Surfrider～the Ventures

自レス設定で沖縄旅を振り返る。現在の視点で振り返ると改めて新しい発見がある

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また…思い切った決断だなあ～と当時のうちの母と従姉妹の母の決断を思う

母は三人姉妹の次女だった。従姉妹の母親は三人姉妹の長女だった。

母達三人姉妹はあの当時は母と母の姉が仲良かった。

私はパンフレットを集めて６月に従姉妹の家へ何度も足を運んで旅の計画と申し込みは私が担当した。

あの当時だから万座ビーチホテルもなくてルネッサンスもなかった

雑誌やパンフレットを見てムーンビーチに決めた

せっかく従姉妹も納得して決めたのに 従姉妹の母が何度も何度も口出しして非常にうざかった

従姉妹の母親は うちの母親よりずうっと頭が悪く馬鹿過ぎて出しゃばりで厄介だった

せっかく申し込んだのに
従姉妹の生理と重なるからと 横槍を何度も何度も邪魔してきた

父からはキャンセルしなさいとその度に言われた

従姉妹の母親みたいな馬鹿親は邪魔ばかりして非常に迷惑だった

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母の姉が過保護で過保護で口出しばかりしていて非常に迷惑していた

母と母の姉は仲良くはしていたけど 母からは色々聞いていた

母たち三人姉妹は陰口は結構言っていた


私が一人で電車に乗って従姉妹が住む田舎に何度も何度も行き来するのを見て
伯母(母の姉)は私をずいぶんしっかりしてるねと言ってた

私は心の中で(あんたが従姉妹を甘やかし過ぎるんじゃボケ)と実は思ってた

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６月に沖縄の旅の計画で田舎に行った時に
医大でのダンスパーティーに行く事になった

従姉妹と私は伯父の運転する車で田舎の医大へ向かった

医大へ行くと はとこであるマサカズ君が来ていた

マサカズ君はちょっとだけ年上で若い頃の野口五郎のような雰囲気で 黒のシャツに黒のズボン姿だった

マサカズ君とは初対面だけど懐かしさを感じた

マサカズ君と会ったのはこの時が最初で最後だった

マサカズ君の父親がうちの母や伯母といとこ同士だった

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従姉妹の名前を【りの】とする。私の名前は【れあ】とする

はとこは マサカズ君とする

従姉妹の母を【春恵おばちゃん】とする

うちの母の名を【美智子】とする


従姉妹の４歳年上の姉を【ゆりあ】とする

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糞つまんねーダンスパーティーは 退屈だった

私はマサカズ君とずうっと話していた

マサカズ君は途中で帰った

ダンスを申し込んで来た医大生 南条(仮名)はこのダンスパーティーで 従姉妹のりのと付き合う事になった

見た目は軟派な感じでイケイケで薄っぺらくて

南条は 女が何人も居そうな見た目をしていて

第一印象で誠実さが欠落したヤリチン男に見えた

いけすかない野郎だぜ…私は後に りのの彼氏となった南条にはあまり良い印象は持てなかった


田舎の医大のダンスパーティー

軟派野郎もしょせんは田舎

本当に糞つまんねーダンスパーティーだったぜ

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私にも彼はいた。とある大学の商学部４年の三浦(仮名)だった


三浦と南条なら南条のほうがハンサムだった

しかし南条は イメージ的に女がいっぱい居そうで
ジゴロ体質に見えた

年上の水商売の女とかに散々つままれてるような印象を受けた


ハンサムだけど 『何コイツ』としか思わなかった

南条は女癖が悪そうで軟派なヤリチン野郎に見えた

正直な印象です


当時の私が思った事で

現在の私は それを言語にする能力は当時よりも現在のほうがある

あの当時は ヤリチンという言葉もなかったし

ジゴロ体質という言葉は私は使わなかった

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従姉妹は沖縄の計画を話していた時点で度々

『頑張っちゃおうね』

と私に言ってた


私は心の中では(何をじゃー？)と突っ込み入れてたけど

言葉では従姉妹に調子を合わせていた


私は沖縄で性の冒険だとかする気はさらさらなかった

アバンチュールイコール性の冒険


むしろ ビーチとかで声をかけて来る軟派野郎だとか嫌いだったし

私の本音はあくまでも清く正しく美しく…無事に安全に海水浴と観光中心の健全な旅を望んだ

やっぱりリスクは避けたかったし

無事に何事もなく旅から帰り親を安心させたかったというのが私の本音だった

私の興味は沖縄の景色や海にあったし

下らない男にナンパされるのも本当に嫌だったのが正直な気持ちなんだ

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『頑張っちゃおうね』…りののこの言葉が何を表すものなのか…最近ようやくりのが心底望んでいた願望に気付いた


