18歳
あたしの18歳
恋愛はまだ『恋』だった勝手気ままな『ごっこ』
あの時のあなたの気持ちも知らないで…
自己中なあたしはただ自分自身の未来だけを見た
今はもう昔…高校生の未熟な恋愛
⚠卑猥な表現があります。不快に思われる方、読むに相応しくない年齢の方は自主的にロムを避け控えて下さい。
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高校3年生の夏休み
友達とサービスエリアのレストランでバイトに勤しんでいた。
あたしは毎日楽しくて。
早く働きたい、大人になりたいと思っていた。
進学は考えていなかった。
親の束縛が厳しかったから早く家を出たかった。
18歳の浅はかな考え。
働く事に対して甘い希望しか持っていない世間知らずで脳天気なあたし。
でも、毎日が楽しかった。
恵一とはこれまで話したこともなかった。
切れ長の一重の目はあたしのタイプだった。
身長も高くあたしとは少なくとも15センチ以上の差はあった。
積極的に話すタイプじゃ無さそうで愛想笑いをする感じでもない。
あたしが好きになるタイプ。
輪を乱すことはなく盛り上げるでもなくただその場にいる感じ。
あたしは話すきっかけを探していた。
その日はとっても忙しかった。
休憩もまともに取れなさそうな雰囲気に主任が気を利かして、やや早い時間から交代で休憩を取るよう皆を促した。
あたしは一番最後でいいからと、15時頃休憩の予定を入れ戦場と化したホールへ急いだ。
客足も落ち着きはじめ時計を見るともう16時になるところだった。
『休憩いってきまぁす』
主任や周りのパートさんが「おそくなってゴメンね!ゆっくりしといで!」と大量のお菓子や飲み物をくれた。
休憩室に着くとさすがに誰もいなかったので足を伸ばして
『う~ん・・・・・・!!!!』
と思いっきり声を出してノビた。
ガチャ!!
そう。こういうときってお決まり。
誰か入ってくるもんなんだよ・・・・
そう思って『お疲れ様です!』と言いながら振り向くと・・・
これもお決まりなんだよ・・・・。
恵一だった。
「あ・・・・・お疲れ様です」
『お・・・・お疲れ様です』
気まずい空気が流れ、あたしの苦手な雰囲気に飲まれそうになる。
そうなるとあたしはペチャクチャと自分から話してしまうウザイ奴と化す。
『今から休憩遅いね』
「あ・・・俺いつもこのくらいの時間で・・・」
『そうなんだ。あたしは』
「いつももっと早い時間ですよね?」
『う・・うん。よく知ってるね』
「はい・・・前から少し気になってて・・・話したいと思ってたから・・・」
『あ・・・そうか。ありがとう嬉しいや(笑)』
自分でも拍子抜けするほど恵一はストレートだった。
ビックリした。
と同時に勘違いまでしてしまいそうだった。
『あたしも話したいなって思ってたよ』
「そうなんですか?嬉いっす・・・・」
『なんであたしと?煩かった??』
「いや。いつも元気な人だなって思って。俺こんなだし目立たないから羨ましくて」
『はは!元気だけだよ。これからもよろしくね!!』
「こちらこそ・・・・あ、夏休みって何してますか?」
『え?バイト』
「ですよね(笑)」
『芳賀君は?』
「バイト」
『だよね(笑)』
「苗字で呼ばれるのなんかちょっと・・・それ以外なら好きに呼んで下さい」
『そか。じゃぁあたしのことも好きに呼んでね。あと敬語はいいから』
「じゃ・・・・凛って呼んでいいですか?」
『え?なんで?あたしの名前のどこにも凛って付かないよ?』
「俺らバイト仲間では凛として元気だよねって事から凛さんって勝手に呼んでたんで・・・・」
『凛として・・・・・よくわかんないけどイイヨ!』
「すいません。でもいい意味なんで!」
