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人から鬼畜へと…

レス113 HIT数 16003 あ+ あ-

美鶴( ♀ 6hgq1 )
10/04/05 21:40(更新日時)

過去ログ『不倫?詐欺?愛が遠い』のスレ主です。
事実を知った あの日からたった4ヶ月。
人から鬼畜へと変わる時間は 僅かだと知りました。

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No.1224397 10/01/17 20:37(スレ作成日時)

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No.1 10/01/17 20:46
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

選択権は私にあった。
彼がどんなに 言い訳しようと 謝ろうと 懇願しようと 断固拒否を貫く事だって 出来たはずだ。
あれほどの苦しみを受けて 私はそうしなければならなかった。
誰の為にも 別れなければならなかった。
なのに…。
私は 彼を受け入れた。
そして、自ら 馬鹿な道へと 足を踏み入れた。
もう… 引き返せない。

No.2 10/01/17 20:56
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

私以外の不倫をしている人達が どんな思いを胸に秘めているのか 知るよしもない。
読んで字の如く 不道徳な倫理から外れた行為。
今まで不倫に興味もなかった。
何故 不倫がいけない事なのか 考えた事もなかった。
でも 今なら分かる。
難しい理由なんていらない。
私はもう私じゃない。
不倫は人を鬼に変える。

No.3 10/01/17 21:06
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

彼の奥様が 実は生きていたと知った時、奥様の気持ちを考えた。
愛して信じている 伴侶が 他に女を求め 自分は死んだ事にされている。
こんな 残酷な事実を知ったら 心が壊れてしまうだろう。
そう思って胸が痛かった。
今も 同じ事を思う。
なのに もう 心は痛まない。
麻痺してしまった。
人では なくなっているのだろうと ぼんやり思う。

No.4 10/01/17 21:22
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

許して欲しいと 彼は言った。
彼を許すのは 私なのか奥様なのか それすら私には分からない。
誓約書なるものを 彼は書いた。
私の全てを守ると書いてあった。
生活も守ってくれるそうだ。
奥様からも守ってくれるそうだ。
文法的にもおかしいし、印鑑もないね。
こんなものは 無効だよ。
だいたい 奥様にじゃなく 愛人に誓約書?
なんだろね、それ…。
それでも私は 黙っていた。
何もかも 分からなかったから。

No.5 10/01/17 21:30
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

何故 別れなかったのか。
それすら 分からないんだよ。
愛してたから…?
うん。そうだね。それは 勿論そうだね。
でも 本当に一途に その気持ちだけ?
分からない…。
もしかしたら 私は私を これだけ痛めつけた彼に復讐したかったのかな?でも、どうやって?
別にこれと言って手段があった訳じゃない。変だよね。
自分の事なのに 本当に分からないんだよ。
きっと 人じゃないからだね…。

No.6 10/01/17 21:41
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

受け入れたから 何もかも元通り。
んな訳ないね。
信頼関係が根こそぎ無いのに 何を築いて行くんだろう…。
しかも 他人の旦那と…。
不毛って この事だ。
土台なんて 何にもない。
毎日 自虐的な気分だよ。

No.7 10/01/17 21:55
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

自分が鬼畜だと 感じた事。
奥様のお母様が亡くなったと聞いた。
私の反応。
『だから?』
だって そうでしょう?
亡くなったと思ってた 奥さんが生きていて そのお母さんが亡くなったって聞いたからってどうしろと?
お悔やみの言葉でも 言えっての?
あぁ、そうかと思った。こーゆー事なんだと実感した。
こうやって 人間らしい気持ちが 失われていく。
これが 不倫なんだと。

No.8 10/01/17 22:07
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

それでも なにもかも忘れて楽しい日もあるんだよ。
私は その瞬間に しがみついてるのかな?
ほらね、やっぱり 分からないや…。
でも 確実に分かってる事が 1つだけある。
今も 彼は たくさんの嘘をつき続けてる。
私を 怒らせない為。
機嫌を損ねて 面倒な事にならない為。
嘘を嘘だと 見分けがつくようになった。
自慢にならない 情けない話。