当時の私は…『頑張っちゃおうね』…を おしゃれもして目一杯観光してイケてる旅をして二人でイケてる私たちになる事のようにとらえていた


あの当時は イケてるという言葉はなかった

もちろん インスタ映えという言葉もなかった

ただ 私もりのも

絵はがきや旅のパンフレットでしか見た事がなかったエメラルドグリーンの海が見たかった


あの当時にインスタもスマホももちろんなかったけど

りのも私も求めていたのが実はインスタ映えするようなきれいな景色だったように思う


だが りのが心底求めていたものは それではない

後々書こう

• << 34 『頑張っちゃおうね』 従姉妹のりのが言ってたこの台詞はアバンチュールだとか ひと夏の経験

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私とりのが沖縄に出発したのが８月の下旬だった

沖縄出発前日に りのが新百合ヶ丘にある私の家に来た


うちの母の手料理を食べて
うちの母のもてなしを受けて りのは私の部屋に寝泊まりした


翌朝は早朝に起きて母が用意してくれた朝食を食べて早朝に予約しておいたタクシーで羽田空港へと向かった


朝出発のJALの沖縄行きに乗り りのと私は沖縄の那覇に出発した


那覇の空港からの路線バスは りのがテキパキと調べてくれて 私はりのと二人で路線バスに乗った


まだ沖縄自動車道のような高速道路がなくて 58号線を路線バスは進んだ


沖縄自動車道が完成すればムーンビーチまでは一時間だったが


一般道を路線バスで走ると ムーンビーチまで二時間かかった

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路線バスの中で私とりのは眠ってしまった

目を覚ますとバスの車窓からエメラルドグリーンの海が左側に見えた


私とりのが初めて見たエメラルドグリーンの海だった
二人で歓声を上げた


今の時代だったらスマホを持って動画を撮る良いカメラを持って動画を上げていたかも


動画を発信して広告収入を得る人みたいなそういうのを今の時代に短大生やってたら そういうのも良さそう


エメラルドグリーンの海が左側に見えて来た時にテンションが上がった


私と従姉妹 りののテンションを音楽で表すと

まさにハワイアン音楽が相応しかった


沖縄には独自の沖縄音楽があるが


キャピキャピ沖縄旅を楽しむ私とりのの気分は まさにホノルル行きの機内でかかっていたハワイアン音楽みたいだった

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ムーンビーチ前のバス停でバスを降りた

ホテルはバス停からすぐだった

ホテルの外観もホテルの入り口もロビーも本格的なリゾートホテルの作りだった


チェックインしてエレベーターで４階の部屋へ向かった


部屋からは眼下に海が見えて部屋はツインでベランダもあった


私達はホテルのレストランにランチを食べに行った

ランチが終わって部屋で着替えていよいよ念願の海水浴をしに行く


りののビキニは白地にピンク色の花のビキニで私のは黒地に黄色やオレンジの花のビキニだった


海の浅いところで二人で泳いだ


二時間くらい泳いだと思う


二人で海から上がって部屋へ戻った


りのに部屋のお風呂を譲ったらえらい目にあった

長時間…恐らく40分もお風呂を独占していて


私は濡れた水着で体が冷えてしまった


なかなかお風呂から出て来ないとわかってた時点で
ホテルの建物外のシャワーを浴びに行けば良かった

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りのがなかなかお風呂から出てくれなくて

40分もの間 濡れた水着で部屋へいると本当に冷えてしまいます

しばらく待ってたけど一向に出る様子もないので外の水のシャワーを水着姿で浴びに行った


マイペース過ぎるほどマイペースで ゴーイングマイウェイと言うか 強引マイウェイな感じ


ただ…こういう人と一緒で学ぶ事は

女友達と部屋をシェアする時は 相手への気遣いは大切だとしっかり学んだ

良い勉強にはなった

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もしお互いに現在の年齢で沖縄二人旅をするとしたら
部屋は別々のほうがいいなあ

