを徹底的に調べ上げ、確信を得てから判決を出す、組織としては面倒臭い裁判官(入間みちお=竹野内)を正す為に送り込まれたサイボーグの様な特例判事補(坂間千鶴=黒木)が、恐らく“ミイラ取りがミイラになってしまう”話。
入間のはみ出しが許されるのは、その上司である部長裁判官(駒沢=小日向)が支えているからであり、そもそも何かが有って(恐らく無実を主張する依頼人を無罪に出来ず…みたいな事と予想)弁護士を廃業しようとしていた入間を、「裁判官にならないか」と誘ったのは駒沢だった。

冒頭の中学生の裁判所見学の質疑応答を、赴任したばかりの坂間が担当し、中学生の引率を装った入間も質問を投げ掛ける事で、二人の仕事に対する捉え方の違いが自ずと分かる仕掛けがまず良かった。

事前情報を入れないで視聴しても、大まかな人物像や関係性は理解出来たので、初回の作りとしては良かったんじゃないかなと思う。

で、肝心の事件の方なんだけど、こっちはちょっと雑だったな。
(続く)

No.333 21/04/06 00:28
匿名さん0 

>> 332 (続き)
献金の不正流用を疑われた代議士秘書が死んだのは自殺と結論付けたのは、目撃者が居たからなのだが、一人だけの証言ならもっと慎重に裏が無いのか精査すべき案件の様に感じたし、そもそもの話として騒音がどうの以前に、踏み切り内に少女が居るのに何故電車の運転士は警報を鳴らさなかったのか(映像の感じでは直線の線路の様に見えたので)、そこがご都合主義で、入間もそこには踏み込んでいないので、雑な印象しか持てなかった。

ただ人間物語としては、就職で社会に出て行く息子に顔向け出来ないから、見て見ぬ振りをして来た代議士の不正を公表しようと決意した父親、自分を助けてくれた人が死に、ずっと苦しんでいる娘に顔向け出来ないから、嘘の証言を撤回しようと決意した母親、父親の自分に対する期待と深い愛情を知ったから、嘘の主張を裁判で撤回した息子、この三者の心境の変化を関連付けて畳み掛けて行った終盤の展開は良かったと思う。

まあ裁判官が事件の結論を覆すという事は、警察や検察の捜査が杜撰で弁護士もおざなりという前提が有って初めて成立する話なので、雑な部分には余り目くじらを立てずに、人間ドラマとして楽しむべきなのかなとは思う。
そういう意味では、竹野内豊と黒木華と小日向文世の組み合わせは悪くないし、この先も期待が持てそうな感じはしている。

演出=田中亮

  • << 346 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」2話まで終了。(2話は15分拡大) 一歳半の幼児の急性硬膜下血腫は、母親・深瀬遥子(前田敦子)の虐待によるSBS(乳幼児揺さぶられ症候群)が原因なのか? 一審有罪の後深瀬は控訴。高裁は判断をせずに差し戻し入間が担当する事に。 一審の有罪判決を出したのが事務総長の息子で、周囲は忖度、本人は親の権力を笠に着る中で、入間の強権が発動される。 今回は展開に隙が無くイチケイのチームワークも発揮され、かなりいい仕上がりで面白かった。 遥子が送検の時に笑った瞬間の顔が拡散され、世間からは“鬼女”と言われて更なるバッシングを受けたが、本当はあの時誰かの携帯が鳴り、着信音が娘の大好きな♪ピッチピッチチャップチャップランランランだったから、思わず笑っただけなのにという話は、“現代独特の私刑”として胸に刺さる物があった。(但しこれは演出上の問題だけど、あれはどう見ても思わず笑った顔ではなく、誤解を生む様なニヤリとした顔だったよね) 遥子の夫が渋谷謙人、義母が松金よね子、医師が甲本雅裕と、どっちにも転ぶ可能性を感じさせる役者を配していたのも上手かったなと思う。 色々揺れ動いても最後は憲法第76条を遵守し拠り所としている坂間のキャラは、好感が持てる。 演出=田中亮

No.334 21/04/06 19:12
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「珈琲いかがでしょう」(TX・アスミックエース・製作委員会)脚本=荻上直子 出演=中村倫也、夏帆、磯村勇斗 他 初回ゲスト=足立梨花、井上肇、大石吾朗、貫地谷しほり 他

コナリミサトの漫画原作。《ドラマプレミアム・49分枠》(全話数不明)初回5分拡大

月曜22時からの枠が「アノニマス」で終了し、23:06~の枠が新設されたその第一弾ドラマ。
「凪のお暇」を描いた漫画家の作品が原作で主演が中村倫也なので、ああいう空気感が出ていたらいいなと思って観たら、時間を掛けて美味しいコーヒーを淹れてお客の話を聞き、必要なら短い言葉を掛けて気付きのきっかけを作る、そんな移動珈琲店店主・青山(中村)の、自然体の柔らかい物腰が癒しを与えてくれる様な、雰囲気のあるドラマだった。

基本1話で2本の話を放送するオムニバススタイルで、中村、夏帆、磯村がレギュラーという事らしいが、ep.1に出ていた夏帆はいいとして、磯村は不敵に飴玉を噛んでいるだけで、どこの誰なのかさっぱり分からない(笑)

微笑んでいる青山にしても、予告の、強面に凄まれても一歩も引かない感じから言って、何かとんでもない過去をお持ちの様な…。飲食業なのに右手だけ柄物のサポーターをしているのも気になるんだよね。
まっ、面白そうなので継続視聴決定だな。

演出=荻上直子

  • << 350 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」2話まで終了。(2話は5分拡大) 片田舎での商売を終えた青山は帰路につくが、途中で荷台に少女が隠れているのに気付く。屋台の顧客の娘・雅(山田杏奈)だった。田舎はうんざり、キラキラした東京で成功したい、このまま連れて行って欲しいと譲らない。インスタで知り合ったお姉さん(礼=臼田あさ美)のシェアハウスに泊めて貰えるからと言う雅に、父親に連絡を入れる事を条件に折れる青山。 礼自身、画家になる夢を抱えて上京するも、キラキラした時期はあっという間に終わり、今は売春斡旋紛いの事をして金を得る所迄落ちていた。 東京の現実を知らず、インスタにキラキラの自分をアップし続け、私なら絶対に成功すると信じている雅に、礼は以前の自分を重ねて嫉妬し、東京の怖さを思い知らせてやろうと思ったのかな。 雅の父親と連絡を取っていた青山は雅の後をつけていて、すんでの所で礼の部屋に入り男達から雅を守る。 半グレみたいな男が青山の目を見ただけで動きを止め腰が引けてしまう。この演出だけで十分だったけど、後から男に「人を殺した事のある目をしてた」と言わせ、それを聞き付けた磯村勇斗が礼に会いに行き、礼の描いた似顔絵で青山だと確認。(←この似顔絵が超似ていた。特に目がよく特徴を捉えていて上手かった) (続く)

No.335 21/04/08 14:27
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「ガールガンレディ」(MBS・BSP・製作委員会)脚本=宮本武史 他 出演=白石聖、石井杏奈、大原優乃、伊藤萌々香、出口夏希、井頭愛海、田辺桃子、和田雅成、朝比奈彩、濱田岳 他

オリジナル作品。《ドラマイズム・30分枠》(全話数不明)

クラスでは空気の様な存在の小春(白石)はプラモが大好きで、たまたま飛び込みで店主に勧められて買った“ガールガンレディ”と“アタックガールガン”を完成させると、そのまま転た寝してしまう。

誰かの声で起こされるとそこは自分の高校の教室で、目の前には人間の姿になった自分が組み立てたガールガンレディのアリス(大原)が居て、いきなり教室に弾丸が撃ち込まれる。「何これ、夢?夢?」「小春、ようこそガールガンファイトへ」とアリスに言われ、プラモで組み立てた筈のガンを渡される。

いくつかのチームの対抗戦で、撃たれて当たると血が流れ、学校の周囲は見えない“ビリビリネット”で覆われていて逃げられず、死んだら消える。

夢から覚める小春。翌朝登校すると昨日の戦いで倒れた筈の水野(井頭)がクラスに居て、やっぱり夢だったんだと一安心する小春。だが…消えた子の机と椅子が片付けられる現実は何?生徒会長(石井)が黒幕なの?

よく分からんがバカバカしいんだけどそこそこ面白い。でもレビューは今回のみにする。

演出=瀧悠輔

No.336 21/04/08 15:05
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「理想のオトコ」(TX・The icon・製作委員会)脚本=小松江里子 出演=蓮仏美沙子、藤井美菜、瀬戸利樹、味方良介、安藤政信 他

チカの漫画原作。《ドラマParavi・30分枠》(全話数不明)

クレジットタイトルのバックの映像が、カラオケで流れるみたいな安っぽさでまずひと笑い。(エンドクレジットの映像も何の捻りも無くてドイヒーw)

32歳の親友同士の女二人。美容師の燈子(蓮仏)は顧客から見合いを勧められ、編集者の茉莉沙(藤井)は既婚。
そんな二人の周囲に突然それなりの“いい男”が湧いて来て…。

茉莉沙が担当している漫画家のミツヤス(安藤)の授賞式の夜、燈子はアレンジへアコンクールに予選落ちしたショックで、その日が初対面のミツヤスと居酒屋で飲んで酔いつぶれ、茉莉沙は祝勝会をミツヤスにすっぽかされて表紙デザイナーの高田(瀬戸)と飲んで酔いつぶれ、翌朝それぞれ目覚めたら自宅ではなく、ベッドの隣にはそれぞれが飲んだ相手の男が寝ていて、やらかしちゃった?という展開。

燈子には高校時代の友人で卒業以来初めて再会した、今は茉莉沙の同僚になっている圭吾(味方)も惹かれ始めているみたいで、モテ期到来なのか?

深夜ドラマにしてはオーソドックス過ぎて面白味には欠けるのだが、役者は揃っているのでもう少し観てみるけど、レビューは書かないかな、多分。

演出=宮脇亮

  • << 374 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」3話まで終了。 初回のレビューで『役者は揃っているのでもう少し観てみるけど、レビューは書かないかな、多分』と書いたのだが、ミツヤスのアシスタント・最賀(平井亜門)のキャラ(アシスタントの領域を越えて、締め切り厳守と尻を叩き私服のコーディネートまでと、まるでマネージャーの様でミツヤスも頼り切っている)が独特で面白いし、ミツヤス自身も燈子と寝て居酒屋デートも楽しんで誠実そうに見えるのに、最賀に二人の関係を問い詰められると「付き合っていません」と言ってしまう謎キャラ(笑) で、少し面白くなって来たので初期評価の☆☆から☆☆↗️に若干変更。 演出=北川瞳 「ラブコメの掟…」3話まで終了。 こちらはやっと真宮の恋する相手は九条だと全面に押し出して来たけど、ここまでがちょっと長くて間延びしちゃった印象。 真宮がPonteVecchioのピアスを「工藤さんに貰って欲しいんです」と渡し、戸惑いながらも持ち帰った工藤が、鏡の前で耳に当ててみてうっとりするも「バカバカバカこういうのは本命の彼女に取っておけって言ってやんなきゃ」って、全く真宮の思いに気付いていないのが可愛い(笑) ※真宮はあの日、恋する工藤の干物部屋を見てどう思ったのか、そこは明らかにして欲しいかな。 演出=河原遥

No.337 21/04/08 15:51
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」(TX・テレパック・製作委員会)脚本=大江利江子 他 出演=栗山千明、小関裕太、草川拓弥、井筒しま、hibiki、菅野莉央、堀田茜(4話~)、吉沢悠(6話~) 他

オリジナル作品。《水ドラ25・30分枠》(全話数不明)

電子コミック編集部が舞台で、バリキャリタイプで美しい瑠璃(栗山)は、部員女子の憧れの的。恋愛相談等を持ち掛けると鮮やかに解決してくれて、皆は瑠璃は恋愛経験が豊富だと信じているが、実は瑠璃の知識は全部少女漫画から得た物。実際の瑠璃は退社後は真っ直ぐ帰宅、缶ビールを飲みながら壁一面の本棚の少女漫画を読み漁るのが至福の時という、完全なる干物女。

そんな瑠璃に編集部のイケメン・間宮(小関)が相談を持ち掛けて来る。いつも3ヵ月以内にフラれてしまうが、今好きな人とは上手く行きたい、俺に欠陥が有るとしたら何だと思います?と。
例によって漫画の台詞から答えると「やっぱり恋愛マスターですね!」

翌朝目覚めるとベッドの側に間宮が!一緒に飲んで酔い潰れた瑠璃を送って来て、自分も寝てしまったと言う。
昨日の約束?覚えてない。「1ヵ月付き合って俺に恋愛指南して下さい」
ムリムリムリーッと思いながらも「いいわ」(笑)
てか、間宮に干物部屋バレてるんですけど~(笑)
面白かったので次も観てみる。

演出=河原遥

  • << 354 【2021春ドラマ】 「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」2話まで終了。 初回を観た時に間宮(小関)が好きなのは九条(栗山)なのでは?とは思ったのだが、今回、相手は社内の人で自分から好きになったのは初めてというヒントが出た。 今迄は告白されて何となく付き合い始めると「本当は好きじゃないんでしょう!」などと言われて終わってしまう、その繰り返しだったが、初めて自分から好きになってみて、恋をするとこういう気持ちになるんだという事が分かったと言う間宮。 九条を恋愛マスターだと思い込んでいるから、懐に入るべくこういう作戦を取っているのかなあ。でもあの干物部屋を見て特に幻滅した様子もないし、九条に対して疑い出した感じもしないし、間宮の本音が何処に有るのかはまだ分からないな。 本当の九条は男に免疫が無いから、会社でも間宮の一挙手一投足が気になり始めたり、彼の前では必死に気取って取り繕ったり、その辺りの心を乱され変化して行く様も面白い。 ※朝、間宮を送り出しドアを閉めた瞬間、「パーフェクトメッキが剥がれちゃう~」と崩れ落ちる九条には笑ってしまった。 演出=河原遥

No.338 21/04/09 00:07
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「レンアイ漫画家」(CX・共同テレビ)脚本=松田裕子 出演=鈴木亮平、吉岡里帆、眞栄田郷敦、岩田琉聖、小西桜子、竜星涼、木南晴夏、片岡愛之助 他

山崎紗也夏の漫画原作。《木曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

主人公の俺様的漫画家(刈部清一郎=鈴木)と、彼のせいで葬儀社をクビになり、漫画のアイディアを捻り出す為に彼にいい様に使われてしまうヒロイン(久遠あいこ=吉岡)のキャラが分かりやすく、物語の中でしっかりと立っているのでとても観やすく、二人の演技も丁度いい塩梅(面白いけどやり過ぎない)をずっと保っていたので、最後まで楽しんで観る事が出来た。

吉岡さんは一時期のごり押しの後、少し退いたポジの役や様々なタイプの役をこなしている間に確実に演技力を付けて、とても魅力的な表現をする役者に成長したと思う。

亡くなった弟が高校時代、振っても振っても告白して来るから面白くて付き合う事にしたと、あいこの事を言っていたのを覚えていた清一郎。だから過酷な指令を出してもめげないだろうと思い、擬似恋愛のモデルとして雇ったのかな。その内自分もあいこに…って展開になりそう。引き取った弟の息子(レン=岩田)もポイントになりそうだな。

※“カピバラ似の不幸顔”には笑ってしまった。カラッとしてるあいこのキャラが魅力的なので継続視聴決定!

演出=石川淳一

  • << 356 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」2話まで終了。 本気になりかけていたのに「早瀬と別れろ」の無茶振り指令、抵抗していたあいこだが、清一郎の「銀河天使」を初めて読んでみて感動し、この作品の為なら(そしてやっぱり100万円の為なら)と決意して早瀬に別れを告げる。(←竜星さん、もう退場?ゲストではないのに?)でも期限切れで100万円は貰えず(笑) 清一郎の設定がバスの乗り方も分からない世間知らずで、必要な事は全てそれぞれのプロに任せているから別に困らないという事だったが、漫画家とか作家とかって、引きこもりの世間知らずじゃ人の心を動かす作品は描けない(書けない)のでは?と思うのだが。 レンが父のお気に入りだった場所(丸子橋)を清一郎に教えて貰い、そこで父が亡くなっても泣けなかった子が初めてさめざめと泣くシーンは良かった。 レン君ってかなりのイケメンなのよね。演技で上目遣いとかすると超可愛い。おっと脱線(笑) 次の疑似恋愛ターゲットは、レンの転校先の担任・大倉先生(稲葉友)で、またまたイケメン、しかも若い。 それにカフェの二階堂(真栄田)も、どうもあいこが気になっているみたいで、あいこ、全然ダメ男ホイホイじゃないじゃん! 演出=石川淳一

No.339 21/04/10 15:50
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「生きるとか死ぬとか父親とか」(TX・オフィスアッシュ・製作委員会)脚本=井上紀州 出演=吉田羊、國村隼、田中みな実、岩崎う大、DJ松永、オカモト“MOBY”タクヤ、森本晋太郎、ヒコロヒー、富田靖子、松岡茉優 他

ジェーン・スーのエッセイ原作。《ドラマ24・40分枠》(全12話予定)撮了済み

冒頭、子持ち女性と独立して開業した女性の友人同士、母から見合いを勧められるイラストレーター(かな?)、営業成績トップの女性と寿退社する同僚女性、それぞれの女性を対比するシーンの合間にアップでカットインする吉田羊と田中みな実。吉田羊がどこに居て何を添削(に見えた)しているのかが分からず、えっ何だろうと思っていたら、ラジオ番組のスタジオが映り、友達と別れた開業した女性がスマホで番組を聴き始めて、ああ吉田羊達はDJで、コーナー前のチェックをしていたのかと分かるという、何とも洒落た演出で始まったこのドラマ。

テーマとしては自由奔放に生きて来た“女に何かしてあげたいと思わせる能力が異常に発達している”父と、“同居すると衝突ばかりするので諦めて”別居している自立した独身の娘の日常を描いて、結婚とは、親子とは、仕事とは等、身近だけど普遍的な事を考えて行くといった所なのかな。

吉田さんと國村さんのやり取りを観るだけでも価値がある、それ位二人が素晴らしい。

演出=山戸結希

  • << 359 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」2話まで終了。 ラジオの相談コーナー。一人で生きて行くと決めた事務職の女性が自力でローンを組んでマンションを買ったのだが、最近年下の恋人が出来て、賃貸マンションだと思い込んでいる彼に、持ち家だと言うべきかという質問。 そこから、華道の師範で独身を貫き、自力でマンションを買い、終の住処であるケアハウスも自分で用意して入居しているトキコの叔母(亡き母の妹)に、父と一緒に会いに行く話になり、一人では外出の出来ない叔母にお洒落をさせて、近くのスーパーに買い物に連れて行くのをイベント仕立てにして喜ばせるという、素敵な話を挟んでからの直ぐの叔母のお葬式。 最後のお洒落で使った口紅とマニキュアを棺に入れてあげたいトキコ、いや今は規則で入れられないと拒む葬儀社、その対応に本気で怒り無理矢理入れてしまう父と、謝りながら取り出すトキコ。 そしてラジオの相談コーナー。大学に合格し通いやすい祖父の家で暮らす事になった女性。亡くなった叔母の部屋に住むのだが物が大量に残っている。私にとっては着られない服や履けない靴はゴミ。どうすれば祖父に断捨離を承諾して貰えるのか。 亡くなった叔母の記憶も新しいトキコは涙ぐみながら訴える。 「他人から見ればゴミに見えるけど、遺族にとってはゴミじゃないんです」「人間には捨てられない記憶が有るんです」 (続く)

No.340 21/04/11 19:25
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「私の夫は冷凍庫で眠っている」(TX・PROTX)脚本=大谷洋平、本山久美子、御法川修 出演=本仮屋ユイカ、白洲迅、青柳翔、おかやまはじめ、浅田美代子、斉藤由貴 他

八月美咲の小説原作。《サタドラ・30分枠》(全6話予定)

一緒に暮らして半年の婚約者・亮(白洲)が一週間前から豹変し、レイプまがいの事をされた夏奈(本仮屋)は、醒めた表情で酔っている亮の後頭部をワインの瓶で殴り、倒れた所で紐で首を絞めて殺してしまう。「埋めなきゃ」とスコップを探しに行った物置で古い冷凍ケースを発見。スイッチを入れると冷えたので、亮を寝袋で包みそこに入れる。
部屋に戻った夏奈は音楽をかけ踊り出す。
えっ、この子はメンタル的にちょっとヤバいのか?

冒頭からのシーンで夏奈が着ているシャツが、フワッとはしているのだが体の動きによっては生地が肌に張り付き、ラインが浮かび上がったりして何とも言えないセクシーさを出す。亮が発情したのも後ろ姿のあのラインを見たからなんじゃないかな。
品位を保ちながらもエロチックに見せる撮り方が中々上手かった。

朝、夏奈がキッチンにいると「おはよう」の声が…あらら殺した筈の亮が入って来た!首には痣もある。ヒェー!
隣に住む作家の孔雀(斉藤)に頼まれた事をやりに亮が出て行った隙に、冷凍庫を見に行く夏奈。
そこには昨日の姿のままの亮が入っていた。
(続く)

No.341 21/04/11 19:51
匿名さん0 

>> 340 (続き)
夏奈の母・木芽(浅田)はメンタルクリニックの開業医。夏奈を呼んで亮の身辺調査の結果を読み上げる。
佐藤亮28歳、夜間清掃の登録派遣、一週間前から無断欠勤をして音信不通、「これで当たってる?」「分からない、詳しく聞いた事無いから」
自分がされて嫌な事は相手にもしないと言う夏奈。結婚しようとしてた相手なのに?
何か変よね。

帰宅し恐る恐る部屋に入る夏奈。「亮?」居ない、良かった!…な訳ないじゃん。
「夏奈」と声を掛ける亮。

まあ間違いなく冷凍ケースに遺体は有るのだから、普通に考えれば亮には双子の兄弟が居て、一週間前に入れ替わっていたという事なんだろうけど、それは何故?そして今居る亮は何故それを隠している?って事よね。

お隣さんも何か意味深なんだけど、これはミスリード要員なのかなあ。
机に置かれていた人肉食の本。(まあミステリー作家だから商売道具だと思うけど)
次回予告を観ると、夏奈は遺体を砕き料理をして、今居る亮に食べさせるつもり?

エロの次はグロか~い😱

煽る恐怖物は苦手なんだけど、これはちょっと違う感じがするから次も観てみる。

演出=御法川修

  • << 363 【2021春ドラマ】 「私の夫は冷凍庫で眠っている」2話まで終了。 最初、あの解体~料理するシーンは夏奈の夢?妄想?と思ったんだけど、起きて来た亮が変な臭いがすると言ったので、本当に解体したんだと分かる。(←カチカチの冷凍肉はあの鉈包丁で、まして女の腕力では直ぐには割れないし、冷凍ストッカーに入れたまま上から振り下ろす荒っぽさにびっくり(笑)) 夏奈は亮が生き返ったゾンビみたいな物だと思ってるのね。 で、殺すだけじゃ足りないからひき肉にして、今居る亮に食べさせてやる!っていう発想が、ゾンビ以上に怖い(ガクブル) そのひき肉で作ったハンバーグ弁当、亮は食べずに中身をゴミ箱に投げ捨てた。分かってるのよね? 夜はひき肉で作ったソーセージ。亮が箸を刺した瞬間ピンポーンで夏奈の母が来た。 結局、食べたのかどうかは有耶無耶のまま。焦らすねえ(笑) で、夏奈が寝ているのを確認した亮は、物置を開けようとするが鍵が掛かっていて開かない。ガタガタ揺する音で目を覚ます夏奈。ストッカーの亮の顔は何故か剥き出しのまま。これの意味が分からん(汗) 双子前提として、亮はもう一人を誰かに殺して貰いたい位追い詰められていたのかなあ、それとも取り敢えずグルで財産目当てが、思わぬ反撃に遭ってしまって計算が狂った?うーん分からん、でも面白い! 演出=御法川修

No.342 21/04/12 01:18
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「最高のオバハン中島ハルコ」(東海TV・The icon)脚本=西荻弓絵 出演=大地真央、松本まりか、真魚、合田雅吏、蕨野友也、今野浩喜、高橋ひとみ 他

林真理子の小説原作。《オトナの土ドラ・55分枠》(全8話予定)

大人気の「美のスーパードクター」中島ハルコ(大地)が、悩みを相談して来た人に忖度無しの毒舌でぶった斬る話。

初回はこれから“ツレ”になりそうないづみ(松本)との出会いと、彼女の悩み(10年不倫をして来た男に200万円を貸したら音信不通になった)を解決し、自分の美容クリニックの顧客で、自分が株主である企業のオーナー大貫(袴田吉彦)と不倫している久美(大西礼芳)が、大貫が離婚するにはどうしたらいいかと相談して来たら、「愛人のくせに調子に乗るんじゃないわよ!愛人は愛人らしく、もっと謙虚でいたらどうなの!」と、世の奥様方が聞いたら拍手喝采の正論で喝破する、二つのエピソードを入れ込んだ為、肝心の主人公・ハルコの背景がぼやけていた気がする。

東京で美容クリニックを経営し治療もしているのに、名古屋に事務所が有って男二人(秘書?)と女一人が常駐している様なのだが、彼らの仕事は何なのか?久美がわざわざ東京まで治療を受けに来ていたので、名古屋にはクリニックは無いのだと思うのだが…。
(続く)

No.343 21/04/12 01:45
匿名さん0 

>> 342 (続き)
ハルコは自分がケチな事は認めた上で、「大阪人のケチは値切るのが好き、私の様な尾張の人間はお値打ちが好き」とか、はっきり大地真央に言わせる所は結構凄いなと、東京人はドギマギしてしまった。

「伝説のお母さん」の魔王役をやっていた大地真央を観ていたので、この役も面白がって受けたのだろうなというのは想像出来るし、台詞量が多く正論で喝破するには相応しい滑舌の良さは魅力的だ。

対する松本まりかは、これまでのエキセントリックとか憑依とかのイメージとは正反対の、地味で内気な感じの女性をそれなりに演じている。何が何だかよく分からないままにハルコに振り回される優柔不断さみたいなものが漂っているのは流石だなと思う。

今のところは期待以上でも以下でもないって感じかな?まあもう少し観てレビューを続けるかどうか判断しようと思う。

演出=大谷健太郎

  • << 364 【2021春ドラマ】 「最高のオバハン中島ハルコ」2話まで終了。 私はどうも勘違いをしていた様で、いづみ(松本まりか)の勤めるグルメ雑誌の会社は東京に有って、たまたまハルコと出会ったのがシャバーニ(イケメンゴリラ)の居る、名古屋の東山動植物園だったという事らしい。 ハルコが名古屋の出で地元の有名人という事で、クリニックのシーン以外はずっと名古屋に来ている時の事を描いているのだと思っていたのだが、2話目を観ていてそうではないらしいと気付いた。 なのでハルコに仕えている助さん格さんみたいなイケメン達が居た事務所みたいな部屋も、おそらく東京のクリニックの一部なのだろう。 初回を観た時に何で勘違いをしてしまったんだろう? 今回は名古屋のひつまぶし屋と老舗ういろう屋の抱えている問題を、一気に解決する秘策をハルコが繰り出すという展開。 まあ跡取り同士をくっ付けるのだろうというのは読めたが、理系の息子の知識と“絶対味覚”をフル活用して、コラボ新商品「ひつまぶしの虹色あんかけ」を開発するという展開には笑ってしまった。 但しあれは映えないよ。流石に組み合わせとして気持ち悪い(笑) という事で、この先も観るかもとは思っているが、毎度レビューを書く程の中身でも無いので、ここに取り上げるのは今回迄にしようと思う。 演出=大谷健太郎

No.344 21/04/12 19:14
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「ネメシス」(NTV)脚本=入江悠、片岡翔 出演=広瀬すず、櫻井翔、勝地涼、中村蒼、富田望生、石黒賢、仲村トオル、江口洋介 他 初回ゲスト=大島優子、伊武雅刀 他

オリジナル作品。《日曜ドラマ・55分枠》(全10話予定)

栗田(江口)は長年探偵として働いて来た事務所を(助手だった?)風真(櫻井)に譲り、自分はCEOとして裏方に回り、新たに助手として、失踪した親友(美神始=仲村)の娘・アンナ(広瀬)を迎え入れる。

この素人と思われたアンナが探偵としては超優秀で、出来そうな見た目に反してポンコツな風真を助けて、彼が事件関係者の前で真犯人を指摘する場では、部屋の隅に隠れながらフリップでヒントを出し続け、何とか風真に手柄を立てさせるという斬新な(笑)スタイル。(何故事前に擦り合わせておかないのか(笑))

事件というかトリックというか…は、極々単純で(というか初回から登場人物が多くて、そっちの紹介が忙しくて込み入ったトリックを使う余裕が無かった感じ?)、まあ観やすいっちゃ観やすかったけど、ずっとこれだと飽きるし、このドラマには脚本家の他にトリックを担当する作家陣が付いているので、次回以降はもっと面白くなるのかもしれない。

そして“恒例の縦軸”は何故アンナの父は突然失踪したのか、それを栗田が探り始を捜し出す話になる模様。
(続く)

No.345 21/04/12 19:35
匿名さん0 

>> 344 (続き)
番組紹介には縦軸に関して『最終回まで伏線だらけ…』と有るので、今回も何かが仕込まれていた筈なのだが、さっぱり分からなかった(本当に有ったのか?)

この枠とは余り相性が良くなくて離脱する事が多いのだが、初回を観た限りではこのドラマに関しては完走出来そうな感じはする。

神奈川県警の刑事三人(勝地、中村、富田)がレギュラーなんだけど、特に捜査をしている風には見えないし、かと言って探偵の邪魔をする風でもないし、どういう使い方をするのかが初回は見えなかった。
(今の使い方では勿体ない)
相関図によると今後、橋本環奈や真木よう子もレギュラーとして出る様なので、人物の交通整理(捌き方)が成否の一つのポイントになりそう。

広瀬と櫻井の組合せは悪くないので、脚本がしっかりしてくれれば楽しめそうなドラマではある。

演出=入江悠

  • << 365 【2021春ドラマ】 「ネメシス」2話まで終了。 今回は行方不明の兄(樹=窪塚愛流=雰囲気が有るね)を捜してという妹の依頼を受けて捜し出したら、彼は詐偽集団の受け子をした挙げ句、仲間を殺した犯人に仕立て上げられていたのをネメシスが解決するという話で、初回同様トリックはあっさり目だった。 樹がラップにハマって出入りしていたライブハウスのオーナーが詐偽の黒幕&殺人の真犯人という事で、このライブハウスや兄妹が暮らす養護施設で、アンナや樹、風真が繰り出す即興ラップに結構な時間を割くという謎演出(笑) スピード狂の黄衣子(大島優子)がネメシスから(暴走する)アッシーに使われたり、今のところカッコつけてるだけみたいな刑事タカ&ユージのタカが、犯人が金庫の鍵を開けないからって、いきなり何発も発砲して金庫を壊したり、そうか、そういう法律を無視したエンタメ性を楽しめばいいのかと目から鱗(笑) そして栗田の追う“アンナの父(始)失踪の件”は、シリアスなミステリーとして描いて行くという、一つのドラマで二度美味しいみたいなのを目指しているのかしら。 19年前の4月、始が運転した車が事故り、車外で血だらけだった女性が美馬芽衣子で、身重みたいだったし誕生日が同じ日だから、アンナの実母なのかも。←(録画を止めて確認しないと分からない様な作り込み) まあ、初回よりは良くなってるかな。 演出=入江悠

No.346 21/04/12 22:57
匿名さん0 

>> 333 (続き) 献金の不正流用を疑われた代議士秘書が死んだのは自殺と結論付けたのは、目撃者が居たからなのだが、一人だけの証言ならもっと慎重に裏が… 【2021春ドラマ】

「イチケイのカラス」2話まで終了。(2話は15分拡大)

一歳半の幼児の急性硬膜下血腫は、母親・深瀬遥子(前田敦子)の虐待によるSBS(乳幼児揺さぶられ症候群)が原因なのか?
一審有罪の後深瀬は控訴。高裁は判断をせずに差し戻し入間が担当する事に。
一審の有罪判決を出したのが事務総長の息子で、周囲は忖度、本人は親の権力を笠に着る中で、入間の強権が発動される。

今回は展開に隙が無くイチケイのチームワークも発揮され、かなりいい仕上がりで面白かった。
遥子が送検の時に笑った瞬間の顔が拡散され、世間からは“鬼女”と言われて更なるバッシングを受けたが、本当はあの時誰かの携帯が鳴り、着信音が娘の大好きな♪ピッチピッチチャップチャップランランランだったから、思わず笑っただけなのにという話は、“現代独特の私刑”として胸に刺さる物があった。(但しこれは演出上の問題だけど、あれはどう見ても思わず笑った顔ではなく、誤解を生む様なニヤリとした顔だったよね)

遥子の夫が渋谷謙人、義母が松金よね子、医師が甲本雅裕と、どっちにも転ぶ可能性を感じさせる役者を配していたのも上手かったなと思う。

色々揺れ動いても最後は憲法第76条を遵守し拠り所としている坂間のキャラは、好感が持てる。

演出=田中亮

  • << 367 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」3話まで終了。 今回は駒沢が以前、情状酌量をして減刑判決を出した藤代(岡田義徳)が再び罪を犯してイチケイが担当する事になり、駒沢が自分の判断は間違っていたのか?それとも藤代は何かを隠しているのか?気持ちが揺れ動く中で、徹底調査を部下に命じる。 事件の予想(あの碧って子は藤代の実子で、義父の野上はDV野郎なんだろうな、それ絡み(性的暴行の方を予想してた)で野上を殺した犯人(母親か碧のどっちかだけど、まあ娘の方だろうと)の身代わりに藤代はなっているんだろうなって事)は、早い段階で付いていたので、後はどうやって真実を見付けて藤代を落とすのかが見所だったんだけど、今回は警察の不検討(藤代の自白の裏取りをしていない)が問題に。 駒沢が不検討じゃない、見当たらないと書いて不見当です!と抗議していたが。 初回のレビューで『まあ裁判官が事件の結論を覆すという事は、警察や検察の捜査が杜撰で弁護士もおざなりという前提が有って初めて成立する話』と書いたのだが、今回はそれの最たる物。 シリアスな話に終始するとこの点がネックになり、ドラマの評価が割れてしまう要因になるのだろうね。 次回は坂間がメイン。どんな話にするのか楽しみ。 演出=星野和成

No.347 21/04/13 19:11
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「きれいのくに」(NHK)脚本=加藤拓也 出演=吉田羊、蓮佛美沙子、平原テツ、橋本淳、稲垣吾郎、村川絵梨、徳永えり 他

オリジナル作品。《よるドラ・30分枠》(全8話予定)※よるドラの曜日枠を移動しての第一弾。

橋本と名乗る40代の夫婦(吉田と平原)と、佐川と名乗る30代の夫婦(蓮佛と橋本)の話がランダムに出て来て、その後、佐川(蓮佛)と橋本(平原)が出会い関係を持つ話に変わり、また妻(吉田)の誕生日の翌朝と思われる3/8の朝7時の話になり、夫が「絵理、ちょっと起きて」と隣で寝ている妻を起こすと、そこに居たのは蓮佛で驚く橋本。
そしてちょこちょこ挟み込まれていたインタビュアー(稲垣)が、「出会った頃の奥さんが居たんですね?朝起きたら」と質問し、橋本が「はい」と答える。

ずっと何なんだろう、これは?と思いながら観ていた謎が、最後に解ける。蓮佛と吉田は同一人物だったんだと。
念を押す様にエンドクレジットには絵理(43)吉田羊、絵理(33)蓮佛美沙子と出る。

それは分かったが、じゃあ何で妻だけ若返った?は謎のまま。
我慢出来なくなってある記事を読んだら、絵理は更に若返って小野花梨が演じるらしい。なるほど、いい線を突いて来るなあ。

結局全部観ないと分からない仕掛けみたい。着いて行けるのかはまだ分からないけど。

演出=西村武五郎

  • << 368 【2021春ドラマ】 「きれいのくに」2話まで終了。 吉田羊から蓮佛美沙子に10歳も若返っているのに、宏之(平原テツ)に鏡を見る様に言われても「何も変わって無いけど」と言う恵理。「何で本人が分かんないんだろ」と宏之の心の声。 恵理だけでなく美容師の太田(徳永えり)や、恵理の妹の由香里(村川絵梨)も全く変だとは感じていず、視聴者と同じ感覚なのは宏之だけという不思議な世界観。 それだけでなく、20代で健司(須賀健太)の子を妊娠し彼の希望で中絶した苦い過去の自分(小野花梨)を恵理が思い出すシーンが挟まれた翌朝、飼い始めた子犬の世話をする恵理が振り返ると小野花梨に変化していた。 「恵理か?恵理なんだな?お前はもう俺の知らない恵理だ」そりゃそうだ。 うーん、まだ何だかよく分からん。 今回、演出家が変わったのだが、今時民放すら避けている男が体を揺らす(オブラートに包んでます)ベッドシーンとか、自慰の後のティッシュとか、リアルな演出が続きちょっと驚いた。(演じた蓮佛さんは流石) 流石と言えば吉田羊から変わった直後の蓮佛さんの台詞の声が、吉田さんのトーンにかなり寄せていてびっくりした。最初アフレコなのかなと思った位似てたんだけど、でもどう見ても本人が喋っている様に見えるんだよなあ。 演出=鹿島悠 ※「透明なゆりかご」の問題作、第9話「透明な子」を担当した若手女性ディレクター

No.348 21/04/13 22:57
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「大豆田とわ子と三人の元夫」(関テレ)脚本=坂元裕二 出演=松たか子、岡田将生、角田晃広、高橋メアリージュン、豊島花、石橋静河、瀧内公美、近藤芳正、若松了、松田龍平 他 ナレーション=伊藤沙莉

オリジナル作品。《火曜21時・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

練りに練られたテンポの良い5分のアバンで、大豆田→田中→佐藤→中村→大豆田と変遷したとわ子の歴史が語られグッと惹き付けられたのだが、タイトル明けにすぐさま始まった坂元裕二お得意の速射砲の様な台詞の数々に、一気に萎えてしまった。好きだよなあ坂元氏、ああいうパターン(苦笑)リアタイで観ているだけでは(それも字幕付きでも)絶対に消化出来ない膨大な台詞量と回りくどい言い方(苦笑)苦行だわ。

母の死で建設会社の社長を引き継いだとわ子(御飾りではなくて有能みたいな設定は良き)は、母が生前に自分の墓のデザインを業者とやり取りしたメールを見たいのだが、PCのパスワードが分からず、娘の唄がパパの誰かが設定した筈と言うので、仕方なく元夫達に会いに行く羽目に…という事で三人との交流が始まる感じなのかな。

唄が思惑が有ってパスワードを設定したのだろうと思っていたのだが、『後日パスワードは解除され』とナレベースで処理されただけで、“誰がどうやって”も分からず完全なる消化不良。
(続く)

No.349 21/04/13 23:17
匿名さん0 

>> 348 (続き)
最初の夫・八作(松田)だけは口数が少なくテンション低めで安定しているので、彼とのシーンだけは観ていて落ち着く。

二番目の鹿太郎(角田)と三番目の慎森(岡田)は、離婚したくて離婚した訳ではないらしい。
ただとわ子は四回目も有るかもしれないけど、その相手は絶対に貴方達の誰かではないと力強く宣言。

男達にはそれぞれ新しい女性との出会いが有る様なカットもちょこっとだけ挟み込まれており、登場人物がもっと増えるのかと思うと逆に憂鬱になってしまう。

初回を観ただけでは何を描きたいのかは見えて来ず、“速射砲”の件も有り、積極的に観て行きたいとは思えなかったが、取り敢えずしばらくは様子見という事にしておこう。

※娘役が注目している演技派の豊島花さんなので、そこは観る動機の一つにはなっている。

演出=中江和仁

  • << 370 【2021春ドラマ】 「大豆田とわ子と三人の元夫」2話まで終了。 圧倒的な分量だった伊藤沙莉のナレーションがグッと減り、屁理屈も正論もごちゃ混ぜの“速射砲慎森”の喋りが中盤辺りから減り、どうして二人は離婚したのか、何故慎森は未だにとわ子に執着しているのかが少し見えて来た事で、初回よりは見易くなった様に思う。 ただ何を楽しめばいいのかが未だに見えて来ない。自分にとってのフックが見付からないのよねえ。 坂元作品を受け付けない訳ではない。寧ろ好きな作品の方が多い。世間的には大爆死した広瀬すず主演の「anone」は、田中裕子が演じた亜乃音さんがフックとなってハマったし、「カルテット」も中盤からはドハマりしたし、「Mother」も「それでも、生きてゆく」も忘れられない傑作だ。 途中で視聴離脱したのは「最高の離婚」位だったと思う。離脱した位だからどんな内容だったか殆ど覚えていないけど(笑) で、このドラマ、少しだけど見易くなったのでもう少し様子見してみる。でもレビューは書かないかな。 ※最後に訂正。前回のレビューでとわ子が母親の死で社長を引き継いだと書いたのは事実誤認で、オーナー社長の指名で引き継いだというのが正しい。何で勘違いしたのかももう分からないや。 演出=中江和仁

No.350 21/04/14 18:51
匿名さん0 

>> 334 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」(TX・アスミックエース・製作委員会)脚本=荻上直子 出演=中村倫也、夏帆、磯村勇斗 他 … 【2021春ドラマ】

「珈琲いかがでしょう」2話まで終了。(2話は5分拡大)

片田舎での商売を終えた青山は帰路につくが、途中で荷台に少女が隠れているのに気付く。屋台の顧客の娘・雅(山田杏奈)だった。田舎はうんざり、キラキラした東京で成功したい、このまま連れて行って欲しいと譲らない。インスタで知り合ったお姉さん(礼=臼田あさ美)のシェアハウスに泊めて貰えるからと言う雅に、父親に連絡を入れる事を条件に折れる青山。

礼自身、画家になる夢を抱えて上京するも、キラキラした時期はあっという間に終わり、今は売春斡旋紛いの事をして金を得る所迄落ちていた。
東京の現実を知らず、インスタにキラキラの自分をアップし続け、私なら絶対に成功すると信じている雅に、礼は以前の自分を重ねて嫉妬し、東京の怖さを思い知らせてやろうと思ったのかな。

雅の父親と連絡を取っていた青山は雅の後をつけていて、すんでの所で礼の部屋に入り男達から雅を守る。
半グレみたいな男が青山の目を見ただけで動きを止め腰が引けてしまう。この演出だけで十分だったけど、後から男に「人を殺した事のある目をしてた」と言わせ、それを聞き付けた磯村勇斗が礼に会いに行き、礼の描いた似顔絵で青山だと確認。(←この似顔絵が超似ていた。特に目がよく特徴を捉えていて上手かった)
(続く)

No.351 21/04/14 19:23
匿名さん0 

>> 350 (続き)
「その人、あんたみたいなのに追われる様には見えなかったけど、一体何をしたの?」蛇の様な目付きの磯村勇斗のドアップからの「人殺し」

やっぱりそうなのか…でも何か事情は有るんだろうね。

今回は落ちぶれてしまた礼が、壊れていると思い込んでいたエスプレッソマシーン(キラキラの時に勢いで買ってしまった物)を青山が復活させてくれた事で彼に心を開き、今迄の事を一人語りする部分が特に良かった。(途中で止まったマシーンを叩きながら感情を爆発させる部分だけは、臼田さんの演技力が今一つ足りなくて残念だったが)

東京に着いた朝、青山が雅のイメージに合った可愛いコーヒーを作ってくれて、それが美味しかったのはそもそも基本のコーヒーが美味しいからなのだと、帰りの車の中で淹れたてのスタンダードコーヒーを飲んで気付いた雅。「根っこからちゃんとしてなきゃダメなんだ」と。

このシーンも良かったな。

今、上手くいっていない人の気付きに繋がる様な台詞が、所々にさりげなく散りばめられているのもこのドラマの魅力の一つだなと思う。

次回ゲストは滝藤賢一、戸次重幸、小手伸也という豪華布陣で、特に滝藤さんはオネエになるみたいで楽しみ。

演出=森義隆

  • << 369 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」3話まで終了。(3話は5分拡大) 家では筋肉体操を欠かさずに体型を保ち、ヨン様に似てるとか言われて自分はイケてると思い込んでいた飯田(戸次重幸)。 髪は薄くなり体型にも気を遣わない同僚の森(小手伸也)を、ずっと鈍くさいと小バカにしていたが、自分より先に出世コースに乗ってしまい、外見ばかりで中身の伴っていない自分を思い知らされて自信を無くし、香水も止めてしまうが、実は加齢臭フェチの20歳下の妻は大喜びという、捨てる神あれば拾う神あり話。 でも仕事もかなり森がフォローしていたから、彼が転勤したら仕事が回らなくなるのかもね。 そして滝藤賢一がスナックあけみのママに扮する話。鼻が高くて独特な目、そして細身だから、化粧をしてウィッグを付けてドレスを着ると凄く綺麗で違和感が無かった。本物のおネエのママに見えた(笑) 高校の同級生(遠藤=丸山智己)が久し振りと近付いて来て、いかがわしい美容サプリを押し付けられてサインを強要されるが、ソファーで寝ていた青山が助けに入り、彼の目を見た遠藤は直ぐに逃げ出す。 あけみは以前にもこの子に助けられたと思い出す。その時の青山は金髪で半グレ風、手袋はしていなかった。 あの手袋って、薬指と小指だけ隠してるのよね。小指の上が無いのかしら? 今回はバイプレイヤーが豪華で堪能した。 演出=荻上直子

No.352 21/04/14 23:58
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「恋はDeepに」(関テレ)脚本=徳尾浩司 出演=石原さとみ、綾野剛、今田美桜、渡邉圭祐、藤森慎吾、高橋努、筧美和子、橋本じゅん、大谷亮平、鹿賀丈史 他

オリジナル作品。《水曜ドラマ・60分枠》(全話数不明)

叔父の家に居候している海洋学者と、創業者一家の御曹司とのラブコメらしいのだが、初回に関してはロマンティック要素もコメディー要素も無く、仕事の話がメインで描かれていた。

御曹司(倫太郎=綾野)が父親から呼び戻されてイギリスから帰国し出社したら、部下がお出迎えからの大名行列って韓ドラか~いと、思わず突っ込みを入れてしまった。

海洋学者(海音=石原)の方は、叔父(鴨居=橋本)の海洋大学鴨居研究室に助手?として勤めている様なのだが、叔父の事を仕事場で鴨居さん呼びをするのは分かるのだが、自宅でも鴨居さん呼びなのは何故?

倫太郎は次男で、長男の光太郎とは折り合いが悪く、その原因はおそらく子供時代に自分のせいで母親を亡くしたからなのだと思う。(倫太郎の記憶の中でお前のせいだからなと罵っていたのは多分光太郎で、蓮田家の母親はキャスティングされていないみたいだから)

で、蓮田トラストのマリンリゾート開発のトップに据えられたのが倫太郎で、開発反対の立場の海音をアドバイザーとして迎え入れたのが専務の光太郎。これは倫太郎の失脚狙い?
(続く)

No.353 21/04/15 00:27
匿名さん0 

>> 352 (続き)
で、倫太郎は開発予定の海で一人でダイビングをしていて事故に遭い、海中で失神。
同じタイミングで海岸に来ていた海音は、足下に来た蟹に目を留めたと思ったら、次の瞬間には海中で倫太郎の手を掴み引き上げていた。
えっ何で海中の事が岸から分かったの?と思ったら…何と海音は海の生き物と会話が出来る“モコミ”だったのです!
いやあ、この設定には笑ってしまった。
こっちは蟹や魚が普通に言葉を話していたので、モコミ+ディズニーみたいな感じかな。

全体的にテンポが悪く、今時のオシャレ感は出そうとしているけどスベってる、初回はそんな感じ。

それにしても石原さとみと綾野剛でラブコメはちょっとキツい。人間ドラマをベースにした恋物語なら行けると思うけど、“モコミ設定”が邪魔をする。

うーん、どうしたものか…

演出=鈴木勇馬

  • << 373 【2021春ドラマ】 「恋はDeepに」2話まで終了。 初回を観た時には私はそこまでは思わなかったのたが、どうも敏感な視聴者の間では、海音は本当は人魚(もしくは魚)で、この星が浜海岸開発計画を阻止する為に期間限定で人間の姿になっているらしい、という意見が大勢を占めているらしい。 そういう目で見ると今回は結構露骨なヒントらしき物が提示されていた。 ・9ヵ月前、鴨居が海岸で倒れていた海音を発見、助けた。 ・鴨居「人間的な駆け引きが一番苦手なんじゃない?体、大切にな」海音「やれるだけやってみます」 ・海音「釣り針は喉に引っ掛かると苦しい」 ・停電でエレベーターが高層階で停止し、「高い、高い」と異常に怖がる海音。励ます倫太郎に「深い所は平気なんですけど」 でも作りというか流れは相変わらずテンポが悪く、蓮田トラストが提携したい一流ホテルのCEOデイヴィッド役の小手伸也の、英語圏の外国人が話すイントネーションを真似していると思われる日本語が不快で、初回と同様演出が滑りまくっている。 次への興味が海音は本当は人魚?魚?だけなんて、ドラマとして寂し過ぎる。 なので今回で視聴離脱する事にした。 演出=鈴木勇馬 ※ここで書くのもあれだが、「ガールガンレデイ」も3話迄は観たが、流石に飽きたので視聴離脱する。

No.354 21/04/15 14:58
匿名さん0 

>> 337 【2021春ドラマ】 「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」(TX・テレパック・製作委員会)脚本=大江利江子 他 出演=栗山千明… 【2021春ドラマ】

「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」2話まで終了。

初回を観た時に間宮(小関)が好きなのは九条(栗山)なのでは?とは思ったのだが、今回、相手は社内の人で自分から好きになったのは初めてというヒントが出た。

今迄は告白されて何となく付き合い始めると「本当は好きじゃないんでしょう!」などと言われて終わってしまう、その繰り返しだったが、初めて自分から好きになってみて、恋をするとこういう気持ちになるんだという事が分かったと言う間宮。

九条を恋愛マスターだと思い込んでいるから、懐に入るべくこういう作戦を取っているのかなあ。でもあの干物部屋を見て特に幻滅した様子もないし、九条に対して疑い出した感じもしないし、間宮の本音が何処に有るのかはまだ分からないな。

本当の九条は男に免疫が無いから、会社でも間宮の一挙手一投足が気になり始めたり、彼の前では必死に気取って取り繕ったり、その辺りの心を乱され変化して行く様も面白い。

※朝、間宮を送り出しドアを閉めた瞬間、「パーフェクトメッキが剥がれちゃう~」と崩れ落ちる九条には笑ってしまった。

演出=河原遥

No.355 21/04/15 23:32
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「桜の塔」(EX)脚本=武藤将吾 出演=玉木宏、広末涼子、岡田健史、森崎ウイン、渡辺大知、馬場徹、仲里依紗、橋本じゅん、高岡早紀、段田安則、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平 他

オリジナル作品。《木曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回10分拡大

64分が凄く短く感じられた。それ位面白かった。登場人物が多くて全部は把握しきれてはいないが、どこが同期でどう対立しているのか、一匹狼の様な主人公の上條(玉木)にも外部に支えてくれてる人がいて、彼ら(橋本、高岡)は元警察官で、自殺した上條の父親(警察官)には世話になり恩があるらしい事、捜一の刑事・水樹(広末)は上條の幼馴染みで、出世の為には手段を選ばない上條の事を非難すると同時に心配もしている事等は理解出来たし、上條の出世欲の動機は父親の自死に有り、おそらくその裏に隠されている“悪”を裁きたいからなのだろう、という事も想像出来た。
とても良く練られた脚本だと思う。

「悪魔に魂を売らなければ本当の間違いを正せない。必ず警察の頂点まで上り詰めてやる」という事なので、闇は警察組織の上の方に存在しているのだろう。

勤務中でもポケットウイスキーを頻繁に飲んでいる上條。父の墓前で「後少しだ」と報告していたけど、正す前に体を壊してしまわないのか心配だし、強引過ぎて破滅するのでは?とも思ってしまう。

演出=田村直己

  • << 375 【2021春ドラマ】 「桜の塔」2話まで終了。 なるほど、上條はライバルに直接仕掛けて蹴落とすのではなく、どんな汚い手(世間の耳目を集める事件を裏から手を回して自らお膳立てする)を使ってでも手柄を立てて、上が昇進させざるを得ない状況に持って行くという手法を取るのね。 回りくどいけどその過程を謎解きの様に見せる事でドラマを成立させるというのは面白いとは思うのだが、これが続くと飽きるかもしれない。 卓越したプロファイリングを武器としてのしあがって行くのはいいのだが、彼を押さえ付ける立場の権堂や吉永が有能には描かれていないので、“乗り越えるべき壁”が低そうに見えちゃうのはマイナス効果かと…。 そこで一応上條のストッパー役として、幼馴染みで上條の父親から“正義”を教わり引き継いだ水樹を浮上させた。早くも上條の“裏の顔”に気付き(かなり有能)、情に訴えてでも止めさせようとするが、最後はその情が先に来て詰めが甘くなってしまうという設定は悪くなかった。 2話の内容だと上條自身は亡くなる前の父親の「俺は警察に殺される」という言葉を聞いているだけで、それ以上の事は分かっていない様な感じだったので、これにはちょっと違和感が…。えっ、何も知らないのにそんな危ない橋を渡ってるの?みたいな。 まあ水樹の使い方にこのドラマの成否は掛かって来るんだろうね。 演出=田村直己

No.356 21/04/16 19:18
匿名さん0 

>> 338 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」(CX・共同テレビ)脚本=松田裕子 出演=鈴木亮平、吉岡里帆、眞栄田郷敦、岩田琉聖、小西桜子… 【2021春ドラマ】

「レンアイ漫画家」2話まで終了。

本気になりかけていたのに「早瀬と別れろ」の無茶振り指令、抵抗していたあいこだが、清一郎の「銀河天使」を初めて読んでみて感動し、この作品の為なら(そしてやっぱり100万円の為なら)と決意して早瀬に別れを告げる。(←竜星さん、もう退場?ゲストではないのに?)でも期限切れで100万円は貰えず(笑)

清一郎の設定がバスの乗り方も分からない世間知らずで、必要な事は全てそれぞれのプロに任せているから別に困らないという事だったが、漫画家とか作家とかって、引きこもりの世間知らずじゃ人の心を動かす作品は描けない(書けない)のでは?と思うのだが。

レンが父のお気に入りだった場所(丸子橋)を清一郎に教えて貰い、そこで父が亡くなっても泣けなかった子が初めてさめざめと泣くシーンは良かった。
レン君ってかなりのイケメンなのよね。演技で上目遣いとかすると超可愛い。おっと脱線(笑)

次の疑似恋愛ターゲットは、レンの転校先の担任・大倉先生(稲葉友)で、またまたイケメン、しかも若い。
それにカフェの二階堂(真栄田)も、どうもあいこが気になっているみたいで、あいこ、全然ダメ男ホイホイじゃないじゃん!

