美容院で髪を染めると髪が傷みにくいって本当?

美容院でのカラーが痛みづらい理由

カラー剤を使い分けている

美容院でのカラーは1剤と2剤という、色と色を浸透させるものを使い分けています。2剤の方が比較的強い為にダメージを与えやすいのですが、美容師は髪の痛み具合、色の入りづらい箇所などを見分けて、これらの薬品を使い分けているため、美容院で染めると痛んだ髪にダメージを蓄積しづらいのです。

カラーを入れる所を調整してくれる

美容院で髪を染める時、美容師は上手に染める箇所を調整してくれます。一度髪を染めていて、その上から再度カラーを入れる場合、新しく伸びて来た部分と染めた部分は痛み具合が異なります。もし、同じ色をいれる場合には、元から染まっている部分にはそこまで強く染める必要はないため、痛まない様に調整してくれるのです。

脱色を調整する事で痛みを軽減

最低限の脱色で痛みを抑える

髪を染める時に痛む原因となるのが脱色です。自宅で髪を染める時には上手に調整するのが難しいですが、美容院では脱色で髪を痛ませない様に、最低限の脱色を行ってくれます。痛まず再現性の高い色を実現出来るのがプロにお願いするカラーで、自宅で自分でするのは非常に難しい事です。

市販だと脱色を調整しづらい

脱色をすると髪が痛みますが、長い時間放置すればするほど色が抜けてくれる一方で、髪は痛んでいってしまいます。自宅ではその調整が難しく、脱色とカラーを定期的にしているとどんどんと髪を痛ませてしまいます。色の入った髪にさらに脱色して上塗りすると、さらに髪が痛む原因となります。

美容師の技術で髪の痛みを軽減

リタッチにより痛みを軽減

カラーをする時、髪の伸びて来た黒い部分だけカラーを入れる技術をリタッチといいます。そしてカラーの入っている部分には極力上塗りをしない方法です。自分でのカラーではこれが難しく、全体的にカラーを入れ直してしまう事がありますが、美容師というプロにお願いする事により、技術で髪の痛みを軽減出来るのです。

2タッチにより痛みを軽減

髪の根元が黒く、毛先に色が入っている場合、美容師は根元の黒い髪には脱色と染色を行って、綺麗に色を入れてくれます。そしてカラーが入り痛んでいる毛先には脱色を行わず、染色だけを行うために別の薬剤を作ってくれるのです。この2タッチと呼ばれる方法を使う事によって、髪の痛みを軽減しています。

美容院ではあらゆる技術や薬剤の使い分けで痛みを軽減してくれています。

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