ああいう沖縄みたいな場所への二人旅って恐らく若い時だけの事だと思う
だからとても貴重なんだ

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沖縄二人旅の第一夜はホテルのレストランで夕食食べてホテルのDISCOで深夜の閉店０時まで踊った

初日のDISCOはとても良かった

自宅にいる時はDISCOに行っても午後９時には店を出て新宿駅から電車に乗って帰宅していたから

閉店までDISCOで踊れて良かった

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DISCOの雰囲気は健康的だった
みんな踊るのが好きで曲に合わせて踊っていた

ホテルの中のDISCOというのもあって 不健康なダーティーな場所ではなかった

ただ うちの母みたいな親世代からは 望ましくない場所みたいな感覚はあった。DISCOに行くだの行って来ただの言うと うちの母親はいい顔はしなかった


新宿のDISCOへは いつもDISCO友達の彼と行ってた

私の家が門限あるのでDISCO友達の彼もいつも一緒に出て駅まで送ってくれた

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その当時はDISCOでかかる曲に強い思い入れは特になかった

DISCOでかかっていた曲はいくつかは覚えてる

徐々に徐々にDISCO文化が衰退して 日本からも海外からも DISCOがなくなってしまって

あの時代にDISCOが流行っていて

普通に真面目な人もDISCOに行って踊ったりしていた事が実はすごい事だったと思うようになった

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ホテルにDISCOがあるってすごい事

あの当時はそれが普通だった

ムーンビーチホテルのDISCOは ホテルの宿泊客が主体だった

DISCOで踊ったのも初日だけだった

この沖縄旅のDISCOを最後に 社会人になるまで結果的にDISCOはご無沙汰になってしまった


あの当時は 行こうと言ってご一緒してくれる人がいないとDISCOには行けなかった


そういう意味では

当時お付き合いしていた三浦(仮名)はありがたい人だった

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初回の沖縄体験が短大一年の時の 従姉妹であるりのとの二人旅で

ムーンビーチホテルにDISCOがあった

その当時は

かりゆしも万座ビーチホテルもまだなくて

ルネサンスホテルももちろんなかった


二度目の沖縄は それからかなり後で 結婚して息子が二歳の誕生日を迎えてからの秋だった

小さかった息子と二人の沖縄が二度目の沖縄で

できたばかりのルネサンスホテルの高層階の部屋に息子と二人で泊まった

ホテルのスタッフがチェックインの時にホテルのDISCOに案内してくれた

小さかった息子と二人だったから その時はDISCOは利用しなかった


ルネサンスホテルの建物から海に向かってブリッジがあって その時のDISCOは 海底DISCOだったように記憶している

息子が二歳の時のルネサンスホテルは ラマダルネサンスホテルだった

ラマダホテルは外資系だった

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DISCOがあるホテルって…沖縄ではあの当時は割りと普通だったのかなあ

シンガポールでは ネガラホテルに シャングリ・ラホテル

シンガポールのシャングリ・ラホテルのDISCOはザナドゥという名前のDISCOで 服装チェックとかが厳し目だった


シンガポールでのDISCO体験は 社会人になって２年後だった

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従姉妹 りのとの沖縄二人旅の初日の夜は 閉店０時までDISCOで踊って

部屋に戻って眠った


翌朝 二人で朝食に出かけ
ホテルのレストランから窓の向こうのエメラルドグリーンの海を眺めながら朝食を取った


それから観光に出発して水族館とパイナップル畑とグラスボート観光をして

観光の時にどこだったか忘れたがお昼ご飯もどこかで済ませてホテルへ戻った


水着に着替えて夕方までビーチで泳ぐことにした

ムーンビーチの海岸は珊瑚のかけらが落ちていて海に入ると足の裏が痛かった


二人で海に泳いで海から出て砂浜に座っていた


砂浜では小さな貝殻を見つけたりして砂の感触を楽しんでた


一緒にいた従姉妹のりのが 私から離れていた

私が砂浜に座ってればまた戻ってくるだろうと思ってた

その時だ！ 従姉妹のりのが戻って来て私に『一緒に食事する？』と聞いた

私は従姉妹のりのとの二人旅だから りのと二人で食事するのは当たり前なので 『一緒に食事するよ』と普通に答えた

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沖縄はりのと私の二人旅だし 二人で食事をするのは当たり前じゃないか