『うん、ははは』
凛として元気ってなんだ・・・・あたしの中に未だに残る不思議アダナ。
そんなこと初めて言われた。でも嬉しかった。
「凛、市内に新しく水族館できたの知ってる?」
『そういえば出来たよね。恵一はもう行った?』
「まだ・・・・あの、一緒行ってみない?」
『ん・・・あたしと!?あれ?恵一彼女は?』
「そんな人いません!あ、いない!!」
『いい直した(笑)』
「や・・・敬語は今やめとかないと無理なんで・・・・」
『だよね。そっか彼女いるもんだと思ってた』
「いるように見える?凛は?」
『あたしもいない!だから夏休みはバイトさぁ・・・』
「一緒。じゃぁ休み合わせて行こうよ」
『楽しそうだね!あたし水族館大好きなんだ』
「うん!じゃぁ主任に休み申請しとく。決まったらまら連絡する!」
『恵一の休みが決まったらあたしも申請するね』
あれよあれよと言う間に水族館へ行く話がまとまった。
それがきっかけで、恵一とはよく話すようになり。
周りからは付き合ってんの❓とよく聞かれたり。
あたしは…恵一に好意があった…でも恵一は…
いまいち分からなかった。
今思うと、あたしどんだけ鈍感⁉と自分が信じられない。
何も思わない相手と水族館なんかに行きたがる男の子がいますか⁉
いないよ…(笑)
それすら気付かないあたしだから、これから始まる恵一との恋愛で色んな事に気付けないあたしだったんだ……
待ち合わせは恵一の自宅近くの最寄り駅。
あたしも自転車で10分位だった。
少し早目に着いたかな…
恵一ももう着いていた
『待った❓ゴメンね💦』
「全然。俺待ち合わせっていつもだいたい1番に来るタイプ」
『そか💦でもゴメンね💦』
「大丈夫、凛も遅刻した訳じゃないから謝らないで」
『うん!』
「じゃぁ行こうか」
『う…』
うん、と返事すると同時に恵一があたしの手を引く
手汗がバレちゃう💦
意外な恵一を毎日発見している
積極的なんだ…
付き合って……は、ないよな…
誰にでもこんなかな……
どういう意味だろう……
恵一は切符を買うまであたしの手を握っていた。
電車に乗るまで目を合わさずに話す恵一
あたしと恵一の身長差はあたしが恵一を見上げる位あった。
隣に手を繋いで並んで恵一を見るなんて思ってなかったから。
いつも真正面からしか見たことなかったから、こんなに身長差があるんだって初めて知った。
水族館には30分程で着き、チケットを購入し館内に入った
『キレイ…凄いね…』
「うん……水の中にいるみたいだね」
館内は夏休みということもありオープンしたての水族館は混みまくっていた。
真夏に水族館という涼しげな場所は最適で…
でもまだあれから繋いでいる手は、もう汗だくだった。
それは恵一も同じだった。
一通り水槽を見て回り、また見たいところはお昼を食べてからという事になった。
オープンテラスのカフェは家族連れと言うよりカップルが多く、海の上に足場を組み立てられたオーシャンビューのカフェだった。
頼んだ食べ物が出て来るまでの間、また二人で色んな話をして盛り上がる。
ふと…
会話が途切れ、恵一が口を開く
「凛、好き。俺と付き合って」
『ん⁉んん⁉』
「ずっと前からずっと気になってて💦どのタイミングで言おうか迷いまくって💦いきなり手繋いじゃうし💦ゴメンね💦テンパっちゃってダメだな…あ、また出直す💦忘れて💦ゴメン」
『あたしも。前からずっと気になってたよ。付き合って下さい』
「本当⁉」
ガタンっ‼と思い切り立ち上がりお冷やをこぼす恵一に大笑いするあたし。
「すみません」
と恥ずかしそうに店員に謝る恵一が愛しかった。
『恵一って意外と慌てん坊❓なんかもっとクールな感じだと思ってたから少し意外だよ』
「え💦クールじゃないよ全然」