No.9 10/01/17 22:23
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

いっそのことバレてしまえ と時たま思う。
私は その時の彼が見たい。
奥様の前で嘘を並べ 私の前でも嘘を重ね 二人揃った私達の前で 彼はどんな嘘を披露するのだろう。
考えただけで 笑いが込み上げて来る。
でも 奥様を苦悩に引き込むのは 本意じゃない。
私は 彼を困らせたい。
窮地に追い込みたい。
例え それで 私が罰せられても。
これも 愛情なのだろうか…。

No.10 10/01/17 22:34
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

X'masには ○ィトンのバックと服を買ってもらった。
別に頼んだ訳じゃない。
女だものね。特にブランドに興味が無くても 頂ければ そりゃあ 嬉しいよ。
大事にしようと思うよ。
3日前の誕生日にも たくさんのプレゼントをもらった。
でも… ビリビリに引き裂いて ぐちゃぐちゃに足で踏み潰したくなる。
なんでか 分からない。
こんなものっ!って気分になる。
実際は 勿体ないもの。そんな事しないけど…。

No.11 10/01/17 22:49
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

一昨年のX'masには 「子供達が待ってるんだから 私は大丈夫だよ。」そう心から 言った自分を思い出す。
そして、そんな自分にはらわたが煮えくり返る。
なんて 間抜けな私。
だけど 思いやりがあった過去の私。
去年は いっさいがっさい無視してた。
まるでX'masなんか 日本にはないように。
彼は 私のところへ やってきた。
嬉しい。でも それが逆に神経に触る。
私は 何がしたいんだろう。
どうしたいんだろう。
人じゃないから 考えたくない…。

No.12 10/01/17 23:25
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

騙されていた、全て嘘だった。
許すものかと思った。
重ねてきた 日々のどれをとっても 大事な積み重ねのつもりでいた。
それが 根底から 覆された時 死んでしまいたかった。
愛しさと憎しみの波にのまれて 呼吸さえままならない。
苦しくて 苦しくて 絶望しかなかった。
何度も会いにきた彼を 徹底無視した私の心は 破裂しそうだった。
『愛してるんだ 美鶴』 背中に声を何度聞いたか…。
私は 折れた。
自分の闘いに折れた。
一緒に地獄へ落ちようと思った。
あの決意に嘘はない。
だから 別れない。
それでも 付いて回るこの説明出来ない気持ちを もてあます。

No.13 10/01/17 23:44
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

本当に愛してると思う気持ちが 確かにある。
そして 殺してやりたいと思う気持ちが 同時に存在する。
奥様に死んで詫びろと思う。
1人で逝かせないから 安心して死ねと 心底思う日もある。
自分が恐ろしい。
救いは 私にそんな勇気は実際には無いからだ。
そして 救いようがないのは 私のこの気持ちを彼は露とも気付いていない。
もっと悲しい事に 彼の真意も 私は知らない…。

No.14 10/01/18 00:34
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

彼は嘘をつく時、多弁になる。
嘘をホントっぽくする為に また数々の嘘で固めようとする。
私は 時々考える。
私でも 容易に見抜ける彼のこの癖を 奥様が知らない訳がないと。
女は 男が思うほど 単純じゃない。
奥様は知っている。
知っていて 見逃している。
いつか 私は奥様から制裁を受けるであろう。
私は 知りたい。
この夫婦の 本当の姿を。
愛しあっていても 憎しみあっていても なんでもいい。
知らないよりは ずっといい。
でも 私から連絡を取る訳にはいかない。
理屈なんて無いけど そんな事はダメだと 理性の欠片が言っている。
不倫した時点で 道徳なんて放棄したくせに。

No.15 10/01/18 00:46
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

嘘だと感じた時点で 私は言葉を変える。
普段は「そうなんだ」って聞いているセリフを「そうなの?」と疑問系にする。
彼に気付いて欲しい。
私が嘘を見抜いてる事を 感じて欲しい。
まどろっこしいね。
「嘘でしょ?」って言った方が早いね。
彼の言葉の端々を探る癖がすっかり身に付いた。
そして 応酬のように 微妙な言葉で 責めている。
くだらない。だって、不倫だもん。
くだらないに決まってる…。

