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No.452　12/07/04 15:06
フリードリヒ２世 ( ♂ t2kn1b ) あ+あ-

もう一人はブラームス。

彼は一生クララを慕い続けたが、まさかクララへの義理立てだけで、リストと対立したワケでも有るまい⁉

では何故だ？

一番の理由は、作風の相違だろう。

派手で革新的、しかも駄作でも平気で発表するリストに対して、ブラームスは渋く、保守的で、また推敲に推敲を重ね、完全に納得いく作品しか発表しなかった❗

まあリストは開放的で多少いい加減、ブラームスはこだわりぬくオタクでマニアだったワケか😄

また、２人のファーストコンタクトも、よくなかった😞

ブラームスはリストより、約２０年若い。

で、既に４０代の大音楽家リストのサロンに、おずおずと訪ねて行った２０歳のブラームスだったが…

リストは当時、長かったフランス生活からドイツに移りたてで、日常会話はフランス語だった❗

サロンでもフランス語。

片やハンブルクの貧民街出身のブラームスは、フランス語など出来ない。

で、只でさえ内気な彼、全く場の空気に馴染めず、自己アピールが上手く出来ず、ドジばかり踏んで、さすがの優しいリストも呆れかえってしまったらしい⁉

失意のブラームスを救ったのは、シューマンだった❗

だめもとで訪問したシューマン家で、ブラームスは暖かく迎えられ、シューマンは彼の天才を見抜き、様々な援助を惜しまなかった❗

また、夫人クララは、まあ音楽以外にも、若いブラームスと色々あったみたいで…

ともかく、後に巨匠と成ったブラームスは、リスト&ワーグナー派とは、対立した作風を貫く❗

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