『うん(笑)今わかった』
「ゴメン💦本当今もまだテンパり中で💦落ち着かない」
『大丈夫❓落ち着いて(笑)』
恵一がこんなにテンパってくれたおかげで逆にあたしは冷静だった。
思いがけないタイミングでの告白。
恵一の意外な一面。
不器用な恋愛。
ご飯を食べ終え、また館内に戻りイルカショーなど楽しみ、少しだけ海辺を散歩することになった。
「あの…さっきの付き合って下さいってあれ、本当に❓」
『今更(笑)うん。本当』
「本当⁉やたっ‼ありがとう凛‼ありがとう‼」
『ああ(笑)あたしの方こそ、って恵一まだテンパり中⁉』
「なんか信じられなくて💦」
『恵一が好きだよ…』
恥ずかしかったからうつむき目を合わさずにそう言った。
外は薄暗く海辺はムード満天だった。
ぐいっと引っ張られ恵一に抱きしめられた。
『ずっと…ずっと大事にする』
「あ、ありがとう恵一」
ぎこちないハグ。
その後のぎこちない初めてのキス。
軽く唇と唇を合わせるだけの初々しいキス。
恥ずかしくて恵一に抱き着いて抱きしめられて。
幸せなスタートだった
今年の夏休みは充実していた。
一応受験生でありながら進路はほぼ確定していたから。
バイトに恵一との時間に友達との時間・・・・忙しく毎日は過ぎた。
ある日、恵一と一緒にバイトを終え帰り道
「凛、今度さ、うち遊びに来ない??」
『え?いいの?お邪魔して。迷惑じゃない?』
「そんなことないよ。遊び来る?」
『うん!じゃぁお邪魔しようかな』
「明日は?」
『明日!?また急だねぇ。大丈夫なの?』
「大丈夫。来る?」
『うん。それじゃぁ少しだけ・・・』
「明日俺バイト休みだから、凛終わる時間に迎えに行くよ」
『分かった。15時に終わるからヨロシク』
「うん!分かった。緊張する(笑)」
『こっちの台詞なんだけど(笑)』
「じゃぁ明日!バイバイ!」
『うん!バイバイ!』
恵一はバイトが被る日や終わる時間が一緒だったりすると必ずあたしのうちの近くまで送ってくれた。
デートらしいデートは水族館以来していなかった。
近くの公園でいつまでも話すのがだいたいの日課になっていた。
あれからキスは何度かしても可愛らしいフレンチキスだった。
家に行く・・・・・
どう考えてもそうなる雰囲気は十分にあって・・・・。
何故か真っ先にどんな下着にしよう、むだ毛の処理しなきゃ、なんてそんなことばかりが次から次に不安になる。
恵一だけとは限らず、家族も在宅かもしれないのに・・・・。
でも重大なことだった。
軽く返事したものの内心、ドッキドキでたまらなかった。
恵一はどうか知らないが、あたしはセックスは初めてじゃなかった。
でも恵一と初めてそうなりそうな雰囲気に、あたしは一人気合十分な感じで。
そうなるとも限らないのに。
でも期待する何か。
恵一はどう思って誘ってるんだろう・・・・。
今こう書いているあのときより少し大人になった自分は
そんなの、ヤっちゃうに決まってんじゃん。
そう簡単に結びつく。
大人って、汚れるって、すれるって
まったく。
可愛い純情な少女だった時代があったのか・・・・・
あたしって奴は。
書きながらフェイドアウトして思う。
18歳のあたしが今現在の自分に一言。
もっと人の気持ちを読める、察しと思いやりを持った女性にせめて少しはなっといてよ。
客観的な自分のズレを発見するいい機会なんですね・・・。
当日、恵一の自宅近くのスーパー前で待ち合わせた。
あたしが着くと恵一はもう待っていた。
『ゴメンね💦待たせた⁉』
「大丈夫。母さんが買い物あるからって一緒に出たから早く着いたんだ」
『お母さんいるの⁉急にお邪魔して悪くない⁉』
「大丈夫。来ること知ってる」
『あ…あぁ、そうなんだ…』
「じゃ、行こっか」
