究極の復讐
幸せな家庭...
夫32歳 私30歳
結婚4年
子供無し
共働き
子供はほしいがなかなか出来ず
お互い支え合い協力しながら仲の良い夫婦
大好きな大好きな..
あの日までは....
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れな..落ち着け..
私はこの半年苦しみぬいてきた。
これ以上の苦しみなんてそうそうない..
ここで感情的になったら全てが無駄になる..
大丈夫..大丈夫..
自分に言い聞かせ気持ちを落ち着かせた。
3人の視線が私に向けられて、喋りだすのを待っている...
やっぱり私...
一度別れた方がいいと思うんです..
義父が口を開きかけたが、それを遮るように話しを続ける。
今のまま戻ってもお互いギクシャクするだけだと思うんです。
私自身一緒に居てもたかしさんを信じられず疑ってしまったり..責めてしまったり..傷つけたりしてしまうと思います..
私はこれ以上傷つきたくないし..またたかしさんを追い詰めたくもないんです..
私心が弱い..から..
今までのようにはやっていけません....
このまま生活をしてお互いが嫌いになってしまう前に離れるのもひとつの方法だとは思いませんか...?
私はゆっくりと3人を諭すように話した。
れなちゃん...
今は辛くても時間が解決するもんだよ。
...時間で解決する事もあればしない事もあると思うんです..
それにたかしさんは別れる気でも..相手の女性はどうなんですか?
私が知る限りではたかしさんとの結婚を望んでいるって聞いています...
夫の顔を見る。
ねぇ本当に別れるって話ししてる?
すんなり別れられるの?
私にはそうは思えないんだけど。
......
......
また無言...
相変わらず分かりやすい男...
目が泳いでるよ...
...ちゃんと決着つけるよな?
なったかし!
義父が横から割り込んできた。
夫と義父が決着つける云々の話しをひたすらしている..
私はそれを聞いてるふりをして聞き流す...
その時私の携帯のバイブがポケットの中で着信を告げた。
ちょっとすみません。
トイレでも行くように私は席を外しリビングを出た。
出た直後3人頭を寄せ何か小声で話しているであろう姿がドアの小窓から見えた...
携帯を開き掛かってきた相手を確認する。
来た...!!!
かけ直して来た..!
ダメだったと思っていただけにこのタイミングで掛けてきてくれた事に感謝の気持ちすら湧いてくる。
大きく深呼吸をして電話に出た...
もしもし..
あの...何件も着信残ってたんだけど誰ですか?
吉田理子さんですよね?
はぁ..そうですけど..
だから誰ですか?
初めまして..
私木村たかしの妻です。
えっ!.....
はっ!?
なんで私の携帯知ってんの.....?
.......
.......
たかしの携帯盗み見したんでしょ!
意味わからないんですけどっ!
何考えてるか分からないけど私達を別れさせようったってそうはいかないからね!!
....
今...夫と別れるか別れないか話し合いをしているところです..
話し合い?
話し合いの結果によっては元通り戻るかもしれませんが。
はぁ?
元通りって何言っ...
理子の話しを遮り私は話し出す。
今から家に来ませんか?
聞きたい事もあるし。
別に来たくないならそれはそれでかまいませんが。
夫と今後の2人の話しをするまでです。
まぁ来ても、私達は愛し合っているからあなたの入る隙間はないと思いますけどね!
鼻で笑うように言い理子を挑発する。
はぁ!?
何勘違いしてるの!!たかしはあなたに対して愛情はないの!!
私を愛しているの!
分かる?
理子はまんまと挑発に乗ってきた。
随分と自信がおありですね?
別に私は動じませんけど..
笑いながらそう答え理子のイライラをさらに増幅させる。
はぁ!?.....
たかしそこにいるんでしょ!?代わって!
どうして代わらないといけないんですか?
ところで?どうします?
来ないという事でよかったですか?
あなたの声聞いたらもう別に来てもらわなくていい気になってきました。
夫と2人でゆっくり話しますから!
何なの!?
何1人で喋って勝手に決めてんの!?
もう切りますね!
ちょっと待ちなさいよ!!私の話し終わってないでしょ!!
はぁ..
家分かりますよね?
もう話しがあるなら来てください。
あなたが来ても蚊帳の外でしょうけどね。
でも来るなら早く来ないと話し合いもう終わりますから。
たかしほんとはそこにいないんでしょ!?
まぁ勝手にそう思ってください。
駐車場の車見ればいるかいないか分かるんじゃないですか?
もう切りますね。
待ちなさ...
理子が喋り掛けた時私は電話を切った。
心臓のドキドキが止まらない...
想像以上に気が強く私も必死で勝ち気な対応をするのでいっぱいいっぱいだった...
理子は必ず来る..
私は今そう確信をしている...
夫は理子のどこが良かったのか...?