No.16 10/01/18 01:13
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

『愛してるよ』会うたび 彼は私を抱きしめて そう言う。
何も知らずに付き合っていた頃も 全て知った今も 変わらない。
「うん。私もだよ。」屈託もなく答えられたあの頃が懐かしい。
今は ただされるがまま。
声をだせば 責めてしまうのが分かってるから。
愛してるなら 何故離婚しないの? 子供が大きくなるまでなんて待てない。待っていたら 本当に離婚するの? そもそも 本当に私を愛してるの?
嘘ばかり ついてる彼が 本当の事など口にするはずかない。
それでも 抱きしめてくれる この手を離したくない。
矛盾の嵐。

No.17 10/01/18 15:02
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

相手からの愛情が 本物なのか 偽物なのか みんなどこで判断するのかな?
自分が本物だと思い込めば 例え偽りでも 嘘じゃなくなる。
でも そんなに単純な事かな?
愛や恋だけで 生きてる訳じゃない。
でも 私にとってそれは 大部分を占めてしまう。
騙されていたと知った時から 益々強くなった気がする。
愛情なのか 執着なのか 分からない。
愛情と執着に どんな違いがあるのかも 分からない。

No.18 10/01/18 15:29
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

思いもよらない 落とし穴に堕ちた時 這い上がる力を どれだけの人間が持っているのだろう。
自力で登る力を失い、頭上の穴を 眺めてる。
手を伸ばして すくい上げて欲しいと 他力本願になる。
そんな みっともない自分を恥じても もう自分では どうにもならない。
強くならなくちゃと 願えば みんな強くなれるのだろうか。
自分の弱さに理由を つけたいだけなのか。
光が見えない。

No.19 10/01/18 21:45
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

写メでしか 知らない子供たち。
私は彼らが愛しくて 仕方がなかった。
ママを亡くして パバは忙しく 二人で健気に頑張っていると 思い込んでた。
蓋を開ければ パバが不在がちなだけの 裕福な恵まれた子供たち。
喜ばしいね。でも 嬉しくない。
不幸なら 良かったのか。
断じて違う。
なのに 苦しい。
鬼畜だよ。
幸せが憎たらしい。
何故 こんな事になったの?
何故 他人の幸せが 痛いの?
罪もない 何も知らない 屈託のない子供に なんの責任もないのに。

No.20 10/01/18 21:56
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

私は 奥様でさえ愛してた。
口頭癌で 亡くなったと聞かされていた。
当時 下の子がまだ 小学1年生だったと。
幼い子供を残して 逝ってしまわなければ ならない彼女を強く思った。
そんな 自分が恥ずかしい。
穴があったら 入りたい。
私の気持ちは宙に浮いたまま。
どこにも 行き場がない。

No.21 10/01/18 22:09
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

全て彼が作り上げた 幻想の世界。
何もかもが 出鱈目であっても 私は その世界を信じて生きていた。
違ったんだよ、と 突然突き付けられても 何もかもが 夢の様。
夢なら 覚めれば 終わり。
私1人が いつまでも 夢と現実を 認識出来ずにいる。
胸を抑えていなければ 心が飛び出してきそうになる。
現実に蓋をしてしまいたい。

No.22 10/01/18 22:21
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

私は もう鬼だからと 自分に呟く。
不思議とラクになる。
自分の馬鹿な行為にも理由がつく。
愛してようが 憎んでようが それだって どうでもよくなる。
彼の家族? それが何?って思える。
みんな 不幸になれと 毒付く。
小さな幸せを いちいち神に感謝した事が どれだけ 馬鹿馬鹿しいか納得がいく。
人であることより、鬼であることが 心地いい。