そう言うと恵一はあたしの手を取り歩きだした。
どっかでお母さん見てんじゃないの⁉
お母さんいるのか…
気持ちは複雑だった。期待ハズレと緊張感。
このままどこか外に遊びに行こうよと言い出しそうになった
恵一の自宅に着いた。
シン……とした玄関。
『誰もいないの?』
「うん。母さん買い物してるし皆出掛けてる」
『そうなんだ』
ホッとしてすぐ、ドキッとした
恵一の顔が近かったから。
そのまま玄関で軽くキス。
軽いキスなのに溶けそうになった。
あたしの期待はどんどん膨らみ…ドキドキが止まらなかった。
「俺の部屋、2階。いこっか」
恵一はあたしと手をまだ繋いだまま自分の部屋に向かう。
恵一の部屋は広くて綺麗に片付けられていた。
「昨日頑張って掃除した」
とテレながら笑う。
『きれいだね。男の子の部屋じゃないみたい』
「…他の男の子の部屋行ったことあんだ……」
『へ⁉違うよ。うち弟二人いるからさ、えらい違いだなぁと思って』
「弟二人もいるんだ、知らなかった」
『恵一は?兄弟は?』
「妹が一人いるよ」
『そうなんだ、可愛い?』
「全然。生意気」
『はは、どこも一緒だね』
「うん…あ、楽にしてね。適当に座って」
『あ、ありがとう。恵一ジュディマリ好きなの?』
「うん!大好きなんだ、ユキ可愛くて声も曲も歌詞も全部好きなんだ」
『あたしも好きだよ。歌えないけど』
「いいよね!男なのにキモいって言われないか心配だったけど良かったぁ」
『なんで(笑)変なの(笑)』
笑顔だった恵一が急に真顔になる。
あたし変な事言っちゃった?
ん?
「凛…もう一回キスして」
『恵一どうしたの…?』
「凛が大好き…突然誘ったにもかかわらずうち来てくれてありがとう。」
『あたしこそ、急にお邪魔してゴメンね』
「凛、大好き…」
もたれていたベッドに押し付けられるように恵一からキスをされる。
軽いキスから舌がいやらしく絡むディープなキスに変わる…
恵一の手がぎこちなくあたしの胸を揉む…
『…ん……』
「凛…大好き…」
『アッ…恵一ちょっと待って…』
「凛…凛…」
『んん……』
恵一はさらに激しく胸を揉む…着ていたTシャツの下から手が入ってブラの上から揉んだり乳首をイジりだす…
『あっ……恵一…ちょっと…』
「凛……我慢出来ない…裸見たい…」
『…んっ…恥ずかしいょ…』
バッとTシャツが首までまくられ、ブラがあらわになった
「凛…大きなおっぱい…キレイ…」
『ヤダ💦恥ずかしい💦見ないで💦』
「ダメ…もっと見せて…」
そう言うとブラを外さずカップをずらした。
ぷるん、とおっぱいがあらわになる。
マジマジと見ながら恵一はあたしの胸をイジる。
『あっ…んん…恵一…』
次の瞬間
プチュッ❤
と、恵一の唇が乳首に吸い付いた。
『あんっ、んっ…あはっ…』
恵一の荒くなった息が胸に当たる。
片手では揉みながら、乳首に吸い付いたり舐めたり軽く噛んで転がされている…
乳首を弄ぶいやらしい音が響く
恵一の舌であたしの乳首はどんどんかたくなる
揉んでいた胸の方へ恵一の唇が近付く…
レロ……チュッ……
乳首を吸って舐める音がどんどん激しくなる
あたしは喘ぎ声が止まらなくなる
どんどんどんどん……
あ……これは……多分……
すごく濡れてる………
自分でも分かるくらい……
おっぱいが感じてしまうあたしは意識がフワフワして恵一の頭を抱きしめながら、夢中になっていた…
気持ちよすぎるよぉ……
『恵一…ヤバいょ…んっ……』
「んっ……はぁっ…凛…?何がヤバい…んっ…」
恵一はそう言うと乳首を甘噛みした
『あっ、あんっ…恵一…気持ちよすぎるよぉ…』
「本当…?凛のおっぱい凄くいやらしい……俺も我慢出来なくなってきた…そろそろヤバい……」