演出=石川淳一

  • << 376 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」3話まで終了。 流石に工夫の無い展開に飽きて来た。 それでも清一郎がぎこちないながらも優しさを見せ、レンの世話をするという名目で、次の住まいが見付かる迄の間、空き部屋を使ってもいいとさえ言い出し少し進展したのは良かったけど、今度は二階堂をターゲットにしろと、まだ続けるのかこのパターン…って少々げんなりしてる。 (それだったら竜星涼を復活させてよ←ただ見たいだけ(笑)) 清一郎がどうしてあんな風になったのか、それには昔の弟(と、あいこ)が絡んでいるのか?辺りは、早く明らかにした方がテンポも良くなり次の展開が楽しみになるんじゃないかなと思うのだが。 吉岡里帆の良さは十分生かせていると思うが、清一郎が今の感じのままだと鈴木亮平の良さが生きないので、早めの対処が必要だと思う。 演出=石川淳一

No.357 21/04/17 17:09
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「リコカツ」(TBS)脚本=泉澤陽子 出演=北川景子、永山瑛太、高橋光臣、白洲迅、大野いと、田辺桃子、平岩紙、宮崎美子、酒向芳、三石琴乃、佐野史郎 他

オリジナル作品。《金曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大

5年付き合って「結婚のイメージが湧かない」と彼氏(貴也=高橋)に振られた女(咲=北川)。職場(ファッション誌編集部)の後輩(なつみ=大野)に連れて行かれた雪山で、「私今33なんですけど…私の5年を返せ~ッ」と叫んだら、バランスを崩し斜面を転がり落ちてしまった。なつみを呼んでも返事が無く途方にくれていると、どこからかバリバリという音がして、空から自衛隊の救助隊員(紘一=永山)が降りて来た。
「あなたの事を待ってました」と隊員に抱き付く咲。

3ヵ月後、二人は交際ゼロ日婚(初めてのデートでプロポーズ)をした。

咲は死ぬかもという時に助けに来てくれた紘一に、所謂吊り橋効果で好意を抱き、紘一は職務で助けた女性に抱き付かれ、その顔面偏差値のあまりの高さにクラクラと来てしまった(多分)。

で、生活が始まってみたら…、生活リズムも食事の好みも部屋やファッションの趣味も全く合わずで、当初は相手に合わせようと頑張った咲だが、全く譲る気配の無い紘一に不満が爆発、お互いに「離婚だ!」となってしまう。
(続く)

No.358 21/04/17 17:36
匿名さん0 

>> 357 (続く)
今まで通りのナチュラルな演技をしている北川景子に対して、骨の髄まで自衛隊員の紘一を演じる永山瑛太は、我々のイメージする規則規律に忠実な自衛官をかなりデフォルメして、声も低めに作って演じているので、最後まで違和感は拭えなかったが、堅物の自衛官が家庭内でも自衛官をずっと引き摺っていたらこうなる、という面白さは有った。

同じデフォルメでも咲の上司である編集長の設定、作り込みは問題外で笑えない。というか気持ち悪い。
やたら咲を顔で評価するみたいな台詞が多かったのも少し気になった。

紘一の母親(宮崎)は離婚を宣言し、咲の両親と姉夫婦も雲行きが怪しいので、周囲に振り回される中、お互いをきちんと見つめ合い夫婦として成長して行く、という様な話になるのかな。

シリアスでもコメディーでもない不思議な感覚のドラマだけど、まあまあ楽しめそうな気はする。

演出=坪井敏雄

  • << 377 【2021春ドラマ】 「リコカツ」2話まで終了。 永山瑛大の作った発声が気にならなくなり、その分楽しめる様になった。 父親(正=酒向芳)からの電話で実家に駆け付けた紘一と咲。母親(薫=宮崎美子)が本当に出て行き、家事が一切出来ない正は咲の事を薫の如くこき使う。(料理の注文が細かくて呆れた咲が「Uber Eatsにします!」って言ったのには爆笑) この正の咲に対する態度を見て、紘一が何かを感じてくれたらいいなと思っていたら、紘一は子供の頃から母親が父に合わせて我慢をしているという事は分かっていたのね。でも母がこの事は内緒ねと言ったから胸の内にしまっておいた。 でも父親の「あいつが外で上手くやれる訳がない」と決め付けた一言で感情が爆発。自分に対しては常に従順だった息子が、仕事では尊敬するけど家庭人としては間違っていると急に意見し始めたのを見て、正は本音ではどう思ったのかな。 そしてどうやら住み込みの仲居として働き出したみたいな薫は、仲間とも打ち解けて楽しそう。あんな偏屈な堅物夫に仕えて家庭を回して来た主婦が、“外で上手くやれない訳がない”、正よ、主婦をナメんな! そして今度は咲ママが居候しにやって来た(笑)次も楽しみ! ※一ノ瀬の策略で山に放置された咲を直ぐに捜し出した紘一は流石だが、一ノ瀬はお咎め無しなの?曖昧なままでちょっと引いた。 演出=坪井敏雄

No.359 21/04/17 18:18
匿名さん0 

>> 339 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」(TX・オフィスアッシュ・製作委員会)脚本=井上紀州 出演=吉田羊、國村隼、田中み… 【2021春ドラマ】

「生きるとか死ぬとか父親とか」2話まで終了。

ラジオの相談コーナー。一人で生きて行くと決めた事務職の女性が自力でローンを組んでマンションを買ったのだが、最近年下の恋人が出来て、賃貸マンションだと思い込んでいる彼に、持ち家だと言うべきかという質問。

そこから、華道の師範で独身を貫き、自力でマンションを買い、終の住処であるケアハウスも自分で用意して入居しているトキコの叔母(亡き母の妹)に、父と一緒に会いに行く話になり、一人では外出の出来ない叔母にお洒落をさせて、近くのスーパーに買い物に連れて行くのをイベント仕立てにして喜ばせるという、素敵な話を挟んでからの直ぐの叔母のお葬式。

最後のお洒落で使った口紅とマニキュアを棺に入れてあげたいトキコ、いや今は規則で入れられないと拒む葬儀社、その対応に本気で怒り無理矢理入れてしまう父と、謝りながら取り出すトキコ。

そしてラジオの相談コーナー。大学に合格し通いやすい祖父の家で暮らす事になった女性。亡くなった叔母の部屋に住むのだが物が大量に残っている。私にとっては着られない服や履けない靴はゴミ。どうすれば祖父に断捨離を承諾して貰えるのか。

亡くなった叔母の記憶も新しいトキコは涙ぐみながら訴える。
「他人から見ればゴミに見えるけど、遺族にとってはゴミじゃないんです」「人間には捨てられない記憶が有るんです」
(続く)

No.360 21/04/17 18:52
匿名さん0 

>> 359 (続き)
見事な話の流れに感服。

トキコが叔母(松金よね子)にしてあげた事は、今同じ様な立場にいる人には参考になるのではないかな。物より思い出、お金は掛からないけどお年寄りがワクワク出来るお出掛け。

今回、トキコは叔母の部屋で父と話をしていた赤い服を着た叔母の弟子の滝沢を見て、昔、母の病室で白い花を捨て、母の嫌いな赤い花に活け替えていた赤い服の女を思い出して動揺していたのだが、あれって同一人物なのかしら。
その滝沢を演じていたのが相築あきこなので、ちょい役だけとも思えないのだが。

トキコは叔母から母の話、特にどうして父と結婚しようと思ったのか辺りの事を聞きたかったのだが、認知症が始まっていた叔母には細かい記憶が残っていなかった。

両親が生きていて話せる内に、これまでの事を何でもいいから沢山話をしておいた方がいいですよ、というのもこのドラマのテーマの一つ。記憶の引き継ぎは大事だし、親亡き後の自分自身の支えになるかもしれない。

色々と考えさせてくれる素敵なドラマだ。

演出=山戸結希

  • << 378 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」3話まで終了。 今回の相談は夫が急にカツラ姿で帰って来て、私はありのままでいて欲しいが、もしずっとコンプレックスだったのなら認めてあげるべき?というもの。 生理的にイヤというその妻にトキコは「ヅラを被っている夫の妻というのがイヤなんじゃない?」この意見には“オーッ!”となった。流石ジェーン・スー、深い。 そこからの、父親が顔のシミを皮膚科で取って貰った話に展開。 トキコは「何でシミ?誰かに言われたの?」と、また女の影響かと勘繰るのだが、その後の親友二人との話で「男の美容って一般論としては理解出来ても、身内がやると動揺するって有ると思う」と言われて同意するトキコ。 そして冒頭の相談者からの返信に話は進み、話し合いをした所、夫はファッションアイテムの一つで軽い気持ちだったのに、妻の酷い反応にショックを受けたと言われたとのこと。 そこでトキコが親友に言われた事をアレンジして「……自分のダンナだと思うとどうしてもね、モヤモヤすると思う…」と話し出す。 何だろう、やっぱり家族だと自分も含めての集合体になるから、その個人だけの話じゃなくて、それで自分が周囲からどう見られるのかの話にもなってしまうって感情なのよね、きっと。まあその程度の段階なら話し合えば事足りるのもまた家族、かな? 演出=菊地健雄

No.361 21/04/18 11:33
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「コントが始まる」(NTV)脚本=金子茂樹 出演=菅田将暉、有村架純、中野太賀古川琴音、明日海りお、松田ゆう姫、神木隆之介 他

オリジナル作品。《土曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)

何と評したらいいのだろう。
役者3人のコントというよりは演劇に近いコント(売れない芸人設定だからさして面白くない)で始まり、オチが隠されたまま里穂子(有村)のモノローグ(視点)で、彼らマクベスとの出会いから彼らが自分の生き甲斐になる現在迄が描かれ、マクベスが結成10年目の6月で解散する宣言。その直後に道で春斗(菅田)に声を掛けられた里穂子。今度は春斗のモノローグ(視点)でマクベス結成から現在迄が描かれ、そして春斗は言う。中浜さん(里穂子の事)に会ったのは1年半前、ファミレスでマクベスと店員として出会うよりずっと前だったと。
そしてその日の春斗にとっては摩訶不思議な出来事が、冒頭のコントのアイディアに繋がったのだと。

出会った時、里穂子は会社を辞めた日で公園のベンチでベロンベロン(この演技が嘘の様に上手い有村)だったから、春斗の事は全く覚えていなかった。
円満退社では無さそうで、スナック勤めの妹(つむぎ=古川)共々、過去が少し気になる仕立てだ。

福岡のラーメン屋で春斗が解散を口に出すと「お前ってさあ大事な発言する時、いっつもラーメン食い終わった後なのな」
(続く)

No.362 21/04/18 11:58
匿名さん0 

>> 361 (続き)
と潤平(中野)が混ぜ返す。ここからの笑いながらも込み上げて来る感情が抑え切れず、泣き笑いで話す中野の芝居が秀逸。

そしてこの場面がコントのオチとなって見事に回収されている。

最後まで観れば脚本としては綺麗に纏め上げているし、若い上手い役者も揃っていて見応えはある。但し初回に関してはそれ以上のフックになる物は見付からなかった。
極々単純に次も観たいと思わせてくれる何かが。(←中野くんの目を見張る様な演技力は少しフックにはなってるけど)

“稀代の群像劇”という謳い文句なので、これから一人一人を掘り下げてその上で何かが見えて来るという寸法なのかな。
まあ、結果的に見応えのあるドラマだったと思えれば最高なんだけどね。

演出=猪股隆一


  • << 380 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」2話まで終了。 潤平の視点から語られる過去。潤平が笑わせたかったのはただ一人、彼氏のいる奈津美(芳根京子)を振り向かせたかっただけなのだ。そうしたら春斗が本気になってしまった。 春斗と舜太が隠れているのも知らずに、告白する為に奈津美呼び出す潤平。戸を開ける彼女。「おーッ」と潤平。「無理だから!」と言って去って行く奈津美。このシーン爆笑。 見ていたくせに後から「どうだった?」と聞く春斗。「まだ迷ってる感じで」と嘘をつく潤平。笑いをこらえる二人。 青春だね。 マクベスオタクの里穂子は彼らの昔のインタビューやブログ等も深掘りしていて、その知識から舜太の自殺の可能性を拡大解釈して騒動にしてしまったり、逆に、自分が軽く見られていたと傷付き潤平と対立してしまった春斗をなだめる証拠に使ったりで、役に立った様な立たなかった様な(笑) 相変わらず話は綺麗にまとまって、きちんとオチにも繋がってるんだけど、でも“これだな”って迫って来る物が無い。 もしかして男が観た方が、理屈じゃなくストレートに伝わって来る物が有るのかなあ。 演出=猪股隆一

No.363 21/04/18 12:36
匿名さん0 

>> 341 (続き) 夏奈の母・木芽(浅田)はメンタルクリニックの開業医。夏奈を呼んで亮の身辺調査の結果を読み上げる。 佐藤亮28歳、夜間清掃の登録… 【2021春ドラマ】

「私の夫は冷凍庫で眠っている」2話まで終了。

最初、あの解体~料理するシーンは夏奈の夢?妄想?と思ったんだけど、起きて来た亮が変な臭いがすると言ったので、本当に解体したんだと分かる。(←カチカチの冷凍肉はあの鉈包丁で、まして女の腕力では直ぐには割れないし、冷凍ストッカーに入れたまま上から振り下ろす荒っぽさにびっくり(笑))

夏奈は亮が生き返ったゾンビみたいな物だと思ってるのね。
で、殺すだけじゃ足りないからひき肉にして、今居る亮に食べさせてやる!っていう発想が、ゾンビ以上に怖い(ガクブル)

そのひき肉で作ったハンバーグ弁当、亮は食べずに中身をゴミ箱に投げ捨てた。分かってるのよね?
夜はひき肉で作ったソーセージ。亮が箸を刺した瞬間ピンポーンで夏奈の母が来た。
結局、食べたのかどうかは有耶無耶のまま。焦らすねえ(笑)

で、夏奈が寝ているのを確認した亮は、物置を開けようとするが鍵が掛かっていて開かない。ガタガタ揺する音で目を覚ます夏奈。ストッカーの亮の顔は何故か剥き出しのまま。これの意味が分からん(汗)

双子前提として、亮はもう一人を誰かに殺して貰いたい位追い詰められていたのかなあ、それとも取り敢えずグルで財産目当てが、思わぬ反撃に遭ってしまって計算が狂った?うーん分からん、でも面白い!

演出=御法川修

  • << 382 【2021春ドラマ】 「私の夫は冷凍庫で眠っている」3話まで終了。 亮を呼び止め事なきを得た夏奈は、翌朝冷凍ケースにカバーを掛けその上に重石としてウサギの置物を置く。入金の件(何の?)の電話が入り、慌てて鍵を掛けずに飛び出した夏奈。 母に会いに行くが、母が男(探偵)と話している時に鍵の件に気付き、慌てて戻ってみると重石のウサギの向きが逆になっていた。亮に見られたのか? 亮は就職先の社長・唐沢(あの不動産屋)を勝手に招き、例の挽き肉(団子状)で作ったと言うシチューを出す。「旨い!」と言ってどんどん食べる唐沢。 これって普通の挽き肉で作ってるよね。 あと亮と唐沢は、夏奈の家狙いのグルなの? 夏奈は孔雀に「亮が二人居るんです」と告白するが直ぐにピンポーン←これ好きだなあ(苦笑) 夏奈にシチューを食べさせようとする亮。 「とうしてそこまでして食べさせたいの?あなた誰?」 「亮は私が殺したのよ」「じゃあ見に行こう、鍵…」 探偵は元警察で、昔の伝で後輩に亮の写真を渡して調べさせていた。「佐藤亮は偽名、久保田奏、前が有ります」 あの探偵って指紋も渡したんだっけ?兄弟とか迄は調べられないのかな。もし今居るのが奏なら、双子だとしたら死んでるのは亮(本名は不明)か。 奏に前が有るなら、やっぱり財産狙いかなあ。 演出=御法川修

No.364 21/04/18 19:39
匿名さん0 

>> 343 (続き) ハルコは自分がケチな事は認めた上で、「大阪人のケチは値切るのが好き、私の様な尾張の人間はお値打ちが好き」とか、はっきり大地真央に… 【2021春ドラマ】

「最高のオバハン中島ハルコ」2話まで終了。

私はどうも勘違いをしていた様で、いづみ(松本まりか)の勤めるグルメ雑誌の会社は東京に有って、たまたまハルコと出会ったのがシャバーニ(イケメンゴリラ)の居る、名古屋の東山動植物園だったという事らしい。
ハルコが名古屋の出で地元の有名人という事で、クリニックのシーン以外はずっと名古屋に来ている時の事を描いているのだと思っていたのだが、2話目を観ていてそうではないらしいと気付いた。

なのでハルコに仕えている助さん格さんみたいなイケメン達が居た事務所みたいな部屋も、おそらく東京のクリニックの一部なのだろう。

初回を観た時に何で勘違いをしてしまったんだろう?

今回は名古屋のひつまぶし屋と老舗ういろう屋の抱えている問題を、一気に解決する秘策をハルコが繰り出すという展開。
まあ跡取り同士をくっ付けるのだろうというのは読めたが、理系の息子の知識と“絶対味覚”をフル活用して、コラボ新商品「ひつまぶしの虹色あんかけ」を開発するという展開には笑ってしまった。
但しあれは映えないよ。流石に組み合わせとして気持ち悪い(笑)

という事で、この先も観るかもとは思っているが、毎度レビューを書く程の中身でも無いので、ここに取り上げるのは今回迄にしようと思う。

演出=大谷健太郎

  • << 467 【2021春ドラマ】 「最高のオバハン中島ハルコ」全8話終了。 私からするとコメディーとしては物足りないし、ハルコが喝破する迄の展開も緩くて、ただただラストのハルコの喝破だけが楽しみみたいなドラマだったが、何とか最後迄見届けた。 私の記憶違いかもしれないが、このドラマ途中から「愛知」とか「東京」とか、現在地をデカデカと表示する様になったのでは?もしそうなら私みたいに居場所の迷子になった視聴者が一杯居たのかななんて(笑) ラストの、実はハルコ自身が三日月教授と不倫をしていて、これ迄の「愛人の分際で!」等々の喝破は、実は自分自身への喝破でも有ったのだといづみが喝破するオチは、意外性が有って面白かった。 そして何と第一章の終わりって言ってる! シーズン2不可避なのか(笑) 次はもう観ないかなあ。 演出=大谷健太郎

No.365 21/04/19 19:29
匿名さん0 

>> 345 (続き) 番組紹介には縦軸に関して『最終回まで伏線だらけ…』と有るので、今回も何かが仕込まれていた筈なのだが、さっぱり分からなかった(本当… 【2021春ドラマ】

「ネメシス」2話まで終了。

今回は行方不明の兄(樹=窪塚愛流=雰囲気が有るね)を捜してという妹の依頼を受けて捜し出したら、彼は詐偽集団の受け子をした挙げ句、仲間を殺した犯人に仕立て上げられていたのをネメシスが解決するという話で、初回同様トリックはあっさり目だった。
樹がラップにハマって出入りしていたライブハウスのオーナーが詐偽の黒幕&殺人の真犯人という事で、このライブハウスや兄妹が暮らす養護施設で、アンナや樹、風真が繰り出す即興ラップに結構な時間を割くという謎演出(笑)

スピード狂の黄衣子(大島優子)がネメシスから(暴走する)アッシーに使われたり、今のところカッコつけてるだけみたいな刑事タカ&ユージのタカが、犯人が金庫の鍵を開けないからって、いきなり何発も発砲して金庫を壊したり、そうか、そういう法律を無視したエンタメ性を楽しめばいいのかと目から鱗(笑)

そして栗田の追う“アンナの父(始)失踪の件”は、シリアスなミステリーとして描いて行くという、一つのドラマで二度美味しいみたいなのを目指しているのかしら。

19年前の4月、始が運転した車が事故り、車外で血だらけだった女性が美馬芽衣子で、身重みたいだったし誕生日が同じ日だから、アンナの実母なのかも。←(録画を止めて確認しないと分からない様な作り込み)

まあ、初回よりは良くなってるかな。

演出=入江悠

  • << 386 【2021春ドラマ】 「ネメシス」3話まで終了。 風真が具合の悪い振りをして早退し、黄以子の車で出掛けるのを尾行する栗田とアンナ。まず30年も探偵をやっていた栗田はあんなバレバレの尾行はしないし、依頼が無くてネメシスは暇なんだから、風真は嘘をつく必要も無かった。これは何とか黄以子を絡ませる為の設定でしょ?無駄でしかない。 栗田が今回は爆弾事件で危ないからとアンナだけ帰らせるけど、これも四葉朋美(橋本環奈)と出会わせる為の不自然な設定。大体お客を帰らせていないのにアンナにだけ危険だからって(笑) ゲスト(なのか後出しレギュラー扱いなのか知らん)が次の回にはネメシスのサポートメンバーみたいに出て来るのはいいけど、今回で言えば星(上田竜也)みたいに 話の流れで必要だからという自然な出し方をして欲しい。 サポートメンバーは毎回全員出て来るのだろうか?今でさえポンコツ風真の必要性に疑問符が付いているのに、サポートメンバーが増えるとますます影が薄くなってしまうのではないか? それとも今はおちゃらけ担当で、始の事件解明の段になったら底力を発揮する設定なのか? それまで観続けていられるか、ちょっと迷い始めているのだが…。 演出=入江悠

No.366 21/04/20 15:02
匿名さん0 

>> 324 【2021春ドラマ】 取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演 「イチケイのカラス」竹野内豊 「きれいのく… 【2021春ドラマ】

視聴中のドラマの初期評価1️⃣(曜日順)
※放送回数が1話~3話とバラ付き有り
※☆5がハマってる、☆4が面白い、☆3がまあまあ、☆2がイマイチ、☆1が離脱するかも
※☆の後ろに↗️を付けた物は今後もっと面白くなるかも、期待出来そう
「イチケイのカラス」☆☆☆☆☆
「きれいのくに」☆☆☆↗️
「珈琲いかがでしょう」☆☆☆☆
「大豆田とわ子と三人の元夫」☆☆☆
★「ガールガンレディ」☆
「恋はDeepに」☆
★「理想のオトコ」☆☆
★「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」☆☆☆
「桜の塔」☆☆☆☆☆
「レンアイ漫画家」☆☆☆
「リコカツ」☆☆☆↗️
★「生きるとか死ぬとか父親とか」☆☆☆☆☆
「コントが始まる」☆☆☆↗️
「私の夫は冷凍庫で眠っている」☆☆☆☆
「最高のオバハン中島ハルコ」☆☆
「ネメシス」☆☆☆

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

※まだ放送されていない作品については2️⃣で評価予定

  • << 411 【2021春ドラマ】 視聴中のドラマの初期評価2️⃣(曜日順) ※放送回数が1話~3話とバラ付き有り ※☆5がハマってる、☆4が面白い、☆3がまあまあ、☆2がイマイチ、☆1が離脱するかも ※☆の後ろに↗️を付けた物は今後もっと面白くなるかも、期待出来そう 「着飾る恋には理由があって」☆☆☆ 「半径5メートル」☆☆☆☆ 「あのときキスしておけば」☆☆☆ 「今ここにある危機とぼくの好感度について」☆☆☆ 「泣くな研修医」☆☆ 「コタローは1人暮らし」☆☆☆ 「ドラゴン桜2」☆☆☆

No.367 21/04/20 16:46
匿名さん0 

>> 346 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」2話まで終了。(2話は15分拡大) 一歳半の幼児の急性硬膜下血腫は、母親・深瀬遥子(前… 【2021春ドラマ】

「イチケイのカラス」3話まで終了。

今回は駒沢が以前、情状酌量をして減刑判決を出した藤代(岡田義徳)が再び罪を犯してイチケイが担当する事になり、駒沢が自分の判断は間違っていたのか?それとも藤代は何かを隠しているのか?気持ちが揺れ動く中で、徹底調査を部下に命じる。

事件の予想(あの碧って子は藤代の実子で、義父の野上はDV野郎なんだろうな、それ絡み(性的暴行の方を予想してた)で野上を殺した犯人(母親か碧のどっちかだけど、まあ娘の方だろうと)の身代わりに藤代はなっているんだろうなって事)は、早い段階で付いていたので、後はどうやって真実を見付けて藤代を落とすのかが見所だったんだけど、今回は警察の不検討(藤代の自白の裏取りをしていない)が問題に。
駒沢が不検討じゃない、見当たらないと書いて不見当です!と抗議していたが。

初回のレビューで『まあ裁判官が事件の結論を覆すという事は、警察や検察の捜査が杜撰で弁護士もおざなりという前提が有って初めて成立する話』と書いたのだが、今回はそれの最たる物。
シリアスな話に終始するとこの点がネックになり、ドラマの評価が割れてしまう要因になるのだろうね。

次回は坂間がメイン。どんな話にするのか楽しみ。

演出=星野和成

  • << 387 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」4話まで終了。 「みちおを見守る会」のメンバーが“ベルトコンベヤー裁判官”と揶揄した坂間の、次々に裁いて行く法廷シーンが面白かった。永野芽郁は「発言が不明瞭」と言われると舌打ちを連発するし、遠藤憲一は静岡刑務所にしてくれませんか、あそこ飯が最高なんですよとニコニコしながら言うと「却下します」、広瀬アリスは実刑を下されると「あんた夜道には気を付けた方がいいよ」と凄むし(笑) 最初何で永野芽郁?と思ったら、次にエンケンさんが出て来たので、ああこれは何かの番宣なんだなと気付いたのだが、こんなドラマの一部としてしっかりと機能した番宣コラボって初めて観た気がする。 今回は少年犯罪の合議制裁判の裁判長を坂間が担当し、意図が有って捜査段階から完黙している被告少年の心をどう開かせ、真実を明らかにして判決を下すのかという話。 みちおだけでなく、駒沢や検察官まで「必要なんじゃないですか?」と坂間を追い込み、聞き取れない様な小声でスタートし最後ははっきりと「職権を発動します」と言わせるシーンも面白かった。 “見守る会”の『吉報 ベルトコンベヤー裁判官がついに入間った!』もナイス(笑) 最後はしっかりと少年の目を見て、自分の心からの言葉で諭す坂間。 このドラマは笑いと真面目のバランスが丁度いい。 演出=田中亮

No.368 21/04/20 17:29
匿名さん0 

>> 347 【2021春ドラマ】 「きれいのくに」(NHK)脚本=加藤拓也 出演=吉田羊、蓮佛美沙子、平原テツ、橋本淳、稲垣吾郎、村川絵梨、徳永え… 【2021春ドラマ】

「きれいのくに」2話まで終了。

吉田羊から蓮佛美沙子に10歳も若返っているのに、宏之(平原テツ)に鏡を見る様に言われても「何も変わって無いけど」と言う恵理。「何で本人が分かんないんだろ」と宏之の心の声。
恵理だけでなく美容師の太田(徳永えり)や、恵理の妹の由香里(村川絵梨)も全く変だとは感じていず、視聴者と同じ感覚なのは宏之だけという不思議な世界観。

それだけでなく、20代で健司(須賀健太)の子を妊娠し彼の希望で中絶した苦い過去の自分(小野花梨)を恵理が思い出すシーンが挟まれた翌朝、飼い始めた子犬の世話をする恵理が振り返ると小野花梨に変化していた。
「恵理か?恵理なんだな?お前はもう俺の知らない恵理だ」そりゃそうだ。
うーん、まだ何だかよく分からん。

今回、演出家が変わったのだが、今時民放すら避けている男が体を揺らす(オブラートに包んでます)ベッドシーンとか、自慰の後のティッシュとか、リアルな演出が続きちょっと驚いた。(演じた蓮佛さんは流石)

流石と言えば吉田羊から変わった直後の蓮佛さんの台詞の声が、吉田さんのトーンにかなり寄せていてびっくりした。最初アフレコなのかなと思った位似てたんだけど、でもどう見ても本人が喋っている様に見えるんだよなあ。

演出=鹿島悠
※「透明なゆりかご」の問題作、第9話「透明な子」を担当した若手女性ディレクター

  • << 388 【2021春ドラマ】 「きれいのくに」3話まで終了。 見た目が若くなったと言っているのに何でキスしようとしたら避けたの?と、宏之を責め続ける恵理。「若く見えるのが嫌とかじゃなくておかしいって事でしょ?」と応戦するが分かって貰えず、宏之は病院に行く。どこもおかしくはないと言われたので、帰宅し取り敢えず別に住もうと恵理に言うと、手当たり次第に周りの物を投げ付けて来る始末。 ゴーグルを付けた高校生が頭を左右に振って、投げ付けられた物をよけている。担任の稲垣吾郎が言う。「啓発映画どうだったかな。今年のテーマは見た目…」 えーっ、なんとなんと2話まで観て来た恵理と健司と宏之の物語は、10年前に整形が禁止された世界に住む高校生に見せる啓発映画だったというびっくり設定。 分からないなりにあの不思議な世界観に浸って観ていたので、急に梯子を外された様な感じでショックが大きい。 皆が見た目を気にして整形に励み、産む子供は遺伝子操作で好きな顔に出来る世界では、男は稲垣吾郎、女は加藤ローサの顔ばかりが選ばれ、国民の6割に達した為に色々と不都合(指名手配写真が皆同じとか(笑))が生じた為に法律で整形を禁じたとか、ここからの展開がどうなるのか、また女子高生が「啓発映画に出ていた人(吉田羊の事)を見た」とメールをしていたので、吉田羊の再登板は有るのか等、興味は有るので離脱はしない。 演出=西村武五郎

No.369 21/04/20 18:11
匿名さん0 

>> 351 (続き) 「その人、あんたみたいなのに追われる様には見えなかったけど、一体何をしたの?」蛇の様な目付きの磯村勇斗のドアップからの「人殺し」… 【2021春ドラマ】

「珈琲いかがでしょう」3話まで終了。(3話は5分拡大)

家では筋肉体操を欠かさずに体型を保ち、ヨン様に似てるとか言われて自分はイケてると思い込んでいた飯田(戸次重幸)。
髪は薄くなり体型にも気を遣わない同僚の森(小手伸也)を、ずっと鈍くさいと小バカにしていたが、自分より先に出世コースに乗ってしまい、外見ばかりで中身の伴っていない自分を思い知らされて自信を無くし、香水も止めてしまうが、実は加齢臭フェチの20歳下の妻は大喜びという、捨てる神あれば拾う神あり話。
でも仕事もかなり森がフォローしていたから、彼が転勤したら仕事が回らなくなるのかもね。

そして滝藤賢一がスナックあけみのママに扮する話。鼻が高くて独特な目、そして細身だから、化粧をしてウィッグを付けてドレスを着ると凄く綺麗で違和感が無かった。本物のおネエのママに見えた(笑)

高校の同級生(遠藤=丸山智己)が久し振りと近付いて来て、いかがわしい美容サプリを押し付けられてサインを強要されるが、ソファーで寝ていた青山が助けに入り、彼の目を見た遠藤は直ぐに逃げ出す。
あけみは以前にもこの子に助けられたと思い出す。その時の青山は金髪で半グレ風、手袋はしていなかった。
あの手袋って、薬指と小指だけ隠してるのよね。小指の上が無いのかしら?

今回はバイプレイヤーが豪華で堪能した。

演出=荻上直子

  • << 389 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」4話まで終了。 『ガソリン珈琲』 パンクしたキッチンカーを“ヤバい頃の知り合い”で更正してガソスタを経営するゴンザ(一ノ瀬ワタル)の所へ持ち込んだ青山。そこでいつも給油している無愛想な運転手・菊川(野間口徹)にコーヒーの試飲を勧め、病気の妻(マリ=松本若菜)が退院する迄コーヒー断ちをしていたが、もう退院したので…という話を聞き、ブルマンの豆をプレゼントするが…妻は既に亡くなっていて、菊川は思い出の中で妻と会話をする生活を続けていたが、断っていたコーヒーを飲む事が現実を受け入れる事に繋がるという話。冴えない男を愛してくれた飛び切り美人の妻、配役が狡いわ。 『ファッション珈琲』 高名なバリスタ・タモエ(光浦靖子)が自分のカフェで開くコーヒーのワークショップ。インスタ映えを気にし“コーヒーを習っている私”が重要なお洒落主婦みたいな生徒達に失望しているタモエは、高級豆との飲み比べを仕掛け“バカ舌”を思い知らせるという荒療治をする。青山のコーヒーが忘れられず片道3時間を掛けて通っている垣根(夏帆)だけは正解して、タモエの心は和らぐ。 高級豆を届けに来た青山がバックヤードに居たと知った垣根は慌てて追い掛け、キッチンカーに声を掛けると反対側にはぺい(磯村勇斗)が居て。 実はぺいに脅されたゴンザが、車に盗聴器とGPSを仕込んでいたのだ。 (続く)

No.370 21/04/21 18:37
匿名さん0 

>> 349 (続き) 最初の夫・八作(松田)だけは口数が少なくテンション低めで安定しているので、彼とのシーンだけは観ていて落ち着く。 二番目の鹿… 【2021春ドラマ】

「大豆田とわ子と三人の元夫」2話まで終了。

圧倒的な分量だった伊藤沙莉のナレーションがグッと減り、屁理屈も正論もごちゃ混ぜの“速射砲慎森”の喋りが中盤辺りから減り、どうして二人は離婚したのか、何故慎森は未だにとわ子に執着しているのかが少し見えて来た事で、初回よりは見易くなった様に思う。

ただ何を楽しめばいいのかが未だに見えて来ない。自分にとってのフックが見付からないのよねえ。
坂元作品を受け付けない訳ではない。寧ろ好きな作品の方が多い。世間的には大爆死した広瀬すず主演の「anone」は、田中裕子が演じた亜乃音さんがフックとなってハマったし、「カルテット」も中盤からはドハマりしたし、「Mother」も「それでも、生きてゆく」も忘れられない傑作だ。

途中で視聴離脱したのは「最高の離婚」位だったと思う。離脱した位だからどんな内容だったか殆ど覚えていないけど(笑)

で、このドラマ、少しだけど見易くなったのでもう少し様子見してみる。でもレビューは書かないかな。

※最後に訂正。前回のレビューでとわ子が母親の死で社長を引き継いだと書いたのは事実誤認で、オーナー社長の指名で引き継いだというのが正しい。何で勘違いしたのかももう分からないや。

演出=中江和仁

No.371 21/04/22 15:10
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「着飾る恋には理由があって」(TBS・TBSスパークル)脚本=金子ありさ 出演=川口春奈、横浜流星、丸山隆平、中村アン、飯尾和樹、山下美月、赤ペン瀧川、工藤夕貴、向井理、夏川結衣 他

オリジナル作品。《火曜ドラマ・57分枠》(全話数不明)初回は15分拡大

そこまで興味の湧かない題材(インフルエンサー、ルームシェア、ミニマリスト等)で、中々フックも見付からず睡魔も襲って来ていたので、はっきり言って後半は「もういいかな」と半分思いながら観ていたのだが、エンドクレジットが流れる中、本編が終わり次回予告が短く流れたと思ったら、急に冒頭の駿(横浜)がくるみ(川口)を自分の車に拾う前段階のエピソード(くるみがタクシーを拾っても、後から来た子連れママやお年寄りに順番を譲り、中々乗る事が出来ないのを偶然近くで見ていた駿)が挟み込まれて本当に本編が終わるという、最後の最後に施された演出がフックとなり、「あっ、次も観てみよう」と思った次第。

くるみの設定が田舎の出身で、オンラインショップで伸びて来たインテリアメーカーの広報課員として、SNSでの情報発信を仕事として頑張ってインフルエンサーにまでなったという、自然にこなしているのではなく、かなり無理して背伸びして頑張っている感が出ていて、でも中身は他者への思いやりが身に付いていて自然に表に出せる女性。
(続く)

No.372 21/04/22 15:38
匿名さん0 

>> 371 (続き)
それを敏感に感じ取って助け船を出した駿も、きっとそっち系の人種なんだろうな。

くるみが密かに片思いをしている創業社長(葉山=向井理)が初回で早々と失脚(まあ何か意見の相違が有って自分が孤立したのを知った葉山が、役員会で辞任)してしまうし(この後も出番は有るみたいだが)、初回は大人の女性として格好良く機能していた香子(夏川)も、留学とやらで居なくなる予定みたいなので、それはかなり残念だなあ。

この火曜ドラマ枠の平均視聴率10傑に、「恋つづ」「恋あた」「ボス恋」が入っている事で、制作側は完全にこのラインの視聴者層狙いにシフトしたみたいで(高齢者層を捨てても先の長い購買力を期待出来る(つまりスポンサーも呼び込める)若年層をターゲットにする局の方針に合致、この3作品については初主演等でギャラも安いのに視聴率のリターンが大きい)、今回もその層狙いなのは明らか。

初回で駿は“ミニマリストを気取っている鼻持ちならない男では無さそう”と提示してくれた事で、若くない私でも興味を持てそうと思わせてくれた塚原あゆ子は流石だと思う。
なのでもう少し様子見をしてみる。

演出=塚原あゆ子

  • << 391 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」2話まで終了。 社長交代で方針が変わるかもしれないから、取り敢えずSNSは公式も個人も止めておこうと課長から指示された真柴。 更新時間のアラームは鳴り、フォロワーからの“どうしたの?”コメントはひっきりなしで、気になってスマホを手放す事は出来ない真柴に、駿はつい「SNSゾンビ」と言ってしまい、「貴方には言われたくない、寒いからってお店休んじゃう様な人に」と、マジで言い返されてしまう。 陽人が言い出しっぺのお花見兼香子の送別会には仕事の緊急事態で出られず、新社長から「君個人のアカウントは止めてもいいよ、もう葉山は居ないんだから」と言われた事を引き摺っていた真柴は駿に愚痴を溢すが、駿から“経営センスは無くて店を潰した”が全部を捨てたら自分が見えた、だからマメシバも無理するな、好きにすればいいよと言われた事で、そうか私はインスタを好きでやっていたんだと気付く。 無理していたんじゃないならそれでいいんだけど、そうなると初回の更新地獄みたいな演出は何なの?追われていたけど失って初めて気付く真実という振りだけの為に、あんなに時間を割いたの?ちょっとバランス悪くない? 今回良かったのは陽人と羽瀬というルームメイトの仕事や人間性の一端を見せた事。初回は殆ど放置ったので、ある程度見せてくれると安心する。 (続く)

No.373 21/04/22 16:14
匿名さん0 

>> 353 (続き) で、倫太郎は開発予定の海で一人でダイビングをしていて事故に遭い、海中で失神。 同じタイミングで海岸に来ていた海音は、足下に来た… 【2021春ドラマ】

「恋はDeepに」2話まで終了。

初回を観た時には私はそこまでは思わなかったのたが、どうも敏感な視聴者の間では、海音は本当は人魚(もしくは魚)で、この星が浜海岸開発計画を阻止する為に期間限定で人間の姿になっているらしい、という意見が大勢を占めているらしい。

そういう目で見ると今回は結構露骨なヒントらしき物が提示されていた。
・9ヵ月前、鴨居が海岸で倒れていた海音を発見、助けた。
・鴨居「人間的な駆け引きが一番苦手なんじゃない?体、大切にな」海音「やれるだけやってみます」
・海音「釣り針は喉に引っ掛かると苦しい」
・停電でエレベーターが高層階で停止し、「高い、高い」と異常に怖がる海音。励ます倫太郎に「深い所は平気なんですけど」

でも作りというか流れは相変わらずテンポが悪く、蓮田トラストが提携したい一流ホテルのCEOデイヴィッド役の小手伸也の、英語圏の外国人が話すイントネーションを真似していると思われる日本語が不快で、初回と同様演出が滑りまくっている。

次への興味が海音は本当は人魚?魚?だけなんて、ドラマとして寂し過ぎる。
なので今回で視聴離脱する事にした。

演出=鈴木勇馬

※ここで書くのもあれだが、「ガールガンレデイ」も3話迄は観たが、流石に飽きたので視聴離脱する。

No.374 21/04/22 18:01
匿名さん0 

>> 336 【2021春ドラマ】 「理想のオトコ」(TX・The icon・製作委員会)脚本=小松江里子 出演=蓮仏美沙子、藤井美菜、瀬戸利樹、味… 【2021春ドラマ】

【ここまでの短評】

「理想のオトコ」3話まで終了。

初回のレビューで『役者は揃っているのでもう少し観てみるけど、レビューは書かないかな、多分』と書いたのだが、ミツヤスのアシスタント・最賀(平井亜門)のキャラ(アシスタントの領域を越えて、締め切り厳守と尻を叩き私服のコーディネートまでと、まるでマネージャーの様でミツヤスも頼り切っている)が独特で面白いし、ミツヤス自身も燈子と寝て居酒屋デートも楽しんで誠実そうに見えるのに、最賀に二人の関係を問い詰められると「付き合っていません」と言ってしまう謎キャラ(笑)
で、少し面白くなって来たので初期評価の☆☆から☆☆↗️に若干変更。

演出=北川瞳


「ラブコメの掟…」3話まで終了。

こちらはやっと真宮の恋する相手は九条だと全面に押し出して来たけど、ここまでがちょっと長くて間延びしちゃった印象。

真宮がPonteVecchioのピアスを「工藤さんに貰って欲しいんです」と渡し、戸惑いながらも持ち帰った工藤が、鏡の前で耳に当ててみてうっとりするも「バカバカバカこういうのは本命の彼女に取っておけって言ってやんなきゃ」って、全く真宮の思いに気付いていないのが可愛い(笑)

※真宮はあの日、恋する工藤の干物部屋を見てどう思ったのか、そこは明らかにして欲しいかな。

演出=河原遥

  • << 393 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」4話まで終了。 傷心の燈子にグイグイ来る圭吾。声の調子だけで燈子の心理状態を察してしまう圭吾は、燈子自身も相手の内面を知っているので安心だが新鮮味はない。 何を考えているのか分からないミツヤスは、不安にさせるがドキドキするし魅力がある。 はっきりさせたい圭吾はミツヤスを燈子の美容室に呼ぶ。ミツヤスは謝った上で燈子に交際を申し込み、圭吾もミツヤスに実は俺も燈子に告白をしていると伝える。困惑する燈子。するとミツヤスは「今の無かった事に…」と言って帰ってしまう。唖然とする燈子。 変わった男に振り回されるのも嫌だけど、圭吾みたいに直ぐに心を読まれてしまうのもちょっと怖いな。 演出=北川瞳 「ラブコメの掟…」4話まで終了。 親会社が変わりラブストーリーを押し込もうとする専務(立花=堀田茜)がやって来る。間宮がアシストしてくれたお陰で、自分の企画を通せた九条。 すると立花が間宮に「亮、ちょっといい?」と呼び捨て。気になる九条は追い掛けて立ち聞き。 「まだ怒ってんの?貴方より賢治(亮の兄)を選んだ事を」「またその笑顔、相変わらずイラッとする」無駄な摩擦を避ける為の間宮の笑顔が、二人の仲を駄目にしたらしい。 その後間宮は九条に出会い好きになったのね。正面突破は難しそうだから捻ったアプローチにしたのかしら。 演出=河原遥

No.375 21/04/23 21:57
匿名さん0 

>> 355 【2021春ドラマ】 「桜の塔」(EX)脚本=武藤将吾 出演=玉木宏、広末涼子、岡田健史、森崎ウイン、渡辺大知、馬場徹、仲里依紗、橋本… 【2021春ドラマ】

「桜の塔」2話まで終了。

なるほど、上條はライバルに直接仕掛けて蹴落とすのではなく、どんな汚い手(世間の耳目を集める事件を裏から手を回して自らお膳立てする)を使ってでも手柄を立てて、上が昇進させざるを得ない状況に持って行くという手法を取るのね。
回りくどいけどその過程を謎解きの様に見せる事でドラマを成立させるというのは面白いとは思うのだが、これが続くと飽きるかもしれない。

卓越したプロファイリングを武器としてのしあがって行くのはいいのだが、彼を押さえ付ける立場の権堂や吉永が有能には描かれていないので、“乗り越えるべき壁”が低そうに見えちゃうのはマイナス効果かと…。

そこで一応上條のストッパー役として、幼馴染みで上條の父親から“正義”を教わり引き継いだ水樹を浮上させた。早くも上條の“裏の顔”に気付き(かなり有能)、情に訴えてでも止めさせようとするが、最後はその情が先に来て詰めが甘くなってしまうという設定は悪くなかった。

2話の内容だと上條自身は亡くなる前の父親の「俺は警察に殺される」という言葉を聞いているだけで、それ以上の事は分かっていない様な感じだったので、これにはちょっと違和感が…。えっ、何も知らないのにそんな危ない橋を渡ってるの?みたいな。

まあ水樹の使い方にこのドラマの成否は掛かって来るんだろうね。

演出=田村直己

  • << 394 【2021春ドラマ】 「桜の塔」3話まで終了。 初回に比べて第2話は、あれ?って感じの出来だったので、どうなるのかなと案じていたのだが、今回は出世争いの内部抗争に軸足が置かれ、いよいよ直接的な騙し合い、足の引っ張り合いが始まった。 吉永(光石研)も狡猾さを見せたけど、千堂(椎名桔平)の方が一枚上手だったな。食えない奴だ。娘を溺愛している様に見せているけど、いざとなったら娘さえ切り捨てる位の非常さと覚悟も持っている様な気がする。上條にとって最大の壁になるのは千堂だろうしね。 上條の同期として出世争いに敗れた馳(渡辺大知)は、吉永から汚れ仕事をやらされる事に耐え切れず自殺する迄に追い込まれてしまう。それでも上條が電話中に異変に気付き、もう一人の同期の新海(馬場徹)に見に行く様に頼んだお陰で一命は取り止めた様だ。玉木宏の同期としては二人は若いし、役者としての格にも大きな差が有って収まりの悪さみたいなのは感じていたが、渡辺としては挫折には弱かった東大派の馳の最期を、ナイーブに上手く演じていて良かったと思う。 上條の仲間だと思ってた警察OBの情報屋(橋本じゅん)かクラブのママ(高岡早紀)、どちらかが警察内部の誰かと繋がっている様なのだが。(橋本じゅんと椎名桔平とか?) 演出=片山修

No.376 21/04/23 23:50
匿名さん0 

>> 356 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」2話まで終了。 本気になりかけていたのに「早瀬と別れろ」の無茶振り指令、抵抗していたあい… 【2021春ドラマ】

「レンアイ漫画家」3話まで終了。

流石に工夫の無い展開に飽きて来た。

それでも清一郎がぎこちないながらも優しさを見せ、レンの世話をするという名目で、次の住まいが見付かる迄の間、空き部屋を使ってもいいとさえ言い出し少し進展したのは良かったけど、今度は二階堂をターゲットにしろと、まだ続けるのかこのパターン…って少々げんなりしてる。
(それだったら竜星涼を復活させてよ←ただ見たいだけ(笑))

清一郎がどうしてあんな風になったのか、それには昔の弟(と、あいこ)が絡んでいるのか?辺りは、早く明らかにした方がテンポも良くなり次の展開が楽しみになるんじゃないかなと思うのだが。

吉岡里帆の良さは十分生かせていると思うが、清一郎が今の感じのままだと鈴木亮平の良さが生きないので、早めの対処が必要だと思う。

演出=石川淳一

  • << 395 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」4話まで終了。 居候生活が始まるが、あいこが視界に入ると気が散るので、時間帯別に交替で家の中をウロウロしていいルールを作る清一郎(笑)シャワーの後、上半身裸で歩く清一郎にドッキリするあいこというシーンが有り、まあ見事に腹筋が割れていて胸板も厚く眼福を得たのだが、引き籠りで運動とは無縁そうな清一郎の裸としては、ちと説得力が無い様な…。←鈴木亮平としてはカッコいいんだけど。 二階堂が疑似恋愛を断り、今度は格差恋愛の指令が出たのでマッチングアプリで相手を見付け、リムジンでやって来て高級イタリアンを食べてという初めての経験に舞い上がるあいこ←リムジン(笑)見るからに怪しい、何故疑わない? レンの誕生日だと気付き、行きたい所は?と聞くと水族館と言うので連れて行くあいこ。レンが誘った時は行かないと言ったのに、俺が行きたいだけだと付かず離れずでくっついて来る清一郎、ホント面倒臭い(笑) それでも偶然会ったリムジン男にあいこが難癖を付けられて、言い返したら殴られそう!って時に、助けに来てくれた清一郎。男に無能呼ばわりされたあいこを「俺の役には立っている!」と庇ってくれるし、やっぱりいい奴じゃん。 で、苅部家と言うか、あいこを見ている感じのスーツ男って、ひょっとして待望の竜星涼?清一郎が嫉妬するとかの展開、あるかな? 演出=石川淳一

No.377 21/04/24 11:40
匿名さん0 

>> 358 (続く) 今まで通りのナチュラルな演技をしている北川景子に対して、骨の髄まで自衛隊員の紘一を演じる永山瑛太は、我々のイメージする規則規律に… 【2021春ドラマ】

「リコカツ」2話まで終了。

永山瑛大の作った発声が気にならなくなり、その分楽しめる様になった。

父親(正=酒向芳)からの電話で実家に駆け付けた紘一と咲。母親(薫=宮崎美子)が本当に出て行き、家事が一切出来ない正は咲の事を薫の如くこき使う。(料理の注文が細かくて呆れた咲が「Uber Eatsにします!」って言ったのには爆笑)
この正の咲に対する態度を見て、紘一が何かを感じてくれたらいいなと思っていたら、紘一は子供の頃から母親が父に合わせて我慢をしているという事は分かっていたのね。でも母がこの事は内緒ねと言ったから胸の内にしまっておいた。
でも父親の「あいつが外で上手くやれる訳がない」と決め付けた一言で感情が爆発。自分に対しては常に従順だった息子が、仕事では尊敬するけど家庭人としては間違っていると急に意見し始めたのを見て、正は本音ではどう思ったのかな。

そしてどうやら住み込みの仲居として働き出したみたいな薫は、仲間とも打ち解けて楽しそう。あんな偏屈な堅物夫に仕えて家庭を回して来た主婦が、“外で上手くやれない訳がない”、正よ、主婦をナメんな!