No.23 10/01/18 22:41
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

そんな付き合いに意味あんの?
全てを知っている 友人に聞かれた事がある。
私は 黙っていた。
そうだよ、答えられなかった。でも、 逆に聞きたい。
じゃあ どんな付き合いなら 意味があるの?
結婚が前提なら?
お互いが深く 愛しあってるなら?
なんの障害もない事が?
なら・それは 永久に続くの?
努力と結果は 比例するの?
誰か 答えて。
誰か 教えて。
私は 間違ってる。
たぶん それだけは 誰もが 口を揃えるね。
それでもね、真剣だったんだよ。誰もが唖然とするかもしれないけど、今だって真剣なんだよ。
めちゃくちゃにしたい。
自分を? 彼を?
分かってないけど ふざけてる訳じゃないんだよ…。

No.24 10/01/19 14:22
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

誰かに強要された訳じゃない。
自分が戻ると決めた。
辛いとか 苦しいとか 口に出したら 見苦しいだろ。
彼を 責めるのも もうお門違いだろ。
だから黙る、ひたすら黙る。
黙秘とは 言いたくない事を言わない権利じゃないって知った。
言いたくても 言えないんだ。
言葉を使えば 自分を正当化したくなる。
他人のせいにしたくなる。
でも 本当は そうじゃないって 自分が一番分かってるから。
でも 全て私が悪いと 口にしたくない ささやかな抵抗、それが黙秘なんだね。

No.25 10/01/19 16:59
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

明るい未来があると信じてたあの頃。
幸福に包まれている時間は やっぱり幸福な色をしていたと思う。
あの日から、私を取り巻く世界の色が変わってしまった。
モノクロだね。ひどいもんだね。
世界は簡単に変わるんだね。
どん底にいるなら これ以上落ちようがないから まぁいいか…。
それって おみくじで大凶を引いた時の 慰めに似てるね…。

No.26 10/01/19 20:25
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

やめちゃえばいいと、自分で思う時がある。
すると 怒涛のように押し寄せる怒り。
彼をこのまま幸せな家庭に帰すものか。
お前だけ のうのうと 戻通りなんて 許さない。
そんなのは… 公平じゃない。
お前も苦しめ。いつか罰を受けろ。
私だけなんて…
私だけなんて そんなの 絶対許さない。
この感情は もはや愛とは呼べない気がする。
愛してるから これほど憎いのか。
答えは 何処にもない。

No.27 10/01/19 20:36
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

人は 結局似たもの同士で 惹き付け合うと いうね。
相手の家族を 重んじれば、別れて当然。
なのに 私はそうしない。
愛だか憎しみだか よく分からない自分の気持ちが最優先。
あはは。笑っちゃうね。
自己中な彼と ホントそっくりだ。
でも 違うと叫びたい。
私には理由があるんだと 地団駄踏んで 泣き喚きたい。
そんな屁理屈が 通らないと 知ってるから また黙秘。
なにもかも、最悪。

No.28 10/01/19 20:48
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

このままじゃ 友達もいなくなるかな。
たぶん みんな離れて行くね。
私を取り巻く人達に 彼が自ら 私と一緒になると 豪語してた。
今さら 何も報告したくない。
どんな顔して 何を話すの?
だから・黙秘 黙秘 黙秘。
みんな ごめん。
最近 おかしいって心配してくれてんのにね。
でも 話したくない。
話せない。
独りになりたくないのに 独りぼっち。
鬼畜のくせに 孤独が怖いなんて 馬鹿げてるね…。

No.29 10/01/29 00:27
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

相変わらず 嘘をつく。
奥様に 出て行って欲しいと言われたと 嘘をつく。
その嘘に どんなメリットがあると言うのか 私の頭では理解出来ない。
ホントに言われたのなら 出ればいい。
下の子が 高校に入ったら 離婚をすると話に決着がついたと言う。
成人したらと言う約束より 早まったね。
だから 私が喜ぶとでも?
私には 彼が分からない。
意図が理解出来ない。
私が馬鹿なのか。
彼が馬鹿なのか。
その 両方か…。

