注目の話題: 同棲するなら1人になれる部屋が欲しいって言ったら号泣された; 発達障害者だって子供が欲しい; おばさんイジリされる職場

素直第2話

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小説大好き
17/11/05 22:14(更新日時)

第2話人の温かみ
「よう!!起きたか春風！」という聞き覚えのある声が聞こえる。後ろを振り返るとそこには今井清二だった。そいつは、イケメンで勉強もスポーツもでき話も面白いと完璧な人間なのだ。私みたいな地味な子とは到底釣り合うはずのない人、それなのに何故私なんかを部屋に入れたのだろう？
「春風、なんで雨の中傘刺さずに歩いてだんだ？だからお前倒れたんじゃ無いか？なんか家であったんか？」今井が私に質問攻めに言いに来る。うれしかった、私はずっと人に心配されずに生きて来た。だからなのか涙が溢れて止まらない。「あぁごめん。俺嫌なこと言ったのかな？」今井が心配そうに言う。私は涙声になりながら、「ううん。違う。うれしかった。人に心配されずに生きて来たから・・・。」それから私の両親は私が産まれてすぐに亡くなったこと、里親に育てて貰っていたが、私が家をおいだされたことただし私が妖狐の血を引いていることは言っていない。今井が私から離れていきそうで・・・。それを聞いたあとすぐ私を抱きしめた。凄いびっくりした。そんなこともしてもらった事が無かったから。それから今井は「辛い思いをしたんだな、そんな顔一つせずに凄いな春風って。俺なんかかなわない！」「違う私が今井君にかなわないんだよ！」
そんな会話が続いた。抱き合いながら、凄い温かった人の温かみを初めて知ったそして少したゲド素直になれたかな、なんか違う気もする。今井限定なのかもしれない。「まとめると、春風は今住む場所がないってことだよな！」「まぁそうだけど・・・」「じゃぁ俺と一緒に暮らすか！」

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No.2558014　17/11/05 22:14(スレ作成日時)