美容クリニックのボトックスの効果

ボトックス

日本では1996年から医療用医薬品として、片側顔面痙攣などを一時的に抑える効果がある薬として認可が下りています。

さらに2012年にはワキガや多汗症に効果があると承認されました。

そして、ボツリヌストキシンには筋弛緩作用、つまり筋肉の動きを抑制する働きがあり、この働きを利用することにより表情ジワのような顔面の筋肉が原因でできたシワを目立たなくするために利用されるようになりました。

使用するためには講習を受ける必要がありますので、安全性を疑問視する必要はありません。

多汗症の治療に定評があるようです。

ボトックスの効果

ボトックスの効果として挙げることができるものは以下のものです。

  • 表情ジワとり
  • 多汗症・ワキガの抑制
  • 小顔治療
  • 痩身治療

これらの治療にボトックスは効果を発揮します。美容クリニックではボトックスを注射して使用しますが、市販でボトックスに似た成分のアルジルリンという成分を使った表情ジワとりの塗り薬も販売されています。

ボトックス注射

美容クリニックではボトックスを表情ジワとりのために、ボトックスを注射するという方法とります。

皮膚の弾力が加齢により低下した状態で同じ表情を繰り返しすることにより、浅いシワとなるのが表情ジワです。

ボトックス注射を打つことにより、表情筋の作用を抑え、筋肉の働きを鈍化させ、表情ジワを目立たなくさせます。ボトックス注射で目立たなくさせることのできるシワは表情ジワのような浅いシワだけです。

加齢により深く刻まれたシワには思った以上の効果は上げることができません。

多汗症とワキガへの効果

多汗症とワキガの原因は、汗を分泌する腺から大量の汗が分泌され、その分泌液を細菌が分解する際に発生する臭いが、ワキガの原因となります。

これらを予防するためには、汗を分泌させる腺の働きをつかさどる筋肉の働きを低下させ、腺から汗が分泌される働きを抑えます。

この方法もあくまで軽度の多汗症とワキガにしか効果を発揮しません。

小顔治療と痩身治療

ボトックスを注射しますと、筋肉を委縮させる働きがあります。この働きを利用して顔が大きく見える原因である「エラ」の部分を委縮させると顔が小さく見えるようになります。

ボトックスは一時的に小顔、部分痩せを実現させることができます。

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