No.30 10/01/29 00:35
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

奥様には 付き合ってる彼氏がいると言う。
パソコンが大好きな奥様が 何年か前にネットで意気投合した彼氏。
世の中には いろんな夫婦がいるね。
愛がなくても 子供には罪がないものね。
でも 私はあなた達を軽蔑するよ。
奥様に罪を なすりつけて また嘘をついてるなら やっぱり軽蔑するよ。
どっちにしても 軽蔑してる。
そんな 彼と別れない自分を もっと軽蔑してるよ…。

No.31 10/01/29 00:43
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

別れたい。
でも 別れたいと思う気持ちより 別れたいと言う事によって 彼の気持ちを確かめたい自分がいるのかと思いあたる。
試す。そう 試してる。
簡単に 「はい」とは言わないだろう。
たくさんの言い訳と 泣き落としで 食い付いてくるだろう。
そして 少し 心が晴れる。
そんな くだらない打算がある気がする。
ホントに別れられれば、と思う気持ちに嘘はないのに 否定の言葉を期待してる。
汚い。私は汚い。
自分が 1番醜い。

No.32 10/01/29 00:49
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

不倫を容認した時 自分がどれほど 醜かったか 私はよく覚えてる。
私が望んだ訳じゃないと 自分を正当化した。
私じゃない。彼だ。全て彼が招いた種だと 彼に責任の全てを押し付けた。
理由が欲しかった。
傷ついた自分を擁護したかった。
可哀想な私であり続けたかった。
だって 自分が可愛いから…。

No.33 10/01/29 01:01
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

何故 人は 1人で生きていけないのか。
そんな 寂しい生き物に造った神の意図は何処にあるのか。
答えのない 答えを求めた時があった。
人は 寂しさゆえに 愛を知らなきゃ生きていけない。
それなのに いつまでも いつまでも ひとりぼっちを噛み締める。
だから いつも 何かを探してる。
探したって 永遠に見つからないものを。
不変な幸せなんて 存在しない。
そんなものがあるなら 人はみんな幸せだ。

No.34 10/01/29 01:08
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

人を創造したはずの神が いったい どんな救いを与えてくれるのか。
そもそも 神に何かをしてもらった人間なんて いるわけ?
宗教的な話だね。
だって 心から 助けを求め 祈り続けても 何も 奇跡はおこらなかったよ。
そして どん底だよ。
私に 正しい道を歩かせて下さいと祈ったよ。
あの時 泣きながら祈ったよ。
私が 負けませんようにと…。
背を向けたのは私?
神様だったよ…。

No.35 10/01/30 01:09
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

昨日から やたらと幼かった頃の自分を思い出す。
学校の帰り道 ランドセルを放り出して 四葉のクローバーを探した。
つめくさので花冠を、頭にかぶった。
小人や妖精を 花の中 風の中に 捜した。
穏やかな春。きらめく夏の日々。
明日もあさっても 幸せな 今日の続きだと信じてた。
いつまでも子供のままではいられない。
大人になる代価に 魔法や夢を支払ったのだろうか。

No.36 10/01/30 01:28
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

日曜学校のクリスマス。
生誕劇で村人の役を演じた。
マリア様に憧れたけど まだ幼すぎたから。
「あっちへいけ。わたしの宿屋に空き部屋はない」
今でも覚えてる たった一言のセリフ。
あはは。意地悪だね。
大好きな教会だった。
聖堂と呼ぶには あまりにも貧相で 牧師様の家に繋がった ほったて小屋みたいな建物だった。
それでも 小さな窓の何枚かには ステンドグラスがはめられていた。
射し込む光に淡く浮き出るそれは 子供の私には ダイヤモンドより美しく輝いていた。

No.37 10/01/30 01:36
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

古ぼけた床は 歩くとキシキシ音がしたけど しっかりと磨き込まれてた。
正面には十字架。
意味など知りもしない御言葉を唱えた。
願わくは 我をかくれたる トガより 解き放ちたまえ。
願わくは…
願わくは…
願わくは…。