そして今度は咲ママが居候しにやって来た(笑)次も楽しみ!

※一ノ瀬の策略で山に放置された咲を直ぐに捜し出した紘一は流石だが、一ノ瀬はお咎め無しなの?曖昧なままでちょっと引いた。

演出=坪井敏雄

  • << 396 【2021春ドラマ】 「リコカツ」3話まで終了。 紘一が「母さんを迎えに行って下さい」と言った時の父親の返事が「行かない、男の沽券に関わる」懐かしい響き、今の若い人には無縁の言葉だよなあ。 紘一は母親の説得をするが、お父さんを嫌いになった訳ではない、でも一人で生きて行くって決めたから。ここでは薫さんって呼ばれるのが新鮮で嬉しい。←要するに付属物の人生は終わらせたいって事よね。 最初は生き生きと働く母親を見て呆然としていた紘一も、話をする内に何となく理解したみたいで。 父親に「母さんは戻りません。自分は認めてあげたい」と言うと、お前の話し方が悪いとか責め立てる父。ここで義父に意見をして紘一を庇う咲がカッコ良かった! 外に出て紘一が感謝すると「黙っていられなくて、つい」「だって私、まだ貴方の妻だから」出た、逆パターン。 首締め気味(笑)のバックハグからの、咲が反転して抱き締める紘一。 いい感じになって帰宅すると、そこには恐らく咲ママが弁護士として呼んだ青山が立っていて。咲が青山に「えっ?」青山が咲に「えっ?」紘一が青山に「えっ?」青山がやっと気付いて「えーっ!?」この4連発には爆笑した。 ※離婚届けに触ると現実の物になりそうだからそのままにしている紘一の父。沽券と動揺の間で揺れているのね、きっと。 演出=鈴木早苗

No.378 21/04/24 12:12
匿名さん0 

>> 360 (続き) 見事な話の流れに感服。 トキコが叔母(松金よね子)にしてあげた事は、今同じ様な立場にいる人には参考になるのではないかな。物… 【2021春ドラマ】

「生きるとか死ぬとか父親とか」3話まで終了。

今回の相談は夫が急にカツラ姿で帰って来て、私はありのままでいて欲しいが、もしずっとコンプレックスだったのなら認めてあげるべき?というもの。
生理的にイヤというその妻にトキコは「ヅラを被っている夫の妻というのがイヤなんじゃない?」この意見には“オーッ!”となった。流石ジェーン・スー、深い。

そこからの、父親が顔のシミを皮膚科で取って貰った話に展開。
トキコは「何でシミ?誰かに言われたの?」と、また女の影響かと勘繰るのだが、その後の親友二人との話で「男の美容って一般論としては理解出来ても、身内がやると動揺するって有ると思う」と言われて同意するトキコ。

そして冒頭の相談者からの返信に話は進み、話し合いをした所、夫はファッションアイテムの一つで軽い気持ちだったのに、妻の酷い反応にショックを受けたと言われたとのこと。
そこでトキコが親友に言われた事をアレンジして「……自分のダンナだと思うとどうしてもね、モヤモヤすると思う…」と話し出す。

何だろう、やっぱり家族だと自分も含めての集合体になるから、その個人だけの話じゃなくて、それで自分が周囲からどう見られるのかの話にもなってしまうって感情なのよね、きっと。まあその程度の段階なら話し合えば事足りるのもまた家族、かな?

演出=菊地健雄

  • << 400 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」4話まで終了。 東京生まれの東京育ち、21歳女子大生からの投稿。再開発で街が変わってしまう喪失感とどう向き合っていますか? トキコ「東京でよく見掛けるのは相続税を払う為に土地を売って更地になって、一軒家だった所に二軒も三軒も新しい家が建つ窮屈な感じ…」←もうこれ良く分かる、本当によく見掛ける、こういうケース。 東京は元々外様が入り変化してきた街で先住民は無力、その恩恵も受けて来た訳だし変化を楽しむしかない等々話していたトキコだが…。 後日、トキコの書いた原稿が掲載されている無料のタウン誌「銀座百点」を貰いに行こうと父と二人で銀ブラ。何軒か寄って探すが置いてない。父が昔通った紳士服の店に行こうと言うが、店が無い。聞くと移転したと言う。やっと店を見付け、そこには確かに銀座百点が置いてあった。 この時の昔の常連だったという父と、今の常連と思しき紳士客に対する店員の態度のあからさまな違いへのトキコ(ジエーン・スー)の考察が鋭くて、物書きってこういうちょっとした事からあんな風に話を広げて行くんだなって、ちょっと目から鱗が落ちた感覚。 鴨南蕎麦が美味しい店も閉店していてがっかりの二人。 2、3年とかでもどんどん変わるからねえ、思い出の多い街の変化は確かにキツいよね。 そして投稿者に謝るトキコだった。 演出=菊地健雄

No.379 21/04/25 11:09
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「今ここにある危機とぼくの好感度について」(NHK)脚本=渡辺あや 出演=松坂桃李、鈴木杏、渡辺いっけい、高橋和也、国広富之、辰巳琢郎、温水洋一、斉木しげる、安藤玉恵、岩井勇気、國村隼、古舘寛治、岩松了、松重豊 他 語り/伊武雅刀

オリジナル作品。《土曜ドラマ・50分枠》(全5話予定)

やたら感嘆詞が多く結局何も伝えていないリポートをするアナウンサーの神崎(松坂)は、後輩が迫って来て先輩の位置までは遠く、悩んでいた時に総長に出世した母校の恩師(松重)に「意味のある事を言わない」事を見込まれて、国立帝都大学広報課に転職した。
神崎が意味のある事を言わなかったのは各方面からのクレームを避ける為で、好感度は上がらないけど下がりもしないから。
国立大への就職と言っても5年の有期雇用。なのにテレビ局の正社員から転職する意味が分からない。好感度を下げない工夫をする程計算高い男なのに。←と、思ったのだが、話が進んでみると結構鈍感力高めの世間知らずで、周囲に振り回され易そうな男だと分かる。

初回は国立大が抱える資金問題と、人気教授(研究費の集金能力が高い)の論文不正とその内部告発を絡め、揉み消す様に理事達に振り回される神崎という話だった。
面白い訳でもないし、つまらなくもないし微妙だなあ。様子見かな。

演出=柴田岳志

  • << 464 【2021春ドラマ】 「今ここにある危機とぼくの好感度について」全5話終了。 1~2話は論文不正の内部告発の話で、とにかくクレームが怖く事なかれ主義の神崎と、極度の隠蔽体質の理事会と物言えぬ総長VS内部告発したポスドクと支援する新聞部の顛末が描かれたが、学術研究の話に広がりは無くあまり惹かれなかったのだが、3話の100周年イベントゲストの一人、「日本僻地論」の浜田のポスターがK-POPアイドルの何気無い行為から炎上し、爆破予告に恐れをなした理事会に押し切られ、総長が浜田の講演中止を決定し記者会見に挑むのだが、のらりくらりで意味の無い発言に終始する総長に、かつての留学生の教え子が、キング牧師の言葉を引き合いに善人の沈黙の罪を語った事が総長の琴線に触れ、初めて意思を示して予定調和を覆すという展開に、グッと心を掴まれた。 そして今の「コロナ禍でも五輪開催強硬派」を皮肉ってるとしか思えない4~5話の、サハライエカ禍を隠蔽してでも次世代博覧会開催を強行しようとする理事会や行政のトップVS反対派の話は、ブラックコメディーとしてかなり楽しめた。 あれだけ事なかれ主義だった神崎が、自分がサハライエカ毒に罹患して、治療法が不明なことから死を意識した事で、初めて隠蔽する事の恐ろしさを身をもって知り、記者会見で公表すると決めた総長に寄り添い守る姿には感動すら覚えた。面白かった。 演出=柴田岳志

No.380 21/04/25 11:45
匿名さん0 

>> 362 (続き) と潤平(中野)が混ぜ返す。ここからの笑いながらも込み上げて来る感情が抑え切れず、泣き笑いで話す中野の芝居が秀逸。 そしてこ… 【2021春ドラマ】

「コントが始まる」2話まで終了。

潤平の視点から語られる過去。潤平が笑わせたかったのはただ一人、彼氏のいる奈津美(芳根京子)を振り向かせたかっただけなのだ。そうしたら春斗が本気になってしまった。

春斗と舜太が隠れているのも知らずに、告白する為に奈津美呼び出す潤平。戸を開ける彼女。「おーッ」と潤平。「無理だから!」と言って去って行く奈津美。このシーン爆笑。
見ていたくせに後から「どうだった?」と聞く春斗。「まだ迷ってる感じで」と嘘をつく潤平。笑いをこらえる二人。
青春だね。

マクベスオタクの里穂子は彼らの昔のインタビューやブログ等も深掘りしていて、その知識から舜太の自殺の可能性を拡大解釈して騒動にしてしまったり、逆に、自分が軽く見られていたと傷付き潤平と対立してしまった春斗をなだめる証拠に使ったりで、役に立った様な立たなかった様な(笑)

相変わらず話は綺麗にまとまって、きちんとオチにも繋がってるんだけど、でも“これだな”って迫って来る物が無い。
もしかして男が観た方が、理屈じゃなくストレートに伝わって来る物が有るのかなあ。

演出=猪股隆一

  • << 401 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」3話まで終了。 今回はつむぎの視点で語る姉・里穂子のどん底からの復活、春斗の視点で語る兄・俊春(毎熊克哉)の洗脳からの引き籠りと復活がメインで描かれ、そこにはそれぞれの親も絡み、双方の家族としての話でも有ったので、今迄で一番心に響いたし内容も鮮明に覚えている位、頑張り過ぎた故に真っ当なコースから外れてしまったという里穂子と俊春に、感情移入しながら観ていた。 特に周りに助けを求めない兄の強さが、知らず知らずに孤独を招いてしまったという春斗の分析はストンと腑に落ちたし、彼氏に結婚で裏切られ、職場の部署全体に仕事で裏切られた里穂子が、「私が頑張るから駄目なのか、頑張り方が駄目なのか分からなくなった」「今でも頑張るのが怖い」と泣く姿は分かり過ぎて胸が痛かった。 でも里穂子は妹だけでなくマクベスの三人も居る中で辛い過去を話せたのは、少し前進している証拠だし、瞬太の「ドアはノックし続ける事が大事、着信履歴は心配してるよってメッセージなんだよ」のアドバイスに従い電話をし続けていたら、遂に兄貴から春斗に電話が掛かって来て、しかも前向きな会話が出来たというのもホッとさせてくれた。 潤平の実家を継ぐ話は娘婿が取って代わる話になっていて、梯子を外された潤平はご立腹。「マクベス解散は、無しよ」になるのかな?次回は瞬太の家族の話。 演出=金井紘

No.381 21/04/25 12:19
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「泣くな研修医」(EX・MMJ)脚本=樋口卓治 出演=白濱亜嵐、木南晴夏、野村周平、柄本時生、恒松祐里、西尾まり、高橋和也 他

中山祐次郎の小説原作。《土曜ナイトドラマ・30分枠》(全話数不明)

先輩医師と研修医の関係をデフォルメし過ぎのスタートで観る気を削ぎ、実際はオタオタしか出来なかったのにやたら同期にマウントを取りたがる主人公(雨野=白濱)にシラケて、研修医にオペをさせると告げて真剣に勉強させて、実際には(まだ危険だから)やらせない副部長(高橋)の“オペドッキリ”でちょっと見直し、実際ガクブルだった自分の事を雨野が同期に素直に伝えたラストで、また少し見直しはしたのだが…。

初回がこの感じだと劇的に自分好みになるとは思えないのと、とにかく土曜はドラマが多くて少し整理をしたいので、自分としては珍しいけど2話迄観ずに離脱する事にした。

演出=豊島圭介

No.382 21/04/25 15:26
匿名さん0 

>> 363 【2021春ドラマ】 「私の夫は冷凍庫で眠っている」2話まで終了。 最初、あの解体~料理するシーンは夏奈の夢?妄想?と思ったんだ… 【2021春ドラマ】

「私の夫は冷凍庫で眠っている」3話まで終了。

亮を呼び止め事なきを得た夏奈は、翌朝冷凍ケースにカバーを掛けその上に重石としてウサギの置物を置く。入金の件(何の?)の電話が入り、慌てて鍵を掛けずに飛び出した夏奈。
母に会いに行くが、母が男(探偵)と話している時に鍵の件に気付き、慌てて戻ってみると重石のウサギの向きが逆になっていた。亮に見られたのか?

亮は就職先の社長・唐沢(あの不動産屋)を勝手に招き、例の挽き肉(団子状)で作ったと言うシチューを出す。「旨い!」と言ってどんどん食べる唐沢。
これって普通の挽き肉で作ってるよね。
あと亮と唐沢は、夏奈の家狙いのグルなの?

夏奈は孔雀に「亮が二人居るんです」と告白するが直ぐにピンポーン←これ好きだなあ(苦笑)

夏奈にシチューを食べさせようとする亮。
「とうしてそこまでして食べさせたいの?あなた誰?」
「亮は私が殺したのよ」「じゃあ見に行こう、鍵…」

探偵は元警察で、昔の伝で後輩に亮の写真を渡して調べさせていた。「佐藤亮は偽名、久保田奏、前が有ります」
あの探偵って指紋も渡したんだっけ?兄弟とか迄は調べられないのかな。もし今居るのが奏なら、双子だとしたら死んでるのは亮(本名は不明)か。

奏に前が有るなら、やっぱり財産狙いかなあ。

演出=御法川修



  • << 402 【2021春ドラマ】 「私の夫は冷凍庫で眠っている」4話まで終了。 亮と一緒に物置まで行くが、先に入った夏奈は亮を突飛ばし中から鍵を掛ける。うん?外鍵と中鍵が別構造なの? 木芽のクリニックには唐沢が患者として来るが、あれは偵察? 探偵の阿久津から亮の本名と前科が有る事、最近は不動産の転売に手を染めていると聞き、慌てて夏奈に電話をするが出ないので、孔雀に電話をして「私が行く迄夏奈の側に居てやって」頼む木芽。 亮と話す内に夏奈の事を「あの子の人生を見守るのが私の役目だから」と言い出す孔雀。亮の台詞じゃないけど「どういうことです?」だよね。 そこにあの鉈を持って夏奈が来る。 パソコンの事で嘘を付き、亮を試していた孔雀は「あなた誰?」そして「あなた双子なんじゃない?」 亮は夏奈が殺したのは兄の奏で、金目的で近付いた夏奈を亮が本気で好きになった事に奏が気付き、殴られて頭を打ち記憶を失っている間に奏が入れ替わっていたと話していて、奏が殺された事は、あの夜、夏奈が奏を引き摺っているのを見てしまい知ったと一応辻褄は合っているのだが…。 でも好きなら夏奈を怖がらせていたのは何故? 「また二人で暮らそう、夏奈」と言った瞬間、ウッと言って倒れる亮。後ろから母の木芽が刺したのだ。 何か今回は??だらけだったな。孔雀ってもしかして夏奈の実母とかなのかなあ。 演出=御法川修

No.383 21/04/25 16:08
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「コタローは1人暮らし」(EX・JS)脚本=衛藤凛 出演=横山裕、川原瑛都、山本舞香、西畑大吾、百田夏菜子、紺野まひる、滝藤賢一、峯村リエ、大倉孝二、イッセー尾形、生瀬勝久 他

津村マミの漫画原作。《オシドラサタデー・30分枠》(全話数不明)

狩野(横山)は漫画賞を取った事のある一発屋の売れない漫画家。彼の住む風呂無しアパートの隣室に、5歳の男児が引っ越して来る。
「サトーと申す」「1人か?親は?」「わらわは1人でこの隣を借りておる」呆気にとられる狩野。男児の部屋のドア
には手書きで“さとうコータロー”の文字が。
何で腰におもちゃの刀を差し武士の言葉を喋っているのかと思ったら、後で種明かしが有って、「とのさまん」というアニメにハマっていて、その物真似をしているから(笑)

銭湯を知らないコタローが気になり、結局後から行って面倒を見てやる狩野。
帰り道「親は?」「居たがおらぬ」「俺も両親が居ない、事故で」

自分でおにぎりを作って食べたり新聞を丁寧に読んだりとか、大人びた所もあれば、幼稚園の前で止まって中を覗いたり、狩野の部屋で「とのさまん」を観て喜ぶ子供っぽさも有ったり、何かとっても不思議な子供。

狩野の左隣の美月(山本)の目が泣き張らしていると察知するや、「早く早く冷やさねば」←ああ何かトラウマ?
(続く)

No.384 21/04/25 16:28
匿名さん0 

>> 383 (続き)
冷えたペットボトルを持って来て「目を早く冷やした方が良い」
「泣いても嫌ったりせぬ。泣くのは悪い事ではない」
「何で泣いていたこと分かった?」
「目の当たりにして来た」←母親の事?

狩野の部屋で「とのさまん」を観ている時に差し込まれる、少し前と思われるコータローの姿。側にはニコニコ見詰める紺野まひる←多分母親

大家の清水夫妻(イッセーが二役(笑))の会話では、コタローは家賃を払っているみたいだし、生活費も誰かから渡されているのだろう。では何故こういうスタイルを選択しているのか?
あと狩野が見ていた“斎藤勝くん(5)が行方不明”のニュース、顔写真がコータローに似てたけど、これも関係が有るのかな。

裏事情は分からないけど、このアパートでは狩野と美月と大家夫妻、もしかしたら階下の生瀬勝久も含めて、コタローを中心とした疑似家族が出来上がって行くのかも。

なるべくほっこりした話に収まってくれるといいなあ。

演出=松本花奈

  • << 403 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」2話まで終了。 何か話が進まない、動かない。 102号室の男(田丸=生瀬勝久)の正体は、離婚して息子に中々会わせて貰えない、短気で直ぐに怒り出すのが欠点だけど実は子煩悩な父親だった、という事は明かされたが、このドラマの主人公はコタローなので、少なくとも何か一つ位は「コタローの何故?」に繋がる様な事実を出して貰わないと、次への興味に繋がらないのだ。 今回で言えばコタローくんは何で泣いたら目を冷やさなきゃって知ってたの?って美月に質問させるとか、幼稚園の手続きはどうしたの?って聞くとか、何かコタローから引き出して貰わないと、不自然だけどそこに居るんだからそのまま受け入れようじゃ、やっばり納得出来ないわな。 演出=松本佳奈

No.385 21/04/26 18:59
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「ドラゴン桜」(TBS)脚本=オークラ、李正美、小山正太 出演=阿部寛、長澤まさみ、髙橋海人、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太、佐野勇斗、林遣都、山崎銀之丞、木場勝己、江口のりこ、及川光博 他

三田紀房の漫画原作。《日曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回は25分拡大

シーズン1の方は全く観ていないし事前情報も遮断していたので、どういうスタイルのドラマなのか分かっていなかったのだが、前回もこんな“ありえへん事”が横行するドラマだったのか?
それともスタッフ全取っ替えで、特に初回は“あの”福澤克雄演出だったから、派手さマシマシになってるのかな。

まあ偏差値32で大きく定員割れしている学校に集まって来る生徒なんだから、学力的に問題があるのは当然だけど、性格や人間性の偏差値も低そうなのばっかりで、ちょっとうんざりする。

それに対して桜木(阿部)がボロクソに罵倒して、水野(長澤)が生徒に隙を見せて窮地に陥ると桜木が倍返しで落とし前を付けるという、殆ど半沢直樹スタイルなのだが、何かあちら程にはスッキリしない。手放しでは笑えないんだよなあ。
少し様子見だな。

※楓(平手)は桜木が万引きの事をチクるから推薦は貰えなくなると心配していたが、脚の異常を見抜いているから、スポーツ推薦は無理という意味なんじゃないかな。

演出家=福澤克雄

  • << 404 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」2話まで終了。(2話は15分拡大) 何故福澤演出の半沢直樹テイストなのに、桜木がやり返したり手の上で転がしたりしてもスッキリしないのか。 まず脚本が残念過ぎるというのが一番大きいけど、半沢直樹(他福澤ビジネスドラマ)が社会人同士の駆け引きなのに対して、これは相手が未成年の生徒だから対等な関係ではなく、桜木はビジネスで正規の教師ではないが生徒を相手に“桜木メソッド”で東大合格を目指して教える以上、教育的見地という縛りが有って当然だと思うのだが、明らかに前者とは違う構造のドラマなのに、これまで通りの福澤メソッドを落とし込んでいるから違和感が有りスッキリしないのだろうと思う。 桜木に「ルールを守らない奴は人生に負けるんだ」と言わせるなら、言葉だけでなく大人は身をもって範を示すべきだし、隠蔽と温情の線引きは曖昧にしてはいけない。 2週も掛けた長いだけでグダグダな前置きが終わり、次回からやっと専科の授業が始まるらしい。 シーズン1を観ていないからどんなメソッドなのか、どんな言葉で生徒を鼓舞するのかには興味が有る。 でも学校側とか保護者側からの横槍ならともかく、坂本とか米山とか、今の生徒には何の関係もないアッチの方からの横槍とかは観たくないのだが、入れ込むんだよね? そしてきっとつまらなくなる。 演出=福澤克雄

No.386 21/04/27 18:24
匿名さん0 

>> 365 【2021春ドラマ】 「ネメシス」2話まで終了。 今回は行方不明の兄(樹=窪塚愛流=雰囲気が有るね)を捜してという妹の依頼を受け… 【2021春ドラマ】

「ネメシス」3話まで終了。

風真が具合の悪い振りをして早退し、黄以子の車で出掛けるのを尾行する栗田とアンナ。まず30年も探偵をやっていた栗田はあんなバレバレの尾行はしないし、依頼が無くてネメシスは暇なんだから、風真は嘘をつく必要も無かった。これは何とか黄以子を絡ませる為の設定でしょ?無駄でしかない。

栗田が今回は爆弾事件で危ないからとアンナだけ帰らせるけど、これも四葉朋美(橋本環奈)と出会わせる為の不自然な設定。大体お客を帰らせていないのにアンナにだけ危険だからって(笑)

ゲスト(なのか後出しレギュラー扱いなのか知らん)が次の回にはネメシスのサポートメンバーみたいに出て来るのはいいけど、今回で言えば星(上田竜也)みたいに
話の流れで必要だからという自然な出し方をして欲しい。

サポートメンバーは毎回全員出て来るのだろうか?今でさえポンコツ風真の必要性に疑問符が付いているのに、サポートメンバーが増えるとますます影が薄くなってしまうのではないか?
それとも今はおちゃらけ担当で、始の事件解明の段になったら底力を発揮する設定なのか?
それまで観続けていられるか、ちょっと迷い始めているのだが…。

演出=入江悠

  • << 405 【2021春ドラマ】 「ネメシス」4話まで終了。 トリック専門の作家が付いているから面白いドラマになるのではないかと期待したのは今は昔(笑) 今回は何?鏡に写った時計の針の読み違い?上から落ちたのはブロックだけど、下を見たら誰かが倒れていたから人が落ちたと勘違いして証言した? それよりさあ、4階から飛び降りた人間の損傷と、下に居て落ちて来たブロックが当たって負う損傷の違いは何故無視するのかね。タカ&ユージは風真に協力を仰ぐより、監察医に話を聞きに行くべきだろう。 AI搭載アプリの発想は面白いけど、そもそも必要な程の難事件じゃないし(笑) 教師と生徒は勿論、教師同士の恋愛も禁止の私立女子高校で、密かに教師同士が恋愛していたからって、「教育委員会に報告します!」って教頭、教育委員会は関係ないだろう、只の内規なんだから(笑) 突っ込み待ちドラマなのかいな。 で、こっちはシリアスなアンナパパ失踪関係。菅研の菅容子は高2で遺伝性大脳変成症(HSCM)を発症したという話が出て来た。その難病を解明する為に研究者になったって事ね。突き詰めて変な人体実験の方に進んでいれば、隠蔽の為に何ちゃらとかは有りそうだわな。 演出=片桐健滋

No.387 21/04/27 19:11
匿名さん0 

>> 367 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」3話まで終了。 今回は駒沢が以前、情状酌量をして減刑判決を出した藤代(岡田義徳)が再び… 【2021春ドラマ】

「イチケイのカラス」4話まで終了。

「みちおを見守る会」のメンバーが“ベルトコンベヤー裁判官”と揶揄した坂間の、次々に裁いて行く法廷シーンが面白かった。永野芽郁は「発言が不明瞭」と言われると舌打ちを連発するし、遠藤憲一は静岡刑務所にしてくれませんか、あそこ飯が最高なんですよとニコニコしながら言うと「却下します」、広瀬アリスは実刑を下されると「あんた夜道には気を付けた方がいいよ」と凄むし(笑)

最初何で永野芽郁?と思ったら、次にエンケンさんが出て来たので、ああこれは何かの番宣なんだなと気付いたのだが、こんなドラマの一部としてしっかりと機能した番宣コラボって初めて観た気がする。

今回は少年犯罪の合議制裁判の裁判長を坂間が担当し、意図が有って捜査段階から完黙している被告少年の心をどう開かせ、真実を明らかにして判決を下すのかという話。
みちおだけでなく、駒沢や検察官まで「必要なんじゃないですか?」と坂間を追い込み、聞き取れない様な小声でスタートし最後ははっきりと「職権を発動します」と言わせるシーンも面白かった。
“見守る会”の『吉報 ベルトコンベヤー裁判官がついに入間った!』もナイス(笑)

最後はしっかりと少年の目を見て、自分の心からの言葉で諭す坂間。
このドラマは笑いと真面目のバランスが丁度いい。

演出=田中亮

  • << 406 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」5話まで終了。 今回は入間の言い出した「Yってる=どちらを選ぶかの分岐点」が全体を流れるテーマで、事件関係者のバレリーナ馬場(生田絵梨花)の高校時代の同級生で、告げないままの両想いだった相手のイチケイ書記官・石倉(新田)の、葛藤からの選択がメインに描かれていたので、入間が繰り出したウルトラCの“併合審理”や、その対象となった二つの事件、特に傷害事件そのものが霞んでしまった印象が強い。 バレエ団の浮沈を握る程の人気バレリーナ設定の馬場のバレエシーン(特にアップのシーン)の演出に全く工夫が無い為、この子のどこが?って印象になってしまったのもマイナス要因だったと思う。 併合審理の必要性もイマイチよく分からなかったが、食い逃げ犯で傷害事件の目撃者でもある元木(阿南健治)が急に証言を翻したのは、被告人席に並んで座っていた馬場の恩師でありバレエ団主宰者の槇原(黒沢あすか)の様子を間近で見ていた事が関係していたのなら、その設定にする為には元木を槇原裁判の証人として呼ぶだけでは成立しない話なので、為にする併合審理といった所なのかなと。 今回はビリビリペンで坂間を驚かせようと仕組んだ入間と、やけに見詰めて来るのは何なの?と意識してしまう坂間のやり取りを演じた時の黒木華さんの目の演技が凄く上手くて、笑えたし感心したしでお見事だった。 演出=並木道子

No.388 21/04/28 17:05
匿名さん0 

>> 368 【2021春ドラマ】 「きれいのくに」2話まで終了。 吉田羊から蓮佛美沙子に10歳も若返っているのに、宏之(平原テツ)に鏡を見る… 【2021春ドラマ】

「きれいのくに」3話まで終了。

見た目が若くなったと言っているのに何でキスしようとしたら避けたの?と、宏之を責め続ける恵理。「若く見えるのが嫌とかじゃなくておかしいって事でしょ?」と応戦するが分かって貰えず、宏之は病院に行く。どこもおかしくはないと言われたので、帰宅し取り敢えず別に住もうと恵理に言うと、手当たり次第に周りの物を投げ付けて来る始末。
ゴーグルを付けた高校生が頭を左右に振って、投げ付けられた物をよけている。担任の稲垣吾郎が言う。「啓発映画どうだったかな。今年のテーマは見た目…」
えーっ、なんとなんと2話まで観て来た恵理と健司と宏之の物語は、10年前に整形が禁止された世界に住む高校生に見せる啓発映画だったというびっくり設定。

分からないなりにあの不思議な世界観に浸って観ていたので、急に梯子を外された様な感じでショックが大きい。

皆が見た目を気にして整形に励み、産む子供は遺伝子操作で好きな顔に出来る世界では、男は稲垣吾郎、女は加藤ローサの顔ばかりが選ばれ、国民の6割に達した為に色々と不都合(指名手配写真が皆同じとか(笑))が生じた為に法律で整形を禁じたとか、ここからの展開がどうなるのか、また女子高生が「啓発映画に出ていた人(吉田羊の事)を見た」とメールをしていたので、吉田羊の再登板は有るのか等、興味は有るので離脱はしない。

演出=西村武五郎

  • << 407 【2021春ドラマ】 「きれいのくに」4話まで終了。 前回のレビューの最後に『吉田羊の再登板は有るのか等、興味は有るので離脱はしない。』と書いたのだが、今回の演出を観て前言を翻したい。 ああいう場面の意味や流れだけ指示して、普段の口調でフリーに喋らせるみたいな演出は苦手なんだよね。 演技力ではなくて場の空気で何とも言い難い微妙な雰囲気が出るのも確かなんだけど、高校生の男同士の会話にさえ漂うあのネチョネチョした感じに私は耐えられない。 このドラマが結局何を言いたいのかは、最後迄観ないと分からないんだけど(顔の美醜と中身の美醜を関連付けた何かなのかなとは思う)、私の中では何だか分からないけど役者の演技が楽しめた2話迄の面白さがピークだったので、どう転んだとしてもあと4話はキツいから、これで視聴離脱する。 演出=加藤拓也

No.389 21/04/28 18:10
匿名さん0 

>> 369 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」3話まで終了。(3話は5分拡大) 家では筋肉体操を欠かさずに体型を保ち、ヨン様に似て… 【2021春ドラマ】

「珈琲いかがでしょう」4話まで終了。

『ガソリン珈琲』
パンクしたキッチンカーを“ヤバい頃の知り合い”で更正してガソスタを経営するゴンザ(一ノ瀬ワタル)の所へ持ち込んだ青山。そこでいつも給油している無愛想な運転手・菊川(野間口徹)にコーヒーの試飲を勧め、病気の妻(マリ=松本若菜)が退院する迄コーヒー断ちをしていたが、もう退院したので…という話を聞き、ブルマンの豆をプレゼントするが…妻は既に亡くなっていて、菊川は思い出の中で妻と会話をする生活を続けていたが、断っていたコーヒーを飲む事が現実を受け入れる事に繋がるという話。冴えない男を愛してくれた飛び切り美人の妻、配役が狡いわ。

『ファッション珈琲』
高名なバリスタ・タモエ(光浦靖子)が自分のカフェで開くコーヒーのワークショップ。インスタ映えを気にし“コーヒーを習っている私”が重要なお洒落主婦みたいな生徒達に失望しているタモエは、高級豆との飲み比べを仕掛け“バカ舌”を思い知らせるという荒療治をする。青山のコーヒーが忘れられず片道3時間を掛けて通っている垣根(夏帆)だけは正解して、タモエの心は和らぐ。
高級豆を届けに来た青山がバックヤードに居たと知った垣根は慌てて追い掛け、キッチンカーに声を掛けると反対側にはぺい(磯村勇斗)が居て。
実はぺいに脅されたゴンザが、車に盗聴器とGPSを仕込んでいたのだ。
(続く)

No.390 21/04/28 18:38
匿名さん0 

>> 389 (続き)
ぺいはヤクザの花菱(渡辺大)から早く捜せ、捜したら三代目の所に直行するのではなく俺の所に連れて来いと言われていた。

青山は元ヤクザで先代に気に入られていたのにある日突然辞めると言って来た。
ボコボコにされても「俺はただ美味しいコーヒーを淹れたい、ただそれだけです」と。
で、今は三代目が青山に御執心でどうしても捜し出せと命じているらしい。

Wikipediaにはぼくちゃんと呼ばれている三代目を誰が演じるのかとか、ヤクザのベテラン幹部役で鶴見辰吾が出るとか書かれているので、この後は青山のヤクザ時代の話とか今の組の話とかに変わって行くのかな。

ワンカットみたいな感じで、金髪時代の青山がコーヒーを飲むシーンが挟まれていたけど、あれを誰が淹れて、青山自身がどういう状況の時に飲んだのかが重要なのかしらね。

※渡辺大さん、シュッとしてるし、どんどんお父さんに似て来て貫禄も出て来た。もう36歳なのか。

演出=森義隆


  • << 408 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」5話まで終了。 『ほるもん珈琲』 ぺいに騙されてキッチンカーに同乗してしまった垣根。「青山さんの昔のお仕事って?」ぺい「清掃業みたいなもの」単純に信じる垣根。 二人の不仲はぺいの誤解だと思い込んでいる垣根に「コーヒーの神様に魅せられて、お世話になったお得意様をぶち殺して、清掃分の売上げ持ち逃げしてトンヅラぶっこいたんだよ。この車も設備も全部その金で買ったんだよ」とぶちまけるぺい。 ぺいが垣根に刃物を向けた瞬間、青山が奪い取りぺいの太股の真上に立てる。「刺せよ!」刺せない青山。その手を上から握り自分で刺すぺい。盗聴器を仕込んである“たこさん”を引きちぎり、無言でメモを渡すとドアを開けて自ら外へ落ちるぺい。 『初恋珈琲』 刺されたから逃げられたという芝居を打ち花菱(渡辺大)からボコボコにされるぺい。一生付いて行くと決めていた兄貴に突然別世界に行かれてしまい、恨み骨髄の筈なのに花菱に引き渡す事だけは出来なかったぺい。それどころか青山が捜していた珈琲の師匠の居所を書いたメモまで渡していた。 回想で語られる初恋のあの子が作ってくれたコーヒーゼリーの味も、ホームレスの男(光石研)が淹れて兄貴がハマったコーヒーの味も、結局その美味しさは分からなかったけど、ぺいの人生には忘れられない不可欠な二人だったんだなという話。 演出=森義隆

No.391 21/04/28 23:19
匿名さん0 

>> 372 (続き) それを敏感に感じ取って助け船を出した駿も、きっとそっち系の人種なんだろうな。 くるみが密かに片思いをしている創業社長(葉山… 【2021春ドラマ】

「着飾る恋には理由があって」2話まで終了。

社長交代で方針が変わるかもしれないから、取り敢えずSNSは公式も個人も止めておこうと課長から指示された真柴。
更新時間のアラームは鳴り、フォロワーからの“どうしたの?”コメントはひっきりなしで、気になってスマホを手放す事は出来ない真柴に、駿はつい「SNSゾンビ」と言ってしまい、「貴方には言われたくない、寒いからってお店休んじゃう様な人に」と、マジで言い返されてしまう。

陽人が言い出しっぺのお花見兼香子の送別会には仕事の緊急事態で出られず、新社長から「君個人のアカウントは止めてもいいよ、もう葉山は居ないんだから」と言われた事を引き摺っていた真柴は駿に愚痴を溢すが、駿から“経営センスは無くて店を潰した”が全部を捨てたら自分が見えた、だからマメシバも無理するな、好きにすればいいよと言われた事で、そうか私はインスタを好きでやっていたんだと気付く。

無理していたんじゃないならそれでいいんだけど、そうなると初回の更新地獄みたいな演出は何なの?追われていたけど失って初めて気付く真実という振りだけの為に、あんなに時間を割いたの?ちょっとバランス悪くない?

今回良かったのは陽人と羽瀬というルームメイトの仕事や人間性の一端を見せた事。初回は殆ど放置ったので、ある程度見せてくれると安心する。
(続く)

No.392 21/04/28 23:37
匿名さん0 

>> 391 (続き)
で、思ったのは、やっぱり香子の切り口の違う考え方は、このシェアハウスには必要だよなあって事。

酔った真柴と駿が両開きの冷蔵庫の前で夜食の材料を並んで探し、体が交錯したと思ったらお互いの顔が真ん前に!そしてそのままキス、酔ってるせいとか二人で言い訳してるのが可愛かったけど(笑)
両開きの冷蔵庫の光が二人を浮かび上がらせる映像は中々綺麗だった。まあ美男美女だからこそというのもあるけどね。

葉山は成田から中東にでも行った設定なのかね。絨毯を買い付けていた様な記憶が…。真柴の恋バナに絡むのではなくて、新規事業で復活するとか、大人の男としてカッコいい所を見せて欲しいなと思う。

演出=塚原あゆ子

  • << 409 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」3話まで終了。 今回は駿が真柴にデジタルデトックスをさせる話。そのフリとして羽瀬が応募しているアートコンクールの発表に連れて行きがてら、4人で近くでキャンプをして…という展開。 真柴は有給休暇を取ったので公式インスタの更新も休み。なのにスマホを手放せない状況を作る為に、後輩の茅野が任された仕事に煮詰まり、見兼ねた新人の秋葉が真柴に相談、その内茅野も相談して真柴のスマホのピコピコは止まらず、後輩思いの真柴もスマホを常に握り締めている設定に。 気にはしていても中々言い出さない駿がいつ言うのかと思ったらいきなり強行手段(笑)秘境温泉で真柴の服が強風で飛んで川にポチャンの展開には“そんなバカな”と思ったが、その後の慌て振りを演じる二人が面白かったし、「服を買って来て!」と言われて駿が買って来たダサいTシャツとモンペを真柴が着る意味へと繋げた点は良かったので、まあ許容範囲としよう(笑) 夜、「デジタルデトックス」と言ってスマホを取り上げ真柴と手を繋いだまま離そうとしない駿が可愛かった。 留学詐欺という形で香子が残る形になったのは嬉しいのだが、突然「こうちゃん」と言って部屋に入って来た生瀬勝久、誰? 鍵を持っているって事よね?(相関図では元夫らしいが) あと陽人を悩ませるっぽい舟木(黒川智花)も気になる。 演出=棚澤孝義

No.393 21/04/29 15:49
匿名さん0 

>> 374 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」3話まで終了。 初回のレビューで『役者は揃っているのでもう少し観… 【2021春ドラマ】

【ここまでの短評】

「理想のオトコ」4話まで終了。

傷心の燈子にグイグイ来る圭吾。声の調子だけで燈子の心理状態を察してしまう圭吾は、燈子自身も相手の内面を知っているので安心だが新鮮味はない。
何を考えているのか分からないミツヤスは、不安にさせるがドキドキするし魅力がある。
はっきりさせたい圭吾はミツヤスを燈子の美容室に呼ぶ。ミツヤスは謝った上で燈子に交際を申し込み、圭吾もミツヤスに実は俺も燈子に告白をしていると伝える。困惑する燈子。するとミツヤスは「今の無かった事に…」と言って帰ってしまう。唖然とする燈子。
変わった男に振り回されるのも嫌だけど、圭吾みたいに直ぐに心を読まれてしまうのもちょっと怖いな。

演出=北川瞳


「ラブコメの掟…」4話まで終了。

親会社が変わりラブストーリーを押し込もうとする専務(立花=堀田茜)がやって来る。間宮がアシストしてくれたお陰で、自分の企画を通せた九条。
すると立花が間宮に「亮、ちょっといい?」と呼び捨て。気になる九条は追い掛けて立ち聞き。
「まだ怒ってんの?貴方より賢治(亮の兄)を選んだ事を」「またその笑顔、相変わらずイラッとする」無駄な摩擦を避ける為の間宮の笑顔が、二人の仲を駄目にしたらしい。
その後間宮は九条に出会い好きになったのね。正面突破は難しそうだから捻ったアプローチにしたのかしら。

演出=河原遥

  • << 410 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」5話まで終了。 恋煩いで漫画が描けなくなってしまうミツヤス。事情を聞く茉莉沙に最賀は「相手はトウコさんという人で…」とまあベラベラ(笑) 燈子が振ったと思い込んでいる茉莉沙は部屋に乗り込み口喧嘩、だがミツヤスが描けなくなったと知り倒れてしまう燈子。 結局ミツヤスは「結婚」を口にした圭吾に圧倒されて逃げただけだったのね。漫画への情熱が人生の大半を占めている自分に、結婚を口にする勇気は無いと。本当に純粋で駆け引きとかは出来ない男。真意が分かった燈子は泣くミツヤスを抱き締めて、まずはめでたし。 でも大変だわ、繊細な男は。今はいいけど結婚となるとね。 演出=吉野圭 「ラブコメの掟…」5話まで終了。 何かどんどんつまらなくなって来てる。 内容が薄いのにダラダラ時間を掛け過ぎって感じ。 恋愛の実体験が無いから、九条が間宮の心情を測りかねて誤解に次ぐ誤解をしてしまうというのは分かるんだけど、間宮の鈍感さと言うか鈍臭さは何なの? 九条の化けの皮を剥がすのが目的ならまだ分かるけど、間宮は立花との事で恋愛に自信を無くしたから故の遠回り設定なんでしょ? ならこの期に及んでまで何で立ち尽くしてるの?さっさと追いかけなさいよって思ったら…次の場面ではいきなり九条の部屋に侵入していた間宮!何なの?怖いよ…。 演出=河原遥

No.394 21/04/30 00:02
匿名さん0 

>> 375 【2021春ドラマ】 「桜の塔」2話まで終了。 なるほど、上條はライバルに直接仕掛けて蹴落とすのではなく、どんな汚い手(世間の耳… 【2021春ドラマ】

「桜の塔」3話まで終了。

初回に比べて第2話は、あれ?って感じの出来だったので、どうなるのかなと案じていたのだが、今回は出世争いの内部抗争に軸足が置かれ、いよいよ直接的な騙し合い、足の引っ張り合いが始まった。

吉永(光石研)も狡猾さを見せたけど、千堂(椎名桔平)の方が一枚上手だったな。食えない奴だ。娘を溺愛している様に見せているけど、いざとなったら娘さえ切り捨てる位の非常さと覚悟も持っている様な気がする。上條にとって最大の壁になるのは千堂だろうしね。

上條の同期として出世争いに敗れた馳(渡辺大知)は、吉永から汚れ仕事をやらされる事に耐え切れず自殺する迄に追い込まれてしまう。それでも上條が電話中に異変に気付き、もう一人の同期の新海(馬場徹)に見に行く様に頼んだお陰で一命は取り止めた様だ。玉木宏の同期としては二人は若いし、役者としての格にも大きな差が有って収まりの悪さみたいなのは感じていたが、渡辺としては挫折には弱かった東大派の馳の最期を、ナイーブに上手く演じていて良かったと思う。

上條の仲間だと思ってた警察OBの情報屋(橋本じゅん)かクラブのママ(高岡早紀)、どちらかが警察内部の誰かと繋がっている様なのだが。(橋本じゅんと椎名桔平とか?)

演出=片山修

  • << 413 【2021春ドラマ】 「桜の塔」4話まで終了。 前回、刈谷(橋本じゅん)が上條を裏切ったのかと思わせておいて、実は上條父が当時暴こうとしていた不正が押収品の横流しで、それが原因で上條父は自殺に見せ掛けて殺されたと思っている刈谷は、悪事に手を染めた連中にその件を思い出させる為に高杉にすり替え方法を教えたのだと言う。 敵を騙すには味方からって事か。誰もビビらなかったけど。 癇癪を起こした優愛(仲里依紗)が上條のスキットル(ウイスキー入れ)を投げ付けた事から、外装で隠されていた何処かの住所が出て来て、爽と二人でガサ入れ(無断侵入?)をすると、刈谷が「無くなっていた」と言っていた上條父の“自殺直前の派出所内の防犯カメラの録画テープ”が出て来る。特殊なライターからそこに居て父に自殺を強要したのは権堂だと追及する上條に、ライターはずっと後に千堂から貰った物だと否定、千堂は「俺が殺した」と肯定する。 うーん、スルスルと話が進んで行ってやっぱり千堂かって所迄辿り着いたけど、これって素直に信じていい話なんだろうか。あのスキットルは“自殺”の直前に上條少年が父親から受け取った物だから、住所を書いたのは父親だとは思うのだが、あそこが薩摩派のアジトだったとしてあんなビデオテープを置いておく物かね。で、外様の千堂が何故?という疑問も。 前回に続いて次への繋ぎ方が上手いなあ。 演出=片山修

No.395 21/04/30 18:59
匿名さん0 

>> 376 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」3話まで終了。 流石に工夫の無い展開に飽きて来た。 それでも清一郎がぎこちないなが… 【2021春ドラマ】

「レンアイ漫画家」4話まで終了。

居候生活が始まるが、あいこが視界に入ると気が散るので、時間帯別に交替で家の中をウロウロしていいルールを作る清一郎(笑)シャワーの後、上半身裸で歩く清一郎にドッキリするあいこというシーンが有り、まあ見事に腹筋が割れていて胸板も厚く眼福を得たのだが、引き籠りで運動とは無縁そうな清一郎の裸としては、ちと説得力が無い様な…。←鈴木亮平としてはカッコいいんだけど。

二階堂が疑似恋愛を断り、今度は格差恋愛の指令が出たのでマッチングアプリで相手を見付け、リムジンでやって来て高級イタリアンを食べてという初めての経験に舞い上がるあいこ←リムジン(笑)見るからに怪しい、何故疑わない?

レンの誕生日だと気付き、行きたい所は?と聞くと水族館と言うので連れて行くあいこ。レンが誘った時は行かないと言ったのに、俺が行きたいだけだと付かず離れずでくっついて来る清一郎、ホント面倒臭い(笑)

それでも偶然会ったリムジン男にあいこが難癖を付けられて、言い返したら殴られそう!って時に、助けに来てくれた清一郎。男に無能呼ばわりされたあいこを「俺の役には立っている!」と庇ってくれるし、やっぱりいい奴じゃん。

で、苅部家と言うか、あいこを見ている感じのスーツ男って、ひょっとして待望の竜星涼?清一郎が嫉妬するとかの展開、あるかな?

演出=石川淳一

  • << 414 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」5話まで終了。 今回はあいこの異父姉るりこ役で観月ありさが登場。コメディーにおける顔芸と全身から発する圧は流石で面白かった。(山奥で暮らしている設定なのに、衣装とのギャップよ(笑)) 男性と同居している事でるりこに心配を掛けまいと、向後の提案した清一郎と恋人同士を装うミッションに同意したあいこ。 向後がるりこを買い物に連れ出している間に、二人で恋人らしく見える練習をするのだが、この時の、気分が乗らず嫌々だった清一郎が、「銀天」のサカイ(多分イケメンキャラ)に成り切る事で表情も明るく、物腰も柔らかく変化するのが面白く(勿論鈴木亮平が上手い!)、観月ありさ、吉岡里帆の軽妙な演技とも噛み合っていて、今迄の話で一番面白かった。 人に甘える事が苦手なあいこが、二人の関係を誤魔化す為に清一郎を付き合わせている事をお見通しだったるりこは、「妹を甘えさせてくれてありがとう、これからも宜しく」と囁いて帰って行くラストも洒落ていた。 レンが父の遺品として持っている女子高生?の絵って、「あいこさんでしょ?」ってレンが清一郎に聞いていたけど、純とデートしていたあいこを描いた物だったのかなあ。 恋愛が出来なくなった事と昔のあいこって関係あるのかしら。それだと葬儀場であいこを見た時には、彼女だと認識していた事になるよね。 演出=石川淳一

No.396 21/05/01 19:01
匿名さん0 

>> 377 【2021春ドラマ】 「リコカツ」2話まで終了。 永山瑛大の作った発声が気にならなくなり、その分楽しめる様になった。 父親… 【2021春ドラマ】

「リコカツ」3話まで終了。

紘一が「母さんを迎えに行って下さい」と言った時の父親の返事が「行かない、男の沽券に関わる」懐かしい響き、今の若い人には無縁の言葉だよなあ。

紘一は母親の説得をするが、お父さんを嫌いになった訳ではない、でも一人で生きて行くって決めたから。ここでは薫さんって呼ばれるのが新鮮で嬉しい。←要するに付属物の人生は終わらせたいって事よね。
最初は生き生きと働く母親を見て呆然としていた紘一も、話をする内に何となく理解したみたいで。

父親に「母さんは戻りません。自分は認めてあげたい」と言うと、お前の話し方が悪いとか責め立てる父。ここで義父に意見をして紘一を庇う咲がカッコ良かった!
外に出て紘一が感謝すると「黙っていられなくて、つい」「だって私、まだ貴方の妻だから」出た、逆パターン。
首締め気味(笑)のバックハグからの、咲が反転して抱き締める紘一。

いい感じになって帰宅すると、そこには恐らく咲ママが弁護士として呼んだ青山が立っていて。咲が青山に「えっ?」青山が咲に「えっ?」紘一が青山に「えっ?」青山がやっと気付いて「えーっ!?」この4連発には爆笑した。

※離婚届けに触ると現実の物になりそうだからそのままにしている紘一の父。沽券と動揺の間で揺れているのね、きっと。

演出=鈴木早苗

  • << 415 【2021春ドラマ】 「リコカツ」4話まで終了。 まず最初に…、佐野史郎さんが病気で緊急入院された為、急遽の代役を平田満さんが引き受け、今回から咲パパが入れ替わった。役者の途中交代というのは滅多に無いが、無名の役者ならいざ知らず、名の有る方が引き受けるのは勇気が要ると思う。 平田満さんには女好きなチャラいイメージは無く、ネット上ではこの役に対して心配する向きも有ったが、そこは百戦錬磨のベテランさん、いい意味で佐野さんの作っていた咲パパの雰囲気に寄せていたし、話が妻にまさかの離婚宣言をされて今迄の様な余裕を失くすという転換期に入った事で、平田満さんの元々のイメージが生かされる感じも有りで、少なからずの視聴者が危惧していた事は杞憂に終わったのではないか。 さて本編だが、5年も付き合っていた名残で青山の事をつい「彼」と言ってしまう咲、青山もつい「咲」と言ってしまい、説明すればする程ドツボにはまる二人と微妙に傷付く紘一という描写が爆笑物だった。 紘一はマンションを売る為の査定依頼やサイン済みの離婚届けを用意と、離婚に向けて一直線、咲も覚悟をするが、自宅で開催させられた咲ママの誕生日パーティーで母親にまさかの離婚宣言をされてしまい、「別れるならご自由にって思ってたのに、戻る家が無くなるなんて…一人ぼっちになっちゃった」と大泣きすると、紘一は「もういい、離婚はやめよう」 (続く)

No.397 21/05/01 19:46
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「半径5メートル」(NHK)脚本=橋部敦子 出演=芳根京子、毎熊克哉、真飛聖、山田真歩、北村有起哉、尾美としのり、永作博美 他

オリジナル作品。《ドラマ10・44分枠》(全9話予定)

週刊誌「女性ライフ」の編集部が舞台で、芸能スクープ等を狙う花形の1折班(1おりはん)を大きなミスでクビになり、生活情報等を扱う2折班に異動させられた記者の風未香(芳根)が、ベテランのフリーライター宝子(永作)に預けられ、一緒に行動しながら学び、感じ取り、(多分)一人前に育って行く迄を描く、みたいな感じなのかなと思う。

最初の取材はSNSでバズってる「おでんおじさん」。例の「ポテサラおじさん」と中身は同じ話だったんだけど、そこからの捻りが流石で、何故「おでんおじさん」は生まれてしまうのかという視点で、「男は弱味を見せてはいけないという刷り込みをされる」「母親の女の子は守ってあげないとね、の言葉が男は女より上という思い込みを作る」そうやっておでんおじさんは出来上がったのかもしれない。ならば今目を向けなければいけないのは、おでんおじさんよりもその予備軍、そうまだ出来上がっていない男の子達という展開。お見事!