と思った
従姉妹のりのは変わった事を言うもんだなあと不思議に思っていた


私がりのに返事をするとりのは第三者である知らないおっさんに一緒に食事しようと連れが言ってるよと伝えていた


《⚠あっ‼ そういう事か‼
いつの間に 男を調達してんのか😨

てか こんなオッサン私は知らんよ😠》

と私は思った

私は腹が立ったしこういう事をする為に沖縄に来たんじゃないよ‼という怒りを感じた


私は従姉妹りのが調達してきた知らないオッサンをいちべつして言った

『お二人でどうぞ。私は一人で食事をしますのでお二人でお好きにどうぞ』


私は不機嫌なのを隠さずに突き放すような態度で言った


正直、従姉妹りのとりのが調達して来た知らないオッサンの二人に呆れて開いた口がふさがらなかった

二人に呆れて こんな従姉妹りのと こんな知らないオッサンとなんか飯が食えるかボケ

と思った

• << 28 最初こそ 従姉妹のりのとりのがビーチで調達したおじさんの二人に怒ってた私 しかしおじさんと三人で行動するうちに おじさんは旅の仲間となった

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神に誓って嫉妬ではない
呆れてるんだ

従姉妹りのは 田舎の医大での糞つまらんダンスパーティーでもそうだ


軟派なヤリチン野郎の遊び人医大生の南条(南条は仮名)に引っかかりやがって

こちらは誰とも踊らず退屈しながら はとこのマサカズ君と話していたが

りのは南条とちゃっかり踊っちゃって りのだけ楽しんじゃって 随分と勝手なんだな と思った


南条というのは仮名で
もちろん本名は聞いたかも知らんが忘れた

ハンサムだけど 軟派っぽく遊び人で ヤリチン野郎に見えた

しかも 30過ぎの人妻だとか水商売の年増の女とネットリとした男と女のエスイーエックス主体の不純な付き合いをしてそうだった

ハンサムだけど軟派な感じで女をもてあそぶ悪い男に見えた

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従姉妹りのは 田舎のダンスパーティーの時の前科があるから
沖縄二日目にして 私の目を盗んでもう男を調達したんかと 私は非常に呆れてツンツンとつっけんどんに お二人でどうぞと言ったんだ