恵一は話しながらあたしのスカートに手を入れパンツの上から割れ目を撫でた…
「凛…パンツぐしょぐしょだ」
『やだ!恥ずかしいぃ…恵一もうやめて…』
「なんで?ヤダ?こんなに濡れてるのに?」
恵一の指がパンツの隙間から直に触れる…
「わ……凛……あぁ…凄ぃ…」
シン…とした部屋にはあたしの喘ぎ声とクチュ…というヤラシイ音、恵一の荒々しい息使い…
それらは全て、あたしたち二人を興奮させ、恵一の愛撫は更に激しくなる。
恵一の細く長い指があたしの中に入る…
『あっ…』
「凛、ヌルヌル…指が締め付けられてる…すごい…」
『あんっ、んっんっ…はぁっ』
恵一はあたしのパンツを片足だけ脱がせ、両足をゆっくり大きくM字に開いた。
「ヤラシイよ…すごくエロい…凛、舐めるよ…見てて…」
『ヤダ…恵一あたしもう…本当にヤバ…』
ジュルッ……クチュ…クチャ…
あたしが話し終わるのを待たずに恵一の舌はあたしのクリ..スを舐め始めた…
『あっっ……あんっ……』
大きくなる声も必死で抑える。
恵一はそれを見て、もっと我慢して悶える姿を見ようと卑猥に責める。
気持ちも高ぶりもう我慢出来そうにないや……
『恵一…もぉ…我慢できないよぉ……』
「いいよ…我慢しなくて。声聞かせて……」
『あっ……』
その時だった……
コンコン…
〔お兄ちゃん…?〕
あたしと恵一は慌てて離れ乱れた服を直す
『なに…?』
「妹…」
ヒソヒソと話す
「なんだよ!?」
恵一が不機嫌に返事をする。
〔お母さんがお茶入ったからってさ。下に取りにこいって〕
「あぁ、わかった」
……うつむいて笑いをこらえるあたしだけど恵一は焦りまくっている。またそれが可笑しくて
『あはははははははは!びっくりした!』
「ゴメン!凛💦タイミング悪すぎて笑えるね💦」
『ううん(笑)ドキドキした(笑)』
「お茶…取ってくる…凛…」
恵一の顔が近付いて来て軽くキスをする
「凛……続き……」
『恵一(笑)お茶(笑)』
「凛💦……待ってて…」
ぶつぶつ言いながらお茶を取りに部屋を出てった恵一の後ろ姿を見送り
パタン…
ドアが閉まった
『はぁ…………………』
密かに期待していたことはおきた。
気持ちは準備万端だったのに恵一の自宅ってこともあったのか…ソワソワして落ち着かない
『声……聞こえたかもな……』
急激に恥ずかしくなった
お茶を運んで恵一が階段を上がってくる足音がする…
伸ばしていた足を元に戻しキチンと座りなおす。
ガチャ……
ドアが開いた
〔どうも、こんにちは。恵一の母です…〕
『あっ…こ、こんにちは、お邪魔してます』
何何何⁉
恵一は⁉
え~💦
あたしの頭の中では様々な感情が入り乱れる。
バタン…
恵一の部屋に恵一の母親と二人きり…気まずさ全開にドアが閉まった…
気まずい………
先に口を開いたのは恵一の母親だった
〔恵一とはもう長いの?〕
『あ、いえ、まだ全然…』
〔そう。バイト先でもお世話になってるみたいね。ありがとうね〕
『いえ、こちらこそ』
〔恵一はあんなだから、あなたがしっかりした女性だと助かるわ〕
『…はい』
〔高校生らしいお付き合いをしてね、恵一の部屋にこもらないで天気もいいし、外でデートしてきたら?〕
ニコニコと笑いながら放たれる言葉に鋭く尖ったトゲがある。
女なのだ…そんなのわかる。
『…はい。突然お邪魔してすいませんでした…』
〔やだ、そんなつもりじゃないのよ?またいつでもいらっしゃいね?〕
『はい。ありがとうございます…』
そんなつもりって……
どんなつもりだよ………
入れ違いに恵一が部屋に入ってきた
「母さん何でいるの⁉」
〔何でって…ねぇ、ちょっとお話してただけよ?〕
「んじゃもう出てけよ…」
〔わかったわよ。じゃぁね〕
…パタン……
ドアがまた閉まり妙な緊張感が走る