演出が映画監督という事で、セットの組み方とか、ライティングとか、カメラの位置とか、ちょっと独特な感じで目を引いた。
役者が揃っていて楽しめそう。

演出=三島有紀子

  • << 417 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」2話まで終了。 前回、酔った勢いで致してしまったらしい先輩の山辺は、その後も何の意思表示も無いまま当然の如く泊まりに来るので、会社に近く便利だからホテル代わりに使われてると思った風未香は「二度と来ないで下さい」と遂にキレて言ってしまう。 その事を宝子の取材で知り合った出張ホストのレイジに本気で相談してしまう風未香だが、「本当は分かってるんじゃない?」と背中を押されることに。 一方、デスクの丸山は宝子の取材写真の中に妻の絵美(片岡礼子)が居る事に気付き…。意を決して妻に尋ねるも、男の風俗は許されて何で女は責められるのかと反発され、責めてはいないと急に弱気になるが、実はその後に本当の衝撃が待っていた。子宮頸がんの手術で子宮を取るけど、死にはしない、でも万一の場合は貴方が困らない様にはしておくと。 夫とは6年セックスレス、手術後も医者はセックスは可能だと言ってくれたが、女ではなくなるという喪失感が勝ってしまったのだろうか?ホストに性感マッサージをして貰い、癒されたが後悔もしていると言う。予定を変更してこの妻のリアルを漫画にした宝子。互いの大切さに気付かされる夫妻。 ホストも使い方次第みたいな話になっていたが、皆がレイジみたいないいヤツとは限らない。だからちょっと違和感は有ったな。 映像はホント独特で説得力が有る。 演出=三島有紀子

No.398 21/05/02 09:46
匿名さん0 

【2021春ドラマ】

「あのときキスしておけば」(EX・MMJ)脚本=大石静 出演=松坂桃李、井浦新、三浦翔平、猫背椿、六角慎司、阿南敦子、うらじぬの、窪塚愛流、MEGUMI、岸本加代子、麻生久美子 他

オリジナル作品。《金曜ナイトドラマ・60分枠》(全話数不明)

漫画「SEIKAの空」オタクでスーパー青果部で働いているモモチこと桃地(松坂)は、何をやらせても超が付く程のポンコツ男。レジでクレーマーに絡まれているモモチを助けてくれた女性を追い掛けてお礼を言うと、「SEIKAの空」の最新ノベルティーグッズと発売前の最新号をプレゼントされる。

ある日豪邸の前でその女性を見掛け、彼女も彼に気付き、彼が一番好きだという第6巻を持っていた事から興味を抱き自宅に招き入れる。
男だと思っていた「SEIKAの空」の作者・蟹釜ジョーが、目の前に居る唯月巴(麻生)だと知ったモモチは舞い上がる。

後日トイペを買って来てと頼んだ事からモモチが役に立つ事が分かった巴は、空いた時間に家政夫のアルバイトを1日5万円(!)+最新原稿を読ませてあげる条件でやらないかと持ち掛け、引き受けるモモチ。

長く人気漫画の連載をしているとアイディアも枯渇するし、アンチのネットでの攻撃も多いし、諸々で疲弊していた時に自作の純粋オタクで生きる活力にしている青年に出会い、巴は単純に嬉しかったんだろうなと想像。
(続く)

No.399 21/05/02 10:18
匿名さん0 

>> 398 (続き)
私と居る時は綺麗な格好をしていて欲しいとスーツを買ってくれたり、履き慣れない革靴で豆を作ると傷テープを貼ってくれたりする巴。

二人でソファーに座り映画を観た後に肩を揉まされキスを迫られたモモチは、「そんなつもりじゃ…」と顔を反らし巴は激怒。「もう来ないで!鍵も置いて行って!」

でも翌日「置いて行けと言われて置いて行くバカ居る?」と鍵を投げて寄越す巴(笑)
沖縄に行こうと半ば強引に誘われたモモチは一緒に行くが、那覇で飛行機がオーバーラン、巴は死亡者リストに。
病院のテレビ画面を呆然と見詰めるモモチに、泣きながら声を掛ける怪我をしている男性(井浦)。
「誰ですか?」「私よ巴、蟹釜ジョー〰️、どうしよう、気が付いたらこんな姿になってたの〰️」「ハァー?」

高飛車だけど繊細さも感じさせる巴と、ポンコツだけど純粋でどこまでも優しいモモチの組み合わせが、演じる二人のキャラも含めて面白く心地好かっただけに、涙と鼻水でグシャグシャになった井浦新に「私よ〰️巴〰️」とか言われても、俄には気持ちが付いて行かなくて…(泣)

男二人の無理矢理同棲生活って、どうなるのかな。これは井浦さんの演技力がかなり重要になるよね。

演出=本橋圭太

  • << 418 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」2話まで終了。 うーん、井浦新は頑張ってはいるけど、やっぱりまだ中年のおじさんにしか見えない。実家のお母さん(岸本加代子)だって、棺の中に娘の遺体は安置されているんだから、いきなりおじさんに泣きながら「ママーッ」って突進されても、そりゃあ腰を抜かすだけだわな。ホラーだよ(笑) 皆に自分は巴だと認めさせるには、「SEIKAの空」の続きを描くしかないと思ったおじさんは、モモチに自宅からタブレットを持って来させて、モモチのアパートで作画に勤しむ。 ストレージに送られて来た原稿を見て編集部は大騒ぎ。でも高見沢(三浦翔平)はカラクリは分からないがこれは本物だと言い切る。巴の考えは正解だった訳ね。 そしてモモチもおじさんがスマホで見せてくれた新作を読み感動で泣いてしまう。そして漫画のアンチコメントと毒吐きコメントで激しく闘うモモチを見て、おじさんは激しく嬉し泣き。その気弱な姿に一瞬巴先生の姿を見た(ここは実写)モモチは思わず「信じます!」 抱き付いて来るおじさんにキスをせがまれ顔を背けると、回し蹴りを食らい「避けてんじゃねえよ!」(笑) 男勝りの強気と時々見せていた甘えという、麻生さんが演じていた落差の激しい巴のキャラが、男性にも多少は演じ易いのかなとは思うが、でもまだまだ違和感しかないわ。だって汚い…以下自粛。 演出=本橋圭太

No.400 21/05/02 11:05
匿名さん0 

>> 378 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」3話まで終了。 今回の相談は夫が急にカツラ姿で帰って来て、私はありのままでい… 【2021春ドラマ】

「生きるとか死ぬとか父親とか」4話まで終了。

東京生まれの東京育ち、21歳女子大生からの投稿。再開発で街が変わってしまう喪失感とどう向き合っていますか?

トキコ「東京でよく見掛けるのは相続税を払う為に土地を売って更地になって、一軒家だった所に二軒も三軒も新しい家が建つ窮屈な感じ…」←もうこれ良く分かる、本当によく見掛ける、こういうケース。
東京は元々外様が入り変化してきた街で先住民は無力、その恩恵も受けて来た訳だし変化を楽しむしかない等々話していたトキコだが…。

後日、トキコの書いた原稿が掲載されている無料のタウン誌「銀座百点」を貰いに行こうと父と二人で銀ブラ。何軒か寄って探すが置いてない。父が昔通った紳士服の店に行こうと言うが、店が無い。聞くと移転したと言う。やっと店を見付け、そこには確かに銀座百点が置いてあった。

この時の昔の常連だったという父と、今の常連と思しき紳士客に対する店員の態度のあからさまな違いへのトキコ(ジエーン・スー)の考察が鋭くて、物書きってこういうちょっとした事からあんな風に話を広げて行くんだなって、ちょっと目から鱗が落ちた感覚。

鴨南蕎麦が美味しい店も閉店していてがっかりの二人。
2、3年とかでもどんどん変わるからねえ、思い出の多い街の変化は確かにキツいよね。
そして投稿者に謝るトキコだった。

演出=菊地健雄

  • << 419 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」5話まで終了。 独身女性からの“インスタやFB等に友達と子供の写真がUPされると、心がざわつく自分が心配”という投稿に、自分も同じですとトキコ。 特に父親が娘を世話する写真が一番自分をざわつかせると。私もこうして父親に世話して欲しかったという心の欠損が原因なのだと。 東のアドバイスで親子らしい事をしようと動物園に行くが、父は一人で好き勝手に行動し、トキコはファンだと言う家族連れの若い母親に声を掛けられ、記念写真に応じているとそれを遠くから見ている父。 やっと合流すると今度は父は雑誌の切り抜きを見ながら、ペリカンはいくら、キリンはいくら、一番高いのは北極熊で3千万円とか言い出し、他の客は迷惑顔(笑) 思い出話も出来なかったトキコは父が行きたいと言う、昔の友人・沼田(菅原大吉)が経営するトンカツ屋へ。ここで仕事の出来た昔の父の話などを聞けたトキコだったが、食後に口の周りを直ぐ拭く癖は、トキコちゃんが赤ちゃんの時に潔癖症のお父さんが直ぐにタオルで口の周りを拭いていたからでは?と聞かされ、父が側に居てくれた時期が有った事を知り、少しだけ気持ちが和らぐのだった。 若い頃は反発が勝ち疎遠、そろそろ話を聞いておかなきゃと思った頃には、親の記憶は朧気になっていてという…、まだ間に合う人には反面教師にして欲しい話だ。 演出=菊地健雄

No.401 21/05/02 17:31
匿名さん0 

>> 380 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」2話まで終了。 潤平の視点から語られる過去。潤平が笑わせたかったのはただ一人、彼氏のいる… 【2021春ドラマ】

「コントが始まる」3話まで終了。

今回はつむぎの視点で語る姉・里穂子のどん底からの復活、春斗の視点で語る兄・俊春(毎熊克哉)の洗脳からの引き籠りと復活がメインで描かれ、そこにはそれぞれの親も絡み、双方の家族としての話でも有ったので、今迄で一番心に響いたし内容も鮮明に覚えている位、頑張り過ぎた故に真っ当なコースから外れてしまったという里穂子と俊春に、感情移入しながら観ていた。

特に周りに助けを求めない兄の強さが、知らず知らずに孤独を招いてしまったという春斗の分析はストンと腑に落ちたし、彼氏に結婚で裏切られ、職場の部署全体に仕事で裏切られた里穂子が、「私が頑張るから駄目なのか、頑張り方が駄目なのか分からなくなった」「今でも頑張るのが怖い」と泣く姿は分かり過ぎて胸が痛かった。

でも里穂子は妹だけでなくマクベスの三人も居る中で辛い過去を話せたのは、少し前進している証拠だし、瞬太の「ドアはノックし続ける事が大事、着信履歴は心配してるよってメッセージなんだよ」のアドバイスに従い電話をし続けていたら、遂に兄貴から春斗に電話が掛かって来て、しかも前向きな会話が出来たというのもホッとさせてくれた。

潤平の実家を継ぐ話は娘婿が取って代わる話になっていて、梯子を外された潤平はご立腹。「マクベス解散は、無しよ」になるのかな?次回は瞬太の家族の話。

演出=金井紘


  • << 420 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」4話まで終了。 今回は迷える人の背中を押す言葉とは?という話。 父が亡くなり母の束縛が酷く関係が上手く行っていなかった舜太は、高卒と同時に一人暮らし、そこからは完全に関係を断っていたが、病院からの電話で今日か明日の命と知る。春斗と潤平は当然会いに行けよと勧めるが舜太は反発。そんな簡単な過去ではなかったんだろうね。 一人になった舜太はつむぎにSOSメール。 ここで事前に里穂子視点で語られていたつむぎの、度が過ぎる程に面倒見が良く、野球部のマネージャーが天職だったという性格が生きる。 今どういう言葉が舜太に響くのかが分かっているつむぎの言葉に背中を押され、舜太はギリギリ母の臨終に間に合った。不満をぶつけ母が「ごめん」と言い、舜太の呼び方があんたから母さんに変わり、母が舜太を見詰め目を閉じ、そして…。お互いに気持ちが通じた最期を迎える事が出来て、つむぎへの感謝を会葬の里穂子に伝える舜太。 一方、マクベス解散取り消しの後押しを望んでいた春斗達は、結成の後押しをしてくれた真壁先生に解散の可否を問うが、「18から28の10年と、これからの10年は別次元の苦しみだぞ」を理由に、あっさりと解散を勧められてしまう。これはね、年を取ると分かるんだわ、この意味。 言葉は時として人を傷付け、人を動かす諸刃の剣って事よね。 演出=金井紘

No.402 21/05/03 00:09
匿名さん0 

>> 382 【2021春ドラマ】 「私の夫は冷凍庫で眠っている」3話まで終了。 亮を呼び止め事なきを得た夏奈は、翌朝冷凍ケースにカバーを掛け… 【2021春ドラマ】

「私の夫は冷凍庫で眠っている」4話まで終了。

亮と一緒に物置まで行くが、先に入った夏奈は亮を突飛ばし中から鍵を掛ける。うん?外鍵と中鍵が別構造なの?

木芽のクリニックには唐沢が患者として来るが、あれは偵察?

探偵の阿久津から亮の本名と前科が有る事、最近は不動産の転売に手を染めていると聞き、慌てて夏奈に電話をするが出ないので、孔雀に電話をして「私が行く迄夏奈の側に居てやって」頼む木芽。

亮と話す内に夏奈の事を「あの子の人生を見守るのが私の役目だから」と言い出す孔雀。亮の台詞じゃないけど「どういうことです?」だよね。

そこにあの鉈を持って夏奈が来る。
パソコンの事で嘘を付き、亮を試していた孔雀は「あなた誰?」そして「あなた双子なんじゃない?」

亮は夏奈が殺したのは兄の奏で、金目的で近付いた夏奈を亮が本気で好きになった事に奏が気付き、殴られて頭を打ち記憶を失っている間に奏が入れ替わっていたと話していて、奏が殺された事は、あの夜、夏奈が奏を引き摺っているのを見てしまい知ったと一応辻褄は合っているのだが…。
でも好きなら夏奈を怖がらせていたのは何故?

「また二人で暮らそう、夏奈」と言った瞬間、ウッと言って倒れる亮。後ろから母の木芽が刺したのだ。

何か今回は??だらけだったな。孔雀ってもしかして夏奈の実母とかなのかなあ。

演出=御法川修

  • << 421 【2021春ドラマ】 「私の夫は冷凍庫で眠っている」5話まで終了。 亮の傷は浅く、孔雀が手配した女医(孔雀のファンで言いなりらしい←都合の良い設定)が処置をして落着。 亮が昏睡している間に、夏奈と木芽は奏の遺体を何処かに移す。夏奈「魂が抜けた分、軽くなったりしないのかな」←こ、怖いガクブル(木芽も本当にねえとか同意してるしガクブル) 木芽は亮に「夏奈は普通の子じゃない、貴方は何も知らない」って言うんだけど、その答えは唐沢が亮に言った「(夏奈の)両親二人とも失踪届けが出てるぞ!あいつ殺ってるかもしれないな」なのかな。 って事は孔雀実母説は無くなったんだけど、じゃあ孔雀の「あの子の人生を見守るのが私の役目だから」は、何を意味するのかな。あと木芽は何で母親代わり?をしているのか。 探偵は亮の写真を兄弟を知る仲間に見せると、皆これは奏だと言うと木芽に伝え、木芽は夏奈にもそう言うが「彼は亮、私には分かる」と夏奈は自信満々。 脅して遊んでいたのに今では亮(or奏)の方が夏奈にビビり始めていて形勢逆転。夏奈の敵は本丸の唐沢で、もしかしたら最後は刑事魂に火が点いた阿久津が真実を暴くのかな? ラス前でズンズン話が進んだなあ。最終回も楽しみだ。 演出=御法川修

No.403 21/05/03 00:33
匿名さん0 

>> 384 (続き) 冷えたペットボトルを持って来て「目を早く冷やした方が良い」 「泣いても嫌ったりせぬ。泣くのは悪い事ではない」 「何で泣いてい… 【2021春ドラマ】

「コタローは1人暮らし」2話まで終了。

何か話が進まない、動かない。
102号室の男(田丸=生瀬勝久)の正体は、離婚して息子に中々会わせて貰えない、短気で直ぐに怒り出すのが欠点だけど実は子煩悩な父親だった、という事は明かされたが、このドラマの主人公はコタローなので、少なくとも何か一つ位は「コタローの何故?」に繋がる様な事実を出して貰わないと、次への興味に繋がらないのだ。

今回で言えばコタローくんは何で泣いたら目を冷やさなきゃって知ってたの?って美月に質問させるとか、幼稚園の手続きはどうしたの?って聞くとか、何かコタローから引き出して貰わないと、不自然だけどそこに居るんだからそのまま受け入れようじゃ、やっばり納得出来ないわな。

演出=松本佳奈

  • << 422 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」3話まで終了。 前回『ドラマの主人公はコタローなので、少なくとも何か一つ位は「コタローの何故?」に繋がる様な事実を出して貰わないと、次への興味に繋がらないのだ。』と書いたのだが、今回は出るわ出るわ(笑) 鈴野法律事務所はコタロー母の生命保険金から毎週生活費を渡していて(誰がその保険金を預けた?大人が手続きをしなければ保険金も下りないのでは?)、本人には優しい人からの寄付と伝えている。園長先生に手続きをしたのも弁護士。 そしてコタローは写真に撮られるのを断固拒否。これは1話のニュースの行方不明の5歳児=コタローって事でいいのかな。もしそうなら彼は主体的に、或いは誰かに手引きされて逃げ出したって事よね。 まあちょっとスッキリしたので今回の話に触れると、狩野、美月、コタローの疑似家族化は少し進んだし、それと共に他者へ興味を持つ様になった狩野の、漫画家としての欠点だった作画の弱さが改善されて行くという方向性の様で、これは主人公(コタロー)に主役(横山裕)がしっかりリンクして行くという事だから、やっとドラマとしての腰が定まった感がして、これからの展開にも期待が持てる。 でコタローを隠し撮りしていた男は誰なのかな? 演出=松本佳奈

No.404 21/05/03 18:42
匿名さん0 

>> 385 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」(TBS)脚本=オークラ、李正美、小山正太 出演=阿部寛、長澤まさみ、髙橋海人、南沙良、平手友梨奈… 【2021春ドラマ】

「ドラゴン桜」2話まで終了。(2話は15分拡大)

何故福澤演出の半沢直樹テイストなのに、桜木がやり返したり手の上で転がしたりしてもスッキリしないのか。
まず脚本が残念過ぎるというのが一番大きいけど、半沢直樹(他福澤ビジネスドラマ)が社会人同士の駆け引きなのに対して、これは相手が未成年の生徒だから対等な関係ではなく、桜木はビジネスで正規の教師ではないが生徒を相手に“桜木メソッド”で東大合格を目指して教える以上、教育的見地という縛りが有って当然だと思うのだが、明らかに前者とは違う構造のドラマなのに、これまで通りの福澤メソッドを落とし込んでいるから違和感が有りスッキリしないのだろうと思う。

桜木に「ルールを守らない奴は人生に負けるんだ」と言わせるなら、言葉だけでなく大人は身をもって範を示すべきだし、隠蔽と温情の線引きは曖昧にしてはいけない。

2週も掛けた長いだけでグダグダな前置きが終わり、次回からやっと専科の授業が始まるらしい。
シーズン1を観ていないからどんなメソッドなのか、どんな言葉で生徒を鼓舞するのかには興味が有る。

でも学校側とか保護者側からの横槍ならともかく、坂本とか米山とか、今の生徒には何の関係もないアッチの方からの横槍とかは観たくないのだが、入れ込むんだよね?
そしてきっとつまらなくなる。

演出=福澤克雄

  • << 423 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」3話まで終了。 脚本家が一人体制になり、演出家が交代し、法律を曲げる措置が無くなって、専科の授業が始まっただけで別ドラマかと思う位面白くなった。 おまけに前回のレビューで危惧した“今の生徒には関係のない横槍組”も登場せず、ほぼほぼ生徒と桜木メソッドと対抗軸としての理事長発案の難関校コースの話で終始していたので、集中力を切らさずに観る事が出来た。(坂口と米山はこのままずっと出ないで欲しいわ) “本質を知ろうとする事が大事”とか“シンプルに答える方が難しい”とか…なるほどねという言葉がどんどん桜木の口から出て来て、一々頷けて面白かった。 ただ廊下に居た“人間性の偏差値も低い”生徒達に向かって桜木が、バカバカ言いながら“本質を見抜く力が無ければいつまで経っても権力者にとっての都合の良い馬車馬のまま”“馬車馬から人間になるには勉強が必要なんだ”と熱く持論を展開するシーンは、今現在黙々と働いている者には理解出来ても、人間偏差値の低い高校生には何を言ってるのかすら分からないのでは?それこそもっとシンプルに短く伝えればいいのにと思ってしまった。 ひょっとして桜木って毎回こんな風に演説するの?だったら嫌だな。東大に受かる為の勉強が、その先のお前達の人生にこんな風に役立つんだみたいな話なら、せひ聞いてみたいが。 脚本=李正美 演出=石井康晴

No.405 21/05/03 22:46
匿名さん0 

>> 386 【2021春ドラマ】 「ネメシス」3話まで終了。 風真が具合の悪い振りをして早退し、黄以子の車で出掛けるのを尾行する栗田とアンナ… 【2021春ドラマ】

「ネメシス」4話まで終了。

トリック専門の作家が付いているから面白いドラマになるのではないかと期待したのは今は昔(笑)

今回は何?鏡に写った時計の針の読み違い?上から落ちたのはブロックだけど、下を見たら誰かが倒れていたから人が落ちたと勘違いして証言した?
それよりさあ、4階から飛び降りた人間の損傷と、下に居て落ちて来たブロックが当たって負う損傷の違いは何故無視するのかね。タカ&ユージは風真に協力を仰ぐより、監察医に話を聞きに行くべきだろう。
AI搭載アプリの発想は面白いけど、そもそも必要な程の難事件じゃないし(笑)

教師と生徒は勿論、教師同士の恋愛も禁止の私立女子高校で、密かに教師同士が恋愛していたからって、「教育委員会に報告します!」って教頭、教育委員会は関係ないだろう、只の内規なんだから(笑)

突っ込み待ちドラマなのかいな。

で、こっちはシリアスなアンナパパ失踪関係。菅研の菅容子は高2で遺伝性大脳変成症(HSCM)を発症したという話が出て来た。その難病を解明する為に研究者になったって事ね。突き詰めて変な人体実験の方に進んでいれば、隠蔽の為に何ちゃらとかは有りそうだわな。

演出=片桐健滋

No.406 21/05/04 19:11
匿名さん0 

>> 387 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」4話まで終了。 「みちおを見守る会」のメンバーが“ベルトコンベヤー裁判官”と揶揄した坂… 【2021春ドラマ】

「イチケイのカラス」5話まで終了。

今回は入間の言い出した「Yってる=どちらを選ぶかの分岐点」が全体を流れるテーマで、事件関係者のバレリーナ馬場(生田絵梨花)の高校時代の同級生で、告げないままの両想いだった相手のイチケイ書記官・石倉(新田)の、葛藤からの選択がメインに描かれていたので、入間が繰り出したウルトラCの“併合審理”や、その対象となった二つの事件、特に傷害事件そのものが霞んでしまった印象が強い。

バレエ団の浮沈を握る程の人気バレリーナ設定の馬場のバレエシーン(特にアップのシーン)の演出に全く工夫が無い為、この子のどこが?って印象になってしまったのもマイナス要因だったと思う。

併合審理の必要性もイマイチよく分からなかったが、食い逃げ犯で傷害事件の目撃者でもある元木(阿南健治)が急に証言を翻したのは、被告人席に並んで座っていた馬場の恩師でありバレエ団主宰者の槇原(黒沢あすか)の様子を間近で見ていた事が関係していたのなら、その設定にする為には元木を槇原裁判の証人として呼ぶだけでは成立しない話なので、為にする併合審理といった所なのかなと。

今回はビリビリペンで坂間を驚かせようと仕組んだ入間と、やけに見詰めて来るのは何なの?と意識してしまう坂間のやり取りを演じた時の黒木華さんの目の演技が凄く上手くて、笑えたし感心したしでお見事だった。

演出=並木道子

  • << 424 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」6話まで終了。 裁判慣れしていて一筋縄では行かない窃盗常習犯の岸田(バカリズム)を入間がどうやって落とすのか、職権を発動して皆で色々調べる過程も面白かったし、最後は岸田の発言「自分は窃盗で誰も傷付けないのがポリシー」を逆手に取り、傍聴席に居る、この事件の裏を調べていて命を奪われた新聞記者の身重の妻を見る様に言い、「誰も傷付けない犯罪なんて無いんです」で完落ちさせるという攻防が見事だった。 そしてこの事件の被害者で裏にも関わっていたのが、12年前に入間が弁護士を辞める決意をした事件の関係者(入間が真犯人と目星を付けていた)の志摩(羽場裕一)で、この窃盗に隠された裏を暴かれると、12年前の殺人事件の再審請求をされる可能性がある為、当時の担当検事で現在の次長検事の中森が、手下の小宮山検事を使って城島検事達の捜査を封じる動きをするという側面からの縦軸の展開も有り、登場人物が多く全てがリアルタイム視聴で頭に入ったとは言えないが、それでも集中力を切らさずに観られたし、人数が多くても散漫な印象にならなかった脚本は流石だなと思った。 次回は冤罪で絶望し自殺をした仁科(窪塚俊介)の妹(臼田あさ美)が再審請求をして、民事が得意の青山(板谷由夏)が何故か代理人を担当するのかな?いやあ、どうなるのか楽しみだ。 演出=星野和成

No.407 21/05/04 19:33
匿名さん0 

>> 388 【2021春ドラマ】 「きれいのくに」3話まで終了。 見た目が若くなったと言っているのに何でキスしようとしたら避けたの?と、宏之… 【2021春ドラマ】

「きれいのくに」4話まで終了。

前回のレビューの最後に『吉田羊の再登板は有るのか等、興味は有るので離脱はしない。』と書いたのだが、今回の演出を観て前言を翻したい。

ああいう場面の意味や流れだけ指示して、普段の口調でフリーに喋らせるみたいな演出は苦手なんだよね。
演技力ではなくて場の空気で何とも言い難い微妙な雰囲気が出るのも確かなんだけど、高校生の男同士の会話にさえ漂うあのネチョネチョした感じに私は耐えられない。

このドラマが結局何を言いたいのかは、最後迄観ないと分からないんだけど(顔の美醜と中身の美醜を関連付けた何かなのかなとは思う)、私の中では何だか分からないけど役者の演技が楽しめた2話迄の面白さがピークだったので、どう転んだとしてもあと4話はキツいから、これで視聴離脱する。

演出=加藤拓也

No.408 21/05/06 09:48
匿名さん0 

>> 390 (続き) ぺいはヤクザの花菱(渡辺大)から早く捜せ、捜したら三代目の所に直行するのではなく俺の所に連れて来いと言われていた。 青山は… 【2021春ドラマ】

「珈琲いかがでしょう」5話まで終了。

『ほるもん珈琲』
ぺいに騙されてキッチンカーに同乗してしまった垣根。「青山さんの昔のお仕事って?」ぺい「清掃業みたいなもの」単純に信じる垣根。

二人の不仲はぺいの誤解だと思い込んでいる垣根に「コーヒーの神様に魅せられて、お世話になったお得意様をぶち殺して、清掃分の売上げ持ち逃げしてトンヅラぶっこいたんだよ。この車も設備も全部その金で買ったんだよ」とぶちまけるぺい。

ぺいが垣根に刃物を向けた瞬間、青山が奪い取りぺいの太股の真上に立てる。「刺せよ!」刺せない青山。その手を上から握り自分で刺すぺい。盗聴器を仕込んである“たこさん”を引きちぎり、無言でメモを渡すとドアを開けて自ら外へ落ちるぺい。

『初恋珈琲』
刺されたから逃げられたという芝居を打ち花菱(渡辺大)からボコボコにされるぺい。一生付いて行くと決めていた兄貴に突然別世界に行かれてしまい、恨み骨髄の筈なのに花菱に引き渡す事だけは出来なかったぺい。それどころか青山が捜していた珈琲の師匠の居所を書いたメモまで渡していた。

回想で語られる初恋のあの子が作ってくれたコーヒーゼリーの味も、ホームレスの男(光石研)が淹れて兄貴がハマったコーヒーの味も、結局その美味しさは分からなかったけど、ぺいの人生には忘れられない不可欠な二人だったんだなという話。

演出=森義隆

  • << 425 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」6話まで終了。 垣根が淹れてくれたコーヒーを飲みながら、自分が初めて美味しいと感じたコーヒー淹れてくれて、コーヒーのいろはを全て教えてくれたホームレスのおじさん(光石研)について語り出す青山。 人に教えを乞う時の口の利き方から始まり、コーヒーの奥深さを人生に例えたり、決して押し付けがましくは無いのだが、その言葉は簡単には行かないコーヒーの世界と共に段々と青山の心を捕らえ、裏稼業の為にわざと何も考えない様に生きていた青山を変えた。 宗教に取り憑かれるかの様にコーヒーに心を奪われ、変わって行く兄貴に寂しさと一種の恐怖の様な物を感じていたぺいは、ある日、師匠と仲違いをしてスッパリとコーヒーから足を洗った兄貴に歓喜するが、それも束の間、師匠の突然の死を知った青山は裏稼業を辞めると言い出す。 移動珈琲店を始めたのは、師匠の「死んだら“大切な女の人”と同じ墓に入りたい」という夢を叶える為、全国を移動しながら師匠の親戚を捜そうとしていたから。師匠の遺骨の喉仏を持って。 ぺいは、あのメモで師匠に繋がる親戚の情報を伝えようとしていたのね。青山への愛憎の憎よりも愛が勝っていたぺいが切ない。そして青山に執着している三代目(宮世琉弥)は、そのぺいの気持ちを利用したのかな?メモの住所に先回りしていた。 ぼっちゃん、甘くはないのね。 演出=小路紘史

No.409 21/05/06 10:35
匿名さん0 

>> 392 (続き) で、思ったのは、やっぱり香子の切り口の違う考え方は、このシェアハウスには必要だよなあって事。 酔った真柴と駿が両開きの冷蔵… 【2021春ドラマ】

「着飾る恋には理由があって」3話まで終了。

今回は駿が真柴にデジタルデトックスをさせる話。そのフリとして羽瀬が応募しているアートコンクールの発表に連れて行きがてら、4人で近くでキャンプをして…という展開。
真柴は有給休暇を取ったので公式インスタの更新も休み。なのにスマホを手放せない状況を作る為に、後輩の茅野が任された仕事に煮詰まり、見兼ねた新人の秋葉が真柴に相談、その内茅野も相談して真柴のスマホのピコピコは止まらず、後輩思いの真柴もスマホを常に握り締めている設定に。

気にはしていても中々言い出さない駿がいつ言うのかと思ったらいきなり強行手段(笑)秘境温泉で真柴の服が強風で飛んで川にポチャンの展開には“そんなバカな”と思ったが、その後の慌て振りを演じる二人が面白かったし、「服を買って来て!」と言われて駿が買って来たダサいTシャツとモンペを真柴が着る意味へと繋げた点は良かったので、まあ許容範囲としよう(笑)

夜、「デジタルデトックス」と言ってスマホを取り上げ真柴と手を繋いだまま離そうとしない駿が可愛かった。

留学詐欺という形で香子が残る形になったのは嬉しいのだが、突然「こうちゃん」と言って部屋に入って来た生瀬勝久、誰?
鍵を持っているって事よね?(相関図では元夫らしいが)
あと陽人を悩ませるっぽい舟木(黒川智花)も気になる。

演出=棚澤孝義

  • << 426 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」4話まで終了。 今回、割と尺を取って描いた羽瀬の妊娠騒動。まだ夢を追っている段階の絵描きにとって、もし妊娠していたらどうしよう、創作活動にどう影響するのだろう、絵を諦めなくてはいけなくなるのだろうかとか、色々考えたら怖くなり現実と向き合えなくなってしまった羽瀬の混乱は分かるのだが…。 その前段階の話として、アルバイト先の男と付き合ってはいないけど体の関係は有ると言っていた羽瀬の心情(まあ片想いなんだろうけど)も、割り切ってか有り難くか羽瀬を受け入れていた相手の男の心情も、殆ど描かれないまま突然“妊娠したかも”だけが前面に出て来たので、中村アンは役に入り込み鼻の頭を真っ赤にしてその恐怖を泣きながら熱演していたのだが、観ているこっちは傍観者から抜け出す事も出来ず、結構冷めた目で観ているしかなくてそこは残念だった。 得意先の女性に贈りたい珍しい和菓子を、駿があちこち伝を辿って手に入れてくれた事に感激した真柴は、駿の背中をツンツンして「あの…ギューして貰っていいですか?」真柴の頭に片手を置き、全身を包み込む様に抱き締める駿←これは反則だわキュンキュン 今回は真柴が「そうだね、多分好き」って駿に言ったけど、葉山とか駿の前の彼女(葉菜)とかも参戦して来そうだし、そう簡単には結ばれなさそう。 演出=塚原あゆ子

No.410 21/05/06 11:29
匿名さん0 

>> 393 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」4話まで終了。 傷心の燈子にグイグイ来る圭吾。声の調子だけで燈子… 【2021春ドラマ】

【ここまでの短評】

「理想のオトコ」5話まで終了。

恋煩いで漫画が描けなくなってしまうミツヤス。事情を聞く茉莉沙に最賀は「相手はトウコさんという人で…」とまあベラベラ(笑)
燈子が振ったと思い込んでいる茉莉沙は部屋に乗り込み口喧嘩、だがミツヤスが描けなくなったと知り倒れてしまう燈子。
結局ミツヤスは「結婚」を口にした圭吾に圧倒されて逃げただけだったのね。漫画への情熱が人生の大半を占めている自分に、結婚を口にする勇気は無いと。本当に純粋で駆け引きとかは出来ない男。真意が分かった燈子は泣くミツヤスを抱き締めて、まずはめでたし。
でも大変だわ、繊細な男は。今はいいけど結婚となるとね。

演出=吉野圭


「ラブコメの掟…」5話まで終了。

何かどんどんつまらなくなって来てる。
内容が薄いのにダラダラ時間を掛け過ぎって感じ。
恋愛の実体験が無いから、九条が間宮の心情を測りかねて誤解に次ぐ誤解をしてしまうというのは分かるんだけど、間宮の鈍感さと言うか鈍臭さは何なの?
九条の化けの皮を剥がすのが目的ならまだ分かるけど、間宮は立花との事で恋愛に自信を無くしたから故の遠回り設定なんでしょ?
ならこの期に及んでまで何で立ち尽くしてるの?さっさと追いかけなさいよって思ったら…次の場面ではいきなり九条の部屋に侵入していた間宮!何なの?怖いよ…。


演出=河原遥

  • << 428 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」6話まで終了。 ミツヤスは燈子に何も言わないままデッサン旅行に行き、それだけならまだしもスマホもOFFにしたままで連絡が付かず、不安になった燈子は心ここにあらずで、任された改装の仕事で大失敗。落ち込む燈子にジャストタイミングで圭吾からTEL。 その頃、やっとスマホのOFFに気付いたミツヤスに圭吾からTEL。忠告かと思ったら宣戦布告で何と側には燈子が居て「やっと自分の気持ちに気付いた、圭吾しかいない」だって…アララ。楽な方に流れちゃったよ。逆に圭吾は惨めじゃないのかしら。 演出=吉野圭 「ラブコメの掟…」6話まで終了。 鍵が開いてたから入ったと間宮。2年前「笑顔が嘘くさい」ってピシャッと言ったのは九条で、それ以来好きになって態度には出していたけど九条が全く気付かないから、恋愛相談をすれば振り向いてくれると思った、マスターじゃない事は知っていたと。6話も掛けてやっとだよ、待ちくたびれてアクビが出そうだったよ(笑) 気持ちを伝えた後は速攻で“ルリ呼び”したり、会社でもいちゃついて来る間宮と防ぐ九条の攻防とか面白かったけど。 立花の話だと亮とは当時親同士が決めただけで恋愛ではなかったとか。それより間宮は良い所のぼっちゃんみたいだし、そっちで一悶着有りそうなんだけど。 脚本=青塚美穂(5、6話) 演出=河原遥

No.411 21/05/06 13:31
匿名さん0 

>> 366 【2021春ドラマ】 視聴中のドラマの初期評価1️⃣(曜日順) ※放送回数が1話~3話とバラ付き有り ※☆5がハマってる、☆4が面… 【2021春ドラマ】

視聴中のドラマの初期評価2️⃣(曜日順)
※放送回数が1話~3話とバラ付き有り
※☆5がハマってる、☆4が面白い、☆3がまあまあ、☆2がイマイチ、☆1が離脱するかも
※☆の後ろに↗️を付けた物は今後もっと面白くなるかも、期待出来そう

「着飾る恋には理由があって」☆☆☆
「半径5メートル」☆☆☆☆
「あのときキスしておけば」☆☆☆
「今ここにある危機とぼくの好感度について」☆☆☆
「泣くな研修医」☆☆
「コタローは1人暮らし」☆☆☆
「ドラゴン桜2」☆☆☆


No.412 21/05/06 14:08
匿名さん0 

「2021視聴済み春ドラマ初回視聴率」(%)

「ドラゴン桜」14.8
「イチケイのカラス」13.9
「桜の塔」13.5
「ネメシス」11.4
「恋はDeepに」10.5
「リコカツ」9.7
「着飾る恋…」9.1
「コントが始まる」8.9
「大豆田とわ子…」7.6
「レンアイ漫画家」6.5
「今ここにある危機…」6.3
「コタローは1人暮らし」4.4
「泣くな研修医」3.9
「きれいのくに」3.8
「珈琲いかがでしょう」3.5
≡以下視聴率不明≡
「半径5メートル」
「あのときキスしておけば」
★「ガールガンレデイ」
★「理想のオトコ」
★「ラブコメの掟…」
★「生きるとか死ぬとか…」
「私の夫は冷凍庫で…」
「最高のオバハン…」

※30分枠以上で4回以上、1クール以内の作品が対象。★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ

※視聴率は関東地区の世帯視聴率。

No.413 21/05/07 19:07
匿名さん0 

>> 394 【2021春ドラマ】 「桜の塔」3話まで終了。 初回に比べて第2話は、あれ?って感じの出来だったので、どうなるのかなと案じていた… 【2021春ドラマ】

「桜の塔」4話まで終了。

前回、刈谷(橋本じゅん)が上條を裏切ったのかと思わせておいて、実は上條父が当時暴こうとしていた不正が押収品の横流しで、それが原因で上條父は自殺に見せ掛けて殺されたと思っている刈谷は、悪事に手を染めた連中にその件を思い出させる為に高杉にすり替え方法を教えたのだと言う。
敵を騙すには味方からって事か。誰もビビらなかったけど。

癇癪を起こした優愛(仲里依紗)が上條のスキットル(ウイスキー入れ)を投げ付けた事から、外装で隠されていた何処かの住所が出て来て、爽と二人でガサ入れ(無断侵入?)をすると、刈谷が「無くなっていた」と言っていた上條父の“自殺直前の派出所内の防犯カメラの録画テープ”が出て来る。特殊なライターからそこに居て父に自殺を強要したのは権堂だと追及する上條に、ライターはずっと後に千堂から貰った物だと否定、千堂は「俺が殺した」と肯定する。

うーん、スルスルと話が進んで行ってやっぱり千堂かって所迄辿り着いたけど、これって素直に信じていい話なんだろうか。あのスキットルは“自殺”の直前に上條少年が父親から受け取った物だから、住所を書いたのは父親だとは思うのだが、あそこが薩摩派のアジトだったとしてあんなビデオテープを置いておく物かね。で、外様の千堂が何故?という疑問も。

前回に続いて次への繋ぎ方が上手いなあ。

演出=片山修

  • << 429 【2021春ドラマ】 「桜の塔」5話まで終了。 前回あまりにも簡単に千堂に辿り着いたので、あれ自体が引っ掛けなんじゃないかと疑っていたのだが、交番に居たのは本当に千堂で、上條父に引導を渡す汚れ役を引き受けた理由は、薩摩派に恩を売り警視正への推薦を取り付ける為だった。 まあ憎々しげに自分の犯行(銃を向けていたし脅迫?強要?)をベラベラ喋るよね、千堂は。それに対して盗聴、盗撮等の二の矢三の矢を全く用意していない上條に呆れてがっかり。 詰めの甘さ、読みの甘さは「竜の道」の竜一並みだけど、言ってもあっちは素人、こっちは頭の切れるキャリア組の警察官、思考回路が同じじゃあ困るんだけど。 上條が手柄を取る為に、銀行強盗を煽ったり通り魔を放置したりした事は千堂はお見通しで、お前だって同じだろうと言われれば確かにそうで、やっぱり考えが甘いんだな。挙げ句の果てに優愛と結婚させられて、第一部は上條の完敗で終了。 第二部は5年後、つまり現在に時は移る。 復讐の為なら悪魔(千堂)にだって魂を売ってやると爽に言い放ち、優愛と結婚した上條は精密な復讐マシーンになる事は出来たのかね。 例え復讐は叶ったとしても、自分も破滅しそうな匂いはプンプンしてるよね。 1~2話の上條の行為は、その為の伏線だったのかもね。 苛々するけど…やっぱり面白い! 演出=田村直己

No.414 21/05/07 21:59
匿名さん0 

>> 395 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」4話まで終了。 居候生活が始まるが、あいこが視界に入ると気が散るので、時間帯別に交替で家… 【2021春ドラマ】

「レンアイ漫画家」5話まで終了。

今回はあいこの異父姉るりこ役で観月ありさが登場。コメディーにおける顔芸と全身から発する圧は流石で面白かった。(山奥で暮らしている設定なのに、衣装とのギャップよ(笑))

男性と同居している事でるりこに心配を掛けまいと、向後の提案した清一郎と恋人同士を装うミッションに同意したあいこ。
向後がるりこを買い物に連れ出している間に、二人で恋人らしく見える練習をするのだが、この時の、気分が乗らず嫌々だった清一郎が、「銀天」のサカイ(多分イケメンキャラ)に成り切る事で表情も明るく、物腰も柔らかく変化するのが面白く(勿論鈴木亮平が上手い!)、観月ありさ、吉岡里帆の軽妙な演技とも噛み合っていて、今迄の話で一番面白かった。

人に甘える事が苦手なあいこが、二人の関係を誤魔化す為に清一郎を付き合わせている事をお見通しだったるりこは、「妹を甘えさせてくれてありがとう、これからも宜しく」と囁いて帰って行くラストも洒落ていた。

レンが父の遺品として持っている女子高生?の絵って、「あいこさんでしょ?」ってレンが清一郎に聞いていたけど、純とデートしていたあいこを描いた物だったのかなあ。
恋愛が出来なくなった事と昔のあいこって関係あるのかしら。それだと葬儀場であいこを見た時には、彼女だと認識していた事になるよね。

演出=石川淳一

  • << 430 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」6話まで終了。 前回、あいこの姉のるりこが登場した事で、だいぶ距離が縮まった感のある清一郎とあいこ。 外で抱き締められたあいこは、ちょっとしたことで清一郎にキュンとしたり、寝顔が可愛いと思ったり。 倒れた由奈の代わりにカフェを手伝い出したあいこが、二階堂に取られた様な感覚になったのか苛々して、つい彼と言い合ってしまう清一郎。 これは邪魔が入って気持ちに気付きってパターンかと思いきや…。 金條に振り回されて刈部の仕事場に入ってしまったレンが、偶然見付けた昔の写真の女性が「僕のお母さんでは?」と聞いた事で清一郎が「仕事場に入ったな?」と激怒、「約束だ、出て行け」と言われたレンは泣きながらあいこの元に行き、あいこは「家族の喧嘩なんてよく有る事だから、私から話してあげる」と言ってレンを慰め、家に連れ帰って清一郎に写真の話をするが、「君には関係ない!これは家族の問題だ」と突き放されてしまう。 また振り出しに戻ってしまいそうって時に、レンの忘れ物を届けに来た二階堂は唐突にあいこにキス。 家では留守電に話す写真の女性・美波の声が流れ…。 どうやらあの絵の女性も美波で、純の元妻らしいんだけど、清一郎は取られちゃったとかなのかしら。 あと二階堂と由奈ってどうなってるの?あのままじゃ由奈が何かしそうで怖いんだけど。 演出=小林義則

No.415 21/05/08 12:25
匿名さん0 

>> 396 【2021春ドラマ】 「リコカツ」3話まで終了。 紘一が「母さんを迎えに行って下さい」と言った時の父親の返事が「行かない、男の沽… 【2021春ドラマ】

「リコカツ」4話まで終了。

まず最初に…、佐野史郎さんが病気で緊急入院された為、急遽の代役を平田満さんが引き受け、今回から咲パパが入れ替わった。役者の途中交代というのは滅多に無いが、無名の役者ならいざ知らず、名の有る方が引き受けるのは勇気が要ると思う。
平田満さんには女好きなチャラいイメージは無く、ネット上ではこの役に対して心配する向きも有ったが、そこは百戦錬磨のベテランさん、いい意味で佐野さんの作っていた咲パパの雰囲気に寄せていたし、話が妻にまさかの離婚宣言をされて今迄の様な余裕を失くすという転換期に入った事で、平田満さんの元々のイメージが生かされる感じも有りで、少なからずの視聴者が危惧していた事は杞憂に終わったのではないか。

さて本編だが、5年も付き合っていた名残で青山の事をつい「彼」と言ってしまう咲、青山もつい「咲」と言ってしまい、説明すればする程ドツボにはまる二人と微妙に傷付く紘一という描写が爆笑物だった。

紘一はマンションを売る為の査定依頼やサイン済みの離婚届けを用意と、離婚に向けて一直線、咲も覚悟をするが、自宅で開催させられた咲ママの誕生日パーティーで母親にまさかの離婚宣言をされてしまい、「別れるならご自由にって思ってたのに、戻る家が無くなるなんて…一人ぼっちになっちゃった」と大泣きすると、紘一は「もういい、離婚はやめよう」
(続く)

No.416 21/05/08 12:52
匿名さん0 

>> 415 (続き)
「君が傷付く姿をもう見たくない、君を一人にはしない」と言って抱き締める。
クソ真面目で真っ直ぐで融通は利かないけど根は優しいし、女は守る存在というのが染み付いている紘一らしい反応で、ひとまずこちらの離婚は回避された。

だがしかし、何故か青山が紘一のサイン入りの離婚届けを間違えて持ち帰っていて…。これは大騒動不可避。
そして何故か紘一母は夫の元へ帰宅、その真意は?
そしてそして、咲ママが見ていた乳癌の要再検査書類。これってひょっとして夫には闘病姿を見せたくない、意地というよりは夫とは男と女でいる事を優先したい、嫌いになれない今でも好き、って事なのかしらね。

次回への繋ぎ方が上手い!
コメディーとシリアスの匙加減も丁度いい感じで文句なし。次も楽しみ。

演出=韓哲

  • << 431 【2021春ドラマ】 「リコカツ」5話まで終了。 折角いい感じで離婚を思い止まった二人なのに、紘一は長時間通勤に対する上司からの懸念、咲は労働時間の概念を無視した担当作家(水無月=白洲迅)からの要求をそれぞれ払拭する事が出来ず、問題を解決するには紘一は基地近くの実家への二人での転居、咲は別居結婚を望んで譲らず、じゃあやっぱり離婚だなと振り出しに戻ってしまった。 紘一は渋滞に巻き込まれてシフトに間に合わず、代わった部下が負傷してしまうというアクシデントに責任を感じてしまったのが大きいと思うのだけど、それに乗じてそれ見たことかとばかりに咲の職場に迄乗り込んで来て、妻の覚悟を問う一ノ瀬って何なの?この子の在り方って態とらしくて、このドラマの唯一の汚点だと思うのだが。 水無月の方はまあデフォルメが過ぎるとは思うけど、一世を風靡して今は落ち目の作家が思い切って作風を変えてみようと思えたのは、小説編集者としては素人の咲の正直な発言がカンフル剤になったからで、彼女と話す事でアイディアを引き出したいという彼の必死さは何となく理解は出来るのだ。 紘一母が帰宅したのは給与明細を夫に見せ付けて、正式採用されるからその前に離婚届けにサインをしてと言う為だった。 「教えてくれ、俺の何が悪かったんだ?」「紘一との思い出は沢山有るけど、そこに貴方はいつも居なかった」これは効いたね。 演出=坪井敏雄

No.417 21/05/08 14:04
匿名さん0 

>> 397 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」(NHK)脚本=橋部敦子 出演=芳根京子、毎熊克哉、真飛聖、山田真歩、北村有起哉、尾美としのり… 【2021春ドラマ】

「半径5メートル」2話まで終了。

前回、酔った勢いで致してしまったらしい先輩の山辺は、その後も何の意思表示も無いまま当然の如く泊まりに来るので、会社に近く便利だからホテル代わりに使われてると思った風未香は「二度と来ないで下さい」と遂にキレて言ってしまう。

その事を宝子の取材で知り合った出張ホストのレイジに本気で相談してしまう風未香だが、「本当は分かってるんじゃない?」と背中を押されることに。

一方、デスクの丸山は宝子の取材写真の中に妻の絵美(片岡礼子)が居る事に気付き…。意を決して妻に尋ねるも、男の風俗は許されて何で女は責められるのかと反発され、責めてはいないと急に弱気になるが、実はその後に本当の衝撃が待っていた。子宮頸がんの手術で子宮を取るけど、死にはしない、でも万一の場合は貴方が困らない様にはしておくと。
夫とは6年セックスレス、手術後も医者はセックスは可能だと言ってくれたが、女ではなくなるという喪失感が勝ってしまったのだろうか?ホストに性感マッサージをして貰い、癒されたが後悔もしていると言う。予定を変更してこの妻のリアルを漫画にした宝子。互いの大切さに気付かされる夫妻。

ホストも使い方次第みたいな話になっていたが、皆がレイジみたいないいヤツとは限らない。だからちょっと違和感は有ったな。
映像はホント独特で説得力が有る。

演出=三島有紀子

  • << 432 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」3話まで終了。 前回は記事の取材の過程でデスクの妻の秘密が分かり、夫婦の葛藤と和解が描かれる流れだったからまだ良かったが、今回は風未香が独り立ちして書いたミニマリストの記事を読んだ母親が断捨離をし始めて、夫が初ボーナスで買ったテーブルまで処分した事から夫が激怒、そこには夫婦の新婚の時からの物語が有って…みたいな流れで、記事はどこに行った?風未香が記者である意味は?って、何か物足りなさの方が勝ってしまったし、記事を読んだ宝子が「私はこれを捨てられません」って記事を書こうって風未香を連れ回す下りも、何か心に響かなかった。 演出が代わって、あの独特な映像が消えてしまったのも関係が有るのかな。 次回はトランスジェンダー記者の海老原の家族問題をやるみたいだし、そういう系のドラマなんだと思うと、観たかったのはこれじゃない感がして…少しがっかり。 もう少し観てみるけど。 演出=岡田健

No.418 21/05/08 14:46
匿名さん0 

>> 399 (続き) 私と居る時は綺麗な格好をしていて欲しいとスーツを買ってくれたり、履き慣れない革靴で豆を作ると傷テープを貼ってくれたりする巴。 … 【2021春ドラマ】

「あのときキスしておけば」2話まで終了。

うーん、井浦新は頑張ってはいるけど、やっぱりまだ中年のおじさんにしか見えない。実家のお母さん(岸本加代子)だって、棺の中に娘の遺体は安置されているんだから、いきなりおじさんに泣きながら「ママーッ」って突進されても、そりゃあ腰を抜かすだけだわな。ホラーだよ(笑)

皆に自分は巴だと認めさせるには、「SEIKAの空」の続きを描くしかないと思ったおじさんは、モモチに自宅からタブレットを持って来させて、モモチのアパートで作画に勤しむ。
ストレージに送られて来た原稿を見て編集部は大騒ぎ。でも高見沢(三浦翔平)はカラクリは分からないがこれは本物だと言い切る。巴の考えは正解だった訳ね。

そしてモモチもおじさんがスマホで見せてくれた新作を読み感動で泣いてしまう。そして漫画のアンチコメントと毒吐きコメントで激しく闘うモモチを見て、おじさんは激しく嬉し泣き。その気弱な姿に一瞬巴先生の姿を見た(ここは実写)モモチは思わず「信じます!」
抱き付いて来るおじさんにキスをせがまれ顔を背けると、回し蹴りを食らい「避けてんじゃねえよ!」(笑)

男勝りの強気と時々見せていた甘えという、麻生さんが演じていた落差の激しい巴のキャラが、男性にも多少は演じ易いのかなとは思うが、でもまだまだ違和感しかないわ。だって汚い…以下自粛。