穢れを知らなかった 遠い夢。

No.38 10/01/30 01:56
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

神はいない。
もし、いたとしても 神が愛してるのは 良い人間だけ。
罪人は救われない。
人間なんて もともと罪深くできてんのにね。
関係ない。私 鬼畜だから。
あぁ 何故か 鬼子母神なんてのいたね。
自分の大勢の子供たちに 食事を与える為 人間の子を拐って与えた。
仏は怒って 鬼の子供を1人隠した。
鬼は たいそう悲しんだ。
そうして 自分の罪に気付き 自らも仏となる。
それが鬼子母神。
すごいね。子供の為なら 母は鬼にも仏にもなれるんだ…。
だから 世の中の妻が勝つのかな。
理屈じゃないね。守るべきものを 持つ女が高尚なのは 当たり前の事なんだね。

No.39 10/02/08 17:49
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

3日ほど前 彼の会社に比較的近い シティホテルに泊まった。
早朝 4時半に彼を見送り 再びベッドへ潜り込んだ。
彼のぬくもりの残る 温かいシーツに 身体を委ねると、ほんのり心も暖まる。
2度寝の後 ご機嫌で目覚めた私は 朝食を取りに部屋を出た。
何気なく 座ったテーブルの隣の席には 奥様方4、5人が 賑やかな朝食を取っていた。
クロワッサンをちぎる私の耳に嫌でも 会話が聞こえてくる。

No.40 10/02/08 17:55
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

「残業 残業って このご時世 ほとんどがサービス残業じゃない。金にもならない残業なんて するんじゃないって言ってやったわよ」
「うちもそうよ。給料は減る一方なのに 帰りは相変わらず遅いの」
「残業って言えばいいと思って ホントは何やってるんだか 分かりゃしない」
「早く 帰ってもらっても困るけどね」
そして 爆笑。
何が そんなに面白いのか 私には分からない。

No.41 10/02/08 18:00
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

話は どんどん飛躍する。
誰々の家のご主人の 稼ぎは良くて ルックスもいい。
取り替えたいくらいだ。
結婚する相手を間違えた。
子供がいなけりゃ離婚だ。
どんなに我慢してるか 分かっていない。
機会があれば 素敵な彼が欲しい。
おしゃべりは えげつないくらい 続いている。

No.42 10/02/08 18:08
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

人の会話の全てが 本当の事だと思うほど 馬鹿じゃない。
家庭の不満話をしてる方が 自慢するより 人間関係をスムーズにさせる事もあるだろう。
冗談で 辛口な事を言っている方が 楽しい事も認める。
でも 私は耳を塞ぎたい。
『私みたいな女が現れて ご主人を下さいと言ったら あなた方 のし付けてくれるの?』
叫びたくなる。
これは 八つ当たりだ。
そんな事 分かってる。
でも 私が欲しくて たまらないものを 全て手に入れてる あなた方は これ以上何が欲しいの?
文句しかないなら さっさと離婚してよ。
あたしに ちょーだいよ!!

No.43 10/02/08 18:17
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

コーヒーに 手もつけず 私は立ち上がり まるで逃げるように ラウンジを後にする。
私は餓えてる。心が渇き切ってる。
他愛もない主婦の おしゃべりに こんなに反応する自分が 腹ただしい。
そうだ。認めよう。
私は結婚したいのだ。
結婚出来ない自分が 悔しいのだ。
私が持ってる キャリアなんぞ いくらでも 代替えができるものだ。
しがみついてる訳じゃない。私は、とっとと捨てたいのに それが出来ないだけだ。

No.44 10/02/08 18:33
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

あそこで声高らかに、旦那の悪口を言えるのは それを許された女性なのだ。
自分に属した男を どう罵ろうが 彼女たちの勝手だ。
その権利を 持っているのだから!
例え 聞くに耐えない悪口でも 選ばれた女の特権なのだ。
そして 選ばれない私は 卑屈に逃げ出すしか道がない。
鏡の中の自分を見る。
もう若くない女が こちらを見ている。
知らない女のようだ。
物欲しげな顔をした みっともない女が そこにいる。
これが 私だ…。