写真で見る限りではぽっちゃりして丸みがあって女性らしい印象は受けたけど、あのキツイ性格...
夫の前では全然違うのかもしれない..
でも今はそんな事考える時間はない..
結構長い事席を外している。
リビングをドア越しにこっそり覗くとまだ3人がヒソヒソ話しをしているのが見えた。
この様子だと私が戻ってくるのが少し遅い事など気にする余裕もないだろう。
ドアを開けリビングに戻ると3人はパッと体勢を戻した。
そして私はまた席に座った。
ほどなく
静かな部屋に音が鳴り響いた。
夫の携帯..
間違いなく理子だろう..
イスの下の方で携帯を開き確認している。
一瞬眉間にシワを寄せ携帯を切った。
しかしその数秒後..
また鳴り始めた。
義父が何かを察知したのか夫に言う。
たかし!話し合いの最中だ。電源を切りなさい。
あっ..うん...
携帯を切った後、夫は電源も切った。
私が席を外している間に3人でどう説得するかを考えていたであろう..
私は理子がくる事を確信している...
だからそれまで復讐を続行する。
3人の誰かが話し出す前に私は口を開いた。
お父さん、お母さん..
2人の気持ちは分かってるつもりです..
出来れば離婚などせず修復をしてほしいと思うのは親として当然の気持ちだと思います...
でも...先程も言いましたが...やっぱりこのまま夫婦を続ける事はできません。
不倫をされたという私の心の傷は...一生かけて大事にされたとしても決して消える事はないと思うんです。
お父さん..お母さん..
私の思い..分かって...
もらえませんか?
この4年..親のようにお茶飲み友達のように...本当に楽しい時を過ごしてきました...
実の息子が何よりも大切なのはもちろん分かります..
その気持ちの...
1割だけでも私の事..
考えてくれませんか..?
本当に大好きだった義両親。嫌いにはなりたくない。
私の思い伝わって..
ゆっくり立ち上がり私はタンスに向かう。
引き出しから袋を取り出し再びイスに座った。
そしてそれを夫に渡した
義父も義母も私の話しを聞き..さっきまでの勢いはなくなり寂しげな表情になっている。
夫は袋を開き中から取り出す。
通帳...?
私はその通帳を夫の手から取り残高が見えるようにテーブルに広げた...
3人共目を見開きその金額に驚いている..
共働き..社宅..自炊..
それに子無し..
4年以上の月日があればかなりの金額になる...
れな..これ貯めた..の?
将来..これを頭金に二世住宅にしたいって思ってた..
私度々家にお邪魔してたから..だったら一緒に暮らしたらいいって..
お父さんもお母さんも..
私も...その方が楽しいんじゃないかなって...
れな..ちゃん...
これは前々から本当に思っていた事..
でももう..その願いも叶えられないね。
このお金は2人のお金...折半にしたいと思ってるから..
ちょっ!ちょっと待ってくれよ!!
俺は別れるなんて了承した覚えはない!
そんな..勝手に..
なんなんだよ!!
父さんも母さんも..
なんか言ってやってくれよ!!
俺は別れる気なんてないから!絶対に!
........
........
2人共口を開かない..
義父も義母も自分達の未来も大きく変わった事に気付いたのかもしれない..
...何を言われても私の気持ちは変わらないから..
..出来れば..調停なんかにしたくないの..
れな~....
そんな事...言わないでくれよ...
私は目を瞑り顔を横に数回振った..
私..慰謝料は貰わなくてもいいと思っているの...
これから1人で生きて行くからお金はあって越したことはない..
でも私には仕事があるから1人だったらなんとでも生きて行けると思うの...
だから...その分..
お父さんとお母さんの将来をしっかり考えてほしいの..
このお金はちゃんと意味のある事に使ってもらいたい...
この半年でこの貯金とは別に私なりにお金は貯めてきた。
だから慰謝料を貰わなくても充分なお金はある...
それより慰謝料を請求しない事の方が私にとって意義がある...
れなちゃん..
そこまで..私達の事..
なんで..こんな事に..
れなちゃんと毎週お茶する事が..私達の今の楽しみだったのに..
お父さん..お母さん..
私が半年我慢してきたのは2人の事が気掛かりだったからって言いましたよね...
義母は声を出し泣き始め
義父は片手で顔を覆う..
これで...義両親は私に付いた..
夫は頭をぐしゃぐしゃっと力いっぱいかきむしる..
あ~もう..
どうしたらいいんだ..
夫がそう言った後..
しばし無言が続く...
そのタイミングで..
ピンポーン..
理子..ついに来た...
心臓の鼓動が早くなっていのがわかる。
夫と2年間不倫をしていた女と初めて対面をする...
3人共、こんな時間に..こんな時に誰?といった顔で首を傾げる..
私は立ち上がり玄関に向かった..