あの時に感じた事は忘れてはいない

沖縄のビーチで従姉妹が調達したオッサンを いい男だとか ハンサムだとかイケメンだとかは全く思わなかった


正直な気持ちは 《何？このオッサン？ こんなオッサン知らんよ》 という思いだった


正直 二人には呆れて別行動したかったのが正直な気持ちだった


《こんな知らないオッサンと一緒に食事なんかしなくない》

それが私の正直な気持ちだったのさ😏

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知らないオッサンはカメラを持っていた

なるほど…沖縄にはカメラを持って水着の女の子の写真を撮らせてもらって…泡良くば…『ひと夏の経験』『海辺のリゾートホテルでの一夜』を目的にして来たんだろう


私が素っ気なく『お二人でどうぞ』と突き放すと
知らないオッサンは

『やあ、君も一緒にどう？』

と言うから 大人の対応をするしかなかったんだ


結局、食事をして食後にスカイラウンジに行ったんだ


翌日は那覇への移動となり

レンタカー持ってたその男の運転で観光をしながら那覇へ移動した


男はムーンビーチもう一泊を泊まらずに

私達と一緒に那覇のハーバービューホテルへ来た

最後の夜はレストランでフルコースを食べたら

従姉妹のりのが後になってカンカンに怒った

その男が奢らなかったから怒ってた


仕方ないから私が男に交渉して

食事代を男からもらった

• << 35 ★この時点でカメラを持ったこの男と 従姉妹りのには 《恋の予感》があった ★★★★★★★★★★★ Suddenly～恋の予感/オリビアニュートンジョンとクリフリチャード ★★★★★★★★★★★ 《恋の予感》スタイルが良くて若くて顔も美人のりのは ビキニを着て夕日を眺めていた 片岡義夫の小説の如く思い立って沖縄のムーンビーチに来た高木(仮名)はムーンビーチの夕焼けの写真に相応しい理想の女の子を見つけて写真を撮った 高木は夢中でシャッターを切りながら 世界的な写真家の篠山紀信になったつもりでいた 写真を撮り終えた高木は水着の美女を食事に誘った 水着の美女はぜひお食事ご一緒したいけど 連れである同い年の従姉妹に断ってからだと言った

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従姉妹のりのが翌日最終日は二人だけで過ごすからと言うので私は男に伝えてあげた


最終日は雨で二人でひめゆりの塔を見て国際通りで買い物をして帰った


最終日はつまらなかった

最初こそ怒ってた私だったが

最終日は新しく加わった旅の仲間となったオッサンも一緒に三人でワイワイ過ごしたほうが楽しかったと思う


ああいう形でオッサンから金を取って ああいう形でオッサンとさよならして

なんとも後味の悪い結末だった


オッサンオッサンと私は言うのは その男を親切なおじさんとして見ていたし

途中から旅の仲間になったのだから

最後も三人でワイワイにぎやかに過ごしたほうが良かったと思ってた


レンタカー借りてたし

社会人だけあって頼りにはなるし

便利で親切なおじさんで旅の仲間のように思ってた


ああいう形で金を取ったり最終日もああいう形でおじさんと別れるのは後味は悪かった

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最初こそ 二人に呆れ二人に怒ってたが

一緒に食事や会話をして那覇への移動と観光をご一緒して おじさんは旅の仲間になった


もちろん私側には おじさんへの恋愛感情はなかったが

最終日のつまらなさを思い出すと

やっぱりおじさんも一緒に旅の仲間として三人でワイワイ

飛行機も座席があれば

おじさんも一緒に那覇から羽田まで空の旅も一緒のほうが楽しかった


旅の仲間として私はおじさんを見ていた

親切で便利なおじさんで
わがままなりのと二人きりよりも 親切なおじさんが旅の仲間として一緒だったほうが楽しかった

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>> 22 沖縄はりのと私の二人旅だし 二人で食事をするのは当たり前じゃないか と思った 従姉妹のりのは変わった事を言うもんだなあと不思議に思って… 最初こそ 従姉妹のりのとりのがビーチで調達したおじさんの二人に怒ってた私

しかしおじさんと三人で行動するうちに おじさんは旅の仲間となった

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最後の日は時に不機嫌な従姉妹のりのと二人きりよりも
旅の仲間になったおじさんもいたほうがにぎやかで楽しかったかも

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おじさんと呼ぶには若いけど 私はあの時のおじさんを親切なおじさんと思って接していた

おじさんについては 名字と会社は覚えてた

ハンサムではなかったけどそこそこ背は高かったし白いデニムジャケットと白いデニムの長ズボンも悪い感じではなかった
体型も背はそこそこ高く太ってなくてスラッとしていて決して悪い感じではなかった

顔はハンサムではないけど決して不細工ではなくて
決して悪い感じではなかった

勤務先も 不見通だし

年齢も27だし

人柄も温厚だし決して悪い感じではなかった

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私がここで おじさんと呼ぶのは 恋愛対象者ではなく
最初こそは不愉快で怒っていたが
食事や移動を一緒にするうちに 旅仲間としての信頼も芽生えたから


私は 沖縄に来る前に三浦に振られたけど 三浦だけを好きだった

三浦とは破局したけど心の中では三浦だけを好きだった

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従姉妹にも南条(仮名)という彼氏がいたが

南条からは素っ気なくされてたと聞いた

翌年に りのと南伊豆の弓ヶ浜の民宿に泊まった時に

実は南条からはＡすらしてもらえなかったと聞いた

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あの当時は りのも私も話題が無くて中身も大してなかったのが理由だと思う

