注目の話題: 誰からも愛されない; おばさんイジリされる職場; 初対面の人と仲良くなれません。

なっちゃんのわたあめ

レス0 HIT数 304 あ+ あ-

名無し
18/09/14 21:22(更新日時)

　「うふふ。ねっ。…でしょ」
　
　「うん、ほんとうだ、ほっぺたがマシュマロみたいだねえ。」
　
　「ふわふわしてて、おいしそう。」
　
　「ああおなかすいた、マシュマロたべたいなあ。」
　　
　なっちゃんがめをあけると、おふとんのそばで、わたあめがふたつ、ニコニコおしゃべりしていました。
　
　「わあ、たべないでよう。」
　
　なっちゃんは、あわててお昼寝からおきたらね。
　
　とたんにわたあめたちは、クスクスわらって、白いけいとだまのようにコロコロと、なっちゃんにじゃれついていいました。
　
　「はじめまして。」
　
　「わたしたちは、まっ白もふもふ、ふたごねこ。」
　
　「さっき、なっちゃんのママがわたしたちをこのおうちの子にしてくれたのよ。」
　　
　「なかよくしてね、いっぱいいっぱいあそんでね。」
　
　
　そういえば今日はママがおとなりから、かわいいこねこをもらってくれるって約束してくれたっけ。
　
　目がさめたなっちゃんは、言いました。
　
　「わたしはなっちゃん、かわいいかわいいおんなのこ。いっぺんに２匹とくらせてすごくうれしいな、よろしくね。」
　
　