パパがいた頃の話

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匿名
2013/07/13 20:26(更新日時)

私の家は裕福ではなかった。
父親の仕事は時代と共に仕事が減っていき、その仕事一筋でやってきた父が解雇されたのは私が高校を卒業して県外へ看護の専門学校へ通っているときだった。
私は寮に住んでいたし、教育ローンを借りていたし、バイトもしていたから1人で暮らすくらいなら余裕だった。

しかし家には母親と高校を卒業して働きはじめたばかりの妹もいる。

母親は日勤の仕事から夜勤に変わり、妹も月11万の給料からかなりの額を家にいれていた。

専門学校を卒業し、晴れて看護師となった私は病院で働きながらもスナックでバイトをした。

そこで出会ったのが悠パパでした。