ブラック研究室に負けたくない
ブラック研究室２年目の院生です。学費は全額免除、生活費は奨学金でまかなっています。ブラック、というのは、教授が学生に週100時間働くよう求めること、毎週日曜日夜にレポート提出を課すこと、学生に夏休み等の長期休みを認めないと公言していることなどから、ブラックだと判断しています。
結論から申しまして、精神的に追い詰められて３日ほど寝込んだ結果、研究室に足が向かなくなってしまいました。研究室に行こうとすると、肩こり・頭痛・吐き気が強くなります。明朝までになんとしても復帰したく、皆様のアドバイス、経験談、叱咤を頂きたく、スレッドを作成いたしました。
この一年、常に負のプレッシャーに耐えながら通学していました。研究室選びを誤った自分の責任は感じています。
入学後半年経った頃、国の研究費を1000万円近く使うプロジェクトを任されました。生き物を扱うこと、とにかく成果を求められることから、常にプレッシャーを感じていましたが、我武者羅に取り組んでいました。
大学院生は、在学中に行った実験結果を論文にまとめ、その内容に一定以上の価値があれば、博士号を授与されます。私は、このプロジェクトで行う実験を、その一環として捉えていたからこそ、頑張ることができました。
ところがプロジェクトについて、教授や指導教官を除く方々（事務員や研究員の方々）から、かわいそうに、などと言われることが多く、ずっと違和感を感じていました。そこで先月になって指導教官に思い切って尋ねたところ、プロジェクトの成果は特許取得に使うため、私の成果として発表することはできないと伝えられました。
今更プロジェクトを投げ出すわけにもいきませんが、自分の成果になる実験も行わねばなりません。
先週半ば、ついにエネルギー切れを感じ、金曜日の午後から現在（日曜日夜）まで、とにかく寝続けました。というのも、明日の月曜日から、プロジェクトに重要な動きがあるため、それまでに精神的にも、肉体的（肩こり・頭痛がひどく、常に息が浅い）にも、回復したかったからです。
しかし、寝ても寝ても回復せず、何度も悪夢を見るし、肩こりも良くなりません。明日からのことを考えてシャワーを浴びたところ、謎の吐き気に襲われるなど、恐らく心の何処かで、研究室に行くことを嫌がっているのだろうなと思います。
ここで登校拒否になったり退学することは簡単ですが、まだ諦めたくありません。明日からも頑張るためのアドバイスをください。
特許申請用の研究なら秘密保持があるから論文での発表はしないため、成果にならないという理解でいいんでしょうか？
私も外部大学から大学院へ進学しましたが、幸い学科内の先生方、担当教授の人柄がよく苦労はありましたが修了できました。マスターとドクターは違うかもしれませんが、ドクターなら論文執筆においても他研究室の先生とのコミュニケーションが必要と思います。他研究室の教授などに相談されてはいかがでしょうか？
ドクター取得のために必要な文献掲載はどのくらいかにもよりますけど。
どのみち、在学中の成果のみで大学などに就職するのは難しい(投稿論文数が足りない)ので、今の仕事が今後の飯のたねになると思えば意味は見いだせますよ。きっと。
特許は申請後もかなり時間がかかります。追加試験なども膨大です。提携してる企業や研究機関があるなら、卒業後はそちらへ進むことも可能と思いますし、特許取得後は論文も書き放題なのではないでしょうか？
先の楽しみにしてもいいと思います。研究者としての人生を長い目で見ればしんどい課題ほど旨味はおおきいですよ。
©2024 秋山孝
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