短い廊下がやけに長く感じる..
この時を待っていたのに...
玄関に着いた私は
目を瞑り...
気を落ち着かせ...
呼吸を整え..
扉を開けた...
ガチャ...
お互い目を合わせる..
この女が..理子..
私を睨みつけるように理子は言う...
さっきはどうも!勝手に電話切られたけど!
たかしいるんでしょ!上がってもいいかしら!
....どうぞ!
私は無表情でそう言ってのける..
靴を脱ぐ理子を見つめ私は考える..
写真ではほとんど横顔しか写ってなかった..
つけまつげに極太アイライン...
決して...綺麗とは言えない顔...
背が低くぽっちゃり..
派手な格好...
きつい性格...
私とは全然違う..
全然違うけど...
私この女と天秤に掛けられていたの..?
なんだか無性に情けなくなってくる...
廊下を歩き先にあるドアに手を掛け私はゆっくり開けた...
リビングに入った..
理子の姿を見た夫の顔が一瞬にして真っ白に変わった..
もぉう!たかし私来ちゃったよ~!
夫の横にこれでもかとくっつく..
なんなんだ..この猫なで声は..
さっき睨みつけ私に言った時とは別人のように甘ったるい声を出す..
義両親は口を半開きにし明らかに困惑している様子...
イスが足りなくなったので組み立てイスを持ってきて義両親の近くに置いて座った...
すると理子は義両親を鋭い目で睨めつけ腕を組み..
ど~も
ゆっくりと一言だけ発した..
その場の空気が一気に凍りつく...
私も一瞬...理解出来なかった..
何..考えてるのこの女..
夫の親に向かって..
...夫の親?
私は自分が座った位置をみて確信した..
理子はこの2人を私の親と勘違いしている..
私が義両親の真横に座ったからだ...
3人で夫を丸め込もうとしてるとでも思ったのだろう...
理子..あんた...
面白すぎる...
私はしばしこの状況を..
見守る事にした...
お...お前..
なんで...ここにいるんだよ..
か細い声で夫が言う...
義両親もさすがにこの女が夫の不倫相手だと理解しただろう...
義母はあからさまに眉間にシワを寄せ夫と理子を睨むように見ている。
え~だってこの人が来いっていうから!
私を指差し理子が言う。
そう言うだろうとは分かっていた。
別に隠す必要もない。
来たいなら来てくださいって言ったけどダメだった?
目を直視しそう言うと夫は顔を掻いたり手を掻いたり..ソワソワが止まらない..
理子さん..
あなた夫と別れる気はありますか?
そう尋ねると理子は夫の腕にぎゅっと抱きつくように...
私達は愛し合ってるの!誰にも邪魔なんてできないし別れるつもりもありませ~ん!
義父と義母はまさに唖然としている..
夫は...固まっている..
ほんと...
期待を裏切らないなぁ..
ぷっ...ぅ
思わず吹き出してしまいそれをごまかすように後ろを向いて咳き込んだ..
夫はこの状況でなんて答えるのか..
.....
理子さんはそう言ってるけど..
実際どうなの?
ちゃんと答えて!?
少し強めに問いただす。
いや..俺は..
....
沈黙...
理子が痺れを切らし喋りだす。
ねぇはっきり言ったらいいじゃない!
あのね~奥さん!
たかしはずっと私の傍に居たいって!私といると楽しいし癒されるっていつも言ってくれるの!
あ~...
ち....が..ぅ..
んっ何?
理子は夫の発した言葉が聞き取れず聞き返す。
義父は呆れているのか?
目を瞑り腕を組み、のけぞるようにその会話を聞いている。
理子さん....
分かってます?
...私達は結婚してるんです...
夫婦なんですよ!
......
....
夫は理子にそんな風に言っていたのか...
予想していた事だし..
分かっていた事だけど..
直接それを聞くと久しぶりに..あの時の感情が蘇ってくる..
もちろん結婚しているのはわかってるわよ!
でも結婚した後に本当に愛する運命の人に会う事だってあるじゃない!
先に結婚した人がそんなにえらいの?
私が先にたかしと出逢っていたら間違いなく結婚してるし!
....
そうか...
そんな考えを持っている人もいるんだ...
いや..理子だけじゃない
不倫をしている人は根本にその考えがあるのかもしれない...
..私が先に出逢っていたらって....
だからといってそれを正当化するなら婚姻制度なんてないほうがいい!
理子とは一生話しが合わないと改めて思う..
でも...ここまで不倫相手に思わせてしまったのは夫..
甘い言葉を言い続け..
30歳近い女をその気にさせて..
なのに夫は家庭に戻ろうとする..
ほんと...酷い男..
この2人との関わりを早く断ち切りたい..
心からそう思った...
↓
↓
今更ながら読み方は
理子=りこ☝です😉✨
それに3人で寄ってたかってたかしを責めるなんて!
