注目の話題
私が悪いのですが、新入社員に腹が立ちます。
いじめなのか本当に息子が悪いのか
ひねくれてますか?

自分の好きな映画

レス11 HIT数 1685 あ+ あ-

社会人( GeZv1b )
15/07/27 01:05(更新日時)

映画好きなんですが、超大作映画よりも、CGをほとんど使わず、余計なものを排除した作品が好きです。
少し古い映画とか、モノクロの特有の画面の緊張感みたいなのが好きで、音楽や映像に影があって、監督の世界観のセンスが滲み出てるような映画を探しています。

今まで見て印象に残っているのは、フランスのジャンリュックゴダールと言う監督の「気狂いピエロ」を初めて見て、独特の色彩感にはっとするものを感じました。映像と同時に、使われている音楽もセットで耳に残るものがあります。
ゴダール作品はほとんど観ています。
内容はとりとめもなくめちゃくちゃだったりしますが、不思議と心地がよく、見入ってしまう魅力があります。

他には、賛否両論がわかれますが、ヴィンセントギャロと言う、俳優・演出家・監督・アーティストとして幅広い才能を持つ人の映画で、「ブラウンバニー」と言う作品が強い印象に残っています。

前半はロードムービーのようですが、最後に主人公が抱えていた深い悲しみを知ることになります。
ラストシーンがかなり問題となって、ひどく叩かれた過去もあったようですが、私は、残酷だとか、卑猥だとか感じるよりも、大切な人を失った「喪失」と言う深い悲しみを表現しようとした、ギャロの描写に込められた儚さ、人の無力さ、美しさを感じて感動して泣いてしまいました。

たぶん直接的に涙を誘おうとするものよりも、人の情が何か暴力であっても、不器用に描こうとしている作品が好きなんだと思います。

たぶんブラウンバニーについては共感してくれる人はいないかもしれませんが。

削ぎ落とされた映像、洗練された音楽をベースに、ストーリーにも監督独自の味が感じられるような映画はありますか?

皆さんが今まで見た中で印象に残っているもの何でもいいので、よろしければ御投稿ください。

長くなってすみません。

No.2057599 14/02/03 03:14(スレ作成日時)

投稿順
新着順
付箋

No.1 14/02/03 06:04
女子アナ大好き1 

映画好きって程でもないですが、深夜映画にハマってた時期がありました。
その頃に放送された深夜映画は何故か興味深いものが多かったもので。
今日は何だろう?と楽しみにしてたものです。

TAPSは見ましたか?
これがとても印象に残ってます。
面白いのか、と聞かれるとさほど面白くはないと答えてしまうけど…

No.2 14/02/04 20:34
芸人魂2 

怒りの葡萄
自転車泥棒
チップス先生さようなら

No.3 14/02/07 19:28
秋扇公主 ( WOEx1b )

>削ぎ落とされた映像、洗練された音楽をベースに、ストーリーにも監督独自の味

この要素からして香港の王家衛(ウォン・カーウァイ)監督の作品をお勧めします。

秀作・話題作揃いですが、ストーリーや人物同士の関連性からして興味深いのは以下の3作です。

まず、「欲望の翼」(原題『阿飛正傳』、1990年)

1960年代の香港。上海から香港に渡ってきた義母に育てられ、定職にも就かず、無軌道な生活を送る、張國榮(レスリー・チャン)演じる青年ヨディ。

コーラの売り子として働く蘇麗珍(スー・リーチェン)や義母が経営するナイトクラブの踊り子のミミと恋に落ちるものの、心に奥深い虚無を抱える彼は結局、どちらの女性とも捩れた物別れを迎える。

やがて、義母の口から実母がフィリピンにいることを告げられた彼は、単身現地に向かうものの、旅の途中でつまらない争い事に巻き込まれて命を落とす。

劇中でヨディがたびたび語る「死ぬ時に初めて地上に落ちてくる足のない鳥」とは他ならぬ彼自身であることを示すラストにドライな哀感が漂います。

次に、「花様年華」(原題同じ、2000年)

これも1960年代香港。

梁朝偉(トニー・レオン)演じる新聞記者の周(チャウ)は妻と共に移り住んだアパートで隣に夫と二人で暮らす蘇麗珍(スー・リーチェン)と知り合う(前作『欲望の翼』でヨディと恋に落ちたコーラの売り子と同一人物で、つまりは数年後の話です)。

やがて、互いの伴侶がどうやら不倫関係であることを察した周と蘇麗珍は苦悩を語り合う内に惹かれ合うものの、プラトニックな関係に留まる。

タイトルの「花様年華」とは「女性が最も美しい時期」を意味しており、苦悩するヒロイン蘇麗珍の成熟した美しさの比喩。

「欲望の翼」に引き続いて蘇麗珍を演じる張曼玉(マギー・チャン)のシーン毎に変わるチャイナドレスの華麗さが見物です。

それから、日本から木村拓哉が出演したことでも話題を呼んだ「2046」(原題同じ、2004年)。

前作「花様年華」で恋人の蘇麗珍と別れ、妻とも離婚した周は、行きずりの女性とも関係を持つ退廃的な生活を送っている。

パーティで昔の知り合いミミと出会うものの、ミミは「足のない小鳥」と名付けた若い恋人を連れており、周のことは曖昧にしか覚えていない
(ここで周とミミが語る、ミミの昔の恋人である『足のない鳥』とは、『欲望の翼』の主人公ヨディのことです)。

