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伝統の手筒花火に外国人ら歓声　豊橋で「炎の祭典」

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匿名
16/09/11 20:50(更新日時)

東三河伝統の手筒花火が披露される「炎の祭典」が十日、豊橋市今橋町の豊橋公園であった。過去最多の外国人ツアー客も訪れ、地元の人とともに勇壮な手筒花火や屋台の料理を楽しんだ。

　豊橋球場内の特設ステージでは、手筒花火が一度に約二十本ずつ、合計で二百二十七本が揚げられた。熊本地震の被災地を応援する仕掛け花火では「がんばろう　くまもと」という文字とご当地キャラクター「くまモン」が浮かび上がった。くまモンが持つ手筒から火が噴き出すと、歓声が上がった。

　ツアーで来日した外国人約六百人も見物。オーストラリア・クイーンズランド州の六十代女性は「初めての手筒花火。とても美しい」と感動していた。

◆肉の祭典、初開催

　関連イベントとして「肉の祭典」も初開催。芝生広場に東三河のブランド肉を扱う飲食店などが十一の屋台を出店。炎を使って調理した肉を提供した。

　市内の精肉店「みかわ牛山田」は「おいしさを届けたい」と三河地域で育てられたＡ５ランクの黒毛和牛を数量限定の原価で販売した。