しょうがない事もあるでしょ~!
もういい加減たかしの気持ちを尊重してあげたら~?
...
......
理子は夫から離婚を切り出し、それを私達親子が責め、阻止しようとしている...
と信じきっている..
私は義両親の方を見る..
お父さん..お母さん..
私..もういいですかね?
そう言うと義父が大きなため息をつきながら目を開ける...
たかし...
お前何考えてるんだ..?
あっちにもこっちにもいい顔して!
自分で責任をとれ!
もう知らん!
理子が眉間に少しシワを寄せ首を傾けている。
あれ?この2人奥さんの親じゃなかったの?
きっと必死に考えているところだろう...
私は改めて離婚届を夫の前に置き..
私と離婚してください!
そう言ってボールペンを差し出した..
いや..だ...
お..俺はれなと別れたくない...
顔を歪ませ今にも泣きそうになりながら片手で顔を覆う。
は..はぁ!?
何言って...
たかし奥さんと別れるって言ってたでしょ!
私と一緒になりたいって言ってくれてたじゃない!
なんなんだよ...そんな事..言ってない..
お前が別れろとか..色々言ってくるからただ頷いてただけだろ..?
なにそれ!!
たかし私の事を一番愛してるっていつも言ってたよね!?
なんで!!なんでそんな事言えるの!?
2人が言い争っている..
私はそれを客観的に見ている...
義両親は...
悲しみ..?呆れ..?..
なんとも言えない表情をしている..
どんな気持ちでそれを見ているのだろうか...
これ以上こじれると終わらないと思ったので2人が話しているのを遮り私は喋りだした...
たかしさん..
何度も言ってるけど私もう..離婚しか考えてないから..
それから理子さん..
大きな勘違いしてると思うけど..
離婚を切り出したのは私の方だから!
それにさっき3人でたかしを責めてとか言ってたけど、たかしさんが離婚を拒み続けてただけだし...
ここにいるのは...
たかしさんのご両親って分かってての発言なんですかね?
理子の顔が..えっ!!
と言っている..
その後額に片手をあてしかめた顔をしたまましばらく動かなくなった。
たかしさん..
.....書いて下さい..
........
........
調停...なんてしたくないでしょ..?
夫は義両親の方を助けを求めるような顔で見つめた...
たかし..
もう覚悟しなさい..
れなちゃんの気持ちが変わる事はない..
すべて...自分が招いた結果でしょ..
義母は怒りを抑えるように小さめの声で夫に言った。
あ~ぁぁ~
唸るように泣く夫..
誰も責めたりイライラをぶつける事もできない..
だって一番悪いのは本人なんだから..
しばらくした後..
顔をしかめ頭を腕で抱え込むようにテーブルに肘をついた。
そしてペンを取り小刻みに震える手で離婚届に記入をしていった。
書き終わると力無くペンをテーブルに置いた..というより落とした..
離婚届を手に取り封筒の中に戻す。
ありがとう...
一応..書いてくれた事にお礼を言う..
近々役所に提出します..
誰も返事はしない。
うつむいたまま...
重苦しい空気が流れる...
じゃあ....
話しも終わったので私..もう行きますね..
お父さん..お母さん..
今まで本当にお世話になりました。
人生を考えると短い付き合いでしたが..
お2人と過ごした楽しい日々は忘れません...
深々と頭を下げる..
れなちゃん..
私達の方こそ..
ありがとう...
息子のした事は私達の責任でもあるから..
本当に..
本当に...ごめん..なさ..い..
そんな!お母さんが謝らないでください..
ふざけないでよ!?もうなんなの!?
私1人バカみたいじゃない!!
私達が話している横から声が聞こえてくる。
理子が夫に責めより発狂している..
義父はまたため息をつきもう聞こえない振りをする...
れなちゃん..
もし良かったらまた..
家にお茶しにきて..
くれないかな...
少しの間無言になった。
.....
落ち着いたら...
またおじゃましますね。
そう微笑み答えると2人共半分泣きそうな顔で何度も頷いた。
横からは罵声が響く。
私は2人の元に近寄り立った状態で見おろした。
突然真横に立った私に多少驚いたのか2人共私の顔を見上げた。
話してるところ割って入ってごめんなさい...
たかちゃん...
最後にちょっといい?
隣の部屋に移動しようとしたが...
話しがあるならここで話して!!
今さらこそこそ2人で移動する必要ないでしょ!
理子に阻止された。
ピリピリしている理子をこれ以上刺激する事もないと思ったので、その場で夫と話しをする事にした。
義両親も私の方に耳を傾けている。
夫に......最後の言葉を残す...
結婚して4年半..
付き合ってる時を入れたら随分長い月日を過ごしてきたね..
心からたかちゃんを愛していたし...これからの長い人生..死ぬまで一緒にいるって信じて疑わなかった...
