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No.49 19/03/28 23:40
メッテルニヒ=パレオロゴスAUT ( 40代 ♂ MLdWxe )
あ+あ-

≫48

🎶23P2段から始まる大カデンツァだが、まず24Pの2段目くらいまでは、自然に手の構造からfやffが弾きやすく出来ている。
24P2段目4小節辺りから、人によってはかなり弾きつらくなるだろう?
だが手の大きさが十分で技巧も十分あるなら、まだ問題でもない。
そして25P2段目のPrerto.からいよいよ難易度アップ。体力が足りない人はこの辺りで限界に来るかも!?

そして4段目のAllegro molto.からこの大カデンツァの醍醐味(難しさ)がマックスになる。

ここを苦しいからと言って、ただ機械的に全ての音をただ同じような音量で弾くのは単なるサーカス屋。
各小節に4つずつある高音部のメロディ部分と、低音部をハッキリ分け、メロディを壮大で悲壮感持って歌うのが真のヴィルトゥオーゾであり芸術家なのだ!
(例えばロシアのアシュケナージやベルマンはそれが出来ているが、中国のランラン等は凄まじい表情する割に、ここが遅いし全く芸術的に弾き分けていない)

この部分が更に次第に盛り上がり、遂に26P3段目からは大小の両カデンツァ共通になる。
大カデンツァを弾いてここまで来た人は、少しここで弾く音の数が減り圧力が減った感じを味わうが、しかしすぐに来るクライマックスの為に次第に再び音量が増え、飛ぶ音域も増えるので、余り気にならないハズ。

そして5段目a tempo.でクライマックスに達する。ここから27P2段目半ばまではfffであり、ラフマニノフ炸裂(笑)だ!
全力で弾く部分。

そして27P2段目から少しだけ引いて、3段目のffまで落ちる。
4段目の終わりまでが、いわゆるソロのカデンツァで、その後はピアノは装飾になりオーケストラがメロディを奏するわけだが、3段目から29P冒頭までの技巧に苦労するなら、残念ながらこの曲は向いていない。

ここは大カデンツァの余韻として、軽々余裕で退きながら、自ら雰囲気を味わう部分なのだ。

私も学生時代にはそれが出来ず、意外にここの余韻部分のパッセージで苦労と言うか、ここに集中せざる得なかった経験がある。

だがここはラフマニノフ3番としては、易しい部類に入る部分であるべきなのだ。

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