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みじめな陰陽の恋

レス0 HIT数 401 あ+ あ-

小説大好き
19/09/14 13:07(更新日時)

俺は「男」
でも「Ω」
俺がΩだったら
お前は愛してくれる?


俺の名前は谷 陽介
文武両道 眉目秀麗 無病息災
なんでも揃った人生の勝ち組だ
…だけど俺には一つだけ欠点がある
「陽介!待たせた?」
こいつは岡野 隠李
髪はボサボサ、眼鏡だし、マスクだし
「またあいつかよ…陽介様にはふさわしくないわ!だって陽介様は清く正しいαなのよ!」
いじめられてる
だけど皆知らない
こいつが眼鏡やマスクを取って髪の毛をセットしたら
俺なんか足元にも及ばないくらい




かっこいい




まぁそんな奴が幼馴染で俺は嬉しいんだけど
で、俺の唯一の欠点はというと…





俺は昔から隠李が好きだ





友情などではなく恋愛対象として
それに皆勘違いしてるけど
こいつはΩでもβでもなく
…αだ
たしかにこいつは成績が悪い
だけど本当はめちゃくちゃ頭いいし
俺が学年首席なのもこいつに勉強を教えてもらってるからだ
そしてこいつはαでも俺は
…Ω
そして隠李は気づいてないが
俺たちは
「運命の番」だ
もともと俺のΩ性が薄いから
フェロモンもそこまで強くない
だから気づいてもらえない

「陽介!今日俺ん家来て!
これ」
隠李がそう言って人差し指をピコピコさせる
「あぁ、わかった!」
あれは俺と隠李のサインで隠李が俺に勉強を教えてくれる時に使う


…キーンコーンカーンコーン
「隠李!一緒に帰ろ!」
「いいよ!」
……「…でこれはこっちの式を代入して…」
隠李の家に着いて勉強を教えてもらう
「…あ、陽介、もうこんな時間だし帰ったら?」
「いい、今日はこのまんま泊まる」
「ん、わかった、布団用意しておくね!」
「ありがと」
「ねぇ隠李…大好き…」
「…?俺も大好きだよ?」
隠李は俺の好きの意味を知らない
「…うん…」
「?」
ザァーーーッ
シャワーの音が浴室に響く
(いつになったら伝わるんだろう…)
キュッ
シャワーの栓を閉めると
湯船に浸かる




ドクンッ



(⁈)
嘘だ発情期⁉︎
まだ先のはず…
「はぁはぁっ…んっ」
甘ったるい声が浴室に響く
バンッ!!!!
「い…ん……り…」
「陽介っ…はぁはぁ…Ωだったの⁈」
「ちがっ」
「じゃあなんでここ、こんなに濡らしてるの?」
男の目をした隠李のごつごつした手が俺の陰部に触れる
「隠李!はなせっ、んっ」
隠李の唇がオレの唇に重なる
でもこれはオレが発情期だから
隠李はオレのことをどうとも思っちゃいない
(隠李…)
「陽介っオレ手加減できないっ
…抱くよっ」
「やっ」
「うあっ」
隠李の硬く太いものがオレの中に埋め込まれてく
(こんなの…みじめなだけだ…)

〜続く〜

No.2916808 19/09/14 13:07(スレ作成日時)

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