まさかこんな日がくるなんてね...
もうすぐ夫婦じゃなくなり他人になる..
......
......
こんな事があって..
過去の楽しかった事、
嬉しかった事..
想い出すべてがかき消されてしまったけど...
お世話になった事は感謝してるから...
今までありがとう..
さようなら...
あ~れ..な~...
声にならない声..
つい4時間前までは何も知らず幸せだった夫..
こんな急な展開に頭が混乱し夢であってほしい...夢なら早く醒めてほしいと願っているのかもしれない...
隣にいた理子は痺れを切らし私に向かって喋り出す。
はいはい!!
もう離婚して他人になるんでしょ!!
え~そうですけど..
..今私は夫と話しをしているのでちょっと黙っててもらえますか?
なっ!!
離婚した後に2人がそのまま付き合おうが私にはもう関係ありません..
ただあなた方2人が不貞を犯し..私やお互いの両親を傷つけた事は紛れもない事実..
その事はしっかり頭に刻み込んでください!
夫は顔面が蒼白になっている...
理子は私の言葉一つ一つにイラついているのが見てて分かる..
不倫をしている人は純粋に彼を愛している..と思っているから..
それを周りから不貞と言われる事が屈辱なのだろうと私は思っている..
私は夫の手を取り優しく握った。
たかちゃん...
....さようなら...
私の最後の温もり..2度と触れる事のできないこの温もりをしっかり覚えておいてちょうだい...
そう心で呟いた...
時間にして10秒くらい..
手を外そうとしたけど夫が離そうとしない。
もう一つの手で夫の手をゆっくり離した..
理子は下唇を噛み私に鋭い視線をむけている。
お父さんお母さん..
今後について話しがある時は電話します。
あとの事は...
私が加わって話す事ではないので4人で話してください。
私は荷物を持ち義両親に頭を下げた。
れ..れなちゃん...
こっちからも電話..
するからね...
義母が言ってきた事に対し私は一言「はい」とだけ答えた。
私がリビングのドアを開けると義両親が立ち上がった。
どうぞ座ってください。
見送りは必要ありません...
すかさずそう言うとゆっくり腰を下ろした。
夫は頭を下げたままもう動かない..
では....失礼します..
ガチャ...ン
真っ暗な廊下を玄関めがけて歩く。
終わった..終わった..
終わった...
張り詰めてた気持ちが緩み体中の力が抜けていくのが分かる。
玄関まであと少し..
長かった...
辛かった...
でも私に後悔はない..
苦しい半年だったけど自分なりに整理する事ができたし..私の思いを取り乱す事なくぶつけられたと思う...
今すべてが吹っ切れた感じで体は重いけど気分は良い。
私は前向きにそして強く生きていける!
そう確信した。
背中にある過去..
扉の先にある未来..
玄関にたどり着きその扉を開ける..
ガチャっ
まっすぐ前を向き後ろを振り返る事なく私は歩き出した..
車に乗り込み母親に電話を掛けた。
1コールですぐ出たからちょっとびっくりしたけど、それだけ心配して携帯を片時も離さず握っていたのだろう..
私は話し合いの内容を伝えた。
れなからか!?
大丈夫か!?
横から父親の声が聞こえてくる。
あ~2人共娘の私を心配してるんだな..
改めて親のありがたみを感じる..
ある程度は電話で伝えたけど詳しくは会って話す事になった。
電話を切る時..
お父さんもお母さんも安心して眠ってね。
私は全然大丈夫だから!
うまく話し合いもできたし今はほんと気持ちもスッキリしてるからね。
うんうん..
そうね...良かった..
安心したのかちょっと泣きそうな声になってるのが電話越しからでも分かる..
お父さんお母さん..
ありがとう..
心配たくさんかけちゃったね...
近々家に行くから..待っててね。
そう伝え電話を切った。
約束通り次はひろきに電話を掛けた。
プル..
れな!大丈夫か!?
早!!!
ここにも1人..
両親同様に心配してくれていた人がいた..
さっきと同じように話し合いの内容を話す...
ひろきはうんうんと相づちをうちながら静かに聞いてくれた。
一通り話し終わると..
そうか..頑張ったな!
れなの元気そうな声聞いて少し安心した。
なんか吹っ切れた感じが伝わってくるよ。
色々迷惑かけたけど..
ここまで自分を保てたのはひろきのおかげだと思ってる..
ありがとね..
その後少し話しをした。
近くに車を止め電話が掛かってくるのを待ってくれていた。
きっと今2人の距離はほんの数分で着くところだろう..
でも私は会わないと決めている。
会ったら少なからず甘えてしまうから..
まずは自分でしっかり..
地に足をつけて生きて行こう...
また落ち着いたらランチでも行こうねと約束し、わざわざ来てくれた事、今までの感謝...何度もお礼を言い電話を切った。
さぁ..