「凛?何言われた?」
『別に……』
「嘘だろ、顔が不自然だよ」
『恵一、どっか遊びに行かない?天気いいしさ』
「凛?」
『ね?行こうよ!』
恵一があたしを引き寄せる。
「凛……俺、さっきの続きがしたい……」
そう言いながら恵一はあたしを抱き寄せ耳から首筋にかけキスをする
『ん……恵一、やめて…外、遊びに行こうよ』
恵一のキスは止まらず、あたしの口を塞ぐ。
胸を揉みながら激しいディープキス……
また……濡れちゃう……
「凛……」
抱き寄せられたまま、キスされたまま、上着をめくられブラがあらわになる
ブラを半分ずらし乳首が……
キスしていた恵一の唇はいつの間にか、あたしの乳首を吸っている…
恵一はわざとチュパチュパと音をたて乳首を刺激する…
乳首が感じてしまうあたしに気付いたみたいで……
かたくなった乳首を舌でチロチロと転がしながらまたチュパっと音をたて吸う。
繰り返し何度も何度も……
その刺激にあたしは意識が朦朧としだして……
『恵一………これ以上は本当にやめて……』
「止められない…んん…凛…俺のも舐めて…」
恵一の大きく膨らんだ股間に手を持って行かれ服の上からさするように撫でた
チャックを下ろして初めて見る恵一の……
かたく勃起していてピクピクと脈打っている…
直に握ると恵一から甘いため息のような声が漏れた…
「はぁっ……凛…舐めて…」
『恵一…でも…』
「お願い。もうすぐ出ちゃいそう…」
『ん……んぁ…』
唾液でヌルヌルにしながら根本までくわえこんだ…
「あぁぁ……凛んん……」
恵一の手があたしの髪を撫でる
一層激しく脈を打ち初めビクンビクンし始めた恵一の、おち・ち・。
くわえているのも苦しくて……
『んはぁ…、恵一…苦しいよ、おっきぃ…』
「じゃぁ舌使って。舐めて」
言われた通り、恵一のかたく勃起したモノを根本から亀頭にかけねっとり舐め上げる。
それを繰り返しながらシゴク。
イッて欲しい…
恵一の母親に、遠回しに、うちでセックスしないでね。
と言われたから。
恵一がイッたらこの家から出たかった。
『恵一…イッて…』
唾液でヌチャヌチャにしてリズミカルにシゴキながら亀頭をくわえて歯を立てないよう、舌でベロベロと刺激する。
「あぁぁぁぁ……凛‼」
ドクッ‼ドクッ‼と大きく脈を打ちはじめる。
「りん、りん、俺…イク…あぁ、イク‼」
出るまでさらに激しくシゴク。
ジュパジュパとする音が気持ちを絶頂に運ぶ……
ドクンッ‼
勢いよく恵一の熱い精子が飛び出す。
あたしはそれを口で受け止める…。
口の中に出される…なんて初めての経験だった。
人肌のヌルッとした何とも言えない味…
正直恵一を好きでも、吐き出したい程気持ち悪いものだった…
それでも飲み込むと、喉越し悪く口の中から消えた…
うがいしたい…
「凛…飲んでくれたの⁉大丈夫⁉」
『…うん…大丈夫だよ❤気持ちよかった?』
「うん…すっっごく気持ちよかった❤」
恵一はあたしを抱きしめながらまた胸を揉み始めた
「凛…次は、り」
『恵一!何か飲みたいな!』
恵一を遮るように話した。
「う、うん。何のむ?」
『コーラ飲みたい⤴』
「コーラ?買いに行かなきゃないな…」
『じゃぁ行こうよ‼』
「え…凛、でも……」
『ね?準備して行こうよ!』
「…う……うん。分かった、ちょっと待ってて」
恵一は部屋を出た。
あたしは身支度をし、恵一が戻るのを待った。
間もなく、恵一は着替えて現れた。
「凛、いける?」
『うん、大丈夫』
あたしと恵一は部屋を出た。
玄関で靴を履こうとしていたら奥の部屋から恵一の母親が顔を出した。
『あ…どうも、お邪魔しました…』
「え!?凛、戻って来ないの?」
『……』
〔もっとゆっくりして行けばいいのに、また遊びに来てね〕