No.45 10/02/08 22:53
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

「解放されたいよね」と 彼女たちは言っていた。
子供たちから。夫から。家庭から。
束の間の夢なんだろう。
自由が少ないのだろう。
気持ちは 想像する事ができる。
でも 本当に自由になると言う事は 孤独と隣り合わせだと言う事を 彼女らは知らない。
ひとりで本を読み 酒を飲み 自分と対話する。
苦しい時に自分をなだめ、ダメな自分を叱りとばし、自分の世界を持って 自分をコントロールする。
他人の力を必要以上に借りない女になるには ひとりぼっちで耐え抜く強さがなくては いけない。

No.46 10/02/08 23:05
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

その点、私は自由だ。
自分の稼ぎで 自分の家を持ち 自分の好きな車に乗る。
好きな時に旅行に行き、好きな服を買う。
でも だから?いったい、それがどれほどのもの?
私は 庇護されたい。
私ではない 力強い声で 大丈夫だよと安心させて欲しい。
1人じゃないよと 抱きしめて欲しい。
ひとりぼっちの冷たいベッドではなく、温かい体温を隣に感じたい。
自由なんて いらない。
欲しい人にあげる。
私は 愛する人との “生活”が欲しい。

No.47 10/02/09 00:03
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

いくら彼が私を死ぬほど愛してると 抱きしめようと、お前だけが生き甲斐だと跪こうと 結局 1番大事な命綱は しっかり妻の手に握られている。
彼が、どんな言い訳をしたところで 『結婚』という厳粛な式典のもとで 社会的に認められた妻という称号は 私のものでは有り得ない。
たった1枚の紙切れが 責任と言う重い約束の全て。
結婚がしたいなら 彼とは 別れなくてはならない。
でも 私が結婚したい相手は 別の男性じゃなく 彼自身なのだ。

No.48 10/02/09 00:10
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

なにがなんでも 彼が欲しいなら 突き進めばいい。
それなのに 彼の家族を思うと 私は手も足も出なくなる。
結局 私の思いが中途半端なのか。
鬼なら鬼らしく 闘えと 呟いてみても 家族には なんの非もない。
不安定にゆらゆら揺れる炎のように 私の気持ちは 定まらない。
玉砕するのが 怖いだけなのかも知れない…。

No.49 10/02/09 00:57
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

7、8ヶ月前の出来事を思い返す。
友人が ご主人の浮気で 取り乱していた。
どう答えていいか 分からず とりあえず言葉をかける。
「今 舞い上がってるだけじゃないの? 子供たちも いるんだし 頭冷えたら帰ってくるでしょ」
「もちろん、あの人は帰って来る。でも 私の為にじゃない!子供の為に! 旦那に相手にもされなくなった女房が どんなに惨めだか分かる?」
友人は 涙を隠す事なく 私に訴えた。
あの時は 自分が不倫してるなんて 知らなかったから 妻の座が脆く儚く見えた。
何故 自分の女房を こんなに追い詰める行動を取るのかと 男の身勝手さに 腹をたてた。
彼の奥様も こーやって 傷つくのか…。
妻とは なんだろう。
愛人とは なんだろう。
女とは なんだろう。

No.50 10/02/09 23:14
美鶴 ( ♀ 6hgq1 )

彼と付き合い始める前に、7年 共に暮らした男がいた。
良いところも悪いところも 知っていたと思う。
別れは突然訪れた。
「俺 親に孫見せたいし」
正直な気持ちだったのだと思う。
自然な事だと思う。
でも 私に子供が望めないのは 最初から知っていたじゃないか。
最初はそれで良いと思っても 途中で気が変わる事だって 勿論あるでしょう。
環境が許さない事も あるでしょう。
私は 一言も言い返せなかった。
たった一言も…。
どちらにも 言い分はある。
どちらが正しく どちらが間違っている訳でもない。
それでも 私が欠陥品だと告知された事を認めざるを得ない。

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