新しい我が家に帰るか..
結婚生活を過ごしたマンションを最後に見上げ..
車を走らせた..
その後は何かと忙しかった。
新しい生活に離婚の手続き..
実家にも行った。
もちろん仕事もある..
友達にも報告した。
事の始まりはさっちゃんから聞いた一言..
キャリアウーマン風の人と歩いていたよ..
実際は全然違った..
きっとその人は本当に職場の仲間だったのかもしれない..
でも結果的には不倫をしていた..
もしさっちゃんが何も言わなかったら今も何も知らず平穏に暮らしていたのだろうか..
でもそんな嘘の平穏は無意味で必要はない..
今新しい人生を歩みだし本当に良かったって心から思える...
1日1日を懸命に生きた...
あんな辛い思いしたからちょっとやそっとじゃ動じない。
そしてあれから5年の月日が流れた..
夫..いや元夫は私と離婚が成立した後..ほどなくして理子と結婚をした。
あの日私が帰った後どんな話し合いがあったかは分からない..
離婚をして1人寂しくなった元夫と..
近々30歳になり私への意地と結婚の焦りがある理子..
周りの人の事を無視すればすぐ結婚してもなんら不思議ではない..
見てろよ!私がたかしと幸せな家庭を築いてみせる!
とでも思ったのか..
それがきっかけで元夫と義両親には大きな溝ができ疎遠になったらしい..
義両親とは連絡をちょくちょく取り合っていた。
離婚した直後2人して私に頭を下げ慰謝料として300万円を渡してきた。
義両親にしたらそれが息子の償いと思ったかもしれない..
私は受け取りを丁重にお断りをして2人の未来の為に使ってくださいと伝えた。
あんなに明るかったのに..暗くそして随分とやつれていた..
私の知っている2人の面影はない..
その夜私は元夫の弟に初めて電話を掛けた..
掛けた時ちょっとビックリしていたけど私も久しぶりだから緊張しながら話しをした。
離婚のある程度の内容は知っていた。
今回の事で義両親が落ち込み..やつれきっている事を伝え今まで以上に気に掛けてほしいとお願いをした。
その半年後..
県外で働いていた弟は会社に移動の希望を出し彼女と一緒に地元に帰ってきた。
彼女はとても素直でれなちゃんみたいに優しいと義母は電話で嬉しそうに話しをしていた。
その後結婚した2人には子供も出来て、義両親は孫をとても可愛がっている。
暗くやつれていた2人も今では以前の明るさを取り戻し幸せに暮らしている。
元夫と理子は結婚後も同じところで暮らし始めた..
なぜ同じ所に住むのか?
社宅マンションで安い家賃で住める為なのか...
私と住んでいた時に使っていた家電、家具、ソファやカーテンあらゆる物を処分し新しく買い揃えたらしい。
理子は私の触れている物すべてを消し去りたかったのだろう..
そんな大掛かりな家具、家電の処分搬入をすれば当然社宅マンションに住む奥さん達の目に止まる..
たまに集まってはお茶をして、交流を深め仲良くしていた。
本当は挨拶するべきだったけど理由が理由だけにそのままになってしまった..
突然私がいなくなり知らない女が住みだして..
さぞ不思議に思っただろう...
その事で不倫していた事も会社中に知れ渡った。
元夫は会社で陰でこそこそと噂になり孤立する事になった。
理子は夫を持つ妻の立場である奥さん達の反感を当然受けマンションでも浮いた存在になった。
この事は偶然街で会った奥さんに色々聞かされた。
私に連絡したかったけど何て話せばいいのか分からずモヤモヤしていたらしい..
自分の事じゃないのに元夫と理子に対してイライラを爆発させひたすら喋っていた。
それからも度々連絡してきては近況を知らせてきた。
理子..あなたはどんな結婚生活を夢見ていたのかしら?..
もう気付いた?
元夫は家事をほとんど手伝わないの..
共働きなのに...
服は脱ぎっぱなし電気は付けっぱなし..
夕飯は麺類、粉物はご飯じゃないって嫌がる..
服は必ずアイロン..
自分はなにもしないわりに部屋が散らかるのを嫌がる...
年賀状、残暑見舞い
お歳暮..全て相手任せ..
それをしてもらうのが当たり前だと思っているようだから特に感謝を口にする事もない..
不倫中はお互い良いとこしか見なくていい..
デートして食事してセックスして...
甘い蜜を吸っているだけ..
元夫..理子との結婚生活はどう?
あなたの基準は私なの。
特に最後の半年私が散々甘やかしてやったから何もしないのが当たり前になってるでしょ。
共働きで何もしないって..多数の女性がそれを許すって思っている訳..?
ましては気の強い理子..
手伝いもしない..
文句、我が儘を言う..
感謝もしない..