私は電話かけたら三浦から冷たい対応をされたので 私はその対応を破局だと悟って 三浦から静かに離れた

捨てられたとかでなく三浦の対応が冷淡だったから 私は悟ってこれ以上三浦に連絡してはだめなんだと判断した


りのも同じく南条から素っ気なくされたそうだ。南条と会ったら南条は宮崎の自宅に帰る話ばかりしていたとか


私も三浦とは Ａすらなかった

りのも南条とは Ａすらなかった


私はともかく りのは外見や若さはパーフェクト


私は りのほどスタイルは良くはなかった

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>> 9 『頑張っちゃおうね』…りののこの言葉が何を表すものなのか…最近ようやくりのが心底望んでいた願望に気付いた 当時の私は…『頑張っちゃおう… 『頑張っちゃおうね』

従姉妹のりのが言ってたこの台詞はアバンチュールだとか ひと夏の経験

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>> 25 知らないオッサンはカメラを持っていた なるほど…沖縄にはカメラを持って水着の女の子の写真を撮らせてもらって…泡良くば…『ひと夏の経験』『… ★この時点でカメラを持ったこの男と 従姉妹りのには 《恋の予感》があった

★★★★★★★★★★★
Suddenly～恋の予感/オリビアニュートンジョンとクリフリチャード
★★★★★★★★★★★

《恋の予感》スタイルが良くて若くて顔も美人のりのは ビキニを着て夕日を眺めていた

片岡義夫の小説の如く思い立って沖縄のムーンビーチに来た高木(仮名)はムーンビーチの夕焼けの写真に相応しい理想の女の子を見つけて写真を撮った

高木は夢中でシャッターを切りながら

世界的な写真家の篠山紀信になったつもりでいた

写真を撮り終えた高木は水着の美女を食事に誘った

水着の美女はぜひお食事ご一緒したいけど 連れである同い年の従姉妹に断ってからだと言った

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★男目線で★

僕は恋の予感で心臓の鼓動が高まり気分が高揚していた

南国沖縄での水着の美女とのディナー～それからスカイラウンジでのカクテルで乾杯～その後は水着の美女をエスコートして僕の部屋で水着の美女とベランダに出て二人で星空を眺めるんだ。

