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通りすがりさん
20/02/29 10:52(更新日時)


だって、

片思いでいたいから


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No.3006134 20/02/17 16:57(スレ作成日時)

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No.1 20/02/17 17:01
通りすがりさん0 


気持ちは届かなくていい

永遠に片思いでいい

あなたには、一番の理解者と思ってもらえたら幸せ

只、それだけで幸せ

永遠にあなたのそばにいれるチャンスをいかしたい

No.2 20/02/17 17:03
通りすがりさん0 


『奈都、コンサートのチケットとれたよ』

花音が、いつのようにベタンダの窓を開けて入ってくる

No.3 20/02/17 17:04
通りすがりさん0 


『良かったね、いい席?』

満面の笑みをたたえて花音を迎えいれる。

No.4 20/02/17 17:07
通りすがりさん0 


『うん、見てみて』

花音がスマホに届いた当選画面を見せて、嬉しそうにニコニコする。

No.5 20/02/17 17:08
通りすがりさん0 


花音は、アイドルの追っかけをしていて、そのアイドルのコンサートのチケットに当選して喜んでいる。


No.6 20/02/17 17:10
通りすがりさん0 


私と花音は、団地のお隣り同士の幼なじみだ。

小さい時から、ずっと一緒に過ごしてきた。

No.7 20/02/17 17:12
通りすがりさん0 


私は花音がずっと<好き>だったけれど、

自分の<好き>が、誰にも奪われたくない種類のものだと気がついたのは、中学に入った頃だった。

No.8 20/02/18 08:34
通りすがりさん0 


『お茶いれてくるね』

花音のお気に入りの紅茶とクッキーを準備する。

No.9 20/02/18 08:47
通りすがりさん0 


『ありがとう』

花音は、お茶を受けって話を続ける。

No.10 20/02/18 08:49
通りすがりさん0 


私は、アイドルに興味はないけれど、花音がアイドルが好きでいてくれるのは嬉しい。

だって、リアルに好きな男ができたや、彼氏ができたって聞かされるのは、辛すぎるから。

No.11 20/02/18 08:53
通りすがりさん0 


『今日、仕事でね…』

アイドルの話が一通り終わったら仕事の話、お決まり流れ、花音の話は何を聞いても嬉しい。

No.12 20/02/18 12:29
通りすがりさん0 


花音は時折、髪先に指を絡ませてするりとほどく。

そのしぐさをしている時は何か夢中になってる、証拠。

No.13 20/02/20 08:26
通りすがりさん0 


『奈都、明日どうする?』
お休み前の日の花音のお約束なお誘い。

No.14 20/02/20 08:28
通りすがりさん0 


『そうだな…花音は、何したい?』

何気なく決めかねてるふりして、花音のしたいことを聞く。

No.15 20/02/21 19:44
通りすがりさん0 


『うーん、ショッピングかDVD見るかかな、奈都はどっちがしたい?』

花音は、いつも私の意見を聞いてくれる優しいこ。

No.16 20/02/22 21:52
通りすがりさん0 


『買い物行ってから、DVD見たらどうかな?』

花音がしたいことを詰め込む。

No.17 20/02/22 22:07
通りすがりさん0 


『じゃ、そうしようか!』
花音が嬉しそうに微笑むのが嬉しい。

No.18 20/02/23 09:11
通りすがりさん0 


二人でゆっくりするこの時間がいとおしくてたまらない。

No.19 20/02/24 18:23
通りすがりさん0 


『あ~、眠たくなってきちゃった、そろそろ帰るね』

時計を見ると22時を少し過ぎたあたり、いつも花音が帰る時間を決まってる。

No.20 20/02/24 18:24
通りすがりさん0 


『うん、おやすみ、また明日ね』

私は、そっと花音を見送る。

No.21 20/02/24 18:25
通りすがりさん0 


ベランダに出て夜空を見上げる。

(いつまでこの関係が続けられるだろう…花音に彼氏が出来たら…)

No.22 20/02/24 18:27
通りすがりさん0 


そこまで考えて、頭を振って思考を止めた。

(ずっと今の一番の親友でいい、それ以上望んじゃいけない、花音が幸せならそれでいい)

No.23 20/02/24 18:28
通りすがりさん0 


部屋に戻って、そっと窓を閉めた。

No.24 20/02/26 14:27
通りすがりさん0 


私は、大学へ。
花音は、仕事へ。

朝は別々に出かける。

No.25 20/02/26 14:29
通りすがりさん0 


私は、そろそろ就職先を考えないといけない時期だけど、特に就きたい職業もない。

花音のこと以外は、無頓着で興味がない。

それが、私。

No.26 20/02/29 10:45
通りすがりさん0 


『おい!木崎!』

大学についてすぐに友人に呼びとめられた。

No.27 20/02/29 10:46
通りすがりさん0 


振り替えると、同じゼミの田中君が笑顔で手を振りながら駆け寄ってきた。

No.28 20/02/29 10:47
通りすがりさん0 


『この前の話し考えてくれた?』

No.29 20/02/29 10:48
通りすがりさん0 


田中君は、起業をしようと考えていて、それに誘われていた。

特に就きたい職業もないし誘いにのるのもいいなと思っていた。

No.30 20/02/29 10:50
通りすがりさん0 


『うん、でもまだ就職とかピンときてなくて…って、もう3年だもん、考えないとまずいよね』

私は、素直に気持ちを話す。

田中君は、色々と話しやすい異性の友人。

No.31 20/02/29 10:52
通りすがりさん0 


『いいよ、焦らなくてもさ、ゆっくり考えてくれて大丈夫、さぁ、ゼミ行こう』

田中君に腕を掴まれて少しはや歩きに教室に向かった。

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