それがまかり通るはずもない..
マンションの奥さんが興味本位で私に電話をしてくる。
今日も怒鳴りあってる声が聞こえてきたの!やら
元夫の顔がやつれてる
など....
元夫は思うのだろうか..
れなは何も言わなくてもしてくれた..と
離婚成立後、夫からたまに電話が掛かってきていた。
れな..元気してるか?..
か細い声で聞いてくる。
私は元気にしてるよ。
たかしさんは?
風邪なんか引いてない?
最近肌寒いからね。
ちゃんと重ね着しないとダメだよ。
電話が掛かってくる度優しい口調であたかもあなたの事が心配なのよ的な受け答えをした。
でもあえてたかちゃんとは言わない。
一線を置き元夫に取り戻す事のできない距離があると認識させる為..
私は女より男の方が何倍も未練がましいと思っている。
過去に別れた彼女がもしかしたら今でも俺の事を想っているかも..なんて勘違いしている男は結構いると思う。
女は新しい恋にまっしぐらで過去の彼氏を思い出す事はあっても未練はあまりない...
私は徹底して良い妻を演じた。
マンションの奥さんにも元夫の同僚にも愛想良く接して誰からも良い奥さんねって言われていた。
理子は私を越える事はできない。
いつでもどこでも私と比べられ、この呪縛から逃れる事なくこの先生活をしていく。
さて..結婚生活はいつまで続くかしら..
元夫は..私が優しい受け答えする度、理子と日々言い争いをする度...一生後悔し自分の過ちを悔いながら生きていくだろう..
未練がましく..
責め立てない..
慰謝料も請求しない
優しく気遣う..
罵倒しあい憎しみながら離婚に至ればあんな女と別れて良かったと前向きにさせてしまう..
そんな事はさせない..
だって私の究極の復讐は死ぬまで後悔させる事...
過去はどんどん美化される...
過去になった私に勝る人はいないのだから...
5年経った今..
理子は夜な夜な家を出ては真夜中、明け方に帰ってくるのをマンションの奥さん達が見ている..
きっとまた同じ事を繰り返しているのだろう...
元夫は過去の私と同じ立場になり今何を思うのだろうか..
そして私は...
ある昼下がり..
公園のベンチに座り暖かい日差しの中一点を見つめる。
マ..マ~
おぼつかないよちよち歩きで私のところに向かってくる。
ゆなちゃ~ん!
両手を差し出し愛しい我が子を抱きかかえた。
あ~やっぱりママには勝てないか。
砂場から服をはたきながら近づいて来る。
ゆなちゃん。パパが拗ねてますよ~。
言葉はまだ理解してないけどニコニコとあどけない笑顔を私に向けてくれる。
離婚後はがむしゃらに仕事を頑張った。
その中で私をいつも支えてくれて..悩んでる時は的確に答えをくれ...嬉しい時は一緒に喜んでくれたひろき。
友達からかけがえのない人に変わっていくのを日々感じていた。
離婚して2年半経った時
プロポーズをされた。
突然の事でびっくりした私は..
付き合ってないのにどうして...?
そう問いかけると
俺はれなを20年近く見てきた。怒ったり泣いたり笑ったり喜んだり....
付き合うという概念は必要ないくらいれなを知っている。
昔...どん底の俺を助けてくれた..
あんな辛い事があったれなを俺なりに守っていきたいと思ったんだ..
それはただの恩とか情じゃなく...
1人の女性として..
あの..その..
愛しているから..
顔を真っ赤にしながらひろきは答えた。
なんだか泣けてくる。
こんな純粋で優しい人..
他にはいない..
離婚して私は一生独身になるかもと覚悟はしていた。
だからひろきのプロポーズに女としての感覚が蘇り素直にドキドキもしたし嬉しかった。
でも..元夫に私なりの復讐を遂げスッキリした反面..自分がどれだけ執念深く醜い人間かというのも気付かされた...
人を信じすぎると痛い目に合う..
表向きは誰とでも仲良く接しているけど心の中ではいつか裏切られるかも...そんな考えが常に支配していた。
裏切られた過去のトラウマは決して消える事はないのだろう...
そして例えひろきと一緒になったとしても私はいつも...
疑い..探り..責め立て
不安になったり八つ当たりしてしまうんじゃないか..
そのように想像する事しかできなかった..
そしてその事を隠さず伝えた。
ひろきの事さえ心から信じられない..
その事でいつか深く傷つけてしまうかもしれない...
ひろきは私を見つめ静かに聞いている。
かけがえのない人だからこそこれ以上近づきすぎない方がいい...
失ってしまう事の方が辛いから...
沈黙.....
これでいい..
バツイチの執念深く醜い女より...
ひろきにはもっともっと良い人がいる。
復讐を考える時点で私に幸せになる資格なんてない...