演出=本橋圭太

  • << 433 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」3話まで終了。 自分の運命を早くも受け入れている超ポジティブシンキングな巴おじさんに、モモチじゃないけどちょっと感服。それに、涙と鼻水でグチャグチャの巴おじさんの顔は見たくなかったので一安心。 高見沢は(当然だけど)巴おじさんが「ストレージにUPしたのは私」と言っても信じないし、パスワードをスラスラ言われても信じない。でも巴の自宅からタブレットが無くなっているのに気付き、蟹釜ジョーはアンチに怯えていたから死んだ事にしたのかも…と思う様になるが、会社は信じず亡くなった事を発表してしまう。 今回はモモチが巴ママに「貴方、何の詐欺?イタコ詐欺でしょ!」(笑)と言われながらも「もう一度、あの人に会って貰えませんか」と頼む迄の流れが中々良かった。モモチの態度、話し方、空腹で倒れたモモチに出した質素な食事を美味しそうに食べる姿に、巴ママはきっと彼の誠実さを感じ取り、彼を信じようと決めたのではないかなって思えて。 だから巴を連れて来る日は、初めから巴の大好物ばかりを作っておいて、モモチの説明する蟹釜ジョーの人と成りを聞いて確信して、巴おじさんに「ごめんね、直ぐに気付いてあげられなくて」「ママー!」「ともちゃん」ってなったんだなって。 元のおじさんの妻が何とあのフラダンスの先生って事で、モモチ、気が休まらないね。 演出=日暮謙

No.419 21/05/08 18:49
匿名さん0 

>> 400 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」4話まで終了。 東京生まれの東京育ち、21歳女子大生からの投稿。再開発で街が… 【2021春ドラマ】

「生きるとか死ぬとか父親とか」5話まで終了。

独身女性からの“インスタやFB等に友達と子供の写真がUPされると、心がざわつく自分が心配”という投稿に、自分も同じですとトキコ。
特に父親が娘を世話する写真が一番自分をざわつかせると。私もこうして父親に世話して欲しかったという心の欠損が原因なのだと。

東のアドバイスで親子らしい事をしようと動物園に行くが、父は一人で好き勝手に行動し、トキコはファンだと言う家族連れの若い母親に声を掛けられ、記念写真に応じているとそれを遠くから見ている父。

やっと合流すると今度は父は雑誌の切り抜きを見ながら、ペリカンはいくら、キリンはいくら、一番高いのは北極熊で3千万円とか言い出し、他の客は迷惑顔(笑)

思い出話も出来なかったトキコは父が行きたいと言う、昔の友人・沼田(菅原大吉)が経営するトンカツ屋へ。ここで仕事の出来た昔の父の話などを聞けたトキコだったが、食後に口の周りを直ぐ拭く癖は、トキコちゃんが赤ちゃんの時に潔癖症のお父さんが直ぐにタオルで口の周りを拭いていたからでは?と聞かされ、父が側に居てくれた時期が有った事を知り、少しだけ気持ちが和らぐのだった。

若い頃は反発が勝ち疎遠、そろそろ話を聞いておかなきゃと思った頃には、親の記憶は朧気になっていてという…、まだ間に合う人には反面教師にして欲しい話だ。

演出=菊地健雄

  • << 434 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」6話まで終了。 母方の伯母に曾孫が産まれ、お祝いがてら伯母(三林京子)とその娘(渡辺真起子)とトキコと父で会食をする事になり、新札騒動(ATMで新札が揃う迄出入金を繰り返す。その父子の姿はかなりアブナイ人達)で一笑いの後、いよいよ食事の席となるのだが。 エッセイのネタになればと昔の話を聞くトキコに従姉が話し始めたのは、母と泊まった日に叔母ちゃんが自分の母に泣いて話をしていた事。「叔母ちゃん流産した後で何回宿しても中々育ってくれないと泣いていた。」 母は41歳の初産で私を産んだ。 妊娠中なのに高い所に有る物を取ってと母に頼み、取った瞬間に「あっ、流れた」と感じたという話は痛々しかった。思いやりの欠如。まずいと思ったのか「昔の男はみんなそうだった」と伯母は自分の夫の事も下げてトキコに話すが。 それにしても流産を繰り返しても子供を望む妻の気持ちを真剣に聞いてやれない夫って、酷い話だ。 (この後出て来た赤ちゃんが全く嫌がる顔を見せないお子さんで超優秀!) 両親のありのままを書くつもりが、いい話だけを紡いでいた事に気付くトキコ。それは自分自身の人生を肯定したかったからなのだと。 大家族を羨ましがる父に「変な期待は持たないで、諦めてね」とピシャッと言い放つトキコに、ちょっぴりだけど母の分の仕返しを見た気がした。 演出=菊地健雄

No.420 21/05/09 14:08
匿名さん0 

>> 401 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」3話まで終了。 今回はつむぎの視点で語る姉・里穂子のどん底からの復活、春斗の視点で語る兄… 【2021春ドラマ】

「コントが始まる」4話まで終了。

今回は迷える人の背中を押す言葉とは?という話。

父が亡くなり母の束縛が酷く関係が上手く行っていなかった舜太は、高卒と同時に一人暮らし、そこからは完全に関係を断っていたが、病院からの電話で今日か明日の命と知る。春斗と潤平は当然会いに行けよと勧めるが舜太は反発。そんな簡単な過去ではなかったんだろうね。
一人になった舜太はつむぎにSOSメール。
ここで事前に里穂子視点で語られていたつむぎの、度が過ぎる程に面倒見が良く、野球部のマネージャーが天職だったという性格が生きる。
今どういう言葉が舜太に響くのかが分かっているつむぎの言葉に背中を押され、舜太はギリギリ母の臨終に間に合った。不満をぶつけ母が「ごめん」と言い、舜太の呼び方があんたから母さんに変わり、母が舜太を見詰め目を閉じ、そして…。お互いに気持ちが通じた最期を迎える事が出来て、つむぎへの感謝を会葬の里穂子に伝える舜太。

一方、マクベス解散取り消しの後押しを望んでいた春斗達は、結成の後押しをしてくれた真壁先生に解散の可否を問うが、「18から28の10年と、これからの10年は別次元の苦しみだぞ」を理由に、あっさりと解散を勧められてしまう。これはね、年を取ると分かるんだわ、この意味。

言葉は時として人を傷付け、人を動かす諸刃の剣って事よね。

演出=金井紘


  • << 435 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」5話まで終了。 潤平はバイト先の雀荘で、後輩が連れて来た客に「何か一発芸やって」と言われ対応出来ず、後輩がこの人はコント芸人だからそういうのとは違うからと言ってくれたのだが、その悔しさに奥に下がるとうずくまって涙を流す。 春斗は奈津美の元彼で、今は会社経営の勇馬(浅香航大)から仕事を依頼されて打ち合わせに行くが、勇馬の「大学で自分の道を見付けてからは、マクベスの存在が励みになってた」「会社のPRの仕事を依頼するならマクベスにと思った」等の話を素直には受け取れず、俺達を下に見ていると感じ、「そこまで落ちぶれていないから」と断ってしまう。 その後の潤平と春斗の言い合いは辛かった。「お前に見下されて世間にバカにされて、もう平凡じゃない振りをするの疲れたわ」「じゃあ辞めるって言えよ!」 マクベスは予定通り6月の単独ライブで解散する事になった。 一般人が芸人を一緒くたにして何かやってと言うのは有りがちだし、余裕があれば上手くかわせるのに。 勇馬の発言もそんな悪意は感じられなかったけど、春斗自身が理想から遥かに掛け離れたマクベスの現実に失望していたから、あんな卑屈な捉え方しか出来なかったんだろうなって。 コント・カラオケBOXのオチみたいな、柔軟な捉え方を思い出して欲しいのだが。 演出=猪股隆一

No.421 21/05/09 14:42
匿名さん0 

>> 402 【2021春ドラマ】 「私の夫は冷凍庫で眠っている」4話まで終了。 亮と一緒に物置まで行くが、先に入った夏奈は亮を突飛ばし中から… 【2021春ドラマ】

「私の夫は冷凍庫で眠っている」5話まで終了。

亮の傷は浅く、孔雀が手配した女医(孔雀のファンで言いなりらしい←都合の良い設定)が処置をして落着。
亮が昏睡している間に、夏奈と木芽は奏の遺体を何処かに移す。夏奈「魂が抜けた分、軽くなったりしないのかな」←こ、怖いガクブル(木芽も本当にねえとか同意してるしガクブル)

木芽は亮に「夏奈は普通の子じゃない、貴方は何も知らない」って言うんだけど、その答えは唐沢が亮に言った「(夏奈の)両親二人とも失踪届けが出てるぞ!あいつ殺ってるかもしれないな」なのかな。

って事は孔雀実母説は無くなったんだけど、じゃあ孔雀の「あの子の人生を見守るのが私の役目だから」は、何を意味するのかな。あと木芽は何で母親代わり?をしているのか。

探偵は亮の写真を兄弟を知る仲間に見せると、皆これは奏だと言うと木芽に伝え、木芽は夏奈にもそう言うが「彼は亮、私には分かる」と夏奈は自信満々。

脅して遊んでいたのに今では亮(or奏)の方が夏奈にビビり始めていて形勢逆転。夏奈の敵は本丸の唐沢で、もしかしたら最後は刑事魂に火が点いた阿久津が真実を暴くのかな?

ラス前でズンズン話が進んだなあ。最終回も楽しみだ。

演出=御法川修

  • << 436 【2021春ドラマ】 「私の夫は冷凍庫で眠っている」全6話終了。 結局孔雀ってどこまで隣家の事情に関わっていたのだろう。夏奈がDVの継父を殺し、それを相談したカウンセラーの木芽が養母になった事を、ミステリー作家として推理して小説に書いただけなのか、それとも木芽と共に当時、死体遺棄を手伝う位の事はしたのだろうか? 「あの子の人生を見守るのが私の役目だから」が、結局何を意味するのかはもやっとして最後迄分からなかった。 分からないと言えばこのドラマの最大のトリック、最初に夏奈が首を絞めて冷凍ケースに入れたのは奏だけど、実は死んではいなくて亮が助け出し、直後に奏が亮を殺して冷凍ケースに入れて入れ替わっていた!というのは、流石に想像の範囲を越えていた(笑) 亮なら何故夏奈を脅して遊んでいたの?という疑問はこれで解けたし、その後ミカエル風になったのは、奏も亮と同じで途中から夏奈を好きになってしまったからなのだとか。 床下に隠された亮の遺体と二人分の白骨死体を見付けた唐沢も、夏奈のハンマーひと振りで呆気なく殺され、すっかり立場が逆転して怯える奏に、結婚式は予定通りにと告げる夏奈。俺が幸せに出来なかったら?と聞く奏に、こっちはもう一杯なんだよね……、あっちかな?と物置小屋を指差す夏奈が完全にホラー。ナチュラルな本仮屋が演じるサイコパス、中々怖かったわ。 演出=御法川修

No.422 21/05/09 15:12
匿名さん0 

>> 403 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」2話まで終了。 何か話が進まない、動かない。 102号室の男(田丸=生瀬勝久)の… 【2021春ドラマ】

「コタローは1人暮らし」3話まで終了。

前回『ドラマの主人公はコタローなので、少なくとも何か一つ位は「コタローの何故?」に繋がる様な事実を出して貰わないと、次への興味に繋がらないのだ。』と書いたのだが、今回は出るわ出るわ(笑)

鈴野法律事務所はコタロー母の生命保険金から毎週生活費を渡していて(誰がその保険金を預けた?大人が手続きをしなければ保険金も下りないのでは?)、本人には優しい人からの寄付と伝えている。園長先生に手続きをしたのも弁護士。

そしてコタローは写真に撮られるのを断固拒否。これは1話のニュースの行方不明の5歳児=コタローって事でいいのかな。もしそうなら彼は主体的に、或いは誰かに手引きされて逃げ出したって事よね。

まあちょっとスッキリしたので今回の話に触れると、狩野、美月、コタローの疑似家族化は少し進んだし、それと共に他者へ興味を持つ様になった狩野の、漫画家としての欠点だった作画の弱さが改善されて行くという方向性の様で、これは主人公(コタロー)に主役(横山裕)がしっかりリンクして行くという事だから、やっとドラマとしての腰が定まった感がして、これからの展開にも期待が持てる。

でコタローを隠し撮りしていた男は誰なのかな?

演出=松本佳奈

  • << 437 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」4話まで終了。 今回は田丸の息子ユウタ(出で立ちが田丸そっくりでパパが好きなんだなと一目で分かる)が、父との面会を母親が勝手に断っていた事を知り、嘘をついて一人で会いに来たが、田丸は「月に一度三人で会うのが約束だから」と叱り、直ぐに帰る様に突き放すのが、ちょっと切なくもあり、何だ、田丸いい父親じゃないと見直したりで、中々良かった。一番悪いのは嘘をついた母親なんだから、ユウタには謝って欲しいわな。 そして狩野はコタローの保護者会に出席し、誰もやりたがらないこどもまつりの模擬店に立候補。当日は予想通り美月と田丸が模擬店、小林弁護士が太鼓叩きの手伝いに来て、他の園児に大人気の狩野を見て、嫉妬からか拗ねちゃったコタローが可愛かった。 そしてそして、コタローを隠し撮りしていたと思われる男・青田(間宮祥太朗)が、アパート清水の103を短期で借りたと挨拶に来る。 予告だと彼はコタローの父親が依頼した探偵の様で…。コタローの両親の関係性が明かされるのかな? 演出=樹下直美

No.423 21/05/10 18:58
匿名さん0 

>> 404 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」2話まで終了。(2話は15分拡大) 何故福澤演出の半沢直樹テイストなのに、桜木がやり返したり… 【2021春ドラマ】

「ドラゴン桜」3話まで終了。

脚本家が一人体制になり、演出家が交代し、法律を曲げる措置が無くなって、専科の授業が始まっただけで別ドラマかと思う位面白くなった。
おまけに前回のレビューで危惧した“今の生徒には関係のない横槍組”も登場せず、ほぼほぼ生徒と桜木メソッドと対抗軸としての理事長発案の難関校コースの話で終始していたので、集中力を切らさずに観る事が出来た。(坂口と米山はこのままずっと出ないで欲しいわ)

“本質を知ろうとする事が大事”とか“シンプルに答える方が難しい”とか…なるほどねという言葉がどんどん桜木の口から出て来て、一々頷けて面白かった。

ただ廊下に居た“人間性の偏差値も低い”生徒達に向かって桜木が、バカバカ言いながら“本質を見抜く力が無ければいつまで経っても権力者にとっての都合の良い馬車馬のまま”“馬車馬から人間になるには勉強が必要なんだ”と熱く持論を展開するシーンは、今現在黙々と働いている者には理解出来ても、人間偏差値の低い高校生には何を言ってるのかすら分からないのでは?それこそもっとシンプルに短く伝えればいいのにと思ってしまった。

ひょっとして桜木って毎回こんな風に演説するの?だったら嫌だな。東大に受かる為の勉強が、その先のお前達の人生にこんな風に役立つんだみたいな話なら、せひ聞いてみたいが。

脚本=李正美 演出=石井康晴

  • << 438 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」4話まで終了。 桜木が専科の事は親には言うなと言った理由は、親が東大なんか受かる訳がないと子供に言うから。どうせ受からないという先入観が受験の最大の敵。これは成る程と思ったな。その後の家庭の10カ条はもう忘れてしまったけど(笑)、家族の生活は変えない、日常生活を大切にする事が受験には必要と言う桜木の言葉は頷けた。 竹刀をバンバン叩く仙人を怖くしたみたいな数学の特別講師(柳=品川徹)には笑ってしまったが、簡単な計算をひたすらやる事で“数の暗黙知”、感覚で計算が出来るレベルに迄持って行くというメソッドにも成る程なと思った。 やっぱりメソッドとか何故受験が必要なのかという部分の、桜木と生徒(今回は保護者も)のやり取りが一番面白いな。 瀬戸の亡くなった親が残した借金を返す為に、姉がヤミ金から借りた100万が違法な利息で雪だるま式に増えて、取り立ての嫌がらせも始まった問題、瀬戸が頼らないから表面上は放っておいて、裏では調べて法で解決してあげてたって、あんな回りくどいやり方必要か?助ける前に二人が思い詰めちゃう可能性とかは考慮しないのかね。劇的になればいいみたいなのはちょっと違うんじゃない? “今の生徒には関係のない横槍組”まさかまた一人増えたの?ホント要らないんですけど。 脚本=オークラ 演出=青山貴洋 ※3話の組合せの方が良かったな

No.424 21/05/10 23:03
匿名さん0 

>> 406 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」5話まで終了。 今回は入間の言い出した「Yってる=どちらを選ぶかの分岐点」が全体を流れ… 【2021春ドラマ】

「イチケイのカラス」6話まで終了。

裁判慣れしていて一筋縄では行かない窃盗常習犯の岸田(バカリズム)を入間がどうやって落とすのか、職権を発動して皆で色々調べる過程も面白かったし、最後は岸田の発言「自分は窃盗で誰も傷付けないのがポリシー」を逆手に取り、傍聴席に居る、この事件の裏を調べていて命を奪われた新聞記者の身重の妻を見る様に言い、「誰も傷付けない犯罪なんて無いんです」で完落ちさせるという攻防が見事だった。

そしてこの事件の被害者で裏にも関わっていたのが、12年前に入間が弁護士を辞める決意をした事件の関係者(入間が真犯人と目星を付けていた)の志摩(羽場裕一)で、この窃盗に隠された裏を暴かれると、12年前の殺人事件の再審請求をされる可能性がある為、当時の担当検事で現在の次長検事の中森が、手下の小宮山検事を使って城島検事達の捜査を封じる動きをするという側面からの縦軸の展開も有り、登場人物が多く全てがリアルタイム視聴で頭に入ったとは言えないが、それでも集中力を切らさずに観られたし、人数が多くても散漫な印象にならなかった脚本は流石だなと思った。

次回は冤罪で絶望し自殺をした仁科(窪塚俊介)の妹(臼田あさ美)が再審請求をして、民事が得意の青山(板谷由夏)が何故か代理人を担当するのかな?いやあ、どうなるのか楽しみだ。

演出=星野和成

  • << 439 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」7話まで終了。 東丸電機殺人事件の再審。前回迄に真犯人の可能性が高いのは元国税庁の志摩と示唆されていたので、仁科の冤罪を証明する為の弁護側(青山=板谷由夏)と検察(中森次長検事+腰巾着小宮山検事)との攻防、そして日高をどう落とすのかが見所だった訳だが、結局最後は法に携わる者の正義を貫けるのかどうかが分かれ目になるという結果だった。 物凄い量の攻防戦をギュッと詰め込んでいたのだが、手際と歯切れの良い展開だったので息は抜けないが、本当に面白かった。 中森指示の即時抗告は城島が申し立て書をわざと出し忘れて再審の扉は開き、入間は職権を発動。 中森は日高に潰す様に唆し、日高も「そうね」と応じたのだが、どこかの時点で日高は正義の側に踏み止まりそうという感じはしていた。またそうでないと仁科を無罪にする事は難しいだろうなと。 それだけに証言台でも判決は誰にも忖度などしていないと言い切ったのは意外だったのだが、これは日高の肉を切らせて骨を切る作戦の一環で、中森を安心させて自分の知らない事件の詳細を喋らせ録音し、記者会見で明らかにして懺悔する為だった。 青山は裏で入間が頼んだのかなとも思ったのだが、正義の人・入間はやはりそういう事はしないので、当時の入間の苦しみを知っている元同僚の青山からの、エールだったのかなと。 演出=並木道子

No.425 21/05/11 19:30
匿名さん0 

>> 408 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」5話まで終了。 『ほるもん珈琲』 ぺいに騙されてキッチンカーに同乗してしまった垣根… 【2021春ドラマ】

「珈琲いかがでしょう」6話まで終了。

垣根が淹れてくれたコーヒーを飲みながら、自分が初めて美味しいと感じたコーヒー淹れてくれて、コーヒーのいろはを全て教えてくれたホームレスのおじさん(光石研)について語り出す青山。

人に教えを乞う時の口の利き方から始まり、コーヒーの奥深さを人生に例えたり、決して押し付けがましくは無いのだが、その言葉は簡単には行かないコーヒーの世界と共に段々と青山の心を捕らえ、裏稼業の為にわざと何も考えない様に生きていた青山を変えた。

宗教に取り憑かれるかの様にコーヒーに心を奪われ、変わって行く兄貴に寂しさと一種の恐怖の様な物を感じていたぺいは、ある日、師匠と仲違いをしてスッパリとコーヒーから足を洗った兄貴に歓喜するが、それも束の間、師匠の突然の死を知った青山は裏稼業を辞めると言い出す。

移動珈琲店を始めたのは、師匠の「死んだら“大切な女の人”と同じ墓に入りたい」という夢を叶える為、全国を移動しながら師匠の親戚を捜そうとしていたから。師匠の遺骨の喉仏を持って。

ぺいは、あのメモで師匠に繋がる親戚の情報を伝えようとしていたのね。青山への愛憎の憎よりも愛が勝っていたぺいが切ない。そして青山に執着している三代目(宮世琉弥)は、そのぺいの気持ちを利用したのかな?メモの住所に先回りしていた。
ぼっちゃん、甘くはないのね。

演出=小路紘史

  • << 440 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」7話まで終了。 そうかあ、青山は少年ぼっちゃん(長野蒼大=演技は棒)のお世話係で、父親(二代目=内田朝陽)との関係で満たされない感情を癒してくれる、ある意味憧れの人であり永遠に側に居てくれる筈の人だった訳ね。 それが何も言わずに居なくなり、直後に抗争で父親は死に、ニュースになった事から同級生に隠していたヤクザの息子である事がバレて、いじめられっ子だったのが一瞬で立場が逆転、彼はぼっちゃんから三代目になった。 青山への感情は捨てられた恨みであり、それでも側に居て欲しい唯一無二の憧れの人でもあり、複雑なのね。 青山がヤクザを辞めるらしいという噂を聞いたぼっちゃんは、「辞めたら指切りの刑だよ、父さんと僕の2本分、それも右手だよ」そうすればコーヒーとかも淹れにくくなるからと無邪気に話し、青山は辞める時に約束を律儀に守り詰めた指2本を二代目に預けた、それが今の右手袋の真相。 青山が連れて行かれた店には騙されて連れて来られた垣根が居て、三代目(宮世琉弥)は一つにだけ毒を入れたロシアンルーレットコーヒーを垣根とぺいに仕掛けるのだが、直ぐに一つを取って飲み干した垣根に度肝を抜かれてしまう。自分より青山の珈琲の腕が大事と言う垣根に「何こいつ、サイコパス?」←当たらずとも遠からず(笑) 予告編が親切過ぎだったな。楽しみが…泣 演出=小路紘史

No.426 21/05/12 18:40
匿名さん0 

>> 409 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」3話まで終了。 今回は駿が真柴にデジタルデトックスをさせる話。そのフリとして羽… 【2021春ドラマ】

「着飾る恋には理由があって」4話まで終了。

今回、割と尺を取って描いた羽瀬の妊娠騒動。まだ夢を追っている段階の絵描きにとって、もし妊娠していたらどうしよう、創作活動にどう影響するのだろう、絵を諦めなくてはいけなくなるのだろうかとか、色々考えたら怖くなり現実と向き合えなくなってしまった羽瀬の混乱は分かるのだが…。

その前段階の話として、アルバイト先の男と付き合ってはいないけど体の関係は有ると言っていた羽瀬の心情(まあ片想いなんだろうけど)も、割り切ってか有り難くか羽瀬を受け入れていた相手の男の心情も、殆ど描かれないまま突然“妊娠したかも”だけが前面に出て来たので、中村アンは役に入り込み鼻の頭を真っ赤にしてその恐怖を泣きながら熱演していたのだが、観ているこっちは傍観者から抜け出す事も出来ず、結構冷めた目で観ているしかなくてそこは残念だった。

得意先の女性に贈りたい珍しい和菓子を、駿があちこち伝を辿って手に入れてくれた事に感激した真柴は、駿の背中をツンツンして「あの…ギューして貰っていいですか?」真柴の頭に片手を置き、全身を包み込む様に抱き締める駿←これは反則だわキュンキュン
今回は真柴が「そうだね、多分好き」って駿に言ったけど、葉山とか駿の前の彼女(葉菜)とかも参戦して来そうだし、そう簡単には結ばれなさそう。

演出=塚原あゆ子

  • << 441 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」5話まで終了。 “舟木(黒川智花)の乱”は、駿のキッチンカー籠城程度で済んだけど…。前回の羽瀬と同様、舟木の事も背景が何も分からないままフィーチャー回に突入し、本人と陽人の台詞で二人の関係が少しだけ明かされただけで謎の籠城事件に突入したので、またまたこっちは置いてきぼり。 舟木は体だかメンタルだかをやられて看護師を辞めて、多分事務職に転職したけど意見も聞いて貰えず必要とされている実感が得られない、その飢餓感を埋める役割を、昔の同僚の陽人に過剰に求めていたという事なのかしら。 同じ仕事をするなら人に必要とされたい、人の役に立ちたいという舟木に真柴も強く同意。対して駿は「誰かに何か言われないとダメなの?俺は自分で決める、誰にも左右されない」って言ってたけど、それは直接「うまッ!」「美味しい」って言って貰える職業で、腕もいいからなんじゃない?自慢の料理を出しても、相手が終始無表情で食べ続けて黙って帰っても、全く心は揺らがないのかな。 駿は真柴の心の中にまだ葉山が居るから一歩を踏み出せないと思っていたけど、「藤野さんの事を知りたいと思う内は、一緒に居ると決めた」と真柴に言われて思わずキス(サービスショットですねぇ)、それなのに…。真柴が偶然見付けた濡れ鼠の葉山を拾って連れて来ちゃった!? 演出=棚澤孝義

No.427 21/05/12 22:07
匿名さん0 

「2021春ドラマ途中経過」

◎ハマっているドラマは
*イチケイのカラス
*リコカツ
*生きるとか死ぬとか父親とか

〇面白い(又は良い)ドラマは
*コントが始まる↗️
*珈琲いかがでしょう
*半径5メートル
*今ここにある危機…↗️
*桜の塔
*私の夫は冷凍庫で眠っている

□普通(まあまあの出来)のドラマは
*ドラゴン桜↗️
*コタローは1人暮らし↗️
*あのときキスしておけば
*着飾る恋には理由があって
*レンアイ漫画家
*大豆田とわ子と三人の元夫↗️
*理想のオトコ

●微妙なドラマは
*ネメシス
*最高のオバハン
*ラブコメの掟…

▼視聴離脱したドラマは
*恋はdeepに←2話迄で離脱。脚本がつまらない、演出のテンポが悪過ぎ。

*きれいのくに←4話迄で離脱。4話で着いていけなくなった。

*泣くな研修医←1話迄で離脱。(土)の視聴本数を整理したかったから早目に離脱した。

*ガールガンレディ←3話迄で離脱。視聴のモチベが続かなかった。


※地上波の新作のみ。3話以下及び2クールドラマを除く。(関東地区基準)

*↗️は評価が上がるかも


No.428 21/05/13 18:51
匿名さん0 

>> 410 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」5話まで終了。 恋煩いで漫画が描けなくなってしまうミツヤス。事情… 【2021春ドラマ】

【ここまでの短評】

「理想のオトコ」6話まで終了。

ミツヤスは燈子に何も言わないままデッサン旅行に行き、それだけならまだしもスマホもOFFにしたままで連絡が付かず、不安になった燈子は心ここにあらずで、任された改装の仕事で大失敗。落ち込む燈子にジャストタイミングで圭吾からTEL。
その頃、やっとスマホのOFFに気付いたミツヤスに圭吾からTEL。忠告かと思ったら宣戦布告で何と側には燈子が居て「やっと自分の気持ちに気付いた、圭吾しかいない」だって…アララ。楽な方に流れちゃったよ。逆に圭吾は惨めじゃないのかしら。

演出=吉野圭


「ラブコメの掟…」6話まで終了。

鍵が開いてたから入ったと間宮。2年前「笑顔が嘘くさい」ってピシャッと言ったのは九条で、それ以来好きになって態度には出していたけど九条が全く気付かないから、恋愛相談をすれば振り向いてくれると思った、マスターじゃない事は知っていたと。6話も掛けてやっとだよ、待ちくたびれてアクビが出そうだったよ(笑)
気持ちを伝えた後は速攻で“ルリ呼び”したり、会社でもいちゃついて来る間宮と防ぐ九条の攻防とか面白かったけど。

立花の話だと亮とは当時親同士が決めただけで恋愛ではなかったとか。それより間宮は良い所のぼっちゃんみたいだし、そっちで一悶着有りそうなんだけど。

脚本=青塚美穂(5、6話) 演出=河原遥

  • << 442 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」7話まで終了。 あれ?確か前回、圭吾がミツヤスに宣戦布告して燈子が「やっと自分の気持ちに気付いた、圭吾しかいない」ってシーンが有った筈なんだけど、今回は圭吾が「何でも俺に話せよ」って言っただけで帰って行った。どうなってるの? 燈子もあれだけボロボロになっていたのに、ミツヤスからの不在着信の嵐とメールを見たら直ぐに許してお互いに「大好きです」って…。 次回が最終回。茉莉沙が暴力を振るった夫を許すのか、そっちの方が見所かも。 演出=宮脇亮 「ラブコメの掟…」7話まで終了。 真宮に二度も部屋を見られているのに、部屋には来て欲しくないと抵抗する片付けられない女・九条(笑)「俺が彼氏になったからですか?」と余裕で困らせる真宮。 昼間のテキパキと仕事をこなすバリキャリの顔と、男女の関係に初でガチガチに緊張しているプライベートの顔と、上手く演じ分けている栗山千明が素晴らしい。 前回、九条とぶつかって失神していた男が、助けてくれた九条に礼を言いに来て名刺を渡し、それを九条の部屋で偶然見付けた真宮は表情を変える。真宮商事代表取締役社長真宮賢治、お兄さんだったのね。何か感情のもつれが有りそう。 で、結局九条は片付け疲れが出たのか、真宮のシャワー中に寝ちゃった(笑)キスはされてたけど…起きない(笑) 演出=河原遥

No.429 21/05/13 23:51
匿名さん0 

>> 413 【2021春ドラマ】 「桜の塔」4話まで終了。 前回、刈谷(橋本じゅん)が上條を裏切ったのかと思わせておいて、実は上條父が当時暴… 【2021春ドラマ】

「桜の塔」5話まで終了。

前回あまりにも簡単に千堂に辿り着いたので、あれ自体が引っ掛けなんじゃないかと疑っていたのだが、交番に居たのは本当に千堂で、上條父に引導を渡す汚れ役を引き受けた理由は、薩摩派に恩を売り警視正への推薦を取り付ける為だった。
まあ憎々しげに自分の犯行(銃を向けていたし脅迫?強要?)をベラベラ喋るよね、千堂は。それに対して盗聴、盗撮等の二の矢三の矢を全く用意していない上條に呆れてがっかり。

詰めの甘さ、読みの甘さは「竜の道」の竜一並みだけど、言ってもあっちは素人、こっちは頭の切れるキャリア組の警察官、思考回路が同じじゃあ困るんだけど。

上條が手柄を取る為に、銀行強盗を煽ったり通り魔を放置したりした事は千堂はお見通しで、お前だって同じだろうと言われれば確かにそうで、やっぱり考えが甘いんだな。挙げ句の果てに優愛と結婚させられて、第一部は上條の完敗で終了。

第二部は5年後、つまり現在に時は移る。
復讐の為なら悪魔(千堂)にだって魂を売ってやると爽に言い放ち、優愛と結婚した上條は精密な復讐マシーンになる事は出来たのかね。
例え復讐は叶ったとしても、自分も破滅しそうな匂いはプンプンしてるよね。
1~2話の上條の行為は、その為の伏線だったのかもね。

苛々するけど…やっぱり面白い!

演出=田村直己


  • << 443 【2021春ドラマ】 「桜の塔」6話まで終了。 5年の間に公安、内調と異動した上條は捜査二課長として刑事部に着任し、千堂は警視副総監に迄出世した。 上條はあれだけ痛い目に遭って千堂の本性が分かったから、自分がトップに立つ事よりも、刺し違えてでもサッチョウの悪魔を失脚させ、警察の未来を任せられる人にトップに立って貰いたいと思う様になっていた。その為に同期の二人と他に10人の仲間を集め、権藤(いつの間にか“正しい仕事をする人”に変身していた)を後見人として改革派を立ち上げ千堂に宣戦布告、千堂も潰すと宣言、戦いの第2ラウンドが始まった。 一匹狼だったのが同志を作れただけでも凄い成長。 立ち位置がはっきりしない富樫のことは気になるけど。 刈谷も何か落ちぶれちゃってて、金の為なら簡単に寝返りそうで心配。 あと上條のアキレス腱になりそうな蒲生が、爽の実家で働き始めたのも気になるな。 千堂の事は潰して欲しいけど、心配要素もしっかり散りばめていて、一筋縄では行かないね。 演出=星野和成

No.430 21/05/14 19:20
匿名さん0 

>> 414 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」5話まで終了。 今回はあいこの異父姉るりこ役で観月ありさが登場。コメディーにおける顔芸と… 【2021春ドラマ】

「レンアイ漫画家」6話まで終了。

前回、あいこの姉のるりこが登場した事で、だいぶ距離が縮まった感のある清一郎とあいこ。

外で抱き締められたあいこは、ちょっとしたことで清一郎にキュンとしたり、寝顔が可愛いと思ったり。
倒れた由奈の代わりにカフェを手伝い出したあいこが、二階堂に取られた様な感覚になったのか苛々して、つい彼と言い合ってしまう清一郎。

これは邪魔が入って気持ちに気付きってパターンかと思いきや…。

金條に振り回されて刈部の仕事場に入ってしまったレンが、偶然見付けた昔の写真の女性が「僕のお母さんでは?」と聞いた事で清一郎が「仕事場に入ったな?」と激怒、「約束だ、出て行け」と言われたレンは泣きながらあいこの元に行き、あいこは「家族の喧嘩なんてよく有る事だから、私から話してあげる」と言ってレンを慰め、家に連れ帰って清一郎に写真の話をするが、「君には関係ない!これは家族の問題だ」と突き放されてしまう。

また振り出しに戻ってしまいそうって時に、レンの忘れ物を届けに来た二階堂は唐突にあいこにキス。
家では留守電に話す写真の女性・美波の声が流れ…。

どうやらあの絵の女性も美波で、純の元妻らしいんだけど、清一郎は取られちゃったとかなのかしら。
あと二階堂と由奈ってどうなってるの?あのままじゃ由奈が何かしそうで怖いんだけど。

演出=小林義則

  • << 444 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」7話まで終了。 10年前、清一郎は美波(内田理央)と両想いだと思っていたのが、実は純から「兄貴が美波を好きみたいだから」って頼まれたから仲良くしていた美波。本当は美波も“愛され純”が好きだった。そして純との子を宿した。これは確かに女性不信、恋愛不信案件ですわ。 純は美波を母親として認めてはいなかったのに、離婚後も男女としては別れられずにサポートもしていたらしい。そして今度は清一郎にすがって来た。スッゴいクソ女だし、内田理央だとその種のフェロモンは感じないんだけど、確かに男が放せなくなる女って居るんだよなあ。 今回は金條(木南晴夏)が大活躍。やっぱり役者の格が違うと言うか面白かったわあ。金條をこういうキャラ(まりあの大ファンで例え男だろうと先生をお守りするのが私の使命みたいな)で使うとは意外だったけど、邪魔キャラよりも数段面白い。 美波に見せ付けられて更に自分の気持ちに火が点いてしまったあいこは、清一郎をバックハグする。キョドって逃げる清一郎。翌日「もう疑似恋愛はしたくないです。本当の恋愛がしたいです、刈部さんと」と、ドア越しの告白をするあいこ。 愛の意味を国語辞典で調べちゃう位だから、清一郎は手強いぞ(笑) レンを盾に清一郎にアタックしそうな美波。でもタイトルが「レンあい漫画」だから…、最後はね! 演出=小林義則

No.431 21/05/15 19:32
匿名さん0 

>> 416 (続き) 「君が傷付く姿をもう見たくない、君を一人にはしない」と言って抱き締める。 クソ真面目で真っ直ぐで融通は利かないけど根は優しいし… 【2021春ドラマ】

「リコカツ」5話まで終了。

折角いい感じで離婚を思い止まった二人なのに、紘一は長時間通勤に対する上司からの懸念、咲は労働時間の概念を無視した担当作家(水無月=白洲迅)からの要求をそれぞれ払拭する事が出来ず、問題を解決するには紘一は基地近くの実家への二人での転居、咲は別居結婚を望んで譲らず、じゃあやっぱり離婚だなと振り出しに戻ってしまった。

紘一は渋滞に巻き込まれてシフトに間に合わず、代わった部下が負傷してしまうというアクシデントに責任を感じてしまったのが大きいと思うのだけど、それに乗じてそれ見たことかとばかりに咲の職場に迄乗り込んで来て、妻の覚悟を問う一ノ瀬って何なの?この子の在り方って態とらしくて、このドラマの唯一の汚点だと思うのだが。

水無月の方はまあデフォルメが過ぎるとは思うけど、一世を風靡して今は落ち目の作家が思い切って作風を変えてみようと思えたのは、小説編集者としては素人の咲の正直な発言がカンフル剤になったからで、彼女と話す事でアイディアを引き出したいという彼の必死さは何となく理解は出来るのだ。

紘一母が帰宅したのは給与明細を夫に見せ付けて、正式採用されるからその前に離婚届けにサインをしてと言う為だった。
「教えてくれ、俺の何が悪かったんだ?」「紘一との思い出は沢山有るけど、そこに貴方はいつも居なかった」これは効いたね。

演出=坪井敏雄

  • << 445 【2021春ドラマ】 「リコカツ」6話まで終了。 夫婦の雛型があの両親で育った紘一だから、妻はこうあるべきという先入観で固まっていたのは仕方ないけど、その事に気付いても価値観は一気に変えられる物でも無いし、妻の仕事を尊重する以上、水戸での同居は不可能、それなら別れるしかない一択になってしまうのもまた仕方ないのかなと。 カーテンを付けて改めて咲のこの家に対する想いを感じ、「君はここに住むべきだ」「ローンは払い続ける」「幸せにすると誓ったが出来なかった」「せめてもの気持ちだ」「君に新しい相手が出来るまで」 「自分は思いを言語化するのに時間が掛かる。すまない」本当に遅いよ。こんなに咲の事を思いやれるのに。 ここまで大切に思ってくれていたんだって分かったら、やっぱり追い掛けるよね。 僅かな時間差なのにもう離婚届を出してしまっていた紘一!(えっ!?早くない?って思ったけど、紘一は車だし、あの時間なら夜間窓口に預けるだけだから、そんなに時間は掛からないのかな) 「もう君の夫ではない」 右手を出してから考え直して左手を出す紘一。その薬指に既に指輪が無い事を知る咲。まだ指輪をしている咲の手を強く握り締める紘一。こんなに想いを残しているのに、表情や言葉には一切出さない紘一。これも不器用な紘一なりの優しさなのかな。咲が自分への想いを吹っ切って、次へと進める様にと。 (続く)

No.432 21/05/15 21:59
匿名さん0 

>> 417 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」2話まで終了。 前回、酔った勢いで致してしまったらしい先輩の山辺は、その後も何の意思表示… 【2021春ドラマ】

「半径5メートル」3話まで終了。

前回は記事の取材の過程でデスクの妻の秘密が分かり、夫婦の葛藤と和解が描かれる流れだったからまだ良かったが、今回は風未香が独り立ちして書いたミニマリストの記事を読んだ母親が断捨離をし始めて、夫が初ボーナスで買ったテーブルまで処分した事から夫が激怒、そこには夫婦の新婚の時からの物語が有って…みたいな流れで、記事はどこに行った?風未香が記者である意味は?って、何か物足りなさの方が勝ってしまったし、記事を読んだ宝子が「私はこれを捨てられません」って記事を書こうって風未香を連れ回す下りも、何か心に響かなかった。

演出が代わって、あの独特な映像が消えてしまったのも関係が有るのかな。
次回はトランスジェンダー記者の海老原の家族問題をやるみたいだし、そういう系のドラマなんだと思うと、観たかったのはこれじゃない感がして…少しがっかり。

もう少し観てみるけど。

演出=岡田健

  • << 448 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」4話まで終了。 トランスジェンダー記者の海老原香織が、別れた妻の所に居て会わせて貰えない高校生の娘(怜奈=上野鈴華)と、身元を隠して繋がっているSNS。それとリンクさせて話を進め易い様にする為か、2折班の特集記事も「子供達のSNS事情」。卵が先か鶏が先か…、いや予定調和と言うべきなのかな。この辺りが前回から感じている違和感と言うか、態とらしさと言うか、不満でも有るのだが。 香織と怜奈のパートだけを観るなら、北村さんは上手いし話の流れに不足は無いし、何なら娘が好きなのに、娘の気持ちに気付いた相手は離れて行った、その相手は女子だったという告白の意外性も含めて良かったと思う。 でもこれは一つの家族の話。 またもや記者の仕事、取材の事はメインじゃないんだよね。 次は前後編で描く“記事1本で人生が大きく変わった人の話”で、宝子の過去と関係があるみたいだ。「一度世に出した記事は消す事が出来ない」次こそ記者の仕事の功罪がしっかり描かれる事を期待して。 ※2話以降、脚本協力として藤平久子の名があり、4話に関してはメイン演出の三島有紀子も名を連ねている。橋部敦子が一人で本を書き上げない理由って何なんだろう? 演出=岡田健

No.433 21/05/16 08:55
匿名さん0 

>> 418 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」2話まで終了。 うーん、井浦新は頑張ってはいるけど、やっぱりまだ中年のおじさんに… 【2021春ドラマ】

「あのときキスしておけば」3話まで終了。

自分の運命を早くも受け入れている超ポジティブシンキングな巴おじさんに、モモチじゃないけどちょっと感服。それに、涙と鼻水でグチャグチャの巴おじさんの顔は見たくなかったので一安心。

高見沢は(当然だけど)巴おじさんが「ストレージにUPしたのは私」と言っても信じないし、パスワードをスラスラ言われても信じない。でも巴の自宅からタブレットが無くなっているのに気付き、蟹釜ジョーはアンチに怯えていたから死んだ事にしたのかも…と思う様になるが、会社は信じず亡くなった事を発表してしまう。

今回はモモチが巴ママに「貴方、何の詐欺?イタコ詐欺でしょ!」(笑)と言われながらも「もう一度、あの人に会って貰えませんか」と頼む迄の流れが中々良かった。モモチの態度、話し方、空腹で倒れたモモチに出した質素な食事を美味しそうに食べる姿に、巴ママはきっと彼の誠実さを感じ取り、彼を信じようと決めたのではないかなって思えて。

だから巴を連れて来る日は、初めから巴の大好物ばかりを作っておいて、モモチの説明する蟹釜ジョーの人と成りを聞いて確信して、巴おじさんに「ごめんね、直ぐに気付いてあげられなくて」「ママー!」「ともちゃん」ってなったんだなって。

元のおじさんの妻が何とあのフラダンスの先生って事で、モモチ、気が休まらないね。

演出=日暮謙

  • << 447 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」4話まで終了。 田中の妻(帆奈美=MEGUMI)が、夫は若い男(モモチ)と駆け落ちしたと思っているのが今時だなあって思ったけど…。 記憶が無いと話しても信じない妻、そりゃそうだ。 モモチの心配を余所に取り敢えず妻に従い家に行ってみる巴おじさん。この辺りは怖いもの知らずで好奇心旺盛な巴だなあって。家庭の内情を知り、リストラ以降の田中の心情を綴った手帳を読む事で、何としても帆奈美の誤解を解いて、新たな一歩を踏み出させてあげたいと考える巴の優しさに胸を打たれた。 巴を捜し回る高見沢は遂にモモチの部屋の前で倒れ、目覚めるとあの「私が巴なの!」と言い張るおじさんが、タブレットで漫画を描いている姿が目に入る。 ごく自然に高見沢にアイディアを聞いて来るおじさんに、こちらも自然に答える高見沢。その瞬間、おじさんが巴なのだと確信し「どんな姿でも俺の巴だ!」と抱き付く高見沢。 唖然とするモモチ。「言ってなかったけどこの人、元ダンなの」 今回もここぞという時(帆奈美を説得する時や高見沢が巴なんだよなと確認した時等)に差し込まれる麻生久美子の巴が効果的だった。上手いやり方だ。 一番笑ったのは純情モモチの体当たりバックハグ。あれ、おじさんだからいいけど、巴だったら倒れて骨折してるわ(笑)加減を知らない若者は怖い(笑) 演出=本橋圭太

No.434 21/05/16 09:37
匿名さん0 

>> 419 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」5話まで終了。 独身女性からの“インスタやFB等に友達と子供の写真がUPされ… 【2021春ドラマ】

「生きるとか死ぬとか父親とか」6話まで終了。

母方の伯母に曾孫が産まれ、お祝いがてら伯母(三林京子)とその娘(渡辺真起子)とトキコと父で会食をする事になり、新札騒動(ATMで新札が揃う迄出入金を繰り返す。その父子の姿はかなりアブナイ人達)で一笑いの後、いよいよ食事の席となるのだが。

エッセイのネタになればと昔の話を聞くトキコに従姉が話し始めたのは、母と泊まった日に叔母ちゃんが自分の母に泣いて話をしていた事。「叔母ちゃん流産した後で何回宿しても中々育ってくれないと泣いていた。」
母は41歳の初産で私を産んだ。

妊娠中なのに高い所に有る物を取ってと母に頼み、取った瞬間に「あっ、流れた」と感じたという話は痛々しかった。思いやりの欠如。まずいと思ったのか「昔の男はみんなそうだった」と伯母は自分の夫の事も下げてトキコに話すが。
それにしても流産を繰り返しても子供を望む妻の気持ちを真剣に聞いてやれない夫って、酷い話だ。
(この後出て来た赤ちゃんが全く嫌がる顔を見せないお子さんで超優秀!)

両親のありのままを書くつもりが、いい話だけを紡いでいた事に気付くトキコ。それは自分自身の人生を肯定したかったからなのだと。

大家族を羨ましがる父に「変な期待は持たないで、諦めてね」とピシャッと言い放つトキコに、ちょっぴりだけど母の分の仕返しを見た気がした。

演出=菊地健雄

  • << 449 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」7話まで終了。 まず冒頭の人生相談、今回は当事者の会話が多めに盛り込まれていて気付いたのだが、田中みな実の読み方が上手い!伊達に役者稼業はやってないな。 で、同棲していて別れを拒まれたらどう対処したら良いか?に、トキコはまず先に住む場所を確保しておき、荷物も徐々に運んでおいて、話を終えたら速攻で引っ越すとアドバイスをするのだが、後日、自宅の飲み会で親友のミナミから、「住む場所を確保なんて現実的じゃないよ、子供が居たらどうするのよ」と噛み付かれてしまう。 ミナミは夫に浮気をされて現実問題としてどうすべきか悩んでいた。もう一人の親友の北野には打ち明けていたのに、自分には話してくれていなかった事にショックを受けるトキコ。 でも北野が言うにはトキコは職業上、相談されたら何とか解決法を探りアドバイスする習性が身に付いている、でも今回のミナミがそうであった様に、悩みを聞いてくれるだけで良い、積極的なアドバイスは寧ろ要らないという女性も多いのだと。 なるほどねえ、それは一理有るかもね。 その後の北野自身の不倫話は、本人が突っ張っている以上聞かされても困るわな。 今回は父親の出番は「可愛いから文鳥をつがいで買っちゃった」って話だけ。やっぱり本作は父親が出て来ないと物足りないなあ。 演出=菊地健雄

No.435 21/05/16 15:49
匿名さん0 

>> 420 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」4話まで終了。 今回は迷える人の背中を押す言葉とは?という話。 父が亡くなり母の束… 【2021春ドラマ】

「コントが始まる」5話まで終了。

潤平はバイト先の雀荘で、後輩が連れて来た客に「何か一発芸やって」と言われ対応出来ず、後輩がこの人はコント芸人だからそういうのとは違うからと言ってくれたのだが、その悔しさに奥に下がるとうずくまって涙を流す。

春斗は奈津美の元彼で、今は会社経営の勇馬(浅香航大)から仕事を依頼されて打ち合わせに行くが、勇馬の「大学で自分の道を見付けてからは、マクベスの存在が励みになってた」「会社のPRの仕事を依頼するならマクベスにと思った」等の話を素直には受け取れず、俺達を下に見ていると感じ、「そこまで落ちぶれていないから」と断ってしまう。

その後の潤平と春斗の言い合いは辛かった。「お前に見下されて世間にバカにされて、もう平凡じゃない振りをするの疲れたわ」「じゃあ辞めるって言えよ!」
マクベスは予定通り6月の単独ライブで解散する事になった。

一般人が芸人を一緒くたにして何かやってと言うのは有りがちだし、余裕があれば上手くかわせるのに。
勇馬の発言もそんな悪意は感じられなかったけど、春斗自身が理想から遥かに掛け離れたマクベスの現実に失望していたから、あんな卑屈な捉え方しか出来なかったんだろうなって。

コント・カラオケBOXのオチみたいな、柔軟な捉え方を思い出して欲しいのだが。

演出=猪股隆一

  • << 450 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」6話まで終了。 高校の仲間で結成したマクベスが、売れずに10年が経ってやめ時を迎えた様に、潤平と奈津美の間も、高校生カップルの延長のままでは居られない時期を迎えていた。 バリキャリとして忙しく働いている奈津美に対し、マクベスを辞めて家業の酒屋を継ぐと決めても、自分に自信が持てずにいる潤平は奈津美に言えずにいた。 そんな潤平を心配した春斗は奈津美に会い、何だかんだ言いながらも潤平をプッシュ、春斗らしくないよと苦笑いの奈津美。 そして里穂子の家での餃子パーティーで行われた潤平へのサプライズ。潤平が足を洗う時に前回は映さなかったバスルーム側から撮っていたから、あれ?と思ったら、まさかのバスタブからウエットスーツ姿の奈津美が飛び出て来て、潤平も私もびっくり(笑)奈津美って、こういう事もやれる子だったんだって。 マクベス解散ライブチラシの裏にビッシリ書かれた、春斗のサプライズ台本を読んでニンマリする里穂子。あの後、春斗が奈津美に頼んだんだね。 帰り道、潤平の後ろをピッタリ着いて歩く奈津美、この時は何なんだろうって思ったけど、最後のコントのオチを見て意味が分かった。もうこの時点で奈津美の気持ちは固まっていたのね。 奈津美がマクベス解散すると言ったら、初めて(潤平を)連れて来いと言ってくれた両親。これもねえ、分かるんだなあ。 (続く)

No.436 21/05/16 17:12
匿名さん0 

>> 421 【2021春ドラマ】 「私の夫は冷凍庫で眠っている」5話まで終了。 亮の傷は浅く、孔雀が手配した女医(孔雀のファンで言いなりらし… 【2021春ドラマ】

「私の夫は冷凍庫で眠っている」全6話終了。

結局孔雀ってどこまで隣家の事情に関わっていたのだろう。夏奈がDVの継父を殺し、それを相談したカウンセラーの木芽が養母になった事を、ミステリー作家として推理して小説に書いただけなのか、それとも木芽と共に当時、死体遺棄を手伝う位の事はしたのだろうか?
「あの子の人生を見守るのが私の役目だから」が、結局何を意味するのかはもやっとして最後迄分からなかった。

分からないと言えばこのドラマの最大のトリック、最初に夏奈が首を絞めて冷凍ケースに入れたのは奏だけど、実は死んではいなくて亮が助け出し、直後に奏が亮を殺して冷凍ケースに入れて入れ替わっていた!というのは、流石に想像の範囲を越えていた(笑)
亮なら何故夏奈を脅して遊んでいたの?という疑問はこれで解けたし、その後ミカエル風になったのは、奏も亮と同じで途中から夏奈を好きになってしまったからなのだとか。

床下に隠された亮の遺体と二人分の白骨死体を見付けた唐沢も、夏奈のハンマーひと振りで呆気なく殺され、すっかり立場が逆転して怯える奏に、結婚式は予定通りにと告げる夏奈。俺が幸せに出来なかったら?と聞く奏に、こっちはもう一杯なんだよね……、あっちかな?と物置小屋を指差す夏奈が完全にホラー。ナチュラルな本仮屋が演じるサイコパス、中々怖かったわ。

演出=御法川修

No.437 21/05/16 17:45
匿名さん0 

>> 422 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」3話まで終了。 前回『ドラマの主人公はコタローなので、少なくとも何か一つ位は「コタ… 【2021春ドラマ】

「コタローは1人暮らし」4話まで終了。

今回は田丸の息子ユウタ(出で立ちが田丸そっくりでパパが好きなんだなと一目で分かる)が、父との面会を母親が勝手に断っていた事を知り、嘘をついて一人で会いに来たが、田丸は「月に一度三人で会うのが約束だから」と叱り、直ぐに帰る様に突き放すのが、ちょっと切なくもあり、何だ、田丸いい父親じゃないと見直したりで、中々良かった。一番悪いのは嘘をついた母親なんだから、ユウタには謝って欲しいわな。

そして狩野はコタローの保護者会に出席し、誰もやりたがらないこどもまつりの模擬店に立候補。当日は予想通り美月と田丸が模擬店、小林弁護士が太鼓叩きの手伝いに来て、他の園児に大人気の狩野を見て、嫉妬からか拗ねちゃったコタローが可愛かった。

そしてそして、コタローを隠し撮りしていたと思われる男・青田(間宮祥太朗)が、アパート清水の103を短期で借りたと挨拶に来る。

予告だと彼はコタローの父親が依頼した探偵の様で…。コタローの両親の関係性が明かされるのかな?

