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私の物語

レス2 HIT数 728 あ+ あ-

旅人( ♀ )
16/09/28 03:34(更新日時)

軽い気持ちで嘘をついて
それが気分良くて
また嘘をつく

引き際がわからなくなり
嘘に嘘を重ね
まるで息を吐くように嘘をつく

でもいいよね
SNSなんだから…



あなたはネットの世界で嘘はひとつも
ありませんか?


No.2382118 16/09/27 20:45(スレ作成日時)

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No.1 16/09/28 02:56
旅人0 ( ♀ )



「美希、もうちょいこっちきて」

彼氏の英明が、私の肩を強引に抱き寄せる。

抱き寄せると私の頬に、英明の頬をすりよせてくる。











うざい…


「…美希」


その後、やはり強引に私の唇を塞ぐ。





窒息…しそう。


離れたい…


もう家に帰りたい…





「美希、明日から仕事嫌だなぁ」


キスが終わると、いつもの愚痴だ。


「…私だってやだよ。仕事は楽しいばかりじゃないからね」


「次の仕事探さなきゃな…」



私が助言するも、英明は一方的に愚痴をやめない。




深いため息をつきたくなる。


でも、そうしたら今度は、今のはどういう意味?ってしつこく聞いてくるんだ。



だからため息は押し殺す。


No.2 16/09/28 03:34
旅人 ( ♀ )



程なくして、二人で並んでいたソファからベッドに移り、苦痛なセックスが始まる。


一人暮らしの英明の部屋は、彼の匂いで溢れかえっている。




それがまた苦痛だ。

セックスも性格と比例していて、とてもしつこい。

まるで永遠の永さにさえ、感じることもある。


だけど今日、受け入れれば次回は言い訳を聞いてくれるだろう。


私は英明が理性を失う中、天井を見つめながら、冷静に考えていた。



コトが済めば、送ってもらえる。

実家住まいの私は27歳ながらにも、両親が厳しくあまり外泊を許されない。


息が詰まるが英明との交際上では、有り難い話だ。





何で、こんなに苦痛を感じる男と一緒にいるのか?


それは自分でも愚かなことだとはわかっている。




気分が冴えないまま、帰宅すると、母と妹の美咲が楽しそうに話し、盛り上がっていた。



「何かあったの?」


居間のドアを開け、半分顔を出し二人に問いかけた。


「ああ、帰ったの?」


私の顔を見るなり笑顔が消える母。


「ちょっとね、私の職場のウケる人の話、お母さんに聞いてもらってたの!」


美咲は嬉しそうに私に教えてくれた。





「せっかく盛り上がってたのに、美希がいると暗くなるねぇ(笑)」


美咲に続き母は若干、悪意のある笑顔でそう言った。







そうだね。

私は暗い。

すみません。

すみませんねぇ…!




やるせない感情を抱きながら2階の部屋に向かった。





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