自分の中で何度も言い聞かせた。
はは、相変わらず!
考えに考え、先の事まで考えぬいて..
予想に近い事言うんだもんな~..
やっぱり俺はれなの事良く分かってるよ!
笑いながら話す。
俺に辛い思いさせるとか傷つけるとかそんな事考える必要はないんだ。
全てを理解した上で俺自身がれなを必要としているし..
これからの人生を一緒に生きて行きたいんだ..
...れなを不安にさせたり寂しい思いさせたりしない。
一生大事にする!
....って言ってもそんな言葉を信用できなくなってるんだよな..
...
...
...
俺を疑ってもいい..
探ってもいい..
今は信じられなくてもいい...
お互いじいちゃんばあちゃんになった時に...一緒になって良かったって思ってもらえればそれだけで満足だから!
それぐらい大事にする!
力強い言葉で私の目をそらす事なくしっかり見つめていた..
ポタポタと涙が溢れる..
言葉にならない..
頭をポンポンぐしゃぐしゃと撫でられた。
とても心地良く体中が安心感で満たされているのがわかる。
こんな気持ち何年ぶりだろう...
ずっと..傍にいたい..
そして私が幸せにしてあげたい..
こんな醜い私だけど..
それでも残りの人生をこの人と一緒に歩んでいきたい..
ひろき..ありがとう..
私も..愛してるよ..
優しく抱き寄せられる。
温かい....
....俺と結婚してくれますか?
はい...
ぷっあはは....
あははは...
なんだか照れくさい..
2人で顔を見合わせ笑いあった。
20年来の友達から夫婦になる..
初めてキスした時はうぶな乙女か!と突っ込みたくなるくらい照れてドキドキした..
この歳になってこんな気持ちになるとは思ってなかったな。
数日後お互いの両親に挨拶に行った。
私の両親は相手がひろきだと知り泣いて喜んだ。
ひろきの両親も私で良かったと喜んでくれた。
バツイチだから申し訳なく思っていたけど、祝福してくれるんだ...
心から感謝をした。
そして沖縄に行き2人っきりで式を挙げた。
真っ白な教会。青い空と果てしなく続く海。
れな綺麗だよ。
ありがとう..
この日を一生忘れない..
一生....
...れな..れな..!!
えっ..
ぼ~としちゃって何考えてたの?
笑いながら私の顔を覗き込む。
な、何って別に~。
ほんと~?時折ニヤニヤしてたよ~。
ふふ..思い出し笑いしてたの。
今度教えてあげるね!
あれっ?ゆなは?
ここにいるよ。
ひろきの横の方で砂をいじって遊んでいる。
ゆな~おいで。
娘を抱き上げ膝に座らせた。
重たくなったね。子供の成長は本当に早い。
おでこを撫でプルプルのほっぺにキスをする。
ひろきは私の肩に手を回し親子3人しばしポカポカの日差しの中ゆったりとした時間を過ごした。
さぁ!買い物に行こう。
今日の夕食は何?
ひろきの大好きなカツカレーにしようかな~。
やった!
ひろきはゆなを抱き上げ肩車にして手で足を支えた。
肩車が大好きなゆなはきゃっきゃとはしゃいでいる。
私はひろきの腕に手を回し一緒に歩き出した。
心地良い日差しの中イチョウの葉がヒラヒラと舞っている。
幸せ...ってこういう事なんだな。
一度はどん底まで堕ち、明るい未来なんて想像する事も出来なかった。
人生はやり直せる。
ありきたりな言葉だけど本当にその通りだなと思う。
そして今となってはあの試練があったからこそ...
この幸せがあるのだと感謝すらしている。
今まで当たり前だと思っていた事..
ごく平凡な日常..
全てが大切に思える。
自分が親になり両親の有り難み、愛情深さを改めて感じている。
失って気付く事もある..
でも失ってしまったものは戻ってはこない..
だから私は今の幸せにあぐらをかかず、感謝の気持ちや相手を思いやる気持ちを持ってこの先を生きて行こうと思う。
ねぇ、今度の休み動物園に行かない?
あ~いいね!
ゆなも喜ぶよ。
じゃあ決まり!
私張り切ってお弁当作るね。
お互い微笑む。
人生何が起こるか分からない。でもやり直す事はできる。
私は愛する夫と娘..
この家族を守り幸せにする事を誓い残りの人生を歩んでいくことだろう..
私を傷つける誰かが現れ...再び復讐をする事がない事を願いながら...
ー完ー
長い間読んで頂きありがとうございました🙇
約5ヶ月続いた小説も完結しちょっと寂しい反面、最後まで書けた事に関してはほっとしております😃
感想スレにて、小説が完結したらその質問に答えますとお伝えしていましたので改めてスレを立てたいと思っております✨
今まで究極の復讐を読んで頂き本当にありがとうございました😊
れな✨
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