白々しい……高校生ながらに傷付く。
分かっててわざと言う恵一の母親の顔を見ずにあたしは恵一より先に玄関を出た。
ムスッとした顔は隠していたつもりだった。
恵一が小走りであたしの隣に来て歩きながら尋ねる。
「凛、何言われたか話して」
『え!別に…何も…』
「な訳ないじゃん。もういいから話して」
『…ん。あたしが恵一の家に遊びに行ったの迷惑だったのかもね…早く外に出てって欲しかったみたい。そうは言われなかったけどニュアンス的に…』
「…………ゴメン」
『恵一は悪くないよ。あたしも突然お邪魔してゴメンね』
気まずくなった雰囲気を打破したのは恵一だった。
「凛、まだ早い時間だしさ、行きたいとこない?」
『う~ん……そうだな……』
「特に思い付かない?」
『パッと出ないな…』
「じゃぁ映画は?俺見たい映画あるの。付き合ってくんない?」
『……うん。いいよ』
あたしと恵一は映画を見ることにした。
まったくもってそんな気になれなかったが…
まぁいいか……あの部屋にいるよりマシか…
ただ…あたしの欲求不満は半端なく残った…
映画館に着き、ポップコーンや飲み物を買って席につく。
…寝ちゃいそうだ……
「凛、楽しみだね、俺前から見たくて、あ、始まった」
恵一は映画に集中しだした。
あたしは好きなジャンルじゃなかった。
とりあえず字幕を追うけどちっとも頭に入ってこない。
恵一がふとあたしの手を握る。
振り向くとニコッと微笑む恵一がいて…
あの家でのことはどうでもよくなった。
「凛、あのさ」
『ん?何?』
小声でヒソヒソと話すから聞こえず顔を近付けると、恵一があたしのこめかみにキスをした。
「うちでのこと、本当にごめんね。何言われたかは分からないけど、俺は凛が大好きだから」
恵一は優しかった。
あたしの様子を何となく気付いてくれてる、思いやってくれてる。
あたしは恵一と繋いでる手をギュッと握り、恵一にニコッと微笑み返した。
恵一も両手であたしの手を包んでくれた。
映画を見終わり、いつもの公園に行く。
外は薄暗くじき、日も沈む。
恵一は映画の話しを一人でしていた。あたしはそれを聞いて相槌を打っていた。
「今日はありがとうね、凛。俺に付き合わせちゃってごめん。俺は楽しかったけど…凛はヤな思いしたよな……本当ごめん」
少し顔に出ていたのかもしれない。
その前から恵一は気付いてはいたけど、家を出てから今までずっと、あたしに気を遣っていたことも知っていた。
『謝らないで。あたし楽しかったよ、ありがとう』
「凛……大好きだよ……」
ぎゅっと抱きしめられた……
ぎゅぅぅっと力が入る。
「け…恵一?くるし……」
『凛……大好き…』
「うん……あたしも好きだよ…でも…ちょっと苦しい…」
『凛…ここで……ダメ?』
「…ここで?…何…?」
よく聞こえなかった。
恵一の手がスルリとあたしの服の中に入り込み、ブラの上から胸を揉みだした。
辺りはとっぷりと日が暮れ空には星が無数に出ていた。
あたし達以外誰もいない公園で
…声が出ちゃう…
「ちょっとまっ…んっ……」
『凛…乳首たってるよ』
「エッチ…マジやめて…恵一…ちょっと……」
乳首を弄ぶ恵一の指先はイヤラシク動く。
コリコリと人差し指と親指で乳首を挟み優しく刺激する
「お願い…恵一……ここではやめて……ん……」
『…どこならいいの…?』
「…わかんない……でもここはヤダ……」
高校生の二人にはそうそうラブホにも行けないし、かと言ってお互いの家はもちろん家族がいるのだ…
「本当に……お願い、やめて……」
『…わかった…』
しゅん…とする恵一だった。なんだか悪い気がして仕方なかった。
「ゴメンね…?」
『ううん、俺もゴメン。』
「うん……」
すっ…と息を吸って恵一が
『今日は残念だけどまたね』