僕は彼女の肩を抱いて彼女に💏するんだ


彼女だって僕と…

彼女が僕に抱きついて彼女はこう言う…『あたしを抱いて』

夜も…そして翌朝も

片岡義夫の小説【マーマレードの朝】のように…
僕はスタイルのいい彼女を抱くんだ…


こみ上げる欲望でもう我慢ができない…ヤバい

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★男目線で★

僕は高木康夫…27歳で、勤務先は 不見通です。住んでる場所は東京の板橋区です。

僕が自己紹介をした。水着の美女は 岡田りの…19歳で短大一年で自宅から福島県いわき市にある短大の保育科に通っている そうだ


僕はりのと二人だけが良かったが りのが従姉妹に断ってから食事に行くと言う


りのは従姉妹に声をかけた
従姉妹はりのよりも幼い印象で名前は れあだそうだ

りのが声をかけて僕が顔を出すと れあは二人でどうぞと言った

一応僕はお愛想で れあにも食事に誘ったら れあは一緒に食事をするそうだ

本心では りのと二人だけで今夜は決めたいが

まだ短大生のれあを一人にしておくわけには行かない。仕方ない。


僕たちは食事の約束をしてムーンビーチホテルの４階のエレベーター乗り場で再び６時半にここで待ち合わせする約束をして別れた

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★男目線で★


三人で食事するにしても僕の本命は りのだけだ

ああ…りのを抱きたい

部屋に戻り 僕はシャワーを浴びてシャンプーしてボディソープで体を洗い歯磨きした


歯磨きもしてディナーに備えてひげそりもした


今夜…決めたい

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はっきり言おう

従姉妹 りのの願望も出会いから初日は 高木のそれと同一だった

りのには 南条という田舎の医大生の彼氏がいたが

りのが沖縄に来た最大の目的が 実はアバンチュールだった

ひと夏の経験

南条という彼氏が居ても
りのは デザートは別腹というタイプだった


南条が抱いてくれないキスもしてくれないから 沖縄でひと夏の経験をして女として脱皮したかったみたいだ


従姉妹 りのは私にこう言っていた

南条という彼氏がいるので避妊の方法をマスターしておきたい

と確かに言っていた

また エスイーエックスをエンジョイできるようになりたいとも私に言っていた


出会いから初日にかけて
りのも 高木に抱かれてもいいと思っていた

りのは エスイーエックスを通して 女として脱皮したかったのだ

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沖縄ムーンビーチでの夕暮れ時に りのと高木は出会った

お互いに今夜 Ｓ💓Ｘ してもいいと思っていた


私ったらどこかの学級委員みたいに 羽目を外そうとしているりのの保護者となって りのと二人に清く正しく安全な旅をするべく りのをきちんとガードしていた

やっぱり親が信用して私たちを沖縄に行かせてくれたのだから

無事に東京に帰って親を安心させないと


やっぱり私は長女だし 親からは お姉ちゃんなんだからしっかりしなさいと叱咤激励されて育ったので

どっかの誰かさんみたいな優等生根性で 沖縄で羽目を外したらいけないと思ってた

本当にどっかの学級委員みたいだわ

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出会いから初日…りのも高木も…お互いに

Ｓ💓Ｘ

したかったんだ


二人の恋を邪魔してしまった

やっぱり 食事は三人でして
食後は二人だけにしてあげるべきだった

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じゃあ～食事は三人でして 食後は二人だけにして
りのに高木の部屋で眠るように説得するストーリーを考えよう

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当時の短大一年の時の私と中身だけが現在の私になっていたらなんて…SFチックな事を思う

見た目と体力と運動能力だとかは当時の私で


知能性格経験が現在の私だなんて 不可能だけど
そういうSFチックなショートストーリーを作ってみたくなった

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★アナザーストーリー★

短大一年の５月になって
三浦と出会った時の当時の私に中身だけが現在の私になっていたら 会話などで三浦を退屈させる事はなかった

あの当時の私は頭が空っぽで中身がなかった

話題が乏しく聞き役として三浦との会話で打てば響くような会話ができなかった

三浦に素っ気なくされたのは 三浦を楽しませてあげられなかったから

会話や気遣いや笑顔だとか
もっと男性心理を知って気遣いや笑顔や楽しい会話ができたなら

三浦とも映画も一緒に行けたと思ってる

最後に三浦と電話で話した時に三浦が冷たかったけど 私が話題が乏しく中身が空っぽだったのが原因だと思ってる


DISCOに映画に食事に原宿のオープンカフェにとしまえんに三浦とのお付き合いはバラエティーに富んでて健康的なデートだった

もう少し会話で三浦を楽しませられるような中身があれば あんな風に電話で冷たい反応じゃなかった

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中身が無くて頭が空っぽだった私は

翌年の夏に知り合ったDV傾向のある年上の人からはとても気に入られてプロポーズもされたりした

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従姉妹であるりのと沖縄二人旅に出かけた翌年

見た目は谷隼人に似ている年上の人からプロポーズされた


結論から言えば

この人と別れて正解だった

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沖縄旅の翌年に知り合った年上の人は DV傾向があって 暴力こそは振るわれたりはなかったけど

その言動で充分 DV傾向がある事を認識していた

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年上の人は何でも私がどの程度なのか 試す人

『何か弾いてみろ』

『英文科か、大して英語も話せないんだな』

『大して文学作品も読んでないんだな』

『ベンチャーズなんていい加減 卒業しなさいよ』

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英文科という事で どの程度話せるのか 試したり

文学作品も どの程度読んでるだとか 探ったり

大して読んでないと だめ出しされたりするんだ


こういう人なんだ

私にプロポーズした年上の人は

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私にプロポーズした年上の人は エレキベースを持っていた

そこで 『何か弾いて見ろ』

私は ベンチャーズのワイプアウトの主旋律を弾いた


私は特別ギターが弾けるわけではなかった


ベンチャーズは高１の時からファンでラジオで聞いてレコード集めてコンサートにも行った


ワイプアウトの主旋律を弾いたのが 年上の人は面白くなかったんでしょ

ワイプアウトの主旋律を弾いた事に関しては 無言で反応無しだったのよ

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