演出=樹下直美

  • << 452 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」5話まで終了。 小林弁護士が調べて青田が探偵である事が分かり、4人は青田に直談判。田丸が金を出すとあっさり口を割る青田。 コタロー捜しを依頼したのは父親で、彼には息子への接触禁止命令が出ている。 やっぱりね。 「その父親にばらすんですか?」 「はい、仕事ですから」 父親に報告した青田が戻って来た。皆は憤るが、報告はしたが別のアパートを教えたから、ここには来ないと。そして腹に付いた傷痕を見せ、自分も虐待されていた子供だったと告げる。 コタローには青田が父親と繋がっている事はバレていた。だけど居場所を教えるのは自分が強くなる迄待って欲しいと頼まれていた。強くなって父親と闘う為? いや違う。自分が弱き者だから父親が悪者になってしまったのだと。 青田「僕も昔、親から愛されないのは自分が無力で何の取り柄もないからだと思っていました」 だからコタローも自分が強くなれば愛されて、また父親と一緒に住めると思っていると。 虐待のドキュメンタリー等を見たり読んだりすると、子供にはこういう傾向が強い。子供は本能として親を慕うし、全面的に依存してるし、客観的に親を見る事なんて出来ないのだから。 コタローが本当の事に気付く迄に、心と体が強くなっていて欲しいと願う狩野。 この心優しい人達の中で、色々な事を吸収して行って欲しいな。 演出=樹下直美

No.438 21/05/17 00:23
匿名さん0 

>> 423 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」3話まで終了。 脚本家が一人体制になり、演出家が交代し、法律を曲げる措置が無くなって、専科の… 【2021春ドラマ】

「ドラゴン桜」4話まで終了。

桜木が専科の事は親には言うなと言った理由は、親が東大なんか受かる訳がないと子供に言うから。どうせ受からないという先入観が受験の最大の敵。これは成る程と思ったな。その後の家庭の10カ条はもう忘れてしまったけど(笑)、家族の生活は変えない、日常生活を大切にする事が受験には必要と言う桜木の言葉は頷けた。

竹刀をバンバン叩く仙人を怖くしたみたいな数学の特別講師(柳=品川徹)には笑ってしまったが、簡単な計算をひたすらやる事で“数の暗黙知”、感覚で計算が出来るレベルに迄持って行くというメソッドにも成る程なと思った。

やっぱりメソッドとか何故受験が必要なのかという部分の、桜木と生徒(今回は保護者も)のやり取りが一番面白いな。

瀬戸の亡くなった親が残した借金を返す為に、姉がヤミ金から借りた100万が違法な利息で雪だるま式に増えて、取り立ての嫌がらせも始まった問題、瀬戸が頼らないから表面上は放っておいて、裏では調べて法で解決してあげてたって、あんな回りくどいやり方必要か?助ける前に二人が思い詰めちゃう可能性とかは考慮しないのかね。劇的になればいいみたいなのはちょっと違うんじゃない?

“今の生徒には関係のない横槍組”まさかまた一人増えたの?ホント要らないんですけど。

脚本=オークラ 演出=青山貴洋
※3話の組合せの方が良かったな

  • << 453 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」5話まで終了。 健太(細田佳央太)は発達障害で“聴覚的短期記憶力”が弱い(耳から入った情報は直ぐに忘れてしまう)と説明されたが、視覚から入った情報は、膨大な量でも速く完璧に記憶する為、記憶を引っ張り出して解く様な問題には、他に類を見ない様な強さを発揮するという事で、サヴァン症候群を想定して観ていたのだが、後でググったら、そうだとも言い切れない事も分かって、複雑だから専門家じゃないと彼に合った導き方をするのは困難なのだろうなと。 その点も有って桜木は、導き方は間違っていたけど、彼の個性を尊重し寄り添って来た担任の田村や、社会に出る前に様々な個性を持つ人がいる事を知り、その多様性を認められる人になって欲しいから健太の入学を認めたと言う理事長に、一定の評価を与えたのだろうなと感じた。 健太の“正しいスイッチ”を押した桜木は、専科への迎え入れに成功し、漏れ無く付いて来る小杉の獲得にも成功したかに見えたが…。 彼女の父親はDV野郎なんだな。そして健太は隣家に住んでるみたいで、二人はお互いを守り合って生きて来たのかな。 岸本弁護士は何とか岬辺りの土地買収にでも絡んでるのかね。要らないよなあ。 ドアップ多発と癖の強い田村先生で、これはあの人の演出だなと思って観てたらやっぱりだった(笑) 脚本=李正美 演出=福澤克雄 ※脚本は李さんに任せて欲しい

No.439 21/05/17 23:02
匿名さん0 

>> 424 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」6話まで終了。 裁判慣れしていて一筋縄では行かない窃盗常習犯の岸田(バカリズム)を入間… 【2021春ドラマ】

「イチケイのカラス」7話まで終了。

東丸電機殺人事件の再審。前回迄に真犯人の可能性が高いのは元国税庁の志摩と示唆されていたので、仁科の冤罪を証明する為の弁護側(青山=板谷由夏)と検察(中森次長検事+腰巾着小宮山検事)との攻防、そして日高をどう落とすのかが見所だった訳だが、結局最後は法に携わる者の正義を貫けるのかどうかが分かれ目になるという結果だった。

物凄い量の攻防戦をギュッと詰め込んでいたのだが、手際と歯切れの良い展開だったので息は抜けないが、本当に面白かった。

中森指示の即時抗告は城島が申し立て書をわざと出し忘れて再審の扉は開き、入間は職権を発動。
中森は日高に潰す様に唆し、日高も「そうね」と応じたのだが、どこかの時点で日高は正義の側に踏み止まりそうという感じはしていた。またそうでないと仁科を無罪にする事は難しいだろうなと。
それだけに証言台でも判決は誰にも忖度などしていないと言い切ったのは意外だったのだが、これは日高の肉を切らせて骨を切る作戦の一環で、中森を安心させて自分の知らない事件の詳細を喋らせ録音し、記者会見で明らかにして懺悔する為だった。

青山は裏で入間が頼んだのかなとも思ったのだが、正義の人・入間はやはりそういう事はしないので、当時の入間の苦しみを知っている元同僚の青山からの、エールだったのかなと。

演出=並木道子

  • << 454 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」8話まで終了。 いわゆる縦軸の『東丸電機殺人事件の再審』を最後迄引っ張らなかったので(最上層部の黒幕迄を暴くのかはまだ分からないが)、この後どう展開させるのかなと思ったら、今回は“無意識の先入観が持つ危険性”がテーマで、痴漢の犯人を追い掛けていたら犯人と間違われて連行されてしまった書記官の川添(中村梅雀)をコメディリリーフとして使い、元教師の山寺(朝加真由美)に対して、元教え子の瀬川(真凛)が起こした傷害事件の裏に隠された、クレプトマニア(万引き病)だからこそ相手の万引きを止めさせたかったという思いと、先入観からその思いを理解出来なかった事から起きた悲劇を、先入観を取っ払った入間が主導するイチケイのチームワークで解明し、家族の再生にも手を貸すという、「イチケイ」らしさ全開の良く練られた話だった。 事務官から書記官になる為の研修という形で男女2名が参加する事で、一般人が知らない書記官の仕事の範囲と可能性を知る事が出来たし、ミーティングで事件に対して意見を言ってもいいんだよと言われた研修生の一人が言った、元教師に対する二度目の殴打は夫によるものではないかという推測は私も思った事で、これはこういう事件に対する先入観への作者からの餌であり、見事に釣られてしまった。 ラストの入間の甥が子供ではなかった!オチもお見事。 演出=森脇智延

No.440 21/05/18 19:16
匿名さん0 

>> 425 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」6話まで終了。 垣根が淹れてくれたコーヒーを飲みながら、自分が初めて美味しいと感じた… 【2021春ドラマ】

「珈琲いかがでしょう」7話まで終了。

そうかあ、青山は少年ぼっちゃん(長野蒼大=演技は棒)のお世話係で、父親(二代目=内田朝陽)との関係で満たされない感情を癒してくれる、ある意味憧れの人であり永遠に側に居てくれる筈の人だった訳ね。

それが何も言わずに居なくなり、直後に抗争で父親は死に、ニュースになった事から同級生に隠していたヤクザの息子である事がバレて、いじめられっ子だったのが一瞬で立場が逆転、彼はぼっちゃんから三代目になった。
青山への感情は捨てられた恨みであり、それでも側に居て欲しい唯一無二の憧れの人でもあり、複雑なのね。

青山がヤクザを辞めるらしいという噂を聞いたぼっちゃんは、「辞めたら指切りの刑だよ、父さんと僕の2本分、それも右手だよ」そうすればコーヒーとかも淹れにくくなるからと無邪気に話し、青山は辞める時に約束を律儀に守り詰めた指2本を二代目に預けた、それが今の右手袋の真相。

青山が連れて行かれた店には騙されて連れて来られた垣根が居て、三代目(宮世琉弥)は一つにだけ毒を入れたロシアンルーレットコーヒーを垣根とぺいに仕掛けるのだが、直ぐに一つを取って飲み干した垣根に度肝を抜かれてしまう。自分より青山の珈琲の腕が大事と言う垣根に「何こいつ、サイコパス?」←当たらずとも遠からず(笑)

予告編が親切過ぎだったな。楽しみが…泣

演出=小路紘史

  • << 455 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」全8話終了。 前回は青山が足抜けした前後の話がぼっちゃん視点で語られたのに対し、今回は二代目(内田朝陽=目がいい!)が頼りにしていたベテランヤクザの夕張(鶴見辰吾=上手い!)が、青山が居る今ならいいだろうという事で、足抜けと抗争の真実を語った。 あのお金は二代目が青山に渡したボーナスで、理由は誘拐されそうになった息子を守ってくれたからで、足抜け自体も認めていた。また抗争の発端は息子の誘拐を仕掛けたのが権藤組だと分かったからで、息子の負担になってはいけないから本人には言うなという二代目の遺言だったと。 シマを継いで大きくしたのは二代目だけど、本人には様々な葛藤が有ったって事よね。 でも当時のぼっちゃんには理解出来る筈もなく、父親へのわだかまりと青山に対する怒りだけが残ってしまった。これは仕方ない。 解放されて改めて辿り着いたあの親戚の家には、たこさん(光石研)の妻の幸子(市毛良枝)が健在で、なんとたこさんのコーヒーの師匠はその妻だったというオチ。 たこさんは人生哲学の様な物をしっかりと持っていたし、青山を更正させようとしていたから、教師とかだったのかなと思っていたんだけど、若い頃は寅さんみたいな感じで意外だった。 未だにコーヒーの味が分からないぺいも、夕張から足抜けを許され青山の助手になるラストも良かったな。 演出=小路紘史

No.441 21/05/19 23:11
匿名さん0 

>> 426 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」4話まで終了。 今回、割と尺を取って描いた羽瀬の妊娠騒動。まだ夢を追っている段… 【2021春ドラマ】

「着飾る恋には理由があって」5話まで終了。

“舟木(黒川智花)の乱”は、駿のキッチンカー籠城程度で済んだけど…。前回の羽瀬と同様、舟木の事も背景が何も分からないままフィーチャー回に突入し、本人と陽人の台詞で二人の関係が少しだけ明かされただけで謎の籠城事件に突入したので、またまたこっちは置いてきぼり。

舟木は体だかメンタルだかをやられて看護師を辞めて、多分事務職に転職したけど意見も聞いて貰えず必要とされている実感が得られない、その飢餓感を埋める役割を、昔の同僚の陽人に過剰に求めていたという事なのかしら。

同じ仕事をするなら人に必要とされたい、人の役に立ちたいという舟木に真柴も強く同意。対して駿は「誰かに何か言われないとダメなの?俺は自分で決める、誰にも左右されない」って言ってたけど、それは直接「うまッ!」「美味しい」って言って貰える職業で、腕もいいからなんじゃない?自慢の料理を出しても、相手が終始無表情で食べ続けて黙って帰っても、全く心は揺らがないのかな。

駿は真柴の心の中にまだ葉山が居るから一歩を踏み出せないと思っていたけど、「藤野さんの事を知りたいと思う内は、一緒に居ると決めた」と真柴に言われて思わずキス(サービスショットですねぇ)、それなのに…。真柴が偶然見付けた濡れ鼠の葉山を拾って連れて来ちゃった!?

演出=棚澤孝義

  • << 456 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」6話まで終了。 誰とでも話を合わせる事が出来て、人との間に壁を作らないフレンドリーで大人の男を感じさせる葉山。 勝手に太刀打ち出来ないと感じて拗ねて、その気持ちを「マメシバ真柴とシャチ(葉山)を応援する」って気持ちに置き換えて、自分が傷付かない様に防御を決め込んだ駿。 陽人から「あいつは直ぐに手を離す。手を離して平気な振りをする」という駿のトリセツを聞いた真柴は、「俺はもういいよ」と言う駿の口を塞ぎ「黙れ」(笑) 「藤野さんが好き。桜を見に行った日からかな」 葉山が戻って来たからといって、気持ちは全く揺らいでいなかった真柴。 でも仕事の面では刺激を受けて、葉山のポリシー「いつかは今からだから」にも背中を押され、新たなバイヤーという夢に向かって一歩を踏み出す。 時間がどんどん動いて行く真柴に対し、ミニマリストとして再生している様に見せて実は、レストランの失敗を引き摺り時間が止まってしまっている駿。 今の駿のままでは、いずれ動いて行く真柴には物足りなくなってしまうのではないか。 ○○の失敗は○○でしか取り戻せないとはよく言われる事だが、そこに踏み出すにはかなりの勇気が必要だと思う。 今の駿にその勇気は有るのだろうか。 細貝社長と葉山は影で連絡を取り合っていたというのは、ちょっと泣かせる話だったね。 演出=塚原あゆ子

No.442 21/05/20 17:35
匿名さん0 

>> 428 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」6話まで終了。 ミツヤスは燈子に何も言わないままデッサン旅行に行… 【2021春ドラマ】

【ここまでの短評】

「理想のオトコ」7話まで終了。

あれ?確か前回、圭吾がミツヤスに宣戦布告して燈子が「やっと自分の気持ちに気付いた、圭吾しかいない」ってシーンが有った筈なんだけど、今回は圭吾が「何でも俺に話せよ」って言っただけで帰って行った。どうなってるの?
燈子もあれだけボロボロになっていたのに、ミツヤスからの不在着信の嵐とメールを見たら直ぐに許してお互いに「大好きです」って…。
次回が最終回。茉莉沙が暴力を振るった夫を許すのか、そっちの方が見所かも。

演出=宮脇亮


「ラブコメの掟…」7話まで終了。

真宮に二度も部屋を見られているのに、部屋には来て欲しくないと抵抗する片付けられない女・九条(笑)「俺が彼氏になったからですか?」と余裕で困らせる真宮。
昼間のテキパキと仕事をこなすバリキャリの顔と、男女の関係に初でガチガチに緊張しているプライベートの顔と、上手く演じ分けている栗山千明が素晴らしい。

前回、九条とぶつかって失神していた男が、助けてくれた九条に礼を言いに来て名刺を渡し、それを九条の部屋で偶然見付けた真宮は表情を変える。真宮商事代表取締役社長真宮賢治、お兄さんだったのね。何か感情のもつれが有りそう。
で、結局九条は片付け疲れが出たのか、真宮のシャワー中に寝ちゃった(笑)キスはされてたけど…起きない(笑)

演出=河原遥

  • << 457 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」全8話終了。 プロポーズはしたものの幸せに出来るのか自信が無いミツヤスに、燈子は言う。 「守ってくれる人が理想と思っていたけどそうじゃない、私が先生を守る、だから必ず戻って来て」 守ってあげたい、幸せにしてあげたいと自分が思う人が理想の男なんだと。 ミツヤスお気に入りの湖の近くに燈子母の実家があり、子供の頃に似顔絵を描いてくれたのが実はミツヤスだったという、取って付けた様な運命エピソードは要らなかったかな。 茉莉沙の夫があっさり離婚に応じたのにはびっくりだわ。 演出=宮脇亮 「ラブコメの掟…」8話まで終了。 九条が大事な夜に寝オチしてしまった事を真宮に謝るメールが、ほぼほぼビジネスメールで爆笑。ああいうのが男から見たら可愛いんだろうね。 兄の名刺を見て以来、神経質になっている真宮。九条と帰宅すると真宮のマンションで待っていた兄。戻って来て会社の仕事を手伝わないかと。断る真宮の耳元で「今度は彼女を理由に逃げるのか?」 優秀な兄と兄にだけ期待を掛ける父親。最後迄期待に応えられずに家を出た真宮。「あの家に居場所は無かった」と。コンプレックスの根は深そうだな。こういうので間に入るのは九条は得意そうだけど、兄と九条が会うのさえ、真宮は嫌がりそうだな。九条が鎧を外してあげらるといいけどね。 演出=河原遥

No.443 21/05/21 00:05
匿名さん0 

>> 429 【2021春ドラマ】 「桜の塔」5話まで終了。 前回あまりにも簡単に千堂に辿り着いたので、あれ自体が引っ掛けなんじゃないかと疑っ… 【2021春ドラマ】

「桜の塔」6話まで終了。
5年の間に公安、内調と異動した上條は捜査二課長として刑事部に着任し、千堂は警視副総監に迄出世した。

上條はあれだけ痛い目に遭って千堂の本性が分かったから、自分がトップに立つ事よりも、刺し違えてでもサッチョウの悪魔を失脚させ、警察の未来を任せられる人にトップに立って貰いたいと思う様になっていた。その為に同期の二人と他に10人の仲間を集め、権藤(いつの間にか“正しい仕事をする人”に変身していた)を後見人として改革派を立ち上げ千堂に宣戦布告、千堂も潰すと宣言、戦いの第2ラウンドが始まった。

一匹狼だったのが同志を作れただけでも凄い成長。
立ち位置がはっきりしない富樫のことは気になるけど。
刈谷も何か落ちぶれちゃってて、金の為なら簡単に寝返りそうで心配。

あと上條のアキレス腱になりそうな蒲生が、爽の実家で働き始めたのも気になるな。

千堂の事は潰して欲しいけど、心配要素もしっかり散りばめていて、一筋縄では行かないね。

演出=星野和成

  • << 458 【2021春ドラマ】 「桜の塔」7話まで終了。 もう千堂VS.上條のコンゲームみたいになって来ていて、これは引っ掛けだろう、これも引っ掛けか?という目でしか観られなくなって来た(笑) 優愛に「日記だ」と言っておいて、出しっぱなしで出て行く上條のわざとらしさから始まって、千堂が電話で「まだ封筒は見付からないのか?」と話すのをわざと娘に聞かせて上條に筒抜けにさせて、上條が久瀬を落とすのを利用したり、ああやればこうやるの応酬が面白かったし、最後は結局千堂が勝ち抜けて上條が臍を噛む、お約束の展開。そろそろ学習しようよ! 富樫が本物はこっちにあると誓約書を突き出した時に、やっちまったなとは思ったけど、正義感が最上位に来る男のウイークポイントは何なのか、千堂はよく分かってるし確実に突いて来るよなあ。 見せないで隠し持っていれば良かったんだよって、勝ち誇った様に富樫をコケにする千堂の憎たらしさ。毎度感じるけど椎名桔平は適役だし上手いわあ。 富樫にはこの屈辱をバネに、ぜひ正義を貫く男として出世して行って欲しいけどね。 ラスト、上機嫌の千堂を刈谷が刺したんだけど、予告では千堂はピンピンしてた。いつもスーツの下に防刃ベストでも着込んでいるのかね(笑) 演出=星野和成

No.444 21/05/21 21:54
匿名さん0 

>> 430 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」6話まで終了。 前回、あいこの姉のるりこが登場した事で、だいぶ距離が縮まった感のある清一… 【2021春ドラマ】

「レンアイ漫画家」7話まで終了。

10年前、清一郎は美波(内田理央)と両想いだと思っていたのが、実は純から「兄貴が美波を好きみたいだから」って頼まれたから仲良くしていた美波。本当は美波も“愛され純”が好きだった。そして純との子を宿した。これは確かに女性不信、恋愛不信案件ですわ。

純は美波を母親として認めてはいなかったのに、離婚後も男女としては別れられずにサポートもしていたらしい。そして今度は清一郎にすがって来た。スッゴいクソ女だし、内田理央だとその種のフェロモンは感じないんだけど、確かに男が放せなくなる女って居るんだよなあ。

今回は金條(木南晴夏)が大活躍。やっぱり役者の格が違うと言うか面白かったわあ。金條をこういうキャラ(まりあの大ファンで例え男だろうと先生をお守りするのが私の使命みたいな)で使うとは意外だったけど、邪魔キャラよりも数段面白い。

美波に見せ付けられて更に自分の気持ちに火が点いてしまったあいこは、清一郎をバックハグする。キョドって逃げる清一郎。翌日「もう疑似恋愛はしたくないです。本当の恋愛がしたいです、刈部さんと」と、ドア越しの告白をするあいこ。

愛の意味を国語辞典で調べちゃう位だから、清一郎は手強いぞ(笑)

レンを盾に清一郎にアタックしそうな美波。でもタイトルが「レンあい漫画」だから…、最後はね!

演出=小林義則

  • << 459 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」8話まで終了。 あいこに告白されパニックになる清一郎と、そういう清一郎に告白してしまった事を後悔するあいこ。 美波に清一郎の心をかき乱して欲しくない向後は、皆で外食をして美波を“話の輪に入れず浮かせる作戦”を取ろうとするが、元々が気を使う様なタイプではない美波には、このアイディアは空振り。 この時、美波がレンに「お腹が一杯になると耳を触るのは純と同じね」と言い、嬉しそうな顔をするレンを見て、あいこは身を退くのは自分の方だと気を回し過ぎちゃったのね、きっと。 でも美波が実母と分かってもレンが選んだのはまず大好きな麻央(笑)、そして家には「あいこさんがいるから」という理由で実母でも一緒には暮らせないと。 清一郎も純と美波を恋愛出来ない言い訳にしていただけなんだとやっと気付き、あいこを追い掛けて見付けるが、「言語化するのに時間が掛かる」リコカツの紘一と同類の清一郎は、中々思いを上手く伝えられずキスという実力行使に(笑) 美波の事を写真ではなくて、自分で何枚も絵を描いてしまっていたから、余計に清一郎の脳裏には彼女の事が鮮明に残ってしまったんだろうなあ。 内田理央は魔性の女には見えなくて、話に深みが出なかったのがちょっと残念だったな。 で、ニカちゃんでしょ?拡散希望してたの。こっちの方が早瀬より厄介だったとはね。 演出=小林義則

No.445 21/05/22 10:26
匿名さん0 

>> 431 【2021春ドラマ】 「リコカツ」5話まで終了。 折角いい感じで離婚を思い止まった二人なのに、紘一は長時間通勤に対する上司からの… 【2021春ドラマ】

「リコカツ」6話まで終了。

夫婦の雛型があの両親で育った紘一だから、妻はこうあるべきという先入観で固まっていたのは仕方ないけど、その事に気付いても価値観は一気に変えられる物でも無いし、妻の仕事を尊重する以上、水戸での同居は不可能、それなら別れるしかない一択になってしまうのもまた仕方ないのかなと。

カーテンを付けて改めて咲のこの家に対する想いを感じ、「君はここに住むべきだ」「ローンは払い続ける」「幸せにすると誓ったが出来なかった」「せめてもの気持ちだ」「君に新しい相手が出来るまで」
「自分は思いを言語化するのに時間が掛かる。すまない」本当に遅いよ。こんなに咲の事を思いやれるのに。

ここまで大切に思ってくれていたんだって分かったら、やっぱり追い掛けるよね。
僅かな時間差なのにもう離婚届を出してしまっていた紘一!(えっ!?早くない?って思ったけど、紘一は車だし、あの時間なら夜間窓口に預けるだけだから、そんなに時間は掛からないのかな)
「もう君の夫ではない」
右手を出してから考え直して左手を出す紘一。その薬指に既に指輪が無い事を知る咲。まだ指輪をしている咲の手を強く握り締める紘一。こんなに想いを残しているのに、表情や言葉には一切出さない紘一。これも不器用な紘一なりの優しさなのかな。咲が自分への想いを吹っ切って、次へと進める様にと。
(続く)

No.446 21/05/22 11:03
匿名さん0 

>> 445 (続き)
次回はあの女(笑)がここぞとばかりにしゃしゃって来るみたいで、観るのが苦行になりそう。

水無月は仕事に行き詰まっているという背景も描かれているし、今回の咲との会話で出て来た次回作の主人公の設定、“親に捨てられ施設で育ち大人になって実業家として成功する”が、小説家として成功するに変えれば、まんま水無月の事なのだとすれば、疑い深いけど信頼したら必要以上に相手に依存するという精神構造も分かる様な気がするんだよねえ。
恋愛はいくらでも出来るし、その経験値を膨らませてこれ迄は書いて来たけど、その先の何かを書こうとした時の、絶対的な経験値の不足、だからそれを咲の経験で補おうとしている、って事なんじゃないかな。

あと咲ママね。“乳癌の精密検査の必要なし”ってなってたね。離婚届を受け取った時には結果が出ていた訳だけど、それでも「私の欲しい物はただ一つ」って離婚届を望んでいたと言う事は、私の読みは外れたのかな。それともあっさり渡された事で逆に踏ん切りを付けたとか?

紆余曲折は有ったとしても、離婚はしないまま(リコカツのまま)二人は夫婦としての結び付きを強めて行くと予想していたから、今回の結末は意外だったけど、切なさも十分味わえたし物語としては選択肢も増えるしで、流石ですわ。

演出=小牧桜

  • << 460 【2021春ドラマ】 「リコカツ」7話まで終了。 冒頭の咲の部屋に両家大集合での“離婚発表会”には笑ってしまった。 考え直す様にという声にも、「咲さんとは別々に生きて行きます」と頑なな紘一。 昔気質な紘一が別居結婚を良しとしないのが離婚の最大の理由だとは思うが、今回の咲の「貴也」呼びに、離婚後でも過剰に反応し不機嫌になる紘一を見ていると、元カレ貴也の存在が、想像以上に結構なトリガーになっていたのかなと。 咲にしても“一ノ瀬煮物強要罪女”の存在はトリガーでは有ったけど、紘一との関係に於いては咲は終始受け身だったから、性格的にも自分から「貴方しかいない」みたいな事は言えないんだろうなあ。 一ノ瀬は「今での悪事についてご報告します!」と紘一に告白して、気を楽にしたかったのだろうけど、「バーベキューの時に奥様が道に迷われたのは私が原因です」しか言わないのはズルいだろう。「計画的に私が置き去りにしました」が事実なんだから。 貴也は5年も付き合っていたんだから、どうすれば、どう言えば咲が心地よく思うのかを熟知しているから、傷心の今は確かに攻めるならチャンスではあるけど、そもそも結婚に踏み切れずに咲を手放したのはあんたなんだから、その傷はそんなに簡単には癒えないと思うよ。 水無月は…ネタ目的だけだと思うけどね。 ※平田パパの着信、出世作の♪キネマの天地~だったw 演出=鈴木早苗

No.447 21/05/22 11:46
匿名さん0 

>> 433 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」3話まで終了。 自分の運命を早くも受け入れている超ポジティブシンキングな巴おじさ… 【2021春ドラマ】

「あのときキスしておけば」4話まで終了。

田中の妻(帆奈美=MEGUMI)が、夫は若い男(モモチ)と駆け落ちしたと思っているのが今時だなあって思ったけど…。
記憶が無いと話しても信じない妻、そりゃそうだ。
モモチの心配を余所に取り敢えず妻に従い家に行ってみる巴おじさん。この辺りは怖いもの知らずで好奇心旺盛な巴だなあって。家庭の内情を知り、リストラ以降の田中の心情を綴った手帳を読む事で、何としても帆奈美の誤解を解いて、新たな一歩を踏み出させてあげたいと考える巴の優しさに胸を打たれた。

巴を捜し回る高見沢は遂にモモチの部屋の前で倒れ、目覚めるとあの「私が巴なの!」と言い張るおじさんが、タブレットで漫画を描いている姿が目に入る。
ごく自然に高見沢にアイディアを聞いて来るおじさんに、こちらも自然に答える高見沢。その瞬間、おじさんが巴なのだと確信し「どんな姿でも俺の巴だ!」と抱き付く高見沢。

唖然とするモモチ。「言ってなかったけどこの人、元ダンなの」

今回もここぞという時(帆奈美を説得する時や高見沢が巴なんだよなと確認した時等)に差し込まれる麻生久美子の巴が効果的だった。上手いやり方だ。

一番笑ったのは純情モモチの体当たりバックハグ。あれ、おじさんだからいいけど、巴だったら倒れて骨折してるわ(笑)加減を知らない若者は怖い(笑)

演出=本橋圭太

  • << 461 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」5話まで終了。 高見沢に引き摺られる様にして自宅に戻った巴おじさん。「巴は俺が守る」って妙に優しいけど、作戦なの?本気なの? 帆奈美は巴おじさんを呼び出して夫じゃないと理解した事を告げる。←中身が変わった事で惚れ直しちゃったみたい(笑) モモチは自分は雑用をこなすバイト、高見沢は仕事のパートナーという、巴にとっての存在意義の格差に打ちのめされるが、巴の本心を知っている巴ママに励まされて、巴の大好物のいかゲソ煮を猛特訓、煮物を持って彼女の自宅に走るが…、二人のキスシーンを見てしまい煮物を落として呆然。 ここでタイトルが回収される訳ね。「あのときキスしておけば」後悔先に立たず。 さて蟹釜ジョーは生きていて「SEIKAの空」を描き続けているという、高見沢の必死の訴えも通らず連載中止は決定し、高見沢は退職願を出してしまう。フリーになって他の出版社を探すって、それは無理だよね。ペンネームを変えて違う作品を描くのは有りかもだけど、巴は「SEIKAの空」を完成させたいのよね。出世作だし自分は生きているんだから。 次回は自ら出版社に乗り込んで直談判するみたいだけど、信じて貰えるのかな? そして傷心のモモチはどう動くのか、楽しみだな。 演出=Yuki Saito 勝手に女性だと思っていたら“ゆうき さいとう”で男だった!

No.448 21/05/22 19:07
匿名さん0 

>> 432 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」3話まで終了。 前回は記事の取材の過程でデスクの妻の秘密が分かり、夫婦の葛藤と和解が描か… 【2021春ドラマ】

「半径5メートル」4話まで終了。

トランスジェンダー記者の海老原香織が、別れた妻の所に居て会わせて貰えない高校生の娘(怜奈=上野鈴華)と、身元を隠して繋がっているSNS。それとリンクさせて話を進め易い様にする為か、2折班の特集記事も「子供達のSNS事情」。卵が先か鶏が先か…、いや予定調和と言うべきなのかな。この辺りが前回から感じている違和感と言うか、態とらしさと言うか、不満でも有るのだが。

香織と怜奈のパートだけを観るなら、北村さんは上手いし話の流れに不足は無いし、何なら娘が好きなのに、娘の気持ちに気付いた相手は離れて行った、その相手は女子だったという告白の意外性も含めて良かったと思う。
でもこれは一つの家族の話。
またもや記者の仕事、取材の事はメインじゃないんだよね。

次は前後編で描く“記事1本で人生が大きく変わった人の話”で、宝子の過去と関係があるみたいだ。「一度世に出した記事は消す事が出来ない」次こそ記者の仕事の功罪がしっかり描かれる事を期待して。

※2話以降、脚本協力として藤平久子の名があり、4話に関してはメイン演出の三島有紀子も名を連ねている。橋部敦子が一人で本を書き上げない理由って何なんだろう?

演出=岡田健

  • << 462 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」5話まで終了。 前後編の前編。 山辺がネタ元から貰った写真から取材で裏取りをし、間違いないと確信して出した「人気俳優の黒い交際」記事が、ライバル週刊誌の、その俳優と利害関係のあるネタ元が仕組んで撮らせた写真だったとの記事で真っ向から否定され、山辺と女性ライフは窮地に立たされる。新人ではない山辺が、利害関係の部分に何故疑いを持たなかったのかが脚本としては甘いと思うが。 ただ黒い交際自体は事実だと裏取りした山辺は言っているので、何処かに突破口は有るのでは? そして宝子は女性活躍担当大臣の森岡の裏の顔を調べている様なのだが、編集長との会話「もしかして森岡のしっぽ?」「うん」「長かった?」「長くないよ、重かった」から想像すると、10年前に宝子が週刊事実時代に鶴川ゆうの名前で書いた「黒いサンタクロース事件」の顛末と何か関係が有るのかも? 賞味期限切れの牛乳を使って作ったクリスマスケーキを施設等に配っていた男、マキヤ製菓の社長巻上という告発記事で、彼と会社の信用は地に落ちた。 宝子が風未香に言った「一度世に出した記事は消す事が出来ない」「一生背負う事になる」は、巻上の記事の事を指しているのかと思うのだが、森岡がこれに関係しているのか? そして風未香の企画「ボランティアヒーロー」も巻上事件に絡んで行くのかな?後編が待ち遠しい。 演出=岡田健

No.449 21/05/22 19:37
匿名さん0 

>> 434 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」6話まで終了。 母方の伯母に曾孫が産まれ、お祝いがてら伯母(三林京子)とその… 【2021春ドラマ】

「生きるとか死ぬとか父親とか」7話まで終了。

まず冒頭の人生相談、今回は当事者の会話が多めに盛り込まれていて気付いたのだが、田中みな実の読み方が上手い!伊達に役者稼業はやってないな。
で、同棲していて別れを拒まれたらどう対処したら良いか?に、トキコはまず先に住む場所を確保しておき、荷物も徐々に運んでおいて、話を終えたら速攻で引っ越すとアドバイスをするのだが、後日、自宅の飲み会で親友のミナミから、「住む場所を確保なんて現実的じゃないよ、子供が居たらどうするのよ」と噛み付かれてしまう。

ミナミは夫に浮気をされて現実問題としてどうすべきか悩んでいた。もう一人の親友の北野には打ち明けていたのに、自分には話してくれていなかった事にショックを受けるトキコ。
でも北野が言うにはトキコは職業上、相談されたら何とか解決法を探りアドバイスする習性が身に付いている、でも今回のミナミがそうであった様に、悩みを聞いてくれるだけで良い、積極的なアドバイスは寧ろ要らないという女性も多いのだと。

なるほどねえ、それは一理有るかもね。
その後の北野自身の不倫話は、本人が突っ張っている以上聞かされても困るわな。

今回は父親の出番は「可愛いから文鳥をつがいで買っちゃった」って話だけ。やっぱり本作は父親が出て来ないと物足りないなあ。

演出=菊地健雄

  • << 463 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」8話まで終了。 今回はラジオの人生相談が無く、遂に父親も出て来なかった異色回。 でも、トキコが結婚直前まで行きながら半年前に別れてしまった元パートナーとの再会話と、東の結婚と退社で悩んでる話で十分満足する内容だった。 トキコのパートナーのタツヤは、かつては売れっ子ライターだったが、不況で次第に書く場所を失いトキコと稼ぎが逆転、気付いたら専業主夫になっていた。まだ男の主夫に社会が対応していない時代だったから、トキコには分からない苦しさが有ったのかもしれないが、そこまで思いやる事が出来なかったトキコ。 世の中の男はこう、女はこうっていうのは、性別から来るのではなくて役割から来るという話には、確かに!と納得。 そして東が結婚で気持ちが揺れている話。「アナウンサーとして生きるより、一人の主婦として生きる方が向いているのかなって」 結局は容姿や若さで選ばれて来たんだなと最近分かった、所詮は男が女に求めるお飾りに過ぎなかったと言う東。 ある程度の年齢になると表仕事の出番が減少して行く女子アナ問題。 トキコは言う。「東が今抱えている問題はシステムであって、貴女の能力とは関係ないんだから」 そこでフリーという魔の言葉が囁く訳か。 田中みな実がそうだった訳ではないと思うけど、彼女が演じると妙にリアルで納得してしまうわ。 演出=菊地健雄

No.450 21/05/23 13:10
匿名さん0 

>> 435 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」5話まで終了。 潤平はバイト先の雀荘で、後輩が連れて来た客に「何か一発芸やって」と言われ… 【2021春ドラマ】

「コントが始まる」6話まで終了。

高校の仲間で結成したマクベスが、売れずに10年が経ってやめ時を迎えた様に、潤平と奈津美の間も、高校生カップルの延長のままでは居られない時期を迎えていた。

バリキャリとして忙しく働いている奈津美に対し、マクベスを辞めて家業の酒屋を継ぐと決めても、自分に自信が持てずにいる潤平は奈津美に言えずにいた。

そんな潤平を心配した春斗は奈津美に会い、何だかんだ言いながらも潤平をプッシュ、春斗らしくないよと苦笑いの奈津美。

そして里穂子の家での餃子パーティーで行われた潤平へのサプライズ。潤平が足を洗う時に前回は映さなかったバスルーム側から撮っていたから、あれ?と思ったら、まさかのバスタブからウエットスーツ姿の奈津美が飛び出て来て、潤平も私もびっくり(笑)奈津美って、こういう事もやれる子だったんだって。
マクベス解散ライブチラシの裏にビッシリ書かれた、春斗のサプライズ台本を読んでニンマリする里穂子。あの後、春斗が奈津美に頼んだんだね。

帰り道、潤平の後ろをピッタリ着いて歩く奈津美、この時は何なんだろうって思ったけど、最後のコントのオチを見て意味が分かった。もうこの時点で奈津美の気持ちは固まっていたのね。

奈津美がマクベス解散すると言ったら、初めて(潤平を)連れて来いと言ってくれた両親。これもねえ、分かるんだなあ。
(続く)

No.451 21/05/23 13:50
匿名さん0 

>> 450 (続き)
多少売れていたって不安定で心配なのに、まして売れない芸人ではね。

奈津美が忙しくて直接渡せなかった誕プレのピアスを奈津美の耳に見付けて(今頃か~い)、似合ってると言って泣き出し、奈津美を抱き締める潤平。(ホントいいヤツだな)
高校時代、奈津美が潤平を好きになったのは笑わせてくれるからではない。奈津美を笑わせようと一生懸命になる所と、そんなくだらない事に協力する沢山の仲間を集める事の出来る、その人柄に感動したからだという春斗のモノローグに納得だ。

今回のコント「金の斧、銀の斧」は、今迄の中で一番面白かった。
アパートの合鍵を選んだコリキに「結局、体目当てなんですね」と言う池野メガ美には笑ってしまったし、最後、「おらが落としたのはカナヅチだ。ずっと貴女に溺れてる」とコリキが言うと、メガ美は「いいえ、貴方が落としたのは壊れたルンバです。ずっと貴方に着いて行く」というオチ。
あの時、奈津美はこれをやっていたんだなあって。

潤平は酒屋、舜太は焼鳥屋の大将から社員にならないかと誘われている。何の当ても無いし何者でもない自分はどうなるのか、珍しく弱気な春斗。そして里穂子もいよいよ決断の時を迎えるのかな
次の展開も楽しみ。

演出=金井紘

  • << 465 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」7話まで終了。 いよいよマクベスの終幕が近付き、次のステージへの一歩が描かれた今回。 冒頭、里穂子が三人の住む部屋を訪れ、春斗に昨日の醜態(酔って絡んだ)を詫びようとするのだが、居留守を使う春斗の意を受けて玄関先でブロックしながら、春斗から聞いていた昨日の話でちょこちょこ里穂子をからかう潤平と舜太、ひたすら恐縮する里穂子、聞いていた春斗が奥から物を投げて里穂子が「居るんですね」で落とす、まるで即席コントみたいで面白かった。 里穂子も立ち会った最後の地方ライブを終えたマクベスは、窮屈な車内泊をわざとした後、売り渡す事になっていた中古車店に舜太の車を運び、春斗の提案で三人で洗車を始める。次々に出て来る10年間の思い出話に笑い転げる三人。そして春斗は気付く。「今更なんだけど只の車じゃねえんだな」マクベスの歴史が全部詰まってる、こいつ四人目のマクベスだったんだなと言って泣き出す春斗。「こんな事で俺の感情が揺れるとは思ってなかったわ」大泣きする春斗が意外だったけど、歴史の重みに加えて春斗だけ次が決まっていない事も関係してるのかなと少し思った。 そして里穂子は奈津美の友人が起業した転職エージェントの紹介で、気になっていた企業の面接を受ける。 里穂子の一歩は春斗の背中を押す一歩になるのかな? 演出=猪股隆一

No.452 21/05/23 17:43
匿名さん0 

>> 437 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」4話まで終了。 今回は田丸の息子ユウタ(出で立ちが田丸そっくりでパパが好きなんだな… 【2021春ドラマ】

「コタローは1人暮らし」5話まで終了。

小林弁護士が調べて青田が探偵である事が分かり、4人は青田に直談判。田丸が金を出すとあっさり口を割る青田。
コタロー捜しを依頼したのは父親で、彼には息子への接触禁止命令が出ている。
やっぱりね。
「その父親にばらすんですか?」
「はい、仕事ですから」

父親に報告した青田が戻って来た。皆は憤るが、報告はしたが別のアパートを教えたから、ここには来ないと。そして腹に付いた傷痕を見せ、自分も虐待されていた子供だったと告げる。

コタローには青田が父親と繋がっている事はバレていた。だけど居場所を教えるのは自分が強くなる迄待って欲しいと頼まれていた。強くなって父親と闘う為?
いや違う。自分が弱き者だから父親が悪者になってしまったのだと。
青田「僕も昔、親から愛されないのは自分が無力で何の取り柄もないからだと思っていました」
だからコタローも自分が強くなれば愛されて、また父親と一緒に住めると思っていると。

虐待のドキュメンタリー等を見たり読んだりすると、子供にはこういう傾向が強い。子供は本能として親を慕うし、全面的に依存してるし、客観的に親を見る事なんて出来ないのだから。

コタローが本当の事に気付く迄に、心と体が強くなっていて欲しいと願う狩野。
この心優しい人達の中で、色々な事を吸収して行って欲しいな。

演出=樹下直美

  • << 466 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」6話まで終了。 美月がアパートの更新時期を迎えている事を知ったコタローは、少しでも一緒に居たいとキャバクラで美月を指名する暴挙に(笑)(そうとは知らなかった狩野の“俺だったら話”を真に受けた結果だった) 話を聞いた美月が「ずっと一緒だよ」と抱き締めた時のコタローの恍惚の表情が可笑しくて(笑) そんなコタローなのに、美月が別れを告げた彼氏に粘着され暴力を振るわれた事を知ると、ここを出て仕事も変えて誰も知らない所へ行く事を強く進める。 傷害だから警察に行けばいいと狩野が言い、美月もそうしようとするが、コタローは「警察に言うと好きな人が悪者になってしまう、わらわと同じになってしまっては駄目だ」と強く反対する。 小林弁護士によると、父親の母への暴力に耐えかねて初めて周囲に助けを求めたら、父親は警察に逮捕された、その日からコタローは自分を責め続けているらしい。 結局美月はコタローとお父さんの為にもなる事だからと警察には行くが、彼氏は逮捕された訳では無いのでアパートを出て行く事に。コタローカルテットはこれで解散か?でも予告では(笑) 父親が何かを調べていた事を思い出し、スマホで検索してこれだと見付けたのが「DV治療」。狩野に意味を聞き、本当は叩きたくなかったのだと理解したコタローは、更に自分が強くなる事を誓うのだった。 演出=樹下直美

No.453 21/05/24 18:22
匿名さん0 

>> 438 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」4話まで終了。 桜木が専科の事は親には言うなと言った理由は、親が東大なんか受かる訳がないと子… 【2021春ドラマ】

「ドラゴン桜」5話まで終了。

健太(細田佳央太)は発達障害で“聴覚的短期記憶力”が弱い(耳から入った情報は直ぐに忘れてしまう)と説明されたが、視覚から入った情報は、膨大な量でも速く完璧に記憶する為、記憶を引っ張り出して解く様な問題には、他に類を見ない様な強さを発揮するという事で、サヴァン症候群を想定して観ていたのだが、後でググったら、そうだとも言い切れない事も分かって、複雑だから専門家じゃないと彼に合った導き方をするのは困難なのだろうなと。

その点も有って桜木は、導き方は間違っていたけど、彼の個性を尊重し寄り添って来た担任の田村や、社会に出る前に様々な個性を持つ人がいる事を知り、その多様性を認められる人になって欲しいから健太の入学を認めたと言う理事長に、一定の評価を与えたのだろうなと感じた。

健太の“正しいスイッチ”を押した桜木は、専科への迎え入れに成功し、漏れ無く付いて来る小杉の獲得にも成功したかに見えたが…。
彼女の父親はDV野郎なんだな。そして健太は隣家に住んでるみたいで、二人はお互いを守り合って生きて来たのかな。

岸本弁護士は何とか岬辺りの土地買収にでも絡んでるのかね。要らないよなあ。

ドアップ多発と癖の強い田村先生で、これはあの人の演出だなと思って観てたらやっぱりだった(笑)

脚本=李正美 演出=福澤克雄
※脚本は李さんに任せて欲しい

  • << 468 2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」6話まで終了。 今回は二泊三日の学校合宿で、全ての教科試験の肝となる“読解力”を高める勉強を集中的にする話。 対決に負けた藤井は渋々参加するが、同じ目標に向かって勉強する仲間がいる事が張り合いになるのか、段々表情が柔らかくなり何か嬉しそうにしてるのが可愛い。 健太の付き添いと称して参加していた小杉だが、翌日父親が乗り込んで来る。出張で留守にしてたから参加出来てたのね。 女に学問は要らない、退学させて良い就職先を見付け、良い男と結婚させるって、いつの時代の話だよ(学歴高校中退じゃ良い就職先は厳しいって)。要するにこいつは娘が自分より頭がいいのが気に入らないだけじゃんって思いながら観てたら、桜木もズバッと指摘してくれてスッキリ(笑) でも10年物のDVが簡単に治る訳が無いので、離婚して母娘だけで暮らすのは正解だよね。 実は究極の人たらしの桜木にハマってしまったっぽい(笑)理事長もバックアップするみたいで、小杉は専科入りを決めた。 藤井は桜木から「ありがとうな」と、これで専科は終わりと突き放されると「ちょっと待てよ」(笑) 桜木には藤井のトリセツが分かっているので、押したり引いたり上手くコントロールして行くんだろうね。 今度は前理事長が学園売却?ホント要らない話はやめて貰いたい。 脚本=山本奈奈、李正美 演出=石井康晴

No.454 21/05/26 22:24
匿名さん0 

>> 439 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」7話まで終了。 東丸電機殺人事件の再審。前回迄に真犯人の可能性が高いのは元国税庁の志摩… 【2021春ドラマ】

「イチケイのカラス」8話まで終了。

いわゆる縦軸の『東丸電機殺人事件の再審』を最後迄引っ張らなかったので(最上層部の黒幕迄を暴くのかはまだ分からないが)、この後どう展開させるのかなと思ったら、今回は“無意識の先入観が持つ危険性”がテーマで、痴漢の犯人を追い掛けていたら犯人と間違われて連行されてしまった書記官の川添(中村梅雀)をコメディリリーフとして使い、元教師の山寺(朝加真由美)に対して、元教え子の瀬川(真凛)が起こした傷害事件の裏に隠された、クレプトマニア(万引き病)だからこそ相手の万引きを止めさせたかったという思いと、先入観からその思いを理解出来なかった事から起きた悲劇を、先入観を取っ払った入間が主導するイチケイのチームワークで解明し、家族の再生にも手を貸すという、「イチケイ」らしさ全開の良く練られた話だった。

事務官から書記官になる為の研修という形で男女2名が参加する事で、一般人が知らない書記官の仕事の範囲と可能性を知る事が出来たし、ミーティングで事件に対して意見を言ってもいいんだよと言われた研修生の一人が言った、元教師に対する二度目の殴打は夫によるものではないかという推測は私も思った事で、これはこういう事件に対する先入観への作者からの餌であり、見事に釣られてしまった。

ラストの入間の甥が子供ではなかった!オチもお見事。

演出=森脇智延

  • << 469 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」9話まで終了。 今回は裁判員裁判の話。 この制度が出来た時は、もし指名されたらどうしよう(判決に関わる怖さではなくて←これは実際に裁判員になってから感じるものだと思う。→その当時はシフトガチガチで休み辛い職場に居たので、そっちの心配)って、結構心配が尽きなかったのだが、結局一度も指名される事なく今日迄過ごして来た。当たる確率は1000人に1人の割合って入間が言っていたけど、私が生きて来た狭い世界で関わった人は、誰も裁判員に指名された事がない。だからすっかり忘れていたのだが…。 まあこのドラマの事なので、現実にちょい足し位の事はしているのかもだが、判決を出す時だけでなく、裁判の度にあんな風にざっくばらんに意見を言い合えるのなら、少しは気が楽になるのかなと。 ストーリー自体は少しご都合主義な点が有ったのは否めないが、裁判と裏の話し合いを上手く繋いで分かりやすくしていた点は高く評価したい。 そして別の単独裁判の坂間の出した判決に恨みを持つ男に襲われた件。入間が気付いて駆け付け大事には至らず、坂間も「こんな事で私は日和ったりしません。」と毅然としていたが、一般人から見たらやっぱり重い仕事だよなあ。 出来れば死ぬ迄やりたくないなあ。 演出=星野和成

No.455 21/05/26 23:24
匿名さん0 

>> 440 【2021春ドラマ】 「珈琲いかがでしょう」7話まで終了。 そうかあ、青山は少年ぼっちゃん(長野蒼大=演技は棒)のお世話係で、父… 【2021春ドラマ】

「珈琲いかがでしょう」全8話終了。

前回は青山が足抜けした前後の話がぼっちゃん視点で語られたのに対し、今回は二代目(内田朝陽=目がいい!)が頼りにしていたベテランヤクザの夕張(鶴見辰吾=上手い!)が、青山が居る今ならいいだろうという事で、足抜けと抗争の真実を語った。

あのお金は二代目が青山に渡したボーナスで、理由は誘拐されそうになった息子を守ってくれたからで、足抜け自体も認めていた。また抗争の発端は息子の誘拐を仕掛けたのが権藤組だと分かったからで、息子の負担になってはいけないから本人には言うなという二代目の遺言だったと。
シマを継いで大きくしたのは二代目だけど、本人には様々な葛藤が有ったって事よね。
でも当時のぼっちゃんには理解出来る筈もなく、父親へのわだかまりと青山に対する怒りだけが残ってしまった。これは仕方ない。

解放されて改めて辿り着いたあの親戚の家には、たこさん(光石研)の妻の幸子(市毛良枝)が健在で、なんとたこさんのコーヒーの師匠はその妻だったというオチ。
たこさんは人生哲学の様な物をしっかりと持っていたし、青山を更正させようとしていたから、教師とかだったのかなと思っていたんだけど、若い頃は寅さんみたいな感じで意外だった。

未だにコーヒーの味が分からないぺいも、夕張から足抜けを許され青山の助手になるラストも良かったな。

演出=小路紘史

No.456 21/05/27 00:20
匿名さん0 

>> 441 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」5話まで終了。 “舟木(黒川智花)の乱”は、駿のキッチンカー籠城程度で済んだけ… 【2021春ドラマ】

「着飾る恋には理由があって」6話まで終了。

誰とでも話を合わせる事が出来て、人との間に壁を作らないフレンドリーで大人の男を感じさせる葉山。
勝手に太刀打ち出来ないと感じて拗ねて、その気持ちを「マメシバ真柴とシャチ(葉山)を応援する」って気持ちに置き換えて、自分が傷付かない様に防御を決め込んだ駿。

陽人から「あいつは直ぐに手を離す。手を離して平気な振りをする」という駿のトリセツを聞いた真柴は、「俺はもういいよ」と言う駿の口を塞ぎ「黙れ」(笑)
「藤野さんが好き。桜を見に行った日からかな」
葉山が戻って来たからといって、気持ちは全く揺らいでいなかった真柴。
でも仕事の面では刺激を受けて、葉山のポリシー「いつかは今からだから」にも背中を押され、新たなバイヤーという夢に向かって一歩を踏み出す。

時間がどんどん動いて行く真柴に対し、ミニマリストとして再生している様に見せて実は、レストランの失敗を引き摺り時間が止まってしまっている駿。
今の駿のままでは、いずれ動いて行く真柴には物足りなくなってしまうのではないか。
○○の失敗は○○でしか取り戻せないとはよく言われる事だが、そこに踏み出すにはかなりの勇気が必要だと思う。
今の駿にその勇気は有るのだろうか。

細貝社長と葉山は影で連絡を取り合っていたというのは、ちょっと泣かせる話だったね。

演出=塚原あゆ子

  • << 471 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」7話まで終了。 故郷の初島にある岩切工房を訪ねた真柴は、その作品のどこに魅せられたのかとか、そういう話は一切せずにいきなり取引の話を持ち出して、相手は心のシャッターを下ろしてしまう。 真柴の母が「お母さんが話してみようか?」と言ったのは強ち的外れでも無い訳で、まずは人間を知る事、知って貰う事から始めないと。人たらしのプロ、葉山の様に。 駿が初島迄来たのは、香子から聞いた“葉菜ショック”から現実逃避する為よね。店の事を思い出すと手が震えてしまう位、まだ引き摺っているのだから。 真柴の故郷で単純に彼女に甘えたかった。 なのに予定外の葉山迄来てまたちょっと嫉妬、しかも真柴に見抜かれていた(笑) 真柴の母が若い時の失敗について駿に、何を失敗したかではなくて、その時にまた立ち上がったかが大事だと話した事、立ち聞きしていた真柴には勿論の事、駿にも刺さったかな。 「くるみの事宜しくね」と母公認となった駿は一歩リードだが、駿の言葉で真柴への自分の気持ちに気付いてしまった葉山はどう出る?←スーツの上着を脱いだ後ろ姿、どんだけ足が長いの?どんだけ頭小さいの?カッコ良過ぎでしょ、向井理! そして葉菜ね、あんな終わり方だったし名前の同じ店を続けているし、駿に執着してるのかなあ。 演出=府川亮介

No.457 21/05/27 17:46
匿名さん0 

>> 442 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」7話まで終了。 あれ?確か前回、圭吾がミツヤスに宣戦布告して燈子… 【2021春ドラマ】

【ここまでの短評】

「理想のオトコ」全8話終了。

プロポーズはしたものの幸せに出来るのか自信が無いミツヤスに、燈子は言う。
「守ってくれる人が理想と思っていたけどそうじゃない、私が先生を守る、だから必ず戻って来て」
守ってあげたい、幸せにしてあげたいと自分が思う人が理想の男なんだと。
ミツヤスお気に入りの湖の近くに燈子母の実家があり、子供の頃に似顔絵を描いてくれたのが実はミツヤスだったという、取って付けた様な運命エピソードは要らなかったかな。
茉莉沙の夫があっさり離婚に応じたのにはびっくりだわ。

演出=宮脇亮


「ラブコメの掟…」8話まで終了。

九条が大事な夜に寝オチしてしまった事を真宮に謝るメールが、ほぼほぼビジネスメールで爆笑。ああいうのが男から見たら可愛いんだろうね。
兄の名刺を見て以来、神経質になっている真宮。九条と帰宅すると真宮のマンションで待っていた兄。戻って来て会社の仕事を手伝わないかと。断る真宮の耳元で「今度は彼女を理由に逃げるのか?」
優秀な兄と兄にだけ期待を掛ける父親。最後迄期待に応えられずに家を出た真宮。「あの家に居場所は無かった」と。コンプレックスの根は深そうだな。こういうので間に入るのは九条は得意そうだけど、兄と九条が会うのさえ、真宮は嫌がりそうだな。九条が鎧を外してあげらるといいけどね。

演出=河原遥

  • << 474 「ラブコメの掟…」9話まで終了。 今回は九条の真宮の為の誕生日大作戦。前日から飾りやケーキを手作りで仕込む九条。 真宮は両親が忙しかったからローソクの立ったケーキでお祝いをして貰った事が無いって言ってたけど、金持ちの家でそんな事って有るのかなあ。逆にそこまで忙しかったから住み込みの家政婦さんを雇うだろうし、家政婦さんがお祝いの用意位すると思うけどね。 他では親の期待に応えられないから、政略結婚の為に言われるままに立花と付き合ったら親は喜んでくれたけど、立花は兄の方がいいと言い、親は何も言わずにため息だけついた。兄からは「この家に居る意味ある?」と言われたので家を出たって、真宮家って実は精神的な余裕の無い成り上がり一家なのかな? 仕事のトラブルで誕生日パーティーは吹っ飛んでしまったけど、真宮の涙の告白の後は九条の家に二人で帰宅し、結局誕プレは“わ・た・し”になった様で、めでたしめでたしなんだけど、やっぱり姉弟仲の良い九条にしてみれば断絶している真宮家の事は気になる様で…。 脚本=青塚美穂 演出=河原遥

No.458 21/05/27 23:51
匿名さん0 

>> 443 【2021春ドラマ】 「桜の塔」6話まで終了。 5年の間に公安、内調と異動した上條は捜査二課長として刑事部に着任し、千堂は警視副総監… 【2021春ドラマ】

「桜の塔」7話まで終了。

もう千堂VS.上條のコンゲームみたいになって来ていて、これは引っ掛けだろう、これも引っ掛けか?という目でしか観られなくなって来た(笑)
優愛に「日記だ」と言っておいて、出しっぱなしで出て行く上條のわざとらしさから始まって、千堂が電話で「まだ封筒は見付からないのか?」と話すのをわざと娘に聞かせて上條に筒抜けにさせて、上條が久瀬を落とすのを利用したり、ああやればこうやるの応酬が面白かったし、最後は結局千堂が勝ち抜けて上條が臍を噛む、お約束の展開。そろそろ学習しようよ!