と笑ってあたしをギュッと抱きしめ
『送るよ、帰ろうか』
「うん。ありがとう」
手をつないで公園をあとにした
土日は学校が休み。
あたしと恵一はバイト先で知り合って、学校は違う学校に通っていた。恵一は男子校、あたしは共学だった。
恵一の心配は、あたしに他に好きな人が出来たりしないか。
大丈夫だって…って何度も話した。
大丈夫だって……
この言葉は信じる勇気がいる。あたしも今ならよく分かる。
夏休みは学校も休みだしバイトばかりの毎日で恵一ともほぼ毎日会えるから、その心配が減ると恵一は言っていた。
夏休みも間もなく終わりに近付き、バイトも土日だけになる。
あたしの学校はバイト禁止だから見付かるとマズイ。
生活指導の先生達の見回りもされるような場所だし堂々とバイトすることが出来ない為、あたしは恵一と同じレストランのバイトから売店へ場所を変わった
恵一は束縛するタイプじゃないけどヤキモチを妬く寂しがり屋タイプだった
バイトが終わると恵一はあたしが終わるまで待っていた。
二人でいつもの公園に行き、今度の土曜は動物園に行こうということになった
土曜日。
駅で待ち合わせして動物園の最寄の駅まで行く。
だいたい動物園に行く人達は車が多く電車で行く人はあまりいなかった。田舎だから動物園の最寄駅まで行くのに途中下車していく人ばかりで、車内は貸し切り状態。
あたしと恵一は向かい合った4人座れるボックスシートに隣同士に手を繋いで座っていた。
動物園に着いたらまずはキリンから見よう、あれしよう、これしたいって話してたのに恵一が急に黙ってジィッ…と見つめた
『うん❓どうしたの❓』
「凛楽しそうだなって思って」
『恵一楽しくない❓』
「楽しいよ、楽しそうな凛見てるとなお楽しい」
『そ❓ならよかった、着いたらね、いきなりキリンが』
話してる途中、恵一がいきなりキスをした。
ディープなキスに変わる。
車内は貸し切り。
乗って来る人はいない。
動物園まではまだ何駅もある。
『ちょっと…ん…』
「凛…今日はもう我慢は無理、出来ない…どうしたらいい?」
吐息まじりに耳元で囁く恵一の声にあたしはやられた
あたしと恵一は動物園の手前の駅で降り、生まれて初めてのラブホへ入った。
エッチしたい……
でもお互い初めてのラブホで、部屋を選ぶ気まずさ……
なんとか部屋も決めて3時間、休憩を選んだ…
部屋は3階。エレベーターに乗ると恵一はあたしを後ろから抱きしめ
「緊張する、でも嬉しい…」
そう言ってあたしの顎をクイッと上げチュッと軽くキスをした
「凛……たまんない……」
『ん……』
エレベーターは3階に着いた
恵一に手を引かれ部屋に入った
初めてのラブホの部屋の印象は『エロい』だった
あたしだけじゃなく、恵一も「エロい」と思ったらしい
薄暗い間接照明のムーディーな部屋に大きなベッドがあり、ガラスのテーブルと本皮の白い3人掛けのソファー、大人のおもちゃがスケルトンのケースにずらりと並んで値段が書かれている。
思わず
『ふわぁぁぁ………すごいねぇ、見たことないもの沢山…』
「凛、ベッドに照明調節出来るボタンがたくさんあるよ」
『本当だ…どれがどのボタンだろ…これは?』
ダイヤル式の照明調節を回しながら部屋を見渡した
恵一と目が合った…
あたしを抱き寄せ無言で強く抱きしめる…
あたしも恵一に抱き着いた…
恵一があたしの額にキスをする
少し顔をあげると、微笑む恵一の顔が近づいて唇にキスをする
激しくなるキスに息が荒くなる…
『恵一……』
恵一の手があたしのシャツのボタンを一つづつ外し始め、完全に脱がさずにブラの上から胸を揉みしだく
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