やがて、新しいアパートの部屋番号「2046」に移り住んだ周は、自らの私生活を反映させた近未来SF小説「2046」を書き始める。

なお、木村拓哉は、アパートの管理人の娘と恋に落ちる日本人サラリーマンと劇中小説「2046」の主人公の二役を演じています。

1960年代香港のどこかノスタルジックな街並みと劇中小説の近未来的な世界の対比が魅力的です。

No.4 14/02/07 19:30
アウディファン ( 30代 ♂ NDv11b )

ざくろの色って映画は衝撃受けた

No.5 14/02/07 19:43
秋扇公主 ( WOEx1b )

>> 4 セルゲイ・パラジャーノフ監督の「ざくろの色」(1969年)には私も鮮烈な印象を受けました。

18世紀のアルメニアの宮廷詩人サヤト・ノヴァの生涯を彼の詩をモノローグとして交えながら、幻想的な映像で表現した作品。

アジアとヨーロッパを融合した感のあるアルメニアの民族衣装や風俗描写も興味深いですが、青年時代の詩人やその恋人など男女5役を演じたソフィア・チアウレリの中性的な美しさが印象的です。彼女の風貌そのものがロシア正教のイコンを彷彿させます。

制約の多いソヴィエト連邦時代にこうした前衛的な作品が生み出された事実も衝撃的です。

No.6 14/02/07 20:47
アウディファン ( 30代 ♂ NDv11b )

>> 5 今観てもすごいんだから、当時の人はもっと衝撃的だったでしょうね

No.7 14/02/10 01:35
秋扇公主 ( WOEx1b )

>> 6 セルゲイ・パラジャーノフ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%95

上記のウィキペディアによると、映画「ざくろの色」は当初の形から検閲による一部削除を経て現在の形になったようです。

なお、削除されたシーンは現在では観ることが出来ないとのこと。

これ以外にも、監督のパラジャーノフはソ連当局による弾圧に抗しながら制作を続けた革新的な映像作家だったようですね。

「ざくろの色」から半世紀近く経った今、ロシアはソチ五輪で沸いていますが、本当の意味で民主的な国家になったかは疑問の余地がある気がします(だって、元KGBが紛うことなき国家元首ですもの……)。

No.8 14/02/10 15:04
アウディファン ( 30代 ♂ NDv11b )

>> 7 なんで検閲されたんですかね?

思想的な理由でしょうか??

No.9 14/02/11 07:14
秋扇公主 ( WOEx1b )

>> 8 旧ソ連のみならず、独裁体制に検閲は付き物です。
中国辺りは今もそうですね(シーンの削除はもちろん、酷い場合は結末まで変えられることもあります)。

思想統制もそうですが、制作当時の体制を批判していると判断されると弾圧の対象になります。

「ざくろの色」はブレジネフ政権の頃でしたが、スターリン時代に制作されたエイゼンシュテイン監督の「イワン雷帝」(1944~46年)も上映禁止になりました。
次々に敵対者を抹殺していくイワン雷帝の描写が、当時のスターリン政権そのものへの批判と捉えられたためです。

ただ、純粋に作品として観るとこちらも傑作です。

ニコライ・チェルカーソフが皇帝に即位した青年時代から老年期までの雷帝に扮し、理想に燃える青年皇帝が次第に老獪な権力者に転じていく過程を演じ切っています。

彼を取り巻く廷臣たちもある者は腹黒い権謀家、またある者は恐ろしいまでに忠実、そしてまたある者はひたすら時勢に流される、という風に書き分けられている点も興味深いです。

基本的にモノクロで一部だけカラーという異例の構成になっていますが、観終わった後に思い出すと、雷帝の混沌とした内面を視覚化したかのようにも思えます。

No.10 15/01/04 01:11
匿名さん10 ( ♀ )

洋画は、オードリーヘップバーンのローマの休日 かなり前の映画ですがアン王女がかわいかったです。あと、邦画ですが 内野聖陽、深津絵里主演のパソコン通信で出会う男女のラブストーリーハル。

No.11 15/07/27 01:05
匿名さん11 

裏窓、第三の男、大脱走はつい何度も観てしまいます。

投稿順
新着順
付箋
このスレに返信する

エンタメ掲示板のスレ一覧

芸能🎭エンタメ情報何でもOK❗ 芸能界の気になる話題をみんなで楽しく語りましょう。タレント🎤への誹謗中傷🤬やアンチ行為は禁です。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