富樫が本物はこっちにあると誓約書を突き出した時に、やっちまったなとは思ったけど、正義感が最上位に来る男のウイークポイントは何なのか、千堂はよく分かってるし確実に突いて来るよなあ。
見せないで隠し持っていれば良かったんだよって、勝ち誇った様に富樫をコケにする千堂の憎たらしさ。毎度感じるけど椎名桔平は適役だし上手いわあ。
富樫にはこの屈辱をバネに、ぜひ正義を貫く男として出世して行って欲しいけどね。

ラスト、上機嫌の千堂を刈谷が刺したんだけど、予告では千堂はピンピンしてた。いつもスーツの下に防刃ベストでも着込んでいるのかね(笑)

演出=星野和成

  • << 475 【2021春ドラマ】 「桜の塔」8話まで終了。 千堂は防刃ベストは着ていなくて、刈谷が本気で刺さなかったから傷が浅かったらしい。警告として刺す様に刈谷に命じたのは吉永で、金欠だった刈谷はこの5年間、金で吉永の為に働いていた。 そして刈谷は何者かに射殺される。 刈谷は吉永との会話をSDカードに保存しぬいぐるみに入れて志歩に預けていて、それに気付いた上條は千堂権藤吉永を集めて音声データを聞かせる。 都合が悪くなると口封じで殺したり、証拠を捏造して罪を被せたり、今回も千堂はやりたい放題、でも今回は千堂に出し抜かれて上條が臍を噛む場面は無くて、次回最終回に上條は目的を果たすのかが見所になる。 で、ラストの上條が千堂に言った台詞「何故5年も沈黙を続けたのか、その答えがもうすぐ明らかになる」の“答え”とは何だろう。千堂だけは警察のトップにはさせないというのが上條の目的なので、失脚させるか死亡させるかのどちらかなのだが。 そこで今回自ら離婚を言い出し、「これだけは信じて、貴方の事これからもずっと愛してる」と上條に言って、泣きながら去って行った優愛が鍵を握るのかなと。優愛に日記を態と見せて父親の本性を知らしめ、上條とその父親に対して申し訳なさで一杯にさせたのは、来る日への上條の作戦の一環なのではと思ってるのだが、とうなるかな。 演出=片山修

No.459 21/05/28 21:54
匿名さん0 

>> 444 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」7話まで終了。 10年前、清一郎は美波(内田理央)と両想いだと思っていたのが、実は純から… 【2021春ドラマ】

「レンアイ漫画家」8話まで終了。

あいこに告白されパニックになる清一郎と、そういう清一郎に告白してしまった事を後悔するあいこ。
美波に清一郎の心をかき乱して欲しくない向後は、皆で外食をして美波を“話の輪に入れず浮かせる作戦”を取ろうとするが、元々が気を使う様なタイプではない美波には、このアイディアは空振り。
この時、美波がレンに「お腹が一杯になると耳を触るのは純と同じね」と言い、嬉しそうな顔をするレンを見て、あいこは身を退くのは自分の方だと気を回し過ぎちゃったのね、きっと。

でも美波が実母と分かってもレンが選んだのはまず大好きな麻央(笑)、そして家には「あいこさんがいるから」という理由で実母でも一緒には暮らせないと。
清一郎も純と美波を恋愛出来ない言い訳にしていただけなんだとやっと気付き、あいこを追い掛けて見付けるが、「言語化するのに時間が掛かる」リコカツの紘一と同類の清一郎は、中々思いを上手く伝えられずキスという実力行使に(笑)

美波の事を写真ではなくて、自分で何枚も絵を描いてしまっていたから、余計に清一郎の脳裏には彼女の事が鮮明に残ってしまったんだろうなあ。
内田理央は魔性の女には見えなくて、話に深みが出なかったのがちょっと残念だったな。

で、ニカちゃんでしょ?拡散希望してたの。こっちの方が早瀬より厄介だったとはね。

演出=小林義則

  • << 476 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」9話まで終了。 拡散希望はニカじゃなくて由奈だったけど、ニカに振られた腹いせがニカの愛するあいこに向かうのではなくて、まりあの正体をバラす行為に向かうというのがよく分からない。あいこがビシッと本人に言ってくれたからスッキリとはしたけど。 でもあいこは自分の責任だと思い詰めてるし、それも含めて「全部俺のせいです」とニカは清一郎に謝罪に行くし、皆少しずつポイントがずれている様な。 今回閉じ籠ってしまった清一郎にドア越しに出会いからの事を話す向後のシーンは、愛之助さんの演技と相まって胸を打ったのだけど、この最初の持ち込み原稿(銀河天使)に向後が感動したから、二人の二人三脚が始まったという話を知って初めて、何で向後が清一郎に恋愛したり世俗にまみれたりして欲しく無かったのかが分かる様な気がした。だって向後は純粋無垢な若かりし頃の清一郎が描いた漫画に感動したのだから、ずっとそのままの清一郎で居て欲しかった筈なのだ。 そして当初の疑似恋愛部分、恐らく原作がそうなっていて、漫画だとさほど違和感は無いのだろうが、生身の人間が演じるドラマだとやっぱりかなり変だし、あれで逃がした視聴者は多かったのかなと。 そもそも妄想だけでずっと描けていた人に、モデルなんて必要ない訳だし。 あれはあいこに目を向かせない為の、向後の作戦だったのかしらね。 演出=淵上正人

No.460 21/05/29 15:06
匿名さん0 

>> 446 (続き) 次回はあの女(笑)がここぞとばかりにしゃしゃって来るみたいで、観るのが苦行になりそう。 水無月は仕事に行き詰まっているとい… 【2021春ドラマ】

「リコカツ」7話まで終了。

冒頭の咲の部屋に両家大集合での“離婚発表会”には笑ってしまった。
考え直す様にという声にも、「咲さんとは別々に生きて行きます」と頑なな紘一。
昔気質な紘一が別居結婚を良しとしないのが離婚の最大の理由だとは思うが、今回の咲の「貴也」呼びに、離婚後でも過剰に反応し不機嫌になる紘一を見ていると、元カレ貴也の存在が、想像以上に結構なトリガーになっていたのかなと。

咲にしても“一ノ瀬煮物強要罪女”の存在はトリガーでは有ったけど、紘一との関係に於いては咲は終始受け身だったから、性格的にも自分から「貴方しかいない」みたいな事は言えないんだろうなあ。

一ノ瀬は「今での悪事についてご報告します!」と紘一に告白して、気を楽にしたかったのだろうけど、「バーベキューの時に奥様が道に迷われたのは私が原因です」しか言わないのはズルいだろう。「計画的に私が置き去りにしました」が事実なんだから。
貴也は5年も付き合っていたんだから、どうすれば、どう言えば咲が心地よく思うのかを熟知しているから、傷心の今は確かに攻めるならチャンスではあるけど、そもそも結婚に踏み切れずに咲を手放したのはあんたなんだから、その傷はそんなに簡単には癒えないと思うよ。

水無月は…ネタ目的だけだと思うけどね。

※平田パパの着信、出世作の♪キネマの天地~だったw

演出=鈴木早苗

  • << 477 【2021春ドラマ】 「リコカツ」8話まで終了。 紘一の“おめめ”発言と“お茶マーライオン”で爆笑させて貰った今回、それぞれの“好き”が交錯して見応えがあった。 紘一は幸せにする約束が果たせなかったから、咲が幸せになる迄は見守る責任があると本気で思っているみたいで、水無月は“年下で収入が安定してないから”任せられない判定(既に一生安泰な貯金が有ると喝破されてたけど)。 青山が相応しいのか自分で一日彼の行動確認をしてみるのが如何にも紘一らしくて、その結果彼には裏が無いと確信したので、二人に“デイト”をプレゼント。 結果、咲が本気で紘一を好きになって今でも気持ちが残っている事を分かってしまった青山。 紘一は“煮物女”には「誰ともお付き合いするつもりはありません!」と言ったのに、咲の背中を押す為に「彼女と付き合う事にした」と大嘘をつくし、咲は「私、貴也とやり直す」と紘一に言ったのに、青山に「私と…」の後の言葉がどうしても言えない。 そして紘一は「お前嘘ついたな!何やってんだよ!」と自分自身を責める。 好きだから一緒に居たい気持ちと、物理的に一緒に暮らす事がイコールにならないカップルはまあまあ存在するとは思うのだが、この二人の場合はかなり条件的に厳しいのは確かで、今はまだいいけど出産育児を考えるとねえ。いいとこ突いてるよねえ、この設定。 演出=韓哲

No.461 21/05/29 15:47
匿名さん0 

>> 447 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」4話まで終了。 田中の妻(帆奈美=MEGUMI)が、夫は若い男(モモチ)と駆け落… 【2021春ドラマ】

「あのときキスしておけば」5話まで終了。

高見沢に引き摺られる様にして自宅に戻った巴おじさん。「巴は俺が守る」って妙に優しいけど、作戦なの?本気なの?

帆奈美は巴おじさんを呼び出して夫じゃないと理解した事を告げる。←中身が変わった事で惚れ直しちゃったみたい(笑)

モモチは自分は雑用をこなすバイト、高見沢は仕事のパートナーという、巴にとっての存在意義の格差に打ちのめされるが、巴の本心を知っている巴ママに励まされて、巴の大好物のいかゲソ煮を猛特訓、煮物を持って彼女の自宅に走るが…、二人のキスシーンを見てしまい煮物を落として呆然。
ここでタイトルが回収される訳ね。「あのときキスしておけば」後悔先に立たず。

さて蟹釜ジョーは生きていて「SEIKAの空」を描き続けているという、高見沢の必死の訴えも通らず連載中止は決定し、高見沢は退職願を出してしまう。フリーになって他の出版社を探すって、それは無理だよね。ペンネームを変えて違う作品を描くのは有りかもだけど、巴は「SEIKAの空」を完成させたいのよね。出世作だし自分は生きているんだから。

次回は自ら出版社に乗り込んで直談判するみたいだけど、信じて貰えるのかな?
そして傷心のモモチはどう動くのか、楽しみだな。

演出=Yuki Saito
勝手に女性だと思っていたら“ゆうき さいとう”で男だった!

  • << 479 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」6話まで終了。 巴おじさんが直接編集部に乗り込んで編集長に細かいエピソードを話した事で、信じる部員は増えたのだが…全てが丸く収まる様にと編集長が出した結論は、蟹釜ジョーが残した全話のプロットを元に、優秀なアシスタントとの蟹釜ジョニーが作画するというアイディア。←巴の筆圧の違いをいち早く見抜いた事といい、この編集長は意外と優秀なのね。 モモチが巴を説得する場面は無くて、既にそれを受け入れていた巴。 麻生久美子の姿で帆奈美に、これからの原稿料や印税の半分は渡す(半分は母親に)、命を下さった田中さんへの感謝の気持ち、田中家の経済は私が支えると話すシーンは胸を打った。←巴の生活費はどうするの?と思ったが、十分な貯金が有りそう(毎月の印税が約一千万だって!) 「モモチ……SEIKAを早く描け、完成させろって急かされてる感じがする」と巴が言い出し、えーっ、消えちゃうの?って思ったら…。 ベッドの上でモモチが馬乗りになりキスしようとしたら、おじさん突然目を見開き「誰だ、お前!」←普通の井浦新の台詞の口調! えっ?えっ?に合わせて二人の顔を交互に何回か映す印象的なカットの後に、「誰だ!何やってんだ!」とモモチを突き飛ばしてから混乱する男←まさかの田中マサオ戻り、これは想像していなかったわあ。どうなるのかドキドキ。 演出=日暮謙

No.462 21/05/29 18:43
匿名さん0 

>> 448 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」4話まで終了。 トランスジェンダー記者の海老原香織が、別れた妻の所に居て会わせて貰えない… 【2021春ドラマ】

「半径5メートル」5話まで終了。

前後編の前編。
山辺がネタ元から貰った写真から取材で裏取りをし、間違いないと確信して出した「人気俳優の黒い交際」記事が、ライバル週刊誌の、その俳優と利害関係のあるネタ元が仕組んで撮らせた写真だったとの記事で真っ向から否定され、山辺と女性ライフは窮地に立たされる。新人ではない山辺が、利害関係の部分に何故疑いを持たなかったのかが脚本としては甘いと思うが。
ただ黒い交際自体は事実だと裏取りした山辺は言っているので、何処かに突破口は有るのでは?

そして宝子は女性活躍担当大臣の森岡の裏の顔を調べている様なのだが、編集長との会話「もしかして森岡のしっぽ?」「うん」「長かった?」「長くないよ、重かった」から想像すると、10年前に宝子が週刊事実時代に鶴川ゆうの名前で書いた「黒いサンタクロース事件」の顛末と何か関係が有るのかも?
賞味期限切れの牛乳を使って作ったクリスマスケーキを施設等に配っていた男、マキヤ製菓の社長巻上という告発記事で、彼と会社の信用は地に落ちた。

宝子が風未香に言った「一度世に出した記事は消す事が出来ない」「一生背負う事になる」は、巻上の記事の事を指しているのかと思うのだが、森岡がこれに関係しているのか?

そして風未香の企画「ボランティアヒーロー」も巻上事件に絡んで行くのかな?後編が待ち遠しい。

演出=岡田健

  • << 478 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」6話まで終了。 前後編の後編。 “黒いクリスマスケーキ事件”と森岡大臣は直接は関係していなかったけど、森岡の悪事の被害者に寄り添っていた巻上は間接的には関係していて、当時は先手を打たれて巻上との不倫記事を捏造され、森岡の記事を書けなかった宝子が、10年越しに巻上から再依頼を受けて証拠のボイレコも渡され、森岡のセクハラ告発記事を書き、次々に被害者が声を上げる迄が描かれた。 賞味期限切れの牛乳を使ったのは事実だが、まだ飲める、売ってた訳ではなくて善意で配ってた、あそこまで叩かれる事なのか、浅い記事だなあと思ったと風未香は書いた本人とは知らずに宝子に言っていたが…。 10年前と今の社会の認識はかなり違うとは思うが、やはり期限切れだけど質に問題はないという事を、証明付きで施設側に説明した上での行為でない限り、直接口に入る物なのだからこれは叩かれても仕方のない話だし、“賞味期限問題(まだ食べられるのに廃棄、勿体無い)”と巻上の善意は別個の問題として扱うべき話なのかなと思ったし、その視点に触れていなかったのがちょっと残念だった。 セクハラの方は何か取って付けた感が強くて、そこも少しなあって。 演出=岡田健

No.463 21/05/29 19:41
匿名さん0 

>> 449 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」7話まで終了。 まず冒頭の人生相談、今回は当事者の会話が多めに盛り込まれてい… 【2021春ドラマ】

「生きるとか死ぬとか父親とか」8話まで終了。

今回はラジオの人生相談が無く、遂に父親も出て来なかった異色回。

でも、トキコが結婚直前まで行きながら半年前に別れてしまった元パートナーとの再会話と、東の結婚と退社で悩んでる話で十分満足する内容だった。

トキコのパートナーのタツヤは、かつては売れっ子ライターだったが、不況で次第に書く場所を失いトキコと稼ぎが逆転、気付いたら専業主夫になっていた。まだ男の主夫に社会が対応していない時代だったから、トキコには分からない苦しさが有ったのかもしれないが、そこまで思いやる事が出来なかったトキコ。
世の中の男はこう、女はこうっていうのは、性別から来るのではなくて役割から来るという話には、確かに!と納得。

そして東が結婚で気持ちが揺れている話。「アナウンサーとして生きるより、一人の主婦として生きる方が向いているのかなって」
結局は容姿や若さで選ばれて来たんだなと最近分かった、所詮は男が女に求めるお飾りに過ぎなかったと言う東。
ある程度の年齢になると表仕事の出番が減少して行く女子アナ問題。
トキコは言う。「東が今抱えている問題はシステムであって、貴女の能力とは関係ないんだから」
そこでフリーという魔の言葉が囁く訳か。
田中みな実がそうだった訳ではないと思うけど、彼女が演じると妙にリアルで納得してしまうわ。

演出=菊地健雄

  • << 480 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」9話まで終了。 今回もラジオの相談コーナーは無しで、エッセイの担当者・今西(DJ松永)との、次回の題材の打ち合わせシーンから始まった。 今西は母親についてはどうかと提案するが、「良い事しか書けない様な気がする」とのトキコの口振りから何かを察して、直ぐに「お父さんと旅行にでも行きますか?」と提案、トキコも乗り気になり「もうすぐ墓参りだから話してみる」 そして墓参り当日、弁当持参という事で父の好きな“母の味の大根の味噌汁”を用意した事から、自然と父の入院時の話になり最初は穏やかに話していたものの、母の具合が悪くなり癌が見付かり手術をする事になった辺りからのトキコの思い出は、重苦しい事の連続だった。 父は取り乱し精神安定剤を処方されたからか、その頃の記憶が曖昧模糊としていると言い、両親の同時入院ですら大変な事なのに、そんな若いトキコ(松岡茉優)を傷付けたのが、赤い服で母の嫌いな赤い花を活けて行った父親の見舞い客。 苛つきゴミ箱に捨てるトキコ。 記憶に蓋をしてはいけない。「母の事を書きます。影の部分もちゃんと書いてみたい」と今西に電話で知らせるトキコ。 一代決心だった事を感じさせるトキコの大きな呼吸音。このラストの演出は印象的だった。 “父親の女の存在”は若い娘のトラウマになる。 演出=山戸結希

No.464 21/05/30 12:18
匿名さん0 

>> 379 【2021春ドラマ】 「今ここにある危機とぼくの好感度について」(NHK)脚本=渡辺あや 出演=松坂桃李、鈴木杏、渡辺いっけい、高橋和… 【2021春ドラマ】

「今ここにある危機とぼくの好感度について」全5話終了。

1~2話は論文不正の内部告発の話で、とにかくクレームが怖く事なかれ主義の神崎と、極度の隠蔽体質の理事会と物言えぬ総長VS内部告発したポスドクと支援する新聞部の顛末が描かれたが、学術研究の話に広がりは無くあまり惹かれなかったのだが、3話の100周年イベントゲストの一人、「日本僻地論」の浜田のポスターがK-POPアイドルの何気無い行為から炎上し、爆破予告に恐れをなした理事会に押し切られ、総長が浜田の講演中止を決定し記者会見に挑むのだが、のらりくらりで意味の無い発言に終始する総長に、かつての留学生の教え子が、キング牧師の言葉を引き合いに善人の沈黙の罪を語った事が総長の琴線に触れ、初めて意思を示して予定調和を覆すという展開に、グッと心を掴まれた。

そして今の「コロナ禍でも五輪開催強硬派」を皮肉ってるとしか思えない4~5話の、サハライエカ禍を隠蔽してでも次世代博覧会開催を強行しようとする理事会や行政のトップVS反対派の話は、ブラックコメディーとしてかなり楽しめた。
あれだけ事なかれ主義だった神崎が、自分がサハライエカ毒に罹患して、治療法が不明なことから死を意識した事で、初めて隠蔽する事の恐ろしさを身をもって知り、記者会見で公表すると決めた総長に寄り添い守る姿には感動すら覚えた。面白かった。

演出=柴田岳志

No.465 21/05/30 12:54
匿名さん0 

>> 451 (続き) 多少売れていたって不安定で心配なのに、まして売れない芸人ではね。 奈津美が忙しくて直接渡せなかった誕プレのピアスを奈津美の… 【2021春ドラマ】

「コントが始まる」7話まで終了。

いよいよマクベスの終幕が近付き、次のステージへの一歩が描かれた今回。

冒頭、里穂子が三人の住む部屋を訪れ、春斗に昨日の醜態(酔って絡んだ)を詫びようとするのだが、居留守を使う春斗の意を受けて玄関先でブロックしながら、春斗から聞いていた昨日の話でちょこちょこ里穂子をからかう潤平と舜太、ひたすら恐縮する里穂子、聞いていた春斗が奥から物を投げて里穂子が「居るんですね」で落とす、まるで即席コントみたいで面白かった。

里穂子も立ち会った最後の地方ライブを終えたマクベスは、窮屈な車内泊をわざとした後、売り渡す事になっていた中古車店に舜太の車を運び、春斗の提案で三人で洗車を始める。次々に出て来る10年間の思い出話に笑い転げる三人。そして春斗は気付く。「今更なんだけど只の車じゃねえんだな」マクベスの歴史が全部詰まってる、こいつ四人目のマクベスだったんだなと言って泣き出す春斗。「こんな事で俺の感情が揺れるとは思ってなかったわ」大泣きする春斗が意外だったけど、歴史の重みに加えて春斗だけ次が決まっていない事も関係してるのかなと少し思った。

そして里穂子は奈津美の友人が起業した転職エージェントの紹介で、気になっていた企業の面接を受ける。
里穂子の一歩は春斗の背中を押す一歩になるのかな?

演出=猪股隆一

  • << 481 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」8話まで終了。 つむぎが舜太と付き合っていると知り、解散ライブを控えた大事な時にと、マクベスオタクとしてオコの里穂子。オタク全開だったのが、つむぎに「ライブが終わる迄逢わなきゃいいんでしょ?」とキレ気味に言われて返した言葉。「貴女からはね。舜太さんから言われたらそれは断っちゃいけない」(笑) 父親に何か言われても俺から争うつもりはないと、心配する舜太達に話していた潤平は、息子の本気度を試す様に挑発する父親に一切反発しない。弟を庇い父親を諌めてくれた姉は、後日、「この前よく頭下げたね。マクベスでやって来た甲斐が有ったねと思った」と、誉めてくれた。分かる人が見れば分かる。父親も“あれっ?”とは感じている筈だ。 里穂子にマネージャーの仕事が向いている筈と背中を押されたつぐみは楠の面接を受けて、本当のマネージャーに採用されるが、姉に黙っていたのでまたまた里穂子はオコ。得意のおかずを大量に作り、手紙付きで置いて行ったつむぎ。泣きながら食べて手紙を読み「つむぎ、おいしいよ」 里穂子が面接を決めた会社の決め手は、パンフの受付の写真に写っていた見事な生け花だった。花を大切にする人が居るというのは、私には大きかったと。 不思議がる春斗に居酒屋選びを例に挙げ、きっかけは些細な事でもいいのだと話す里穂子。 春斗は何を選ぶのかな。 演出=瀬野尾一

No.466 21/05/30 15:42
匿名さん0 

>> 452 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」5話まで終了。 小林弁護士が調べて青田が探偵である事が分かり、4人は青田に直談判。… 【2021春ドラマ】

「コタローは1人暮らし」6話まで終了。

美月がアパートの更新時期を迎えている事を知ったコタローは、少しでも一緒に居たいとキャバクラで美月を指名する暴挙に(笑)(そうとは知らなかった狩野の“俺だったら話”を真に受けた結果だった)
話を聞いた美月が「ずっと一緒だよ」と抱き締めた時のコタローの恍惚の表情が可笑しくて(笑)

そんなコタローなのに、美月が別れを告げた彼氏に粘着され暴力を振るわれた事を知ると、ここを出て仕事も変えて誰も知らない所へ行く事を強く進める。
傷害だから警察に行けばいいと狩野が言い、美月もそうしようとするが、コタローは「警察に言うと好きな人が悪者になってしまう、わらわと同じになってしまっては駄目だ」と強く反対する。

小林弁護士によると、父親の母への暴力に耐えかねて初めて周囲に助けを求めたら、父親は警察に逮捕された、その日からコタローは自分を責め続けているらしい。

結局美月はコタローとお父さんの為にもなる事だからと警察には行くが、彼氏は逮捕された訳では無いのでアパートを出て行く事に。コタローカルテットはこれで解散か?でも予告では(笑)

父親が何かを調べていた事を思い出し、スマホで検索してこれだと見付けたのが「DV治療」。狩野に意味を聞き、本当は叩きたくなかったのだと理解したコタローは、更に自分が強くなる事を誓うのだった。

演出=樹下直美

  • << 482 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」7話まで終了。 コタローは強い不安とストレスにさらされたせいか夢遊病を抱えているらしく、本人は「弱いわらわは嫌いぞ」と言っているが…。 突然部屋に来て「うーん、一緒に寝るう」と言われた狩野は、「誰だこの子、とのさま語はどうした」(笑)部屋に帰そうとするが「やだあ、一人は嫌だあ」 これが本来の姿なんだなと思うと切なくなる。 過眠症らしい幼稚園の友達のタクヤの悩みと家出に寄り添い、同じく過眠症の花輪先生の悩みも聞いてあげる優しいコタロー。 小林弁護士を伴ってメイド喫茶に行ったのは、そこが「お帰りなさい」と言ってくれる場所だと知ったから。 狩野は無駄使いだと注意してしまったが、高級ティッシュを使うのは安い物より食べた時に甘いから、新聞を5紙も取っているのは、独り暮らしで何か有った時に、5紙なら抜き取らなければ直ぐに異変に気付いて貰えるからと、それぞれちょっと悲しい理由が有って…。 帰って来ないコタローをあちこち捜した狩野は、漸く戻って来たコタローに「お帰り」と言ってあげる。ちょっぴり嬉しそうなコタロー。 夢遊病で狩野に甘えるコタローにドキッとしたんだけど、考えてみればあれが5歳の男の子の自然な姿なんだよね。 表情を変えずにとのさま語しか話さないのがコタローって、いつの間にか刷り込まれていた事が少し恥ずかしい。 演出=樹下直美

No.467 21/05/30 16:10
匿名さん0 

>> 364 【2021春ドラマ】 「最高のオバハン中島ハルコ」2話まで終了。 私はどうも勘違いをしていた様で、いづみ(松本まりか)の勤めるグ… 【2021春ドラマ】

「最高のオバハン中島ハルコ」全8話終了。

私からするとコメディーとしては物足りないし、ハルコが喝破する迄の展開も緩くて、ただただラストのハルコの喝破だけが楽しみみたいなドラマだったが、何とか最後迄見届けた。

私の記憶違いかもしれないが、このドラマ途中から「愛知」とか「東京」とか、現在地をデカデカと表示する様になったのでは?もしそうなら私みたいに居場所の迷子になった視聴者が一杯居たのかななんて(笑)

ラストの、実はハルコ自身が三日月教授と不倫をしていて、これ迄の「愛人の分際で!」等々の喝破は、実は自分自身への喝破でも有ったのだといづみが喝破するオチは、意外性が有って面白かった。

そして何と第一章の終わりって言ってる!
シーズン2不可避なのか(笑)
次はもう観ないかなあ。

演出=大谷健太郎

No.468 21/05/31 18:51
匿名さん0 

>> 453 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」5話まで終了。 健太(細田佳央太)は発達障害で“聴覚的短期記憶力”が弱い(耳から入った情報は… 2021春ドラマ】

「ドラゴン桜」6話まで終了。

今回は二泊三日の学校合宿で、全ての教科試験の肝となる“読解力”を高める勉強を集中的にする話。

対決に負けた藤井は渋々参加するが、同じ目標に向かって勉強する仲間がいる事が張り合いになるのか、段々表情が柔らかくなり何か嬉しそうにしてるのが可愛い。

健太の付き添いと称して参加していた小杉だが、翌日父親が乗り込んで来る。出張で留守にしてたから参加出来てたのね。

女に学問は要らない、退学させて良い就職先を見付け、良い男と結婚させるって、いつの時代の話だよ(学歴高校中退じゃ良い就職先は厳しいって)。要するにこいつは娘が自分より頭がいいのが気に入らないだけじゃんって思いながら観てたら、桜木もズバッと指摘してくれてスッキリ(笑)

でも10年物のDVが簡単に治る訳が無いので、離婚して母娘だけで暮らすのは正解だよね。
実は究極の人たらしの桜木にハマってしまったっぽい(笑)理事長もバックアップするみたいで、小杉は専科入りを決めた。
藤井は桜木から「ありがとうな」と、これで専科は終わりと突き放されると「ちょっと待てよ」(笑)
桜木には藤井のトリセツが分かっているので、押したり引いたり上手くコントロールして行くんだろうね。

今度は前理事長が学園売却?ホント要らない話はやめて貰いたい。

脚本=山本奈奈、李正美 演出=石井康晴

  • << 485 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」7話まで終了。 確かに桜木は「合格見込みが無いと判断された者は東大専科を辞めて貰う」と言っただけで、「Eならクビなんて一度も言ってない」のだが、水野も真意を読み取れていなかったし、早瀬が先走りして“どうせ私なんか…”となるのも無理はない。 まあ、そこまで追い込まれてからの、“前4人”の試験に向き合う覚悟を見たかったのだろうが。 他のメンバーがそれぞれ家庭に問題有りな中で、普通の中流家庭に育ち、習い事は何でもさせて貰えて続かなくても次が許される、だから堪え性がない早瀬。 その事を桜木は「自分が幸運だと自覚しろ」と言った。辞めても次が与えられる事が当たり前だったから、自分の境遇が幸運なのだと気付けていないのだと。「幸せになりたかったら、お前は覚悟を決めろ」と。この言葉が観ている中高生の心に響いているといいなと思いながら、既に人生黄昏ている私は観ていたのだが。 すっかり桜木にたらし込まれた“ザ・ボウズ”の二人が、早瀬を挟んで座って励ましたり、本番に弱いのか結果を出せずに浜辺で泣く藤井に天野が寄り添ったり、ああ、良い人と出会えれば変わる事の出来る、若いっていいなって感傷に浸ったり、今回は感情の出入りが忙しかったかな。 青春のそれだけをやっていればいいドラマなのになあ。 脚本=オークラ 演出=青山貴洋

No.469 21/06/01 18:53
匿名さん0 

>> 454 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」8話まで終了。 いわゆる縦軸の『東丸電機殺人事件の再審』を最後迄引っ張らなかったので(… 【2021春ドラマ】

「イチケイのカラス」9話まで終了。

今回は裁判員裁判の話。
この制度が出来た時は、もし指名されたらどうしよう(判決に関わる怖さではなくて←これは実際に裁判員になってから感じるものだと思う。→その当時はシフトガチガチで休み辛い職場に居たので、そっちの心配)って、結構心配が尽きなかったのだが、結局一度も指名される事なく今日迄過ごして来た。当たる確率は1000人に1人の割合って入間が言っていたけど、私が生きて来た狭い世界で関わった人は、誰も裁判員に指名された事がない。だからすっかり忘れていたのだが…。

まあこのドラマの事なので、現実にちょい足し位の事はしているのかもだが、判決を出す時だけでなく、裁判の度にあんな風にざっくばらんに意見を言い合えるのなら、少しは気が楽になるのかなと。

ストーリー自体は少しご都合主義な点が有ったのは否めないが、裁判と裏の話し合いを上手く繋いで分かりやすくしていた点は高く評価したい。

そして別の単独裁判の坂間の出した判決に恨みを持つ男に襲われた件。入間が気付いて駆け付け大事には至らず、坂間も「こんな事で私は日和ったりしません。」と毅然としていたが、一般人から見たらやっぱり重い仕事だよなあ。
出来れば死ぬ迄やりたくないなあ。

演出=星野和成

  • << 486 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」10話まで終了。 今回は身元を明かすのを拒否して、名無しのまま裁判を受ける男の話。 以前、何かの裁判を名無しのまま受けている男の話をニュースか何かで見た記憶が有って、今回改めてググってみたら、法律的には名無しのまま実刑にも出来るとの事。 今回はあの青山が態々国選弁護を引き受けた事から、入間は早くから個人的な繋がりが有ると読んでいた様だし、被告が話していた方言から、青山の母親の故郷の富山県を導き出し、嘘が嫌いだと法廷で言い切った男が、何故身元を明かさないという手段を取らざるを得なかったのか、その人生を解き明かす過程も良かったし、自分が無医村で無資格なのに医師と嘘を付いて働いていた事にずっと苦しんで来たから、その時に縁の有った少年には、嘘の無い真っ当な人生を歩んで欲しいと願うポジティブホームレスの御手洗を、板尾創路がドンピシャのキャスティングで好演。 御手洗のアリバイ証言を拒否した原口の勤務先(鷹和建設)の社長と某政治家が、例の巨額脱税事件に絡んでいる様で、その解明と、入間の地裁判事再任問題が最終回の話になりそう。 入間の両親が経営する旅館が海老の産地偽装をして従業員が告発、高校生だった入間も偽装は事実と証言して高校を中退、独学で法律家を目指したという過去も明かされた。流石だな。“入間は一日にして成らず” 演出=森脇智延

No.470 21/06/02 19:11
匿名さん0 

【2021春ドラマ】←未確定

「シェフは名探偵」(TX・スタジオブルー、製作委員会)脚本=田中眞一、西条みつとし 出演=西島秀俊、濱田岳、神尾佑、石井杏奈、佐藤寛太、橋本マナミ 他

近藤史恵の小説原作。《ドラマプレミア・49分枠》(全話数不明)初回5分拡大

フレンチの“ビストロ・パ・マル”の三舟シェフ(西島)は、腕もいいが観察力や記憶力も抜群に良くて、客の注文、表情、仕草等些細な事も見逃さず推理を働かせて、困っていたり迷っていたりする客の問題点を、押し付けがましくなく提示して解決の手助けをする…みたいな、初回を観た限りでは、ビストロ内で全てを完結させるドラマなのかな?

二組の客の話に加えて、客として来た高築(濱田)をギャルソンにスカウトする話も有っててんこ盛りだったけど、無駄の無い脚本(田中眞一)で見応えが有った。
木村演出なのでクセが強いのかなと心配していたら、何故かこのドラマではオーソドックスで一安心。

「グランメゾン東京」の様な派手さは無いけど、しっかり料理を見せる飯テロも有って、シェフの本業と副業(笑)両方を楽しめそうな感じだ。

※濱田さんが柔らかくて丁寧な口調で接客をするギャルソンを好演。演技の幅の広い役者さんだな。

演出=木村ひさし

※次回は特別篇で第2話は6/14放送予定

No.471 21/06/02 22:46
匿名さん0 

>> 456 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」6話まで終了。 誰とでも話を合わせる事が出来て、人との間に壁を作らないフレンド… 【2021春ドラマ】

「着飾る恋には理由があって」7話まで終了。

故郷の初島にある岩切工房を訪ねた真柴は、その作品のどこに魅せられたのかとか、そういう話は一切せずにいきなり取引の話を持ち出して、相手は心のシャッターを下ろしてしまう。
真柴の母が「お母さんが話してみようか?」と言ったのは強ち的外れでも無い訳で、まずは人間を知る事、知って貰う事から始めないと。人たらしのプロ、葉山の様に。

駿が初島迄来たのは、香子から聞いた“葉菜ショック”から現実逃避する為よね。店の事を思い出すと手が震えてしまう位、まだ引き摺っているのだから。
真柴の故郷で単純に彼女に甘えたかった。
なのに予定外の葉山迄来てまたちょっと嫉妬、しかも真柴に見抜かれていた(笑)

真柴の母が若い時の失敗について駿に、何を失敗したかではなくて、その時にまた立ち上がったかが大事だと話した事、立ち聞きしていた真柴には勿論の事、駿にも刺さったかな。
「くるみの事宜しくね」と母公認となった駿は一歩リードだが、駿の言葉で真柴への自分の気持ちに気付いてしまった葉山はどう出る?←スーツの上着を脱いだ後ろ姿、どんだけ足が長いの?どんだけ頭小さいの?カッコ良過ぎでしょ、向井理!

そして葉菜ね、あんな終わり方だったし名前の同じ店を続けているし、駿に執着してるのかなあ。

演出=府川亮介

  • << 487 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」8話まで終了。 葉菜は「店は用意してあるから戻って来るべきなんじゃない?」って言いに来たのかと思ったら、「シェフが入院して父が困っているから助けに来て、それ位してくれてもいいんじゃない?」って、かなり上から目線の“お願い”で駿も悩んだけど、「もう捨てたら?後悔」という真柴のアドバイスを素直に受け入れて、オーナーに頭を下げて手伝う事にする。 いやあ、駿と真柴の立場がすっかり逆転。「肩肘張って着飾るのはやめてシンプルに生きなよ」と、ずっと真柴にアドバイスしていた駿自身が、「Hortensia」から逃げ出した後悔という呪縛に捕らわれ、心の中はちっともミニマリストではないんだという事を、真柴にも見抜かれてしまっていた。 真柴は状況を理解していたのに、駿がどうみても無理そうな約束を真柴にしたのは、「もし君が真柴を泣かせる様な事があったら、その時は遠慮はしない」と念を押して来た葉山の存在が有ったからで、駿の言葉足らずな強引さが結局自身の首を絞める事になってしまった。 ずっと真柴が駿に「ケータイ持っていて欲しいな」と言っていたのに無視していたツケが、一番大事な局面で回って来たという演出も上手かった。 真柴は全く気持ちが揺れていないのに、駿にはそれが読み取れていない、結局自分に自信が持てないからなのよね。 演出=塚原あゆ子

No.472 21/06/03 18:29
匿名さん0 

【2021夏ドラマ】←未確定

「にぶんのいち夫婦」(TX・スパークル、製作委員会)脚本=川﨑いづみ 出演=比嘉愛未、竹財輝之助、板東龍汰、瀬戸さおり、伊藤萌々香、秋元才加、黒川智花 他

夏川ゆきのの小説、黒沢明世の漫画原作。《ドラマParavi・30分枠》(全話数不明)

美男美女を絵に描いた様な結婚2年目の夫婦、料理もして近所でも評判の出来た夫…の筈が、怪しい。
3ヶ月前、それはいつメンとの女子会から帰宅した深夜、ベッドの夫(和真=竹財)の手に握られたスマホを外してあげると、LINEのメッセージ【今日は楽しかったね♥️♥️♥️】が見えた。
一気に湧き上がる疑念と不安感。
それでも和真は私を裏切らないと自分に言い聞かせる妻(文=比嘉)。

しかし夫の帰宅が毎日遅くなる事が続き、パート先のアルバイト学生(樋口=板東)に愚痴気味に相談する文←これがよく分からん、職場のバイトくんに夫の事を相談するか?普通。
グレーなら責めてはいけない、悪い方向に行くだけと、意外にちゃんとアドバイスする樋口。

文は言われた通りに行動し、レス解消を期待して寝た振りをして待つが、夫は「良かった、寝てる」←おい、声に出して呟くな!
そして結婚記念日の夜、接待だけど抜け出して帰って来るという約束を、短い電話だけで破った夫に、遂に「許せない」と怒りメラメラの妻。
(続く)

No.473 21/06/03 18:58
匿名さん0 

>> 472 (続き)
文には妄想癖が有るというのが一つのポイントで、只の妄想なのか本当に浮気をしているのか、どっちとも取れる様な描き方をしていて、女の顔は唇位しか映さず、和真と女のホテルのバーでの会話も、女の台詞だけわざと無音にして字幕で示す徹底ぶり。果たして和真は本当に不倫をしているのか?

比嘉愛未が妄想の中で、「知ってるワイフ」の広瀬アリスばりにドスを利かせて夫を責めるのだが、そのシーンが事前の番宣で使われていて、中身を知らないから「えっ、こんな危ない嫁の話なのか?」と、ちょっと引き気味で観始めたのだが、妄想という事が分かり、基本は普通の女性だったので一安心(笑)

あのバイトくんは文に惹かれているのかな?ギラギラ感は無いんだけど何となくね。後輩に対する気遣いや思いやりとか、仕事振りを見ていて「良い人」認定はしている様だし、あの美貌だからねえ、年下くんからしたら…行けるなら行くよなあ。

どっちに転がるか分からない面白さもあるし、キャスティングもいいから視聴継続決定だな。

※次回は全仏中継の為、1回お休み。
※比嘉さんは深キョンの代役を引き受けたので、このドラマは多分撮了済みなんだろうな。

演出=松田礼人

No.474 21/06/04 15:52
匿名さん0 

>> 457 【2021春ドラマ】 【ここまでの短評】 「理想のオトコ」全8話終了。 プロポーズはしたものの幸せに出来るのか自信が無いミ… 「ラブコメの掟…」9話まで終了。

今回は九条の真宮の為の誕生日大作戦。前日から飾りやケーキを手作りで仕込む九条。
真宮は両親が忙しかったからローソクの立ったケーキでお祝いをして貰った事が無いって言ってたけど、金持ちの家でそんな事って有るのかなあ。逆にそこまで忙しかったから住み込みの家政婦さんを雇うだろうし、家政婦さんがお祝いの用意位すると思うけどね。

他では親の期待に応えられないから、政略結婚の為に言われるままに立花と付き合ったら親は喜んでくれたけど、立花は兄の方がいいと言い、親は何も言わずにため息だけついた。兄からは「この家に居る意味ある?」と言われたので家を出たって、真宮家って実は精神的な余裕の無い成り上がり一家なのかな?

仕事のトラブルで誕生日パーティーは吹っ飛んでしまったけど、真宮の涙の告白の後は九条の家に二人で帰宅し、結局誕プレは“わ・た・し”になった様で、めでたしめでたしなんだけど、やっぱり姉弟仲の良い九条にしてみれば断絶している真宮家の事は気になる様で…。

脚本=青塚美穂 演出=河原遥

  • << 489 「ラブコメの掟…」10話まで終了。 兄に「この家に居る意味ある?」と言われたから家を出たと言う真宮。でも兄と話をしたら幼い頃に言われた「俺が居場所を作ってやる」という言葉を、今でも覚えていた事に衝撃を受けて混乱している様子の真宮を心配し、九条は真宮の兄に会いに行く。 兄の言い分はこうだ。“弟はいつしか愛想笑いしかしなくなった。そんな生き方はして欲しくないから、荒療治だけどこの家に居る意味があるのかと言った”と。 伝わらない言い方をした兄の言葉に、ずっと苦しんで来た真宮。 「あいつが自分の幸せの為に貴女と生きて行くならそれでもいい。貴女の幸せの為じゃないなら」←成る程、ちょっと分かりにくい言い回しをする兄ちゃんなんだなというのが良く分かる台詞。九条はきっちり理解していたけど。 「あいつと別れてくれませんか?」 九条が“自分の優先順位の低いあいつの逃げ場になっている”事を心配している兄。 この兄には真宮が九条を盾にして、自分の将来について考える事からただ逃げているとしか映っていないのだろう。 「弟との時間を取り戻すチャンスを下さい」 帰宅してさめざめと泣く九条。真宮の事も、兄の言葉も両方理解出来るだけに、これは辛い選択をする事になるなあ。 監督が脚本も書いたら、何か別物のドラマみたいになって来た。中盤のだらだら感が勿体なかったなあ。 脚本、演出=河原遥

No.475 21/06/04 16:35
匿名さん0 

>> 458 【2021春ドラマ】 「桜の塔」7話まで終了。 もう千堂VS.上條のコンゲームみたいになって来ていて、これは引っ掛けだろう、これ… 【2021春ドラマ】

「桜の塔」8話まで終了。

千堂は防刃ベストは着ていなくて、刈谷が本気で刺さなかったから傷が浅かったらしい。警告として刺す様に刈谷に命じたのは吉永で、金欠だった刈谷はこの5年間、金で吉永の為に働いていた。
そして刈谷は何者かに射殺される。

刈谷は吉永との会話をSDカードに保存しぬいぐるみに入れて志歩に預けていて、それに気付いた上條は千堂権藤吉永を集めて音声データを聞かせる。

都合が悪くなると口封じで殺したり、証拠を捏造して罪を被せたり、今回も千堂はやりたい放題、でも今回は千堂に出し抜かれて上條が臍を噛む場面は無くて、次回最終回に上條は目的を果たすのかが見所になる。

で、ラストの上條が千堂に言った台詞「何故5年も沈黙を続けたのか、その答えがもうすぐ明らかになる」の“答え”とは何だろう。千堂だけは警察のトップにはさせないというのが上條の目的なので、失脚させるか死亡させるかのどちらかなのだが。

そこで今回自ら離婚を言い出し、「これだけは信じて、貴方の事これからもずっと愛してる」と上條に言って、泣きながら去って行った優愛が鍵を握るのかなと。優愛に日記を態と見せて父親の本性を知らしめ、上條とその父親に対して申し訳なさで一杯にさせたのは、来る日への上條の作戦の一環なのではと思ってるのだが、とうなるかな。

演出=片山修


  • << 488 【2021春ドラマ】 「桜の塔」全9話終了。 “5年の沈黙の答え”は、やはり優愛に日記を読ませて父親を憎ませ、マインドコントロールをして上條の意のままに動かせる様にする為だった。 でも刈谷から優愛の犯罪隠しの件でゆすられていると嘘を書き、このままでは殺すしかないという方向にコントロールしていたとはね。しかし、あの距離で初めて拳銃を持った優愛が、何発かは撃ってはいたけど胸に命中させて殺すなんて、無理が過ぎるでしょ。(別の場所から上條が密かにヒットさせていたのかと思った) 上條はコントロールしていたと思っていたけど、実は優愛は上條の策略はお見通しで、愛する男を深い闇から解放してあげたい一心で、上條の思い通りに動いていたと話す部分は意外だったし、切なくて胸を打たれた。 それだけに、権藤が警視総監として実験を握り、改革派が勝利したまでは良かったけど、内々に処理して千堂は田舎の警察の本部長に飛ばされただけ、爽に「生きて償いな!」と言われていた上條は、警視長に出世していたという、法律的なお咎めは一切無しの結末には唖然としてしまった。 屋台骨は揺るがさない様にする為、清濁併せ呑んで権力を守り通すのが、変わらない彼らの正義なのか。 正義と愛を貫いて爽と結婚した富樫が可愛く見えるわ。 ※あと、あんな落ち方をした蒲生が死なずに済み、後遺症もないとは? 演出=田村直己

No.476 21/06/04 17:43
匿名さん0 

>> 459 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」8話まで終了。 あいこに告白されパニックになる清一郎と、そういう清一郎に告白してしまった… 【2021春ドラマ】

「レンアイ漫画家」9話まで終了。

拡散希望はニカじゃなくて由奈だったけど、ニカに振られた腹いせがニカの愛するあいこに向かうのではなくて、まりあの正体をバラす行為に向かうというのがよく分からない。あいこがビシッと本人に言ってくれたからスッキリとはしたけど。
でもあいこは自分の責任だと思い詰めてるし、それも含めて「全部俺のせいです」とニカは清一郎に謝罪に行くし、皆少しずつポイントがずれている様な。

今回閉じ籠ってしまった清一郎にドア越しに出会いからの事を話す向後のシーンは、愛之助さんの演技と相まって胸を打ったのだけど、この最初の持ち込み原稿(銀河天使)に向後が感動したから、二人の二人三脚が始まったという話を知って初めて、何で向後が清一郎に恋愛したり世俗にまみれたりして欲しく無かったのかが分かる様な気がした。だって向後は純粋無垢な若かりし頃の清一郎が描いた漫画に感動したのだから、ずっとそのままの清一郎で居て欲しかった筈なのだ。

そして当初の疑似恋愛部分、恐らく原作がそうなっていて、漫画だとさほど違和感は無いのだろうが、生身の人間が演じるドラマだとやっぱりかなり変だし、あれで逃がした視聴者は多かったのかなと。
そもそも妄想だけでずっと描けていた人に、モデルなんて必要ない訳だし。
あれはあいこに目を向かせない為の、向後の作戦だったのかしらね。

演出=淵上正人

  • << 490 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」10話まで終了。 ずっと自分は恋愛とは無縁、恋をして幸せになったら漫画は描けなくなるという呪縛を、自分で自分に掛けていた清一郎があいこと両思いになり、デートをしてはしゃいだり、仕事部屋のソファーであいこが寝てしまっても微笑んでいられるなど、生活スタイルの縛りを外してでも、あいことの時間を楽しんでいたのだが、あの“心の呪縛”だけは解けなかったらしく、漫画家生活で初めて原稿を落としてしまった清一郎。 ネームが描けていない状態を心配はしていながらも、清一郎の「君のせいではない」大丈夫という言葉を信じていたあいこだが、遂に描けないまま清一郎は倒れて入院してしまう。 向後は「刈部くんを支えてやって下さい」と言ってくれるが、漫画家でもあり、まりあの大ファンでもある金條は「貴女が悪い訳じゃない、でも貴女のせい」「あいこちゃん、まりあ先生を返してちょうだい」と、中々の言葉を吐く。 清一郎の退院の前に置き手紙をして出て行くあいこ。気付いたレンは腕にすがって泣いてくれるが…。諦めたレンは誕プレに描いた絵を渡す。ベンチで3人とウサギちゃんが描かれた絵を見て、子供の様に声を上げて泣くあいこに、こっちも涙が止まらない。 誕プレに用意したネックレスを捨てて、猛然と漫画を描き始める清一郎。どうやったら呪縛って解けるの? 演出=石川淳一

No.477 21/06/05 21:55
匿名さん0 

>> 460 【2021春ドラマ】 「リコカツ」7話まで終了。 冒頭の咲の部屋に両家大集合での“離婚発表会”には笑ってしまった。 考え直す様… 【2021春ドラマ】

「リコカツ」8話まで終了。

紘一の“おめめ”発言と“お茶マーライオン”で爆笑させて貰った今回、それぞれの“好き”が交錯して見応えがあった。

紘一は幸せにする約束が果たせなかったから、咲が幸せになる迄は見守る責任があると本気で思っているみたいで、水無月は“年下で収入が安定してないから”任せられない判定(既に一生安泰な貯金が有ると喝破されてたけど)。
青山が相応しいのか自分で一日彼の行動確認をしてみるのが如何にも紘一らしくて、その結果彼には裏が無いと確信したので、二人に“デイト”をプレゼント。
結果、咲が本気で紘一を好きになって今でも気持ちが残っている事を分かってしまった青山。

紘一は“煮物女”には「誰ともお付き合いするつもりはありません!」と言ったのに、咲の背中を押す為に「彼女と付き合う事にした」と大嘘をつくし、咲は「私、貴也とやり直す」と紘一に言ったのに、青山に「私と…」の後の言葉がどうしても言えない。
そして紘一は「お前嘘ついたな!何やってんだよ!」と自分自身を責める。

好きだから一緒に居たい気持ちと、物理的に一緒に暮らす事がイコールにならないカップルはまあまあ存在するとは思うのだが、この二人の場合はかなり条件的に厳しいのは確かで、今はまだいいけど出産育児を考えるとねえ。いいとこ突いてるよねえ、この設定。

演出=韓哲

  • << 491 【2021春ドラマ】 「リコカツ」9話まで終了。 前回レビューには書かなかったが、離婚の原因を作った咲パパ(武史)と紘一父(正)にそれぞれ動きが有り、その答えが少なからず、咲と紘一がやり直す為のきっかけとなり、背中を押した今回。 正は薫の職場に現れ、まさかの就職志願。威圧的な風貌と大きな声で、一番向いていなさそうな仕事なのに。案の定お客には怖がられ、若い仲居のリーダーに注意をされると口答え、困り果ててそれを息子にスマホで実況中継する薫(笑) 支配人からクビを言い渡されるといきなり土下座で懇願。やり直せる事を大事な人に伝えたいのだと。遠くからそれを見ていた薫と紘一。母は紘一に言う。「ちゃんと言葉で言ってくれないと分からないわよ」 武史は美土里(咲ママ)が盗られた2千万を取り戻すべく、見届け人(本当は盾)として紘一を連れて立川のマンションに。高笑いされた挙げ句、知らなかった美土里の癌の事迄教えられ混乱する武史。 (※6話で“乳癌の精密検査の必要なし”ってなってた筈なのに変だなと思って録画を見直したら、2の要精密検査の方に◯が付いているのを私が見落としていただけだった…お粗末(滝汗)) 娘達に聞かれて「未来が怖い」「老いて何もかも失うのが怖い」と美土里。「見た目しか取り柄が無いから綺麗な私のままで居なくなるの」 (続く)

No.478 21/06/06 00:03
匿名さん0 

>> 462 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」5話まで終了。 前後編の前編。 山辺がネタ元から貰った写真から取材で裏取りをし、間違い… 【2021春ドラマ】

「半径5メートル」6話まで終了。

前後編の後編。
“黒いクリスマスケーキ事件”と森岡大臣は直接は関係していなかったけど、森岡の悪事の被害者に寄り添っていた巻上は間接的には関係していて、当時は先手を打たれて巻上との不倫記事を捏造され、森岡の記事を書けなかった宝子が、10年越しに巻上から再依頼を受けて証拠のボイレコも渡され、森岡のセクハラ告発記事を書き、次々に被害者が声を上げる迄が描かれた。

賞味期限切れの牛乳を使ったのは事実だが、まだ飲める、売ってた訳ではなくて善意で配ってた、あそこまで叩かれる事なのか、浅い記事だなあと思ったと風未香は書いた本人とは知らずに宝子に言っていたが…。
10年前と今の社会の認識はかなり違うとは思うが、やはり期限切れだけど質に問題はないという事を、証明付きで施設側に説明した上での行為でない限り、直接口に入る物なのだからこれは叩かれても仕方のない話だし、“賞味期限問題(まだ食べられるのに廃棄、勿体無い)”と巻上の善意は別個の問題として扱うべき話なのかなと思ったし、その視点に触れていなかったのがちょっと残念だった。

セクハラの方は何か取って付けた感が強くて、そこも少しなあって。

演出=岡田健




  • << 493 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」7話まで終了。 今回は脚本演出全取っ替えで、話は憧れの作家のエッセイ担当になった藤川だが、そのタイミングで娘の反抗が始まり振り回され、でも一緒に担当している風未香には理由を言わずに迷惑を掛け、それでも担当を外れる事は拒否するという、ワンオペ育児のデメリットを強調し、尚且つ人に頼らない(でも押し付ける)性格だと、結局仕事を持つ母親達の評判を落とすだけみたいな説教も混ぜ込み、何かちょっと残念な展開だったな。 風未香にあれだけ迷惑を描けて、藤川には緊急時に留守を預かってくれる肉親は居ないのかと思いきや、後の方で「今は母が見てくれている」という台詞が有って、“母親居るんか~い”と思わず突っ込みを入れたくなったわ。 宝子の入れ知恵で風未香が藤川にボロボロにされながらも取材をしていた“同業カップルの話”と、宝子が引き籠りの山辺を連れ出して行っていた“体当たりアルバイト”の取材先が繋がるラストは良かったと思う。 それにしても“半径5メートル”の身近な話題を記事にするというコンセプトはどこに行った?いつもほんの付け足し程度なのだが? 脚本=川﨑いづみ 演出=黛りんたろう

No.479 21/06/06 10:59
匿名さん0 

>> 461 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」5話まで終了。 高見沢に引き摺られる様にして自宅に戻った巴おじさん。「巴は俺が守… 【2021春ドラマ】

「あのときキスしておけば」6話まで終了。

巴おじさんが直接編集部に乗り込んで編集長に細かいエピソードを話した事で、信じる部員は増えたのだが…全てが丸く収まる様にと編集長が出した結論は、蟹釜ジョーが残した全話のプロットを元に、優秀なアシスタントとの蟹釜ジョニーが作画するというアイディア。←巴の筆圧の違いをいち早く見抜いた事といい、この編集長は意外と優秀なのね。

モモチが巴を説得する場面は無くて、既にそれを受け入れていた巴。
麻生久美子の姿で帆奈美に、これからの原稿料や印税の半分は渡す(半分は母親に)、命を下さった田中さんへの感謝の気持ち、田中家の経済は私が支えると話すシーンは胸を打った。←巴の生活費はどうするの?と思ったが、十分な貯金が有りそう(毎月の印税が約一千万だって!)

「モモチ……SEIKAを早く描け、完成させろって急かされてる感じがする」と巴が言い出し、えーっ、消えちゃうの?って思ったら…。

ベッドの上でモモチが馬乗りになりキスしようとしたら、おじさん突然目を見開き「誰だ、お前!」←普通の井浦新の台詞の口調!
えっ?えっ?に合わせて二人の顔を交互に何回か映す印象的なカットの後に、「誰だ!何やってんだ!」とモモチを突き飛ばしてから混乱する男←まさかの田中マサオ戻り、これは想像していなかったわあ。どうなるのかドキドキ。

演出=日暮謙

  • << 494 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」7話まで終了。 田中マサオにしてみれば沖縄で自殺するつもりでいたのだから、目覚めたら死んでいなかった、じゃあここは沖縄?って混乱するよね。裸足で逃げ出し、モモチが応援を頼んだ高見沢、反町の3人に見付かり「死なせてくれー」って柵から片足を出したら巴おじさんに戻った! 暫くは巴のままだったが、フラスタジオで帆奈美と目が合うとマサオになってしまう。ひっぱたき「マサオさんでしょ?」抱き締めて「お帰り」と言いながら泣く帆奈美。このシーン、夫婦の情愛が感じられてめっちゃ良かった。夜に巴に戻り帰宅したおじさんは、「SEIKA」をひたすら描き続ける。腕に何かを書き込んで。 そして3日後、マサオになった。 両腕には巴からのメッセージが。“死ぬな”“私が困る”“借金は返した”等々。 マサオは家族の元に戻り、清掃の仕事にも復帰する。 巴ママに事実を伝えに行くモモチ。ショックを受けながらも「田中マサオさんの体にはマサオさんの魂が宿る、それが自然でしょ?」「この一ヶ月半は神様がくれた時間だったんだわ」と仏壇の前で泣き崩れるママ。“何とか半々で”みたいな事は言わないのよね、このママは。 巴に戻ったおじさんに呼び出されたモモチは好きだと告白をして、麻生さんの巴と初めてのキス。 これが巴と会った最後になったらしい。 演出=Yuki Saito

No.480 21/06/06 11:36
匿名さん0 

>> 463 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」8話まで終了。 今回はラジオの人生相談が無く、遂に父親も出て来なかった異色回… 【2021春ドラマ】

「生きるとか死ぬとか父親とか」9話まで終了。

今回もラジオの相談コーナーは無しで、エッセイの担当者・今西(DJ松永)との、次回の題材の打ち合わせシーンから始まった。
今西は母親についてはどうかと提案するが、「良い事しか書けない様な気がする」とのトキコの口振りから何かを察して、直ぐに「お父さんと旅行にでも行きますか?」と提案、トキコも乗り気になり「もうすぐ墓参りだから話してみる」

そして墓参り当日、弁当持参という事で父の好きな“母の味の大根の味噌汁”を用意した事から、自然と父の入院時の話になり最初は穏やかに話していたものの、母の具合が悪くなり癌が見付かり手術をする事になった辺りからのトキコの思い出は、重苦しい事の連続だった。

父は取り乱し精神安定剤を処方されたからか、その頃の記憶が曖昧模糊としていると言い、両親の同時入院ですら大変な事なのに、そんな若いトキコ(松岡茉優)を傷付けたのが、赤い服で母の嫌いな赤い花を活けて行った父親の見舞い客。
苛つきゴミ箱に捨てるトキコ。

記憶に蓋をしてはいけない。「母の事を書きます。影の部分もちゃんと書いてみたい」と今西に電話で知らせるトキコ。
一代決心だった事を感じさせるトキコの大きな呼吸音。このラストの演出は印象的だった。
“父親の女の存在”は若い娘のトラウマになる。

演出=山戸結希

  • << 495 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」10話まで終了。 両親が別々の病院に入院した為、トキコは就職したばかりの会社を休職し、母の病室に泊まり込んで世話を焼き、父の病室には合間に通うという日々を過ごしていた。 母の手術は無事終わったと伝えると涙ぐむ父。そして父は夜に病室を抜け出し屋上で自殺をしようとした。医師は薬の副作用だと言い、誰かがずっと付き添う事を要望する。父方には頼める人が居ない。母方は交代で母の看病をして貰っているので、これ以上頼めない。 トキコは父の携帯の電話帳を調べ、一番頼みたくなかった“あの女”小滝さち子に電話を掛ける。「お父さんに付き添っていればいいって事かしら?」「はい」「分かったわ」 これで娘に認められたと思っている筈、違う!悔しい! 20代始めにこれだけの重荷を背負い、歯を食いしばって耐えたトキコは本当に立派だったと思う。 画面は現在の墓地に戻り、「悔しかったけどしょうがなかったんだよ」父には何で今更その事を娘がエッセイで取り上げるのか理解が出来ない。「私達は大丈夫な振りをしていただけなんだよ」 母は62歳で亡くなり、父は仏壇の母の世話を甲斐甲斐しくやり始めた。生きている内にすれば良かったのに。 母を神格化させ、敢えて傷口には触れない様に暮らして来た父と娘。今トキコはそれに触れようとしている。記憶を風化させない為に。 演出=山戸結希

No.481 21/06/06 16:50
匿名さん0 

>> 465 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」7話まで終了。 いよいよマクベスの終幕が近付き、次のステージへの一歩が描かれた今回。 … 【2021春ドラマ】

「コントが始まる」8話まで終了。

つむぎが舜太と付き合っていると知り、解散ライブを控えた大事な時にと、マクベスオタクとしてオコの里穂子。オタク全開だったのが、つむぎに「ライブが終わる迄逢わなきゃいいんでしょ?」とキレ気味に言われて返した言葉。「貴女からはね。舜太さんから言われたらそれは断っちゃいけない」(笑)

父親に何か言われても俺から争うつもりはないと、心配する舜太達に話していた潤平は、息子の本気度を試す様に挑発する父親に一切反発しない。弟を庇い父親を諌めてくれた姉は、後日、「この前よく頭下げたね。マクベスでやって来た甲斐が有ったねと思った」と、誉めてくれた。分かる人が見れば分かる。父親も“あれっ?”とは感じている筈だ。

里穂子にマネージャーの仕事が向いている筈と背中を押されたつぐみは楠の面接を受けて、本当のマネージャーに採用されるが、姉に黙っていたのでまたまた里穂子はオコ。得意のおかずを大量に作り、手紙付きで置いて行ったつむぎ。泣きながら食べて手紙を読み「つむぎ、おいしいよ」

里穂子が面接を決めた会社の決め手は、パンフの受付の写真に写っていた見事な生け花だった。花を大切にする人が居るというのは、私には大きかったと。
不思議がる春斗に居酒屋選びを例に挙げ、きっかけは些細な事でもいいのだと話す里穂子。
春斗は何を選ぶのかな。

演出=瀬野尾一

  • << 497 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」9話まで終了。 解散が間近に迫り、潤平は自分が仲を割いたも同然と思っている春斗と勇馬の間を取り持とうと、内緒で二人を“ボギーパッド”に呼び寄せる。舜太も含めた3人から微妙に距離を取って座った春斗だが、勇馬が殆ど気にしていない事も有り、4人で自然な会話が弾みホッとする潤平。 そして潤平は奈津美の父親への挨拶に。芳根京子の父親がでんでんでまずひと笑い、鈴(りん)を思いっきり叩き、仏壇に向かって潤平への嫌味を聞こえよがしに言うでんでんに爆笑。でも潤平は二人で話し合い結婚はもう少し後にしようと決めた事、酒屋を継ぐ自分が厳しい父親にきちんと認められ、ここに戻って来られる様に精進しますと話したら、でんでんはコロッと落ちた(笑) 春斗の兄の「友達が全部居なくなった時に一人だけ声を掛けてくれた友達を喜ばせたくて、彼の父親の会社に就職した」という話も、舜太の「失敗したから負けではない。人間関係がいくつ築けたかが勝負だと思ってるから」という話も、春斗の人間観察力のお陰で自殺せずに済んだという舜太の話も、どれも説得力が有って素敵だった。 里穂子はあの会社に就職が決まり、つむぎも取り敢えず試用だが採用された。舜太は1年位海外を放浪するらしい。まだ何も決めていない春斗。「社会は甘くないよ」と言う兄の言葉をどう受け止めたのかな。 演出=金井紘

No.482 21/06/06 17:27
匿名さん0 

>> 466 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」6話まで終了。 美月がアパートの更新時期を迎えている事を知ったコタローは、少しでも… 【2021春ドラマ】

「コタローは1人暮らし」7話まで終了。

コタローは強い不安とストレスにさらされたせいか夢遊病を抱えているらしく、本人は「弱いわらわは嫌いぞ」と言っているが…。
突然部屋に来て「うーん、一緒に寝るう」と言われた狩野は、「誰だこの子、とのさま語はどうした」(笑)部屋に帰そうとするが「やだあ、一人は嫌だあ」
これが本来の姿なんだなと思うと切なくなる。

過眠症らしい幼稚園の友達のタクヤの悩みと家出に寄り添い、同じく過眠症の花輪先生の悩みも聞いてあげる優しいコタロー。

小林弁護士を伴ってメイド喫茶に行ったのは、そこが「お帰りなさい」と言ってくれる場所だと知ったから。
狩野は無駄使いだと注意してしまったが、高級ティッシュを使うのは安い物より食べた時に甘いから、新聞を5紙も取っているのは、独り暮らしで何か有った時に、5紙なら抜き取らなければ直ぐに異変に気付いて貰えるからと、それぞれちょっと悲しい理由が有って…。

帰って来ないコタローをあちこち捜した狩野は、漸く戻って来たコタローに「お帰り」と言ってあげる。ちょっぴり嬉しそうなコタロー。

夢遊病で狩野に甘えるコタローにドキッとしたんだけど、考えてみればあれが5歳の男の子の自然な姿なんだよね。
表情を変えずにとのさま語しか話さないのがコタローって、いつの間にか刷り込まれていた事が少し恥ずかしい。

演出=樹下直美

  • << 498 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」8話まで終了。 幼稚園のタケル君はなぜなぜ期で質問ばかりなのに、何故自分は質問が出来ないのか?狩野は親戚の家で育ったので、人の顔色ばかりを伺っていた。「お前もだから質問出来ないんだよ。俺はお前を嫌ったりはしない。何でも聞け」←お前を嫌ったりはしないって、今のコタローにとっては一番安心出来る素晴らしい言葉だよね。 コタローは母に質問したらまさかの質問返しをされた話をして、その答えを求めた。「子育て出来ないダメな母親、どうしてママが生まれて来たのかなあ」 狩野は答えられず、コタローはケータイを借りて美月、小林弁護士(と鈴野弁護士)、田丸と順に聞いて行くが納得の行く答えは得られない。 そんな中、中学一年から育ててくれた狩野の伯父夫婦が遊びに来る。義理の伯母が夫に「何で私が面倒を…」と愚痴をこぼしているのを聞いてしまってから、伯母には敬語でしか話せなくなってしまった狩野。コタローの指摘をきっかけに伯母と二人で話し、わだかまりは無くなったが敬語は抜けずに二人で苦笑。 コタローは自分も祖父母に会いたくなったと墓参をねだる。母上が来たら教えて欲しいと祖父母に願うコタローだが、狩野は墓石に旧姓で刻まれた母親の名前“和宮小夜梨”に気付いてしまう。コタローから隠す様に墓石の横から動かない狩野の優しさにジーンと来た。 演出=松本佳奈

No.483 21/06/07 18:16
匿名さん0 

【2021夏ドラマ】

「#コールドゲーム」(東海テレビ・ケイファクトリー・製作委員会)脚本=小松恵里子 出演=羽田美智子、結木滉星、久間田琳加、やす、篠原篤、和田琢磨、福田転球、椿鬼奴、銀粉蝶、中村俊介 他

オリジナル作品。《オトナの土ドラ・55分枠》(全話数不明)

隕石が衝突して地球は-45℃の氷河期に突入、多くの人間は死んだが、有事に備えて政府が用意していたここ、第7避難所(学校の建物)に逃げ込んだ人々は生き延びていた。地下資源が豊富で地熱発電機が有り、地下水を汲み上げられるので、水と電気が使えるここは外から見たら天国、ここに居れば少なくとも死ななくて済む。
節電の為暖房は温風を回すだけで、7~8℃に保っている。

各自能力に応じて様々な仕事を割り振られていて、一番過酷なのは派遣隊と呼ばれる食糧調達係で、体力の有る者が選ばれ超極寒の中、遠くのスーパーや店迄行き食糧を持ち帰る役目なのだが、力尽きて死ぬ事も有る仕事だ。

誰がどう選んだのかは分からないのだが、第7支部の支部長(中村)は家族単位を重視する人で、賞品の出るイベントは家族対抗戦に限られ、単独で避難した人々は、生活スペースもイベント事も“家族”とは著しく差を付けられている事から不満が募り、遂に主人公(祥子=羽田)の娘(陽菜=久間田)を人質に取り支部長に反旗を翻すのだが…。
(続く)

No.484 21/06/07 18:52
匿名さん0 

>> 483 (続き)
陽菜がぜんそくだと分かり狼狽える独り者達と「えっ?」って顔の祥子(笑)←それまでにも怪しい点が有り、これで擬似家族確定だな。
祥子が代わりに人質になり、直ぐに格闘が強そうな息子(大輝=結木)が助けに来て、MP(憲兵)みたいな役割の者も現れあっという間に鎮圧されてしまう。首謀者2名は外に追放、それは死を意味する。

支部長が家族単位に拘るのは、家族愛は、人が何とか生き残ろうとする事の原動力になるからとの事。
恐らくその情報を事前に知った祥子は、“家族”を緊急募集したのだろう。
家族は教室一部屋を占領出来て、独り者は相部屋でぎゅうぎゅう詰め、この差は大きいよなあ。

祥子の記憶としてインサートされた映像を観る限り、彼女には“ゆう”という息子が居て、彼の誕生日に何かの罪で逮捕されて、それ以来会えていない様だ。だから幼い彼の記憶しかないのだろう。
だからそう、ここで死ぬ訳には行かないのだ。

陽菜はIQ135、大輝は強くて優しいから女性にモテモテ、夫(隆=やす)は今のところ“家族全員”から下に見られている感じなのだが…。

ずっと避難所の中だけで展開するのなら飽きてしまう可能性有り。
いかに外の情報や問題点、外敵等を取り入れて行くかがポイントになりそうだな。

演出=千葉行利

  • << 499 【2021夏ドラマ】 「#コールドゲーム」2話まで終了。 -45℃の世界が実際はどんなものなのかは分からないのだが、最新の学校とは思えない建物のあのガラス窓で、外気を防げるとはとても思えないのだが…。 あと雪の中をズボッズボッと歩くシーンも有るのだが、凍り付いてコチコチとかにはならないのだろうか? 今回分かった事は、長嶋(銀粉蝶)と祥子は多分どこかの刑務所で一緒だった事が有って、言わないから便宜を図る様に軽く脅されているっぽい事。 支部長と秘書は最初からここに居たっぽい事。 陽菜は“兄”の大輝が好きみたいな事。 否定はしていたが祥子はどうやら昔看護師をしていたっぽい事。 支部長と祥子は昔の知り合い(それが恋なのかは不明)らしい事。 大輝は祥子が息子の“ゆうと”を捜している事を知っていそうな事。(大輝だけは以前からの知り合いとかなのかな?) そして雪原の建物のストーブの側に居た少年がゆうと君? 予告から察するに、建物に入り少年に近付いていたのは脱獄犯なのかな? 超極寒の基本設定と演出にはちょっと首を傾げる部分は有るし、特に惹かれる何かが有る訳でも無いのだが、人間の裏とか縁とかが絡み合っている様な部分には、まだまだ広がりは有るだろうし、もう少し観てから離脱するかどうか決めようと思う。 演出=千葉行利

No.485 21/06/08 18:27
匿名さん0 

>> 468 2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」6話まで終了。 今回は二泊三日の学校合宿で、全ての教科試験の肝となる“読解力”を高める勉強を集… 【2021春ドラマ】

「ドラゴン桜」7話まで終了。

確かに桜木は「合格見込みが無いと判断された者は東大専科を辞めて貰う」と言っただけで、「Eならクビなんて一度も言ってない」のだが、水野も真意を読み取れていなかったし、早瀬が先走りして“どうせ私なんか…”となるのも無理はない。
まあ、そこまで追い込まれてからの、“前4人”の試験に向き合う覚悟を見たかったのだろうが。

他のメンバーがそれぞれ家庭に問題有りな中で、普通の中流家庭に育ち、習い事は何でもさせて貰えて続かなくても次が許される、だから堪え性がない早瀬。
その事を桜木は「自分が幸運だと自覚しろ」と言った。辞めても次が与えられる事が当たり前だったから、自分の境遇が幸運なのだと気付けていないのだと。「幸せになりたかったら、お前は覚悟を決めろ」と。この言葉が観ている中高生の心に響いているといいなと思いながら、既に人生黄昏ている私は観ていたのだが。

すっかり桜木にたらし込まれた“ザ・ボウズ”の二人が、早瀬を挟んで座って励ましたり、本番に弱いのか結果を出せずに浜辺で泣く藤井に天野が寄り添ったり、ああ、良い人と出会えれば変わる事の出来る、若いっていいなって感傷に浸ったり、今回は感情の出入りが忙しかったかな。

青春のそれだけをやっていればいいドラマなのになあ。

脚本=オークラ 演出=青山貴洋

  • << 500 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」8話まで終了。 今回も桜木の言葉には、成る程と思わされた事が多かった。 知識は詰め込むだけでは使える様にはならない、実際に使って行かないと。それには人に教えるのが効果的。その知識を理解、咀嚼、整理して使える様にしておかないと、人には教えられないから。 ミスした時の言い訳は勝者の言い訳(深く自己分析をし改善出来る方法を徹底的に考え次に生かす)をしろ。 親の言いなりでバドミントンの練習を再開し、東大で勉強をしたい事を言えていない岩崎には、「親がお前を苦しめている事を何故親に教えてやらない?それが本当の優しさか?」親との縁を切る位の覚悟じゃないと説得は出来ないぞと言われ、本当に親に向かって「縁を切る覚悟で言ってる!」と強い気持ちで思いをぶつけたら、何も言えなくなってしまった岩崎の父親。 桜木は岩崎が万引きをしていた時から、親の支配がストレスになり、それを言い訳に自分から逃げているという事をお見通しだったのね。 岩崎が専科では勉強だけでなく人生で必要な事を沢山教わり、大切な仲間も出来たと言ったのには胸を打たれたなあ。ちゃんと分かっている、桜木の想いが伝わっているんだなって。 ザ・ボーズの二人もちゃっかり専科の練習生に(笑)こっちは可愛いけど、相変わらずな利恵には、ギャフンと言わせてやりたい。 脚本=李正美 演出=青山貴洋

No.486 21/06/09 23:26
匿名さん0 

>> 469 【2021春ドラマ】 「イチケイのカラス」9話まで終了。 今回は裁判員裁判の話。 この制度が出来た時は、もし指名されたらどうし… 【2021春ドラマ】

「イチケイのカラス」10話まで終了。

今回は身元を明かすのを拒否して、名無しのまま裁判を受ける男の話。
以前、何かの裁判を名無しのまま受けている男の話をニュースか何かで見た記憶が有って、今回改めてググってみたら、法律的には名無しのまま実刑にも出来るとの事。

今回はあの青山が態々国選弁護を引き受けた事から、入間は早くから個人的な繋がりが有ると読んでいた様だし、被告が話していた方言から、青山の母親の故郷の富山県を導き出し、嘘が嫌いだと法廷で言い切った男が、何故身元を明かさないという手段を取らざるを得なかったのか、その人生を解き明かす過程も良かったし、自分が無医村で無資格なのに医師と嘘を付いて働いていた事にずっと苦しんで来たから、その時に縁の有った少年には、嘘の無い真っ当な人生を歩んで欲しいと願うポジティブホームレスの御手洗を、板尾創路がドンピシャのキャスティングで好演。

御手洗のアリバイ証言を拒否した原口の勤務先(鷹和建設)の社長と某政治家が、例の巨額脱税事件に絡んでいる様で、その解明と、入間の地裁判事再任問題が最終回の話になりそう。

入間の両親が経営する旅館が海老の産地偽装をして従業員が告発、高校生だった入間も偽装は事実と証言して高校を中退、独学で法律家を目指したという過去も明かされた。流石だな。“入間は一日にして成らず”

演出=森脇智延

No.487 21/06/10 19:28
匿名さん0 

>> 471 【2021春ドラマ】 「着飾る恋には理由があって」7話まで終了。 故郷の初島にある岩切工房を訪ねた真柴は、その作品のどこに魅せら… 【2021春ドラマ】

「着飾る恋には理由があって」8話まで終了。

葉菜は「店は用意してあるから戻って来るべきなんじゃない?」って言いに来たのかと思ったら、「シェフが入院して父が困っているから助けに来て、それ位してくれてもいいんじゃない?」って、かなり上から目線の“お願い”で駿も悩んだけど、「もう捨てたら?後悔」という真柴のアドバイスを素直に受け入れて、オーナーに頭を下げて手伝う事にする。

いやあ、駿と真柴の立場がすっかり逆転。「肩肘張って着飾るのはやめてシンプルに生きなよ」と、ずっと真柴にアドバイスしていた駿自身が、「Hortensia」から逃げ出した後悔という呪縛に捕らわれ、心の中はちっともミニマリストではないんだという事を、真柴にも見抜かれてしまっていた。

真柴は状況を理解していたのに、駿がどうみても無理そうな約束を真柴にしたのは、「もし君が真柴を泣かせる様な事があったら、その時は遠慮はしない」と念を押して来た葉山の存在が有ったからで、駿の言葉足らずな強引さが結局自身の首を絞める事になってしまった。
ずっと真柴が駿に「ケータイ持っていて欲しいな」と言っていたのに無視していたツケが、一番大事な局面で回って来たという演出も上手かった。

真柴は全く気持ちが揺れていないのに、駿にはそれが読み取れていない、結局自分に自信が持てないからなのよね。

演出=塚原あゆ子

No.488 21/06/11 00:39
匿名さん0 

>> 475 【2021春ドラマ】 「桜の塔」8話まで終了。 千堂は防刃ベストは着ていなくて、刈谷が本気で刺さなかったから傷が浅かったらしい。… 【2021春ドラマ】

「桜の塔」全9話終了。

“5年の沈黙の答え”は、やはり優愛に日記を読ませて父親を憎ませ、マインドコントロールをして上條の意のままに動かせる様にする為だった。
でも刈谷から優愛の犯罪隠しの件でゆすられていると嘘を書き、このままでは殺すしかないという方向にコントロールしていたとはね。しかし、あの距離で初めて拳銃を持った優愛が、何発かは撃ってはいたけど胸に命中させて殺すなんて、無理が過ぎるでしょ。(別の場所から上條が密かにヒットさせていたのかと思った)
上條はコントロールしていたと思っていたけど、実は優愛は上條の策略はお見通しで、愛する男を深い闇から解放してあげたい一心で、上條の思い通りに動いていたと話す部分は意外だったし、切なくて胸を打たれた。

それだけに、権藤が警視総監として実験を握り、改革派が勝利したまでは良かったけど、内々に処理して千堂は田舎の警察の本部長に飛ばされただけ、爽に「生きて償いな!」と言われていた上條は、警視長に出世していたという、法律的なお咎めは一切無しの結末には唖然としてしまった。
屋台骨は揺るがさない様にする為、清濁併せ呑んで権力を守り通すのが、変わらない彼らの正義なのか。

正義と愛を貫いて爽と結婚した富樫が可愛く見えるわ。

※あと、あんな落ち方をした蒲生が死なずに済み、後遺症もないとは?

演出=田村直己

No.489 21/06/11 21:14
匿名さん0 

>> 474 「ラブコメの掟…」9話まで終了。 今回は九条の真宮の為の誕生日大作戦。前日から飾りやケーキを手作りで仕込む九条。 真宮は両親が忙しか… 「ラブコメの掟…」10話まで終了。

兄に「この家に居る意味ある?」と言われたから家を出たと言う真宮。でも兄と話をしたら幼い頃に言われた「俺が居場所を作ってやる」という言葉を、今でも覚えていた事に衝撃を受けて混乱している様子の真宮を心配し、九条は真宮の兄に会いに行く。

兄の言い分はこうだ。“弟はいつしか愛想笑いしかしなくなった。そんな生き方はして欲しくないから、荒療治だけどこの家に居る意味があるのかと言った”と。
伝わらない言い方をした兄の言葉に、ずっと苦しんで来た真宮。

「あいつが自分の幸せの為に貴女と生きて行くならそれでもいい。貴女の幸せの為じゃないなら」←成る程、ちょっと分かりにくい言い回しをする兄ちゃんなんだなというのが良く分かる台詞。九条はきっちり理解していたけど。

「あいつと別れてくれませんか?」
九条が“自分の優先順位の低いあいつの逃げ場になっている”事を心配している兄。
この兄には真宮が九条を盾にして、自分の将来について考える事からただ逃げているとしか映っていないのだろう。
「弟との時間を取り戻すチャンスを下さい」

帰宅してさめざめと泣く九条。真宮の事も、兄の言葉も両方理解出来るだけに、これは辛い選択をする事になるなあ。

監督が脚本も書いたら、何か別物のドラマみたいになって来た。中盤のだらだら感が勿体なかったなあ。

脚本、演出=河原遥

No.490 21/06/11 21:57
匿名さん0 

>> 476 【2021春ドラマ】 「レンアイ漫画家」9話まで終了。 拡散希望はニカじゃなくて由奈だったけど、ニカに振られた腹いせがニカの愛す… 【2021春ドラマ】

「レンアイ漫画家」10話まで終了。

ずっと自分は恋愛とは無縁、恋をして幸せになったら漫画は描けなくなるという呪縛を、自分で自分に掛けていた清一郎があいこと両思いになり、デートをしてはしゃいだり、仕事部屋のソファーであいこが寝てしまっても微笑んでいられるなど、生活スタイルの縛りを外してでも、あいことの時間を楽しんでいたのだが、あの“心の呪縛”だけは解けなかったらしく、漫画家生活で初めて原稿を落としてしまった清一郎。

ネームが描けていない状態を心配はしていながらも、清一郎の「君のせいではない」大丈夫という言葉を信じていたあいこだが、遂に描けないまま清一郎は倒れて入院してしまう。

向後は「刈部くんを支えてやって下さい」と言ってくれるが、漫画家でもあり、まりあの大ファンでもある金條は「貴女が悪い訳じゃない、でも貴女のせい」「あいこちゃん、まりあ先生を返してちょうだい」と、中々の言葉を吐く。

清一郎の退院の前に置き手紙をして出て行くあいこ。気付いたレンは腕にすがって泣いてくれるが…。諦めたレンは誕プレに描いた絵を渡す。ベンチで3人とウサギちゃんが描かれた絵を見て、子供の様に声を上げて泣くあいこに、こっちも涙が止まらない。

誕プレに用意したネックレスを捨てて、猛然と漫画を描き始める清一郎。どうやったら呪縛って解けるの?

演出=石川淳一

No.491 21/06/12 14:44
匿名さん0 

>> 477 【2021春ドラマ】 「リコカツ」8話まで終了。 紘一の“おめめ”発言と“お茶マーライオン”で爆笑させて貰った今回、それぞれの“… 【2021春ドラマ】

「リコカツ」9話まで終了。

前回レビューには書かなかったが、離婚の原因を作った咲パパ(武史)と紘一父(正)にそれぞれ動きが有り、その答えが少なからず、咲と紘一がやり直す為のきっかけとなり、背中を押した今回。

正は薫の職場に現れ、まさかの就職志願。威圧的な風貌と大きな声で、一番向いていなさそうな仕事なのに。案の定お客には怖がられ、若い仲居のリーダーに注意をされると口答え、困り果ててそれを息子にスマホで実況中継する薫(笑)
支配人からクビを言い渡されるといきなり土下座で懇願。やり直せる事を大事な人に伝えたいのだと。遠くからそれを見ていた薫と紘一。母は紘一に言う。「ちゃんと言葉で言ってくれないと分からないわよ」

武史は美土里(咲ママ)が盗られた2千万を取り戻すべく、見届け人(本当は盾)として紘一を連れて立川のマンションに。高笑いされた挙げ句、知らなかった美土里の癌の事迄教えられ混乱する武史。
(※6話で“乳癌の精密検査の必要なし”ってなってた筈なのに変だなと思って録画を見直したら、2の要精密検査の方に◯が付いているのを私が見落としていただけだった…お粗末(滝汗))
娘達に聞かれて「未来が怖い」「老いて何もかも失うのが怖い」と美土里。「見た目しか取り柄が無いから綺麗な私のままで居なくなるの」
(続く)

No.492 21/06/12 15:21
匿名さん0 

>> 491 (続き)
武史は二人だけにして貰い、出会いの時の細かい出来事から話し始め「生きてくれよ、俺の為に」と泣いて説得。
結局美土里は楓とあずさと共に、武史の家に戻る事に。

咲の背中を更に押したのは予想通りの水無月。愛を知らず信じていなかった自分が初めて、本当の愛は存在するんだと二人に教えられた。それを今更下らない嘘をついて…。(小説の)結末はあんたが書いて。あのライト付きボールペンを渡され、弾かれた様に走り出す咲。その背中に微笑みながらサイレントで声を掛ける水無月。←多分「咲さん、緒原咲」って言ってると思う。

初デートの場所(東京ソラマチの前)で会い、またまたちょっと口喧嘩。どんどん先に歩いて下りのエスカレーターに乗った紘一を、階段で追い掛けながら素直に好き!と伝える咲。これは初回の初デートの逆パターンよね。
そして下で合流。紘一も素直に君の事が好きだと伝える。抱き合い見つめ合い「自分は変わる、君とやり直す為に」「私も」
キスをしそうになるがためらい出来ない紘一。抱き締めて悔しそうな顔(殆ど顔芸)の紘一。余裕で美しく微笑む咲。この対比が最高に面白かった。

咲にはパリのマリ・クレールモードに3年の出向話が有るのだが、お互いにまた気を回しそうだなあ。

※咲のマンションを買ったのって、もし青山の嘘じゃないなら水無月じゃないのかな?

演出=坪井敏雄

No.493 21/06/12 16:02
匿名さん0 

>> 478 【2021春ドラマ】 「半径5メートル」6話まで終了。 前後編の後編。 “黒いクリスマスケーキ事件”と森岡大臣は直接は関係して… 【2021春ドラマ】

「半径5メートル」7話まで終了。

今回は脚本演出全取っ替えで、話は憧れの作家のエッセイ担当になった藤川だが、そのタイミングで娘の反抗が始まり振り回され、でも一緒に担当している風未香には理由を言わずに迷惑を掛け、それでも担当を外れる事は拒否するという、ワンオペ育児のデメリットを強調し、尚且つ人に頼らない(でも押し付ける)性格だと、結局仕事を持つ母親達の評判を落とすだけみたいな説教も混ぜ込み、何かちょっと残念な展開だったな。

風未香にあれだけ迷惑を描けて、藤川には緊急時に留守を預かってくれる肉親は居ないのかと思いきや、後の方で「今は母が見てくれている」という台詞が有って、“母親居るんか~い”と思わず突っ込みを入れたくなったわ。

宝子の入れ知恵で風未香が藤川にボロボロにされながらも取材をしていた“同業カップルの話”と、宝子が引き籠りの山辺を連れ出して行っていた“体当たりアルバイト”の取材先が繋がるラストは良かったと思う。

それにしても“半径5メートル”の身近な話題を記事にするというコンセプトはどこに行った?いつもほんの付け足し程度なのだが?

脚本=川﨑いづみ 演出=黛りんたろう

No.494 21/06/12 16:36
匿名さん0 

>> 479 【2021春ドラマ】 「あのときキスしておけば」6話まで終了。 巴おじさんが直接編集部に乗り込んで編集長に細かいエピソードを話し… 【2021春ドラマ】

「あのときキスしておけば」7話まで終了。

田中マサオにしてみれば沖縄で自殺するつもりでいたのだから、目覚めたら死んでいなかった、じゃあここは沖縄?って混乱するよね。裸足で逃げ出し、モモチが応援を頼んだ高見沢、反町の3人に見付かり「死なせてくれー」って柵から片足を出したら巴おじさんに戻った!

暫くは巴のままだったが、フラスタジオで帆奈美と目が合うとマサオになってしまう。ひっぱたき「マサオさんでしょ?」抱き締めて「お帰り」と言いながら泣く帆奈美。このシーン、夫婦の情愛が感じられてめっちゃ良かった。夜に巴に戻り帰宅したおじさんは、「SEIKA」をひたすら描き続ける。腕に何かを書き込んで。

そして3日後、マサオになった。
両腕には巴からのメッセージが。“死ぬな”“私が困る”“借金は返した”等々。

マサオは家族の元に戻り、清掃の仕事にも復帰する。

巴ママに事実を伝えに行くモモチ。ショックを受けながらも「田中マサオさんの体にはマサオさんの魂が宿る、それが自然でしょ?」「この一ヶ月半は神様がくれた時間だったんだわ」と仏壇の前で泣き崩れるママ。“何とか半々で”みたいな事は言わないのよね、このママは。

巴に戻ったおじさんに呼び出されたモモチは好きだと告白をして、麻生さんの巴と初めてのキス。
これが巴と会った最後になったらしい。

演出=Yuki Saito

No.495 21/06/12 19:14
匿名さん0 

>> 480 【2021春ドラマ】 「生きるとか死ぬとか父親とか」9話まで終了。 今回もラジオの相談コーナーは無しで、エッセイの担当者・今西(… 【2021春ドラマ】

「生きるとか死ぬとか父親とか」10話まで終了。

両親が別々の病院に入院した為、トキコは就職したばかりの会社を休職し、母の病室に泊まり込んで世話を焼き、父の病室には合間に通うという日々を過ごしていた。
母の手術は無事終わったと伝えると涙ぐむ父。そして父は夜に病室を抜け出し屋上で自殺をしようとした。医師は薬の副作用だと言い、誰かがずっと付き添う事を要望する。父方には頼める人が居ない。母方は交代で母の看病をして貰っているので、これ以上頼めない。
トキコは父の携帯の電話帳を調べ、一番頼みたくなかった“あの女”小滝さち子に電話を掛ける。「お父さんに付き添っていればいいって事かしら?」「はい」「分かったわ」
これで娘に認められたと思っている筈、違う!悔しい!
20代始めにこれだけの重荷を背負い、歯を食いしばって耐えたトキコは本当に立派だったと思う。

画面は現在の墓地に戻り、「悔しかったけどしょうがなかったんだよ」父には何で今更その事を娘がエッセイで取り上げるのか理解が出来ない。「私達は大丈夫な振りをしていただけなんだよ」

母は62歳で亡くなり、父は仏壇の母の世話を甲斐甲斐しくやり始めた。生きている内にすれば良かったのに。

母を神格化させ、敢えて傷口には触れない様に暮らして来た父と娘。今トキコはそれに触れようとしている。記憶を風化させない為に。

演出=山戸結希

No.496 21/06/13 14:51
匿名さん0 

【2021夏ドラマ】

「ひきこもり先生」(NHKエンタープライズ)脚本=梶本惠美 出演=佐藤二朗、鈴木保奈美、佐久間由衣、玉置玲央、半海一晃、鈴木梨央、室井滋、白石加代子、高橋克典 他

菱田信也原案のオリジナル作品。《土曜ドラマ・49分枠》(全5話予定)

11年間のひきこもりから、焼き鳥店主として社会復帰して3年の上嶋(佐藤)が、市立梅谷中の不登校生徒向けの対策教室“STEPルーム”の非常勤講師としてスカウトされ、固辞しながらも、母親からネグレクトされて生きる意味を失い、自殺をしようとしている女子生徒(堀田奈々=鈴木)と関わり、必死に呼び掛けて自殺を止める事が出来た経験から、考えを変えて校長(榊=高橋)やスクールカウンセラー(磯崎=鈴木)の依頼に応じる迄が描かれた初回。

福田組の時とは全く違う静の演技が説得力を持つ佐藤二朗と、母親の不倫で生まれ疎まれ、生まれてはいけない子だったんだと自傷に走ってしまう少女を完璧に演じた鈴木莉央が、がっぷり四つに組んだドラマは見応えがあった。

歩道橋から飛び降りようとする奈々を止めようとする上嶋は、「名前も私も消えたい」という少女に敢えてその名を繰り返し呼び続け、「生きよう!」を何度もくりかえす。そして抱き止めながらまた「生きよう」を繰り返す。下手な説得よりこれなんだなと素直に思えるいいシーンだった。

演出=西谷真一

No.497 21/06/13 15:33
匿名さん0 

>> 481 【2021春ドラマ】 「コントが始まる」8話まで終了。 つむぎが舜太と付き合っていると知り、解散ライブを控えた大事な時にと、マク… 【2021春ドラマ】

「コントが始まる」9話まで終了。

解散が間近に迫り、潤平は自分が仲を割いたも同然と思っている春斗と勇馬の間を取り持とうと、内緒で二人を“ボギーパッド”に呼び寄せる。舜太も含めた3人から微妙に距離を取って座った春斗だが、勇馬が殆ど気にしていない事も有り、4人で自然な会話が弾みホッとする潤平。

そして潤平は奈津美の父親への挨拶に。芳根京子の父親がでんでんでまずひと笑い、鈴(りん)を思いっきり叩き、仏壇に向かって潤平への嫌味を聞こえよがしに言うでんでんに爆笑。でも潤平は二人で話し合い結婚はもう少し後にしようと決めた事、酒屋を継ぐ自分が厳しい父親にきちんと認められ、ここに戻って来られる様に精進しますと話したら、でんでんはコロッと落ちた(笑)

春斗の兄の「友達が全部居なくなった時に一人だけ声を掛けてくれた友達を喜ばせたくて、彼の父親の会社に就職した」という話も、舜太の「失敗したから負けではない。人間関係がいくつ築けたかが勝負だと思ってるから」という話も、春斗の人間観察力のお陰で自殺せずに済んだという舜太の話も、どれも説得力が有って素敵だった。

里穂子はあの会社に就職が決まり、つむぎも取り敢えず試用だが採用された。舜太は1年位海外を放浪するらしい。まだ何も決めていない春斗。「社会は甘くないよ」と言う兄の言葉をどう受け止めたのかな。

演出=金井紘

No.498 21/06/13 16:09
匿名さん0 

>> 482 【2021春ドラマ】 「コタローは1人暮らし」7話まで終了。 コタローは強い不安とストレスにさらされたせいか夢遊病を抱えているら… 【2021春ドラマ】

「コタローは1人暮らし」8話まで終了。

幼稚園のタケル君はなぜなぜ期で質問ばかりなのに、何故自分は質問が出来ないのか?狩野は親戚の家で育ったので、人の顔色ばかりを伺っていた。「お前もだから質問出来ないんだよ。俺はお前を嫌ったりはしない。何でも聞け」←お前を嫌ったりはしないって、今のコタローにとっては一番安心出来る素晴らしい言葉だよね。

コタローは母に質問したらまさかの質問返しをされた話をして、その答えを求めた。「子育て出来ないダメな母親、どうしてママが生まれて来たのかなあ」
狩野は答えられず、コタローはケータイを借りて美月、小林弁護士(と鈴野弁護士)、田丸と順に聞いて行くが納得の行く答えは得られない。

そんな中、中学一年から育ててくれた狩野の伯父夫婦が遊びに来る。義理の伯母が夫に「何で私が面倒を…」と愚痴をこぼしているのを聞いてしまってから、伯母には敬語でしか話せなくなってしまった狩野。コタローの指摘をきっかけに伯母と二人で話し、わだかまりは無くなったが敬語は抜けずに二人で苦笑。

コタローは自分も祖父母に会いたくなったと墓参をねだる。母上が来たら教えて欲しいと祖父母に願うコタローだが、狩野は墓石に旧姓で刻まれた母親の名前“和宮小夜梨”に気付いてしまう。コタローから隠す様に墓石の横から動かない狩野の優しさにジーンと来た。

演出=松本佳奈

No.499 21/06/13 19:08
匿名さん0 

>> 484 (続き) 陽菜がぜんそくだと分かり狼狽える独り者達と「えっ?」って顔の祥子(笑)←それまでにも怪しい点が有り、これで擬似家族確定だな。 … 【2021夏ドラマ】

「#コールドゲーム」2話まで終了。

-45℃の世界が実際はどんなものなのかは分からないのだが、最新の学校とは思えない建物のあのガラス窓で、外気を防げるとはとても思えないのだが…。
あと雪の中をズボッズボッと歩くシーンも有るのだが、凍り付いてコチコチとかにはならないのだろうか?

今回分かった事は、長嶋(銀粉蝶)と祥子は多分どこかの刑務所で一緒だった事が有って、言わないから便宜を図る様に軽く脅されているっぽい事。

支部長と秘書は最初からここに居たっぽい事。

陽菜は“兄”の大輝が好きみたいな事。

否定はしていたが祥子はどうやら昔看護師をしていたっぽい事。

支部長と祥子は昔の知り合い(それが恋なのかは不明)らしい事。

大輝は祥子が息子の“ゆうと”を捜している事を知っていそうな事。(大輝だけは以前からの知り合いとかなのかな?)

そして雪原の建物のストーブの側に居た少年がゆうと君?
予告から察するに、建物に入り少年に近付いていたのは脱獄犯なのかな?

超極寒の基本設定と演出にはちょっと首を傾げる部分は有るし、特に惹かれる何かが有る訳でも無いのだが、人間の裏とか縁とかが絡み合っている様な部分には、まだまだ広がりは有るだろうし、もう少し観てから離脱するかどうか決めようと思う。

演出=千葉行利

No.500 21/06/14 19:20
匿名さん0 

>> 485 【2021春ドラマ】 「ドラゴン桜」7話まで終了。 確かに桜木は「合格見込みが無いと判断された者は東大専科を辞めて貰う」と言った… 【2021春ドラマ】

「ドラゴン桜」8話まで終了。

今回も桜木の言葉には、成る程と思わされた事が多かった。
知識は詰め込むだけでは使える様にはならない、実際に使って行かないと。それには人に教えるのが効果的。その知識を理解、咀嚼、整理して使える様にしておかないと、人には教えられないから。

ミスした時の言い訳は勝者の言い訳(深く自己分析をし改善出来る方法を徹底的に考え次に生かす)をしろ。

親の言いなりでバドミントンの練習を再開し、東大で勉強をしたい事を言えていない岩崎には、「親がお前を苦しめている事を何故親に教えてやらない?それが本当の優しさか?」親との縁を切る位の覚悟じゃないと説得は出来ないぞと言われ、本当に親に向かって「縁を切る覚悟で言ってる!」と強い気持ちで思いをぶつけたら、何も言えなくなってしまった岩崎の父親。
桜木は岩崎が万引きをしていた時から、親の支配がストレスになり、それを言い訳に自分から逃げているという事をお見通しだったのね。
岩崎が専科では勉強だけでなく人生で必要な事を沢山教わり、大切な仲間も出来たと言ったのには胸を打たれたなあ。ちゃんと分かっている、桜木の想いが伝わっているんだなって。

ザ・ボーズの二人もちゃっかり専科の練習生に(笑)こっちは可愛いけど、相変わらずな利恵には、ギャフンと言わせてやりたい。

脚本=李正美 演出=青山貴洋

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